JP3556584B2 - ケーブル保護カバー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、基台と、該基台に嵌着されるカバー体とから成って、両者の間に形成される収容空間にケーブルを収容して保護するケーブル保護カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、床面に配線されるケーブルを収容して保護するケーブル保護カバーとして、特開平10−80038号公報に記載されているものが知られている。この保護カバーは、床面に固定される基台と、該基台に嵌着されるカバー体とから成り、床面に固定された基台にケーブルを収容した後に、前記基台にカバー体を嵌着させることにより、保護カバー内にケーブルを収容して保護していた。
【0003】
しかしながら、ケーブルには巻癖等が付いており、基台にケーブルを収容しても、前記巻癖によって、基台からケーブルが飛び出てしまう不具合があり、ケーブルの飛出しを抑えながら、基台に対してケース本体を嵌着する作業は、極めて面倒であった。
【0004】
また、建築物の天井面に後付けで電気器具を取付けざるを得ないことがあり、この場合には、天井裏にケーブルを配線するには、天井板を切り欠く必要があるが、外観上等の理由で、これができない場合もある。よって、ケーブル保護カバーを使用して、天井面にケーブルを這わせざるを得ないのであるが、天井面に取付けるための保護カバーは、存在していなかった。そこで、床面等に使用される従来の保護カバーを天井面に取付けようとすると、基台に設けられたケーブル挿入口が下方を向いているために、基台に対するケーブルの収容時、及び基台に対するカバー体の嵌着時において、該ケーブルが落下してしまうので、ケーブルを押さえながら、上記各作業を行う必要があって、極めて作業性が悪かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記不具合に鑑み、基台にケーブルを収容した状態で、該ケーブルを仮保持できるようにして、天井面又は壁面に対しても取付可能なケーブル保護カバーの提供を課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するための請求項1の発明は、基台と、該基台に嵌着されるカバー体とから成るケーブル保護カバーであって、前記基台は、天井面に当接して固定される天井面当接部と、ケーブルを収容する収容空間を形成すべく、前記天井面当接部から該天井面当接部と対向するように延設された延設部と、前記収容空間内にケーブルを挿入するためのケーブル挿入口とを備え、前記延設部は、前記基台を天井面に固定した状態で、前記収容空間内に収容されたケーブルを保持して、該ケーブルの下方への落下を防止し得る落下防止機能を備え、前記基台の幅方向の両端に連設された側板部には、前記カバー体を係止状態で吊下可能な凹部が設けられていることを特徴としている。即ち、請求項1の発明に係るケーブル保護カバーは、天井面に使用されるものであって、天井面に固定された基台にケーブルを収容した後においても、前記延設部の落下防止機能によって、ケーブルが落下することはないので、基台に対するカバー体の嵌着作業を含めて、保護カバーを使用して天井面においてケーブルを収容保護する作業が容易となる。また、基台を天井面に固定する場合において、該基台の幅方向の一端部にカバー体を吊り下げておき、基台に対してケーブルを収容した後に、前記基台の幅方向の一端部に吊り下げられているカバー体を内側に回動させて、基台に対してカバー体を嵌着させられるので、天井面においてケーブルを保護カバー内に収容保護する作業が容易となる。
【0007】
【0008】
また、請求項2の発明に係るケーブル保護カバーは、天井面、床面、壁面のいずれにも使用されるものであって、請求項1の発明とほぼ同一構成において、前記延設部は、前記基台を天井面に固定した状態で、前記落下防止機能を備えていると共に、前記基台を床面又は壁面に固定した状態で、前記飛出防止機能を備えているために、天井面で使用した場合には、ケーブルの落下が防止されると共に、床面又は壁面で使用した場合には、ケーブルの飛出しが防止されるのに加え、基台の幅方向の両端に連設された側板部に係止状態で連結されているカバー体を回動させて、基台に嵌着できるため、壁面においてケーブルを 保護カバー内に収容保護する作業が容易となる。
【0009】
上記した延設部の落下防止機能、或いは飛出防止機能を実現する具体的手段としては、請求項3の発明のように、延設部は、左右一対で構成されて、各延設部の先端を収容空間内方に折り曲げて、該折曲げ部により、収容ケーブルの落下、或いは飛出しを防止するものがある。また、請求項4の発明のように、延設部は、左右一対で構成されて、各延設部が収容空間内方に変形された状態で、その間にケーブル挿入口が形成される構成にして、各延設部を収容空間内方に弾性変形させて、その間の挿入口からケーブルを収容空間内に挿入した後に、各延設部を原形状に復元させると、前記挿入口が閉じられて、収容ケーブルの落下、或いは飛出しが防止される。更に、請求項5の発明のように、延設部は、左右一対で構成されて、各延設部は、その基端から先端に向けて前記当接部との間隔が狭くなるように形成されていて、各延設部の先端の間にケーブル挿入口が形成された構成にすると、各延設部の傾斜自体によって、収容ケーブルの落下、或いは飛出しが防止される。
【0010】
また、請求項6の発明は、前記基台に前記カバー体が嵌着された状態において、前記延設部と前記カバー体とが当接する構成であるために、例えば、天井面に取付けて使用する場合には、カバー体の存在によって、延設部が下方に撓むのが防止される利点がある。また、請求項7の発明は、前記基台に前記カバー体が嵌着された状態において、前記延設部が前記カバー体を反当接部方向に押圧する構成であるために、この押圧力によって、基台とカバー体との嵌着力が高まる利点がある。
【0011】
また、請求項8の発明は、前記基台に、セパレータが取付可能なセパレータ取付部が形成されているために、セパレータの取付けが可能となって、収容空間内を二分でき、例えば強電用と弱電用との二種類のケーブルを収容する場合において、区分収容が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。図1は、本発明に係るケーブル保護カバーP1 を天井面W1 に使用してケーブルを収容保護した状態の斜視図であり、図2は、天井面W1 に固定した基台V1 にカバー体Lが吊り下げられた状態の斜視図であり、図3は、ケーブル保護カバーP1 を構成する基台V1 とカバー体Lとの分解斜視図であり、図4は、図2に示される状態の横断面図であり、図5は、図1に示される状態の横断面図である。図2ないし図4において、ケーブル保護カバーP1 は、天井面W1 に沿って配線されるケーブルCを保護するものであって、天井面W1 に固定される基台V1 と、該基台V1 に嵌着されるカバー体Lとで構成され、いずれも長尺状をした樹脂成形品である。
【0013】
また、前記基台V1 は、天井面W1 に当接状態で固定される平板状の当接板部1の幅方向の両端部に側板部2がそれぞれ一体に設けられ、更に、各側板部2の先端部に、前記当接板部1との間においてケーブルCの収容空間3を形成するための延設板部4が、前記当接板部1の幅方向の中心に向けてそれぞれ延設され、各延設板部4の先端部の間に開口が設けられて、該開口がケーブル挿入口5となった構成である。前記側板部2は、前記収容空間3の内方に入り込むことにより、その外側に凹部6が形成され、該側板部2と前記延設板部4との接続部には、前記凹部6に入り込んだ状態で、基台側係合突起7が一体に形成されている。この基台側係合突起7は、当接板部1に対してほぼ垂直となっている。
【0014】
また、前記延設板部4は、当接板部1に対して対向して設けられ、その基端から先端に向けて、前記当接板部1との間隔が徐々に大きくなるように延設されている。また、延設板部4は、後述のカバー体Lの本体部21の横断面形状に対応して、外側に凸となるように僅かにわん曲されていて、その先端は、前記収容空間3の内方に向けて折り曲げられて、落下防止板部8となっている。このため、基台V1 を天井面W1 に固定した状態では、各延設板部4は、基端から先端に向けて徐々に低くなっているため、その収容空間3に収容されたケーブルCは、図4に示されるように、落下防止板部8に当接して,ケーブル挿入口5から落下されるのが防止される構造になっている。また、基台V1 が天井面W1 に固定された状態で、その収容空間3にケーブルCが収容されると、該ケーブルCの重量によって各延設板部4及び各側板部2は、それぞれ図5で2点鎖線で示されるように僅かに弾性変形される。また、当接板部1の内面側の幅方向の中央部には、セパレータ9を取付可能にするためのセパレータ取付部11が一体に設けられており、該取付部11にセパレータ9を取付けることにより、収容空間3が左右に二分されて、例えば強電用と弱電用との二種類の異なるケーブルを分離して収容可能となる。
【0015】
また、カバー体Lは、左右一対の各延設板部4の外側に密着状態で当接されるカバー体本体部21と、該カバー体本体部21の両端部に大きくわん曲した状態で一体成形されて、前記基台側係合突起7の外側に密着される側板部22と、該側板部22の先端部に内側に向けて鋭角状となって一体成形されて、前記基台側係合突起7に対して係合されるカバー体側係合突起23とで構成される。
【0016】
そして、上記したケーブル保護カバーP1 を使用して、天井面W1 に後付けで設置された照明装置Sに対して給電を行うケーブルCを、該天井面W1 において収容保護するには、以下のようにして行う。まず、図2及び図4に示されるように、床面で使用されるケーブル保護カバーと全く同様にして、前記ケーブル保護カバーP1 を構成する基台V1 の当接板部1を天井面W1 に当接させた状態で、複数本の固定釘(図示せず)を使用して固定することにより、天井面W1 に基台V1 を固定する。ケーブル保護カバーP1 を構成する基台V1 とカバー体Lとは、一体に嵌着した状態で取扱われることが多く、基台V1 から分離されたカバー体Lは、後に行う嵌着作業を容易にするために、その幅方向の一端部の係合突起23を、基台V1 の側の一方の係合突起7に係合させた状態で、吊り下げておくことが望ましい。図4に示されるように、上記のようにして基台V1 に対してカバー体Lを吊り下げた状態においては、カバー体Lの側の係合突起23及び側板部22の先端から起算してほぼ半分の部分が、基台V1 の側板部2と干渉することなく、該側板部2に設けられた凹部6に入り込むために、基台V1 に対してカバー体Lが吊下げ可能となる。
【0017】
次に、図4に示されるように、基台V1 のケーブル挿入口5からケーブルCを挿入して、左右いずれかの収容空間3に収容させる。基台V1 を天井面W1 に固定した状態において、左右一対の延設板部4は、その先端部であるケーブル挿入口5の側が低くなるように傾斜していると共に、該延設板部4の先端には、収容空間3の内方に向けて落下防止板部8が設けられているために、前記収容空間3に収容されたケーブルCは、前記落下防止板部8に当接することにより、その落下が防止される。このようにして、基台V1 の収容空間3に必要本数のケーブルCを収容し、必要に応じて、セパレータ取付部11にセパレータ9を取付けて、その左右に収容された各ケーブルCの区分収容を行う。
【0018】
上記のようにして、基台V1 の収容空間3にケーブルCを収容した状態では、該ケーブルCの重量によって、左右一対の延設板部4は、下方に向けて僅かにわん曲されている。この状態において、基台V1 の幅方向の一端部に係合状態で吊り下げられているカバー体Lを内側に回動させて、その他方の係合突起23を、基台V1 の側の係合突起7に係合させると、図5に示されるように、基台V1 に対してカバー体Lが嵌着される。この嵌着状態では、下方に向けて僅かにわん曲されていた左右一対の延設板部4はほぼ原形状に復元させられて、カバー体Lの本体部21の内面は、基台V1 の左右一対の延設板部4の外面に密着状態で当接する。このため、基台V1 とカバー体Lとの嵌着状態においては、カバー体Lは、基台V1 の左右一対の延設板部4によって、当接板部1と反対側(下方)に押圧され、前記カバー体Lの係合突起23の部分が鋭角状(鉤状)になっているために、前記押圧力によって、基台側及びカバー体側の各係合突起7,23は、互いに強固に係合されると共に、係合後においては、各係合突起7,23は離間不能であるために、基台V1 とカバー体Lとの嵌着は確実となって、両者V1,Lは、容易には分離しなくなる。
【0019】
また、図1及び図2に示されるように、壁面W2 においても、天井面W1 と同一のケーブル保護カバーP1 が使用されて、壁面W2 の部分のケーブルCは、壁面W2 に取付けられたケーブル保護カバーP1 内に収容保護される。このケーブル保護カバーP1 を壁面W1 で使用する場合においても、基台V1 を構成する左右一対の延設板部4の先端に設けられた落下防止板部8の存在により、基台V1 の収容空間3にほぼ垂直に収容されたケーブルCは、巻癖等を有していても、一旦収容空間3に収容された後においては、前記落下防止板部8に引っ掛かる等して、外部に飛び出なくなる。なお、天井面W1 及び壁面W2 にそれぞれ取付けられた各ケーブル保護カバーP1 の接続部は、入隅用の接続カバー20で接続される。
【0020】
また、上記ケーブル保護カバーP1 は、天井面W1 において使用すると、左右一対の延設板部4の先端に内側に向けて折り曲げられた落下防止板部8の存在によって、収容空間3に収容されたケーブルCが落下しない利点がある。また、同様の保護カバーP1 を壁面W2 において使用すると、その収容空間3にほぼ垂直に収容されたケーブルCは、前記落下防止板部8の存在によって手前側に飛び出ない利点があることは、上述の通りである。
【0021】
このように、上記ケーブル保護カバーP1 は、天井面、壁面のいずれにおいても使用可能であって、基台V1 に設けられた落下防止板部8は、前記保護カバーP1 が天井面で使用された場合には、基台V1 の収容空間3に収容されたケーブルCの落下を防止する機能を果たすと共に、前記保護カバーP1 が壁面又は床面で使用された場合には、基台V1 の収容空間3に収容されたケーブルCが前方又は上方に飛び出すのを防止する機能を果たす。
【0022】
引き続いて、本発明の別の実施例について説明する。図6は、第2実施例のケーブル保護カバーP2 を構成する基台V2 の収容空間12にケーブルCを収容している途中の状態の横断面図であり、図7は、ケーブル保護カバーP2 の使用状態の横断面図である。第2実施例のケーブル保護カバーP2 と、前記第1実施例のケーブル保護カバーP1 とは、これを構成するカバー体Lは、同一であって、その基台V2 の延設板部13の構成が異なるのみである。従って、基台V2 の説明においても、前記基台V1 と同一部分には、同一符号を付し、互いに異なる延設板部13の部分についてのみ説明する。
【0023】
即ち、図6で2点鎖線、及び図7で実線でそれぞれ示されるように、ケーブル保護カバーP2 の基台V2 を構成する一対の延設板部13は、その非変形時には、各先端13aが互いに当接して、ケーブル挿入口14は形成されていない。また、一対の延設板部13の非変形時において、各先端13aが互いに当接した状態では、この当接部の外側に断面V字状の溝部15が形成され、該溝部15の存在により、一対の延設板部13は、内方に変形し易くなる。一方、図6に示されるように、一対の延設板部13の各先端13aが当接している部分を当接板部1の側(上方)に押圧すると、各先端13aは、互いに分離して、その間にケーブル挿入口14が形成される。このケーブル挿入口14から収容空間12内にケーブルCを挿入して収容させた後においては、一対の延設板部13は、原形状に復元して、前記ケーブル挿入口14は、閉じられる。この構造によって、基台V2 の収容空間12に収容されたケーブルCは、落下しなくなる。また、基台V2 の収容空間12にケーブルCを収容した後には、第1実施例と同様にして、基台V2 の一対の延設板部13の外側には、カバー体Lが嵌着される。基台V2 に対してカバー体Lが嵌着された状態では、一対の延設板部13の外面の全面は、カバー体Lの内面に当接している。
【0024】
また、図8及び図9に示されるケーブル保護カバーP3 は、基台V3 とカバー体Lとから成って、基台V3 は、その延設板部16の部分のみが、前記各基台V2,V3 と異なる。即ち、基台V3 を構成する平板状の一対の延設板部16は、その基端から先端に向けて、前記当接板部1との間隔が狭くなるように形成されて、各延設板部16の先端の間にケーブル挿入口17が設けられた構成である。
【0025】
このため、図8に示されるように、一対の延設板部16の間のケーブル挿入口17からケーブルCを挿入して、その収容空間18に収容すると、該ケーブルCは、各延設板部16の傾斜によって、その基端側に配置され易くなる。このため、延設板部16の傾斜自体によって、収容空間18に収容されたケーブルCは、落下しなくなる。ケーブルCの収容後において、図9に示されるように、基台V3 に対してカバー体Lを嵌着させる。
【0026】
なお、第2及び第3の各実施例のケーブル保護カバーP2,P3 は、第1実施例の保護カバーP1 と同様にして、天井面のみならず、壁面又は床面における使用も可能である。
【0027】
また、基台に設けられる延設板部の形状、或いは構造は、上記した三種類のものに限られず、基台の収容空間に収容されたケーブルが落下したり、飛び出したりするのを防止できる構造になっておれば、如何なるものであってもよい。更に、基台に設けられる延設板部は、長手方向に連続して設けなくても、断続的に設けてもよい。
【0028】
【発明の効果】
本発明に係るケーブル保護カバーは、その基台に、収容空間を形成すべく、天井面等に当接する当接部と対向して、該当接部から延設部が延設されていて、該延設部は、前記基台を天井面等に固定した状態で、前記収容空間内に収容されたケーブルを保持して、該ケーブルの下方への落下を防止し得る落下防止機能、又は該ケーブルの反当接部方向に飛び出すのを防止する飛出防止機能を有しているために、前記基台にケーブルを収容した状態で、該ケーブルを仮保持できて、天井面に対しても使用可能となると共に、前記基台の幅方向の両端に連設した側板部に形成された凹部に前記カバー体を係止状態で吊り下げたり、又は連結したりできるために、基台に対するカバー体の嵌着作業も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るケーブル保護カバーP1 を天井面W1 に使用してケーブルを収容保護した状態の斜視図である。
【図2】天井面W1 に固定した基台V1 にカバー体Lが吊り下げられた状態の斜視図である。
【図3】ケーブル保護カバーP1 を構成する基台V1 とカバー体Lとの分解斜視図である。
【図4】図2に示される状態の横断面図である。
【図5】図1に示される状態の横断面図である。
【図6】本発明に係るケーブル保護カバーP2 を天井面W1 に使用して、その基台V2 にケーブルCを収容している途中の状態を示す横断面図である。
【図7】同じくケーブルCが保護カバーP2 内に収容保護された使用状態の横断面図である。
【図8】本発明に係るケーブル保護カバーP3 を天井面W1 に使用して、その基台V3 にケーブルCを収容している途中の状態を示す横断面図である。
【図9】同じくケーブルCが保護カバーP3 内に収容保護された使用状態の横断面図である。
【符号の説明】
C:ケーブル
L:カバー体
P1 〜P3 :ケーブル保護カバー
V1 〜V3 :基台
W1 :天井面
W2 :壁面
1:当接板部
3,12,18:収容空間
4,13,16:延設板部
5,14,17:ケーブル挿入口
8:落下防止板部
9:セパレータ
11:セパレータ取付部
Claims (8)
- 基台と、該基台に嵌着されるカバー体とから成るケーブル保護カバーであって、
前記基台は、天井面に当接して固定される天井面当接部と、ケーブルを収容する収容空間を形成すべく、前記天井面当接部から該天井面当接部と対向するように延設された延設部と、前記収容空間内にケーブルを挿入するためのケーブル挿入口とを備え、
前記延設部は、前記基台を天井面に固定した状態で、前記収容空間内に収容されたケーブルを保持して、該ケーブルの下方への落下を防止し得る落下防止機能を備え、
前記基台の幅方向の両端に連設された側板部には、前記カバー体を係止状態で吊下可能な凹部が設けられていることを特徴とするケーブル保護カバー。 - 基台と、該基台に嵌着されるカバー体とから成るケーブル保護カバーであって、
前記基台は、天井面又は壁面に当接して固定される壁面当接部と、ケーブルを収容する収容空間を形成すべく、前記壁面当接部から該壁面当接部と対向するように延設された延設部と、前記収容空間内にケーブルを挿入するためのケーブル挿入口とを備え、
前記延設部は、前記基台を天井面に固定した状態で、前記収容空間内に収容されたケーブルを保持して、該ケーブルの下方への落下を防止し得る落下防止機能と、前記基台を壁面等に固定した状態で、収容空間内に収容されたケーブルの半当接部方向への飛び出しを防止する飛出防止機能とを備え、
前記基台の幅方向の両端に連設された側板部には、前記カバー体を係止状態で吊下可能な凹部が設けられていることを特徴とするケーブル保護カバー。 - 前記延設部は、左右一対で構成されて、各延設部の先端部は、収容空間内方に折り曲げられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のケーブル保護カバー。
- 前記延設部は、左右一対で構成されて、各延設部が収容空間内方に変形された状態で、その間にケーブル挿入口が形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のケーブル保護カバー。
- 前記延設部は、左右一対で構成されて、各延設部は、その基端から先端に向けて前記当接部との間隔が狭くなるように形成されて、各延設部の先端の間にケーブル挿入口が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のケーブル保護カバー。
- 前記基台に前記カバー体が嵌着された状態において、前記延設部と前記カバー体とが当接する構成であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のケーブル保護カバー。
- 前記基台に前記カバー体を嵌着された状態において、前記延設部が前記カバー体を反当接部方向に押圧することにより、前記基台と前記カバー体との嵌着力を大きくする構成であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のケーブル保護カバー。
- 前記基台には、セパレータを取付可能なセパレータ取付部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のケーブル保護カバー。
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