JP3551881B2 - インタリーブ装置およびデインタリーブ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信システム等に用いられるインタリーブ装置およびデインタリーブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
無線通信システムでは、符号化された信号に、ランダムノイズやフェージング等により、ランダム誤りやバースト誤りが発生する。そこで、部分的に連続して誤るバースト誤りに対し、順番を入れ替えるインタリーブを行うことによって誤りビットを分散させることが行われている。
【0003】
このインタリーブを用いた通信システムの構成を図11に示す。
【0004】
送信側では、情報源1からの送信すべき情報が、誤り訂正符号化器2に入力され、畳み込み符号またはブロック符号等による誤り訂正符号化が行われる。この誤り訂正符号化器2の出力は、インタリーバ3に入力される。
【0005】
インタリーバ3は、書き込みアドレス制御器3aと、メモリ3bと、読み出しアドレス制御器3cなどから構成されている。誤り訂正符号化器2から出力されたシリアルデータは、書き込みアドレス制御器3aの制御によって、メモリ3bに順に書き込まれる。この場合、図12に示すように、例えばマトリクスの列方向(カラム方向)に行ごとにデータが順に書き込まれ、メモリ3bにデータがマトリクス状に配置される。この書き込み後、読み出しアドレス制御器3cの制御によって、メモリ3bからデータが順に読み出される。この場合、書き込みとは異なる方向、例えばマトリクスの行方向(ロウ方向)に列ごとにデータが順に読み出される。このようなインタリーブ(以下、ロウカラムインタリーブという)を行うことによって、送信すべきシリアルデータのビットの順番が入れ替えられる。
【0006】
そして、インタリーバ3から出力されたシリアルデータは、変調器4に入力され、QPSKなどの所定の変調方式で変調される。この変調後、RF・通信路5を介して送信が行われる。
【0007】
一方、受信側では、RF・通信路6を介して受信された信号が、復調器7に供給されて復調される。この復調された信号はデインタリーバ8に入力される。
【0008】
デインタリーバ8は、書き込みアドレス制御器8aと、メモリ8bと、読み出しアドレス制御器8cなどから構成されている。復調器7から出力されたシリアルデータは、書き込みアドレス制御器8aの制御によって、メモリ8bに順に書き込まれる。この場合、図12に示すように、例えばマトリクスの行方向に列ごとにデータが順に書き込まれ、メモリ8bにデータがマトリクス状に配置される。この書き込み後、読み出しアドレス制御器8cの制御によって、メモリ8bからデータが順に読み出される。この場合、書き込みとは異なる方向、例えばマトリクスの列方向に行ごとにデータが順に読み出される。このようなデインタリーブを行うことによって、シリアルデータのビットが元の順番に戻される。
【0009】
そして、デインタリーバ8から出力されたシリアルデータは、誤り訂正復号器9に入力され、誤り訂正の復号が行われる。この後、データ復調が行われる。
【0010】
上記した構成において、変調器4による変調としては、QPSK以外に16QAM変調などが用いられる。このような16QAM変調を行う場合、ロウカラムインタリーブを行った後の信号に対し偶数番目に送信されるビットの誤り率が高くなることがわかっている(図12中の斜線部分参照)。このため、デインタリーブにおいてメモリ中に誤り率の高いビットが列方向に連続し、デインタリーブ後の信号において誤り率の低いビットと誤り率の高いビットが連続することになり、復号を行う場合に特性が悪化することになる。
【0011】
そこで、このような問題を解決するため、サイクルシフトインタリーブを行うことが提案されている。このサイクルシフトインタリーブは、図13に示すように、メモリに書き込まれたデータに対し偶数カラムのデータを2ビットごとその順序を入れ替えて読み出しを行う。また、そのデインタリーブにおいても、図14に示すように、メモリに書き込まれたデータに対し偶数行のデータを2ビットごとその順序を入れ替えて読み出しを行う。その結果、図15に示すように、インタリーブ後の信号に対し偶数番目に送信されるビットの誤り率が高くなったとしても、デインタリーブにおいてメモリ中に誤り率の高いビットが分散するため、デインタリーブ後の信号は、誤り率の低いビットと誤り率の高いビットが分散した信号となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記したロウカラムインタリーブおよびサイクルシフトインタリーブのいずれの場合においても、インタリーバおよびデインタリーバでは、それぞれ1つのメモリを用いてデータの書き込みおよび読み出しが行われる。実際には、2つのメモリを用い、一方のメモリにデータの書き込みを行っている間、他方のメモリからデータの読み出しを行い、他方のメモリにデータの書き込みを行っている間、一方のメモリからデータの読み出しを行っている。この場合でも、データの書き込みは1つのメモリに対して行い、データの読み出しは1つのメモリから行われる。
【0013】
このような構成の場合、データの伝送速度が低いときには、1つのメモリに対するデータの書き込みおよび読み出しのアクセス速度は十分耐えうるものとなるが、データの伝送速度が高くなると、メモリのアクセス速度が追いつかなくなるという問題がある。
【0014】
本発明は、メモリのアクセス速度を高くすることができるインタリーブ装置およびデインタリーブ装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では、特許請求の範囲の各請求項に記載した事項を特徴としている。そして、請求項1、3、5、7に記載の発明では、サイクルシフトインターリーブを行い、かつメモリのアクセス速度を高くすることができるインタリーブ装置を提供し、請求項2、4、6、8に記載の発明では、インタリーブされた信号に対してデインタリーブを行い、かつメモリのアクセス速度を高くすることができるデインタリーブ装置を提供する。
【0020】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1に本発明の第1実施形態に係る通信システムの送信側の構成を示し、図2に受信側の構成を示す。この通信システムは、従来技術で説明したサイクルシフトインタリーブおよびデインタリーブを行うように構成されている。
【0021】
送信側では、図1に示すように、情報源1からの送信すべき情報が、誤り訂正符号化器2に入力され、畳み込み符号またはブロック符号等による誤り訂正符号化が行われる。
【0022】
この誤り訂正符号化器2から出力されたシリアルデータ(データとしてのビットが直列に並んで構成されたもの)は、直列−並列変換器10において4つのパラレルデータに順に変換され、インタリーバ20に入力される。インタリーバ20は、第1、第2の書き込みアドレス制御器21a、21bと、第1、第2のメモリ22a、22bと、第1、第2の読み出しアドレス制御器23a、23bなどから構成され、サイクルシフトインタリーブを行う。そして、インタリーバ20から出力されたデータ列は、並列−直列変換器30においてシリアルデータに変換され、その後、変調器4において変調される。この変調器4では、16QAM変調が行われる。
【0023】
次に、上記した直列−並列変換器10、インタリーバ20および並列−直列変換器30の動作を図3を参照して説明する。
【0024】
直列−並列変換器10に入力されたシリアルデータは、直列−並列変換器10で4つのパラレルデータ(データ列)に順に変換される。具体的には、シリアルデータの奇数位置にある8ビットからなる1番目のデータ列と、偶数位置にある8ビットからなる2番目のデータ列と、1番目のデータ列の最後のビットに続いて奇数位置にある8ビットからなる3番目のデータ列と、2番目のデータ列の最後のビットに続いて偶数位置にある8ビットからなる4番目のデータ列とを、シリアルデータの32ビットごとに繰り返し得るように、シリアルデータが変換される。なお、各データ列の識別を容易にするために、図中に斜線が付されている(後述する説明に用いる図4〜図10においても同じ)。
【0025】
この変換されたデータ列は、第1、第2の書き込みアドレス制御器21a、21bの制御によって、第1、第2のメモリ22a、22b(16列×6行のマトリクス配置で表される書き込み領域をそれぞれ有する)に、並列的に順に書き込まれる。具体的には、1番目のデータ列は、第1のメモリ22aに、列方向の奇数位置に行ごとに順に書き込まれ、2番目のデータ列は、第2のメモリ22bに、列方向の偶数位置に行ごとに順に書き込まれ、3番目のデータ列は、第2のメモリ22bに、列方向の奇数位置に行ごとに順に書き込まれ、4番目のデータ列は、第1のメモリ22aに、列方向の偶数位置に行ごとに順に書き込まれる。このような書き込みにより、シリアルデータの各ビットは、第1、第2のメモリ21a、21b中に、図3に示すように配置される。
【0026】
この書き込み後、第1、第2の読み出しアドレス制御器23a、23bの制御によって、第1、第2のメモリ21a、21bからデータが並列的に順に読み出される。この場合、第1、第2のメモリ21a、21bから行方向に列ごとにデータがそれぞれ順に読み出される。
【0027】
そして、第1、第2のメモリ21a、21bから読み出されたデータ列は、並列−直列変換器30でシリアルデータに変換される。この場合、第1のメモリ21aから読み出されたデータは、出力するシリアルデータの奇数位置に配置され、第2のメモリ21bから読み出されたデータは、出力するシリアルデータの偶数位置に配置されるように、変換が行われる。
【0028】
この実施形態では、1番目と4番目のデータ列を、第1のメモリ21aに、列方向の奇数位置と偶数位置に行ごとに順に書き込み、2番目と3番目のデータ列を、第2のメモリ21bに、列方向の偶数位置と奇数位置に行ごとに順に書き込み、第1、第2のメモリ21a、21bから行方向に列ごとにデータを順に読み出して、それぞれを奇数位置と偶数位置に配置したシリアルデータを生成するようにしているから、従来のインタリーバと同様、サイクルシフトインタリーブを行った信号を出力することができる。
【0029】
一方、受信側では、図2に示すように、受信された信号が、復調器7に供給されて復調される。この復調された信号は、直列−並列変換器40において2つのパラレルデータに変換され、デインタリーバ50に入力される。デインタリーバ50は、第1、第2の書き込みアドレス制御器51a、51bと、第1、第2のメモリ52a、52bと、第1、第2の読み出しアドレス制御器53a、53bなどから構成され、デインタリーブを行う。このデインタリーバ50から出力されたデータ列は、並列−直列変換器60においてシリアルデータに変換される。このシリアルデータは、誤り訂正復号器9に入力されて、誤り訂正の復号が行われる。この後、データ復調が行われる。
【0030】
上記した直列−並列変換器40、デインタリーバ50および並列−直列変換器60の動作を図4を参照して説明する。
【0031】
直列−並列変換器40に入力されたシリアルデータは、直列−並列変換器40で2つのパラレルデータ(データ列)に変換される。具体的には、シリアルデータの奇数位置に配置されたビットからなる第1のデータ列と、シリアルデータの偶数位置に配置されたビットからなる第2のデータ列を得るように、シリアルデータが変換される。
【0032】
この変換された2つのデータ列は、第1、第2の書き込みアドレス制御器51a、51bの制御によって、第1、第2のメモリ52a、52b(16列×6行のマトリクス配置で表される書き込み領域をそれぞれ有する)に、並列的に順に書き込まれる。具体的には、シリアルデータの奇数位置に配置されたビットからなるデータ列は、第1のメモリ52aに行方向に列ごとに順に書き込まれ、またシリアルデータの偶数位置に配置されたビットからなるデータ列は、第2のメモリ52bに行方向に列ごとに順に書き込まれる。
【0033】
この書き込み後、第1、第2の読み出しアドレス制御器53a、53bの制御によって、第1、第2のメモリ52a、52bからデータが並列的に順に読み出される。この場合、第1のメモリ52aからは、列方向の奇数位置に書き込まれている1番目のデータ列と、列方向の偶数位置に書き込まれている4番目のデータ列が、列方向に行ごとに順に読み出される。また、第2のメモリ52bからは、列方向の偶数位置に書き込まれている2番目のデータ列と、列方向の奇数位置に書き込まれている3番目のデータ列が、列方向に行ごとに順に読み出される。
【0034】
そして、第1、第2のメモリ52a、52bから読み出されたデータ列は、並列−直列変換器60でシリアルデータに変換される。この場合、1番目のデータ列が8つの奇数位置に配置され、2番目のデータ列が8つの偶数位置に配置され、3番目のデータ列が1番目のデータ列の最後のビットに続く8つの奇数位置に配置され、4番目のデータ列が2番目のデータ列の最後のビットに続く8つの偶数位置に配置されるように、データ列が順にシリアルデータに変換される。
【0035】
このようなデインタリーブを行うことにより、インタリーブでビット入れ替えが行われたデータを元に戻すことができる。
【0036】
上記した実施形態によれば、インタリーバ20およびデインタリーバ50において、それぞれ2つのメモリを用いて書き込みおよび読み出しを行うようにしているから、メモリへのアクセス速度を高くすることができる。
(第2実施形態)
この第2実施形態では、通信システムのブロック構成は図1、図2に示すものと同じであり、送信側における直列−並列変換器10、インタリーバ20および並列−直列変換器30と、受信側における直列−並列変換器40、デインタリーバ50および並列−直列変換器60の構成が異なる。
【0037】
この実施形態におけるインタリーブおよびデインタリーブを図5、図6を参照して説明する。
【0038】
送信側では、直列−並列変換器10により、第1実施形態と同様、1番目から4番目のデータ列が繰り返し生成される。
【0039】
この変換されたデータ列は、第1、第2の書き込みアドレス制御器21a、21bの制御によって、第1、第2のメモリ(8列×12行のマトリクス配置で表される書き込み領域をそれぞれ有する)22a、22bに、並列的に順に書き込まれる。この書き込みの仕方が第1実施形態と異なる。
【0040】
すなわち、図5に示すように、1番目のデータ列は、第1のメモリ22aに、列方向に奇数行ごとに順に書き込まれ、2番目のデータ列は、第2のメモリ22bに、列方向に奇数行ごとに順に書き込まれ、3番目のデータ列は、第2のメモリ22bに、列方向に偶数行ごとに順に書き込まれ、4番目のデータ列は、第1のメモリ22aに、列方向に偶数行ごとに順に書き込まれる。このような書き込みにより、シリアルデータの各ビットは、第1、第2のメモリ22a、22b中に、図5に示すように配置される。
【0041】
この書き込み後、第1、第2の読み出しアドレス制御器23a、23bの制御によって、第1、第2のメモリ22a、22bからデータが順に読み出される。この場合、第1のメモリ22aからは、行方向に奇数位置にあるデータが列ごとに先に順に読み出され、続いて行方向に偶数位置にあるデータが列ごとに順に読み出される。また、第2のメモリ22bからは、行方向に偶数位置にあるデータが列ごとに先に順に読み出され、続いて行方向に奇数位置にあるデータが列ごとに順に読み出される。
【0042】
このようにして第1、第2のメモリ22a、22bから読み出されたデータ列は、第1実施形態と同様、並列−直列変換器30によりシリアルデータに変換される。
【0043】
この実施形態では、1番目と4番目のデータ列を、第1のメモリ22aに、列方向に奇数行ごと偶数行ごとにそれぞれ順に書き込み、2番目と3番目のデータ列を、第2のメモリ22bに、列方向に奇数行ごと偶数行ごとにそれぞれ順に書き込み、第1のメモリ22aから行方向に奇数位置にあるデータを列ごとに先に順に読み出し続いて行方向に偶数位置にあるデータを列ごとに順に読み出し、また第2のメモリ22bから行方向に偶数位置にあるデータを列ごとに先に順に読み出し続いて行方向に奇数位置にあるデータを列ごとに順に読み出して、それぞれを奇数位置と偶数位置に配置したシリアルデータを生成するようにしているから、従来のインタリーバと同様、サイクルシフトインタリーブを行った信号を出力することができる。
【0044】
また、この実施形態では、第1、第2のメモリ22a、22bへの書き込み方を同じにしているため、第1実施形態に比べて、データの書き込みを容易に行うことができる。
【0045】
また、受信側では、直列−並列変換器40により第1実施形態と同様、シリアルデータの奇数位置に配置されたビットからなるデータ列と、シリアルデータの偶数位置に配置されたビットからなるデータ列を得るように、変換が行われる。この変換されたデータ列は、第1、第2の書き込みアドレス制御器51a、51bの制御によって、第1、第2のメモリ(8列×12行のマトリクス配置で表される書き込み領域をそれぞれ有する)52a、52bに順に書き込まれる。この書き込みの仕方が第1実施形態と異なる。
【0046】
すなわち、図6に示すように、シリアルデータの奇数位置に配置されたビットからなるデータ列は、第1のメモリ52aに、まず1行1列目から行方向の奇数位置に列ごとに順に書き込まれ、その後、2行1列目から行方向の偶数位置に列ごとに順に書き込まれる。また、シリアルデータの偶数位置に配置されたビットからなるデータ列は、第2のメモリ52bに、まず2行1列目から行方向の偶数位置に列ごとに順に書き込まれ、その後、1行1列目から行方向の奇数位置に列ごとに順に書き込まれる。このような書き込みにより、シリアルデータの各ビットは、第1、第2のメモリ52a、52b中に、図6に示すように配置される。
【0047】
この書き込み後、第1、第2の読み出しアドレス制御器53a、53bの制御によって、第1、第2のメモリ52a、52bからデータが並列的に順に読み出される。この場合、第1のメモリ52aからは、奇数行に書き込まれている1番目のデータ列と、偶数行に書き込まれている4番目のデータ列が、列方向に行ごとに順に読み出される。また、第2のメモリ52bからは、奇数行に書き込まれている2番目のデータ列と、偶数行に書き込まれている3番目のデータ列が、列方向に行ごとに順に読み出される。
【0048】
そして、第1、第2のメモリ52a、52bから読み出されたデータ列は、第1実施形態と同様、並列−直列変換器60でシリアルデータに変換される。
(第3実施形態)
この第3実施形態では、通信システムのブロック構成は図1、図2に示すものと同じであり、送信側における直列−並列変換器10、インタリーバ20および並列−直列変換器30と、受信側における直列−並列変換器40、デインタリーバ50および並列−直列変換器60の構成が異なる。
【0049】
この実施形態におけるインタリーブおよびデインタリーブを図7、図8を参照して説明する。
【0050】
送信側では、直列−並列変換器10により、第1実施形態と同様、1番目から4番目のデータ列が繰り返し生成される。
【0051】
この変換されたデータ列は、第1、第2の書き込みアドレス制御器21a、21bの制御によって、第1、第2のメモリ(8列×12行のマトリクス配置で表される書き込み領域をそれぞれ有する)22a、22bに、並列的に順に書き込まれる。この書き込みの仕方が第1実施形態と異なる。
【0052】
すなわち、図7に示すように、1番目のデータ列は、第1のメモリ22aに、列方向に奇数行ごとに順に書き込まれ、2番目のデータ列は、第2のメモリ22bに、列方向に偶数行ごとに順に書き込まれ、3番目のデータ列は、第2のメモリ22bに、列方向に奇数行ごとに順に書き込まれ、4番目のデータ列は、第1のメモリ22aに、列方向に偶数行ごとに順に書き込まれる。このような書き込みにより、シリアルデータの各ビットは、第1、第2のメモリ22a、22b中に、図7に示すように配置される。
【0053】
この書き込み後、第1、第2の読み出しアドレス制御器23a、23bの制御によって、第1、第2のメモリ22a、22bからデータが順に読み出される。この場合、第1のメモリ22aからは、行方向に奇数位置にあるデータが列ごとに先に順に読み出され、続いて行方向に偶数位置にあるデータが列ごとに順に読み出される。また、第2のメモリ22bからは、行方向に奇数位置にあるデータが列ごとに先に順に読み出され、続いて行方向に偶数位置にあるデータが列ごとに順に読み出される。
【0054】
このようにして第1、第2のメモリ22a、22bから読み出されたデータ列は、第1実施形態と同様、並列−直列変換器30によりシリアルデータに変換される。
【0055】
この実施形態では、1番目と4番目のデータ列を、第1のメモリ22aに、列方向に奇数行ごと偶数行ごとにそれぞれ順に書き込み、2番目と3番目のデータ列を、第2のメモリ22bに、列方向に偶数行ごと奇数行ごとにそれぞれ順に書き込み、第1のメモリ22aから行方向に奇数位置にあるデータを列ごとに先に順に読み出し続いて行方向に偶数位置にあるデータを列ごとに順に読み出し、また第2のメモリ22bから行方向に奇数位置にあるデータを列ごとに先に順に読み出し続いて行方向に偶数位置にあるデータを列ごとに順に読み出して、それぞれを奇数位置と偶数位置に配置したシリアルデータを生成するようにしているから、従来のインタリーバと同様、サイクルシフトインタリーブを行った信号を出力することができる。
【0056】
また、この実施形態では、第1、第2のメモリ22a、22bからのデータの読み出し方を同じにしているため、第1実施形態に比べて、データの読み出しを容易に行うことができる。
【0057】
また、受信側では、直列−並列変換器40により第1実施形態と同様、シリアルデータの奇数位置に配置されたビットからなるデータ列と、シリアルデータの偶数位置に配置されたビットからなるデータ列を得るように、変換が行われる。この変換されたデータ列は、第1、第2の書き込みアドレス制御器51a、51bの制御によって、第1、第2のメモリ(8列×12行のマトリクス配置で表される書き込み領域をそれぞれ有する)52a、52bに順に書き込まれる。この書き込みの仕方が第1実施形態と異なる。
【0058】
すなわち、図8に示すように、シリアルデータの奇数位置に配置されたビットからなるデータ列は、第1のメモリ52aに、まず1行1列目から行方向の奇数位置に列ごとに順に書き込まれ、その後、2行1列目から行方向の偶数位置に列ごとに順に書き込まれる。また、シリアルデータの偶数位置に配置されたビットからなるデータ列は、第2のメモリ52bに、まず1行1列目から行方向の奇数位置に列ごとに順に書き込まれ、その後、2行1列目から行方向の偶数位置に列ごとに順に書き込まれる。このような書き込みにより、シリアルデータの各ビットは、第1、第2のメモリ52a、52b中に、図8に示すように配置される。
【0059】
この書き込み後、第1、第2の読み出しアドレス制御器53a、53bの制御によって、第1、第2のメモリ52a、52bからデータが並列的に順に読み出される。この場合、第1のメモリ52aからは、奇数行に書き込まれている1番目のデータ列と、偶数行に書き込まれている4番目のデータ列が、列方向に行ごとに順に読み出される。また、第2のメモリ52bからは、偶数行に書き込まれている2番目のデータ列と、奇数行に書き込まれている3番目のデータ列が、列方向に行ごとに順に読み出される。
【0060】
そして、第1、第2のメモリ52a、52bから読み出されたデータ列は、第1実施形態と同様、並列−直列変換器60でシリアルデータに変換される。
(第4実施形態)
この第4実施形態では、通信システムのブロック構成は図1、図2に示すものと同じであり、送信側における直列−並列変換器10、インタリーバ20および並列−直列変換器30と、受信側における直列−並列変換器40、デインタリーバ50および並列−直列変換器60の構成が異なる。
【0061】
この実施形態におけるインタリーブおよびデインタリーブを図9、図10を参照して説明する。
【0062】
送信側では、直列−並列変換器10により、第1実施形態と同様、1番目から4番目のデータ列が繰り返し生成される。
【0063】
この変換されたデータ列は、第1、第2の書き込みアドレス制御器21a、21bの制御によって、第1、第2のメモリ(8列×12行のマトリクス配置で表される書き込み領域をそれぞれ有する)22a、22bに、並列的に順に書き込まれる。この書き込みの仕方が第1実施形態と異なる。
【0064】
すなわち、図9に示すように、1番目のデータ列は、第1のメモリ22aにおける書き込み領域の上半分の領域に、列方向に行ごとに順に書き込まれ、2番目のデータ列は、第2のメモリ22bにおける書き込み領域の下半分の領域に、列方向に行ごとに順に書き込まれ、3番目のデータ列は、第2のメモリ22bにおける書き込み領域の上半分の領域に、列方向に行ごとに順に書き込まれ、4番目のデータ列は、第1のメモリ22aにおける書き込み領域の下半分の領域に、列方向に行ごとに順に書き込まれる。このような書き込みにより、シリアルデータの各ビットは、第1、第2のメモリ22a、22b中に、図9に示すように配置される。
【0065】
この書き込み後、第1、第2の読み出しアドレス制御器23a、23bの制御によって、第1、第2のメモリ22a、22bからデータが並列的に順に読み出される。この場合、第1のメモリ22aからは、書き込み領域の上半分の領域におけるデータが行方向に列ごとに先に順に読み出され、続いて書き込み領域の下半分の領域におけるデータが行方向に列ごとに順に読み出される。また、第2のメモリ22bからは、書き込み領域の上半分の領域におけるデータが行方向に列ごとに先に順に読み出され、続いて書き込み領域の下半分の領域におけるデータが行方向に列ごとに順に読み出される。
【0066】
このようにして第1、第2のメモリ22a、22bから読み出されたデータ列は、第1実施形態と同様、並列−直列変換器30によりシリアルデータに変換される。
【0067】
この実施形態では、1番目と4番目のデータ列を、第1のメモリ22aにおける書き込み領域の上半分の領域と下半分の領域に列方向に行ごとにそれぞれ書き込み、2番目と3番目のデータ列を、第2のメモリ22bにおける書き込み領域の下半分の領域と上半分の領域に列方向に行ごとにそれぞれ書き込み、第1、第2のメモリ22a、22bからそれぞれの書き込み領域の上半分の領域におけるデータを行方向に列ごとに読み出し続いてそれぞれの書き込み領域の下半分の領域におけるデータを行方向に列ごとに読み出し、それぞれを奇数位置と偶数位置に配置したシリアルデータを生成するようにしているから、従来のインタリーバと同様、サイクルシフトインタリーブを行った信号を出力することができる。
【0068】
また、受信側では、直列−並列変換器40により第1実施形態と同様、シリアルデータの奇数位置に配置されたビットからなるデータ列と、シリアルデータの偶数位置に配置されたビットからなるデータ列を得るように、変換が行われる。この変換されたデータ列は、第1、第2の書き込みアドレス制御器51a、51bの制御によって、第1、第2のメモリ52a、52bに、並列的に順に書き込まれる。この書き込みの仕方が第1実施形態と異なる。
【0069】
すなわち、図10に示すように、シリアルデータの奇数位置に配置されたビットからなるデータ列は、第1のメモリ52aにおける書き込み領域の上半分の領域に行方向に列ごとに順に書き込まれ、続いて書き込み領域の下半分の領域に行方向に列ごとに順に書き込まれる。また、シリアルデータの偶数位置に配置されたビットからなるデータ列は、第2のメモリ52bにおける書き込み領域の上半分の領域に行方向に列ごとに順に書き込まれ、続いて書き込み領域の下半分の領域に行方向に列ごとに順に書き込まれる。このような書き込みにより、シリアルデータの各ビットは、第1、第2のメモリ52a、52b中に、図10に示すように配置される。
【0070】
この書き込み後、第1、第2の読み出しアドレス制御器53a、53bの制御によって、第1、第2のメモリ(8列×12行のマトリクス配置で表される書き込み領域をそれぞれ有する)52a、52bからデータが並列的に順に読み出される。この場合、第1のメモリ52aからは、書き込み領域の上半分の領域に書き込まれている1番目のデータ列と、書き込み領域の下半分の領域に書き込まれている4番目のデータ列が、列方向に行ごとに順に読み出される。また、第2のメモリ22bからは、書き込み領域の下半分の領域に書き込まれている2番目のデータ列と、書き込み領域の上半分の領域に書き込まれている4番目のデータ列が、列方向に行ごとに順に読み出される。
【0071】
そして、第1、第2のメモリ52a、52bから読み出されたデータ列は、第1実施形態と同様、並列−直列変換器60でシリアルデータに変換される。
【0072】
この第4実施形態によれば、メモリ22a、22b、52a、52bにおいてそれぞれ上半分の領域と下半分の領域に分けて書き込みを行っているため、第1乃至第3実施形態のように、1つ飛びに書き込みを行ったり、あるいは1つ飛びに読み出しを行ったりする必要がなく、書き込みおよび読み出しをより簡単に行うことができる。
【0073】
なお、上記した第1乃至第4実施形態において、メモリ22a、22b、52a、52bのぞれぞれは、実際には、2つのメモリで構成され、一方のメモリにデータの書き込みを行っている間、他方のメモリからデータの読み出しを行い、他方のメモリにデータの書き込みを行っている間、一方のメモリからデータの読み出しを行うようになっている。
【0074】
また、上記した第1実施形態乃至第4実施形態におけるインタリーバおよびデインタリーバは、例えば第1実施形態のインタリーバと第2実施形態のデインタリーバとを組み合わせるというように、任意に組み合わせが可能である。また、インタリーバおよびデインタリーバのうちの一方を上記した第1実施形態乃至第4実施形態のものとし、他方を従来のものとすることも可能である。
【0075】
また、本発明は、上記した第1乃至第4実施形態のようなサイクルシフトインターリーブを行うインタリーバおよびデインタリーバに適用するものに限らず、サイクルシフトを行わないロウカラムインタリーブにも同様に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る通信システムの送信側の構成を示す図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る通信システムの受信側の構成を示す図である。
【図3】本発明の第1実施形態における直列−並列変換器10、インタリーバ20および並列−直列変換器30の動作説明に供する図である。
【図4】本発明の第1実施形態における直列−並列変換器40、デインタリーバ50および並列−直列変換器60の動作説明に供する図である。
【図5】本発明の第2実施形態における直列−並列変換器10、インタリーバ20および並列−直列変換器30の動作説明に供する図である。
【図6】本発明の第2実施形態における直列−並列変換器40、デインタリーバ50および並列−直列変換器60の動作説明に供する図である。
【図7】本発明の第3実施形態における直列−並列変換器10、インタリーバ20および並列−直列変換器30の動作説明に供する図である。
【図8】本発明の第3実施形態における直列−並列変換器40、デインタリーバ50および並列−直列変換器60の動作説明に供する図である。
【図9】本発明の第4実施形態における直列−並列変換器10、インタリーバ20および並列−直列変換器30の動作説明に供する図である。
【図10】本発明の第4実施形態における直列−並列変換器40、デインタリーバ50および並列−直列変換器60の動作説明に供する図である。
【図11】従来の通信システムの構成を示す図である。
【図12】従来のロウカラムインタリーブおよびデインタリーブの流れを示す図である。
【図13】従来のサイクルシフトインタリーブの動作説明に供する図である。
【図14】従来のサイクルシフトインタリーブにおけるデインタリーブの動作説明に供する図である。
【図15】従来のサイクルシフトインタリーブおよびデインタリーブの流れを示す図である。
【符号の説明】
10…直列−並列変換器、20…インタリーバ、
21a、21b…第1、第2の書き込みアドレス制御器、
22a、22b…第1、第2のメモリ、
23a、23b…第1、第2の読み出しアドレス制御器、
30…並列−直列変換器、40…直列−並列変換器、50…デインタリーバ、
51a、51b…第1、第2の書き込みアドレス制御器、
52a、52b…第1、第2のメモリ、
53a、53b…第1、第2の読み出しアドレス制御器、
60…並列−直列変換器。

Claims (8)

  1. 送信するためのシリアルデータをメモリに記憶させ、その書き込み方向と読み出し方向を異ならせてインタリーブを行うインタリーブ装置において、
    前記メモリとして第1、第2のメモリを有し、
    前記シリアルデータの奇数位置にある所定数のデータからなる1番目のデータ列と、前記シリアルデータの偶数位置にある所定数のデータからなる2番目のデータ列と、前記1番目のデータ列の最後のデータに続いて前記シリアルデータの奇数位置にある所定数のデータからなる3番目のデータ列と、前記2番目のデータ列の最後のデータに続いて前記シリアルデータの偶数位置にある所定数のデータからなる4番目のデータ列を繰り返し得るように、前記シリアルデータを変換する手段と、
    前記1番目のデータ列と前記4番目のデータ列が前記第1のメモリの記憶領域において列方向の奇数位置と偶数位置にそれぞれ配置されるように行ごとに書き込みを行い、前記2番目のデータ列と前記3番目のデータ列が前記第2のメモリの記憶領域において列方向の偶数位置と奇数位置にそれぞれ配置されるように行ごとに書き込みを行い、前記第1、前記第2のメモリに書き込まれたデータを、行方向に列ごとにそれぞれ読み出す手段と、前記第1のメモリから読み出されたデータを奇数位置に、前記第2のメモリから読み出されたデータを偶数位置に、順に配置するようにして、シリアルデータを生成する手段とを備えたことを特徴とするインタリーブ装置。
  2. インタリーブが行われた信号を受信し、その受信後のシリアルデータをメモリに記憶させ、その書き込み方向と読み出し方向を異ならせてデインタリーブを行うデインタリーブ装置であって、
    前記メモリとして第1、第2のメモリを有し、
    前記シリアルデータの奇数位置に配置されたデータからなる第1のデータ列と、前記シリアルデータの偶数位置に配置されたデータからなる第2のデータ列を得るように、前記シリアルデータを変換する手段と、
    前記第1のデータ列が前記第1のメモリの記憶領域において行方向に列ごとに配置されるように書き込みを行い、前記第2のデータ列が前記第2のメモリの記憶領域において行方向に列ごとに配置されるように書き込みを行い、前記第1のメモリから、列方向の奇数位置に書き込まれている1番目のデータ列と、列方向の偶数位置に書き込まれている4番目のデータ列を、列方向に行ごとにそれぞれ読み出し、また前記第2のメモリから、列方向の偶数位置に書き込まれている2番目のデータ列と、列方向の奇数位置に書き込まれている3番目のデータ列を、列方向に行ごとにそれぞれ読み出す手段と、前記1番目のデータ列を奇数位置に、前記2番目のデータ列を偶数位置に、前記3番目のデータ列を前記1番目のデータ列の最後のデータに続く奇数位置に、前記4番目のデータ列を前記2番目のデータ列の最後のデータに続く偶数位置に、順に配置するようにして、シリアルデータを生成する手段と、を備えたことを特徴とするデインタリーブ装置。
  3. 送信するためのシリアルデータをメモリに記憶させ、その書き込み方向と読み出し方向を異ならせてインタリーブを行うインタリーブ装置において、
    前記メモリとして第1、第2のメモリを有し、
    前記シリアルデータの奇数位置にある所定数のデータからなる1番目のデータ列と、前記シリアルデータの偶数位置にある所定数のデータからなる2番目のデータ列と、前記1番目のデータ列の最後のデータに続いて前記シリアルデータの奇数位置にある所定数のデータからなる3番目のデータ列と、前記2番目のデータ列の最後のデータに続いて前記シリアルデータの偶数位置にある所定数のデータからなる4番目のデータ列を繰り返し得るように、前記シリアルデータを変換する手段と、
    前記1番目のデータ列と前記4番目のデータ列が前記第1のメモリの記憶領域において奇数行と偶数行にそれぞれ配置されるように行ごとに書き込みを行い、前記2番目のデータ列と前記3番目のデータ列が前記第2のメモリの記憶領域において奇数行と偶数行にそれぞれ配置されるように行ごとに書き込みを行い、前記第1のメモリから、行方向の奇数位置にあるデータを列ごとに順に読み出し、続いて行方向の偶数位置にあるデータを列ごとに順に読み出し、前記第2のメモリから、行方向の偶数位置にあるデータを列ごとに順に読み出し、続いて行方向の奇数位置にあるデータを列ごとに順に読み出す手段と、前記第1のメモリから読み出されたデータを奇数位置に、前記第2のメモリから読み出されたデータを偶数位置に、順に配置するようにして、シリアルデータを生成する手段とを備えたことを特徴とするインタリーブ装置。
  4. インタリーブが行われた信号を受信し、その受信後のシリアルデータをメモリに記憶させ、その書き込み方向と読み出し方向を異ならせてデインタリーブを行うデインタリーブ装置であって、
    前記メモリとして第1、第2のメモリを有し、
    前記シリアルデータの奇数位置に配置されたデータからなる第1のデータ列と、前記シリアルデータの偶数位置に配置されたデータからなる第2のデータ列を得るように、前記シリアルデータを変換する手段と、
    前記第1のデータ列が前記第1のメモリの記憶領域において行方向の奇数位置に列ごとに配置されそれに続いて行方向の偶数位置に列ごとに配置されるように書き込みを行い、前記第2のデータ列が前記第2のメモリの記憶領域において行方向の偶数位置に列ごとに配置されそれに続いて行方向の奇数位置に列ごとに配置されるように書き込みを行い、前記第1のメモリから、奇数行に書き込まれている1番目のデータ列と、偶数行に書き込まれている4番目のデータ列を、列方向に行ごとにそれぞれ読み出し、前記第2のメモリから、奇数行に書き込まれている2番目のデータ列と、偶数行に書き込まれている3番目のデータ列を、列方向に行ごとにそれぞれ読み出す手段と、前記1番目のデータ列を奇数位置に、前記2番目のデータ列を偶数位置に、前記3番目のデータ列を前記1番目のデータ列の最後のデータに続く奇数位置に、前記4番目のデータ列を前記2番目のデータ列の最後のデータに続く偶数位置に、順に配置するようにして、シリアルデータを生成する手段と、を備えたことを特徴とするデインタリーブ装置。
  5. 送信するためのシリアルデータをメモリに記憶させ、その書き込み方向と読み出し方向を異ならせてインタリーブを行うインタリーブ装置において、
    前記メモリとして第1、第2のメモリを有し、
    前記シリアルデータの奇数位置にある所定数のデータからなる1番目のデータ列と、前記シリアルデータの偶数位置にある所定数のデータからなる2番目のデータ列と、前記1番目のデータ列の最後のデータに続いて前記シリアルデータの奇数位置にある所定数のデータからなる3番目のデータ列と、前記2番目のデータ列の最後のデータに続いて前記シリアルデータの偶数位置にある所定数のデータからなる4番目のデータ列を繰り返し得るように、前記シリアルデータを変換する手段と、
    前記1番目のデータ列と前記4番目のデータ列が前記第1のメモリの記憶領域において奇数行と偶数行にそれぞれ配置されるように行ごとに書き込みを行い、前記2番目のデータ列と前記3番目のデータ列が前記第2のメモリの記憶領域において偶数行と奇数行にそれぞれ配置されるように行ごとに書き込みを行い、前記第1のメモリから、行方向の奇数位置にあるデータを列ごとに順に読み出し、続いて行方向の偶数位置にあるデータを列ごとに順に読み出し、前記第2のメモリから、行方向の奇数位置にあるデータを列ごとに順に読み出し、続いて行方向の偶数位置にあるデータを列ごとに順に読み出す手段と、前記第1のメモリから読み出されたデータを奇数位置に、前記第2のメモリから読み出されたデータを偶数位置に、順に配置するようにして、シリアルデータを生成する手段とを備えたことを特徴とするインタリーブ装置。
  6. インタリーブが行われた信号を受信し、その受信後のシリアルデータをメモリに記憶させ、その書き込み方向と読み出し方向を異ならせてデインタリーブを行うデインタリーブ装置であって、
    前記メモリとして第1、第2のメモリを有し、
    前記シリアルデータの奇数位置に配置されたデータからなる第1のデータ列と、前記シリアルデータの偶数位置に配置されたデータからなる第2のデータ列を得るように、前記シリアルデータを変換する手段と、
    前記第1のデータ列が前記第1のメモリの記憶領域において行方向の奇数位置に列ごとに配置されそれに続いて行方向の偶数位置に列ごとに配置されるように書き込みを行い、前記第2のデータ列が前記第2のメモリの記憶領域において行方向の奇数位置に列ごとに配置されそれに続いて行方向の偶数位置に列ごとに配置されるように書き込みを行い、前記第1のメモリから、奇数行に書き込まれている1番目のデータ列と、偶数行に書き込まれている4番目のデータ列を、列方向に行ごとにそれぞれ読み出し、前記第2のメモリから、偶数行に書き込まれている2番目のデータ列と、奇数行に書き込まれている3番目のデータ列を、列方向に行ごとにそれぞれ読み出す手段と、前記1番目のデータ列を奇数位置に、前記2番目のデータ列を偶数位置に、前記3番目のデータ列を前記1番目のデータ列の最後のデータに続く奇数位置に、前記4番目のデータ列を前記2番目のデータ列の最後のデータに続く偶数位置に、順に配置するようにして、シリアルデータを生成する手段と、を備えたことを特徴とするデインタリーブ装置。
  7. 送信するためのシリアルデータをメモリに記憶させ、その書き込み方向と読み出し方向を異ならせてインタリーブを行うインタリーブ装置において、
    前記メモリとして第1、第2のメモリを有し、
    前記シリアルデータの奇数位置にある所定数のデータからなる1番目のデータ列と、前記シリアルデータの偶数位置にある所定数のデータからなる2番目のデータ列と、前記1番目のデータ列の最後のデータに続いて前記シリアルデータの奇数位置にある所定数のデータからなる3番目のデータ列と、前記2番目のデータ列の最後のデータに続いて前記シリアルデータの偶数位置にある所定数のデータからなる4番目のデータ列を繰り返し得るように、前記シリアルデータを変換する手段と、
    前記1番目のデータ列と前記4番目のデータ列が前記第1のメモリの記憶領域においてその上半分の領域と下半分の領域に列方向に行ごとにそれぞれ配置されるように書き込みを行い、前記2番目のデータ列と前記3番目のデータ列が前記第2のメモリの記憶領域においてその下半分の領域と上半分の領域に列方向に行ごとにそれぞれ配置されるように書き込みを行い、前記第1、第2のメモリから、それぞれの前記上半分の領域におけるデータを行方向に列ごとに順に読み出し、続いてそれぞれの前記下半分の領域におけるデータを行方向に列ごとに順に読み出す手段と、前記第1のメモリから読み出されたデータを奇数位置に、前記第2のメモリから読み出されたデータを偶数位置に、順に配置するようにして、シリアルデータを生成する手段とを備えたことを特徴とするインタリーブ装置。
  8. インタリーブが行われた信号を受信し、その受信後のシリアルデータをメモリに記憶させ、その書き込み方向と読み出し方向を異ならせてデインタリーブを行うデインタリーブ装置であって、
    前記メモリとして第1、第2のメモリを有し、
    前記シリアルデータの奇数位置に配置されたデータからなる第1のデータ列と、前記シリアルデータの偶数位置に配置されたデータからなる第2のデータ列を得るように、前記シリアルデータを変換する手段と、
    前記第1のデータ列が前記第1のメモリの記憶領域においてその上半分の領域に行方向に列ごとに配置されそれに続いて下半分の領域に行方向に列ごとに配置されるように書き込みを行い、前記第2のデータ列が前記第2のメモリの記憶領域においてその上半分の領域に行方向に列ごとに配置されそれに続いて下半分の領域に行方向に列ごとに配置されるように書き込みを行い、前記第1のメモリから、前記上半分の領域に書き込まれている1番目のデータ列と、前記下半分の領域に書き込まれている4番目のデータ列を、列方向に行ごとにそれぞれ読み出し、前記第2のメモリから、前記下半分の領域に書き込まれている2番目のデータ列と、前記上半分の領域に書き込まれている4番目のデータ列を、列方向に行ごとにそれぞれ読み出す手段と、前記1番目のデータ列を奇数位置に、前記2番目のデータ列を偶数位置に、前記3番目のデータ列を前記1番目のデータ列の最後のデータに続く奇数位置に、前記4番目のデータ列を前記2番目のデータ列の最後のデータに続く偶数位置に、順に配置するようにして、シリアルデータを生成する手段と、を備えたことを特徴とするデインタリーブ装置。
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