JP3545594B2 - 筒内噴射用高圧燃料ポンプ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、筒内噴射式エンジンの高圧燃料ポンプに関し、特にフィード側燃料配管に脈動を波及することのない筒内噴射用高圧燃料ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
いわゆる筒内噴射式エンジンとか直接噴射式エンジンとか呼ばれている、燃料をエンジンのシリンダ内で噴射する方式のエンジンとしては、ディーゼルエンジンが広く知られているが、近年、火花点火エンジン(ガソリンエンジン)においても、筒内噴射式のものが提案されている。従来のシリンダの外で混合気をつくるエンジンに供給される燃料の燃圧が約0.3MPaであるのに対して、このような、筒内噴射式エンジンでは、例えば、シリンダの圧縮動作時に、シリンダ内に噴射するので、約5MPaの燃圧が必要である。
【0003】
このような高い燃圧を得るために、一般に、燃料タンク内に設けられる低圧燃料ポンプの他に、燃料噴射器側にさらに高圧燃料ポンプが設けられる。一般に、低圧燃料ポンプは、例えばモータ等により駆動され、電源が投入されているときは常時駆動しているのに対し、高圧燃料ポンプは、エンジンによって駆動され、エンジンの回転にともなって回転する。
【0004】
図5は従来の筒内噴射用高圧燃料ポンプの一部を断面とする側面図である。図5において、高圧燃料供給ポンプ100のケーシング1には、吸入通路2、吐出通路3およびドレイン4が形成されている。吸入通路2は、低圧燃料ポンプから延びる図示しないフィード側燃料配管に通じている。一方、吐出通路3は、燃料噴射器に至る図示しない高圧側燃料配管に通じている。そして、ドレイン4は図示しない燃料タンクへ通じている。
【0005】
ケーシング1の図5の下方には、円筒状の収納凹部1aが形成されている。収納凹部1a内には、シリンダ6が配設されている。シリンダ6は、概略円筒状のシリンダ部6aとシリンダ部6aの一側に設けられたフランジ部6bとから構成されている。シリンダ6は、フランジ部6b側を収納凹部1aの底部1b方向に向けて配設されている。
【0006】
底部1bとシリンダ6との間に挟まれるプレート2枚によって、リードバルブ8が挟まれている。リードバルブ8には、吸入通路2および吐出通路3に対応する位置に図示しない吸入バルブおよび吐出バルブが設けられている。そしてさらに、ドレイン4に対応する位置にリターン穴4aが設けられている。
【0007】
シリンダ6のシリンダ部6a内には、概略円筒状のプランジャ9が往復動可能に配設されている。プランジャ9は、シリンダ部6aとともに燃料増圧室10を形成している。燃料増圧室10内には、圧縮コイルスプリング11が縮めて収納されている。
【0008】
シリンダ6の周囲には、シリンダ6を包囲するようにハウジング12が配設されている。ハウジング12は、概略底のない碗型をなしシリンダ部6aを貫通させている。プランジャ9の燃料増圧室10と反対側の端部には、ホルダ13が固定されている。ハウジング12とホルダ13との間には金属製のベローズ14が配設されている。ベローズ14とハウジング12とは、プランジャ9とシリンダ6との間から漏れた燃料を内部に収納する密閉空間16を形成している。ドレイン4は、捕獲空間16から延設され捕獲空間16内に溜まった燃料を図示しない燃料タンクへ戻す。
【0009】
プランジャ9の燃料増圧室10と反対側の端には、有底円筒状のタペット18が当接されている。タペット18は、内部にカムローラ18aを有している。ハウジング12とタペット18との間には、圧縮コイルスプリング19が縮設されている。
【0010】
圧縮コイルスプリング19の周囲には、ブラケット20が配設されている。ブラケット20は、中間部にフランジ部20aを有する概略円筒状をなしている。ブラケット20は、フランジ部20aを図示しないボルトによってケーシング1も締着され、一端部でハウジング12の縁部を押圧することにより、シリンダ6およびハウジング12をケーシング1に固定している。
【0011】
プランジャ9はシリンダ6内を往復運動し、燃料増圧室10に燃料を吸い込んでは、加圧して吐出通路3から外部へ吐出する。吸入通路2には、吸入動作の度に油撃が走り、燃料の圧力は脈動している。この脈動は、高圧燃料ポンプ100の流出量を低下させる原因となり、また吸入通路2に接続されたフィード側燃料配管を振動させ騒音を発生させるので問題であった。
【0012】
吸入通路2の途中には、内部に金属ベローズ22aを有するパルセーションダンパ22が設けられている。パルセーションダンパ22は、燃料の圧力の変動に従って、金属ベローズ22aを伸縮させ、高圧燃料ポンプ100が発生させた燃圧の脈動を吸収する。すなわち、吸入通路2aを通って供給された燃料は、容積室22bに入り、その後、吸入通路2bを通って燃料増圧室10に向かうが、吸入通路2b内の燃圧は、高圧燃料ポンプ100の吸入吐出動作によって脈動している。このとき、パルセーションダンパ22は、燃料の圧力が高いとベローズ22aを、図5の左方向に移動させ、また燃料の圧力が低いとベローズ22aを、図5の右方向に移動させる。このようにして、吸入通路2内の燃圧の脈動が吸収される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、高圧燃料ポンプ100が発生させる燃圧の脈動は、パルセーションダンパ22が設けられても完全に消滅するものではなかった。そして、消滅できなかった脈動は、吸入通路2に接続される図示しないフィード側燃料配管にまで波及した。フィード側燃料配管は、車体を横切って燃料タンクまで延びているが、フィード側燃料配管に波及した脈動は、フィード側燃料配管を共振させて、騒音を発生させるので問題であった。
【0014】
また、このような構成の従来の高圧燃料ポンプ100においては、燃料増圧室10から漏れた燃料は、捕獲空間16に溜まりドレイン4を通って燃料タンクに戻るが、燃料増圧室10内は圧縮時非常に高圧になるので漏れ出す燃料の量が多く問題であった。
【0015】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、燃料タンクに戻る燃料を少なくすることができ、また高圧燃料ポンプが発生させた燃圧の脈動を、吸入通路に接続されたフィード側燃料配管に波及させることのない筒内噴射用高圧燃料ポンプを得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この発明の筒内噴射用高圧燃料ポンプに於いては、燃料を吸入する吸入通路および燃料を吐出する吐出通路が形成されたケーシング、上記ケーシング内に設けられたシリンダ、上記シリンダの一部に形成された燃料増圧室、および上記シリンダ内に摺動可能に配設されたプランジャを有し、上記プランジャの往復移動により、燃料を上記吸入通路から上記燃料増圧室に吸入加圧し、加圧された燃料を上記吐出通路から吐出して筒内噴射式エンジンの燃料噴射器へ圧送する高圧燃料ポンプであって、上記シリンダの摺動面の中間位置に全周にわたって形成された回収溝と、上記回収溝と上記吸入通路とを連通させる連通通路とを備え、上記吸入通路の途中に低圧側脈動吸収装置が設けられ、上記連通装置は、上記低圧側脈動吸収装置の上流の上記吸入通路に通じていて、この吸入通路に第1のオリフィスが設けられている。
【0022】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の筒内噴射用高圧燃料ポンプの一部を断面とする側面図である。図1において、高圧燃料供給ポンプ200のケーシング1には、吸入通路2、吐出通路3およびドレイン4が形成されている。吸入通路2は、低圧燃料ポンプから延びる図示しないフィード側燃料配管に通じている。一方、吐出通路3は、燃料噴射器に至る図示しない高圧側燃料配管に通じている。そして、ドレイン4は図示しない燃料タンクへ通じている。
【0023】
ケーシング1の図1の下方には、円筒状の収納凹部1aが形成されている。収納凹部1a内には、シリンダ36が配設されている。シリンダ36は、円筒部36aと円筒部36aの一側に設けられた肉厚部36bとから構成され、中心軸に沿って円筒状の摺動孔36cが形成されている。シリンダ36は、肉厚部36b側を収納凹部1aの底部1b方向に向けて配設されている。
【0024】
底部1bとシリンダ36との間に挟まれた2枚のプレートの間に、リードバルブ8が挟まれている。リードバルブ8には、吸入通路2および吐出通路3に対応する位置に図示しない吸入バルブおよび吐出バルブが設けられている。そしてさらに、ドレイン4に対応する位置にリターン穴4aが設けられている。
【0025】
シリンダ36の摺動孔36c内には、概略円筒状のプランジャ9が往復動可能に配設されている。プランジャ9は、摺動孔36cとともに燃料増圧室10を形成している。燃料増圧室10内には、圧縮コイルスプリング11が縮めて収納されている。シリンダ36の摺動孔36cの中間位置には、全周にわたって形成された環状の回収溝37が形成されている。
【0026】
プランジャ9の燃料増圧室10と反対側の端部には、ホルダ13が固定されている。シリンダ36の肉厚部36bとホルダ13との間には金属製のベローズ14が配設されている。ベローズ14は、プランジャ9とシリンダ36との間から漏れた燃料を内部に収納する捕獲空間16を形成している。ドレイン4は、捕獲空間16から延設され捕獲空間16内に溜まった燃料を図示しない燃料タンクへ戻す。
【0027】
プランジャ9の燃料増圧室10と反対側の端には、有底円筒状のタペット18が当接されている。タペット18は、内部にカムローラ18aを有している。肉厚部36bとタペット18との間には、圧縮コイルスプリング19が縮設されている。
【0028】
圧縮コイルスプリング19の周囲には、ブラケット20が配設されている。ブラケット20は、中間部にフランジ部20aを有する概略円筒状をなしている。ブラケット20は、フランジ部20aを図示しないボルトによってケーシング1に締着され、一端部で肉厚部36bを押圧することにより、シリンダ36をケーシング1に固定している。
【0029】
吸入通路2の途中には、内部に金属ベローズ22aを有する低圧側脈動吸収装置であるパルセーションダンパ22が設けられている。パルセーションダンパ22は、燃料の圧力の変動に従って、金属ベローズ22aを伸縮させ、高圧燃料ポンプ200が発生させた燃圧の脈動を吸収する。すなわち、パルセーションダンパ22より上流側の吸入通路2である吸入通路2aを通って供給された燃料は、容積室22bに入り、その後、パルセーションダンパ22より下流側の吸入通路2である吸入通路2bを通って燃料増圧室10に向かうが、吸入通路2内の燃圧は、高圧燃料ポンプ200の吸入動作によって脈動している。このとき、パルセーションダンパ22は、燃料の圧力が高いとベローズ22aを、図1の左方向に移動させ、また燃料の圧力が低いとベローズ22aを、図1の右方向に移動させる。このようにして、吸入通路2内の燃圧の脈動が吸収される。
【0030】
シリンダ36に形成された回収溝37は、第1の連通通路38によって、パルセーションダンパ22より上流の吸入通路2aに連通されている。これにより、回収溝37の部分の圧力は、吸入通路2a内の圧力と同圧の約3kとなっている。従来は、燃料増圧室10内の圧力が約50kに達し、一方捕獲空間16内の圧力は殆ど0kに近いので、燃料増圧室10から捕獲空間16に向かって燃料が漏れたが、摺動面の途中に約3kの低圧部が設けられると、燃料は回収溝37に溜まり捕獲空間16に、あまり漏れ出すことがない。回収溝37に溜まった燃料は、第1の連通通路38を通って吸入通路2aに戻り、再び燃料増圧室10に向かう。
【0031】
一方、吸入通路2aに脈動が発生した場合、吸入通路2a内の高圧は第1の連通通路38、捕獲空間16およびドレイン4を通って図示しない燃料タンクに抜ける。そのため、脈動は低減される。
【0032】
このように構成された筒内噴射用高圧燃料ポンプにおいては、シリンダ36の摺動孔36cの中間位置に回収溝37が形成され、回収溝37は、吸入通路2aに第1の連通通路38によって連通されているので、シリンダ36とプランジャ9との間の摺動面からの燃料の漏れが減少される。また、高圧燃料ポンプ200が発生させた燃圧の脈動は、吸入通路2aの上流への伝播が低減され、吸入通路2aに接続されたフィード側燃料配管に波及することが低減される。そして、フィード側燃料配管に発生する騒音が低減される。
【0033】
尚、低圧側脈動吸収装置においては、金属ベローズ22aを有するパルセーションダンパ22に限らず、例えばピストン式のダンパ等でも良い。
【0034】
実施の形態2.
図2は本発明の筒内噴射用高圧燃料ポンプの他の例を示す一部を断面とする側面図である。本実施の形態の高圧燃料ポンプ201においては、第1の連通通路38が吸入通路2aと接続する部分の上流の吸入通路2aに第1のオリフィス40が形成されている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
【0035】
このような構成の筒内噴射用高圧燃料ポンプにおいては、高圧燃料ポンプ201が吸入通路2から燃料を吸入する際、燃料はパルセーションダンパ22を通過して供給される。このとき、本実施の形態のようにパルセーションダンパ22の上流の吸入通路2aにオリフィス40が設けられていると、オリフィス40無しの場合に比べ、吸入通路を通って高圧燃料ポンプ201へ流入する燃料の流量の時間的な変動(流量脈動)が少なくなる。吸収された流量脈動は、パルセーションダンパ22の体積変化によっておぎなわれる為、増圧室への吸入量はオリフィス40無しのときと同じである。すなわち、オリフィス40を付加することによって、パルセーションダンパ22の動きを大きくすることができる。そして、大きな形状のパルセーションダンパを設けることと同様の効果を得ることができる。
【0036】
これにより、大きな形状のパルセーションダンパを設けることなく、燃圧の脈動を吸収することができ、小型化することができるとともに、フィード側燃料配管の振動を低減することができる。
【0037】
実施の形態3.
図3は本発明の筒内噴射用高圧燃料ポンプの他の例を示す一部を断面とする側面図である。本実施の形態の高圧燃料ポンプ202においては、回収溝37は、第2の連通通路41によってリードバルブ8直前の吸入通路2bに連通されている。そして、吸入通路2aに第1のオリフィス40が形成されている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
【0038】
このような構成の筒内噴射用高圧燃料ポンプにおいては、燃料増圧室10の直前で発生するサージ圧を低減することができ、効果的に脈動を低減することができる。
【0039】
実施の形態4.
図4は本発明の筒内噴射用高圧燃料ポンプの他の例を示す一部を断面とする側面図である。本実施の形態の高圧燃料ポンプ203においては、シリンダ36に形成された回収溝37は、第1の連通通路38によって、パルセーションダンパ22より上流の吸入通路2aに連通され、さらに第2の連通通路41によってリードバルブ8直前の吸入通路2bに連通されている。そして、第1の連通通路38と吸入通路2aの接続箇所と、パルセーションダンパ22との間の吸入通路2aに第1のオリフィス40が形成され、第1の連通通路38に第1のオリフィス40より流路を小さくされた第2のオリフィス42が設けられている。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
【0040】
第1の連通通路38が、パルセーションダンパ22より上流の吸入通路2aに連通されているので、パルセーションダンパ22から更に上流の吸入通路に燃料の脈動が伝播することを抑制することができる。また、第2の連通通路41が、リードバルブ8直前の吸入通路2bに連通されているので、燃料増圧室10の直前で発生するサージ圧を低減することができる。そして、吸入通路2aに設けられた第1のオリフィス40は、フィード側燃料配管の振動を低減することができる。
【0041】
一方、第1のオリフィス40により、特に流量の多いエンジン高回転時には、圧力損失が大きくなり燃料の供給不足が懸念されるが、これは第1の連通通路38が設けられることによって補充される。しかし、第1の連通通路38が余りに大きいと、燃料が第1の連通通路38から多く供給されてパルセーションダンパ22の効果が薄れるので、第1の連通通路38には、第1のオリフィス40より流路を小さくされた第2のオリフィス42が設けられている。
【0042】
このような構成の筒内噴射用高圧燃料ポンプにおいては、パルセーションダンパ22から更に上流の吸入通路に燃料の脈動が伝播することを抑制することができるとともに、燃料増圧室10の直前で発生するサージ圧を低減することができ、効果的に脈動を低減することができ、さらに高回転時の燃料の供給不足を補うことができる。
【0043】
尚、第1のオリフィス40の形成される位置においては、第1の連通通路38と吸入通路2aの接続箇所から更に上流の吸入通路2aであっても同様の効果を得ることができる。
【0044】
【発明の効果】
この発明の筒内噴射用高圧燃料ポンプに於いては、燃料を吸入する吸入通路および燃料を吐出する吐出通路が形成されたケーシング、上記ケーシング内に設けられたシリンダ、上記シリンダの一部に形成された燃料増圧室、および上記シリンダ内に摺動可能に配設されたプランジャを有し、上記プランジャの往復移動により、燃料を上記吸入通路から上記燃料増圧室に吸入加圧し、加圧された燃料を上記吐出通路から吐出して筒内噴射式エンジンの燃料噴射器へ圧送する高圧燃料ポンプであって、上記シリンダの摺動面の中間位置に全周にわたって形成された回収溝と、上記回収溝と上記吸入通路とを連通させる連通通路とを備え、上記吸入通路の途中に低圧側脈動吸収装置が設けられ、上記連通装置は、上記低圧側脈動吸収装置の上流の上記吸入通路に通じていて、この吸入通路に第1のオリフィスが設けられている。そのため大きな形状のアキュムレータを設けることなく脈動を吸収することができ、フィード側燃料配管の振動を低減することができる。また第2の連通通路を設けることによりサージ圧の低減および高回転時の燃料供給不足を補うことができ、更に第2のオリフィスを設けることにより低圧側脈動吸収装置の効果を弱めすぎることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の筒内噴射用高圧燃料ポンプの一部を断面とする側面図である。
【図2】本発明の筒内噴射用高圧燃料ポンプの他の例を示す一部を断面とする側面図である。
【図3】本発明の筒内噴射用高圧燃料ポンプの他の例を示す一部を断面とする側面図である。
【図4】本発明の筒内噴射用高圧燃料ポンプの他の例を示す一部を断面とする側面図である。
【図5】従来の筒内噴射用高圧燃料ポンプの一部を断面とする側面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング、2 吸入通路、3 吐出通路、6 シリンダ、9 プランジャ、10 燃料増圧室、22 パルセーションダンパ(低圧側脈動吸収装置)、37 回収溝、38 第1の連通通路(連通通路)、40 第1のオリフィス、41 第2の連通通路(連通通路)、42 第2のオリフィス。
Claims (3)
- 燃料を吸入する吸入通路および燃料を吐出する吐出通路が形成されたケーシング、上記ケーシング内に設けられたシリンダ、上記シリンダの一部に形成された燃料増圧室、および上記シリンダ内に摺動可能に配設されたプランジャを有し、上記プランジャの往復移動により、燃料を上記吸入通路から上記燃料増圧室に吸入加圧し、加圧された燃料を上記吐出通路から吐出して筒内噴射式エンジンの燃料噴射器へ圧送する高圧燃料ポンプであって、上記シリンダの摺動面の中間位置に全周にわたって形成された回収溝と、上記回収溝と上記吸入通路とを連通させる連通通路とを備え、
上記吸入通路の途中に低圧側脈動吸収装置が設けられ、上記連通装置は、上記低圧側脈動吸収装置の上流の上記吸入通路に通じていて、この吸入通路に第1のオリフィスが設けられていることを特徴とする筒内噴射用高圧燃料ポンプ。 - 燃料を吸入する吸入通路および燃料を吐出する吐出通路が形成されたケーシング、上記ケーシング内に設けられたシリンダ、上記シリンダの一部に形成された燃料増圧室、および上記シリンダ内に摺動可能に配設されたプランジャを有し、上記プランジャの往復移動により、燃料を上記吸入通路から上記燃料増圧室に吸入加圧し、加圧された燃料を上記吐出通路から吐出して筒内噴射式エンジンの燃料噴射器へ圧送する高圧燃料ポンプであって、上記シリンダの摺動面の中間位置に全周にわたって形成された回収溝と、上記回収溝と上記吸入通路とを連通させる連通通路とを備え、
上記吸入通路の途中に低圧側脈動吸収装置が設けられ、上記連通通路は、上記回収溝と上記低圧側脈動吸収装置の上流の上記吸入通路とを連通させる第1の連通通路と、上記回収溝と上記燃料増圧室直前の上記吸入通路とを連通させる第2の連通通路とを有していることを特徴とする筒内噴射用高圧燃料ポンプ。 - 上記低圧側脈動吸収装置の上流の上記吸入通路に第1のオリフィスが設けられ、上記第1の連通通路に上記第1のオリフィスより流路を小さくされた第2のオリフィスが設けられていることを特徴とする請求項2記載の筒内噴射用高圧燃料ポンプ。
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