JP3549474B2

JP3549474B2 - Endoscope cleaning and disinfecting equipment

Info

Publication number: JP3549474B2
Application number: JP2000283291A
Authority: JP
Inventors: 俊成木下
Original assignee: Olympus Corp
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 2000-09-19
Filing date: 2000-09-19
Publication date: 2004-08-04
Anticipated expiration: 2020-09-19
Also published as: JP2002085350A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、消毒液を貯蔵するタンクを備えた内視鏡洗浄消毒装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
内視鏡洗浄消毒装置において、消毒液は複数回使われるため、装置内に消毒液タンクを備えている。内視鏡を消毒するとき、消毒液タンクに貯溜されていた消毒液を洗浄槽または内視鏡チャンネル内に送り込み、内視鏡に消毒液を直接に触れさせるようにしていた。
【０００３】
また、消毒液の調合は消毒液タンクを用い、その消毒液タンク内で行なわれる。つまり、消毒液の濃縮液を消毒液タンクに注入し、次に希釈水を消毒液タンク内に注入して消毒液を調合していた。
【０００４】
一方、使用期限に来た消毒液を廃棄するときには、洗浄槽内の消毒液注入口に消毒液回収ホースを取り付けて、内視鏡洗浄消毒装置の消毒液排水ボタンを押し、準備した消毒液回収容器に消毒液を回収するようにしている。また、その後、消毒液送液管路の低部にあるドレーン口にホースを接続して消毒液タンク内に残った少量の消毒液を完全に排出するようにしていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、消毒液の調合等において、消毒液の濃度を均一にすることが必要である。しかし、消毒液タンク内の消毒液濃度を均一にするための攪拌手段を消毒液タンク内に設けることとすると、装置を複雑にしてしまう。
【０００６】
また、消毒液タンク内の消毒液を廃棄する場合、ユーザーが装置本体内に配置されるドレーン口に廃棄ホースをつないで消毒液を廃棄するため、その作業が面倒であった。
【０００７】
そこで、本発明は、簡単な構成で、消毒液タンクを含めた消毒液送液管路内の消毒液濃度を均一にすることができる内視鏡洗浄消毒装置を提供することを目的とする。また、本発明は、消毒液を排出するとき、消毒液タンクから洗浄槽に消毒液を供給する消毒液供給管路の注入口を利用して消毒液タンク内の消毒液を廃棄できるようにして、消毒液の廃棄作業を向上させることができる内視鏡洗浄消毒装置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
請求項１に係る発明は、洗浄消毒する内視鏡をセットする洗浄槽と、濃縮タイプの消毒液が注入可能な消毒液タンクと、その注入口が消毒液タンク内に位置するように当該消毒液タンクに接続され、上記濃縮タイプの消毒液を希釈する希釈水を注入可能とする希釈液供給管路と、その注入口が消毒液タンク内に位置するように上記消毒液タンクに接続され、上記洗浄槽に供給した消毒液を当該消毒液タンクに戻す消毒液戻し管路と、第一の消毒液吸込み口が消毒液タンクの略底面に位置し、第二の消毒液吸込み口が上記第一の消毒液吸込み口より消毒液戻し管路の注入口側に位置するように当該消毒液タンクに接続され、上記洗浄槽に希釈した消毒液を供給可能とする消毒液供給管路と、を具備することを特徴とする内視鏡洗浄消毒装置である。これにより、洗浄槽では、消毒液濃度を均一にすることができる。
【０００９】
請求項２に係る発明は、洗浄消毒する内視鏡をセットする洗浄槽と、濃縮タイプの消毒液が注入可能な消毒液タンクと、その注入口が消毒液タンク内に位置するように当該消毒液タンクに接続され、上記濃縮タイプの消毒液を希釈する希釈水を注入可能とする希釈液供給管路と、その注入口が消毒液タンク内に位置するように上記消毒液タンクに接続され、上記洗浄槽に供給した消毒液を当該消毒液タンクに戻す消毒液戻し管路と、第一の消毒液吸込み口と第二の消毒液吸込み口とを有し、上記第一の消毒液吸込み口を、消毒液タンクに連通するように接続してあるドレーン管路内において位置するようにしてある、上記洗浄槽に希釈した消毒液を供給可能とする消毒液供給管路と、を具備することを特徴とする内視鏡洗浄消毒装置である。
【００１０】
請求項３に係る発明は、第一の消毒液吸込み口が、第二の消毒液吸込み口よりその開口が小さいことを特徴とする請求項１又は請求項２に記載の内視鏡洗浄消毒装置である。
【００１１】
【発明の実施の形態】
（第１実施形態）
図１乃至図３を参照して、本発明の第１実施形態について説明する。
【００１２】
図１は本実施形態に係る内視鏡洗浄消毒装置の構成を概略的に示す説明図である。図１で示すように、内視鏡洗浄消毒装置の装置本体１には内視鏡をセット可能な洗浄消毒室を形成する洗浄槽２が設けられている。装置本体１には洗浄槽２の上部開口を覆って天上壁面を形成する開閉自在な蓋体４が設けられている。蓋体４は内視鏡３を洗浄槽２内にセットするときに開けられ、洗浄消毒中には閉じられる。
【００１３】
上記洗浄槽２の底部には振動板（図示せず）が設置され、この振動板には例えばランジュバン型の超音波振動子６が取り付けられている。超音波振動子６を駆動することにより洗浄槽２に溜められた洗浄液中に超音波振動を与えるようになっている。
【００１４】
また、洗浄槽２の側壁には洗浄水注入口７が設けられている。この洗浄水注入口７には、例えば水道水等の給水源の蛇口８に接続された給水管路９が接続されており、この給水管路９には給水弁１１と、給水フィルタ１２と、３方ボールバルブ１３が、その順に装備されている。給水フィルタ１２は洗浄消毒装置に設置可能なフィルタ収納室内に着脱自在にセットされた交換可能なフィルタカートリッジ１２ａを備える。３方ボールバルブ１３は給水源からの給水を行なう場合と洗浄槽２に溜められた洗浄液を循環させる場合との管路切り替えを行なうためのものである。
【００１５】
洗浄槽２の底部には循環液吸引口１４が設けられている。この循環液吸引口１４は上記３方ボールバルブ１３を経て分岐し、途中に第１の送液ポンプ１５を備えた第１の送液管路１７の吸引側端が接続されている。そして、循環液吸引口１４から第１の送液管路１７を経て第１の送液ポンプ１５から３方ボールバルブ１３を介し、上記給水管路９の一部を経て上記洗浄水注入口７に通じる経路によって第１の循環管路１８が構成されている。つまり、第１の循環管路１８は第１の送液ポンプ１５を動作させることにより、循環液吸引口１４から洗浄槽２内の液体を吸引し、３方ボールバルブ１３を通じて洗浄水注入口７から再び洗浄槽２へと液体を強制的に循環させる回路を構成している。
【００１６】
洗浄槽２の側壁にはさらに消毒液注入口２２が設けられている。上記消毒液注入口２２には消毒液供給管路２５を介して消毒液タンク２６が接続されている。消毒液供給管路２５の途中には消毒液ポンプ２７が設けられている。そして、消毒液ポンプ２７の吸引作用によって消毒液タンク２６から消毒液を吸引し、消毒液供給管路２５および消毒液注入口２２を経て洗浄槽２内に消毒液を供給するようになっている。
【００１７】
また、上記洗浄槽２の底部には排液口２３が設けられている。この排液口２３から延びる管路には管路切替弁３１を介して消毒液戻し管路３２と廃棄管路３３との２本の管路が接続されている。廃棄管路３３の途中には廃液ポンプ３４が設けられている。また、消毒液戻し管路３２は消毒液タンク２６に接続されている。そして、上記管路切替弁３１を消毒液戻し管路３２側に切り替えれば、その消毒液戻し管路３２を通じて洗浄槽２内の消毒液を消毒液タンク２６に回収することができ、また、管路切替弁３１を廃棄管路３３側に切り替え、廃液ポンプ３４を駆動すれば、その廃棄管路３３を通じて洗浄槽２内の液を廃棄することができる。
【００１８】
また、消毒液タンク２６には上記給水管路９の途中から分岐する希釈液供給管路３５が接続されており、この希釈液供給管路３５には希釈液を供給する際に開く管路開閉弁３６が設けられている。つまり、管路開閉弁３６を開くことにより、給水管路９を経て流れる水道水を消毒液タンク２６に供給することができる。すなわち、本実施形態において、希釈液供給管路３５と管路開閉弁３６とは給水管路９を流れる水を希釈液として消毒液タンク２６に供給する希釈液供給手段を構成する。
【００１９】
また、洗浄槽２内には内視鏡３のボタン類を入れる洗浄ケース４１が設けられている。この洗浄ケース４１は第１の循環管路１８の吸引側管路部分から分岐した第２の循環管路４２の途中からさらに分岐した第３の循環管路４３に接続されている。第３の循環管路４３の途中にはリリーフバルブ４４が設けられている。
【００２０】
第２の循環管路４２は洗浄槽２に設けられたチャンネル接続口４５に接続され、その途中には、第２の送液ポンプ４６、逆止弁４７、合流部４８及びリリーフ弁４９が設けられている。
【００２１】
第２の循環管路４２の途中には第４の循環管路５１が分岐して設けられている。この第４の循環管路５１は洗浄槽２の排水口２３に接続されている。第４の循環管路５１の途中には電磁弁５２が設けられている。この第４の循環管路５１は上記電磁弁５２を開放することで、第２の送液ポンプ４６や後述するコンプレッサー５６の駆動開始時等において装置内で一時的に大きな騒音を発することを低減する役割を果たすものである。
【００２２】
上記合流部４８には送気管路５５が接続され、この送気管路５５にはコンプレッサー５６が接続されている。送気管路５５の途中には逆止弁５７およびエアーフィルター５８が設けられている。エアーフィルター５８はコンプレッサー５６からの高圧エアーを除菌するためのものである。送気管路５５はコンプレッサー５６によって第２の循環管路４２を通じて内視鏡３の管路に送気を行なって内視鏡３の管路内の除水を行う。
【００２３】
上記合流部４８にはさらにアルコール送液管路６１が接続されている。アルコール送液管路６１にはアルコールタンク６２が接続されている。送気管路５５の途中には逆止弁６３及び送液ポンプ６４が設けられている。
【００２４】
さらに洗浄槽２内の側壁には洗剤タンク７０に通じる洗剤管路７１を接続した洗剤ノズル７２が設けられている。洗剤管路７１には洗剤ポンプ７３が設けられていて、洗剤ポンプ７３を作動することによって洗剤タンク７０の中の洗剤を洗剤管路７１を通じて洗剤ノズル７２から洗浄槽２に送液するようになっている。
また、上記洗浄槽２の底部には洗浄水加温用ヒータ７５が設けられている。
【００２５】
上記超音波振動子６、給水弁１１、管路切替弁３１、各ポンプ１５，２７，３４，４６，６４，７３、コンプレッサ５６、３方ボールバルブ１３、弁３６，４９，５２、ヒータ７５等の動作は全て、制御部７７によって制御される。
【００２６】
次に図２を参照して上記消毒液タンク２６付近の構成について説明する。装置本体１内に配置されている消毒液タンク２６の上方位置には消毒液の濃縮液が入ったボトル８０を着脱自在に装着するボトル装着部８１が設けられている。ボトル装着部８１には同形状の２つのボトル８０がそのボトル口部８２を下側へ向けて設置されるようになっている。ボトル８０のボトル口部８２は穿刺可能な薄肉の蓋部（図示せず）によって封止されている。２つのボトル８０はバンド８３で束ねられている。
【００２７】
ボトル装着部８１は装置本体１の前面から開閉可能な扉８４が設けられている。この扉８４を開けて、ボトル８０をボトル装着部８１に出し入れできるようになっている。ボトル装着部８１にはボトル８０を装填したことを検出するボトル検知センサ８５が設けられている。
【００２８】
消毒液タンク２６の上面部には屈曲管状のボトル取付け部８６が設けられている。このボトル取付け部８６はボトル装着部８１に装着したボトル８０のボトル口部８２に対して着脱自在に接続されるものである。ボトル取付け部８６の先端にはボトル８０のボトル口部８２に穿刺される針状の接続口部８７が形成されている。この接続口部８７はボトル８０のボトル口部８２に押し込まれ、そのボトル口部８２に穿刺してボトル８０に連通するようになっている。つまり、消毒液タンク２６とボトル８０は気密かつ液密状態で接続され、ボトル８０内の濃縮消毒液を消毒液タンク２６内に注入することができる関係にある。
【００２９】
また、図２で示されるように、消毒液タンク２６内にはその消毒液タンク２６内に貯溜される消毒液の液量を段階的に検知する複数のレベルセンサ９１，９２，９３が設けられている。このうち、第１のレベルセンサ９１は濃縮液ボトル８０から注入される濃縮液の規定量を検知する。また、第２のレベルセンサ９２は消毒液タンク２６内に注入された規定量の濃縮液を所定の濃度に希釈するために供給される希釈液の液量（実際には既にタンク２６内に注入されている濃縮液と希釈液とからなる規定濃度の消毒液残体の液量）を検知する。また、第３のレベルセンサ９３は装置を作動させるに当たって上方に位置する洗浄槽２まで消毒液を持ち上げるために必要な最低量（洗浄槽２内の内視鏡３を十分に消毒するために必要な消毒液の最低量）を検知する。なお、各レベルセンサ９１，９２，９３からの検知情報は上記制御部７７に伝達されるようになっている。
【００３０】
また、図２で示すように、消毒液注入口２２に通じる消毒液供給管路２５は消毒液タンク２６内で２つの部分に分岐し、２つの消毒液吸込み口９５ａ，９５ｂを形成している。一方の消毒液吸込み口９５ａは消毒液タンク２６内で濃縮液が溜まりやすい、例えば消毒液タンク底面近くに設けられ、他方の消毒液吸込み口９５ｂはそれとは別の場所に設けられている。また、消毒液タンク２６内の濃縮液の貯溜部近辺に設置する消毒液供給管路２５の一方の濃縮液吸込み口９５ａの開口径は消毒液供給管路２５の他方の消毒液吸込み口９５ｂの開口径よりも細くした。
【００３１】
次に上記構成の内視鏡洗浄消毒装置の作用について説明する。まず、消毒液タンク２６において消毒液を調製する場合について述べる。
【００３２】
最初に、ボトル装着部８１の扉８４を開け、ボトル装着部８１に２つのボトル８０をセットで一緒に差し込む。このとき、ボトル口部８２を下側に向けた状態で差し込むため、各ボトル口部８２がボトル取付け部８６の接続口部８７に対向するようになる。さらにボトル８０を２つ一緒に押し込むと、接続口部８７の突起部分が、２つのボトル８０のボトル口部８２に刺し込まれ、図示しない薄膜部を破り、そのボトル口部８２内に通じる状態になる。このボトル８０とボトル取付け部８６の接続部分はボトルシール部８９で周囲を封止するので液密かつ気密に保持される。
【００３３】
ボトル口部８２は下側に位置するため、ボトル８０の濃縮した消毒液はその自重によりボトル取付け部８６を通じて消毒液タンク２６内に供給される。また、ボトル８０はボトル口部８２からすべてが流れ出す形状に作られているため、ボトル８０内の消毒液は残らず消毒液タンク２６内に注入される。消毒液は消毒液タンク２６内底部近くに溜まる。第１のレベルセンサ９１はこれを検知する。
【００３４】
その結果、この濃縮液の希釈が自動的に開始される。すなわち、ボトル装着部８１にボトル８０が完全に装着されたとき、そのボトル８０がボトル検知センサ８５に接触し、ボトル検知センサ８５は作動（ＯＮ）し、その情報が制御部７７に送られる。制御部７７はボトル８０を固定するロック装置（図示せず）を駆動させ、また、消毒液タンク２６の第１のレベルセンサ９１がＯＦＦであることを確認し、濃縮液が初めて消毒液タンク２６内に供給され始めたと判断する。
【００３５】
消毒液タンク２６内に濃縮した消毒液が所定量供給されると、第１のレベルセンサ９１がＯＮになり、その情報が制御部７７に送られる。制御部７７では第１のレベルセンサ９１がＯＦＦ確認後の一定時間経過後に第１のレベルセンサ９１がＯＮになったことを確認し、給水弁１１および管路開閉弁３６を開く。すると、希釈水が希釈液供給管路３５を通じて消毒液タンク２６内に供給され始める。第２のレベルセンサ９２がＯＮになると、その供給が止まり、所定の希釈量になる。ここで、希釈液供給管路３５の先端は消毒液タンク２６の底面近くまで延長しているため、この希釈液供給管路３５から供給した希釈水でタンク底部に溜まった濃縮液が攪拌される。また、消毒液タンク２６内での消毒液の泡立ちの発生を抑えて濃縮した消毒液を希釈することができる。
【００３６】
また、図２で示すように、消毒液供給管路２５の消毒液吸込み口９５ａ，９５ｂの底部に配置され、消毒液タンク２６内で濃縮液が溜まる位置に少なくとも一方の消毒液吸引口９５ａを配置したことにより、上記消毒液の調合中またはその後に消毒液ポンプ２７を作動させれば、洗浄槽２から消毒液戻し管路３２を経て再び消毒液タンク２６内に消毒液を戻し、消毒液を攪拌できる。一方の消毒液吸引口９５ａにより消毒液タンク２６内の底面近くに溜まった消毒液を吸引して攪拌することができる。以上の作業によって消毒液の自動調合が行われる。ただし、消毒液の攪拌工程は消毒工程においても行なわれるので消毒工程とは別にわざわざ行わなくてもよい。
【００３７】
内視鏡洗浄消毒装置を用いて内視鏡３を洗浄消毒する場合には次のようにして行なわれる。まず、使用済みの内視鏡３を洗浄槽２内にセットし、内視鏡３のチャンネルとチャンネル接続口４５とを接続チューブ９６によって接続する。その後、図示しない各種操作スイッチの操作によって、以下のような洗浄、消毒、すすぎ、送気の各工程が自動的に行われる。
【００３８】
洗浄工程では、初めに給水弁１１が開き、３方ボールバルブ１３を給水側に切り替えて、給水源の蛇口８からの洗浄水を、給水管路９、給水フィルタ１２、洗浄水注入口７を通じて、洗浄槽２内に供給する。このとき、管路切替弁３１は閉じておく。
【００３９】
一定量の水が洗浄槽２内に供給されると、給水弁１１が閉じられ、３方ボールバルブ１３が循環側に切り替わる。そして、超音波振動子６が駆動し、超音波洗浄が行われる。この超音波洗浄では超音波振動子６から発せられる超音波振動によって内視鏡３に付着した堅い汚れや、内視鏡３の外面の複雑な形状部分に付着した汚れ等が強力に落とされる。また、第２の送液ポンプ４６が駆動されることによって洗浄槽２内の洗浄液の一部が第２の循環管路４２及び逆止弁４７を通じて内視鏡３のチャンネル（管路）内に供給され、その内部を洗浄する。
【００４０】
また、洗浄ケース４１には第２の循環管路４２から分岐し、途中にリリーフバルブ４４を設けた第３の循環管路４３を通じて洗浄液が供給され、ボタン類の洗浄が行なわれる。この際、リリーフ弁４９を閉めて洗浄ケース４１への送液を強力に行なうようにする。
【００４１】
また、第２の送液ポンプ４６やコンプレッサー５６の駆動開始時等に第４の循環管路５１の電磁弁５２を開放することで、一時的に大きな騒音を発するのを防止し、装置内の騒音を低減する。
【００４２】
超音波洗浄が終わると、洗剤ポンプ７３を駆動することによって洗剤タンク７０の中の洗剤が洗剤管路７１を通じて洗剤ノズル７２より洗浄槽２内に送液される。また、３方ボールバルブ１３が循環側に切り替わり、第１の循環管路１８が上記洗浄水注入口７の管路につながる。そして、送液ポンプ１５が駆動し、第１の循環管路１８を経て洗浄液が循環し、このとき、洗浄水注入口７から内視鏡３の外面に高圧で洗浄液を噴き付ける。
【００４３】
引き続き第２の送液ポンプ４６の駆動とリリーフ弁４９のＯＮ／ＯＦＦによって第２の循環管路４２または第３の循環管路４３のいずれかを通じて洗浄液が洗浄槽２内に供給される。内視鏡３の内部管路への送液作用は上記超音波洗浄工程のときと同じである。つまり、内視鏡３の内部管路へ送られた洗浄液は内視鏡３の先端開口を通じて洗浄槽２内に戻され、再び第１の循環管路１８または第２の循環管路４２を循環することになる。
このような各洗浄液の流れによって、内視鏡３に付着した汚れ等が効果的に洗い落とされる。
【００４４】
以上の洗浄工程が終了すると続いてすすぎ工程が行われる。このすすぎ工程では、まず初めに、送液ポンプ１５，４６の駆動が停止されるとともに、廃液ポンプ３４が駆動され、管路切替弁３１が廃液管路３３側に切り替えられる。これによって、洗浄槽２内の液が廃液管路３３を通じて排出される。また、第１の送液ポンプ１５および第２の送液ポンプ４６が再び駆動され、前述した循環作用によって内視鏡３の内部管路内と外面のすすぎが行われる。
【００４５】
すすぎ水によるすすぎが終了すると、洗浄槽２からすすぎ水を完全に排出した状態で水切りが行われる。水切りの後、送液ポンプ１５，４６の駆動が停止されると共にコンプレッサー５６が駆動され、エアーが、コンプレッサー５６からエアー供給管路５５を通じて第２の循環管路４２に送られたエアーは内視鏡３の内部管路に送り込まれ、その管路内の水切りを行う。
【００４６】
以上の工程が終了すると、続いて消毒工程が行われる。この消毒工程では、まず初めに、管路切替弁３１が閉じられ、消毒液ポンプ２７が駆動される。これによって消毒液タンク２６内の消毒液が消毒液送液管路２５を介して消毒液注入口２２から洗浄槽２内に注入される。洗浄槽２内に所定量の洗浄液が注入され、内視鏡３が消毒液に完全に浸漬されると、ポンプ２７の駆動が停止される。続いて送液ポンプ４６が駆動される。また、洗浄時と同様にリリーフ弁４９をＯＮ／ＯＦＦすることによって、洗浄槽２内の消毒液が内視鏡３の内部管路と洗浄ケース４１のボタン類にも送られ、それらの消毒が行なわれる。
【００４７】
このような消毒が所定時間行われた後、管路切替弁３１が消毒液戻し管路３２側に切り替えられることにより、洗浄槽２内の消毒液が消毒液戻し管路３２を通じて消毒液タンク２６内に回収される。消毒液戻し管路３２の先端は消毒液タンク２６内の底面近くまで延長しており、消毒液はその指定方向に流れ出る。これにより消毒液に界面活性剤等の泡立つ成分が入っている消毒液を使用した場合であっても消毒液回収時に泡立ちを抑えることができる。
【００４８】
その後、前述したすすぎ工程を再度行なうことによって内視鏡３の消毒後のすすぎが行われる。
【００４９】
このすすぎ工程よって消毒液を完全にすすいだ後、送気工程が行われる。この送気工程は前述したすすぎ工程の後半に行われる水切りと同じ手順で行われる。そして、一定時間経過後、廃液ポンプ３４が停止される。
【００５０】
通常、この水切り後の内視鏡３の管路内の乾燥を速めるため、すすぎ工程が終了した後、アルコールフラッシュ処理を施す。すなわち、送液ポンプ６４を作動してアルコールをタンク６２からアルコール送液管路６１を通じて内視鏡３の内部管路内に噴き込む。このアルコールフラッシュ処理を施した後、水切りを行なうのである。
【００５１】
ところで、消毒液タンク２６内で消毒液を調合した直後は消毒液タンク２６の底面近くに濃縮液が溜まっている場合が多い。しかし、消毒液供給管路２５の一方の消毒液吸込み口９５ａがその濃縮液が溜まりやすい消毒液タンク底面近くに配置してあるので、タンク底面近くの消毒液を確実に吸い揚げ、全体の消毒液を均等に循環させることにより、濃い濃度の消毒液が特定の箇所に滞留することを防ぎ、消毒液濃度を全体的に均一にすることができる。
【００５２】
また、消毒液吸込み口９５ａの径を細くしてあるので、タンク底面近くの消毒液まで確実に吸い揚げることができる。
しかし、消毒液吸込み口９５ａの径を細くした場合、洗浄槽２へ供給する時間が長くなってしまう。
そこで、濃縮液が溜まりやすい消毒液タンク底面近くに設けられた消毒液吸込み口９５ａの径に比べて、それとは別の場所に設けられた他方の消毒液吸込み口９５ｂの径を大きくしたのである。よって、消毒液供給管路２５を通じての消毒液吸込み全体量を増すことができ、濃縮液が消毒液タンク底面に残留することを防止できると共に、消毒液の供給時間の短縮化が図れる。
【００５３】
尚、本発明では、消毒液供給管路２５の消毒液吸込み口は上記２ヶ所のものを含んでいれば、３ヶ所以上に設けてもよい。
また、本実施形態の内視鏡洗浄消毒装置において、消毒液管路内にドレーン管路を設けた場合、消毒液を調合する際、消毒液タンク２６内に濃縮液が注入されたとき、ドレーン管路内も濃縮液が満たされる。このため、希釈水が注入されても上記の方法ではドレーン近傍に溜まる濃縮液の攪拌が十分できない場合がある。
【００５４】
そこで、図３で示す消毒液供給管路２５の消毒液吸込み口を、消毒液タンク２６内の消毒液吸込み口９５ｃの他にドレーン管路９７内にも消毒液吸込み口９５ｄを設けるようにする。そうすることで、消毒液注入時にドレーン管路９７内及びドレーン口近傍の消毒液も同時に吸い上げることができる。
【００５５】
次に消毒液タンク２６内の消毒液を廃棄する方法について説明する。洗浄槽２内の消毒液注入口２２に消毒液回収用のホース（図示せず）の一端を取り付け、回収ホースの他端をあらかじめ準備していた回収容器に差し入れた後、装置内の消毒液排出ボタンを押して消毒液タンク２６内の消毒液を回収する。
【００５６】
したがって、少なくとも１つの消毒液吸込み口の先端が消毒液タンク２６内の最も低位置にあり、消毒液ポンプ２７に自給式のポンプを使用しているので、消毒液排出時に消毒液タンク２６内のほとんどの消毒液を吸い上げることができる。このため、ドレーンからの残留した消毒液を排出する作業をなくすことができる。
【００５７】
次に、消毒液の濃度を確認する動作について説明する。消毒液の濃度を確認するときには消毒液タンク２６の底部に設けられたドレーン管路９７に接続チューブ（図示しない）を付けて消毒液を少量とり、そこに試験紙（図示しない）を付け、試験紙の色を見て消毒液の効果があるかどうかを確認する。ユーザーが消毒液の交換時期を判断できる。
【００５８】
消毒液供給管路２５の消毒液吸込み口が図３で示した構成であると、ドレーン管路近傍の消毒液濃度も消毒液タンク２６内と変わらないので、ユーザーが消毒液濃度を確認するとき、正確に測定することができる。
【００５９】
（変形例）
図４及び図５は洗浄消毒室を形成する洗浄槽２の開口部を覆う蓋体４の裏面をムラなく洗浄／消毒するための手段の例である。すなわち図５で示すように洗浄水注入口７が洗浄槽２の中央に向いて湾曲しているが、その湾曲部１０１を経た頂部に切り欠いたスリット１０２を設け、そのスリット１０２に扇形の低抗部材１０３を取り付けたものである。
【００６０】
洗浄水注入口７から流液が吐出する際、その一部の流液が低抗部材１０３により阻止され、スリット１０２より上方に噴き出す。これを利用して、洗浄水注入口７に対応する蓋体４のの裏面（内側面）をムラなく洗浄できるようになる。また、消毒工程時には洗浄水注入口７より消毒液が噴き出るので、この際に洗浄水注入口７に対応する蓋体４の裏面（内側面）をムラなく消毒することができる。
【００６１】
ここで、洗浄水注入口７に対応する蓋体４の裏面（内側面）以外の部分は洗浄水や消毒液に浸漬されるので、通常の洗浄槽２への液溜め及び流液で、洗浄／消毒が可能である。
【００６２】
図６で示すものはエアーフィルター５８の取付け部に逆付け防止手段を設けた形態の例である。
【００６３】
一般に、エアーフィルター５８は内視鏡３の管路内の除水を行う時に使用するコンプレッサー５６からの高圧エアーを除菌するために具備されているが、このエアーフィルター５８は１次側と２次側で方向性があるため、エアーフィルター５８の装着時に逆付けしないようにしておく必要がある。また、エアーフィルター５８の形状が小型化のため左右対称になっている。
【００６４】
そこで、エアーフィルター５８に干渉部１１１を設け、装置側コネクター部１１２の方には突起部１１３を設け、逆付けされた場合は干渉部１１１と突起部１１３が干渉してエアーフィルター５８が装置側コネクター部１１２に装着できないようにする。
【００６５】
また、図７で示すように、エアーフィルター５８に突起１１５を設け、装置側コネクター部１１２の方に窪み部１１６を設け、それらが一致してかみ合わないとエアーフィルター５８が装着できないようにしても良い。
【００６６】
また、図８で示すように、エアーフィルター５８の接続部５８ａ，５８ｂの長さを左右異なるものとし、装置側コネクター部１１２はその長さに応じて段差１２１を設けて配置し、エアーフィルター５８を逆付けできないようにしても良い。
【００６７】
その他、エアーフィルター５８の着脱性を向上するために、装置側コネクター部１１２はストッパー１３１を押し込むことで、エアーフィルター５８が取り外せる構造としているので、図９で示すように、このストッパー１３１を共通化することで、片側を解除すれば同時に外せるようにしても良い。
【００６８】
図１０，１１は洗浄ケース４１の使いやすさの向上と、ボタン類の洗浄性を向上する手段の形態の例である。内視鏡３のボタン類３ｅの洗浄において、超音波洗浄が可能となるように超音波透過性の観点から洗浄ケース４１は樹脂の容器よりは板圧の薄いＳＵＳの容器の方が良い。また、消毒においては水流によってボタン類３ｅを回転させてそのボタン類３ｅ内の気泡を除去させることで消毒液との接触を促せる方が良い。
【００６９】
そこで、図１０で示すように、板厚の薄いＳＵＳで成形された容器４１ａとし、この容器４１ａの蓋としてメッシュで形成さた蓋部品４１ｂを使うようにする。ここで、メッシュの粗さは細かすぎると超音波の透過性が落ちるので、なるべく粗くするが、ボタン類３ｅが回転時に引っ掛かってしまわない様に適度な粗さにしておく。また、蓋部品４１ｂのメッシュの開口率を上げておかないと、水流が下から上に吹き上げるので、ボタン類３ｅが回り難くなる。水流を作る装置側の流液吐出口４３ａの部分は図１１で示すように突起させた口部形状のコネクター１４１にしておき、一方、洗浄ケース４１の底には下側へ突き出した形状の口部分１４２を形成しておき、コネクター１４１に洗浄ケース４１の口部分１４２を差し込める様にしておく。これにより洗浄ケース４１はセット時には安定していて、且つ着脱は簡単に行えるようになる。
【００７０】
また、図１１で示すように、洗浄ケース４１内の水捌けが良くなるように、コネクター１４１の側面に平坦な切欠き１４３を設けておくと良い。コネクター１４１に洗浄ケース４１の口部分１４２を被せても切欠き１４３の部分が空くので洗浄ケース４１内の水捌けが良い。
【００７１】
図１２乃至図１４で示すものは内視鏡３のセット性を向上する手段の形態の例である。装置の小型化に伴ない、内視鏡３のセット性が落ちたり、内視鏡３の蛇管の重なりが多くなったりする（蛇管が重なると内視鏡の洗浄性や消毒性を低下させる可能性がある。）ので、それを軽減する手段を設けたものである。
【００７２】
図１２で示すように、洗浄槽２内にセットされた内視鏡用保持網１５１の上に内視鏡３のＩＧ蛇管部３ａとＬＧ蛇管部３ｂをセットする際の仕切り１５２を設けて、それぞれセットするエリアを区別することで、内視鏡３の蛇管部３ａ，３ｂの重なりを少なくした。
【００７３】
また、内視鏡用保持網１５１の内視鏡３の操作部３ｃを保持する保持部１５３として、図１３で示すような形状の可動枠部１５４を基枠１５５に枢着して設ける。図１４で示すように可動枠部１５４を立ち上げてセットし、その可動枠部１５４の上に操作部３ｃを仮置きして接続チューブ９６と接続できるようにした。このことで、内視鏡用保持網１５１への内視鏡３のセット性が向上した。
【００７４】
また、内視鏡３を洗浄槽２内にセットする場合、図１２で示すように操作部３ｃ及びＩＧ蛇管部３ａをセットした後にコネクター部３ｄ及びＬＧ蛇管部３ｂをセットすると、やり易くなるが、上記保持部１５３を設ければ、コネクター部３ｄ及びＬＧ蛇管部３ｂを装置中央寄りも外側部位に仮置きする部品を具備させることで、内視鏡３のセット性をより向上させることができる。尚、図１２中、１５０は洗浄消毒後の内視鏡を吊るスタンドである。
【００７５】
図１５及び図１６で示すものは薬液減少及び希釈防止手段の形態の例である。消毒工程後、薬液は消毒液タンク２６内に回収されるが、洗浄槽２の蓋体４の裏面（洗浄槽側表面）に付着した薬液は回収され難いため、この付着した分、薬液減少を起し、希釈率を高める。そこで、図１５で示すように、蓋体４の裏面を下側へ突き出して逆向き山状の突起部１６１を形成する。このことで、蓋体４の裏面に付着した薬液が突起部１６１の頂部に短時間に集まってきて、洗浄槽２内に落下し、回収され易くなった。
【００７６】
また、突起部１６１の形状は、図１５で示すように蓋体４の裏面中央が最も高いものでも、図１６で示すように蓋体４の裏面側方部位が最も高く、片側に傾斜したものでもよい。つまり、突起部１６１の頂部に水滴が集まってき易いものであれば良い。また、突起部１６１は２つ以上あっても良い。
【００７７】
図１７で示すものは装置の工程時間を短縮する手段の形態の例である。一般に、洗浄槽２内には、洗浄水／消毒液等を排水／回収する排液口２３と、洗浄水／消毒液等を装置内部で循環させるための循環液吸引口１４が設けられている。排液口２３と循環液吸引口１４のどちらも洗浄槽２の底面にあると、排水／回収時に循環液吸引口１４で残った残水は洗浄槽２の内部の洗浄水／消毒液がすべて排水／回収されてから再度水抜きする必要があった。そのため、工程時間が長くなる原因となっていた。
【００７８】
そこで、図１７で示すように、循環液吸引口１４を洗浄槽２の底面ではなく底面よりも高い洗浄槽２の側壁面に設けることで、排水／回収時、循環液吸引口１４より低い位置に水位がきたら循環液吸引口１４の残水を水抜きさせるようにする。このようにすることで、２つの動作を平行して行えるようになり、工程時間を短縮させることができる。
【００７９】
尚、本発明は上記各実施形態のものに限定されるものではない。
【００８０】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、簡単な構成で、使用しようとする消毒液の濃度を自動的に均一にすることができる。また、消毒液の廃棄作業が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１実施形態に係る内視鏡洗浄消毒装置の構成を概略的に示す説明図。
【図２】第１実施形態に係る内視鏡洗浄消毒装置の消毒液タンク付近の構成を概略的に示す説明図。
【図３】上記消毒液タンク付近の構成の変形例を概略的に示す説明図。
【図４】上記内視鏡洗浄消毒装置の洗浄槽付近の変形例を概略的に示す縦断面図。
【図５】（ａ）は洗浄水注入口の縦断面図、（ｂ）は洗浄水注入口の横断面図。
【図６】上記内視鏡洗浄消毒装置のエアーフィルターの取付け部の例を示す説明図。
【図７】上記内視鏡洗浄消毒装置のエアーフィルターの取付け部の他の例を示す説明図。
【図８】上記内視鏡洗浄消毒装置のエアーフィルターの取付け部の他の例を示す説明図。
【図９】上記内視鏡洗浄消毒装置のエアーフィルターの取付け部の他の例を示す説明図。
【図１０】上記内視鏡洗浄消毒装置の洗浄ケースの取付け部分の断面図。
【図１１】同じく上記内視鏡洗浄消毒装置の洗浄ケースの取付け部分を展開した斜視図。
【図１２】上記内視鏡洗浄消毒装置の洗浄槽の内視鏡用保持網の斜視図。
【図１３】上記内視鏡洗浄消毒装置の洗浄槽に設けられた内視鏡操作部を保持する保持部の斜視図。
【図１４】上記内視鏡洗浄消毒装置の洗浄槽に設けられた内視鏡操作部を保持した保持部の斜視図。
【図１５】上記内視鏡洗浄消毒装置の洗浄槽の蓋の断面図。
【図１６】上記内視鏡洗浄消毒装置の洗浄槽の蓋の断面図。
【図１７】上記内視鏡洗浄消毒装置の消毒液タンク部分の断面図。
【符号の説明】
１…内視鏡洗浄消毒装置の装置本体、２…洗浄槽、
７…洗浄水注入口、１４…循環液吸引口、２２…消毒液注入口、
２５…消毒液供給管路、２６…消毒液タンク、２７…消毒液ポンプ、２３…排液口、３１…管路切替弁、３２…消毒液戻し管路、
３５…希釈液供給管路、７７…制御部、８０…ボトル、
８１…ボトル装着部、９５ａ，９５ｂ…消毒液吸込み口。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an endoscope cleaning / disinfecting apparatus including a tank for storing a disinfecting solution.
[0002]
[Prior art]
In the endoscope cleaning and disinfecting apparatus, since the disinfecting liquid is used a plurality of times, the apparatus is provided with a disinfecting liquid tank. When disinfecting an endoscope, the disinfectant stored in a disinfectant tank is sent into a cleaning tank or an endoscope channel so that the endoscope is directly in contact with the disinfectant.
[0003]
The disinfectant is prepared by using a disinfectant tank and the disinfectant tank. That is, the disinfectant solution is prepared by injecting the disinfectant concentrate into the disinfectant tank and then diluting water into the disinfectant tank.
[0004]
On the other hand, when disposing of the disinfectant that has reached the expiration date, attach a disinfectant recovery hose to the disinfectant inlet in the cleaning tank and press the disinfectant drain button on the endoscope cleaning and disinfecting device to recover the prepared disinfectant. Disinfectant is collected in a container. Thereafter, a hose was connected to the drain port at the lower part of the disinfectant solution feed pipe so that a small amount of the disinfectant solution remaining in the disinfectant solution tank was completely discharged.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, it is necessary to make the concentration of the disinfectant uniform when preparing the disinfectant. However, if a stirring means for making the concentration of the disinfecting solution in the disinfecting solution tank uniform is provided in the disinfecting solution tank, the apparatus becomes complicated.
[0006]
Further, when disinfecting the disinfecting solution in the disinfecting solution tank, since the user connects the drain hose to the drain port arranged in the apparatus main body and discards the disinfecting solution, the operation is troublesome.
[0007]
SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide an endoscope cleaning / disinfecting apparatus capable of making the concentration of a disinfecting solution in a disinfecting solution feed pipe including a disinfecting solution tank uniform with a simple configuration. Further, the present invention allows the disinfecting solution in the disinfecting solution tank to be discarded by using the inlet of the disinfecting solution supply pipe for supplying the disinfecting solution from the disinfecting solution tank to the cleaning tank when discharging the disinfecting solution. Another object of the present invention is to provide an endoscope cleaning / disinfecting apparatus capable of improving the disinfecting liquid disposal operation.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 is a cleaning tank in which an endoscope to be cleaned and disinfected is set, a disinfecting solution tank into which a concentrated type disinfecting solution can be injected, and the disinfecting so that the injection port is located in the disinfecting solution tank. A diluent supply pipe connected to a liquid tank and capable of injecting diluting water for diluting the concentrated type disinfectant, and connected to the disinfectant tank such that the injection port is located in the disinfectant tank; A disinfecting solution return pipe for returning the disinfecting solution supplied to the cleaning tank to the disinfecting solution tank, a first disinfecting solution suction port is located on a substantially bottom surface of the disinfecting solution tank, and a second disinfecting solution suction port is provided in the second disinfecting solution suction port. A disinfecting solution supply line connected to the disinfecting solution tank so as to be located on the injection port side of the disinfecting solution return line from the one disinfecting solution suction port and capable of supplying a diluted disinfecting solution to the cleaning tank; An endoscope cleaning and disinfecting apparatus characterized by comprising: . Thereby, the concentration of the disinfecting solution can be made uniform in the cleaning tank.
[0009]
According to a second aspect of the present invention, there is provided a cleaning tank for setting an endoscope to be cleaned and disinfected, a disinfecting solution tank into which a concentrated type disinfecting solution can be injected, and the disinfecting so that the injection port is located in the disinfecting solution tank. A diluent supply pipe connected to a liquid tank and capable of injecting diluting water for diluting the concentrated type disinfectant, and connected to the disinfectant tank such that the injection port is located in the disinfectant tank; A disinfectant return line for returning the disinfectant supplied to the cleaning tank to the disinfectant tank, a first disinfectant inlet, and a second disinfectant inlet; the first disinfectant inlet And a disinfectant supply line capable of supplying a diluted disinfectant to the cleaning tank, the disinfectant supply line being located in a drain line connected to communicate with the disinfectant tank. An endoscope washing and disinfecting apparatus characterized by the following.
[0010]
The invention according to claim 3 is the endoscope cleaning / disinfecting apparatus according to claim 1 or 2, wherein the opening of the first disinfectant inlet is smaller than that of the second disinfectant inlet. It is.
[0011]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
(1st Embodiment)
A first embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0012]
FIG. 1 is an explanatory view schematically showing a configuration of an endoscope cleaning / disinfecting apparatus according to the present embodiment. As shown in FIG. 1, an apparatus main body 1 of the endoscope cleaning / disinfecting apparatus is provided with a cleaning tank 2 forming a cleaning / disinfecting chamber in which an endoscope can be set. The apparatus main body 1 is provided with an openable and closable lid 4 that covers the upper opening of the cleaning tank 2 and forms a ceiling wall. The lid 4 is opened when the endoscope 3 is set in the cleaning tank 2, and is closed during cleaning and disinfection.
[0013]
A diaphragm (not shown) is provided at the bottom of the washing tank 2, and a Langevin type ultrasonic vibrator 6 is attached to the diaphragm, for example. The ultrasonic vibration is applied to the cleaning liquid stored in the cleaning tank 2 by driving the ultrasonic vibrator 6.
[0014]
A cleaning water inlet 7 is provided on a side wall of the cleaning tank 2. A water supply pipe 9 connected to a faucet 8 of a water supply source such as tap water is connected to the washing water inlet 7. The water supply pipe 9 has a water supply valve 11, a water supply filter 12, Three-way ball valves 13 are provided in that order. The water supply filter 12 includes a replaceable filter cartridge 12a that is detachably set in a filter storage chamber that can be installed in the cleaning and disinfecting apparatus. The three-way ball valve 13 is for switching the pipeline between the case where water is supplied from a water supply source and the case where the cleaning liquid stored in the cleaning tank 2 is circulated.
[0015]
A circulating liquid suction port 14 is provided at the bottom of the cleaning tank 2. The circulating fluid suction port 14 branches via the three-way ball valve 13, and the suction side end of a first liquid feeding pipe line 17 provided with a first liquid feeding pump 15 is connected in the middle. Then, the circulating fluid suction port 14 passes through the first liquid feed line 17, passes from the first liquid feed pump 15 via the three-way ball valve 13, passes through a part of the water supply line 9, and passes through the washing water inlet 7. A first circulation line 18 is constituted by a path leading to the first line. In other words, the first circulation pipe 18 sucks the liquid in the cleaning tank 2 from the circulating liquid suction port 14 by operating the first liquid feed pump 15, and the cleaning water injection port 7 through the three-way ball valve 13. And a circuit for forcibly circulating the liquid from the cleaning tank 2 to the cleaning tank 2 again.
[0016]
The side wall of the cleaning tank 2 is further provided with a disinfectant injection port 22. A disinfectant tank 26 is connected to the disinfectant inlet 22 via a disinfectant supply line 25. A disinfectant pump 27 is provided in the disinfectant supply pipe 25. Then, the disinfecting solution is sucked from the disinfecting solution tank 26 by the suction operation of the disinfecting solution pump 27, and the disinfecting solution is supplied into the cleaning tank 2 through the disinfecting solution supply pipe 25 and the disinfecting solution inlet 22. .
[0017]
A drain port 23 is provided at the bottom of the washing tank 2. Two pipes, a disinfecting liquid return pipe 32 and a waste pipe 33, are connected to a pipe extending from the drain port 23 via a pipe switching valve 31. A waste liquid pump 34 is provided in the middle of the waste pipe 33. In addition, the disinfectant return line 32 is connected to the disinfectant tank 26. If the pipe switching valve 31 is switched to the disinfectant return pipe 32, the disinfectant in the cleaning tank 2 can be collected in the disinfectant tank 26 through the disinfectant return pipe 32. If the path switching valve 31 is switched to the waste pipe 33 and the waste liquid pump 34 is driven, the liquid in the washing tank 2 can be discarded through the waste pipe 33.
[0018]
The disinfectant tank 26 is connected to a diluent supply pipe 35 that branches off from the middle of the water supply pipe 9. The diluent supply pipe 35 is opened and closed when the diluent is supplied. A valve 36 is provided. That is, by opening the pipe opening / closing valve 36, the tap water flowing through the water supply pipe 9 can be supplied to the disinfectant tank 26. That is, in the present embodiment, the diluting liquid supply pipe 35 and the pipe opening / closing valve 36 constitute a diluting liquid supply unit that supplies the water flowing through the water supply pipe 9 as the diluting liquid to the disinfecting liquid tank 26.
[0019]
Further, a cleaning case 41 for storing buttons of the endoscope 3 is provided in the cleaning tank 2. The cleaning case 41 is connected to a third circulation line 43 further branched from the middle of a second circulation line 42 branched from the suction-side line portion of the first circulation line 18. A relief valve 44 is provided in the middle of the third circulation pipe 43.
[0020]
The second circulation pipe 42 is connected to a channel connection port 45 provided in the washing tank 2, and a second liquid feed pump 46, a check valve 47, a junction 48, and a relief valve 49 are provided in the middle thereof. Have been.
[0021]
In the middle of the second circulation line 42, a fourth circulation line 51 is provided in a branched manner. The fourth circulation pipe 51 is connected to the drain port 23 of the washing tank 2. An electromagnetic valve 52 is provided in the middle of the fourth circulation pipeline 51. By opening the electromagnetic valve 52, the fourth circulation line 51 reduces the temporary noise generation in the apparatus when the second liquid feed pump 46 and the compressor 56 to be described later start to be driven. It plays a role.
[0022]
An air supply line 55 is connected to the junction 48, and a compressor 56 is connected to the air supply line 55. A check valve 57 and an air filter 58 are provided in the air supply line 55. The air filter 58 is for removing high-pressure air from the compressor 56. The air supply pipe 55 supplies air to the pipe of the endoscope 3 through the second circulation pipe 42 by the compressor 56 to remove water in the pipe of the endoscope 3.
[0023]
An alcohol feed line 61 is further connected to the junction 48. An alcohol tank 62 is connected to the alcohol feed pipe 61. A check valve 63 and a liquid supply pump 64 are provided in the middle of the air supply line 55.
[0024]
Further, a detergent nozzle 72 connected to a detergent pipe 71 leading to a detergent tank 70 is provided on a side wall in the washing tank 2. A detergent pump 73 is provided in the detergent pipe 71, and the detergent in the detergent tank 70 is sent from the detergent nozzle 72 to the cleaning tank 2 through the detergent pipe 71 by operating the detergent pump 73. ing.
Further, a heater 75 for heating washing water is provided at the bottom of the washing tank 2.
[0025]
The ultrasonic vibrator 6, water supply valve 11, pipe switching valve 31, pumps 15, 27, 34, 46, 64, 73, compressor 56, three-way ball valve 13, valves 36, 49, 52, heater 75, etc. Are all controlled by the control unit 77.
[0026]
Next, the configuration near the disinfectant tank 26 will be described with reference to FIG. At a position above the disinfecting solution tank 26 arranged in the apparatus main body 1, a bottle mounting portion 81 for detachably mounting a bottle 80 containing a concentrated solution of the disinfecting solution is provided. Two bottles 80 of the same shape are set in the bottle mounting portion 81 with the bottle mouth portions 82 facing downward. The bottle mouth 82 of the bottle 80 is sealed by a thin lid (not shown) that can be punctured. The two bottles 80 are bundled with a band 83.
[0027]
The bottle mounting section 81 is provided with a door 84 that can be opened and closed from the front of the apparatus main body 1. When the door 84 is opened, the bottle 80 can be taken in and out of the bottle mounting portion 81. The bottle mounting section 81 is provided with a bottle detection sensor 85 for detecting that the bottle 80 has been loaded.
[0028]
A bent tubular bottle mounting portion 86 is provided on the upper surface of the disinfectant tank 26. The bottle mounting portion 86 is detachably connected to a bottle mouth portion 82 of the bottle 80 mounted on the bottle mounting portion 81. A needle-like connection port 87 pierced into the bottle mouth 82 of the bottle 80 is formed at the tip of the bottle attachment portion 86. The connection opening 87 is pushed into the bottle opening 82 of the bottle 80 and punctures the bottle opening 82 to communicate with the bottle 80. In other words, the disinfectant tank 26 and the bottle 80 are connected in an airtight and liquid-tight manner, so that the concentrated disinfectant in the bottle 80 can be injected into the disinfectant tank 26.
[0029]
As shown in FIG. 2, a plurality of level sensors 91, 92, and 93 are provided in the disinfectant tank 26 to detect the amount of the disinfectant stored in the disinfectant tank 26 in a stepwise manner. ing. Among them, the first level sensor 91 detects a specified amount of the concentrated liquid injected from the concentrated liquid bottle 80. In addition, the second level sensor 92 detects the amount of the diluting liquid supplied to dilute the specified amount of the concentrated liquid injected into the disinfecting liquid tank 26 to a predetermined concentration (actually, the amount of the diluting liquid is already injected into the tank 26 (The amount of the remaining disinfecting solution having a specified concentration consisting of the concentrated solution and the diluting solution). Further, the third level sensor 93 is a minimum amount necessary for lifting the disinfecting liquid to the cleaning tank 2 located above when operating the apparatus (necessary for sufficiently disinfecting the endoscope 3 in the cleaning tank 2). Minimum disinfectant solution). The detection information from each of the level sensors 91, 92, 93 is transmitted to the control unit 77.
[0030]
Further, as shown in FIG. 2, the disinfectant supply pipe 25 leading to the disinfectant inlet 22 is branched into two parts in the disinfectant tank 26 to form two disinfectant inlets 95a and 95b. . One of the disinfectant inlets 95a is provided near the bottom of the disinfectant tank, for example, where the concentrated liquid easily accumulates in the disinfectant tank 26, and the other disinfectant inlet 95b is provided in another place. Further, the opening diameter of one concentrated liquid suction port 95a of the disinfecting liquid supply pipe 25 installed near the concentrated liquid reservoir in the disinfecting liquid tank 26 is the same as that of the other disinfecting liquid suction port 95b of the disinfecting liquid supply pipe 25. It was smaller than the opening diameter.
[0031]
Next, the operation of the endoscope cleaning / disinfecting apparatus having the above configuration will be described. First, the case of preparing a disinfecting solution in the disinfecting solution tank 26 will be described.
[0032]
First, the door 84 of the bottle mounting portion 81 is opened, and two bottles 80 are inserted into the bottle mounting portion 81 together as a set. At this time, the bottle mouths 82 are inserted with the bottle mouths 82 facing downward, so that each bottle mouth 82 faces the connection mouth 87 of the bottle attachment part 86. When the two bottles 80 are further pushed together, the projection of the connection port 87 is stabbed into the bottle ports 82 of the two bottles 80, breaking the thin film section (not shown) and leading into the bottle ports 82. become. The connection portion between the bottle 80 and the bottle attachment portion 86 is sealed by a bottle seal portion 89 so that the connection portion is kept liquid-tight and air-tight.
[0033]
Since the bottle mouth portion 82 is located on the lower side, the concentrated disinfectant solution of the bottle 80 is supplied into the disinfectant solution tank 26 through the bottle attachment portion 86 by its own weight. In addition, since the bottle 80 is formed in such a shape that all of it flows out of the bottle mouth 82, all the disinfectant in the bottle 80 is injected into the disinfectant tank 26. The disinfectant is stored near the bottom of the disinfectant tank 26. The first level sensor 91 detects this.
[0034]
As a result, the dilution of the concentrate is automatically started. That is, when the bottle 80 is completely mounted in the bottle mounting section 81, the bottle 80 comes into contact with the bottle detection sensor 85, the bottle detection sensor 85 is activated (ON), and the information is sent to the control section 77. The control unit 77 drives a lock device (not shown) for fixing the bottle 80, confirms that the first level sensor 91 of the disinfectant tank 26 is OFF, and supplies the concentrated liquid for the first time to the disinfectant tank 26. It is determined that the supply has started.
[0035]
When a predetermined amount of the concentrated disinfectant is supplied into the disinfectant tank 26, the first level sensor 91 is turned ON, and the information is sent to the control unit 77. The control unit 77 confirms that the first level sensor 91 has been turned on after a lapse of a predetermined time after the first level sensor 91 has been confirmed to be turned off, and opens the water supply valve 11 and the pipeline opening / closing valve 36. Then, the dilution water starts to be supplied into the disinfectant tank 26 through the diluent supply pipe 35. When the second level sensor 92 is turned ON, the supply stops, and the dilution reaches a predetermined dilution amount. Here, since the distal end of the diluent supply pipe 35 extends to near the bottom of the disinfectant tank 26, the concentrated liquid accumulated at the bottom of the tank is stirred by the dilution water supplied from the diluent supply pipe 35. . Further, it is possible to dilute the concentrated disinfecting solution while suppressing the generation of bubbling of the disinfecting solution in the disinfecting solution tank 26.
[0036]
As shown in FIG. 2, at least one of the disinfectant suction ports 95 a is disposed at the bottom of the disinfectant inlets 95 a and 95 b of the disinfectant supply pipe 25 and in the disinfectant tank 26 where the concentrated liquid is stored. By disposing the disinfecting solution, the disinfecting solution pump 27 is operated during or after dispensing the disinfecting solution, and the disinfecting solution is returned from the cleaning tank 2 to the disinfecting solution tank 26 via the disinfecting solution return line 32 again. Can be stirred. The disinfecting solution collected near the bottom surface in the disinfecting solution tank 26 can be sucked and stirred by one of the disinfecting solution suction ports 95a. The automatic dispensing of the disinfecting solution is performed by the above operation. However, since the step of stirring the disinfecting solution is also performed in the disinfecting step, it need not be performed separately from the disinfecting step.
[0037]
When the endoscope 3 is cleaned and disinfected using the endoscope cleaning and disinfecting apparatus, the following procedure is performed. First, the used endoscope 3 is set in the cleaning tank 2, and the channel of the endoscope 3 and the channel connection port 45 are connected by the connection tube 96. Thereafter, by operating various operation switches (not shown), the following steps of cleaning, disinfection, rinsing, and air supply are automatically performed.
[0038]
In the cleaning step, first, the water supply valve 11 is opened, the three-way ball valve 13 is switched to the water supply side, and the cleaning water from the water supply faucet 8 is supplied through the water supply line 9, the water supply filter 12, and the cleaning water inlet 7. , Into the washing tank 2. At this time, the pipeline switching valve 31 is closed.
[0039]
When a certain amount of water is supplied into the washing tank 2, the water supply valve 11 is closed, and the three-way ball valve 13 is switched to the circulation side. Then, the ultrasonic vibrator 6 is driven to perform ultrasonic cleaning. In this ultrasonic cleaning, hard dirt adhered to the endoscope 3 and dirt adhered to the complicated shape portion on the outer surface of the endoscope 3 are strongly removed by the ultrasonic vibration emitted from the ultrasonic transducer 6. When the second liquid supply pump 46 is driven, a part of the cleaning liquid in the cleaning tank 2 enters the channel (pipe) of the endoscope 3 through the second circulation pipe 42 and the check valve 47. Supplied and cleans its interior.
[0040]
Further, the cleaning case 41 is branched from the second circulation pipe 42, and the cleaning liquid is supplied through a third circulation pipe 43 provided with a relief valve 44 on the way to wash the buttons. At this time, the relief valve 49 is closed to force the liquid to be sent to the cleaning case 41.
[0041]
Also, by opening the electromagnetic valve 52 of the fourth circulation line 51 at the start of driving of the second liquid feed pump 46 and the compressor 56, etc., it is possible to prevent a loud noise from being generated temporarily, Reduce noise.
[0042]
When the ultrasonic cleaning is completed, the detergent in the detergent tank 70 is sent from the detergent nozzle 72 into the washing tank 2 through the detergent pipe 71 by driving the detergent pump 73. Further, the three-way ball valve 13 is switched to the circulation side, and the first circulation line 18 is connected to the line of the washing water inlet 7. Then, the liquid feed pump 15 is driven, and the cleaning liquid circulates through the first circulation pipe line 18. At this time, the cleaning liquid is sprayed from the cleaning water inlet 7 onto the outer surface of the endoscope 3 at a high pressure.
[0043]
Subsequently, the cleaning liquid is supplied into the cleaning tank 2 through either the second circulation pipe 42 or the third circulation pipe 43 by driving the second liquid feed pump 46 and turning on / off the relief valve 49. The action of feeding the liquid to the internal conduit of the endoscope 3 is the same as in the ultrasonic cleaning step. That is, the cleaning liquid sent to the internal conduit of the endoscope 3 is returned into the cleaning tank 2 through the distal end opening of the endoscope 3 and circulates again through the first circulation conduit 18 or the second circulation conduit 42. Will do.
By such a flow of each cleaning liquid, dirt and the like adhered to the endoscope 3 are effectively washed away.
[0044]
After the above cleaning step is completed, a rinsing step is subsequently performed. In this rinsing step, first, the driving of the liquid feed pumps 15 and 46 is stopped, the waste liquid pump 34 is driven, and the line switching valve 31 is switched to the waste liquid line 33 side. Thereby, the liquid in the cleaning tank 2 is discharged through the waste liquid pipe 33. Further, the first liquid feed pump 15 and the second liquid feed pump 46 are driven again, and the inside and the outside of the endoscope 3 are rinsed by the above-described circulation action.
[0045]
When the rinsing with the rinsing water is completed, draining is performed with the rinsing water completely discharged from the cleaning tank 2. After draining, the driving of the liquid feed pumps 15 and 46 is stopped, and the compressor 56 is driven. The air is sent from the compressor 56 to the second circulation pipe 42 through the air supply pipe 55. It is sent into the internal conduit of the mirror 3 and drains the conduit.
[0046]
When the above steps are completed, a disinfection step is subsequently performed. In this disinfecting process, first, the pipeline switching valve 31 is closed, and the disinfecting liquid pump 27 is driven. As a result, the disinfecting solution in the disinfecting solution tank 26 is injected into the cleaning tank 2 from the disinfecting solution inlet 22 through the disinfecting solution feed pipe 25. When a predetermined amount of the cleaning liquid is injected into the cleaning tank 2 and the endoscope 3 is completely immersed in the disinfecting liquid, the drive of the pump 27 is stopped. Subsequently, the liquid sending pump 46 is driven. By turning ON / OFF the relief valve 49 as in the case of cleaning, the disinfecting solution in the cleaning tank 2 is also sent to the internal conduit of the endoscope 3 and the buttons of the cleaning case 41, and the disinfection thereof is performed. Done.
[0047]
After such disinfection has been performed for a predetermined period of time, the line switching valve 31 is switched to the disinfecting solution return line 32, so that the disinfecting solution in the cleaning tank 2 passes through the disinfecting solution return line 32 and the disinfecting solution tank 26. Collected inside. The tip of the disinfectant return line 32 extends to near the bottom in the disinfectant tank 26, and the disinfectant flows out in the designated direction. Thus, even when a disinfecting solution containing a foaming component such as a surfactant is used in the disinfecting solution, foaming can be suppressed when the disinfecting solution is collected.
[0048]
Thereafter, the endoscope 3 is rinsed after disinfection by performing the above-described rinsing step again.
[0049]
After the disinfecting solution is completely rinsed by this rinsing step, an air supply step is performed. This air supply step is performed in the same procedure as the draining performed in the latter half of the above-described rinsing step. Then, after a lapse of a predetermined time, the waste liquid pump 34 is stopped.
[0050]
Usually, in order to speed up the drying in the conduit of the endoscope 3 after the draining, an alcohol flush treatment is performed after the rinsing step. That is, the liquid supply pump 64 is operated to inject alcohol from the tank 62 into the internal conduit of the endoscope 3 through the alcohol liquid supply conduit 61. After performing the alcohol flush treatment, draining is performed.
[0051]
By the way, immediately after the disinfectant is prepared in the disinfectant tank 26, the concentrated liquid is often stored near the bottom surface of the disinfectant tank 26. However, since one of the disinfectant inlets 95a of the disinfectant supply line 25 is located near the bottom of the disinfectant tank where the concentrated liquid easily accumulates, the disinfectant near the bottom of the tank is reliably sucked up and the entire disinfectant is disinfected. By circulating the liquid evenly, it is possible to prevent the disinfectant having a high concentration from staying at a specific location and to make the concentration of the disinfectant uniform throughout.
[0052]
In addition, since the diameter of the disinfectant inlet 95a is reduced, it is possible to reliably pump up the disinfectant near the bottom of the tank.
However, when the diameter of the disinfecting solution suction port 95a is reduced, the time for supplying the cleaning tank 2 becomes long.
Therefore, the diameter of the other disinfectant suction port 95b provided in a different place is set larger than the diameter of the disinfectant suction port 95a provided near the bottom of the disinfectant tank in which the concentrated liquid easily accumulates. . Therefore, it is possible to increase the entire amount of the disinfecting solution suction through the disinfecting solution supply pipe 25, prevent the concentrated solution from remaining on the bottom surface of the disinfecting solution tank, and shorten the disinfecting solution supply time.
[0053]
In the present invention, the disinfecting solution suction port of the disinfecting solution supply pipe 25 may be provided at three or more locations as long as the above two locations are included.
Further, in the endoscope cleaning / disinfecting apparatus of the present embodiment, when a drain pipe is provided in the disinfectant pipe, when the disinfectant is prepared, when the concentrated liquid is injected into the disinfectant tank 26, the drain The pipeline is also filled with the concentrate. For this reason, even if the dilution water is injected, the above-mentioned method may not be able to sufficiently agitate the concentrated liquid accumulated near the drain.
[0054]
Therefore, the disinfectant inlet of the disinfectant supply line 25 shown in FIG. 3 is provided with a disinfectant inlet 95d in the drain line 97 in addition to the disinfectant inlet 95c in the disinfectant tank 26. . By doing so, it is possible to simultaneously suck up the disinfectant in the drain pipe 97 and in the vicinity of the drain port when the disinfectant is injected.
[0055]
Next, a method of discarding the disinfectant in the disinfectant tank 26 will be described. One end of a hose (not shown) for collecting a disinfecting solution is attached to the disinfecting solution inlet 22 in the cleaning tank 2, and the other end of the collecting hose is inserted into a previously prepared collecting container. By pressing the discharge button, the disinfecting solution in the disinfecting solution tank 26 is collected.
[0056]
Therefore, since the tip of at least one disinfectant suction port is located at the lowest position in the disinfectant tank 26 and a self-contained pump is used as the disinfectant pump 27, the discharge in the disinfectant tank 26 is performed when the disinfectant is discharged. Can suck up most disinfectants. For this reason, it is possible to eliminate the operation of discharging the remaining disinfecting solution from the drain.
[0057]
Next, an operation of confirming the concentration of the disinfectant will be described. To check the concentration of the disinfecting solution, a connection tube (not shown) is attached to a drain pipe 97 provided at the bottom of the disinfecting solution tank 26 to take a small amount of the disinfecting solution, and a test paper (not shown) is attached thereto. Check the color of the paper to see if the disinfectant is effective. The user can determine when to change the disinfectant.
[0058]
When the disinfecting solution inlet of the disinfecting solution supply line 25 has the configuration shown in FIG. 3, the concentration of the disinfecting solution near the drain line is not different from that in the disinfecting solution tank 26, so that the user checks the disinfecting solution concentration. , Can be measured accurately.
[0059]
(Modification)
FIGS. 4 and 5 show examples of means for uniformly cleaning / disinfecting the back surface of the lid 4 covering the opening of the cleaning tank 2 forming the cleaning / disinfecting chamber. That is, as shown in FIG. 5, the washing water inlet 7 is curved toward the center of the washing tank 2, but a notch slit 102 is provided at the top passing through the curved portion 101, and a fan-shaped low The anti-member 103 is attached.
[0060]
When the flowing liquid is discharged from the cleaning water inlet 7, a part of the flowing liquid is blocked by the low resistance member 103 and is discharged upward from the slit 102. By utilizing this, the back surface (inner surface) of the lid 4 corresponding to the cleaning water inlet 7 can be washed without unevenness. In addition, since the disinfecting solution is ejected from the cleaning water inlet 7 during the disinfecting process, the back surface (inner surface) of the lid 4 corresponding to the cleaning water inlet 7 can be evenly disinfected.
[0061]
Here, the portion other than the back surface (inner surface) of the lid 4 corresponding to the cleaning water inlet 7 is immersed in cleaning water or a disinfecting solution. / Disinfection is possible.
[0062]
FIG. 6 shows an example of a mode in which the attachment portion of the air filter 58 is provided with reverse attachment prevention means.
[0063]
Generally, an air filter 58 is provided for removing high-pressure air from the compressor 56 used for removing water in the conduit of the endoscope 3. Since there is directionality on the next side, it is necessary to prevent the air filter 58 from being reversely mounted when the air filter 58 is mounted. Further, the shape of the air filter 58 is symmetrical for the sake of miniaturization.
[0064]
Therefore, the interference portion 111 is provided on the air filter 58, and the projection 113 is provided on the device side connector portion 112, and when the attachment is reversed, the interference portion 111 and the projection 113 interfere and the air filter 58 is attached to the device side. The connector cannot be attached to the connector section 112.
[0065]
Also, as shown in FIG. 7, a projection 115 is provided on the air filter 58, and a recess 116 is provided on the device-side connector 112, so that the air filter 58 cannot be mounted unless they match and engage. good.
[0066]
As shown in FIG. 8, the lengths of the connection portions 58a and 58b of the air filter 58 are different from each other, and the device-side connector portion 112 is provided with a step 121 according to the length. May not be reversed.
[0067]
In addition, in order to improve the detachability of the air filter 58, the device-side connector portion 112 has a structure in which the air filter 58 can be removed by pushing the stopper 131, so that the stopper 131 is shared as shown in FIG. By doing so, one side may be released so that it can be removed at the same time.
[0068]
FIGS. 10 and 11 show examples of the form of the means for improving the usability of the cleaning case 41 and the cleaning property of the buttons and the like. In cleaning the buttons 3e of the endoscope 3, the cleaning case 41 is preferably made of a SUS container having a smaller plate pressure than a resin container from the viewpoint of ultrasonic transparency so that ultrasonic cleaning can be performed. Further, in disinfection, it is preferable that the buttons 3e be rotated by a water flow to remove bubbles in the buttons 3e to promote contact with the disinfecting solution.
[0069]
Therefore, as shown in FIG. 10, a container 41a formed of SUS having a small plate thickness is used, and a lid part 41b formed of a mesh is used as a lid of the container 41a. Here, if the roughness of the mesh is too fine, the transmission of the ultrasonic wave is reduced, so that the mesh is made as coarse as possible, but the mesh is made to have an appropriate roughness so that the buttons 3e do not get caught during rotation. If the opening ratio of the mesh of the lid component 41b is not increased, the water flow blows up from the bottom, so that the buttons 3e are difficult to turn. As shown in FIG. 11, a portion of the liquid discharge port 43a on the side of the device for creating a water flow is formed as a connector 141 having a protruding mouth as shown in FIG. 11, while a port having a shape protruding downward is provided on the bottom of the cleaning case 41. The portion 142 is formed so that the mouth portion 142 of the cleaning case 41 can be inserted into the connector 141. As a result, the cleaning case 41 is stable at the time of setting, and can be easily attached and detached.
[0070]
In addition, as shown in FIG. 11, a flat notch 143 may be provided on the side surface of the connector 141 so that drainage in the cleaning case 41 is improved. Even if the mouth portion 142 of the cleaning case 41 is put on the connector 141, the notch 143 is vacant, so that drainage of the cleaning case 41 is good.
[0071]
FIGS. 12 to 14 show examples of modes of means for improving the setability of the endoscope 3. As the size of the device is reduced, the setability of the endoscope 3 is reduced, and the overlap of the flexible tubes of the endoscope 3 is increased. (If the flexible tubes are overlapped, the cleaning property and disinfection of the endoscope can be reduced. Therefore, a means for reducing this is provided.
[0072]
As shown in FIG. 12, a partition 152 for setting the IG tube portion 3 a and the LG tube portion 3 b of the endoscope 3 is provided on an endoscope holding net 151 set in the cleaning tank 2, By distinguishing the areas to be set, the overlap between the flexible tube portions 3a and 3b of the endoscope 3 is reduced.
[0073]
Further, as a holding section 153 for holding the operation section 3c of the endoscope 3 of the endoscope holding net 151, a movable frame section 154 having a shape as shown in FIG. As shown in FIG. 14, the movable frame portion 154 is set up by rising, and the operation section 3c is temporarily placed on the movable frame portion 154 so that it can be connected to the connection tube 96. Thereby, the setting property of the endoscope 3 to the holding net 151 for the endoscope is improved.
[0074]
In addition, when the endoscope 3 is set in the cleaning tank 2, it is easier to set the connector 3d and the LG tube 3b after setting the operation unit 3c and the IG tube 3a as shown in FIG. If the holding portion 153 is provided, the endoscope 3 can be more easily set by providing a component for temporarily placing the connector portion 3d and the LG coiled tube portion 3b on the outer side near the center of the device. . In FIG. 12, reference numeral 150 denotes a stand for suspending the endoscope after cleaning and disinfection.
[0075]
FIGS. 15 and 16 show an example of the form of the chemical solution reduction and dilution prevention means. After the disinfection process, the chemical is collected in the disinfectant tank 26, but the chemical attached to the back surface of the lid 4 of the cleaning tank 2 (the surface on the cleaning tank side) is difficult to recover. And increase the dilution rate. Therefore, as shown in FIG. 15, the rear surface of the lid 4 is protruded downward to form an inverted mountain-shaped projection 161. As a result, the chemical solution attached to the back surface of the lid 4 gathered on the top of the protrusion 161 in a short time, dropped into the cleaning tank 2, and was easily collected.
[0076]
Further, the shape of the projection 161 is such that the center of the rear surface of the lid 4 is the highest as shown in FIG. 15, but the side of the rear surface of the lid 4 is the highest and inclined to one side as shown in FIG. May be. That is, any material can be used as long as water droplets easily collect on the top of the protrusion 161. Further, two or more projections 161 may be provided.
[0077]
FIG. 17 shows an example of an embodiment of a means for reducing the process time of the apparatus. Generally, the cleaning tank 2 is provided with a drain port 23 for draining / collecting cleaning water / disinfectant and the like, and a circulating fluid suction port 14 for circulating cleaning water / disinfectant and the like inside the apparatus. . If both the drain port 23 and the circulating fluid suction port 14 are on the bottom surface of the cleaning tank 2, the residual water remaining at the circulating fluid suction port 14 at the time of drainage / collection is all the cleaning water / disinfectant inside the cleaning tank 2. After draining / collecting, it was necessary to drain again. As a result, the process time becomes longer.
[0078]
Therefore, as shown in FIG. 17, the circulating liquid suction port 14 is provided not on the bottom surface of the cleaning tank 2 but on the side wall surface of the cleaning tank 2 which is higher than the bottom surface. When the water level comes to a point, the remaining water in the circulating fluid suction port 14 is drained. By doing so, the two operations can be performed in parallel, and the process time can be reduced.
[0079]
The present invention is not limited to the above embodiments.
[0080]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the concentration of the disinfectant to be used can be automatically made uniform with a simple configuration. Further, the disinfecting liquid disposal operation is simplified.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view schematically showing a configuration of an endoscope cleaning / disinfecting apparatus according to a first embodiment.
FIG. 2 is an explanatory view schematically showing a configuration near a disinfecting solution tank of the endoscope cleaning / disinfecting apparatus according to the first embodiment.
FIG. 3 is an explanatory view schematically showing a modification of the configuration near the disinfectant tank.
FIG. 4 is a longitudinal sectional view schematically showing a modified example near the cleaning tank of the endoscope cleaning and disinfecting apparatus.
5A is a vertical cross-sectional view of a cleaning water injection port, and FIG. 5B is a cross-sectional view of the cleaning water injection port.
FIG. 6 is an explanatory view showing an example of a mounting portion of an air filter of the endoscope cleaning / disinfecting apparatus.
FIG. 7 is an explanatory view showing another example of the attachment portion of the air filter of the endoscope cleaning / disinfecting apparatus.
FIG. 8 is an explanatory view showing another example of the attachment portion of the air filter of the endoscope cleaning / disinfecting apparatus.
FIG. 9 is an explanatory view showing another example of the attachment portion of the air filter of the endoscope cleaning / disinfecting apparatus.
FIG. 10 is a cross-sectional view of a mounting part of a cleaning case of the endoscope cleaning / disinfecting apparatus.
FIG. 11 is an exploded perspective view showing a mounting part of a cleaning case of the endoscope cleaning and disinfecting apparatus.
FIG. 12 is a perspective view of an endoscope holding net of a cleaning tank of the endoscope cleaning / disinfecting apparatus.
FIG. 13 is a perspective view of a holding unit that holds an endoscope operation unit provided in a cleaning tank of the endoscope cleaning / disinfecting apparatus.
FIG. 14 is a perspective view of a holding unit that holds an endoscope operation unit provided in a cleaning tank of the endoscope cleaning / disinfecting apparatus.
FIG. 15 is a sectional view of a lid of a cleaning tank of the endoscope cleaning / disinfecting apparatus.
FIG. 16 is a sectional view of a lid of a cleaning tank of the endoscope cleaning / disinfecting apparatus.
FIG. 17 is a sectional view of a disinfecting solution tank portion of the endoscope cleaning / disinfecting apparatus.
[Explanation of symbols]
1 ... endoscope cleaning and disinfecting device main body, 2 ... cleaning tank,
7 ... Washing water inlet, 14 ... Circulating fluid suction port, 22 ... Disinfecting solution inlet
25 ... disinfectant supply line, 26 ... disinfectant tank, 27 ... disinfectant pump, 23 ... drain port, 31 ... conduit switching valve, 32 ... disinfectant return conduit,
35: diluent supply line, 77: control unit, 80: bottle,
81: Bottle mounting part, 95a, 95b: Disinfectant suction port.

Claims

A washing tank for setting an endoscope to be washed and disinfected;
A disinfectant tank that can be filled with a concentrated disinfectant,
A diluent supply pipe that is connected to the disinfectant tank so that the injection port is located in the disinfectant tank, and that can inject dilution water for diluting the concentrated type disinfectant;
A disinfecting solution return pipe connected to the disinfecting solution tank such that the injection port is located in the disinfecting solution tank and returning the disinfecting solution supplied to the cleaning tank to the disinfecting solution tank;
The first disinfecting solution suction port is located on the substantially bottom surface of the disinfecting solution tank, and the second disinfecting solution suction port is located closer to the inlet of the disinfecting solution return pipe than the first disinfecting solution suction port. A disinfectant supply pipe connected to the disinfectant tank and capable of supplying a diluted disinfectant to the cleaning tank;
An endoscope cleaning / disinfecting apparatus comprising:

A washing tank for setting an endoscope to be washed and disinfected;
A disinfectant tank that can be filled with a concentrated disinfectant,
A diluent supply pipe that is connected to the disinfectant tank so that the injection port is located in the disinfectant tank, and that can inject dilution water for diluting the concentrated type disinfectant;
A disinfecting solution return pipe connected to the disinfecting solution tank such that the injection port is located in the disinfecting solution tank and returning the disinfecting solution supplied to the cleaning tank to the disinfecting solution tank;
It has a first disinfecting solution suction port and a second disinfecting solution suction port, and the first disinfecting solution suction port is located in a drain pipe connected to communicate with the disinfecting solution tank. A disinfecting solution supply pipe that is capable of supplying a diluted disinfecting solution to the cleaning tank,
An endoscope cleaning / disinfecting apparatus comprising:

The endoscope cleaning / disinfecting apparatus according to claim 1 or 2, wherein the opening of the first disinfectant inlet is smaller than that of the second disinfectant inlet.