JP3551830B2 - サーバプログラム実行システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、サーバプログラム実行システムに関し、特に、他のウェブサーバにある任意のプログラムをワールド・ワイド・ウェブ・インターネット・サービス(WWW)用ブラウザを用いて別のウェブサーバで実行させることのできるサーバプログラム実行システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来のサーバプログラム実行システムを示す構成図であり、このサーバプログラム実行システムは、WWW用ブラウザ1と、プログラムを記憶するマシン(通信機器)2とから構成され、マシン2にはウェブサーバ3とJavaプログラム(クラスファイル)4が備えられている。
【0003】
次に、このサーバプログラム実行システムの動作について図4に基づき説明する。
まず、WWW用ブラウザ1で、マシン2上に存在するJavaプログラム4を実行する要求をマシン2のウェブサーバ3に発行する。例えば、リクエストするユニバーサル・リソース・ロケータ(URL)アドレスとしてJavaプログラム4へのURL表記を指定し発行する(ステップA1)。
マシン2のウェブサーバ3はWWW用ブラウザで発行された要求を受け取る(ステップA2)。
【0004】
ウェブサーバ3はURL表記で指定されたJavaプログラム4を起動し実行する(ステップA3)。
そして、ウェブサーバ3がWWW用ブラウザ1に対し、Javaプログラム4の標準出力を、要求に対するリプライのデータ内のハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)レスポンス形式のコンテンツとして返す(ステップA4)。
WWW用ブラウザ1は受け取った出力を表示する(ステップA5)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のサーバプログラム実行システムにおいては、ウェブサーバ3側に、指定された他のマシンにあるプログラムをカレントマシン上で実行する機能を有しないために、他のウェブサーバにある任意のプログラムをWWW用ブラウザ1を用いて別のウェブサーバで実行させることができないという問題点があった。
【0006】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、他のウェブサーバにある任意のプログラムをWWW用ブラウザを用いて別のウェブサーバで実行させることができるサーバプログラム実行システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は次の様なサーバプログラム実行システムを提供した。
すなわち、請求項1記載のサーバプログラム実行システムは、ワールド・ワイド・ウェブ・インターネット・サービス用ブラウザと、プログラムを記憶する複数の通信機器とを備え、これらの通信機器の1つに、他の通信機器からプログラムを読み込み、この読み込んだプログラムを実行するという要求を、ワールド・ワイド・ウェブ・インターネット・サービス用ブラウザからハイパーテキスト転送プロトコルで受けた後、実行し、この実行結果をハイパーテキスト転送プロトコルに従って返すサーバ側デーモンを設けてなることを特徴としている。
【0008】
請求項2記載のサーバプログラム実行システムは、請求項1記載のサーバプログラム実行システムにおいて、前記サーバ側デーモンは、所定のユニバーサル・リソース・ロケータで指定されたプログラムを該ユニバーサル・リソース・ロケータから読み込み、実行し、かつ、このプログラムを実行した結果をワールド・ワイド・ウェブ・インターネット・サービス用ブラウザ上に表示することを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明のサーバプログラム実行システムの一実施形態について図面に基づき説明する。
図1は本発明の一実施形態のサーバプログラム実行システムを示す構成図であり、このサーバプログラム実行システムは、WWW用ブラウザ1と、複数のマシン(通信機器)11、12とから構成され、一方のマシン11にはJavaプログラム(クラスファイル)4を記憶するサーバ側デーモン13が備えられ、他方のマシン12には、従来と同様、ウェブサーバ3とJavaプログラム(クラスファイル)4が備えられている。
【0010】
WWW用ブラウザ1は、URL表記のリクエストを発行し、リプライデータを表示する。
ウェブサーバ3は、URL表記のリクエストを受け取り、対応するデータを返す。
サーバ側デーモン13は、Java動作環境を含み、あるURL表記で指定されたプログラムを実行する要求を含むデータを、HTTPリクエストとして受け取り、該URLで指定されたJavaプログラム4を読み込み、Java動作環境上で実行し、プログラムの標準出力をHTTPレスポンスのコンテンツとして要求もとへ返す。
【0011】
すなわち、WWW用ブラウザ1で、リクエストするURLアドレスとして、ある指定されたURLアドレスに実行用のファイルが存在するプログラムを実行する要求を含む、サーバ側デーモン13へのURL表記のリクエストを指定し、発行すると、要求を受け取ったサーバ側デーモン13が、該URLで指定されたプログラムを該URLから読み込み、実行し、標準出力を、要求に対するリプライのデータ内のHTTPレスポンス形式のコンテンツとして返す。
【0012】
このようにして、サーバ側デーモン13は、WWW用ブラウザ1上で、あるURL表記で指定されたプログラムを別のあるURL表記で指定されたマシン12上で実行する要求を発行し、そのプログラムの実行結果をWWW用ブラウザ1上に得ることを可能にする。
【0013】
次に、このサーバプログラム実行システムの動作について、図2に基づき説明する。
まず、WWW用ブラウザ1でマシン12上に存在するJavaプログラム4をマシン11上で実行する要求を、マシン11上のサーバ側デーモン13に発行する(ステップB1)。
【0014】
例えば、WWW用ブラウザ1で、リクエストするURLアドレスとして、ある指定されたマシン12内のURLアドレスにクラスファイルが存在するJavaプログラム4を実行する要求を含む、マシン11内のサーバ側デーモン13へのURL表記のリクエスト、たとえば
http://マシン11:<ポート>/<本処理をあらわす名前>?program=<Javaプログラム4の存在するURLアドレス>
を指定し、発行する。
【0015】
マシン11上のサーバ側デーモン13がWWW用ブラウザ1からの要求を受け取る(ステップB2)。
サーバ側デーモン13では、このURLに対応するマシン12内のウェブサーバ3へ該URLで指定されたプログラム4に相当するファイルの内容を読み込み(ステップB3)、マシン11上でJava動作環境上でプログラム4を実行し(ステップB4)、プログラム4の標準出力を、要求に対するリプライのデータ内のHTTPレスポンス形式のコンテンツとしてWWW用ブラウザ1へ返す(ステップB5)。
WWW用ブラウザ1は受け取った出力を表示する(ステップB6)。
【0016】
本実施形態によれば、マシン11に、HTTPプロトコル形式のリクエストを受け取り、他のマシン12上にあるプログラム4をカレントマシン上で実行するサーバ側デーモン13を備えたので、WWW用ブラウザ1を利用し、他のマシン12上のプログラム4を別のマシン11上で実行し、そのプログラム4の実行結果をWWW用ブラウザ1上に表示することができる。
以上、本発明のサーバプログラム実行システムの一実施形態について図面に基づき説明してきたが、具体的な構成は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計の変更等が可能である。
【0017】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明のサーバプログラム実行システムによれば、プログラムを記憶する通信機器の1つに、他の通信機器からプログラムを読み込み、この読み込んだプログラムを実行するという要求を、WWW用ブラウザからHTTPプロトコルで受けた後、実行し、この実行結果をHTTPに従って返すサーバ側デーモンを設けたので、WWW用ブラウザを利用して、他の通信機器上のプログラムを別の通信機器上で実行し、そのプログラムの実行結果をWWW用ブラウザ上に表示することができる。
したがって、他の通信機器のウェブサーバにある任意のプログラムをWWW用ブラウザを用いて別の通信機器のウェブサーバで実行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のサーバプログラム実行システムを示す構成図である。
【図2】本発明の一実施形態のサーバプログラム実行システムの動作を示す流れ図である。
【図3】従来のサーバプログラム実行システムを示す構成図である。
【図4】従来のサーバプログラム実行システムの動作を示す流れ図である。
【符号の説明】
1 WWW用ブラウザ
2 プログラムを記憶するマシン
3 ウェブサーバ
4 Javaプログラム(クラスファイル)
11、12 マシン(通信機器)
13 サーバ側デーモン
Claims (2)
- ワールド・ワイド・ウェブ・インターネット・サービス用ブラウザと、プログラムを記憶する複数の通信機器とを備え、
これらの通信機器の1つに、他の通信機器からプログラムを読み込み、この読み込んだプログラムを実行するという要求を、ワールド・ワイド・ウェブ・インターネット・サービス用ブラウザからハイパーテキスト転送プロトコルで受けた後、実行し、この実行結果をハイパーテキスト転送プロトコルに従って返すサーバ側デーモンを設けてなることを特徴とするサーバプログラム実行システム。 - 前記サーバ側デーモンは、所定のユニバーサル・リソース・ロケータで指定されたプログラムを該ユニバーサル・リソース・ロケータから読み込み、実行し、かつ、このプログラムを実行した結果をワールド・ワイド・ウェブ・インターネット・サービス用ブラウザ上に表示することを特徴とする請求項1記載のサーバプログラム実行システム。
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JP12317299A JP3551830B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | サーバプログラム実行システム |
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JP12317299A JP3551830B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | サーバプログラム実行システム |
Publications (2)
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JP12317299A Expired - Fee Related JP3551830B2 (ja) | 1999-04-28 | 1999-04-28 | サーバプログラム実行システム |
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Country | Link |
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Families Citing this family (1)
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JP2003173246A (ja) * | 2001-12-05 | 2003-06-20 | Ricoh Co Ltd | デバイス情報収集方法、プログラム、サーバ装置及び記憶媒体 |
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1999
- 1999-04-28 JP JP12317299A patent/JP3551830B2/ja not_active Expired - Fee Related
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