JP3556395B2 - 車載用電池 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は走行動力として電動機を使用する電気自動車に利用する。本発明は、車載用の充電可能な電池の充放電制御に関する。本発明は、走行動力として内燃機関および電動機を併用するハイブリッド・カーのために開発されたものであるが、充電可能な電池を車両に搭載し、この電池エネルギを走行に利用する自動車に広く利用することができる。
【0002】
【従来の技術】
本願出願人は、HIMRの名称で内燃機関および電動機を併用するハイブリッド・カーを開発し製造販売している。この自動車は、内燃機関のクランク軸に三相交流のかご形誘導機を連結し、大型の電池を車両に搭載し、この電池とかご形誘導機との間を双方向のインバータにより結合し、このインバータをプログラム制御回路により制御するように構成されたものである(WO88/06107号参照)。
【0003】
この装置では、車両が加速するときにはこのかご形誘導機に与える回転磁界をかご形誘導機が電動機になるように制御し、車両が減速するときにはこのかご形誘導機に与える回転磁界をかご形誘導機が発電機になるように制御される。そしてかご形誘導機が電動機として利用されるときには電池は放電し、発電機として利用されるときには電池が充電するように、すなわち回生制動が行われるように制御するものである。
【0004】
この装置は、大型バスに搭載され、市街地の路線バスおよび環境汚染をきわめて小さくすることが必要な地域の登山バスなどに実用されている。一方近年、自動車の内燃機関からの排気による環境汚染は大きい問題となり、自動車の価格がなお高く燃料が多少高価であっても、都会の市街地を走行する大部分の自動車が電気自動車になる可能性が論じられるまでになった。
【0005】
上記HIMRは、車両に電池室を設け、大量生産により安価に入手できる端子電圧12Vの電池を単位電池とし、これを25個この電池室に搭載し、電気的に直列に接続して全体の端子電圧が 12V×25=300V となるように構成して走行用のエネルギを供給する電池として利用している。
【0006】
ここで「単位電池」とは、多数個を直列接続することにより走行用のエネルギを供給する電池を構成する単位となるものである。例えば鉛電池の場合は、化学的性質から最小の単位電池の端子電圧は2Vであるが、一般にこの2Vの電池を複数個直列に接続して一つの筐体に収容した電池が市販されている。例えば鉛電池の場合は、単位電池の端子電圧は、2V、4V、6V、12V、24Vなどである。鉛電池以外の電池でも、その化学的性質およびその直列接続する数により単位電池の端子電圧が定まる。
【0007】
本願出願人は単位電池の監視について、国際特許出願(PCT/JP96/00966号、本願出願時において未公開)を出願した。図6はその構成を示すブロック図、図7はその単位電池の構成を示す斜視図、図8はその単位電池の実装状態を示す斜視図である。
【0008】
その構成は、単位電池1が多相n個(この例では25個)直列に接続され、その単位電池1の(+)端子1aおよび(−)端子1bにそれぞれ固定的に接続される一対の接続具15と、この接続具15に接続され(+)端子1aおよび(−)端子1bの電圧が設定値以下であることを検出する検出センサを内蔵した検出ユニット12とが備えられる。各単位電池1の(+)端子1aおよび(−)端子1bは接続ケーブル6により直列に接続される。これらn個(25個)の単位電池1は車体の中央下部に設けられた電池室内のバッテリキャリア21に収納され、外部とは開閉扉22により遮蔽される。
【0009】
検出ユニット12には、(+)端子1a、(−)端子1b間の電圧が第一の設定値(V1 )以下であるときに所定充電量に満たない状態にあるとして赤色で発光表示する第一の発光表示回路13aと、(+)端子1a、(−)端子1b間の電圧が第二の設定値(V2 )を越えるときに所定充電量にあるとして緑色で発光表示する第二の発光表示回路13bとが備えられる。
【0010】
このように各単位電池1の充電量が監視されその状態が表示されることによって、一部の単位電池1が異常状態になっているにもかかわらず、すべての単位電池1を交換するような不経済な措置をとることが回避されるようになった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、高圧電池を構成する各単位電池1それぞれに検出センサが内蔵された検出ユニット12を備えることによって、個々の単位電池1について充電量の監視が行われ、単位電池1の劣化を初期段階で発見することが可能になったが、検出ユニット12を取付ける単位電池の数が多く、かつ車両の走行にともなって各単位電池1が激しい振動を受けて不安定な状態にあることから、その取付け構造についてさらに検討が進められてきた。
【0012】
この検出ユニットを電池内部に固定的に埋込むように構成することが考えられるが、検出ユニットは高価であり、これを電池交換に際して電池とともに廃棄することは適当でない。
【0013】
本発明はこのような背景に行われたものであって、検出ユニットの取付けを簡単に行うことができ、かつ安定した取付け状態を維持することができる車載用電池を提供することを目的とする。本発明は、検出ユニットの着脱工数を低減することができる車載用電池を提供することを目的とする。本発明は、検出ユニットを単位電池の筐体内に埋設し接続ケーブル着脱の作業性をよくすることができる車載用電池を提供することを目的とする。本発明は、電池を交換するときに検出ユニットを電池とともに廃棄することなく、継続利用することができる装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、単位電池への検出ユニットの取付けを簡単な操作で確実に行うことができる構造を特徴とする。
【0015】
すなわち、本発明は、電池の筐体内部に、その電池の電圧情報を含む情報を検出するセンサと、そのセンサ出力を取り出すインタフェース回路とが埋め込まれたことを特徴とする。
【0016】
前記インタフェース回路には無線信号により前記センサ出力を伝達する手段を含むことができ、前記センサおよび前記インタフェース回路は一つのユニットに構成され、このユニットが前記電池筐体に対して着脱自在に構成されることが望ましい。
【0017】
電池筐体の上面の一部に電池情報を検出する検出センサを収容する空間を設け、この空間に単位電池の(+)端子および(−)端子それぞれに筐体内部で電気的に接続された一対の保持具を埋込み、この保持具に検出センサの端子を嵌め込むことによって保持する。
【0018】
検出センサを一つのユニットに収容し、このユニットにインタフェース回路を設け、このインタフェース回路に無線信号によって検出センサの出力を伝達する構成にすれば、検出された電池情報を電気配線することなく取出すことができ、電池室あるいは運転席においてその情報を知ることができる。
【0019】
これは、例えば、ユニット内に無線送信器を備えるとともに、各無線送信器からの電磁波を受信する無線受信器を備え、この無線受信器が受信した電池情報を表示器に表示することによって実現することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
【0021】
【実施例】
次に、本発明実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明実施例の構成を示す斜視図、図2は本発明実施例の構成を示す部分断面図である。
【0022】
本発明実施例は、単位電池1の筐体内部に、その単位電池1の電圧情報を含む情報を検出する検出センサと、この検出センサの出力を取出すインタフェース回路とが埋め込まれる。インタフェース回路には無線信号により検出センサ出力を伝達する手段が含まれ、検出センサおよびインタフェース回路は一つの検出ユニット2として構成され、この検出ユニット2は単位電池1の筐体に対し着脱自在に取付けられる。
【0023】
その構造は、単位電池1の筐体上面に検出ユニット2を収納する収納空間3が形成され、その両端部には単位電池1の(+)端子1aおよび(−)端子1bに一方の端部が固定され他方の端部に保持具4が固定された一対の接続具5が配置される。検出ユニット2には保持具4に対応する位置に接続端子2aおよび2bが設けられる。この接続端子2aおよび2bは金属円筒形状に形成され、保持具4はこの接続端子2aおよび2bの外周を所定の接触圧力をもって保持するように板状の金属弾性体で形成され、その上部に接続端子2aおよび2bを嵌合させるための開口部が設けられる。
【0024】
図3は本発明実施例における検出ユニットの構成および単位電池の接続状態を示すブロック図、図4は本発明実施例にかかわる高圧電池の実装状態を示す斜視図である。検出ユニット2には、前述したように、検出センサ10と、インタフェース回路が備えられ、インタフェース回路は、検出センサ10の検出出力にしたがって電磁波を発振する発振器11と、電磁波を変調し送信する送信器14とにより構成される。
【0025】
検出センサ10には、その検出出力にしたがって単位電池1の異常または正常を表示する発光表示器13が接続され、この発光表示器13には、(+)端子1a、(−)端子1b間の電圧が第一の設定値(V1 )以下であるときに赤色で発光表示する第一の発光表示回路13aおよび第二の設定値(V2 )を越えるときに緑色で発光表示する第二の発光表示回路13bとが含まれる。
【0026】
本実施例では、電圧12Vの単位電池1が多数個(25個)直列に接続され、各単位電池1の(+)端子1aおよび(−)端子1bは接続ケーブル6により接続される。多数個接続された単位電池1は車体中央下部に設けられた電池室にバッテリキャリア21により収納される。このバッテリキャリア21の近傍には、単位電池1の送信器14から放射され空間を伝搬する電磁波を受信し検出センサ10が検出した出力を復調する無線受信器7、光学的表示手段8、遮断スイッチ9が配置され、バッテリキャリア21と外部とは開閉扉22により遮蔽される。遮断スイッチ9は作業者が保守を行うときに操作され、高圧電池と図外のインバータおよび接地との間の接続を切り離す。無線受信器7および光学的表示手段8は運転席に配置することもでき、この場合無線受信器7と単位電池1は無線ケーブルによって接続される。
【0027】
図5は本発明実施例における検出センサの構成の一例を示す図である。検出センサ10は、この例では、赤色の発光ダイオードLED1および緑色の発光ダイオードLED2が用いられる。同図中COM1は第一の比較器、COM2は第二の比較器、ZDはツェナーダイオードである。なお、この回路構成は前述した端子電圧の第一の設定値(V1 )および第二の設定値(V2 )を同じ値にしたものであるが、第二の設定値(V2 )を第一の設定値(V1 )以下に設定することもできる。
【0028】
ここで、図5に示す検出センサ10の表示動作について説明する。第一の設定値V1 =第二の設定値V2 =Vzとすると、12Vの単位電池1の電圧が設定値Vz以上である場合には、ツェナーダイオードZDが導通し電流Aが流れるので緑色の発光ダイオードLED2が点灯し異常のないことを表示する。
【0029】
単位電池1の電圧が設定値Vz以上あるとき、第一の比較器COM1の入力側に印加される電圧VaおよびVbはVa<Vbの関係にあるので、第一の比較器COM1に電流Bが流れ、そのため第二の比較器COM2には電流Cは流れず、赤色の発光ダイオードLED1は点灯しない。
【0030】
単位電池1の電圧が設定値Vz以下になると、ツェナーダイオードZDの導通はなくなり、したがって電流Aはなくなる。このとき第一の比較器COM1の入力側に印加される電圧はVa>Vbの関係になり、第一の比較器COM1に電流Bが負方向に流れる。この電流Bの流れに伴って第二の比較器COM2に電流Cが流れ、これにより赤色の発光ダイオードLED1が点灯し、単位電池1の電圧が設定値Vz以下になったことを表示する。このとき緑色の発光ダイオードLED2も同時に点灯するが、この点灯により電圧の検出動作が正常に行われた結果異常であることが表示される。
【0031】
このような電圧検出動作は、25個の単位電池1のそれぞれについて自動的に個別に行われるので、運転者は図4に示す開閉扉22を開けるだけで、バッテリキャリア21を引き出すことなく視覚的に高圧電池の状態を確認することができる。なお、発光ダイオードLED1およびLED2が全く点灯していなければ、接続具5の取付けが不充分である、あるいは検出センサ10などに異常があるものと判定することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、検出センサが内蔵された検出ユニットの取付けを簡単な操作で行うことができ、かつ振動に対して安定した取付け状態を維持することができる。これにより多数の検出ユニットの着脱に要する工数を低減することができるとともに、検出ユニットが単位電池の筐体内に埋設された状態で取付けられるので単位電池間を接続する接続ケーブル着脱の作業性をよくすることができる。検出ユニットが着脱可能であるから、電池の交換に際して検出ユニットを電池とともに廃棄してしまう無駄を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構成を示す斜視図。
【図2】本発明実施例の構成を示す部分断面図。
【図3】本発明実施例における検出ユニットの構成および単位電池の接続状態を示すブロック図。
【図4】本発明実施例にかかわる高圧電池の実装状態を示す斜視図。
【図5】本発明実施例における検出センサの構成の一例を示す図。
【図6】従来例の構成を示すブロック図。
【図7】従来例における単位電池の構成を示す斜視図。
【図8】従来例における単位電池の実装状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 単位電池
1a (+)端子
1b (−)端子
2、12 検出ユニット
2a、2b 接続端子
3 収納空間
4 保持具
5、15 接続具
6 接続ケーブル
7 無線受信器
8 光学的表示手段
9 遮断スイッチ
10 検出センサ
11 発振器
13 発光表示回路
13a 第一の発光表示回路
13b 第二の発光表示回路
14 送信器
21 バッテリキャリア
22 開閉扉
【発明の属する技術分野】
本発明は走行動力として電動機を使用する電気自動車に利用する。本発明は、車載用の充電可能な電池の充放電制御に関する。本発明は、走行動力として内燃機関および電動機を併用するハイブリッド・カーのために開発されたものであるが、充電可能な電池を車両に搭載し、この電池エネルギを走行に利用する自動車に広く利用することができる。
【0002】
【従来の技術】
本願出願人は、HIMRの名称で内燃機関および電動機を併用するハイブリッド・カーを開発し製造販売している。この自動車は、内燃機関のクランク軸に三相交流のかご形誘導機を連結し、大型の電池を車両に搭載し、この電池とかご形誘導機との間を双方向のインバータにより結合し、このインバータをプログラム制御回路により制御するように構成されたものである(WO88/06107号参照)。
【0003】
この装置では、車両が加速するときにはこのかご形誘導機に与える回転磁界をかご形誘導機が電動機になるように制御し、車両が減速するときにはこのかご形誘導機に与える回転磁界をかご形誘導機が発電機になるように制御される。そしてかご形誘導機が電動機として利用されるときには電池は放電し、発電機として利用されるときには電池が充電するように、すなわち回生制動が行われるように制御するものである。
【0004】
この装置は、大型バスに搭載され、市街地の路線バスおよび環境汚染をきわめて小さくすることが必要な地域の登山バスなどに実用されている。一方近年、自動車の内燃機関からの排気による環境汚染は大きい問題となり、自動車の価格がなお高く燃料が多少高価であっても、都会の市街地を走行する大部分の自動車が電気自動車になる可能性が論じられるまでになった。
【0005】
上記HIMRは、車両に電池室を設け、大量生産により安価に入手できる端子電圧12Vの電池を単位電池とし、これを25個この電池室に搭載し、電気的に直列に接続して全体の端子電圧が 12V×25=300V となるように構成して走行用のエネルギを供給する電池として利用している。
【0006】
ここで「単位電池」とは、多数個を直列接続することにより走行用のエネルギを供給する電池を構成する単位となるものである。例えば鉛電池の場合は、化学的性質から最小の単位電池の端子電圧は2Vであるが、一般にこの2Vの電池を複数個直列に接続して一つの筐体に収容した電池が市販されている。例えば鉛電池の場合は、単位電池の端子電圧は、2V、4V、6V、12V、24Vなどである。鉛電池以外の電池でも、その化学的性質およびその直列接続する数により単位電池の端子電圧が定まる。
【0007】
本願出願人は単位電池の監視について、国際特許出願(PCT/JP96/00966号、本願出願時において未公開)を出願した。図6はその構成を示すブロック図、図7はその単位電池の構成を示す斜視図、図8はその単位電池の実装状態を示す斜視図である。
【0008】
その構成は、単位電池1が多相n個(この例では25個)直列に接続され、その単位電池1の(+)端子1aおよび(−)端子1bにそれぞれ固定的に接続される一対の接続具15と、この接続具15に接続され(+)端子1aおよび(−)端子1bの電圧が設定値以下であることを検出する検出センサを内蔵した検出ユニット12とが備えられる。各単位電池1の(+)端子1aおよび(−)端子1bは接続ケーブル6により直列に接続される。これらn個(25個)の単位電池1は車体の中央下部に設けられた電池室内のバッテリキャリア21に収納され、外部とは開閉扉22により遮蔽される。
【0009】
検出ユニット12には、(+)端子1a、(−)端子1b間の電圧が第一の設定値(V1 )以下であるときに所定充電量に満たない状態にあるとして赤色で発光表示する第一の発光表示回路13aと、(+)端子1a、(−)端子1b間の電圧が第二の設定値(V2 )を越えるときに所定充電量にあるとして緑色で発光表示する第二の発光表示回路13bとが備えられる。
【0010】
このように各単位電池1の充電量が監視されその状態が表示されることによって、一部の単位電池1が異常状態になっているにもかかわらず、すべての単位電池1を交換するような不経済な措置をとることが回避されるようになった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、高圧電池を構成する各単位電池1それぞれに検出センサが内蔵された検出ユニット12を備えることによって、個々の単位電池1について充電量の監視が行われ、単位電池1の劣化を初期段階で発見することが可能になったが、検出ユニット12を取付ける単位電池の数が多く、かつ車両の走行にともなって各単位電池1が激しい振動を受けて不安定な状態にあることから、その取付け構造についてさらに検討が進められてきた。
【0012】
この検出ユニットを電池内部に固定的に埋込むように構成することが考えられるが、検出ユニットは高価であり、これを電池交換に際して電池とともに廃棄することは適当でない。
【0013】
本発明はこのような背景に行われたものであって、検出ユニットの取付けを簡単に行うことができ、かつ安定した取付け状態を維持することができる車載用電池を提供することを目的とする。本発明は、検出ユニットの着脱工数を低減することができる車載用電池を提供することを目的とする。本発明は、検出ユニットを単位電池の筐体内に埋設し接続ケーブル着脱の作業性をよくすることができる車載用電池を提供することを目的とする。本発明は、電池を交換するときに検出ユニットを電池とともに廃棄することなく、継続利用することができる装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、単位電池への検出ユニットの取付けを簡単な操作で確実に行うことができる構造を特徴とする。
【0015】
すなわち、本発明は、電池の筐体内部に、その電池の電圧情報を含む情報を検出するセンサと、そのセンサ出力を取り出すインタフェース回路とが埋め込まれたことを特徴とする。
【0016】
前記インタフェース回路には無線信号により前記センサ出力を伝達する手段を含むことができ、前記センサおよび前記インタフェース回路は一つのユニットに構成され、このユニットが前記電池筐体に対して着脱自在に構成されることが望ましい。
【0017】
電池筐体の上面の一部に電池情報を検出する検出センサを収容する空間を設け、この空間に単位電池の(+)端子および(−)端子それぞれに筐体内部で電気的に接続された一対の保持具を埋込み、この保持具に検出センサの端子を嵌め込むことによって保持する。
【0018】
検出センサを一つのユニットに収容し、このユニットにインタフェース回路を設け、このインタフェース回路に無線信号によって検出センサの出力を伝達する構成にすれば、検出された電池情報を電気配線することなく取出すことができ、電池室あるいは運転席においてその情報を知ることができる。
【0019】
これは、例えば、ユニット内に無線送信器を備えるとともに、各無線送信器からの電磁波を受信する無線受信器を備え、この無線受信器が受信した電池情報を表示器に表示することによって実現することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
【0021】
【実施例】
次に、本発明実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明実施例の構成を示す斜視図、図2は本発明実施例の構成を示す部分断面図である。
【0022】
本発明実施例は、単位電池1の筐体内部に、その単位電池1の電圧情報を含む情報を検出する検出センサと、この検出センサの出力を取出すインタフェース回路とが埋め込まれる。インタフェース回路には無線信号により検出センサ出力を伝達する手段が含まれ、検出センサおよびインタフェース回路は一つの検出ユニット2として構成され、この検出ユニット2は単位電池1の筐体に対し着脱自在に取付けられる。
【0023】
その構造は、単位電池1の筐体上面に検出ユニット2を収納する収納空間3が形成され、その両端部には単位電池1の(+)端子1aおよび(−)端子1bに一方の端部が固定され他方の端部に保持具4が固定された一対の接続具5が配置される。検出ユニット2には保持具4に対応する位置に接続端子2aおよび2bが設けられる。この接続端子2aおよび2bは金属円筒形状に形成され、保持具4はこの接続端子2aおよび2bの外周を所定の接触圧力をもって保持するように板状の金属弾性体で形成され、その上部に接続端子2aおよび2bを嵌合させるための開口部が設けられる。
【0024】
図3は本発明実施例における検出ユニットの構成および単位電池の接続状態を示すブロック図、図4は本発明実施例にかかわる高圧電池の実装状態を示す斜視図である。検出ユニット2には、前述したように、検出センサ10と、インタフェース回路が備えられ、インタフェース回路は、検出センサ10の検出出力にしたがって電磁波を発振する発振器11と、電磁波を変調し送信する送信器14とにより構成される。
【0025】
検出センサ10には、その検出出力にしたがって単位電池1の異常または正常を表示する発光表示器13が接続され、この発光表示器13には、(+)端子1a、(−)端子1b間の電圧が第一の設定値(V1 )以下であるときに赤色で発光表示する第一の発光表示回路13aおよび第二の設定値(V2 )を越えるときに緑色で発光表示する第二の発光表示回路13bとが含まれる。
【0026】
本実施例では、電圧12Vの単位電池1が多数個(25個)直列に接続され、各単位電池1の(+)端子1aおよび(−)端子1bは接続ケーブル6により接続される。多数個接続された単位電池1は車体中央下部に設けられた電池室にバッテリキャリア21により収納される。このバッテリキャリア21の近傍には、単位電池1の送信器14から放射され空間を伝搬する電磁波を受信し検出センサ10が検出した出力を復調する無線受信器7、光学的表示手段8、遮断スイッチ9が配置され、バッテリキャリア21と外部とは開閉扉22により遮蔽される。遮断スイッチ9は作業者が保守を行うときに操作され、高圧電池と図外のインバータおよび接地との間の接続を切り離す。無線受信器7および光学的表示手段8は運転席に配置することもでき、この場合無線受信器7と単位電池1は無線ケーブルによって接続される。
【0027】
図5は本発明実施例における検出センサの構成の一例を示す図である。検出センサ10は、この例では、赤色の発光ダイオードLED1および緑色の発光ダイオードLED2が用いられる。同図中COM1は第一の比較器、COM2は第二の比較器、ZDはツェナーダイオードである。なお、この回路構成は前述した端子電圧の第一の設定値(V1 )および第二の設定値(V2 )を同じ値にしたものであるが、第二の設定値(V2 )を第一の設定値(V1 )以下に設定することもできる。
【0028】
ここで、図5に示す検出センサ10の表示動作について説明する。第一の設定値V1 =第二の設定値V2 =Vzとすると、12Vの単位電池1の電圧が設定値Vz以上である場合には、ツェナーダイオードZDが導通し電流Aが流れるので緑色の発光ダイオードLED2が点灯し異常のないことを表示する。
【0029】
単位電池1の電圧が設定値Vz以上あるとき、第一の比較器COM1の入力側に印加される電圧VaおよびVbはVa<Vbの関係にあるので、第一の比較器COM1に電流Bが流れ、そのため第二の比較器COM2には電流Cは流れず、赤色の発光ダイオードLED1は点灯しない。
【0030】
単位電池1の電圧が設定値Vz以下になると、ツェナーダイオードZDの導通はなくなり、したがって電流Aはなくなる。このとき第一の比較器COM1の入力側に印加される電圧はVa>Vbの関係になり、第一の比較器COM1に電流Bが負方向に流れる。この電流Bの流れに伴って第二の比較器COM2に電流Cが流れ、これにより赤色の発光ダイオードLED1が点灯し、単位電池1の電圧が設定値Vz以下になったことを表示する。このとき緑色の発光ダイオードLED2も同時に点灯するが、この点灯により電圧の検出動作が正常に行われた結果異常であることが表示される。
【0031】
このような電圧検出動作は、25個の単位電池1のそれぞれについて自動的に個別に行われるので、運転者は図4に示す開閉扉22を開けるだけで、バッテリキャリア21を引き出すことなく視覚的に高圧電池の状態を確認することができる。なお、発光ダイオードLED1およびLED2が全く点灯していなければ、接続具5の取付けが不充分である、あるいは検出センサ10などに異常があるものと判定することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、検出センサが内蔵された検出ユニットの取付けを簡単な操作で行うことができ、かつ振動に対して安定した取付け状態を維持することができる。これにより多数の検出ユニットの着脱に要する工数を低減することができるとともに、検出ユニットが単位電池の筐体内に埋設された状態で取付けられるので単位電池間を接続する接続ケーブル着脱の作業性をよくすることができる。検出ユニットが着脱可能であるから、電池の交換に際して検出ユニットを電池とともに廃棄してしまう無駄を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構成を示す斜視図。
【図2】本発明実施例の構成を示す部分断面図。
【図3】本発明実施例における検出ユニットの構成および単位電池の接続状態を示すブロック図。
【図4】本発明実施例にかかわる高圧電池の実装状態を示す斜視図。
【図5】本発明実施例における検出センサの構成の一例を示す図。
【図6】従来例の構成を示すブロック図。
【図7】従来例における単位電池の構成を示す斜視図。
【図8】従来例における単位電池の実装状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 単位電池
1a (+)端子
1b (−)端子
2、12 検出ユニット
2a、2b 接続端子
3 収納空間
4 保持具
5、15 接続具
6 接続ケーブル
7 無線受信器
8 光学的表示手段
9 遮断スイッチ
10 検出センサ
11 発振器
13 発光表示回路
13a 第一の発光表示回路
13b 第二の発光表示回路
14 送信器
21 バッテリキャリア
22 開閉扉
Claims (2)
- 電池の筐体上面に設けられた凹部空間に、その電池の電圧情報を含む情報を検出するセンサとそのセンサ出力を取り出すインタフェース回路とを含む一つの検出ユニットが収納され、
この凹部空間の両端部に前記単位電池の両極端子と前記ユニットの端子とをそれぞれ接続する接続構造が設けられ、
前記接続構造は、前記両極端子に電気的に接続され、前記ユニットの接続端子の外周を保持する板状の金属弾性体が形成された保持具を含む
ことを特徴とする車載用電池。 - 前記インタフェース回路には無線信号により前記センサ出力を伝達する手段を含む請求項1記載の車載用電池。
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