JP3547982B2 - ディスクプレーヤーの防振装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学式ピックアップによりディスクに記録されている信号の読み取り動作を行うように構成されたディスクプレーヤーに関し、特に光学式ピックアップの振動を低減させる防振装置に係る。
【0002】
【従来の技術】
光学式ピックアップを用いてディスクに記録されている信号の読み取り動作を行うディスクプレーヤーが普及しているが、斯かるディスクプレーヤーにおいては、光学式ピックアップ等に外部振動が加わると、ディスクからの信号の読み取り動作を正確に行うことが出来ないという問題がある。斯かる問題を解決するためにディスクプレーヤーは、一般に防振装置を備えており、斯かる防振装置の構成としては、光学式ピックアップ等が組み込まれているシャーシーをゴム等の弾性材にて構成された防振部材を介在させてキャビネットに固定する方法が一般に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
シャーシーの支持と防振動作を行う防振装置は、一般に円柱状のポストに防振部材を挿入することによって構成されるが、斯かる防振装置によるシャーシーの支持動作は3〜4箇所において行われる。斯かる防振装置においては、各防振装置とシャーシーとの間の位置ズレを考慮してポストの径が設定されるため、該ポストの径は細くなるように構成されている。斯かるポストの径を細くすると、ディスクの回転に伴う振動エネルギーの吸収力が小さくなるという問題がある。
【0004】
本発明は、斯かる問題を解決したディスクプレーヤーの防振装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の防振装置は、ディスクに記録されている信号の読み取り動作を行う光学式ピックアップ及び該光学式ピックアップを移動させる駆動機構が組み込まれているとともに支持用切欠部が形成されているシャーシーと、該シャーシーを支持するべく設けられているとともに上下方向に延びた複数の支持用突出部が表面に一体成形されている支持用ポストが設けられている支持部材と、前記支持用ポストに挿入されるとともに前記シャーシーに形成されている支持用切欠部と係合する係合部が形成され、且つ弾性材にて一体成形されている防振部材とより構成されている。
【0006】
【実施例】
図1は本発明の防振装置を示す要部の側断面図、図2は図1におけるA−B断面図、図3は本発明の防振装置の要部を示す平面図である。
【0007】
図において、1は光学式ピックアップ(図示せず)及び該光学式ピックアップを移動させる駆動機構が組み込まれているシャーシーであり、支持用切欠部2が3〜4箇所形成されている。3は前記シャーシー1を支持するべく設けられている支持部材であり、支持用ポスト4が一体成形されているとともに該支持用ポスト4にはネジ5が挿通されるネジ孔6が形成されている。7は前記支持用ポスト4の表面に上下方向に複数個形成されている支持用突出部であり、その先端部7Aは円弧状になるように形成されているとともに該支持用ポスト4の長さに対して短くなるように形成されている。
【0008】
8は前記ネジ5が挿通される透孔8Aが形成されている支持基板であり、ディスクプレーヤーを構成するキャビネットに固定されているとともに前記ネジ5による螺合動作によって支持部材3と強固に結合されるように構成されている。
【0009】
9は前記支持用ポスト4に挿入されるとともに前記シャーシー1の支持用切欠部2と係合する係合部10が形成されている防振部材であり、ゴム等の弾性材にて成形されているとともに中心部に前記支持用ポスト4が挿入される円形状の取付孔9Aが形成されている。また、前記防振部材9の上面、即ち前記支持部材3の下面3Aと接触する面には、リング状の突出部9Bが形成されている。
【0010】
斯かる構成において、前記ネジ5による螺合動作によって支持部材3と支持基板8とを強固に結合させた状態にあるとき、前記防振部材9の突出部9Bが支持部材3による押圧力によって弾性変形するように構成されている。従って、前記防振部材9は、前記支持用ポスト4に形成されている支持用突出部7によって位置決めされるとともに前記支持部材3と支持基板8とより受ける圧着力によって弾性保持されることになる。
【0011】
以上に説明したように本発明の防振装置は構成されているが、次に組立動作について説明する。ゴム等の弾性材にて防振部材9を一体成形した後、該防振部材9を支持部材3に形成されている支持用ポスト4に挿入する。前記支持用ポスト4に形成されている支持用突出部7の長さを該支持用ポスト4の長さと比較して短くしているため、防振部材9の前記支持用ポスト4への挿入動作を円滑に行うことが出来る。また、前記支持用ポスト4の表面に形成される支持用突出部7の先端部7Aを防振部材9の中心部に形成されている取付孔9Aの径に対応した円弧状にしたので、支持用ポストへの防振部材の挿入動作を容易に行うことが出来る。
【0012】
このようにして前記防振部材9を前記支持用ポスト4へ挿入させた状態において、支持基板8に形成されている透孔8Aを通してネジ5を支持用ポスト4に形成されているネジ孔6に螺合させることによって前記防振部材9を支持基板8と支持部材3との間に固定することが出来る。斯かる組立が行われた状態において、シャーシー1に形成されている支持用切欠部2を前記防振部材9に形成されている係合部10に係合させることによって本発明の防振装置を組み立てることが出来る。
【0013】
尚、本実施例では、支持用ポスト4に形成されている支持用突出部7の数を8個にしたが、4個以上あれば良くその数は限定されるものではない。
【0014】
【発明の効果】
本発明の防振装置は、防振部材が挿入される支持用ポストの表面に上下方向に延びた支持用突出部を形成したので、シャーシーを支持する防振装置の位置にバラツキがあっても水平方向の位置ズレを吸収することが出来るだけでなく、水平方向への撓みや荷重を大きくすることが出来るので、振動の吸収効果を高めることが出来る。
【0015】
また、本発明は、支持用ポストの表面に形成される支持用突出部の先端部を防振部材の中心部に形成されている取付孔の径に対応した円弧状にしたので、支持用ポストへの防振部材の挿入動作を容易に行うことが出来る。そして、本発明は、支持用突出部の支持用ポストの軸方向の長さを該支持用ポストに対して短くしたので、支持用ポストへの防振部材の挿入動作を容易に行うことが出来るという利点を有している。
【0016】
また、本発明は、防振部材を支持部材と支持基板とによって押圧保持するように構成したので、防振部材を正確に保持することが出来る。そして、本発明は、防振部材の支持部材との当接面に突出部を形成したので、支持部材と支持基板との間に配置される防振部材に対する弾性保持力を簡単に得ることが出来る。
【0017】
更に、本発明は、防振部材の支持部材との当接面に形成される突出部をリング状にしたので、防振部材に対する弾性保持力を支持用ポストを中心軸として均等に得ることができ、その結果防振部材の保持動作を良好に行うことが出来るという利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防振装置を示す要部の側断面図である。
【図2】図1におけるA−B断面図である。
【図3】本発明の防振装置の要部を示す平面図である。
【符号の説明】
1 シャーシー
2 支持用切欠部
3 支持部材
4 支持用ポスト
7 支持用突出部
8 支持基板
9 防振部材
9A 取付孔
9B 突出部

Claims (4)

  1. 光学式ピックアップによりディスクに記録されている信号の読み取り動作を行うように構成されたディスクプレーヤーにおいて、前記光学式ピックアップ及び該光学式ピックアップを移動させる駆動機構が組み込まれているとともに支持用切欠部が形成されているシャーシーと、該シャーシーを支持するべく設けられているとともに上下方向に延びた複数の支持用突出部が表面に一体成形されている支持用ポストが設けられている支持部材と、前記支持用ポストに挿入されるとともに前記シャーシーに形成されている支持用切欠部と係合する係合部が形成され、且つ弾性材にて一体成形されている防振部材とより成り、前記支持用突出部の支持部材からの長さを支持用ポストに対して短くしたことを特徴とするディスクプレーヤーの防振装置。
  2. 支持用突出部の先端部の形状を防振部材の中心部に形成されている取付孔の径に対応させた円弧状にしたことを特徴とする請求項1に記載の防振装置。
  3. 支持部材に形成されている支持用ポストにネジ孔を形成し、支持基板に形成されている透孔を通して前記ネジ孔に固定ネジを螺合することによって前記支持部材を前記支持基板に固定するとともに該支持基板と支持部材とにより防振部材を押圧保持するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の防振装置。
  4. 防振部材の支持部材との当接面にリング状の突出部を形成したことを特徴とする請求項3に記載の防振装置。
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