JP3541278B2 - 集塵装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は集塵装置に関する。さらに詳しくは、天井面または天井面に取り付けた機器に付着したダストを除去するに際し、養生準備、取り外し、洗浄、乾燥、取り付け、後片づけの作業工程を必要としない集塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
従来より、天井面または天井面に取り付けた機器に付着したダストを除去するための清掃作業は、天井面に取り付けられている機器などに手が届かないため、脚立を利用したり、長尺のほうきでダストなどをかきおとし、またはふき取り作業をしていた。そのため、重労働であり、天井からダストが落下して周囲を汚すおそれがある。また飛散するダストなどのために作業環境はよくなかった。
【0003】
また、天井面に取り付けられている換気扇などの機器は意匠面において種々の工夫がなされているため、機器の表面または内部に付着したダストを除去する場合には、天井から機器を取り外したり、場合によっては分解したのち、洗浄する作業が行なわれている。
【0004】
従来の天井用換気扇は、確かに羽根の清掃については改善がなされ、たとえば、本体から化粧枠、吸気口および羽根をいかに容易に取り外しができるかという構造的な問題を改良し、製品化されている。しかし、天井用換気扇の分解清掃が面倒であるという根本的な欠点は解消されていない。
【0005】
天井に取り付けられている機器内部の汚れおよびダストについては、作業性のわるさから多くは同じ周期で取り外し洗浄を行なっているか、または故障や寿命による器具の取り替え時まで何もしないのが現状である。付着したダストには、湿気や気温の条件によりダニやカビなどが発生し環境問題にまでなっている。そのためにダスト付着予防製品は流通しているが、機器内部の羽根などを清掃できる用具は現在までなかった。したがって、機器内部の羽根などに付着したダストにより換気量が低下したり、羽根の重量増による消費電力のムダが生じるという問題がある。
【0006】
本発明はかかる問題を解消するためになされたものであり、天井面または天井面に取り付けられている機器に付着しているダストを、周囲にまき散らすことなく清掃を容易にかつ、短時間で行なうことができる集塵装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の集塵装置は(a)上部に開口を有する中空体からなるダストカバーと、
(b)前記ダストカバーを下から支持するアームと、
(c)前記ダストカバーの内部に配設されたブラシと、
(d)前記ブラシを回転および上下動させる操作軸
とからなり、
前記操作軸が中空の外側パイプからなり、かつ、
前記外側パイプが、前記アームに固定された内側パイプの外周面において回転自在かつ上下動自在に取り付けられ、さらに
前記内側パイプが前記ダストカバーを貫通しており、内側パイプの先端が、前記ダストカバーの上部開口よりも上方に突出し、かつ、前記内側パイプの先端には、袋ナットが設けられてなることを特徴とする。
【0010】
前記アームの長さを変更することができるようにされてなるのが好ましい。
【0011】
前記ダストカバー内部に消毒液を供給するための供給機構をさらに備えてなるのが好ましい。
【0012】
前記ダストカバーの上部開口の周縁の少なくとも一部には、スリットを有するラバーが配設されてなるのが好ましい。
【0013】
前記ダストカバーの上部開口の周縁の少なくとも一部には、起毛からなるクッションが配設されてなるのが好ましい。
【0014】
前記ダストカバーの上部開口の周縁に一対のスリットが形成されてなるのが好ましい。
【0015】
前記ダストカバーに、負圧を発生するための負圧発生源が接続されてなるのが好ましい。
【0016】
前記負圧発生源が携帯可能な集塵機からなるのが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
つぎに図面を参照しながら本発明の集塵装置について説明する。図1は本発明の集塵装置の一実施の形態である天井用換気扇の清掃に適した集塵装置であり、ダストカバーを天井に当接した直後の状態を示す断面説明図、図2は図1の円Iで囲まれたカバーとコネクタとの連結部分の拡大断面図、図3は図1の円IIで囲まれた図1の内側パイプと袋ナットとの連結部分の拡大断面図、図4は図1の集塵装置の清掃中の状態を示す断面説明図、図5は図1の供給機構の拡大断面図、図6は図4の集塵装置のIII−III線断面図、図7は図1のブラシに適用されるブラシの毛の説明図、図8は本発明の集塵装置の他の実施の形態である天井埋込器具の清掃に適した集塵装置の断面説明図、図9は本発明の集塵装置のさらに他の実施の形態である天井露出器具の清掃に適した集塵装置のダストカバーの説明図、図10は本発明の集塵装置のさらに他の実施の形態である天井の空調吸込み口の清掃に適した集塵装置のダストカバーの説明図、および図11は本発明の集塵装置に接続される負圧発生源の一例として、リュックサック型の携帯用集塵機を示す斜視説明図である。
【0018】
図1〜6に示される天井用換気扇Fを清掃するのに適した集塵装置は、上部に開口を有する中空体からなるダストカバー1と、ダストカバー1を下から支持するアーム2と、ダストカバー1の内部に配設されたブラシ3と、ブラシ3を回転および上下動させる操作軸である中空の外側パイプ4と、下端部が前記アーム2に固定され、外側パイプ4を回転自在かつ上下動自在に支持する内側パイプ5とから構成されている。さらに、図1の集塵装置は、ダストカバー1にアダプタ6を介して接続されたリュックサック型の携帯用集塵機7(図11参照)を備えている。
【0019】
図1〜2および図4に示されるアダプタ6は、ホース6aと、ホース6aの上端をダストカバー1下面に突出する排気口に螺着するためのコネクタ6bと、ホース6aの下端に固着されたコネクタ6cと、コネクタ6cと後述するテーパ継手6eとをつなぐための、幅広のゴムバンド状のゴム製接続具6dと、先細りのパイプからなるテーパ継手6eとから構成されている。コネクタ6cおよびテーパ継手6eの対向する端部には、それぞれ接続具6dが巻き締められることによって、コネクタ6cとテーパ継手6eとのあいだが連結されている。テーパ継手6eは、先細りの形状を呈しているため、種々の口径の掃除機のパイプまたは吸引口に対して気密的に連結することが可能である。接続具6dは、ゴム製のものに限定されるものではなく、金属製やプラスチック製のものを用いることもできる。
【0020】
本実施の形態の集塵装置によれば、一方の手でアーム2を握り、他方の手でグリップ8をつかんで外側パイプ4を上昇させてから上下動および回転させることにより、ブラシ3は図2に示されるように、天井用換気扇Fの羽根Bの内面および奥の部分に付着しているダストをかき取り、かつ、羽根Bを磨くことができる。このとき、落下するダストは、すべてダストカバー1に接続された携帯用集塵機7(図11参照)に捕集することができる。それにより、周囲にダストをまき散らすことなく清掃を容易にかつ、短時間で行なうことができる。
【0021】
天井用換気扇Fの羽根Bに付着したダストは、油類を含んでいるが、長年の未清掃などにより、粘着化・固形化しているが、作業途中で少量の洗剤を使用することで、固形化されたダストに対しても時間をかければ清掃効果がある。
【0022】
また、本発明の集塵装置を用いる清掃作業は、短時間ですむ簡単な作業であるため、ダスト付着の状態に応じて環境改善サイクルに合わせた、清掃回数を容易に決めることができる環境にやさしい清掃用具である。
【0023】
図1および図4に示される集塵装置は、ブラシ3の操作軸が中空の外側パイプ4からなり、かつ、外側パイプ4が内側パイプ5に回転自在かつ上下動自在に取り付けられている。そのため、図4および図6に示されるように、清掃中にダストカバー1内部が前記携帯用集塵機7によって負圧にされたときに、内側パイプ5の下端開口から外気がダストカバー1内部に導入され、その空気の流れによって吸塵性能を向上させることができる。
【0024】
図1および図4に示される集塵装置は、内側パイプ5の下端の外周面において、おねじ部9が形成されている。内側パイプ5のおねじ部9は、アーム2の下端部の挿入孔2aに挿入され、アーム2の両面から2つのナット10、11が締結されている。
【0025】
内側パイプ5の上部は、ダトカバー1を貫通しており、内側パイプ5の先端部12は、ダトカバー1の上部開口1aよりも上方に突出している。内側パイプ5の先端部12付近の外周面において、通気孔5aが開口されている。また、内側パイプ5の先端部12には、図1および図3〜4に示されるように、角柱状のロッド5bが溶着などによって固着され、さらにロッド5bの先端には任意の口径の袋ナット13が着脱自在に取り付けられている。本実施の形態では、ロッド5bの先端には、バネにより外方に付勢された出没自在のボール5cが取り付けられているため、ボール5cによって、袋ナット13がロッド5bの先端から脱落するのを防止することができる。

【0026】
内側パイプ5の先端に袋ナット13が取り付けられていることにより、天井用換気扇Fを清掃する際には、図1のダストカバー1が天井面に当接した状態から、前記ナット10、11を緩めて内側パイプ5を上方へのばせば、袋ナット13を天井用換気扇Fの羽根BをモータMの駆動軸に固定するためのナットNに嵌合させて、羽根Bを回転できないように固定することができる。それにより、前記ブラシ3を回転させても羽根Bがブラシ3とともに回転することがなくなり、ダスト除去能力が高くなる。
【0027】
図1〜2に示されるアーム2は、上部部分14と、下部部分15とからなり、これら上部部分14および下部部分15の合わせ目部分の長さを任意に調整したのちネジ16で締結することにより、アーム2全体の長さを変更することができるようになっている。そのため、使用者の身長や天井の高さなどを考慮して、最適なアーム2の長さに変更することができる。なお、本発明はアーム2の長さ調整についてネジ止めによる調整に限定されるものではなく、その他の長さ調整手段を採用することができる。
【0028】
また、図1および図4〜5に示される実施の形態の集塵装置は、ダストカバー1内部にクレゾール、エチルアルコールまたは酢酸など通常用いられている消毒液40を供給するための供給機構17をさらに備えているため、清掃中に天井用換気扇Fに消毒液を噴霧またはジェット噴射などにより供給することができる。消毒液40は、殺菌液または静電気防止液などを含んでもよい。
【0029】
供給機構17としては、図1および図4〜5に示されている手動ポンプ41や注射器などの人力による圧送手段を用いることができるが、エアゾール製品や電動ポンプなどを用いてもよい。図1および図4〜5に示される供給機構17は、ピストン42を数回押すことにより、容器43内の消毒液40が手動ポンプ41内に送りこまれ、加圧されたのち、噴霧ノズル44を通過することで霧状になってダストカバー1内に供給される。また、噴霧を行なわない場合は、ダストカバー1の内側からノズル詰り防止用キャップ45をかぶせて噴霧ノズル44を保護しておけばよい。
【0030】
また、容器43の底面に硬貨やねじ回しなどで回転操作するための溝を形成すれば、硬貨などを用いて容易に容器43を供給機構17に着脱することができるため、容器43の交換を容易かつ迅速に行なうことができる。
【0031】
なお、図1および図4〜5に示される供給機構17は、ダストカバー1を天井用換気扇に密着させるためのグリップの役割も果たすことができる。
【0032】
また、図1および図4に示されるように、ダストカバー1の上部開口1aの周縁の少なくとも一部には、スリット18aを有するラバー18が配設されているため、吸込み空気量を複数箇所から均等に補充することができ、しかも、清掃作業時に天井用換気扇Fに対して外部的圧力が付加されるのを防止することができる。
【0033】
また、図1、図4および図6に示されるブラシ1は、有底円筒状の台座19の内周面および外周面に長さおよび角度の異なる毛20が植毛されたものである。台座19の底面には、天井用換気扇Fからホース6へ抜ける空気の流れを円滑にするために、複数の通気孔19aが開口されている。
【0034】
ブラシ1の毛20は、本発明において、とくに限定されるものではないが、たとえばナイロンやポリプロピレンなどの合成樹脂、または豚毛などの動物毛で作製することができる。また、毛20の形状についても、本発明はとくに限定するものではないが、たとえば、Iライン状の毛21(図7(a))、Lライン状の毛22(図7(b))、らせん状の毛23(図7(c))、ストレート状の毛24(図7(d))などが採用され得る。
【0035】
ダストカバー1に接続される携帯用集塵機7として、本実施の形態では、図11に示されるように、リュックサック内部に市販の小型掃除機を収納したものが採用されている。これにより、図1に示される集塵装置を両手で持ち、携帯用集塵機を背中に背負うことができ、今までのように複数の人員で床面に備品などを置いて作業を行なう必要がなくなり、装備の全てを身につけて単独で清掃作業を行なうことができる。また、集塵装置本体には市販の掃除機の使用ができ、充電式掃除機を使用すればより行動性に富んだ清掃作業を行なうことができる。なお、集塵機として移動可能な床置型のものを用いてもよい。
【0036】
図11のリュックサックの上部にはホース6(図1参照)が接続されるホース接続口25が設けられ、背面全体にはメッシュ状の排気孔26が形成されているため、円滑な排気が可能であり、しかも、排気風が作業者に当らない。さらに、背当て部分27は、小型掃除機の駆動時の熱を断熱するための断熱材によって作製されているため、作業者の背中に熱が伝達するおそれがない。
【0037】
なお、図11には、ファスナーが1個取り付けられたリュックサックが示されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、ホース接続口25の両側にそれぞれファスナーが取り付けられてもよく、この場合、リュックサック内部のこ型掃除機を上方から取出し、または収納しやすいという利点を有する。
【0038】
つぎに、本発明の集塵装置の他の実施の形態として、図8に示されるように、いわゆるダウンライトなどの電球Vなどの天井埋込器具の清掃に適した集塵装置を説明する。図8に示される集塵装置は、図1に示される集塵装置のブラシ3を直線状の長い毛を束ねたブラシ28に変更したものであり、その他の構成は図1のものと同じである。
【0039】
図8に示される集塵装置では、グリップ8を手で持ち、ブラシ28を電球Vに押し当てた状態で回転させれば、電球Vおよび周囲のシェードSを容易に清掃することができる。
【0040】
また、本発明の集塵装置のさらに他の実施の形態として、天井面に設けられる蛍光灯などの長尺の天井露出器具を清掃するために、図1に示される集塵装置のダストカバー1を、図9に示されるような上部開口29aの周縁に一対のスリット30、31が形成されたダストカバー29に取り替えてもよい。その他の構成は図1のものと同じである。
【0041】
図9のダストカバー29の上部開口29aの周縁のスリットがない部分には、起毛状のクッション32が配設されている。前方側のスリット30は、蛍光灯が入りこみやすいように植毛されていない。後方側のスリット31には、内側には短い毛33が植毛され、外側には長い毛34が植毛されている。それにより、スリット30、31に蛍光灯を挟み、スリット30を前にして、ダストカバー29を進めながら清掃を行なうときに、内側の短い毛33および外側の長い毛34により、蛍光灯を磨く効果を高めることができる。
【0042】
さらに、本発明の集塵装置のさらに他の実施の形態として、天井面の空調吸込み口を清掃するために、図1に示される集塵装置のダストカバー1を、図10の平面図(a)、および側面図(b)に示されるように、上部開口35aの周縁のうち前方側の半周分に起毛状クッション36が配設され、後方側の半周分にスリット37aを有するラバー37が配設されたダストカバー35に取り替えてもよい。その他の構成は図1のものと同じである。それにより、起毛状クッション36を前にして、ダストカバー35を進めながら清掃を行なえば、空調吸込み口を円滑に清掃することができる。
【0043】
また、ダストカバー35の上端開口35aの後方部に、スリット37aを有するラバー37が配設されており、このスリット37aは空調吸込み口の突起に対応するので、ラバー37に洗浄液をしみ込ませることにより、汚れをふき取ることができる。なお、前記ラバー37は固定式でもよいが、交換可能な脱着式であってもよい。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、天井面または天井面に取り付けられている機器に付着しているダストを、周囲にまき散らすことなく清掃を容易にかつ、短時間で行なうことができる。
【0045】
しかも、ダストカバーおよびブラシは、清掃される機器の形状に応じてそれに合った部品を使い分けることで、3メートル前後までの天井面に取り付けられている照明器具や空調吸込み口などの表面に付着するダストを、脚立などの足場を用いることなく、床面作業で除去吸引できる。また、照明器具や空調吸込み口などは、それらを使用中でも清掃することが可能である。
【0046】
本発明の集塵装置による清掃は、ブラシのみによる乾式清掃であるため、水や洗剤を必要としない。そして、こまめに清掃を繰り返すことにより、日常生活環境を一定に保つことができる。
【0047】
また、小型軽量であるために保管場所を選ばず、持ち運びが楽であり、機動性に富み、人の手を必要とせず、高所および狭い場所での作業も可能であり、清掃物に対する特別な機械構造など専門知識も必要としない。
【0048】
在来工法とは違い、作業中のダスト拡散が防止され、洗剤などの使用が抑えられることにより、作業者への安全性が高まり、作業時間の短縮ができる。集塵機には市販の掃除機を使用し、集められたダストは市販の杭菌紙パックに集約されゴミとして捨てることができるため、集塵機の排気もクリーンで手を汚すこともない。
【0049】
ダスト除去には洗浄作業をしないため、養生・機器取り外し・洗浄・乾燥・機器取付け・後かたづけの必要がなく、気密性の高いマンションの洗面室や浴室、常時換気の必要な病院や老人ホームなどの施設の居室・共用部に対し、日常の清掃作業ができ、施設・室内の環境改善・省エネ効果を奏することができる。
【0050】
また、屋外(庇下・軒下など)の露出器具においては蜘蛛が器具の周囲に巣を作り、ダスト以外の物が巣に絡まり環境をわるくしている。本発明の携帯型吸引式清掃器具は、電気のない場所においても、コードレス掃除機を用いれば、ダストカバーの上部が接する場所であれば、周囲にダスト類を飛び散らすことなく、これを除去でき、景観を改善させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集塵装置の一実施の形態である天井用換気扇の清掃に適した集塵装置であり、ダストカバーを天井に当接した直後の状態を示す断面説明図である。
【図2】図1の円Iで囲まれたカバーとコネクタとの連結部分の拡大断面図である。
【図3】図1の円IIで囲まれた図1の内側パイプと袋ナットとの連結部分の拡大断面図である。
【図4】図1の集塵装置の清掃中の状態を示す断面説明図である。
【図5】図1の供給機構の拡大断面図である。
【図6】図4の集塵装置のIII−III線断面図である。
【図7】図1のブラシに適用されるブラシの毛の説明図である。
【図8】本発明の集塵装置の他の実施の形態である天井埋込器具の清掃に適した集塵装置の断面説明図である。
【図9】本発明の集塵装置のさらに他の実施の形態である天井露出器具の清掃に適した集塵装置のダストカバーの説明図である。
【図10】本発明の集塵装置のさらに他の実施の形態である天井の空調吸込み口の清掃に適した集塵装置のダストカバーの説明図である。
【図11】本発明の集塵装置に接続される負圧発生源の一例として、リュックサック型の携帯用集塵機を示す斜視説明図である。
【符号の説明】
1 ダストカバー
2 アーム
3 ブラシ
4 外側パイプ
5 内側パイプ

Claims (8)

  1. (a)上部に開口を有する中空体からなるダストカバーと、
    (b)前記ダストカバーを下から支持するアームと、
    (c)前記ダストカバーの内部に配設されたブラシと、
    (d)前記ブラシを回転および上下動させる操作軸
    とからなり、
    前記操作軸が中空の外側パイプからなり、かつ、
    前記外側パイプが、前記アームに固定された内側パイプの外周面において回転自在かつ上下動自在に取り付けられ、さらに
    前記内側パイプが前記ダストカバーを貫通しており、内側パイプの先端が、前記ダストカバーの上部開口よりも上方に突出し、かつ、前記内側パイプの先端には、袋ナットが設けられてなる集塵装置。
  2. 前記アームの長さを変更することができるようにされてなる請求項1記載の集塵装置。
  3. 前記ダストカバー内部に消毒液を供給するための供給機構をさらに備えてなる請求項1または2記載の集塵装置。
  4. 前記ダストカバーの上部開口の周縁の少なくとも一部には、スリットを有するラバーが配設されてなる請求項1、2または3記載の集塵装置。
  5. 前記ダストカバーの上部開口の周縁の少なくとも一部には、起毛からなるクッションが配設されてなる請求項1、2、3または4記載の集塵装置。
  6. 前記ダストカバーの上部開口の周縁に一対のスリットが形成されてなる請求項1、2、3、4または5記載の集塵装置。
  7. 前記ダストカバーに、負圧を発生するための負圧発生源が接続されてなる請求項1、2、3、4、5または6記載の集塵装置。
  8. 前記負圧発生源が携帯可能な集塵機からなる請求項記載の集塵装置。
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