JP3538834B2 - 光データリンク - Google Patents

光データリンク

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JP3538834B2
JP3538834B2 JP07576399A JP7576399A JP3538834B2 JP 3538834 B2 JP3538834 B2 JP 3538834B2 JP 07576399 A JP07576399 A JP 07576399A JP 7576399 A JP7576399 A JP 7576399A JP 3538834 B2 JP3538834 B2 JP 3538834B2
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4201Packages, e.g. shape, construction, internal or external details
    • G02B6/4274Electrical aspects
    • G02B6/4277Protection against electromagnetic interference [EMI], e.g. shielding means

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光データリンクに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光データリンクは、実装基板に固
定するための固定用ピン(スタッドピン)、および電気
的な接続を行うために例えば9本のリードピンを備えて
いる。スタッドピンおよびリードピンの位置は、業界標
準となっているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】Methode社およ
びヒューレットパッカード社の光データリンクは、業界
標準として使用されている基準に合致している。これら
の詳細な規格は、Methode社の製品は関しては規
格書(Methode社、MDX-19-4-2-X-X Optical Ethernet T
ranceiver)に記載され、ヒュレットパッカード社の製
品に関しては規格書(HEWLETT PACKARD社、Technical D
ata 1X9 Fiber Optic Tranceiver for Gigabit Etherne
t)に記載されている。
【0004】これらの規格書によれば、光データリンク
と装置のパネル(フェイスプレート)との電気的な接続
を行うために2種類のフィンガが用意され、実装形態に
応じて使い分けるようになっている。このため、スタッ
ドピンを基板に固定することによって光データリンクを
実装する際に、図8(a)および図8(b)に示すよう
な2形態が可能である。
【0005】しかしながら、これらのフィンガ90a、
90bを使い分けても、スタッドピン84とフェイスプ
レート88との間の距離(図8(a)および図8(b)
のL 1、L2)に対して光データリンクを実装する上での
配置位置の要求を満たせない場合があった。このような
範囲は、Methode社の光データリンクでは9mm
〜13mmの範囲であり、およびヒューレットパッカー
ド社の光データリンクでは8mm〜14mmの範囲であ
る。上記のような範囲では、フィンガ90a、90b上
に設けられた導電片90cをフェイスプレート88に接
触させて電気的な接続を確保することができないのであ
る。
【0006】本発明の目的は、上記のような配置位置に
関する実装上の要求を幅広く満たすことが可能な光デー
タリンクを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような実装上の要求
を満足させることによって、装置のパネルにフィンガを
接触させ電気的な接続が確保される。これによって、光
データリンクの不要輻射が低減される。したがって、電
磁的なシールドが適切に確保された状態で、本願の目的
となっている、実装上の要求を幅広く満たすことが可能
な光データリンクが提供される。
【0008】本発明に係光データリンクは、所定の方
向から挿入される光コネクタプラグと光学的に結合可能
光データリンク本体と、前記光データリンク本体に取
り付けられ、前記光データリンク本体に沿って前記所定
の方向に伸びる支持部を有し前記光コネクタプラグの挿
入方向をガイドするレセプタクルと、前記レセプタクル
への取り付け位置を規定するための第1の係合部を有
し、前記レセプタクルに取り付けられており、フェイス
プレートと電気的な接続を行うための接続部材とを備え
光データリンクであって、前記レセプタクルは、前記
支持部に第2の係合部を有し、前記第1の係合部および
前記第2の係合部は、前記レセプタクルに対する前記接
続部材の相対的な位置を前記所定の方向に関して複数の
位置にて規定するように設けられている。
【0009】レセプタクルは、光データリンク本体に取
り付けられ、支持部を有し光コネクタプラグが挿入され
るべき方向をガイドする。レセプタクルは、光コネクタ
プラグを受け入れるための開口部を有する。支持部は、
光データリンク本体の外面に沿って所定の方向に伸び、
この開口部を規定する。レセプタクルは、支持部のいず
れかの部分に第2の係合部を有する。
【0010】接続部材は、レセプタクルに取り付けら
れ、レセプタクルへの取り付け位置を規定するための第
1の係合部を有する。接続部材は、例えば当該光データ
リンクを備える装置のシールド部材といった接触対象物
と電気的な接続を可能にする接続部を有することができ
る。また、接続部材は、レセプタクルの支持部のいずれ
かの部分に対面することができ、また接触することがで
きる。第1の係合部および第2の係合部を組み合わせる
と、レセプタクルに対する接続部材の相対的な位置を所
定の方向に関して複数の位置にて規定できる。
【0011】本発明に係わる光データリンクでは、レセ
プタクルの複数の位置に第2の係合部を設けることがで
き、接続部材の複数の位置に第1の係合部を設けること
ができる。また、第1の係合部および第2の係合部の一
方は係合凸部を有し、第1の係合部および第2の係合部
の他方は係合凹部を有することができる。これらの係合
凸部および係合凹部を嵌め合わせることによって、接続
部材をレセプタクルに複数の位置において配置できる。
レセプタクルに対して接続部材の着脱も可能である。こ
のように係合凸部および係合凹部は、レセプタクルおよ
び接続部材の各々において、実装上の不具合を生じさせ
ることなく形成可能である。このため、本発明の光デー
タリンクは、本発明の利点を享受しながら、従来と同様
に基板上に実装をすることができる。
【0012】また、本発明に係わる光データリンクで
は、第1の係合部および第2の係合部の一方は、所定の
方向に配列された複数の係合凸部を有し、第1の係合部
および第2の係合部の他方は所定の方向に配列された複
数の係合凹部を有することができる。所定の方向に配列
することによって、レセプタクルに対する接続部材の相
対的な位置を複数の位置にて規定することが容易にな
る。
【0013】本発明に係わる光データリンクでは、接続
部材は、レセプタクルの受容空間に達する接触部を備え
る。接触部は、光コネクタプラグが光データリンクと光
学的に結合したときに、光コネクタプラグの外面に電気
的な接続を可能にする。このため、接触部は導電性被覆
を備え、または導線性部材で形成される。接触部を設け
ると、光コネクタプラグが持つ電磁シールドのための導
電部に対して電気的に接続路を確保できる。これによっ
て、光コネクタプラグがシールドのための導電部を備え
るときは電磁シールド効果が効果的に発揮される。この
ような光コネクタプラグでは、その外面に導電部とし
て、導電性被覆、例えばメッキ等が施され導電性が確保
されていることが好ましい。
【0014】本発明に係わる光データリンクでは、レセ
プタクルは、当該光データリンクが発生する電磁輻射を
吸収するための電磁輻射吸収手段を有することができ
る。これによって、光コネクタプラグが導電部を有する
か否かに依存することなく、当該光データリンクで生じ
る電磁輻射を低減可能になる。電磁輻射吸収手段として
は、たとえば、30MHz程度から10GHz程度まで
の範囲の電波を吸収することができる電波吸収部材が好
ましい。このような電波吸収部材は、光データリンクが
複数のチャネルを有する場合には、各チャネル部の間に
配置されることが好ましい。これによって、各チャネル
間の電磁的な干渉が低減される。
【0015】本発明に係わる光データリンクでは、レセ
プタクルは、当該光データリンクから放射される不要輻
射を低減するためのシールド手段を有することができ
る。レセプタクルがシールド手段を備えると、フェイス
プレート開口部からの不要輻射を低減可能になるという
電磁シールドが達成される。
【0016】電磁シールドを実現するために、例えばレ
セプタクルの表面に導電性被覆を設け、またレセプタク
ルを導電性部材で形成することもできる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
しながら説明する。可能な場合には、同一の部分には、
同一の符号を付して重複する説明を省略する。
【0018】図1は、本発明に係わる光データリンクの
斜視図である。光データリンク1は、光データリンク本
体10、接続部材20、およびレセプタクル40を備え
る。図1では、接続部材20は、レセプタクル40の表
面を表すために、レセプタクル40に取り付けられてい
ない場合を示している。
【0019】光データリンク本体10は、ハウジング1
2、ハウジング12の一辺に複数のリードピン14を有
する。光データリンク本体10は、光コネクタプラグが
挿入される方向(図1の矢印A)と対面する光コネクタ
プラグ受容面を備える。所定の軸2は、光コネクタプラ
グ受容面からリードピン14が設けられている辺へ向か
って伸びる。光データリンク本体10の外面12a、1
2b、12cは、所定の軸2に沿って伸びる。光データ
リンク本体10は、ハウジング12内部に光通信を可能
にする光素子を有する。光素子は、発光素子および受光
素子の少なくともいずれかであることができる。さら
に、光データリンク本体10は、光素子に電気的に結合
している信号処理素子を有する。光素子は、信号処理素
子を介してリードピン14に接続されている。
【0020】レセプタクル40は、支持部40a、40
b、40c、40dを備える。支持部40a、40b、
40c、40dは、それぞれ所定の軸2の沿って伸びる
板状部材を備える。支持部40a、40b、40c、4
0dは、レセプタクル40が光データリンク10に取り
付けられると、光データリンク本体10の側面を覆う。
このため、支持部40a、40b、40c、40dは、
光コネクタプラグが挿入される開口部を規定する。ま
た、支持部40a、40b、40c、40dは、光デー
タリンク本体10の外壁部12a、12b、12cに沿
って伸び、更に、所定の軸2に沿って伸びることによっ
て光コネクタプラグを受け入れる受容空間40eを形成
する。この受容空間40eは所定の軸2に沿って形成さ
れるので、レセプタクル40は光コネクタプラグの導入
方向のガイドとなる。
【0021】レセプタクル40は、支持部40a〜40
dの少なくともいずれかに第2の係合部42、44を有
することができる。図1に示された光データリンク1で
は、レセプタクル40の支持部40bの表面に、第2の
係合部42(42a〜42c)、44(44a〜44
c)が設けられている。第2の係合部42および第2の
係合部44の各々は、複数の係合凸部及び係合凹部のい
ずれかを有する。第2の係合部42a〜42cは、支持
部40bと支持部40aとの交差辺から支持部40bの
表面に沿って支持部40cの方向に伸びるように形成さ
れた凹部または溝であることができる。第2の係合部4
4a〜44cは、支持部40bと支持部40cとの交差
辺から支持部40bの表面に沿って支持部40aの方向
に伸びるように形成された凹部叉は溝であることができ
る。これらの凹部または溝は、所定の軸2の沿って所定
の間隔で配列されている。
【0022】また、レセプタクル40の支持部40bに
は、支持部40bの外面から内面に貫通する矩形孔5
0、52を有する。矩形孔に代えて、支持部40bお一
辺に切り欠きを設けることもできる。
【0023】接続部材20は、上面部20aおよび一対
の側面部20b,20cを有する。接続部材20は、レ
セプタクル40に取り付けられると、支持部40a、4
0b、40cに対面しレセプタクル40を少なくとも3
方向から囲む。上面部20a及び側面部20b,20c
は、それぞれ板状片から成る。上面部20aおよび側面
部20b,20cは、一体の板状部材からなり、接続部
材20の展開形状を有する単一の板から所定の部分を折
り曲げて形成されることができる。
【0024】接続部材20は、上面部20aと側面部2
0bとの交差辺に沿って第1の係合部22a、22bを
有することができる。また、接続部材20は、上面部2
0aと側面部20cとの交差辺に沿って第1の係合部2
4a、24bを有することができる。図1では、第1の
係合部22a、22bは、側面部20bと上面部20a
との交差辺に面して設けられ、側面部20cの方向(接
続部材20の内側)に向いた凸部であり、また、第1の
係合部24a、24bは、側面部20cと上面部20a
との交差辺に面して設けられ、側面部20bの方向(接
続部材20の内側)に向いた凸部であることができる。
【0025】第1の係合部22a、22bは、図1にお
いて破線Bで示されるように、第2の係合部42a、4
2bに嵌め合わされる。同様に、第1の係合部24a、
24bは、図1において破線Cで示されるように、第2
の係合部44a、44bに嵌め合わされる。図1におい
ては、第2の係合部42a〜42c、44a〜44c
は、所定の軸2に沿って配列されているので、第1の係
合部の凸部が、図1に示された第2の係合部と異なる位
置の凹部と嵌め合わされることができる。この場合に
は、接続部材20は、レセプタクル40に対する相対的
な位置が所定の軸2方向に関して異なるように、レセプ
タクル40に取り付けられる。
【0026】接続部材20は、側面部20bおよび20
cに、一対の接続部30aを有する。接続部30aは、
接続部材20がレセプタクル40に取り付けられたと
き、受容空間40eを両側から挟むような位置に設けら
れ、所定の軸2と交差する面と少なくとも一部が接触可
能な面を有する。このため、接続部材をフェイスプレー
ト(光データリンクが取り付けられている装置のパネ
ル)と電気的な接続を行うことが可能になる。接続部3
0aは、フェイスプレートと確実に電気的な接続を行う
ために、所定の軸2方向からの力に対して弾性変形可能
な形状および材料であることが好ましい。このような材
料としてバネ用の金属材料が好適である。金属材料は、
導電性を有しまた加工性も優れているからである。
【0027】接続部30aとしては、図1に示された導
電性の接続片がある。以下、接続片30aに関して説明
する。接続片30aは、各側面部20b、20cの各々
に設けられた矩形状の片を折り曲げて形成されることが
できる。この矩形片を形成するために、側面部20a、
20cには、矩形窓30bが結果として形成される。こ
のように、側面部20a、20cの一部を折り曲げて所
定の軸2方向に沿って伸びる接続片30aを形成するよ
うにすれば、接続片30aを含めて接続部材20を一枚
の板状の部材から形成することができる。これによっ
て、当該光データリンクを備える装置のシールド部材で
あるフェイスプレートとの電気的な接続を行うことが可
能になる。
【0028】接続部材20は、上面部20aに光コネク
タプラグに対する電気的な接続を行うための接触片26
b、28bを側面部20b、20c各々に有する。接触
片26b、28bは、光データリンクに挿入された光コ
ネクタプグの表面に接触して、接続部材20と光コネク
タプラグとの電気的な接続を確実に行う。このために
は、光コネクタプラグの外面には、導電性の被覆物、例
えばメッキ等が設けられていることが好ましい。
【0029】図2は、本発明に係わる光データリンクの
斜視図である。レセプタクル40は、スタッドピンとい
った固定用突起41(41a、41b)を支持部40d
上に有する。固定用突起41a、41bを用いて、実装
基板に光データリンク1を固定できる。
【0030】レセプタクル40の支持部40dの表面に
は、第2の係合部46(46a〜46c)、48(48
a〜48c)を有することができる。第2の係合部46
a〜46cおよび第2の係合部48a〜48cの各々
は、複数の係合凸部または係合凹部を有することができ
る。第2の係合部46a〜46cは、支持部40aと支
持部40dとの交差辺に沿って設けられ支持部40cの
方向へ伸びるように形成された凹部または溝であること
ができる。第2の係合部48a〜48cは、支持部40
cと支持部40dとの交差辺に沿って支持部40aの方
向に伸びるように形成された凹部または溝であることが
できる。これらの凹部または溝は、支持部40dの表面
に沿って伸び、第2の係合部42,44と同様に、所定
の軸2の沿って所定の間隔で配列されている。所定の間
隔とは、例えば2mm程度である。
【0031】接続部材20は、側面部20bの所定の軸
2方向に伸びる一辺(上面部20aに接続される辺に対
向する辺)に沿って設けられた第1の係合部32a〜3
2cを有することができる。また、接続部材20は、側
面部20cの所定の軸2方向に伸びる一辺(上面部20
aに接続される辺に対向する辺)に設けられた第1の係
合部34a〜34cを有することができる。図2では、
第1の係合部32a〜32cは、側面部20bの一辺か
ら、所定の軸2と交差する方向に伸びる凸状片であり、
また、第1の係合部34a〜34cは、側面部20cの
一辺から、所定の軸2と交差する方向に伸びる凸状片で
あることができる。第1の係合部32a〜32c、34
a〜34cは、上面部20aに沿って伸びる。
【0032】第1の係合部32a〜32cは、図2にお
いて破線Dで示されるように、第2の係合部46a〜4
2cに嵌め合わされる。同様に、第1の係合部34a〜
34cは、図2において破線Eで示されるように、第2
の係合部48a〜48bに嵌め合わされる。
【0033】第2の係合部46a〜46c、48a〜4
8cは、所定の軸2に沿って配列されている。このた
め、支持部40bにおける嵌め合わせ位置に対応して、
第1の係合部は、図2に示された第2の係合部と異なる
位置の第2の係合部と嵌め合わされることができる。こ
れによって、一種類の接続部材20を用意するのみで、
この接続部材20をレセプタクル40の複数の位置に取
り付けることができる。
【0034】図3(a)は、接続部材20がレセプタク
ル40および光データリンク本体10に取り付けられた
状態を示す斜視図である。図3(b)は、図3(a)の
F方向から見た正面図である。
【0035】図3(a)を参照すると、第1の係合部2
2a、22b、24a、24bは、対応する第2の係合
部に42a、42b、44a、44bにそれぞれ噛み合
っている。
【0036】図3(b)を参照すると、接触片26b、
28bは、それぞれ、レセプタクル40の矩形孔50、
52から受容空間40eへ伸び出している。これによっ
て、光データリンク1が、方向Fから挿入される光コネ
クタプラグを受け入れると、矩形孔26a、28aから
伸び出した接触片26b、28bは光コネクタプラグの
外面に接触する。光コネクタプラグ受容面には、スリー
ブ16a、16bの一端が突出するように設けられてい
る。スリーブ16a、16bの他端には、光素子18
a、18bが配置されている。この配置によって、光コ
ネクタプラグの有するフェルールをスリーブ16a、1
6bに挿入できる。スリーブおよびフェルールは、所定
の軸2に沿って伸びる。スリーブと光素子との対は、1
つの通信チャネルを規定する。図1の光データリンク1
は、2チャネル分の通信チャネルを備える。光コネクタ
プラグは、受容空間40e内に設けられた係合爪19a
〜19dと噛み合うように設けらた係合突起を有してい
るので、光コネクタプラグが光データリンクに固定可能
になる。
【0037】図4は、接続部材20が取り付けられたレ
セプタクル40を光データリンク1の底面側から眺めた
斜視図である。接続部材20は、レセプタクル40の3
面40a、40b、40cを囲む。また、第1の係合部
32a〜32c、34a〜34cは、対応する第2の係
合部に46a〜46b、48a〜48cにそれぞれ嵌め
合わされている。この嵌め合わせによって、接続部材2
0は、所定の軸2方向に関してレセプタクル40に対し
て位置決めされる。さらに、レセプタクル40から接続
部材20が脱落することも防止される。
【0038】図5(a)は、電波吸収体60がレセプタ
クル40に配置される位置を示す斜視図である。図5
(b)は、電波吸収体60がレセプタクル40に配置さ
れ、接続部材20がはめられた光データリンクを示す斜
視図である。図6は、図5(b)のI−I断面の断面図
である。
【0039】図5(a)及び図5(b)を参照すると、
レセプタクル40は、電波吸収体60を収納するように
設けられた収納部56を有する。電波吸収体60は、光
データリンク1の各チャネルに対応するスリーブの間に
配置され、チャネル間で生じる電磁的な干渉を低減す
る。このような電波吸収体60は、不要輻射を吸収する
ための手段として機能する。吸収すべき周波数帯として
は、光通信の分野では30MHzから10GHz程度で
ある。電波吸収体としては、例えば、TDK製のフレキ
シールドIP−Lがある。レセプタクル40を覆うよう
に接続部材20を取り付けると、収納された電波吸収体
60はレセプタクル40内に保持される。
【0040】図6を参照すると、電波吸収体60は、一
対のスリーブ16a、16bに挟まれている。収納部5
6は、受容空間40eを各チャネル毎に分けるように、
所定の軸(図3の2)方向に沿って設けられている。収
納部56の開口部は、接続部材20によってふさがれ
る。図6の断面図には、レセプタクル40が備える係合
爪19a〜19d(図3(b))とレセプタクル本体と
を接続するための腕部17a〜17dが表れている。
【0041】光データリンク1の電磁シールドを適切に
行うために、電波吸収手段60を設けたけれども、光コ
ネクタプラグの外面に導電性被覆を設けることもでき
る。またレセプタクルの表面に導電性被覆を設けること
もでき、レセプタクル40を金属製にすることもでき
る。既に説明したように、接続部材20を金属板から形
成することは、構造的な理由および電気的な理由から好
ましい。
【0042】図7は、この光データリンク1が使用され
る形態を示している図面である。光データリンク1は、
装置のハウジング内に配置され、この装置のハウジング
を構成するパネル(フェイスプレート)62に設けられ
た開口部(フェイスプレート開口部)63に光コネクタ
プラグ受容口を合わせて開口部63を塞ぐように実装基
板64上に固定されている。レセプタクル40に対する
接続部材20の位置は、第1の係合部および第2の係合
部を適切に組み合わせることによって規定される。光デ
ータリンク1とフェイスプレート62との間の距離L0
は、上記の係合部の組み合わせに応じて変更可能であ
る。光データリンク1とフェイスプレート62との間の
電気的な接続は、接続部材20が備える接続片(導電性
フィンガ)30aを用いて保つことができる。
【0043】実装基板64に固定された光データリンク
1のレセプタクル40は、当該光データリンク1から放
射される不要輻射を低減するために、レセプタクル40
の表面に導電性被覆を設けることができ、またレセプタ
クルを導電性部材、例えば金属で形成することもでき
る。このようなレセプタクル40は、電磁的なシールド
手段としても機能する。レセプタクル40は、例えば光
通信装置といった装置に当該光データリンク1が搭載さ
れた状態において、このシールド手段がフェイスプレー
ト開口部63を塞ぐように設けられている。接続片30
aを介してフェイスプレートとレセプタル40とが電気
的に接続されるので、当該光データリンク1が収納され
ている装置内の他の電子部品からの不要輻射が、フェイ
スプレート開口部63から装置の外側へ漏れることも低
減できる。
【0044】光コネクタプラグ66は、複数の光ファイ
バ68a、68bを有する光伝送路68に接続されてい
る。光コネクタプラグ66は、光データリンク1に対し
て矢印Gの方向から挿入される。光コネクタプラグ66
の一対のコネクタ口の各々に設けられたフェルール70
a、70bが、光データリンク1のスリーブ(図3
(b)の16a、16b)に挿入される。
【0045】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
わる光データリンクでは、レセプタクルに対する接続部
材の相対的な位置を所定の方向に関して複数の位置にて
規定できるように、接続部材には第1の係合部が設けら
れ、且つレセプタクルの支持部には第2の係合部が設け
られている。
【0046】これら第1の係合部および第2の係合部を
組み合わせることによって、レセプタクルに対する接続
部材の相対的な位置を所定の方向に関して複数の位置に
て規定することができる。
【0047】したがって、実装上の要求を幅広く満たす
ことが可能な光データリンクが提供された。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施の形態に係わる光データ
リンクの斜視図である。
【図2】図2は、本発明の実施の形態に係わる光データ
リンクの斜視図である。
【図3】図3(a)は、接続部材がレセプタクルおよび
光データリンク本体に取り付けられた状態を示す斜視図
である。図3(b)は、図3(a)のF方向から見た正
面図である。
【図4】図4は、接続部材が取り付けられたレセプタク
ルおよび光データリンク本体を光データリンクの底面側
から眺めた斜視図である。
【図5】図5(a)は、電波吸収体がレセプタクルに配
置される位置を示す斜視図である。図5(b)は、電波
吸収体がレセプタクルに配置され、接続部材がはめられ
た光データリンクを示す斜視図である。
【図6】図6は、図5(b)のI−I断面の断面図であ
る。
【図7】図7は、本発明に係わる光データリンクが使用
される形態を示している図面である。
【図8】図8(a)および図8(b)は、従来の光デー
タリンクを実装する際の形態を示す側面図である。
【符号の説明】
1…光データリンク、10…光データリンク本体、12
…ハウジング、14…リードピン、20…接続部材、2
0a…上面部、20b…側面部、22,24、32,3
4…第1の係合部、26b、28b…接触片、30a…
接続片、30b…矩形窓、40…レセプタクル、40
a、40b、40c、40d…支持部、42、44、4
6、48…第2の係合部、50、52…矩形孔、60…
電波吸収体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/24 G02B 6/26 G02B 6/30 - 6/34 G02B 6/36 - 6/42

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の方向から挿入される光コネクタプラ
    グと光学的に結合可能な光データリンク本体と、 前記光データリンク本体に取り付けられ、前記光データ
    リンク本体に沿って前記所定の方向に伸びる支持部を有
    し前記光コネクタプラグの挿入方向をガイドするレセプ
    タクルと、 前記レセプタクルへの取り付け位置を規定するための第
    1の係合部を有し、前記レセプタクルに取り付けられて
    おり、フェイスプレートと電気的な接続を行うための
    続部材と、 を備える光データリンクであって、 前記レセプタクルは、前記支持部に第2の係合部を有
    し、前記第1の係合部および前記第2の係合部は、前記
    レセプタクルに対する前記接続部材の相対的な位置を前
    記所定の方向に関して複数の位置にて規定するように設
    けられている、光データリンク。
  2. 【請求項2】前記接続部材は、前記光コネクタプラグが
    当該光データリンクと光学的に結合したときに、前記光
    コネクタプラグに電気的な接続を可能にする接触部を有
    する、請求項1に記載の光データリンク。
  3. 【請求項3】前記レセプタクルは、当該光データリンク
    が発生する電磁輻射を吸収するための電磁輻射吸収手段
    を有する、請求項1または請求項2に記載の光データリ
    ンク。
  4. 【請求項4】前記第1の係合部および前記第2の係合部
    の一方は係合凸部を有し、前記第1の係合部および前記
    第2の係合部の他方は係合凹部を有する、請求項1から
    請求項3のいずれかに記載の光データリンク。
  5. 【請求項5】前記第1の係合部および前記第2の係合部
    の一方は、前記所定の方向に配列された複数の係合凸部
    を有し、前記第1の係合部および前記第2の係合部の他
    方は前記所定の方向に配列された複数の係合凹部を有す
    る、請求項1から請求項4のいずれかに記載の光データ
    リンク。
  6. 【請求項6】前記レセプタクルは、導電性被覆が設けら
    れた部分を有する請求項1から請求項5のいずれかに記
    載の光データリンク。
  7. 【請求項7】前記レセプタクルは、導電性部材で形成さ
    れている請求項1から請求項5のいずれかに記載の光デ
    ータリンク。
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