JP3540229B2 - 警報装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、配線工事において用いる警報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
釘などの導電性金物が誤って配線路に打ち込まれると、この配線路とアース間が短絡する等の事故が発生する(耐火ボードやベニヤ板等は電気抵抗が数MΩ〜数百MΩと大きい)。そこで、微弱電流を使って抵抗値を測定することにより上記事故の有無を調べる導通試験器や、絶縁物の抵抗値を測定して絶縁状態を判定する絶縁抵抗計(メガー)が従来より利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の方法によれば、導通試験や絶縁抵抗試験をしてみるまでは(或いは、感電事故が発生するまでは)、短絡・一線接地・断線などの事故の有無を確認することができない。すなわち、配線工事が完了した後に導通試験や絶縁抵抗試験をした結果、事故が発生していることを確認した場合は、▲1▼外装材を取り外さなければ修復作業が行えない、▲2▼事故の場所を発見できないという問題があった。
なお、導通試験器や絶縁抵抗計を利用した試験では、その試験対象物の抵抗値が10MΩ以上になると、正確な電流値を測定できない(微弱電流を正確に測定できる電流計が存在しない)という問題もあった。
【0004】
本発明は上記従来の事情に基づいて提案されたものであって、配線工事において発生する配線路の事故を即座に認識できるようにするための警報装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために以下の手段を採用している。すなわち本発明は、図1に示すように、配線路の容量を発振条件の一部とする発振手段1と、上記配線路容量の変化を受けた発振手段1の状態に対応して警報手段3を稼働するスイッチ手段2とを備えたことを特徴とする。
【0006】
ここで、上記発振手段1は、特定の周波数f1で発振するとともに上記配線路の定常な容量をも発振条件に組み込んだ第1の発振回路1aと、発振周波数f2が可変な第2の発振回路1bと、上記第1の発振回路1aの発振周波数f1と第2の発振回路1bの発振周波数f2とを混合するミキサー1dと、上記第2の発振回路1bの発振周波数f2を調整することによって上記ミキサー1dより得られる固定の周波数f0(=|f 1 −f 2 |)で共振する共振回路1cとを備える。また、上記スイッチ手段2は、上記共振回路1cが共振条件から外れると、上記警報手段3を稼働する状態となる。
【0007】
このような構成によれば、配線路容量の変化を受けた発振手段1の状態に対応して警報手段3が稼働するため、配線工事において発生する配線路の事故を即座に認識できる。
【0008】
なお、上記ミキサー1dは、上記第1の発振回路1aの出力をコレクタに、第2の発振回路1bの出力をエミッタに、共振回路1cの出力をベースに入力し、上記スイッチ手段2と兼用される構成(図2参照)としてもかまわない。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に従って詳細に説明する。
【0010】
図2は、本発明を適用した警報装置の回路例であり、以下その構成を動作とともに説明する。
【0011】
まず、接点P1 ・P2 に配線路L1 ・L2 を接続すると、周波数f1 で第1の発振回路1aが発振する。この第1の発振回路1aでは、配線路L1 ・L2 の定常な容量C2 をも発振条件としているため、この配線路L1 ・L2 の長さが変化すれば発振周波数f1 も変化する。
【0012】
ここで、トランジスタQのコレクタには上記第1の発振回路1aの出力(周波数f1の電圧)が入力され、エミッタには第2の発振回路1bの出力(周波数f2の電圧)が入力されるようになっており、これら周波数f1・f2が混合されて、共振回路1cが周波数f0(=|f 1 −f 2 |)すなわち中間周波数で共振するようになっている。
【0013】
そこで、第2の発振回路1bの発振周波数f2 を可変コンデンサC1 によって調整し、共振回路1cを固定の周波数f0 (並列共振周波数f0 )で共振させる。これによって、共振回路1cのインピーダンスは理論上無限大となるため、ベース電流I1 が微弱になってトランジスタQがOFFとなる。
【0014】
すなわち、配線路L1 ・L2 に事故(短絡・一線接地・断線など)が発生していない状態では、トランジスタQがOFFとなっているため、リレーコイルLを励磁する電流は流れない。従って、例えばベル等の警報手段3を備えた警報回路のリレー接点P3 は開いた状態となっている。
【0015】
ここで、釘などの導電性金物が配線路L1 或いはL2 に打ち込まれると、この配線路L1 ・L2 の容量C2 が大きくなるため、第1の発振回路1aの発振周波数f1 が低くなり、共振回路1cが共振条件から外れる。なお、配線路L1 ・L2 の一線又は二線が断線した場合も、この配線路L1 ・L2 の容量C2 が小さくなるため、第1の発振回路1aの発振周波数f1 が高くなり、共振回路1cが共振条件から外れることになる。
【0016】
上記のように共振回路1cが共振条件から外れると、この共振回路1cのインピーダンスが小さくなってベース電流I1 が増大し、トランジスタQがONとなってエミッタ電流I2 が増大する。その結果、リレーコイルLが励磁され、警報回路のリレー接点P3 が閉じてベル3が鳴る。
【0017】
以上のようにすれば、配線工事において発生する配線路L1 ・L2 の事故を即座に認識できるため、▲1▼外装材を取り外さなければ修復作業が行えない、▲2▼事故の場所を発見できないという従来よりの問題を解決できる。
【0018】
なお、ここでは、トランジスタQがミキサー1dの機能とスイッチ手段2の機能とを兼ねた構成を例示しているが、これらは別体であってもかまわない。
【0019】
また、上記リレーコイルLを励磁するための制御信号には共振回路1cの共振周波数f0 を用いているが、この制御信号は、共振回路1cが共振条件から外れたことを示す信号(すなわち、共振回路1cが共振していること或いは共振していないことを示す信号)であれば、他の信号であってもかまわない。
【0020】
更に、警報手段3は、配線路L1 ・L2 に事故が発生したことを作業者に認識させ得るもの(例えばランプ等)であればよく、ベルでなくてもかまわない。
【0021】
更に、図3に示すように、電源E1 およびE2 を一体(電源E1 のみ)とする構成としても同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略機能ブロック図である。
【図2】本発明を適用した警報装置の回路例である。
【図3】本発明を適用した警報装置の他の回路例である。
【符号の説明】
1 発振手段
1a 第1の発振回路
1b 第2の発振回路
1c 共振回路
1d ミキサー
2 スイッチ手段
3 警報手段(ベル)
C1 可変コンデンサ
C2 配線路の容量
f1 第1の発振回路の発振周波数
f2 第2の発振回路の発振周波数
f0 共振回路の共振周波数
L リレーコイル
【発明の属する技術分野】
本発明は、配線工事において用いる警報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
釘などの導電性金物が誤って配線路に打ち込まれると、この配線路とアース間が短絡する等の事故が発生する(耐火ボードやベニヤ板等は電気抵抗が数MΩ〜数百MΩと大きい)。そこで、微弱電流を使って抵抗値を測定することにより上記事故の有無を調べる導通試験器や、絶縁物の抵抗値を測定して絶縁状態を判定する絶縁抵抗計(メガー)が従来より利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の方法によれば、導通試験や絶縁抵抗試験をしてみるまでは(或いは、感電事故が発生するまでは)、短絡・一線接地・断線などの事故の有無を確認することができない。すなわち、配線工事が完了した後に導通試験や絶縁抵抗試験をした結果、事故が発生していることを確認した場合は、▲1▼外装材を取り外さなければ修復作業が行えない、▲2▼事故の場所を発見できないという問題があった。
なお、導通試験器や絶縁抵抗計を利用した試験では、その試験対象物の抵抗値が10MΩ以上になると、正確な電流値を測定できない(微弱電流を正確に測定できる電流計が存在しない)という問題もあった。
【0004】
本発明は上記従来の事情に基づいて提案されたものであって、配線工事において発生する配線路の事故を即座に認識できるようにするための警報装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために以下の手段を採用している。すなわち本発明は、図1に示すように、配線路の容量を発振条件の一部とする発振手段1と、上記配線路容量の変化を受けた発振手段1の状態に対応して警報手段3を稼働するスイッチ手段2とを備えたことを特徴とする。
【0006】
ここで、上記発振手段1は、特定の周波数f1で発振するとともに上記配線路の定常な容量をも発振条件に組み込んだ第1の発振回路1aと、発振周波数f2が可変な第2の発振回路1bと、上記第1の発振回路1aの発振周波数f1と第2の発振回路1bの発振周波数f2とを混合するミキサー1dと、上記第2の発振回路1bの発振周波数f2を調整することによって上記ミキサー1dより得られる固定の周波数f0(=|f 1 −f 2 |)で共振する共振回路1cとを備える。また、上記スイッチ手段2は、上記共振回路1cが共振条件から外れると、上記警報手段3を稼働する状態となる。
【0007】
このような構成によれば、配線路容量の変化を受けた発振手段1の状態に対応して警報手段3が稼働するため、配線工事において発生する配線路の事故を即座に認識できる。
【0008】
なお、上記ミキサー1dは、上記第1の発振回路1aの出力をコレクタに、第2の発振回路1bの出力をエミッタに、共振回路1cの出力をベースに入力し、上記スイッチ手段2と兼用される構成(図2参照)としてもかまわない。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に従って詳細に説明する。
【0010】
図2は、本発明を適用した警報装置の回路例であり、以下その構成を動作とともに説明する。
【0011】
まず、接点P1 ・P2 に配線路L1 ・L2 を接続すると、周波数f1 で第1の発振回路1aが発振する。この第1の発振回路1aでは、配線路L1 ・L2 の定常な容量C2 をも発振条件としているため、この配線路L1 ・L2 の長さが変化すれば発振周波数f1 も変化する。
【0012】
ここで、トランジスタQのコレクタには上記第1の発振回路1aの出力(周波数f1の電圧)が入力され、エミッタには第2の発振回路1bの出力(周波数f2の電圧)が入力されるようになっており、これら周波数f1・f2が混合されて、共振回路1cが周波数f0(=|f 1 −f 2 |)すなわち中間周波数で共振するようになっている。
【0013】
そこで、第2の発振回路1bの発振周波数f2 を可変コンデンサC1 によって調整し、共振回路1cを固定の周波数f0 (並列共振周波数f0 )で共振させる。これによって、共振回路1cのインピーダンスは理論上無限大となるため、ベース電流I1 が微弱になってトランジスタQがOFFとなる。
【0014】
すなわち、配線路L1 ・L2 に事故(短絡・一線接地・断線など)が発生していない状態では、トランジスタQがOFFとなっているため、リレーコイルLを励磁する電流は流れない。従って、例えばベル等の警報手段3を備えた警報回路のリレー接点P3 は開いた状態となっている。
【0015】
ここで、釘などの導電性金物が配線路L1 或いはL2 に打ち込まれると、この配線路L1 ・L2 の容量C2 が大きくなるため、第1の発振回路1aの発振周波数f1 が低くなり、共振回路1cが共振条件から外れる。なお、配線路L1 ・L2 の一線又は二線が断線した場合も、この配線路L1 ・L2 の容量C2 が小さくなるため、第1の発振回路1aの発振周波数f1 が高くなり、共振回路1cが共振条件から外れることになる。
【0016】
上記のように共振回路1cが共振条件から外れると、この共振回路1cのインピーダンスが小さくなってベース電流I1 が増大し、トランジスタQがONとなってエミッタ電流I2 が増大する。その結果、リレーコイルLが励磁され、警報回路のリレー接点P3 が閉じてベル3が鳴る。
【0017】
以上のようにすれば、配線工事において発生する配線路L1 ・L2 の事故を即座に認識できるため、▲1▼外装材を取り外さなければ修復作業が行えない、▲2▼事故の場所を発見できないという従来よりの問題を解決できる。
【0018】
なお、ここでは、トランジスタQがミキサー1dの機能とスイッチ手段2の機能とを兼ねた構成を例示しているが、これらは別体であってもかまわない。
【0019】
また、上記リレーコイルLを励磁するための制御信号には共振回路1cの共振周波数f0 を用いているが、この制御信号は、共振回路1cが共振条件から外れたことを示す信号(すなわち、共振回路1cが共振していること或いは共振していないことを示す信号)であれば、他の信号であってもかまわない。
【0020】
更に、警報手段3は、配線路L1 ・L2 に事故が発生したことを作業者に認識させ得るもの(例えばランプ等)であればよく、ベルでなくてもかまわない。
【0021】
更に、図3に示すように、電源E1 およびE2 を一体(電源E1 のみ)とする構成としても同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略機能ブロック図である。
【図2】本発明を適用した警報装置の回路例である。
【図3】本発明を適用した警報装置の他の回路例である。
【符号の説明】
1 発振手段
1a 第1の発振回路
1b 第2の発振回路
1c 共振回路
1d ミキサー
2 スイッチ手段
3 警報手段(ベル)
C1 可変コンデンサ
C2 配線路の容量
f1 第1の発振回路の発振周波数
f2 第2の発振回路の発振周波数
f0 共振回路の共振周波数
L リレーコイル
Claims (2)
- 特定の周波数f1で発振するとともに配線路の定常な容量をも発振条件に組み込んだ第1の発振回路と、
発振周波数f2が可変な第2の発振回路と、
上記第1の発振回路の発振周波数f1と第2の発振回路の発振周波数f2とを混合するミキサーと、
上記第2の発振回路の発振周波数f2を調整することによって、上記ミキサーより得られる固定の周波数f0(=|f 1 −f 2 |)で共振する共振回路とを備えた発振手段と、
上記共振回路が共振条件から外れると、警報手段を稼動する状態となるスイッチ手段とを備えたことを特徴とする警報装置。 - 上記ミキサーが、上記第1の発振回路の出力をコレクタに、第2の発振回路の出力をエミッタに、共振回路の出力をベースに入力し、上記スイッチ手段と兼用される請求項1に記載の警報装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36229699A JP3540229B2 (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36229699A JP3540229B2 (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 警報装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001174498A JP2001174498A (ja) | 2001-06-29 |
JP3540229B2 true JP3540229B2 (ja) | 2004-07-07 |
Family
ID=18476492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36229699A Expired - Fee Related JP3540229B2 (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 警報装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3540229B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB201202202D0 (en) * | 2012-02-08 | 2012-03-21 | Cresatech Ltd | Metallic conductor disturbance detection device and method |
-
1999
- 1999-12-21 JP JP36229699A patent/JP3540229B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001174498A (ja) | 2001-06-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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