JP3554521B2 - ボンベ固定装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、空気ボンベ等のボンベの固定装置に関し、より詳しくは消防士やダイバーなどがボンベを身体に固定するときに使用するのに好適な前記装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、消防士やダイバー等がボンベを身体に固定するときに、例えばハーネスとベルトとバックルとからなる固定装置が使用される。そのベルトは、径の異なるいくつかのボンベに共通して使用できるように、比較的長く作られることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そのようなベルトとバックルとを使用した場合には、次のような問題を生じることがある。
(1)ベルトをバックルに通すという手間がかかり、ボンベの迅速な取り付け、取り外しが難しい。
(2)ボンベに対してベルトを締め付けるときに、かなりの力が必要となる。
(3)ボンベの径が小さいときには、長いベルトの余分な部分を、それが徒に遊ばないように始末するという手間がかかる。
【0004】
そこで、この発明は、これらの問題を解消することができるようなボンベ固定装置の提供を課題にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題解決のために、この発明が対象とするのは、ハーネスと、前記ハーネスにボンベを取り付けるための固定手段とを有するボンベ固定装置である。
【0006】
前記固定装置において、この発明が特徴とするところは、次のとおりである。前記固定手段は、前記ボンベに掛け回すベルトと、前記ベルトを巻き取るためのドラムと、前記ドラムとともに回転するウォーム歯車と、前記ウォーム歯車に離脱可能に噛合するウォームギアを備えた回転シャフトと、前記回転シャフトに取り付けられた操作ハンドルとを有する。 前記ベルトは、自由端部と固定端部とを有し、前記自由端部が前記ハーネス側に取り付け、取り外し可能に形成される一方、前記固定端部が前記ベルトを前記ドラムの外周面に巻き取ることができるように前記ドラムに固定されている。前記ドラムは、前記ベルトを巻き取る方向にばね付勢されている。前記ウォーム歯車は、前記ドラムとともに回転する前記ドラムの中心軸に取り付けられている。前記回転シャフトは、前記中心軸と直交する方向の所要範囲を前進、後退可能であって、前進したときに前記ウォームギアが前記ウォーム歯車と噛合した状態でその前進が停止するように、かつ、後退したときに前記ウォームギアが前記ウォーム歯車から離脱するように形成されている。前記ハンドルを操作して前記回転シャフトをその停止する位置にまで前進させたときには、前記ハンドルによって前記シャフトを所要方向に回転させると、前記ウォームギアに噛合している前記ウォーム歯車と前記ドラムとが前記ベルトの巻き取り方向へ回転し、前記ボンベに掛け回して前記自由端部を前記ハーネス側に取り付けた前記ベルトの緊張状態を高めることができる。
【0007】
かかる発明には、次のような好ましい実施態様がある。
(1)前記固定装置は、前記ドラムと前記ドラムに巻き取られた前記ベルトと前記ウォーム歯車と前記ウォームギアを含む前記シャフトの一部とを収納するケーシングを有する。前記ドラムは、該ドラムの軸方向の両端部と、前記両端部の間に広がる外周面と内周面とを有し、前記両端部の一方から軸方向外方へ延びて前記ドラムとともに回転するドラムシャフトが前記ケーシングの一部および前記ケーシングに固定された部品のいずれかに支えられ、かつ、前記ケーシングから前記ドラムのもう一方の端部内側へ延びる固定シャフトが前記ドラム内周面にドラムの回り方向へ摺動可能に当接することによって、前記ケーシングに回転可能に支えられるとともに、前記ドラム内周面と前記固定シャフトとに両端部が固定されて前記固定シャフトに巻き付けられたぜんまいばねによって前記ベルトの巻き取り方向へ付勢されている。前記ベルトは、前記自由端部が前記ケーシングに形成された開口部から外方へ延出していて、前記自由端部をさらに外方へ向かって引張ると、前記ドラムが前記付勢ばねに抗しながら回転して長く伸ばすことが可能である。前記ウォーム歯車は、前記ドラムシャフトに固定されている。前記回転シャフトは、前記ウォームギアを挟んで前記前進方向に位置する前端部と前記後退方向に位置する後端部とを有し、前記前端部と前記ケーシングとの間には前記回転シャフトを前記後退方向へ付勢するばねが介在し、前進して前記前端部およびウォームギアのいずれかが前記ケーシングの一部分に当接すると前記ウォームギアと前記ウォーム歯車とを噛合させた状態でその前進が停止する。前記ケーシングの外にまで延びた前記後端部の先端部分には前記ハンドルが取り付けられている。前記ハンドルの操作によって、前進が停止している前記回転シャフトを所要の方向へ回転させると、前記ウォーム歯車とドラムとが回転して前記自由端部を前記ハーネス側に取り付けてある前記ベルトを巻き取り方向へ動かして前記緊張状態を高めることができる。前記シャフトを前記所要方向と反対の方向へ回転させると、前記ウォームギアが前記ウォーム歯車から離脱して前記ウォーム歯車と前記ドラムとの回転が自由になり、前記ベルトを長く伸ばすことができるようになる態様。
(2)前記回転シャフトは、それが後退したときに、ばねの付勢下に前記ウォームギアが前記ウォーム歯車から離脱した状態を維持している態様。
(3)前記ベルトは、互いに平行な少なくとも2条のベルトからなる態様。
(4)前記ベルトの材質が金属、合成繊維、無機質繊維のいずれかからなる態様。
【0008】
【発明の実施の形態】
添付の図面を参照し、この発明に係るボンベ固定装置の詳細を説明すると、以下のとおりである。
【0009】
図1は、ボンベ81が取り付けられている固定装置1の斜視図である。固定装置1は、作業者(図示せず)が背負うハーネス2と、ハーネス2に取り付けられている固定手段3とからなる。空気ボンベ81は、ハーネス2に当接した状態で固定手段3から引き出されたベルト4が掛け回されることにより、ハーネス2に取り付けられている。掛け回されたベルト4は、自由端部のフック31がハーネス側のフック32に取り外し可能に係合している(図2参照)。ハーネス2には、これを背負うためのベルト2Aが付属している。
【0010】
図2に部分破断斜視図で示された固定手段3は、ケーシング10と、ケーシング10内に納められて回転するドラム11と、ケーシング10から引き出し可能な状態でドラム11に巻き付けられている2条のベルト4と、ベルト4の緊張状態を高めることができる操作ハンドル13を備えた回転シャフト17とを有する。図において、ベルト4はボンベ81に掛け回されてフック31がハーネス2のフック32に係合しているものであるが、ボンベ81の図示が省略されている。
【0011】
ケーシング10は、金属やプラスチックなどの適宜の材料によって適宜の形状に作られるものであり、図には直方体のものが示されている。ケーシング10はハーネス2に対する固定部を有するが、その固定部の図示は省略されている。ケーシング10の一側壁15には2つの開口14(図4参照)が形成され、開口14からはベルト4が延出している。
【0012】
ケーシング10の頂壁16の上方に位置する操作ハンドル13からは、回転シャフト17がケーシング10の内部にまで延びている。回転シャフト17は、ケーシング10の底壁18にまで延びる前端部21と、ケーシング10の頂壁16から一部分が延出している後端部22と、これら前後端部21,22間に位置する中間部とを有し、中間部にはウォームギア23が形成されている。
【0013】
ドラム11は、その中心軸が回転シャフト17と直交する方向へ延びるもので、このシャフト17寄りに位置する第1端部26と、第1端部26の反対側に位置する第2端部27(図3参照)とを有する。第1端部26からはドラム11と同軸でドラム11とともに回転するドラムシャフト28が外方へ延び、このシャフト28にはウォーム歯車29が取り付けられている。
【0014】
ベルト4は、ケーシング10から延出する自由端部にフック31を有する。図1のようにドラム11に掛け回されたベルト4は、そのフック31をハーネス2側に形成されたフック32に取り外し可能に引っ掛け、固定することができる。
【0015】
図3,4は、ドラム11の第2端部27側から見た固定手段3の部分破断斜視図と、同図のIV−IV線矢視図である。ただし、ウォーム歯車29はIV−IV線で切断されることなく側面図として示されている。ドラム11は、中空のもので、第1端部26に端壁33を有し、第2端部27に開口34を有し、第1、2端部26,27間には内周面36と外周面37とを有する胴部38が延びている。ドラム11の第2端部27の近傍に位置するケーシング10の端壁39の内面には、ドラム11と同軸で径の大きな第1固定シャフト41と径の小さな第2固定シャフト42とが形成され、ドラム11の内周面36が第1固定シャフト41に摺動可能に当接している。第2固定シャフト42は長く延びて、ドラム11の端壁33の内側に形成された凹部43にゆるく嵌合している。
【0016】
ドラム11の内部では、ぜんまいばね45が第2固定シャフト42に巻き付けられ、ばね45の一端部44が第2固定シャフト42に固定される一方、もう一端部46がドラム11の内周面36に固定されている。ばね45は、ベルト4をケーシング2から引き出すと蓄勢して、ドラム11がベルト4を自動的に巻き取ることができるようにドラム11を付勢している。ドラム11の外周面37に巻き付けられたベルト4は、その一端部4Aがドラム11に対して固定されている。固定された端部4Aの反対端部にはフック31が取り付けられている(図2参照)。
【0017】
ドラム11の端壁33からドラム11と同軸で外方へ延びるドラムシャフト28は、ケーシング10の中間壁47の透孔48から延出し、端壁39と向かい合うように形成されたもう一方の端壁40の凹部40Aに回り方向へ摺動可能に嵌合している。回転シャフト17の近傍にまで延びたドラムシャフト28の先端部に取り付けられたウォーム歯車29は、ウォームギア23と噛合可能である。ドラムシャフト28は、透孔48に対して回り方向へ摺動可能に嵌合した状態にあって、ドラム11がケーシング10の端壁39と中間壁47とによって回転可能に支えられている。ドラム11は、端壁39や中間壁47の他に、ケーシング10に固定された部品によって回転可能に支えられていてもよい。
【0018】
図2,4において、操作ハンドル13から延びる回転シャフト17の前端部21は、ケーシング10の底壁18に下方から螺着しているボルト51の凹部52へ進入しており、凹部52に納まるコイルばね53に上方から圧接している。ばね53の作用によって回転シャフト17は後退方向(図の上方)へ付勢されており、ウォームギア23の上端がケーシング10の頂壁16の内面に当接することで、その後退が停止している。回転シャフト17がこの状態にあるときにはドラム11の回転が自由であり、ベルト4を必要な長さだけ引き出してボンベ81に掛け回すことができる。そこで、フック31をハーネス2のフック32に引っ掛けて手を離せば、ぜんまいばね45の作用でベルト4が巻き取り方向へ動き、弱い緊張状態になる。
【0019】
次にハンドル13を持ち、コイルばね53の付勢に抗して回転シャフト17を図の下方へ向かって前進させると、ウォームギア23がウォーム歯車29と噛合する。そこからはハンドル13を矢印A方向へ回転させてウォームギア23とウォーム歯車29とを噛合させながら回転シャフト17をさらに前進させる。このときに、ウォーム歯車29は殆ど回転することがない。前進する回転シャフト17は、前端部21の一部およびウォームギア23の前端のいずれかがケーシング10の内面の一部、例えばボルト51の先端部56に当接して停止する。
【0020】
図5は、前進した回転シャフト17が停止した状態にあるときの図4と同様の図面である。ウォームギア23の前端がボルト51に当接しているから、回転シャフト17はこれ以上前進することがない。
【0021】
この状態の回転シャフト17では、ウォームギア23がウォーム歯車29と噛合したままの状態にあり、ハンドル13を引き続き矢印A方向へ回転させると、ウォーム歯車29が矢印B方向へ回転し始める。それに伴ってドラム11は、ベルト4を巻き取る方向へ回転し、ベルト4の緊張状態をさらに高めてボンベ81をハーネス2にしっかりと固定することができる。
【0022】
固定されたボンベ81を外すには、ハンドル13を矢印Aとは反対の方向へ回転させ、前進して停止した回転シャフト17を後退させればよい。シャフト17が後退してウォームギア23がウォーム歯車29から離れたときには、ハンドル13から手を離すとコイルばね53の作用によって回転シャフト17が図1の位置にまで後退し、ドラム11の回転が自由になる。そこでベルト4を少々引き出せば、フック31をフック32から外すことができる。ベルト4から手を離せば、引き出されたベルト4がぜんまいばね45の作用によってドラム11に巻き取られる。
【0023】
この発明において、ベルト4の材質には金属、合成繊維、カーボン繊維やガラス繊維等の無機質繊維などを使用することができる。図示例で2条のベルト4は、1条のものにしたり、3条以上のものにしたりすることができる。また、固定装置1を構成するハーネス2は、図示例のものに限らない。例えば、家庭用のガスボンベを固定手段3を使用して堅固な壁に固定するときの壁は、ハーネス2と等価なものである。いうまでもないことながら、この固定装置1はボンベ81以外のものにも使用できる。
【0024】
【発明の効果】
この発明に係るボンベ固定装置は、様々な径のボンベを固定できるようにベルトを長くしておいても、ボンベを固定したときに余分となる部分はドラムに巻き取っておくことができるから、邪魔になることがない。ボンベに掛け回したベルトは、その自由端部をハーネス側に引っ掛けるだけでよいから、従来技術のようにベルトをバックルに通すという手間がかからず、ハーネスに対するボンベの取り付け、取り外しが迅速になる。また、そのように引っ掛けたベルトから手を離せば、ばねで付勢されたドラムが自動的に回転してベルトを予め弱い緊張状態にすることができる。さらに操作ハンドルを回転させれば、ベルトを強い緊張状態にすることができて、従来技術のようにベルトを手で強く引っ張る必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】使用状態ある固定装置の斜視図。
【図2】固定手段の部分破断斜視図。
【図3】固定手段の図2とは異なる側面を示す部分破断斜視図。
【図4】図2のIV−IV線矢視図。
【図5】回転シャフトが前進した状態にある図4と同様の図面。
【符号の説明】
1 固定装置
2 ハーネス
3 固定手段
4 ベルト
10 ケーシング
11 ドラム
13 ハンドル
17 回転シャフト
21 前端部
22 後端部
23 ウォームギア
26 端部
27 端部
28 ドラムシャフト
29 ウォーム歯車
36 内周面
37 外周面
41 第1固定シャフト
42 第2固定シャフト
45 ばね(ぜんまいばね)
53 ばね

Claims (5)

  1. ハーネスと、前記ハーネスにボンベを取り付けるための固定手段とを有するボンベ固定装置において、
    前記固定手段が前記ボンベに掛け回すベルトと、前記ベルトを巻き取るためのドラムと、前記ドラムとともに回転するウォーム歯車と、前記ウォーム歯車に離脱可能に噛合するウォームギアを備えた回転シャフトと、前記回転シャフトに取り付けられた操作ハンドルとを有し、
    前記ベルトは、自由端部と固定端部とを有し、前記自由端部が前記ハーネス側に取り付け、取り外し可能に形成される一方、前記固定端部が前記ベルトを前記ドラムの外周面に巻き取ることができるように前記ドラムに固定されており、
    前記ドラムは、前記ベルトを巻き取る方向にばね付勢されており、
    前記ウォーム歯車は、前記ドラムとともに回転する前記ドラムの中心軸に取り付けられており、
    前記回転シャフトは、前記中心軸と直交する方向の所要範囲を前進、後退可能であって、前進したときに前記ウォームギアが前記ウォーム歯車と噛合した状態でその前進が停止するように、かつ、後退したときに前記ウォームギアが前記ウォーム歯車から離脱するように形成されており、
    前記ハンドルを操作して前記回転シャフトをその停止する位置にまで前進させたときには、前記ハンドルによって前記シャフトを所要方向に回転させると、前記ウォームギアに噛合している前記ウォーム歯車と前記ドラムとが前記ベルトの巻き取り方向へ回転し、前記ボンベに掛け回して前記自由端部を前記ハーネス側に取り付けた前記ベルトの緊張状態を高めることができることを特徴する前記固定装置。
  2. 前記固定装置が、前記ドラムと前記ドラムに巻き取られた前記ベルトと前記ウォーム歯車と前記ウォームギアを含む前記シャフトの一部とを収納するケーシングを有し、
    前記ドラムは、該ドラムの軸方向の両端部と、前記両端部の間に広がる外周面と内周面とを有し、前記両端部の一方から軸方向外方へ延びて前記ドラムとともに回転するドラムシャフトが前記ケーシングの一部および前記ケーシングに固定された部品のいずれかに支えられ、かつ、前記ケーシングから前記ドラムのもう一方の端部内側へ延びる固定シャフトが前記ドラム内周面にドラムの回り方向へ摺動可能に当接することによって、前記ケーシングに回転可能に支えられるとともに、前記ドラム内周面と前記固定シャフトとに両端部が固定されて前記固定シャフトに巻き付けられたぜんまいばねによって前記ベルトの巻き取り方向へ付勢されており、
    前記ベルトは、前記自由端部が前記ケーシングに形成された開口部から外方へ延出していて、前記自由端部をさらに外方へ向かって引張ると、前記ドラムが前記付勢ばねに抗しながら回転して長く伸ばすことが可能であり、
    前記ウォーム歯車は、前記ドラムシャフトに固定されており、
    前記回転シャフトは、前記ウォームギアを挟んで前記前進方向に位置する前端部と前記後退方向に位置する後端部とを有し、前記前端部と前記ケーシングとの間には前記回転シャフトを前記後退方向へ付勢するばねが介在し、前進して前記前端部およびウォームギアのいずれかが前記ケーシングの一部分に当接すると前記ウォームギアと前記ウォーム歯車とを噛合させた状態でその前進が停止し、前記ケーシングの外にまで延びた前記後端部の先端部分には前記ハンドルが取り付けられており、前記ハンドルの操作によって、前進が停止している前記回転シャフトを所要の方向へ回転させると、前記ウォーム歯車とドラムとが回転して前記自由端部を前記ハーネス側に取り付けてある前記ベルトを巻き取り方向へ動かして前記緊張状態を高めることができ、前記シャフトを前記所要方向と反対の方向へ回転させると、前記ウォームギアが前記ウォーム歯車から離脱して前記ウォーム歯車と前記ドラムとの回転が自由になり、前記ベルトを長く伸ばすことができるようになる請求項1記載の固定装置。
  3. 前記回転シャフトは、それが後退したときにばねの付勢下に前記ウォームギアが前記ウォーム歯車から離脱した状態を維持している請求項1または2記載の固定装置。
  4. 前記ベルトは、互いに平行な少なくとも2条のベルトからなる請求項1〜3のいずれかに記載の固定装置。
  5. 前記ベルトの材質が金属、合成繊維、無機質繊維のいずれかからなる請求項1〜4のいずれかに記載の固定装置。
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