JP3544495B2 - 番組表データ管理装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、地上波によるテレビジョン放送の番組放送予定表(以下番組表と呼ぶ)を、インターネットやデータ放送等からダウンロードして、番組放送の閲覧や録画予約を行う為のEPG(Electric Program Guide)装置を実現する、番組表データ管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、番組表は新聞のラジオ/テレビ欄やテレビ情報雑誌などから入手していたが、近頃は、番組表を電子データ化し、これをインターネット上で公開するようになった。例えばInternet TV Guideの提供する「インターネットTVガイド」や、富士通・Yahoo Japan Co.の提供する「Yahoo! TV番組表」等、である。
【0003】
また地上波テレビジョン放送でも、電波のVBI(垂直帰線消去期間)を利用したデータ放送を用いて番組表データの放送が開始されている。例えばテレビ朝日系列による「ADAMS−EPG」、東京放送他による「Gガイド」等、である。
【0004】
まず、インターネットにより番組表を利用しようとするユーザは、EPG装置としてモデムを内蔵したパーソナルコンピュータを用い、公衆電話線を介して番組表を提供するホームページにアクセスし、パーソナルコンピュータ上で動作するブラウザで番組表を表示させて利用する。
【0005】
インターネットは双方向通信が可能なため、ユーザは希望する放送局・放送日のデータをホームページ上で要求することにより、ホームページが存在するサーバコンピュータより所望の番組表が得られるので、インターネットから番組表データファイルを得るEPG装置は表示させようとする番組表データファイルを最低1個格納するためのメモリを備えるだけで実現可能である。但し同じファイルを表示させる時に再伝送を行わなくて済むようにキャッシュメモリを用いることが多い。
【0006】
そこで以下、上述の「インターネットTVガイド」を例にとって、このケースについて説明する。
番組表は、1日を9つの時間帯に分割して、全国を47の地域における番組表がHTML形式のファイルとして用意されている。そして1ファイル内にその地域で受信可能な複数の放送局の番組情報が記述されている。
【0007】
図8は、サーバコンピュータのファイル格納部における番組表データファイルの格納状態を示しており、以下図に沿って説明する。
1000は番組表データファイルを格納するホームディレクトリである。
1001〜1047は地域ディレクトリで、各都道府県に相当している。
例えば1001は北海道用ディレクトリであり、このディレクトリには北海道で受信可能な放送局を含んだ番組表データファイルが格納される。10011は北海道用の1月25日5時から7時までの番組情報を記述した番組表データファイル、10012は北海道用の1月25日7時から9時までの番組情報を記述した番組表データファイル、10013は北海道用の1月25日9時から11時までの番組情報を記述した番組表データファイルである。
【0008】
同様にして1002は青森県用ディレクトリであり、10021〜10023は青森県用の番組表データファイルである。
1003は岩手県用ディレクトリであり、10031〜10033は岩手県用の番組表データファイルである。
1004は宮城県用ディレクトリであり、10041〜10043は宮城県用の番組表データファイルである。
そして1047は沖縄県用ディレクトリであり、10471〜10473は沖縄県用の番組表データファイルである。
よって、番組表データファイルは1日あたり全国で
47(都道府県)×9(時間帯)=423個
存在することになる。
【0009】
番組表データファイルのファイル名はEPG装置のオペレーションシステムの機能による制限を受けないように8文字以下で設定されており、番組表の月を表す2文字と日を表す4文字と時刻を表す2文字とからなる6文字の数字であり、拡張子はHTML形式を表す3文字の“htm”となっている。例えば番組表10011は1999年1月25日の5時から7時までの番組表なのでファイル名は“012505.htm”と設定されることになる。
【0010】
ところがファイル名には年情報と地域情報が省略されているため、地域が異なる同月同日同時刻の番組表データファイルはファイル名だけでは区別できない。同様に年が異なる同月同日同時刻の番組表データファイルはファイル名だけでは区別できない。
【0011】
そこで図示したようにサーバコンピュータのハードディスクで番組表を格納する際には47の地域に相当するディレクトリを設け、各地域毎に分けて格納することで地域の混同を避けている。
【0012】
しかし年の区別は行われないが、実際問題として、テレビ放送局において1年先の番組が決定されて番組表が公表されることはまずないため、長くて1ヶ月先までのファイルしか存在しないので混同は起こらない。従って番組表データファイルは1年後に同じファイル名が付与された新しいファイルによって更新されることになる。
【0013】
EPG装置側としては、インターネットを利用して番組表データファイルが必要な時点で、該当する番組表データファイルを1つずつダウンロードして表示させればよいが、同じ番組表データファイルを何度も表示させるたびにダウンロードするのは非効率であるので、EPG装置側で番組表データファイルを蓄積することも可能である。
【0014】
この場合は、前述したようにファイル名だけでは地域あるいは年が異なる同月同日同時刻のファイルを区別できないため、EPG装置側のファイル格納部もサーバコンピュータと同様に地域ディレクトリを設け、地域毎にファイルを区別して格納することになる。或いは、EPG装置のファイルシステムが8文字を超えるファイル名を扱うことができるのであれば、地域情報をファイル名の中に含ませることも可能である。
【0015】
例えば北海道用の1月25日9時から11時までの番組情報を記述した番組表データファイルであれば、EPG装置はファイル受信時にファイル名を“hokk012505.htm”の様にリネームすれば地域ディレクトリを用いずに実現できる。
【0016】
以上は、各地域ごとのディレクトリを作成して番組表データファイルを格納する例であったが、日付ごとにディレクトリを作成して番組表データファイルを格納している方法も可能である。そこで以下に、この方法を採用している「Yahoo! TV番組表」を例にとって説明する。
【0017】
この方法では、番組表は1日を12の時間帯に分割して、全国9地域(東京、北海道、仙台、新潟、静岡、名古屋、大阪、広島、福岡)における番組表がHTML形式のファイルとして用意されている。即ち1ファイル内にその地域で受信可能な複数の放送局の番組情報が記述されている。
【0018】
図9は、サーバコンピュータにおける番組表データファイルの格納状態を示しており、以下図に沿って説明する。
1100は番組表データファイルを格納するホームディレクトリである。
1001〜1047は年月日ディレクトリである。ここで年月日ディレクトリ1101は1999年1月25日用ディレクトリであり、このディレクトリにはその日の全国の番組表データファイルが格納される。
【0019】
110101は東京用の1月25日6時から8時までの番組情報を記述した番組表データファイル、110102は大阪用の1月25日6時から8時までの番組情報を記述した番組表データファイル、110103は北海道用の1月25日6時から8時までの番組情報を記述した番組表データファイル、110104は名古屋用の1月25日6時から8時までの番組情報を記述した番組表データファイル、110105は福岡用の1月25日6時から8時までの番組情報を記述した番組表データファイル、110106は仙台用の1月25日6時から8時までの番組情報を記述した番組表データファイル、110107は新潟用の1月25日6時から8時までの番組情報を記述した番組表データファイル、110108は静岡用の1月25日6時から8時までの番組情報を記述した番組表データファイル、110109は広島用の1月25日6時から8時までの番組情報を記述した番組表データファイルである。
【0020】
同様にして1102は年月日ディレクトリで、1999年1月26日用ディレクトリである。同様にして110201は東京用の1月26日6時から8時までの番組情報を記述した番組表データファイル、110202は大阪用の1月26日6時から8時までの番組情報を記述した番組表データファイル、以下同様である。
【0021】
よって番組表データファイルは1日あたり全国で
9(地域)×12(時間帯)=108個
存在することになる。
番組表データファイルのファイル名はEPG装置のオペレーションシステムの機能による制限を受けないように8文字以下で設定されており、アルファベット“h”の1文字と、番組表の時間帯を表す2文字と、アルファベット“a”1文字と、地域を表す1文字とからなる5文字の文字列であり、拡張子はHTML形式を表す4文字の“html”となっている。例えば番組表110101は1999年1月25日の6時から8時までの番組表なのでファイル名は“h06a1.html”と設定されることになる。
【0022】
ところがファイル名には年情報と月情報と日情報とが省略されているため、同地域同時間帯の番組表データファイルはファイル名だけでは区別できない。そこで図示したようにサーバコンピュータのハードディスクで番組表を格納する際には年月日に相当するディレクトリを設け、各年月日に分けて格納することで年月日の混同を避けている。
このようにして、地域情報、年情報、月情報、日情報等の中でファイル名に含まれない情報をディレクトリとして設定することにより、番組表データファイルの管理を行える。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来の方法においては、次のような問題が存在する。
すなわち、先に説明した従来の方法では、地域を表すディレクトリ情報を伝達できないようなファイル伝送手段やオペレーションシステムを用いた場合には、異なる地域の同月同日同時刻のファイルを区別できず、問題であった。
また、後に説明した従来の方法では、年月日を表すディレクトリ情報を伝達できないようなファイル伝送手段やオペレーションシステムを用いた場合には、異なる年月日の同地域同時刻のファイルを区別できず、問題であった。
【0024】
そこで、本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、伝送時には地域情報あるいは放送局情報と月日情報とを8文字以下のファイル名に含めた番組表データファイルとし、EPG装置がこのファイルを受け取って格納した後は、格納ディレクトリあるいはファイル名に年情報を入れることにより、異なる年の同月同日のデータであっても混同せずに格納することを可能にする番組表データ管理装置を提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本発明の請求項1に記載の番組表データ管理装置では、テレビジョン放送の電子データ化された番組表である番組表データファイルを用いて、番組放送の閲覧や録画予約を行う為のElectric Program Guide(EPG)装置を実現する、番組表データ管理装置であって、前記番組表データ管理装置が、少なくとも、前記番組表データファイルを入力する入力部と、前記入力部より得られた前記番組表データファイルを格納するバッファと、前記バッファに格納された前記番組表データファイルより、地域コードを得る地域コード取り出し部と、前記バッファに格納された前記番組表データファイルより、月日情報を得る月日情報取り出し部と、前記バッファに格納された前記番組表データファイルより、年情報を得る年情報読み出し部と、前記地域コード取り出し部より得られた前記地域コードと、前記月日情報取り出し部より得られた前記月日情報と、前記年情報読み出し部から得られた前記年情報と、のいずれか1個以上の情報を含む文字列を設定し、前記バッファに格納された前記番組表データファイルのファイル名を前記文字列に変更するリネーム部と、前記番組表データファイルを格納する格納部と、前記リネーム部において、前記文字列に含めなかった情報毎に前記格納部にディレクトリを設け、ファイル名が変更された前記番組表データファイルを該当するディレクトリに格納するファイル管理部と、を備えてなること、を特徴とする。
【0026】
本発明の請求項2に記載の番組表データ管理装置では、テレビジョン放送の電子データ化された番組表である番組表データファイルを用いて、番組放送の閲覧や録画予約を行う為のElectric Program Guide(EPG)装置を実現する、番組表データ管理装置であって、前記番組表データ管理装置が、少なくとも、前記番組表データファイルを入力する入力部と、前記入力部より得られた前記番組表データファイルを格納するバッファと、現在の年月日時刻情報を出力するクロックと、前記バッファに格納された前記番組表データファイルより、地域コードを得る地域コード取り出し部と、前記バッファに格納された前記番組表データファイルより、月日情報を得る月日情報取り出し部と、前記月日情報取り出し部より得られた前記月日情報と、前記クロックから得られた前記現在の年月日時刻情報と、から、前記バッファに格納された前記番組表データファイルの内容に該当する前記年情報を推定する年情報推定部と、前記地域コード取り出し部より得られた前記地域コードと、前記月日情報取り出し部より得られた前記月日情報と、前記年情報推定部から得られた前記年情報と、のいずれか1個以上の情報を含む文字列を設定し、前記バッファに格納された前記番組表データファイルのファイル名を、前記文字列に変更するリネーム部と、前記番組表データファイルを格納する格納部と、前記リネーム部において前記文字列に含めなかった情報毎に、前記格納部にディレクトリを設け、ファイル名が変更された前記番組表データファイルを該当する地域のディレクトリに格納するファイル管理部と、を備えてなること、を特徴とする。
【0027】
本発明の請求項3に記載の番組表データ管理装置では、請求項1又は請求項2に記載の番組表データ管理装置において、前記番組表データファイルには1つの放送局の番組情報を記述し、前記地域コードは1つの放送局に対応すること、を特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。尚、ここで示す実施の形態はあくまでも一例であって、必ずしもこの実施の形態に限定されるものではない。
【0029】
(実施の形態1)
まず、本発明に係る番組表データ管理装置101を第1の実施の形態として、図面を参照しつつ説明する。
まず、番組表データ管理装置101の説明に先立ち、番組表データファイルの書式について説明する。
図2は、番組表データファイルの書式を示した図であり、ここでは1地域1日分のデータを1ファイルとしている。
【0030】
データは先頭より年情報4文字、月情報2文字、日情報2文字、地域コード4文字、放送局数2文字、放送局ごとの番組情報(不定長)で記述されている。ここで地域コードとは、全国の各地域に0001〜9999の4桁の数字を予め設定したものである。
【0031】
ファイル名であるが、4桁の数字の地域コードと、01〜12の2桁の数字の月情報と、01〜30の2桁の数字の日情報からなる合計8桁の数字の文字列である。例えば地域コードが0001における1月25日の番組表データファイルのファイル名は“00010125.epg”となる。ここで“.”はファイル名と拡張子を分離させる文字、“epg”は番組表データファイルであることを示す拡張子である。また番組表の年情報はファイル名には記述されず、ファイルのデータ領域だけに記述してあることになる。
【0032】
ファイル名の付与規則をこのように設定しておけば、ファイル名の8文字だけでこのファイルの示す地域コードと年月日を識別することができる。ただし年情報はファイル名から区別することができなくなるが、前述したように、実際問題としてテレビ放送局において1年先の番組が決定されて番組表が公表されることはまずないため、番組表配布時すなわちファイル伝送時には、一年後の番組表データである同じファイル名を持つファイルが同時に存在しないので問題はない。
【0033】
次に、本実施の形態における、上述の番組表データファイルを用いる番組表データ管理装置101の構成について説明する。
図1は、番組表データ管理装置101の構成を示すブロック図である。
101は番組表データ管理装置である。
102は入力部で、番組表データファイルをここから入力する。
103はバッファで、入力部102から得られた番組表データファイルを一時的に格納するものである。
104は地域コード取り出し部であり、番組表データファイルのファイル名の文字列から地域コードに相当する部分、すなわち1〜4文字目を取り出すものである。
【0034】
105は月日情報取り出し部で、番組表データファイルのファイル名の文字列から月日情報に相当する部分、すなわち5〜8文字目を取り出すものである。
106は年情報読み出し部で、番組表データファイルのデータ領域より年情報を表す文字列を読み出すものである。
107はリネーム部で、バッファから得られた番組表データファイルのファイル名を年情報4文字と月日情報4文字からなる計8文字のファイル名に変更し、そのファイルをファイル管理部108に出力するものである。
108はファイル管理部で、地域コード104から得られた地域コードに相当するディレクトリを格納部109に作成し、そのディレクトリ内にリネーム部より得られた番組表データファイルを格納するものである。
109は格納部で最終的に番組表を格納する記憶媒体である。
【0035】
次に、格納部109に格納される番組表データファイルについて、図面を参照しつつ説明する。
図3は、格納部109における番組表データファイルの格納状態を示している。
3000は番組表データファイルを格納するホームディレクトリである。ホームディレクトリの下位には、地域コード情報あるいは年情報あるいは月日情報の何れか1つ以上の情報によってディレクトリを設けるが、ここでは地域コード情報でディレクトリを構成する。
【0036】
3001〜3099は地域ディレクトリで、全国を99に分割し、その各部分に相当している。
3001は地域0001用ディレクトリであり、30011は地域0001の1月25日の番組情報を記述した番組表データファイル、30012は地域0001の1月26日の番組情報を記述した番組表データファイル、30013は地域0001の1月27日の番組情報を記述した番組表データファイルである。
【0037】
同様にして3002は地域0002用ディレクトリであり、30021〜30023は地域0002の番組表データファイルである。
3003は地域0003用ディレクトリであり、30031〜30033は地域0003の番組表データファイルである。
3004は地域0004用ディレクトリであり、30041〜30043は地域0004の番組表データファイルである。
そして3099は地域0099用ディレクトリであり、30991〜30993は地域0099の番組表データファイルである。
【0038】
次に、以上のように構成された番組表データファイル管理装置の動作を図4のフロー図に沿って説明する。ここで番組表データファイルは1999年1月25日の放送局コード0001を持つテレビ局の番組表データファイルとし、そのファイル名は“00010125.epg”であり、そのファイルのデータ領域には年情報を表す文字列“1999”が格納されているものとする。
【0039】
まず、ステップ401で、入力部102をインターネットやVBIデータ放送等に接続してこの番組表データファイルを獲得してバッファ103に一旦格納する。
次に、ステップ402で、地域コード取り出し部104はバッファ103内の番組表データファイルのファイル名から地域コード“0001”を取り出す。
ステップ403では、月日情報取り出し部105はバッファ103内の番組表データファイルのファイル名から月日情報“0125”(1月25日を表している)を取り出す。
【0040】
ステップ404では、年情報取り出し部106はバッファ103内の番組表データファイルのデータ領域から年情報“1999”を読み出す。ここでは格納部109のホームディレクトリ4000の下位に地域ディレクトリ4001〜4099を設けるので、ファイル名に地域コードを反映させる必要はなく、逆にディレクトリの存在しない年情報と月情報をファイル名に反映させなければならない。よってステップ405で、リネーム部107はバッファより番組表データファイルを得て、そのファイル名を“0000”〜“9999”の4桁の数字で年情報を、“01”〜“12”の2桁の数字で番組表の月情報を、“01”〜“30”の2桁の数字で日情報を表した合計8桁の数字の文字列に変更する。すなわち“19990125.epg”に変更される。
【0041】
ステップ406では、ファイル管理部108は格納部109のファイルシステム上に、得られた地域コードに相当するディレクトリが既に存在するか否かを調べ、存在しなければ、ステップ407で新たに作成する。
続いてステップ408では、ファイル管理部108はそのディレクトリ内にリネーム部より得られた番組表データファイルを格納する。
【0042】
以上の動作により、番組表データファイルのファイル名を最大8文字に制限したファイルシステムを用いた場合であっても、入力部102に入力されるまでの伝送時と、格納部109での格納時のいずれでもファイル名の混同が起こらない番組表データファイル管理システムを実現できる。
【0043】
なお、ここでは格納部109のディレクトリ構造をホームディレクトリの下位に地域ディレクトリを設けて番組表データファイルを格納し、番組表データファイルのファイル名に年情報と月情報と日情報とを記述するようにして管理する様に実現した場合を説明したが、年情報をディレクトリとして管理する事も勿論可能である。この場合はホームディレクトリの下位に年ディレクトリを設けて番組表データファイルを格納し、番組表データファイルのファイル名に地域コードと月情報と日情報とを記述するようにすればよい。例えば1999年1月25日の地域コード0001のデータは、“home¥1999¥00010125.htm”である。
【0044】
この場合、図1において年情報読み出し部106の出力をファイル管理部108に入力し、地域コード取り出し部104の出力と月日情報取り出し部105の出力とをリネーム部107に入力するようにすれば実現できる。地域コードと年情報と月情報と日情報の各パラメータと格納部104におけるディレクトリの関係はまだ他の組み合わせも存在するが、本発明はこれらを請求の範囲から除外するものでなない。
【0045】
また、番組表データファイルには1放送局1日分に相当する情報のみを格納した場合は、地域コードを放送局コードとして見ることもできる。このようにすれば、EPG装置はユーザは希望する任意の放送局の組み合わせで番組表を構成して表示することも可能となる。
【0046】
(実施の形態2)
上述した番組表データ管理装置101は、年情報が番組表データファイルのファイル名あるいはデータ領域に記述されている場合にのみ実現可能なものである。しかし、年情報が番組表データファイルに全く記述されていない場合は何らかの方法を用いて年情報を補わなければならない。そこで以下に、番組表データファイルの受信時刻を利用して年情報を推定して補った番組表データ管理装置501を、第2の実施の形態として説明する。
【0047】
図5は、本実施の形態における番組表データ管理装置501の構成を示すブロック図である。
図中、501は番組表データ管理装置である。102は入力部、103はバッファ、104は放送局コード取り出し部、105は月日情報取り出し部、107はリネーム部、108はファイル管理部、109は格納部で、それぞれ図1に示したものと同一である。502はクロックであり、現在の年月日時刻情報を出力するもので、例えば1999年1月20日午後7時30分であれば、“199901201930”という文字列を出力する。503は年情報推定部で、月日情報取り出し部105から得られた月日情報とクロック502から得られた現在の年月日時刻情報とから番組表データファイルの年情報を推定し、推定した年情報を4桁の文字列で出力するものである。
【0048】
次に、年情報推定部503の動作について説明する。
図6は、年情報推定部503の動作を説明するフロー図である。
まず、ステップ601で、クロック502より得られた現在の月日情報CurrDが1月1日以降11月30日以前かどうかをチェックし、そうであればステップ602で現在の年情報CurrYを番組表データファイルの年情報として出力して処理を終了する。その結果番組表データファイルの年情報は現在の年情報CurrYと同一になれば、即ち今年の番組の番組表が得られた場合である。
次にステップ603では、ステップ601において現在の年情報CurrYが12月1日以降であるかどうかをチェックする。
【0049】
番組表データファイルの月日情報FileDが現在の年情報CurrY以降であればステップ602に進むが、これはすなわち年末において本年中の番組の番組表が得られた場合である。そうでなければ翌年の番組の番組表がえられたと判断し、ステップ604で現在の年情報CurrY+1を番組表データファイルの年情報として出力して処理を終了する。
【0050】
以上の動作により番組表データファイルに年情報が含まれていない場合であっても現在の、即ち番組表を得た時の年月日情報を用いて年情報を推定して補うことが可能である。
【0051】
ここでは番組表は最長で1ヶ月先のものまで得ることができるとして処理を行っているが、例えば2ヶ月先のものまで得ることができる場合にはステップ601において現在の月日情報CurrDが1月1日以降10月30日以前かどうかをチェックするように範囲を調整すればよい。
【0052】
次に、図5のように構成された番組表データ管理装置501の動作を図7のフロー図に沿って説明する。ここで番組表データファイルは1999年1月25日の放送局コード“0001”を持つテレビ局の番組表データファイルとし、そのファイル名は“00010125.epg”であり、現在の年月日は1998年12月30日であるとする。
【0053】
まず、ステップ701で、入力部102をインターネットやVBIデータ放送等に接続してこの番組表データファイルを獲得してバッファ103に一旦格納する。
次に、ステップ702で、地域コード取り出し部104はバッファ103内の番組表データファイルのファイル名から地域コード“0001”を取り出す。
ステップ703では、月日情報取り出し部105はバッファ内の番組表データファイルのファイル名から月日情報“0125”(1月25日を表している)を取り出す。
そしてステップ704で、年情報推定部503はクロック502より現在の年月日情報を得る。
【0054】
さらに月日情報取り出し部105から得られた番組表データファイルの月日情報と、クロック502から得られた現在の年月日情報と、から、ステップ705で番組表データファイルの年情報を推定してリネーム部に出力する。
以上に示した動作により、ここでは翌年の1月の番組表が得られたと判断されるので、現在の年情報+1の“1999”を年情報として出力することになる。
【0055】
そして、ステップ706で、リネーム部107はバッファ103より番組表データファイルを得て、そのファイル名を“0000”〜“9999”の4桁の数字で年情報を、“01”〜“12”の2桁の数字で番組表の月情報を、“01”〜“30”の2桁の数字で日情報を表した合計8桁の数字の文字列に変更する。すなわちファイル名は“19990125.epg”に変更される。
【0056】
ステップ707では、ファイル管理部108は格納部109のファイルシステム上に、得られた地域コードに相当するディレクトリが既に存在するか否かを調べ、存在しなければステップ708で新たに作成する。
続いて、ステップ709でファイル管理部108はそのディレクトリ内にリネーム部より得られた番組表データファイルを格納する。
【0057】
以上の動作により、番組表データファイルのファイル名を最大8文字に制限したファイルシステムを用いた場合で、さらに番組表データファイルに年情報が含まれてない場合あっても、入力部102に入力されるまでの伝送時と、格納部109での格納時のいずれでもファイル名の混同が起こらない番組表データファイル管理システムを実現できる。
【0058】
【発明の効果】
以上のように、本発明の請求項1に記載の番組表データ管理装置によれば、伝送時は、番組表データファイルのファイル名を地域コードと月日情報によって名付け、受信後は、格納部で地域コード毎にディレクトリを設けて格納するとともに番組表データファイル名を年情報と月日情報によって名付けるようにしたから、ファイル名の文字列の長さが限定されたりディレクトリ構造を用いることができないような伝送路でも番組表データファイルを伝送できる。
【0059】
また、本発明の請求項2に記載の番組表データ管理装置によれば、受信時の年月日情報から番組表データファイルの年情報を推定して補うようにしたため、年情報が番組表データファイルに記述されていない場合であっても、複数の年にまたがる番組表データファイル群を混同することなく管理できる。
【0060】
また、本発明の請求項3に記載の番組表データ管理装置によれば、該番組表データファイルには1放送局1日分に相当する番組情報を格納するため、地域コードを放送局コードとして見ることができ、EPG装置はユーザが希望する任意の放送局の組み合わせで番組表を構成して表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による番組表データ管理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】番組表データファイルの書式を示した図である。
【図3】図1の格納部におけるおける番組表データファイルの格納状態を示す図である。
【図4】図1に示した番組表データファイル管理装置の動作を説明するフロー図である。
【図5】本発明の実施の形態2による番組表データ管理装置の構成を示すブロック図である。
【図6】図3の年情報推定部の動作を説明するフロー図である。
【図7】図5に示した番組表データファイル管理装置の動作を示すフロー図である。
【図8】従来例のサーバコンピュータにおける番組表データファイルの格納状態を示す図である。
【図9】従来例のサーバコンピュータにおける番組表データファイルの格納状態を示す図である。
【符号の説明】
101 番組表データ管理装置、
102 入力部、
103 バッファ
104 放送局コード取り出し部、
105 月日情報取り出し部
106 年情報読み出し部、
107 リネーム部
108 ファイル管理部、
109 格納部
501 番組表データ管理装置、
502 クロック
503 年情報推定部
3000 ホームディレクトリ
3001〜3099 地域ディレクトリ
30011〜30013 番組表データファイル
30021〜30023 番組表データファイル
30031〜30033 番組表データファイル
30041〜30043 番組表データファイル
30991〜30993 番組表データファイル
1000 ホームディレクトリ
1001〜1047 地域ディレクトリ
10011〜10013 番組表データファイル
10021〜10023 番組表データファイル
10031〜10033 番組表データファイル
10041〜10043 番組表データファイル
10471〜10473 番組表データファイル
1100 ホームディレクトリ
1001〜1047 年月日ディレクトリ
110101〜110109 番組表データファイル
110201、110202 番組表データファイル

Claims (3)

  1. テレビジョン放送の電子データ化された番組表である番組表データファイルを用いて、番組放送の閲覧や録画予約を行う為のElectric Program Guide(EPG)装置を実現する、番組表データ管理装置であって、
    前記番組表データ管理装置が、少なくとも、
    前記番組表データファイルを入力する入力部と、
    前記入力部より得られた前記番組表データファイルを格納するバッファと、
    前記バッファに格納された前記番組表データファイルより、地域コードを得る地域コード取り出し部と、
    前記バッファに格納された前記番組表データファイルより、月日情報を得る月日情報取り出し部と、
    前記バッファに格納された前記番組表データファイルより、年情報を得る年情報読み出し部と、
    前記地域コード取り出し部より得られた前記地域コードと、前記月日情報取り出し部より得られた前記月日情報と、前記年情報読み出し部から得られた前記年情報と、のいずれか1個以上の情報を含む文字列を設定し、前記バッファに格納された前記番組表データファイルのファイル名を前記文字列に変更するリネーム部と、
    前記番組表データファイルを格納する格納部と、
    前記リネーム部において、前記文字列に含めなかった情報毎に前記格納部にディレクトリを設け、ファイル名が変更された前記番組表データファイルを該当するディレクトリに格納するファイル管理部と、
    を備えてなること、
    を特徴とする、番組表データ管理装置。
  2. テレビジョン放送の電子データ化された番組表である番組表データファイルを用いて、番組放送の閲覧や録画予約を行う為のElectric Program Guide(EPG)装置を実現する、番組表データ管理装置であって、
    前記番組表データ管理装置が、少なくとも、
    前記番組表データファイルを入力する入力部と、
    前記入力部より得られた前記番組表データファイルを格納するバッファと、
    現在の年月日時刻情報を出力するクロックと、
    前記バッファに格納された前記番組表データファイルより、地域コードを得る地域コード取り出し部と、
    前記バッファに格納された前記番組表データファイルより、月日情報を得る月日情報取り出し部と、
    前記月日情報取り出し部より得られた前記月日情報と、前記クロックから得られた前記現在の年月日時刻情報と、から、前記バッファに格納された前記番組表データファイルの内容に該当する前記年情報を推定する年情報推定部と、
    前記地域コード取り出し部より得られた前記地域コードと、前記月日情報取り出し部より得られた前記月日情報と、前記年情報推定部から得られた前記年情報と、のいずれか1個以上の情報を含む文字列を設定し、前記バッファに格納された前記番組表データファイルのファイル名を、前記文字列に変更するリネーム部と、
    前記番組表データファイルを格納する格納部と、
    前記リネーム部において前記文字列に含めなかった情報毎に、前記格納部にディレクトリを設け、ファイル名が変更された前記番組表データファイルを該当する地域のディレクトリに格納するファイル管理部と、
    を備えてなること、を特徴とする、番組表データ管理装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の番組表データ管理装置において、
    前記番組表データファイルには1つの放送局の番組情報を記述し、
    前記地域コードは1つの放送局に対応すること、
    を特徴とする、番組表データ管理装置。
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