JP3537978B2 - チェンジャ式ディスク再生装置 - Google Patents

チェンジャ式ディスク再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チェンジャ式ディ
スク再生装置に関し、特に製造時の組立誤差を補正した
チャンジャ式ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】チェンジャ式ディスク再生装置、例えば
チェンジャ式CDプレーヤ10として、図4に示すよう
に、複数段のCDディスク12を収容できるディスクマ
ガジン11に対して、光ピックアップ、ターンテーブル
等の再生装置を搭載した再生メカデッキ13を昇降用モ
ータを用いて上下に移動させて所定ディスク12の位置
に合わせ、所定ディスク12を搬送手段(図示しない)
で取り出して再生装置上に載せて再生するものがある。
このようなチェンジャ式CDプレーヤでは、ディスクマ
ガジン内の各段のCDディスクのディスク位置情報の検
出は、摺動抵抗からなるリニアポジションセンサ(以下
LPSという)を取り付けてこのLPSの摺動子を再生
メカデッキの上下動と連動するように機械的に構成し、
各ディスクの位置に対応するLPSの分圧値を読み取る
ことによって行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなチェンジャ式CDプレーヤを製造ラインで組み立て
る際、ディスクマガジンのディスク位置情報の値が、チ
ェンジャ式CDプレーヤを構成する各部品の組立て時の
取付誤差等に起因して誤差を生じ、その誤差を補正する
ため、LPSの取付位置を合わせるため調整ネジ等によ
り作業者が調整を行なっていたが、調整が難しく、また
人の手による調整のためバラツキや調整に時間がかかる
等の問題があった。
【0004】本発明の目的は、上記従来の問題点を解決
したチェンジャ式ディスク再生装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るチェンジャ
式ディスク再生装置は、複数段にディスクを収容するデ
ィスク収容部と、前記ディスク収容部内の各段のディス
クに対して移動可能に構成されたディスク移送手段と、
前記ディスク移送手段の移動に連動するディスク位置検
出手段とを有し、前記ディスク位置検出手段の検出出力
をディスク位置情報として前記ディスク移送手段を所定
ディスクの位置に停止させ、所定ディスクを取り出して
再生するように構成されたチェンジャ式ディスク再生装
置において、前記ディスク収容部内の所定ディスク位置
を表わす基準値と、前記位置検出手段からの前記所定デ
ィスク位置に対応する検出出力との差を補正値として検
出する補正値検出手段とを備え、前記位置検出手段の検
出出力に前記補正値による補正をかけたものを前記ディ
スク位置情報として使用するようにし、さらに、ディス
ク収容部のディスク収容数を判定する判定手段を備え、
補正値検出手段は、前記判定手段の判定結果に応じてデ
ィスク収容部のディスク収容数に対応する基準値と位置
検出手段からの検出出力とを比較して補正値を検出する
ものである。
【0006】
【0007】
【作用】ディスク収容部内の各ディスクの位置情報を検
出するLPSの出力情報を、予め決められた取付位置を
表わす基準値に対する(正または負の)補正値を不揮発
性メモリに製造段階で記憶させておき、製品出荷後は、
再生メカニズムが起動した時に、マイコンが前記補正値
を用いて、再生メカデッキの昇降に連動するLPSの読
取値(分圧値)に対して補正をかける(例えば読み取り
値に補正値を加算する)。さらに、その記憶されたLP
Sの電圧値の絶対値より、そのCDチェンジャの対応デ
ィスク枚数が何枚であるか(例えば10枚チェンジャか
6枚チェンジャか)をマイコンで判定することができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】図1及び図2は、それぞれ、本発
明に係るチェンジャ式ディスク再生装置の一実施例を示
す構造概略図及び回路ブロック図である。図1のチェン
ジャ式ディスク再生装置、例えばチェンジャ式CDプレ
ーヤは、ストッパー取付位置14を除いて、図3に示し
かつ説明したものと同じ構造であり、ディスクマガジン
(ディスク収容部)11は、例として、ディスク12
1,122,...126を収容する6枚チェンジャと
する。図2において、1はLPS(リニアポジションセ
ンサ)であって、再生メカデッキ13の上下動に連動し
て摺動子が移動する。(図示していないがメカ的に連動
するように処理されている。)2はLPS1の分圧値を
デジタル値に変換するA/Dコンバータ、3は再生メカ
デッキ13を昇降させる昇降モータ、4はマイクロコン
ピュータ(以下マイコンという)、5は不揮発性メモリ
(EEPROM)である。ディスクマガジン11内のデ
ィスクを収容する各段の位置の基準値はマイコン4に予
め設定されている。
【0009】上記の構成において、ディスク位置情報補
正は以下の手順で行われる。 1.まず、マイコン4を調整モードにする。これは、製
造ライン(またはサービス時)等で調整時だけこのモー
ドになるようにマイコン4のポートを処理する。調整後
はこのモードは解除するので製品にはこのモードはな
い。 2.ストッパ位置取付14にストッパ(図示しない)を
挿入し、再生メカデッキ(ディスク移送手段)13をス
トッパに当接するように上に昇降モータ3で移動させ
る。(なお、ストッパ取り付け位置14はディスク12
4以外のディスク位置に設けても良い。)ストッパは調
整後抜き取る。 3.この状態でのLPS1の抵抗分圧値を読み取り、デ
ィスク124の位置情報とし、予め設定されマイコン4
の内部メモリ(ROM)に記憶されているディスク12
4の位置情報の基準値と比較し、その差の値を補正値と
して不揮発性メモリ5に記憶させる。 4.調整モードを解除して調整を終了する。
【0010】以上のようにして、LPS1の取付位置
を、従来のように抵抗値を表わす分圧値を基準にして機
械的に調整するのではなく、予め決められた取付位置お
よび摺動位置を表わす基準値に対する(正または負の)
補正値を不揮発性メモリ5に製造段階で記憶させてお
き、製品出荷後は、再生メカニズムが起動した時に、マ
イコン4が前記補正値を用いて、ディスクマガジン11
内の各ディスク位置に対応するLPS1の各読取値(分
圧値)に対して補正をかける(例えば読み取り値に補正
値を加算する)ものである。さらに、その記憶されたL
PSの電圧値の絶対値より、そのCDチェンジャの対応
ディスク枚数が何枚であるか(例えば10枚収容可能な
チェンジャか6枚収容可能なチェンジャか)をマイクロ
コンピュータ4で判定し、LPS1の読取値に対する補
正値もこの判定結果に応じて変化させることができる。
この場合、図1のストッパ取付位置14は、6枚チャン
ジャと10枚チェンジャとで異なり、再生メカデッキ1
3が停止した位置でのLPS1の電圧値が異なり、その
電圧値で6枚チェンジャか10枚チェンジャか判定す
る。6枚チャンジャの場合は6枚チェンジャの基準値の
4段目と比較し、10枚チャンジャの場合は10枚チェ
ンジャの基準値の6段目と比較している。
【0011】ここで、再生メカデッキ13は、ディスク
12をディスクマガジン11から取り出したり、逆にデ
ィスク12をディスクマガジン11に戻したりするため
のものであり、必ずしも光ピックアップ、ターンテーブ
ル等を搭載する必要はない。
【0012】次に上記の動作を図3に示すフローチャー
トを用いて説明する。まず、ステップS1で、調整開始
ボタン(図示しない)がオンされたか否かを判定し、S
2で、昇降モータ3を上昇開始させる。次いでS3で、
LPS1の読取値が変化しているか否かを判定し、ノー
ならばS4に進み、タイマーを更新してS3に戻る。S
3の答がイエスならば、再生メカデッキ13がストッパ
取り付け位置14にあるストッパに当接したことを意味
するので、S5に進み、マイコン4のタイマーがオーバ
ーフローしたか否かを判定し、ノーならばS3に戻り、
イエスならばS6に進む。S6で、昇降モータ3を停止
させ、次いでS7で、LPS1の読取値から10枚チェ
ンジャか6枚チェンジャかを判定し、6枚チェンジャな
らばS9に進み、10枚チェンジャーならばS10に進
み、どちらでもなければS15に進む。S9では、6枚
チェンジャの基準電圧値と現在のLPS1の読取値の差
を計算して6枚チェンジャ用の補正値C1を求め、S1
1に進む。
【0013】また、S10では、10枚チェンジャの基
準電圧値と現在のLPS1の読取値の差を計算して10
枚チェンジャ用の補正値C2を求め、S11に進む。S
11では、10枚または6枚チェンジャ情報と補正値C
1またはC2をメモり5に書き込む。次いでS12に進
み、メモリ5からデータを読み込み、次いでS13で、
書き込んだ値と等しいか否かを判定する。S13の答が
イエスならば、S14に進み、正常終了メカ動作を行な
い、作業を終了する。また、S13の答がノーならば、
S15に進み、エラー終了メカ動を行なって、作業を終
了する。このことにより、製造ライン(又はサービス
時)等において誰でも手軽に正しい調整が可能となり、
調整誤差もなくなる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、ディスクチェンジャの
各ディスク位置情報の補正が容易になり、調整に要する
時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチェンジャ式ディスク再生装置の
一実施例を示す構造概略図である。
【図2】本発明に係るチェンジャ式ディスク再生装置の
一実施例を示す回路ブロック図である。
【図3】本発明に係るディスク位置情報補正を説明する
フローチャートである。
【図4】従来のチェンジャ式ディスク再生装置の一例を
示す構造概略図である。
【符号の説明】
1 LPS 2 A/Dコンバータ 3 昇降モータ 4 マイコン 5 不揮発性メモリ(EEPROM) 11 ディスクマガジン 12 ディスク 13 再生メカデッキ 14 ストッパ取付位置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数段にディスクを収容するディスク収
    容部と、前記ディスク収容部内の各段のディスクに対し
    て移動可能に構成されたディスク移送手段と、前記ディ
    スク移送手段の移動に連動するディスク位置検出手段と
    を有し、前記ディスク位置検出手段の検出出力をディス
    ク位置情報として前記ディスク移送手段を所定ディスク
    の位置に停止させ、所定ディスクを取り出して再生する
    ように構成されたチェンジャ式ディスク再生装置におい
    て、前記ディスク収容部内の所定ディスク位置を表わす
    基準値と、前記位置検出手段からの前記所定ディスク位
    置に対応する検出出力との差を補正値として検出する補
    正値検出手段とを備え、前記位置検出手段の検出出力に
    前記補正値による補正をかけたものを前記ディスク位置
    情報として使用するようにし、さらに、ディスク収容部
    のディスク収容数を判定する判定手段を備え、補正値検
    出手段は、前記判定手段の判定結果に応じてディスク収
    容部のディスク収容数に対応する基準値と位置検出手段
    からの検出出力とを比較して補正値を検出することを特
    徴とするチェンジャ式ディスク再生装置。
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