JP3537770B2 - 携帯無線装置および携帯無線装置用筐体の製造方法 - Google Patents

携帯無線装置および携帯無線装置用筐体の製造方法

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JP3537770B2
JP3537770B2 JP2000610092A JP2000610092A JP3537770B2 JP 3537770 B2 JP3537770 B2 JP 3537770B2 JP 2000610092 A JP2000610092 A JP 2000610092A JP 2000610092 A JP2000610092 A JP 2000610092A JP 3537770 B2 JP3537770 B2 JP 3537770B2
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housing
mounting portion
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彰敏 吉見
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Mitsubishi Electric Corp
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    • H01Q11/02Non-resonant antennas, e.g. travelling-wave antenna
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    • HELECTRICITY
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    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/36Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith
    • H01Q1/362Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith for broadside radiating helical antennas

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機など
の携帯無線装置およびこの装置に適用される筐体の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話機に代表される携帯無線
装置に用いられるアンテナとしては、筐体上部から引き
出し可能に設けられたアンテナがある。この種のアンテ
ナは、未使用時に筐体内部に収容し使用時に筐体から引
き出し可能とすることで、携帯性に優れ、かつアンテナ
特性に優れた構造となっている。
【0003】図7は、従来の携帯電話機に備えられるア
ンテナの取付構造を説明するための図である。アンテナ
100は、アンテナホルダ101に取り付けられてい
る。アンテナホルダ101は、筐体102に固着された
ナット103に対してねじ止め可能になっている。アン
テナ100は、アンテナホルダ101に取り付けられた
状態でアンテナホルダ101かナット103にねじ止め
されることにより、筐体102に取り付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯電話機
に用いられるアンテナにおいては、通常、良好な円偏波
特性を有するものが望まれる。そこで、本出願人は、良
好な円偏波特性を得ることができるアンテナを提案して
いる。具体的には、このアンテナは、携帯電話機の筐体
上部に固定された円筒状の第1アンテナと、この第1ア
ンテナの内部空間に非接触状態で引き出し可能に設けら
れた円筒状の第2アンテナとを備えている。第1アンテ
ナの円周面には、複数のダイポールアレーアンテナ素子
が形成されている。第2アンテナの円周面には、複数の
ヘリカルアンテナ素子が形成されている。第2アンテナ
は、第1アンテナから引き出されるときに、第1アンテ
ナの上部に近接して直立する。このとき、第1アンテナ
と第2アンテナとのアンテナ素子同士が容量結合する。
これにより、良好な円偏波特性を得ることができる。
【0005】このような構造のアンテナにおいて、第1
アンテナを筐体に固定する場合、上述と同様に、第1ア
ンテナをアンテナホルダに取付け、この状態のアンテナ
ホルダをナットにねじ止めすることか考えられる。しか
しながら、この場合には、ナットを筐体上部に埋設し、
その上で第1アンテナが取り付けられたアンテナホルダ
をナットに対してねじ止めする必要がある。そのため、
アンテナ付きの筐体を製造する場合に、その製造作業が
非常に煩雑で、製造に時間がかかるという問題が生じる
おそれがある。
【0006】そこで、この発明目的は、固定の第1アン
テナの内周面に対して非接触状態で引き出し可能に設け
られた可動の第2アンテナを有し、製造工程を簡素化で
きる携帯無線装置を提供することである。
【0007】また、この発明の他の目的は、筐体本体か
ら外部に突出したアンテナ取付部の内周面に対してアン
テナ素子が形成されたアンテナを取り付けられる携帯無
線装置用筐体を製造する場合に、製造工程を簡素化でき
る上記筐体の製造方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明に係る携帯無線装置は、無線通信のための送
受信回路を内蔵した筐体と、筐体の本体上端から直線状
に突出した円筒状のアンテナ取付部と、円筒状に形成さ
れ、送受信回路に電気的に接続される第1アンテナ素子
を外周面に有する第1アンテナと、第1アンテナよりも
径の小さな円筒状に形成され、外周面に第2アンテナ素
子を有する第2アンテナとを備え、第2アンテナは、第
1アンテナの内周面に沿って軸方向に移動可能であると
共に、第2アンテナ素子の下端部が第1アンテナの上部
付近と近接する励振位置おいて固定され、第1アンテナ
は、第1アンテナ素子がアンテナ取付部の内周面に密着
するように、筐体およびアンテナ取付部に一体成形さ
れ、アンテナ取付部の上端部から筐体の中間部まで延設
されているものである。
【0009】また、この発明に係る携帯無線装置用筐体
の製造方法は、筐体本体から外部に突出した円筒状のア
ンテナ取付部を有し、このアンテナ取付部の内周面に対
してアンテナ素子が形成された円筒状のアンテナを取り
付けられる携帯無線装置用筐体の製造方法であって、上
記筐体本体に対応する形状の本体用空胴および上記アン
テナ取付部に対応する形状のアンテナ用空胴が形成され
た金型内に、上記アンテナ空胴の内周面に対して上記ア
ンテナ素子が対向するように、上記アンテナを位置決め
し、この位置決め後、上記本体用空胴およびアンテナ用
空胴に樹脂を注入することにより筐体本体およびアンテ
ナ取付部を形成すると同時に、上記アンテナ取付部の内
周面に上記アンテナのアンテナ素子が密着するように一
体成形するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。 実施の形態1. 図1は、この発明の実施形態1に係る携帯電話機の外観
構成を示す図である。具体的には、図1(a)は携帯電
話機の平面図であり、図1(b)は携帯電話機の正面図
である。この携帯電話機は、たとえば衛星携帯電話シス
テムおよび地上携帯電話システムに適用されるデュアル
モード端末である。地上携帯電話システムとしては、P
DC(Personal Digital Cellu
lar)システム、GSM(Global Syste
m for Mobile communicatio
ns)システムおよびCDMA(Code Divis
ion Multiple Access)システムな
どを挙げることができる。この携帯電話機は、地球の上
空数万kmの周回軌道を航行する通信衛星との間で電波
を送受信したり、地上に設置された基地局との間で電波
を送受信したりすることにより、移動通信を実現する。
【0011】この携帯電話機は、筐体1と、筐体1に取
り付けられた衛星携帯電話システム用の送受信アンテナ
2と、筐体1の上部に内蔵された地上携帯電話システム
用の送受信アンテナ3と、筐体1の表面に設けられた表
示部4と、筐体1の表面に設けられたキー操作部5とを
備えている。キー操作部5は、ファンクションキー5
a、スクロールキー5およびテンキー5cなど複数のキ
ーを有している。筐体1の下端部には、取付部材6を介
してフリップ7が取り付けられている。フリップ7は、
使用時には図1に示すように開放状態とされ、未使用時
にはテンキー5cを隠すように閉じ状態とされる。
【0012】筐体1は、ABS(Acrylonitr
ile Butadien Styrene)樹脂など
からなる。筐体1は、筐体本体10および円筒状のアン
テナ取付部11を備えている。筐体本体10は、表筐体
部12および裏筐体部13の2つの筐体部からなり、こ
の表筐体部12および裏筐体部13を結合することによ
り構成されている。アンテナ取付部11は、上記2つの
筐体部のうち裏筐体部13の上端から直線状に突出して
いる。その高さhは、後述するように、励振用アンテナ
20の長手方向に沿ったアンテナ素子面30の長さとほ
ぼ等しい値に設定されている。たとえば、アンテナ取付
部11の高さhは、30(mm)である。また、アンテ
ナ取付部11は、当該携帯電話機を正面から見た場合に
右側に配置されている。さらに、アンテナ取付部11
は、筐体本体10の裏面から若干膨らんだ形状をなして
いる。
【0013】図2は、携帯電話機の内部構成を示す断面
図である。送受信アンテナ2は、第1アンテナに相当す
る励振用アンテナ20および第2アンテナに相当するヘ
リカルアンテナ21を備えている。励振用アンテナ20
は、筐体1に固定されているアンテナである。ヘリカル
アンテナ21は、励振用アンテナ20との間で電気的に
結合するとともに励振用アンテナ20に対して移動可能
なアンテナである。励振用アンテナ20およびヘリカル
アンテナ21は円筒状のもので、1つの中心軸Oに対し
て同軸状に配置されている。ヘリカルアンテナ21は、
中心軸Oに沿った方向である軸方向Aに沿って励振用ア
ンテナ20に対して移動できるようになっている。
【0014】励振用アンテナ20は、筐体1に対して一
体成形されている。より具体的には、励振用アンテナ2
0は、アンテナ取付部11に一体的に取り付けられ、か
つその下端が裏筐体部13の中間部まで延設された状態
で裏筐体部13に一体的に取り付けられている。この場
合、励振用アンテナ20は、アンテナ素子面30がアン
テナ取付部11の内周面25と密着するように、筐体1
に対して一体成形される。言い換えれば、励振用アンテ
ナ20は、励振用アンテナ20とアンテナ取付部11と
の間に空気層が介在しないように、筐体1に対して一体
成形される。この構成により、励振用アンテナ20を筐
体1に取り付ける作業を簡素化できるとともに、励振用
アンテナ20の取付強度を向上できる。
【0015】図3は、励振用アンテナ20の構成を示す
正面図である。励振用アンテナ20は、たとえば低誘電
率のABS樹脂から構成される。励振用アンテナ20
は、径r1(たとえばr1=15(mm))を有し、か
つ長さ11(たとえば11=89(mm))を有する円
筒状のものである。励振用アンテナ20は、アンテナ素
子面30および給電面31を有している。アンテナ素子
面30は、励振用アンテナ20の外周面の一部である。
アンテナ素子面30には、複数本(たとえば4本)の第
1アンテナ素子であるダイポールアレーアンテナ素子3
2が所定パターンで形成されている。ダイポールアレー
アンテナ素子32は、励振用アンテナ20の中心軸Pに
対して傾斜し、かつ等間隔に形成されている。ダイポー
ルアレーアンテナ素子32の素子長は、約半波長に設定
されている。ダイポールアレーアンテナ素子32は、た
とえば導電性金属のメッキで構成され、その厚みはたと
えば数μm程度である。
【0016】給電面31は、励振用アンテナ20の外周
面のうちアンテナ素子面30以外の部分に相当する。給
電面31には、マイクロストリップ線路などで構成され
た給電回路33が形成されている。給電回路33は、後
述する基板60に形成された送受信回路60aから与え
られる信号をダイポールアレーアンテナ素子32に供給
したり、ダイポールアレーアンテナ素子32から与えら
れる信号を基板60の送受信回路60aに供給したりす
る。
【0017】励振用アンテナ20の長手方向に沿ったア
ンテナ素子面30の長さは、送受信対象電波の波長の1
/4に基づいて決定される。たとえば、アンテナ素子面
30の長さは、30(mm)である。アンテナ取付部1
1の高さhは、このアンテナ素子面30の長さとほぼ等
しい値に設定されている。すなわち、アンテナ取付部1
1は、励振用アンテナ20のうち少なくともアンテナ素
子面30全体を収容する。
【0018】また、励振用アンテナ20の下端部には、
U字状のピン係止穴34が形成されている。ピン係止穴
34は、励振用アンテナ20を裏筐体部13に一体成形
する際に、励振用アンテナ20がずれないように固定ピ
ンを係止するための穴である。
【0019】図4は、ヘリカルアンテナ21の構成を示
す正面図である。ヘリカルアンテナ21は、励振用アン
テナ20の径r1よりも小さな径r2(たとえばr2=
9(mm))を有する円筒状のものである。ヘリカルア
ンテナ21は、アンテナ素子面40を有している。アン
テナ素子面40は、ヘリカルアンテナ21の円周面のう
ち上端からヘリカルアンテナ21の下端部近傍の所定位
置までのほとんどの部分を占めている。数値例を挙げる
と、ヘリカルアンテナ21の長さをたとえば85(m
m)とした場合、アンテナ素子面40は、たとえば69
(mm)に設定されている。
【0020】アンテナ素子面40には、複数本(たとえ
ば4本)の第2アンテナ素子であるヘリカルアンテナ素
子41が所定パターンで形成されている。複数本のヘリ
カルアンテナ素子41は、ヘリカルアンテナ21の中心
軸Qに対して傾斜し、かつ等間隔に形成されている。ヘ
リカルアンテナ素子41の素子長は、約半波長に設定さ
れている。ヘリカルアンテナ素子41は、たとえば導電
性金属のメッキで構成されている。
【0021】なお、ヘリカルアンテナ素子41をヘリカ
ルアンテナ21の外周面にむき出しに形成しておくと、
ヘリカルアンテナ素子41の損傷は避けられない。そこ
で、この実施形態1に係るヘリカルアンテナ21は、ア
ンテナ素子面40の上から保護用の樹脂などを塗装して
構成されている。
【0022】ヘリカルアンテナ21の下端部には、アン
テナ支持柱42がヘリカルアンテナ21の長手方向に沿
って取り付けられている。アンテナ支持柱42は、ヘリ
カルアンテナ21を支持するものである。アンテナ支持
柱42は、収容位置決め用大径部42aおよび励振位置
決め用大径部42bをそれぞれ両端部に有している。各
大径部42a、42bの間は、各大径部42a、42よ
りも径の小さな小径部42cとなっている。アンテナ支
持柱42の先端には、励振位置決め用大径部42bより
も径の大きな先端部材43が取り付けられている。先端
部材43は、ヘリカルアンテナ21が引き上げられると
きに、裏筐体部13にホルダ51(後述)を介して固着
されるストッパ50に当たることにより、ヘリカルアン
テナ21の移動を規制し、ヘリカルアンテナ21が筐体
1から抜けないようにするためのものである。
【0023】ヘリカルアンテナ21の上端部には、弾性
部材44が取り付けられている。弾性部材44は、ヘリ
カルアンテナ21を押し込んだときにヘリカルアンテナ
21の移動を規制したり、そのときの衝撃を吸収した
り、あるいはヘリカルアンテナ21を引っ張り上げると
きの取っ手として使われたりするものである。
【0024】図2に戻って、ヘリカルアンテナ21は、
上述したように、励振用アンテナ20に対して軸方向A
に沿って移動可能に設けられている。より具体的には、
ヘリカルアンテナ21は、実線で示された励振位置と二
点鎖線で示された収容位置との間を軸方向Aに沿って変
位でき、かつ励振位置と収容位置とで静止することがで
きるようになっている。
【0025】ヘリカルアンテナ21に関連して、円筒状
のストッパ50が設けられている。ストッパ50は、内
部空間内にアンテナ支持柱42が挿通された状態で裏筐
体部13に固着されたホルダ51に固定的に取り付けら
れている。ストッパ50は、ヘリカルアンテナ21の径
方向の移動を規制するとともに、ヘリカルアンテナ21
を励振位置で静止させるために利用される。
【0026】より詳述すれば、ストッパ50は、その内
部空間内に、アンテナ支持柱42を挟み込むようにして
配置されたドラムバネ52を備えている。ドラムバネ5
2は、アンテナ支持柱42のうち各大径部42a、42
bが内部空間に位置するときにアンテナ支持柱42の径
方向への移動を規制し、小径部42cが内部空間に位置
するときにアンテナ支持柱42の移動規制を解除する程
度のばね圧を有している。また、ストッパ50の内部空
間の径は、アンテナ支持柱42の先端部材43の径より
も小さな値に設定されている。
【0027】収容位置に収容されているヘリカルアンテ
ナ21を引き出す場合、ユーザは、ヘリカルアンテナ2
1を引き上げる。その結果、アンテナ支持柱42の収容
位置用大径部42aがドラムバネ52から外れ、小径部
42cがドラムバネ52を通過し、最終的に励振位置用
大径部42bがドラムバネ52に挟まれる。また、アン
テナ支持柱42の先端部材43がストッパ50の下面に
当たる。これにより、ヘリカルアンテナ21は、実線で
示すように、励振位置に静止する。
【0028】一方、励振位置に引き上げられているヘリ
カルアンテナ21を収容する場合、ユーザは、ヘリカル
アンテナ21を押し込む。その結果、アンテナ支持柱4
2の励振位置用大径部42bがドラムバネ52から外
れ、小径部42cがドラムバネ52を通過し、最終的に
収容位置用大径部42aがドラムバネ52に挟まれる。
このとき、ヘリカルアンテナ21の上端部に取り付けら
れている弾性部材44の下面がアンテナ取付部11の上
端面に当たる。これにより、ヘリカルアンテナ21は、
二点鎖線で示すように、収容位置に静止する。
【0029】なお、上述したように、ヘリカルアンテナ
21は、励振用アンテナ20よりも径が小さく設定され
ている。したがって、ヘリカルアンテナ21を中心軸O
に沿って移動させるために、ヘリカルアンテナ21と励
振用アンテナ20との間に、ガイド部材53が設けられ
ている。ガイド部材53は、環状のもので、小径部53
aと小径部53aの端部から径が連続的に広がる傾斜部
53bとを有する。小径部53aの径は、たとえば、ヘ
リカルアンテナ21と励振用アンテナ20の径の差に等
しい値に設定されている。
【0030】ガイド部材53は、小径部53aを上向き
にした状態で励振用アンテナ20の内部空間の上端に装
着されている。言い換えれば、ガイド部材53は、ヘリ
カルアンテナ21の引き上げ方向に対して傾斜部53b
の径が狭くなるように設けられている。これにより、ヘ
リカルアンテナ21を移動させる際に、ヘリカルアンテ
ナ21が中心軸Oに沿って円滑に移動することを補償す
ることができる。また、ガイド部材53のヘリカルアン
テナ21に当接する面積が励振用アンテナ20の内周面
に当接する面積よりも小さいために、ヘリカルアンテナ
21が引き上げられるときに、ガイド部材53が励振用
アンテナ20の内部空間から脱落するのを防止できる。
【0031】ヘリカルアンテナ21が励振位置に静止し
ているとき、ヘリカルアンテナ21と励振用アンテナ2
0との位置関係は、次のようになっている。より詳述す
れば、ヘリカルアンテナ21が励振位置に静止している
ときには、アンテナ素子面40の一部は、励振用アンテ
ナ20の内部空間内に位置するようになっている。具体
的には、ヘリカルアンテナ21が励振位置に静止してい
るとき、アンテナ素子面40の下端部付近が励振用アン
テナ20の上部付近と非接触状態で近接して位置する。
【0032】その結果、ヘリカルアンテナ素子41と励
振用アンテナ20の上部に形成されているダイポールア
レーアンテナ素子32とは、電気的に非接触状態で近接
する。この場合、ヘリカルアンテナ素子41は、ダイポ
ールアレーアンテナ素子32に対してたとえば5(m
m)重なる。そのため、ヘリカルアンテナ素子41とダ
イポールアレーアンテナ素子32とが容量結合する。こ
れにより、ヘリカルアンテナ21を励振位置に静止させ
たとき、すなわちヘリカルアンテナ21を引き出したと
きに、当該アンテナとしての円偏波特性は良好なものと
なる。ゆえに、この送受信アンテナ2において電波を良
好に送受信することができる。
【0033】以上説明した送受信アンテナ2で送受され
る信号は、基板60に設けられる回路によって処理され
る。より詳述すれば、基板60は、たとえば縦横の長さ
がそれそれ120(mm)および45(mm)で厚さが
1.2(mm)のほぼ長方形の板状のものである。基板
60には、無線通信のための送受信回路60a、表示部
5およびキー操作部6などのマンマシンインタフェース
を制御する入出力制御回路、送受信回路60aおよび入
出力制御回路に入出力される信号を処理する信号処理回
路などの種々の回路が実装されている。
【0034】送受信回路60aは、励振用アンテナ20
の給電面31に形成された給電回路33に対して複数
(たとえば11個または17個)の導電性の板ばね61
(接続部材)を介して電気的に接続されている。板ばね
61は、基板60に取り付けられている。このように、
この携帯電話機では、アンテナ素子32、41以外の携
帯電話機に必要な電子部品は、すべて筐体本体10に内
蔵される。すなわち、アンテナ素子32、41は、他の
電子部品の影響を受けずに電波を送受信することができ
る。
【0035】なお、参照符号62は、基板60の周囲を
囲むように配置され、高周波から基板60上の回路を保
護するために高周波を遮断するシールドケースである。
【0036】ところで、この携帯電話機を構成する場合
には、基板60と送受信アンテナ2とを正確な位置で接
続する必要がある。そのためには、基板60と送受信ア
ンテナ2との相対位置をできる限り正確にしておく必要
がある。一方、この実施形態1に係る携帯電話機では、
励振用アンテナ20は裏筐体部13に対して一体成形さ
れているから、励振用アンテナ20の位置精度は高精度
なものとなる。
【0037】したがって、基板60と送受信アンテナ2
との間の相対位置精度は、高精度なものとなる。そのた
め、基板60上に形成された送受信回路60aの各接点
と給電回路33の各接点とを板ばね61を介して容易に
接続することができる。ゆえに、送受信回路60aと給
電回路33とを正確な位置で接続することができる。
【0038】以上のようにこの実施形態1によれば、固
定の励振用アンテナ20を筐体1に対して一体成形して
取り付けている。したがって、付属の取付部材を介して
励振用アンテナ20を筐体1に取り付ける場合に比べ
て、この携帯電話機の製造工程数を削減できる。したが
って、製造作業を簡素化できる。そのため、製造時間を
短縮できる。ゆえに、製造効率を向上できる。
【0039】また、励振用アンテナ20を筐体1に一体
成形して取り付けているから、付属の取付部材を介して
励振用アンテナ20を筐体1に取り付ける場合に比べ
て、励振用アンテナ20の取付強度を一定以上に確保で
きる。したがって、高信頼性の携帯電話機を提供するこ
とができる。
【0040】さらに、励振用アンテナ20をアンテナ取
付部11に密着させて取り付けている。したがって、励
振用アンテナ20のアンテナ素子面30とアンテナ取付
部11の内周面25との間に空気層は介在しない。しか
も、励振用アンテナ20とアンテナ取付部11とを一体
成形しているから、アンテナ素子面30と励振用アンテ
ナ20の外周面との間に幅をほぼ均一にすることができ
る。そのうえ、アンテナ素子32、41以外の携帯電話
機に必要な電子部品等は、すべて筐体本体10に内蔵さ
れている。そのため、送受信アンテナ2のアンテナ特性
を安定させることができる。ゆえに、高品質な送受信を
実現できる。
【0041】さらにまた、励振用アンテナ20をアンテ
ナ取付部11に密着させて取り付けているから、メッキ
であるダイポールアレーアンテナ素子32を保護するこ
とができる。そのため、ダイポールアレーアンテナ素子
32の損傷を防ぐことができる。
【0042】さらに、励振用アンテナ20を筐体1に一
体成形して取り付けているから、励振用アンテナ20を
取り付けるための専用の取付部材は不要である。したが
って、これら取付部材に必要なスペースは不要である。
そのため、携帯電話機の幅方向または厚さ方向のサイズ
に制約がある場合でも、その制約に十分に対応すること
ができる。ゆえに、小型化が図られた携帯電話機を提供
することができる。
【0043】さらにまた、励振用アンテナ20を筐体1
に対して一体成形しているから、励振用アンテナ20と
基板60との間の相対位置誤差を所定の許容範囲内に抑
えることができる。そのため、励振用アンテナ20の給
電回路33と基板60上の無線送受信回路60aとを正
確な位置で接続することができる。
【0044】実施の形態2. 図5は、この発明の実施形態2に係る筐体1の一部であ
る裏筐体部13の製造方法を説明するための図である。
上述のように、裏筐体部13は、筐体本体10の一部お
よびアンテナ取付部11を有し、かつ、励振用アンテナ
20およびヘリカルアンテナ21を含む送受信アンテナ
2が取り付けられるものである。
【0045】裏筐体部13は、専用の金型70を使用し
て射出成形されることにより製造される。より詳述すれ
ば、金型70は、破線で示されたように、本体用空洞7
1およびアンテナ用空洞72を有する空洞73を備えて
いる。本体用空洞71は、筐体本体10のうち裏筐体部
13を構成する筐体本体10に対応する形状のものであ
る。アンテナ用空洞72は、アンテナ取付部11に対応
する円形状のものである。アンテナ用空胴72は、金型
70の端部まで達している。したがって、金型70を上
から見ると、図6に示すように、金型70に穴が空いて
いるように見える。
【0046】このような構成の金型70において、アン
テナ素子面30が形成された後の励振用アンテナ20を
二点鎖線で示すようにアンテナ用空胴72から挿入し、
当該励振用アンテナ20を空洞72に収容する。具体的
には、励振用アンテナ20のアンテナ素子面30とアン
テナ空洞72の内周面とが対向する位置に、励振用アン
テナ20を収容する。
【0047】また、空洞73に収容された励振用アンテ
ナ20を正確に位置決めする。具体的には、空洞73に
収容された励振用アンテナ20の内部空間に対して基準
ピン74を矢印B方向に沿って差し込む。基準ピン74
は、金型70に対して正確に位置決めされている。した
がって、励振用アンテナ20は、基準ピン74が装着さ
れることにより、金型70に対して正確に位置決めされ
ることになる。さらに、固定ピン(図示せず)をピン挿
通穴75に挿通させ、当該固定ピンを励振用アンテナ2
0のピン係止穴34(図2参照)に係止させる。これに
より、励振用アンテナ20が成形中に軸方向および径方
向ならびに周方向にずれないようにする。
【0048】このようにして励振用アンテナ20を金型
70に対して正確に位置決めした後、ABS樹脂を注入
穴76から空洞73内に注入する。その結果、ABS樹
脂は空胴73内に広がる。このとき、ABS樹脂は励振
用アンテナ20の周囲を取り囲むようにして広がる。そ
の結果、筐体本体10およびアンテナ取付部11が形成
されて裏筐体部13が構成されると同時に、この構成さ
れる裏筐体部13と励振用アンテナ20とが一体的に結
合する。こうして、励振用アンテナ20が一体的に取り
付けられた裏筐体部13が製造される。
【0049】その後、このようにして製造された裏筐体
部13を金型70から取り外す。そして、アンテナ素子
面40が形成され、弾性部材44が取り付けられ、さら
にストッパ50が装着されたアンテナ支持柱42が取り
付けられた後のヘリカルアンテナ21を、励振用アンテ
ナ20の内部空間内に収容する。その後、ストッパ50
をホルダ51に固定的に取り付ける。これにより、ヘリ
カルアンテナ21は裏筐体部13に取り付けられる。こ
うして、励振用アンテナ20から引き上げられるとき
に、ダイポールアレーアンテナ素子32とヘリカルアン
テナ素子41とが容量結合する位置である励振位置に直
立するように、ヘリカルアンテナ21を裏筐体部13に
取り付けることができる。
【0050】なお、このようにして製造された裏筐体部
13を、基板60が実装された後の表筐体部12と結合
するとともに、ダイポールアレーアンテナ32と基板6
0上の送受信回路60aとを板ばね61を介して電気的
に接続することにより、携帯電話機を製造することがで
きる。
【0051】以上のようにこの実施形態2によれば、励
振用アンテナ20を金型70に装着した状態でABS樹
脂を金型70に流し込むことにより、励振用アンテナ2
0がアンテナ取付部11の内周面25に取り付けられた
裏筐体部13を製造することができる。したがって、金
型を利用して裏筐体部13を成形した後に、励振用アン
テナの取付部材などを裏筐体部13に取り付けた後、励
振用アンテナを取付部材を介して裏筐体部13に取り付
ける場合に比べて、裏筐体部13の製造工程数は少なく
て済む。ゆえに、製造時間を短縮できる。よって、製造
効率を向上できる。
【0052】しかも、励振用アンテナ20と裏筐体部1
3とを同時に製造するため、励振用アンテナ20および
裏筐体部13の数をそれぞれ別個に管理する必要はな
い。そのため、作業者の負担を軽減することができる。
【0053】他の実施形態 この発明の実施の形態の説明は以上のとおりであるが、
この発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
たとえば上記実施形態では、この発明を衛星携帯電話シ
ステムおよび地上携帯電話システムに適用されるデュア
ルモード端末に適用する場合について説明している。し
かし、この発明は、たとえば衛星携帯電話システムだけ
に適用されるシングルモード端末に対しても容易に適用
することができる。
【0054】また、上記実施形態では、この発明を携帯
電話機に適用する場合を例にとって説明している。しか
し、この発明は、携帯電話機以外の携帯無線装置に対し
ても容易に適用することができる。
【0055】
【発明の効果】この発明では、第1アンテナは、アンテ
ナ取付部に一体成形されることにより筐体に取り付けら
れる。したがって、この携帯無線装置を製造するに当た
って、従来のようにナットを筐体に埋め込んだりこのナ
ットにアンテナホルダをねじ止めする作業は不要とな
る。そのため、この携帯無線装置を製造する工程を簡素
化できる。ゆえに、当該携帯無線装置の製造効率を向上
できる。
【0056】また、第1アンテナのアンテナ素子面はア
ンテナ取付部の内周面に密着している。したがって、た
とえばアンテナ素子面が第1アンテナの外周面に形成さ
れていても、アンテナ素子面を良好に保護することがで
きる。この効果は、第1アンテナ素子を薄くて破損しや
すい導電性金属のメッキで構成している場合に特に有効
となる。さらに、ナットなど第1アンテナを筐体に取り
付けるための付属部品は一切不要である。したがって、
第1アンテナの取付スペース以外のスペースは不要であ
る。そのため、携帯電話機に代表される携帯無線装置の
小型化を図ることができる。よって、携帯性に優れ、ユ
ーザインタフェースが向上された携帯無線装置を提供す
ることができる。
【0057】さらにまた、第1アンテナを筐体本体およ
びアンテナ取付部に対して一体成形しているから、この
第1アンテナと基板との間の相対位置誤差を所定範囲内
に抑えることができる。そのため、第1アンテナ素子と
送受信回路とを正確な位置で接続することができる。
【0058】この発明によれば、アンテナを取り付けら
れる携帯無線装置用筐体を製造する際に、樹脂により筐
体を形成すると同時にアンテナをアンテナ取付部の内周
面に対して一体的に取り付けている。したがって、従来
のようにナットを筐体に埋め込んだりこのナットにアン
テナホルダをねじ止めする作業は不要となる。そのた
め、この携帯無線装置用筐体を製造する工程を簡素化で
きる。ゆえに、当該携帯無線装置用筐体の製造効率を向
上できる。しかも、筐体とアンテナとを同時に製造でき
るから、筐体およびアンテナの数をそれぞれ別個に管理
する必要はない。そのため、作業者の負担を軽減するこ
とができる。 [図面の簡単な説明]
【図1】 この発明の実施形態1に係る携帯電話機の構
成を示す図である。
【図2】 携帯電話機の内部構成を示す断面図である。
【図3】 励振用アンテナの構成を示す正面図である。
【図4】 ヘリカルアンテナの構成を示す正面図であ
る。
【図5】 この発明の実施形態2に係る携帯電話機の一
部である裏筐体部の製造方法を説明するための図であ
る。
【図6】 励振用アンテナが挿入された状態の金型の構
成を示す上面図である。
【図7】 従来の携帯電話機に備えられるアンテナの筐
体への取付構造を説明するための図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−127802(JP,A) 特開 平9−93025(JP,A) 特開 平11−214909(JP,A) 特開 平8−204420(JP,A) 特表2002−523949(JP,A) 米国特許5302963(US,A) 国際公開00/001029(WO,A1) 国際公開00/026987(WO,A1) 国際公開99/028989(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 1/24 H04B 1/38 H04M 1/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信のための送受信回路を内蔵した
    筐体と、 上記筐体の本体上端から直線状に突出した円筒状のアン
    テナ取付部と、 円筒状に形成され、上記送受信回路に電気的に接続され
    る第1アンテナ素子を外周面に有する第1アンテナと、 上記第1アンテナよりも径の小さな円筒状に形成され、
    外周面に第2アンテナ素子を有する第2アンテナとを備
    え、 上記第2アンテナは、上記第1アンテナの内周面に沿っ
    て軸方向に移動可能であると共に、上記第2アンテナ素
    子の下端部が上記第1アンテナの上部付近と近接する励
    振位置おいて固定され、 上記第1アンテナは、上記第1アンテナ素子が上記アン
    テナ取付部の内周面に密着するように、上記筐体および
    上記アンテナ取付部に一体成形され、上記アンテナ取付
    部の上端部から上記筐体の中間部まで延設されているこ
    とを特徴とする携帯無線装置。
  2. 【請求項2】 第1アンテナは、励振用アンテナであっ
    て、円周面上に形成されたダイポールアレーアンテナ素
    子と給電回路とを有するものであることを特徴とする請
    求項1記載の携帯無線装置。
  3. 【請求項3】 第2アンテナは、ヘリカルアンテナであ
    って、円周面上に形成されたヘリカルアンテナ素子を有
    し、上記第1アンテナの内部空間内に収容可能で、上記
    第1アンテナから引き出された状態で、上記第1アンテ
    ナ素子と電気的に結合することを特徴とする請求項1記
    載の携帯無線装置。
  4. 【請求項4】 筐体本体から外部に突出した円筒状のア
    ンテナ取付部を有し、このアンテナ取付部の内周面に対
    してアンテナ素子が形成された円筒状のアンテナを取り
    付けられる携帯無線装置用筐体の製造方法であって、 上記筐体本体に対応する形状の本体用空胴および上記ア
    ンテナ取付部に対応する形状のアンテナ用空胴が形成さ
    れた金型内に、上記アンテナ空胴の内周面に対して上記
    アンテナ素子が対向するように、上記アンテナを位置決
    めし、 この位置決め後、上記本体用空胴およびアンテナ用空胴
    に樹脂を注入することにより筐体本体およびアンテナ取
    付部を形成すると同時に、上記アンテナ取付部の内周面
    に上記アンテナのアンテナ素子が密着するように一体成
    形することを特徴とする携帯無線装置用筐体の製造方
    法。
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