JP3536434B2 - 陰極線管表示装置及びテレビジョン受像機 - Google Patents

陰極線管表示装置及びテレビジョン受像機

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JP3536434B2 JP15563495A JP15563495A JP3536434B2 JP 3536434 B2 JP3536434 B2 JP 3536434B2 JP 15563495 A JP15563495 A JP 15563495A JP 15563495 A JP15563495 A JP 15563495A JP 3536434 B2 JP3536434 B2 JP 3536434B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばテレビジョン受像
機等に搭載される陰極線管表示装置に関わり、特に画面
のアスペクト比が16:9の陰極線管表示装置に適用し
て好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年の例えばテレビジョン受像機等に用
いられている陰極線管(以下、CRT(Cathode Ray Tu
be)という)表示装置はワイド化に伴ない従来の画面の
アスペクト比4:3のCRT表示装置の他に画面のアス
ペクト比16:9のCRT表示装置が普及してきてい
る。このような16:9のアスペクト比を有するCRT
表示装置を搭載したテレビジョン受像機(以下、「ワイ
ドテレビ」という)は、従来のNTSC方式のアスペク
ト比4:3の映像を数種類のピクチャーモードで視聴す
ることができるようになされている。
【0003】このピクチャーモードは例えば図8(a)
に示すような16:9の画面に4:3の映像をそのまま
再現するノーマルモード、同図(b)に示すような1
6:9の画面の横方向の長さと4:3の映像の横方向の
長さを同一にして画面の上下方向にハミ出した映像をト
リミングして映し出すズームモード、同図(c)に示す
ような16:9の画面に4:3の映像を拡大し画面の上
下方向にはみ出した映像を圧縮して映し出すワイドモー
ド等がある。
【0004】さらに、上記したズームモードを設けた場
合は画面の上下方向にハミ出てしまう映像を視聴できる
ように上下方向に映像をスクロールするスクロールモー
ドが搭載されているものもある。このスクロールモード
は例えば朝夕の時間帯に画面の上方に表示される時刻等
がズームモードによりトリミングされてしまいユーザー
への情報提供に支障をきたすので、上下方向に映像をス
クロールできるようにして画面内にトリミングされた映
像部分を映し出すことができる。
【0005】つまり、アスペクト比16:9のワイドテ
レビ映し出されるアスペクト比4:3の映像ソフトウェ
アに関していえば、映像の拡大(縮小)、トリミング等
が行われている現在、これらのソフトウェアを視聴する
際に垂直方向の画面サイズ及び垂直方向の位置をソフト
ウェアに対して最適に調整する必要がある。
【0006】従って、このようなワイドテレビにおいて
垂直方向の画面サイズの調整は従来から垂直偏向波形信
号(VSAW)の振幅を調整し、垂直方向の位置の調整は垂
直偏向波形信号(VSAW)の直流成分を調整したり、垂直
リニアリティを非線形化とすることで実現していた。
【0007】図9に例えばワイドテレビに搭載されてい
るCRT表示装置の偏向系回路のブロック図の一例を示
す。この図において、21は同期分離回路であり、図示
されていないテレビジョン受像機の前段回路から供給さ
れる例えば映像同期信号(CVBS)から垂直同期信号(V.
SYNC)及び水平同期信号(H.SYNC)を分離して出力する
ようになされている。22はカウンタ等で構成されてい
るカウントダウンプロセッサであり、通常は垂直同期信
号でリセットされて、水平同期信号をカウントしている
が、例えば同期分離回路21から出力される垂直同期信
号(V.SYNC)が欠落した場合でも、垂直同期信号と同一
周期でリセットされて垂直画面の位置情報Sを生成して
いる。
【0008】23は垂直偏向用波形発生器であり、カウ
ントダウンプロッセサ22より供給される垂直画面の位
置情報Sに基づいて所定の調整がされた垂直偏向波形信
号(VSAW)を出力するようになされている。24は水平
偏向用補正波形発生器であり、カウントダウンプロセッ
サ22より供給される垂直画面の位置情報Sに基づいて
水平偏向波形信号の調整を行う水平偏向用補正波形信号
(E/W) を出力するようになされている。25はマイコン
等により構成されている制御回路であり、垂直偏向用波
形発生器23及び水平偏向用補正波形発生器24の後述
する各パラメータを制御する制御信号を出力している。
【0009】以下、図9に示したCRT表示装置の動作
を図10、図11に示す各部の出力波形を参照して説明
する。同期分離回路21は図示されていない前段回路か
ら供給される例えば映像同期信号(CVBS)から垂直同期
信号(V.SYNC)及び水平同期信号(H.SYNC)を分離して
カウントダウンプロッセサ22に供給する。カウントダ
ウンプロセッサ22は垂直同期信号(V.SYNC)及び水平
同期信号(H.SYNC)によって、図10に示すような垂直
同期信号(V.SYNC)の周期に応じた垂直画面の位置情報
Sを生成して出力している。また、垂直画面の位置情報
Sは例えば画面位置を時間で示す瞬時値sとすると、垂
直同期信号(V.SYNC)の期間ではs=KTで示すことが
できる。(但し、Kは係数、Tは時間である。)
【0010】そして、この垂直画面の位置情報Sは垂直
偏向用波形発生器23及び水平偏向用補正波形発生器2
4に供給され、垂直偏向用波形発生器23では垂直画面
位置情報Sの瞬時値sに対して以下に示すような関数式
(1)によって調整された垂直偏向波形信号(VSAW)が
出力される。 VSAW:v(s)=B(Cs3 +Ds2 +s)+A ・・・(1) 但し A:垂直画面位置を調整するパラメータ B:垂直画面サイズを調整するパラメータ C,D:垂直リニアリティを調整するパラメータ である。
【0011】すなわち、各パラメータの値がC=D=
0、B=1であれば、垂直偏向用波形信号はv(s)=
s+Aとなり、パラメータ『A』の値によって画面が垂
直方向にスクロールされることになる。また、パラメー
タ『B』の値によって前記したズームモードの表示が可
能であり、パラメータ『C』、『D』、『B』によって
表示画面のリニアリティの補正をすることができる。
【0012】一方、水平偏向用補正波形発生器24では
垂直画面の位置情報Sの瞬時値sに対して以下に示すよ
うな関数式(2)によって演算された水平偏向補正波形
信号(E/W)、(水平偏向波形信号を補正するための信
号)が出力され、この信号によってリニアリティが補正
された水平偏向波形信号を形成している。 E/W:u(s)=F(Gs4 +s2 +Hs)+E ・・・(2) 但し E:水平画面サイズを調整するパラメータ F:水平ピン歪みを補正するパラメータ G:水平コーナーピン歪みを補正するパラメータ H:水平台形歪みを補正するパラメータ である。
【0013】ここで、例えば画面のアスペクト比16:
9のワイドテレビのCRT上にアスペクト比4:3の映
像をそのまま再現するいわゆるノーマルモードの場合、
制御回路25からは関数式(1)の各調整パラメータ
『A』〜『D』の値が例えば『A1 』、『B1 』、『C
1 』、『D1 』となるような制御信号が出力され、垂直
偏向波形発生器23からは図11(a)の鎖線で示すよ
うなモニタ画面上で歪みのない画像が得られる垂直偏向
波形信号(VSAW)が出力されているとする。
【0014】そして、例えばズームモードによって映像
を拡大する場合は上記した関数式(1)の垂直画面サイ
ズを調整するパラメータBの値『B1 』を制御回路25
からの制御信号によって『B2 』となるようにして、垂
直偏向波形信号(VSAW)の振幅を図11(a)の実線で
示すように変化させて、垂直画面サイズの調整を行うよ
うにしていた。
【0015】また、例えばスクロールモードによって映
像を上下方向にスクロールする場合、上記した関数式
(1)の垂直画面の位置を調整するパラメータAの値
『A1 』を制御回路25からの制御信号によって『A
2 』となるようにして、図11(b)の鎖線で示すよう
な垂直偏向波形信号(VSAW)を、図11(b)の実線で
示すように、例えば上方向にシフトさせて垂直画面の位
置の調整を行うようにしていた。
【0016】従って、これら垂直偏向波形信号(VSAW)
及び水平偏向用補正波形信号(E/W)は図示されていない
後段の出力ドライブ回路に入力することで、画面のリニ
アリティ及び位置が補正された水平及び垂直偏向電流が
形成されてリニアリティの補正された画像が表示するよ
うにしていた。
【0017】また、上記したようなワイドテレビの各画
面モードで出力される垂直偏向電流は図12に示すよう
な波形電流とされており、ノーマルモードにおける垂直
偏向電流を同図(a)に、ズームモードにおける垂直偏
向電流を同図(b)に、ワイドモードにおける垂直偏向
電流を同図(c)にそれぞれ示す。なお、この図に示す
垂直偏向電流は便宜上リニアな波形とする。
【0018】この図から解るようにズームモード時の偏
向電流は、ズームモード時の垂直偏向波形信号(VSAW)
の振幅がノーマルモード、及びワイドモードと比較して
約25%程度増大しているため、他の画面モードから出
力される垂直偏向電流と比較して約25%程度増大して
いる。
【0019】ところが、図12に示すようなワイドテレ
ビの有効画面内の垂直方向の任意の一点を考えると、画
面モードに関わらず任意の点と垂直偏向電流とは1:1
の関係が存在している。このため、垂直偏向電流のトレ
ースの開始地点をスタートと考えたとき、ある特定の垂
直偏向電流まで到達する時間は画面モードによって異な
るため、スタートから画面上の任意の一点に到達するま
での時間は画面モードによって異なることになる。
【0020】近年、多くのワイドテレビ等が画面上に現
在の各機能のパラメータ(明るさ、色合い等)を表示す
る機能を搭載されており、この各機能のパラメータを表
示するため、ワイドテレビに搭載されているマイクロコ
ンピュータ(以下マイコン)が現在の画面モードの状況
を把握し、そのパラメータ情報と共にスタートからの画
面上の任意の一点に到達するまでの時間を計算して、タ
イミングパルスを出力し、画面上の同じ位置にこのパラ
メータの表示を行うようにされている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うに垂直偏向波形発生器13の関数式(1)のパラメー
タ『B』、『A』を制御して垂直画面サイズの調整及び
垂直画面の位置調整を行うと、画面の垂直位置に対する
垂直偏向波形信号(VSAW)のリニアリティ、及び水平偏
向用補正波形信号(E/W)の水平方向のピンクッションに
歪みが発生する。
【0022】このため、垂直画面サイズの調整、及び垂
直画面の位置調整を行う度に、垂直偏向波形信号(VSA
W)を調整する関数式(1)、及び水平偏向波形を調整
する水平偏向用補正波形信号(E/W)の補正を行う関数式
(2)の全てのパラメータ『A』〜『H』の値の再調整
を行って、垂直リニアリティ及び水平方向のピンクッシ
ョンの歪みを補正しなければならないという欠点があ
る。
【0023】また、スタートから画面を表示までの時間
が画面モードによって異なるワイドテレビ等のCRT表
示装置では、ズームモード時に垂直方向の位相を変化さ
せるスクロールモードによって画面をスクロールさせた
場合、例えばパラメータを表示させる垂直方向の任意の
点に到達するまでの時間は単純にウェイトタイムをいく
つか持たすことでは対応できず、それぞれも画面モード
のデータを元にウェイトタイムを演算することになるの
でマイコンのソフトに多大な負荷を強いることになって
しまっていた。
【0024】また、デジタル的に垂直同期信号の周期で
水平同期信号をカウントし、マイコンのソフトで行って
いたウェイトタイムの演算を偏向系回路で行うといった
解決策も提示されたがインターレースの精度を考えると
カウントする周波数を水平同期信号の数倍以上としなけ
ればならずコストが高くなってしまうといった問題が生
じていた。
【0025】さらに、ズームモード時には有効画面の以
上に垂直方向の偏向ヨークを駆動することになるので反
射を起こすことがあり、これを回避するため映像信号に
ブランキングをかけ、尚且つ偏向ヨーク駆動回路への不
必要な負荷を避けるために垂直ドライブ回路の出力に制
限を設ける必要があった。しかしながら、前述したよう
に必要な映像ブランキングの時間が画面モードによって
変化するため、映像ブランキングの設定には非常に手間
がかかり、偏向電流の制限にしても単純に垂直ドライブ
回路にリミッタを設ける事ではCRT或は偏向ヨーク駆
動回路のばらつきで垂直ドライブ回路の出力自体が調整
によって変動してしまい十分な効果が得られなかった。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解決するためになされたもので、映像信号を複数の
ピクチャーモードから選択された任意の1つのピクチャ
ーモードで表示する陰極線管表示装置において、前記
像信号より水平/垂直の同期信号を分離する同期分離手
段と、前記同期分離手段より得られる水平/垂直の前記
同期信号をカウントして前記垂直同期信号の周期に対応
した所定のピクチャーモードにおける垂直画面位置情報
Sを出力する垂直位置画面位置生成手段と、所定の制御
信号を出力する制御手段と、前記垂直画面位置情報Sを
前記制御信号に応じた所定の変換式にて変換し,補正垂
直画面情報Wとして出力する関数手段と、所定のピクチ
ャーモードで調整された垂直偏向波形発生手段であっ
て、前記補正垂直画面情報Wに基づいて垂直偏向波形信
号を生成して出力する垂直偏向波形発生手段と、前記所
定のピクチャーモードで調整された水平偏向用補正波形
発生手段であって、前記補正垂直画面情報Wに基づいて
水平偏向用補正波形信号を生成して出力する水平偏向用
補正波形発生手段とを備え、前記関数発生手段から出力
される補正垂直画面情報Wは、 w=β((s+α)+γ(s+α)2+δ(s+α)
3)、(但し、α、β、γ、δは補正パラメータであ
り、前記制御信号の一部である)で補正することとし
た。
【0027】また、関数発生手段から出力される補正垂
直画面情報wを第1の基準電圧と比較する第1の比較器
と、関数発生手段から出力される補正垂直画面情報Wを
第2の基準電圧と比較する第2の比較器と、第1、第2
の比較器の出力をもとに、タイミングパルスを出力する
タイミングパルス生成手段とをさらに備えて構成するこ
ととした。
【0028】
【作用】本発明によれば、垂直方向の画面サイズ及び垂
直方向の画面位置の調整を行った際、関数発生手段で垂
直画面の位置情報Sを、調整に応じた補正垂直画面情報
Wに変換して、垂直偏向波形発生器、及び水平偏向用補
正波形発生器に供給するようにしているため、垂直リニ
アリティ、及び水平ピンクッション等に歪みが生じるこ
とがない。
【0029】また、補正垂直画面情報Wを比較器で所定
の基準電圧と比較することで、画面上の垂直方向の有効
範囲を知ることができるようになり、容易に偏向電流を
制限したり映像にブランキングをかけることができるよ
うになる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1に本発明の実施例として例えばワイドテレビ等に搭載
されている画面のアスペクト比16:9の陰極線管(以
下、CRT(Cathode Ray Tube)という)表示装置の偏
向系回路のブロック図の一例を示す。この図において、
1は同期分離回路であり、図示されていないテレビジョ
ン受像機の前段回路から供給される映像信号(CVBS)か
ら垂直同期信号(V.SYNC)及び水平同期信号(H.SYNC)
を分離して出力するようになされている。2はカウンタ
等で構成されているカウントダウンプロセッサであり、
通常は垂直同期信号でリセットされて水平同期信号をカ
ウントしているが、例えば同期分離回路1から垂直同期
信号(V.SYNC)が欠落した場合でも垂直同期の周期でリ
セットされる垂直画面の位置情報Sを生成して出力して
いる。
【0031】3は関数回路を示しており、垂直画面サイ
ズ及び垂直方向の画面位置の調整を行う際、カウントダ
ウンプロセッサ2から供給される垂直画面の位置情報S
を後述する変換式(3)で変換して、所定の補正垂直画
面情報Wを出力するようになされている。4は垂直偏向
用波形発生器であり、関数回路3から供給される補正垂
直画面情報Wに基づいて所定の調整がされた垂直偏向波
形信号(VSAW)を出力するようになされている。5は水
平偏向用補正波形発生器であり、関数回路3から供給さ
れる補正垂直画面情報Wに基づいて、水平偏向波形信号
の調整を行う水平偏向用の補正波形信号(E/W)を出力す
るようになされている。6は例えばマイコン等により構
成されている制御回路であり、関数回路3の後述する変
換式(3)の各パラメータを制御る制御信号を出力する
ようになされている。
【0032】以下、図2及び図3を参照して本実施例の
CRT表示装置の動作について具体的に説明する。ま
ず、16:9の画面に4:3の映像をそのまま映し出す
いわゆるノーマルモードの場合、同期分離回路1は図示
されていないテレビジョン受像機の前段ブロックから供
給される例えば複合映像同期信号(CVBS)から垂直同期
信号(V.SYNC)及び水平同期信号(H.SYNC)を分離して
カウントダウンプロッセサ2に供給する。そして、カウ
ントダウンプロセッサ2は垂直同期信号(V.SYNC)及び
水平同期信号(H.SYNC)によって、垂直同期信号(V.SY
NC)の周期でリセットされる垂直画面の位置情報Sを生
成して関数回路3に供給する。
【0033】関数回路3は画面の垂直方向の位置情報S
の垂直偏向波形信号によって走査される電子ビームの垂
直方向の瞬時値sに対して以下に示すような変換式
(3)で変換して補正垂直画面情報Wを出力する。 w=β((s+α)+γ(s+α)2 +δ(s+α)3 ) ・・・(3) 但し α:垂直画面位置を調整するパラメータ β:垂直画面サイズを調整するパラメータ γ,δ:垂直リニアリティを調整するパラメータ である。
【0034】ここで、例えばノーマルモード4:3の画
面の場合は、各パラメータの値がα=0、β=1、γ=
δ=0となるような制御信号を制御回路6から供給する
ようにする。つまり、関数回路3に供給された垂直画面
の位置情報Sが補正垂直画面情報Wとして、そのまま垂
直偏向波形発生器4、及び水平偏向用補正波形発生器5
に出力している。
【0035】そして、垂直偏向波形発生器4からは補正
垂直画面情報Wの瞬時値wに対して以下に示すような関
数式(4)で関数式(1)と同様に調整されて垂直偏向
波形信号(VSAW)を出力している。 VSAW:v(w)=B(Cw3 +Dw2 +w)+A ・・・(4) 但し A:垂直画面位置を調整するパラメータ B:垂直画面サイズを調整するパラメータ C,D:垂直リニアリティを調整するパラメータ である。
【0036】この場合、上記した関数式(1)の各パラ
メータ『A』〜『D』の値は所定の垂直偏向波形信号
(VSAW)を出力するような値、『a』、『b』、
『c』、『d』と設定する。
【0037】一方、水平偏向用補正波形発生器5では補
正垂直画面情報Wの瞬時値wに対して以下に示すような
関数式(5)で関数式(2)と同様に補正されて水平偏
向用補正波形信号(E/W)が出力される。 E/W:u(w)=F(Gw4 +w2 +Hw)+E ・・・(5) 但し E:水平画面サイズを調整するパラメータ F:水平ピン歪みを補正するパラメータ G:水平コーナーピン歪みを補正するパラメータ H:水平台形歪みを補正するパラメータ である。
【0038】この場合、上記した関数式(4)の各パラ
メータ『E』〜『H』の値は所定の水平偏向用補正波形
信号(E/W)が出力されるような値『e』、『f』、
『g』、『h』に設定する。
【0039】つまり、垂直偏向波形発生器4の関数式
(4)及び水平偏向用補正波形発生器5の関数式(5)
の各パラメータの値は、例えばノーマルモードの場合に
供給される補正垂直画面情報Wから画歪みのない映像が
出力される垂直偏向波形信号(VSAW)、及び水平偏向波
形信号の調整する水平偏向用補正波形信号(E/W)となる
ような所定の定数『a』〜『h』に設定する。
【0040】次に、ズームモード及びスクロールモード
によって画面のサイズ及び垂直方向の画面位置を調整し
た場合について説明する。まず、ズームモードによって
映像を拡大(縮小)した場合、制御回路6は拡大(縮
小)に応じた制御信号を関数回路3に供給する。関数回
路3はこの制御信号に応じて上記した変換式(3)の例
えばパラメータ『β』の値を制御するようになされてい
る。よって、カウントダウンプロセッサ2から供給され
る垂直画面の位置情報Sは変換式(3)でβ倍されて補
正垂直画面情報Wとして出力される。
【0041】すなわち、例えばノーマルモードの場合に
図2(a)の鎖線で示すような傾きの波形であった補正
垂直画面情報Wをズームモードによって拡大した場合、
同図の実線で示すように垂直画面の位置情報Sの傾きを
β倍した、垂直方向の位置に対応した補正垂直画面情報
Wに変換され、垂直偏向波形発生器4及び水平偏向用補
正波形発生器5に供給されることになる。
【0042】従って、垂直偏向波形発生器4の関数式
(4)のパラメータ『A』〜『D』の値を『a』〜
『d』のままとした場合でも出力される垂直偏向波形信
号(VSAW)は、図2(b)に示すように鎖線部で示す波
形からβ倍された一点鎖線部で示すように変化した波形
が出力されることになり、関数式(4)の各パラメータ
の値『A』〜『D』を変更することなく垂直方向の画面
のサイズの調整を行うことができる。
【0043】一方、スクロールモードによって映像を上
下方向にスクロールした場合、制御回路6はそのスクロ
ール量に応じた制御信号を関数回路3に供給する。関数
回路3はこの制御信号に応じて上記した変換式(3)の
パラメータ『α』の値を制御するようになされている。
よって、カウントダウンプロセッサ2から供給される垂
直画面の位置情報Sは変換式(3)でα分だけシフトし
た補正垂直画面情報Wとして出力される。
【0044】ここで、例えばノーマルモードの場合に図
3(a)の鎖線で示すような波形であった補正垂直画面
情報Wをスクロールモードによってスクロールした場
合、同図の実線で示すように垂直画面の位置情報Sをα
分だけシフトした補正垂直画面情報Wが垂直偏向波形発
生器4及び水平偏向用補正波形発生器5に供給されるこ
とになる。
【0045】従って、垂直偏向波形発生器4で関数式
(4)のパラメータ『A』〜『D』の値を『a』〜
『d』のままとした場合でも、出力される垂直偏向波形
信号(VSAW)は図3(b)に示すように鎖線部で示す波
形からα分だけシフトした一点鎖線部に示すような範囲
に変化した波形が出力されることになり、関数式(4)
の各パラメータの値『A』〜『D』を変更することなく
垂直方向の画面位置の調整を行うことができる。
【0046】また、制御回路6より関数回路3の変換式
(3)のパラメータ『γ』、『δ』をコントロールする
ことで垂直リニアリティを制御することが可能であり、
例えば上下方向にハミ出した映像を画面内の上下部分に
圧縮して映し出すいわゆるワイドズームモード等の場合
に、意図的に垂直リニアリティを調整又は補正により非
線形にすることができる。
【0047】このように、関数回路3に設けられている
変換式(3)の各パラメータ『α』,『β』,『γ』,
『δ』の値を制御することで、垂直偏向用波形発生器4
の関数式(4)の各パラメータの値『A』〜『D』を変
えることなく、垂直画面サイズの調整、垂直方向の位置
の調整及び垂直リニアリティの調整を行うことができる
ようになる。
【0048】また、水平偏向用の補正波形信号(E/W) も
関数式(5)に示すようにズーム、スクロールモードで
出力される補正された補正垂直画面情報Wによって補正
用の信号波形が出力されるので、従来、関数式(1)の
標準画面の設定値『A』〜『D』の各パラメータの値の
変更に伴って発生していた水平方向のピンクッション歪
みがなくなり、水平偏向用補正波形信号(E/W)を補正す
る関数式(5)の各パラメータの値『E』〜『H』を変
える必要がない。
【0049】図4は上記した関数回路3の具体的な構成
の一例を示した回路図であり、11はカウントダウンプ
ロセッサ2から垂直画面の位置情報Sが供給される入力
端子、12はズームモードにする場合に、制御回路6か
ら制御信号として所定の電圧が印加される端子、13は
スクロールモードにする場合に、制御回路6から制御信
号として所定の電圧が印加される端子、14は変換した
補正垂直画面情報Wを出力する出力端子を示している。
【0050】15は出力ブロックを示し、PNPトラン
ジスターP5 〜P8 、NPNトランジスターQ14、Q1
6、抵抗R8 で構成されて、カウントダウンプロセッサ
2から供給される垂直画面の位置情報Sを補正垂直画面
情報Wに変換して出力端子14から出力するようになさ
れている。
【0051】16は調整ブロックを示し、NPNトラン
ジスターQ12、Q13、Q15、Q17、抵抗R4 〜R7 、電
圧源V5 、V6 で構成されて、端子12、及び端子13
から供給される制御信号はトランジスタQ12、Q13、及
びQ17のベース電極に印加されるようになされている。
【0052】このような構成とすることで、カウントダ
ウンプロセッサ2から供給される垂直画面の位置情報S
は振幅、及び/又は直流成分が調整され、出力端子14
からは振幅を拡大(縮小)、及び/又は波形を上下方向
にシフトさせた補正垂直画面情報Wを出力することがで
きる。
【0053】つまり、この場合、端子12に印加される
制御電圧が上述した変換式(3)のパラメータ『β』、
端子13に印加される制御電圧がパラメータ『α』とな
り、垂直画面の位置情報Sは変換式(3)に基づいて補
正垂直画面情報Wに変換している。
【0054】なお、本実施例では関数回路3をアナログ
回路で構成した場合の一例を示したが、当然ながら位置
情報Sによって読み出されるROMテーブルによってデ
ジタル回路として構成することも可能である。
【0055】次に、本発明の第2の実施例であるワイド
テレビ等に搭載されているCRT表示装置を図5に示
す。なお、同一ブロックには同一番号を付し説明は省略
する。この図において、比較器7は関数回路3から出力
される補正垂直画面情報Wを予め設定された基準電圧V
ref1と比較して補正垂直画面情報Wが基準電圧Vref1以
上になった時に検出信号を出力するように設定されてい
る。また、比較器8は関数回路3から出力される補正垂
直画面情報Wを予め設定された基準電圧Vref2と比較し
て補正垂直画面情報Wが基準電圧Vref2以下になった時
に検出信号を出力するように設定されている。
【0056】以下、図6に示す各部の波形図を参照して
CRT表示装置の動作を具体的に説明する。同期分離回
路1からは図6(a)に示すような垂直同期信号(V.SY
NC)が出力され、カウントダウンプロセッサ2から同図
(b)に示すような垂直同期信号に応じたれ垂直画面の
位置情報Sが出力されることになる。この垂直画面の位
置情報Sは関数回路3で上述したような所定の演算がな
されて、例えば同図(c)に示すような補正垂直画面情
報Wに変換されて垂直偏向用波形発生器4、水平偏向用
補正波形発生器5、及び比較器7、8に供給される。
【0057】比較器7に供給された補正垂直画面情報W
は予め設定されている基準電圧Vref1と比較され、補正
垂直画面情報Wが基準電圧Vref1以上になる場合に同図
(d)に示すような検出信号を出力するようになされて
いる。一方、比較器8に供給された補正垂直画面情報W
は予め設定されている基準電圧Vref2と比較され、補正
垂直画面情報Wが基準電圧Vref2以下になる場合に同図
(e)に示すような検出信号を出力するようになされて
いる。
【0058】すなわち、比較器7の基準電圧Vref1をC
RTの有効画面の上端、比較器8の基準電圧Vref2が有
効画面の下端となるように設定することで、同図(f)
に示すリトレースパルスと合わせて同図(g)に示すよ
うなタイミングパルスを形成するようにしている。
【0059】従って、このタイミングパルスを例えば映
像ブランキング信号とすれば画面モードに関係なく容易
に偏向電流を制限したり、垂直方向の画面位置を演算し
て、例えばキャラクタの映像信号の出力タイミングを算
出したり、種々の表示モードや機能に関係なく有効画面
の区間を知ることができる。
【0060】図7は上記した図5に示すCRT表示装置
の比較器の具体的な構成例を示した回路図である。この
図において、端子21は関数回路3から補正垂直画面情
報Wが供給される入力端子を示しており、I21〜I25は
電流源、P21〜P24はPNPトランジスタ、Q21〜Q36
はNPNトランジスタ、R21〜R24は抵抗、V21〜V25
は電圧源をそれぞれ示している。なお、電圧源V21は
比較器7の基準電圧Vref1、電圧源V22は比較器8の基
準電圧Vref2とされ、電圧源V24は電圧源V23よりも高
い電圧に設定されている。
【0061】ここで、例えば端子21から入力される補
正垂直画面情報Wが基準電圧Vref1より高い電圧である
時、トランジスタP21がオフ、トランジスタP22、P24
がオンとなり、その結果トランジスタQ31がオフし、ト
ランジスタQ35はオンとなる。また、電圧源V24は電圧
源V23よりも高い電圧に設定されているのでトランジス
タQ31がオフすることでトランジスタQ29がオンにな
り、トランジスタQ26、トランジスタQ33はオフとな
る。そして、トランジスタQ29がオンになるとトランジ
スタQ28、トランジスタQ30がオンになるので出力であ
る垂直偏向波形信号(VSAW) としてトランジスタQ28
のベース電圧と同じ電圧、すなわち電圧V21が出力され
ることになる。
【0062】また、例えばVref1>補正垂直画面情報W
>Vref2の場合はトランジスタP21がオン、トランジス
タP22がオフとなり、その結果トランジスタQ31がオン
となる。また、トランジスタQ24もオンするのでトラン
ジスタQ35、トランジスタQ31がオンとなる。この結果
トランジスタQ26がオン、トランジスタQ29、Q33がオ
フになり垂直偏向波形信号VSAW としてトランジスタQ
25のベース電圧と同じ電圧、すなわち補正垂直画面情報
Wが出力されることになる。
【0063】また、例えばVref2>補正垂直画面情報W
の場合はトランジスタQ26、Q29がオフ、トランジスタ
Q33がオンとなり出力である垂直偏向波形信号(VSAW)
としてトランジスタQ32のベース電圧と同じ電圧、すな
わち電圧V22が出力されることになる。
【0064】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のCRT表
示装置は、垂直画面の位置情報Sを関数回路で補正垂直
画面情報Wに変換して、垂直偏向波形発生器、及び水平
偏向用補正波形発生器に供給するようにしているため、
垂直方向の画面サイズや画面の位置の調整を行った際
に、従来、行っていた再調整を行うことなく、垂直リニ
アリティ、及び水平ピンクッションの歪みが生じないよ
うにすることができるという利点がある。よって、工場
出荷時に水平偏向用補正波形発生器及び垂直偏向波形発
生器の調整を標準画面で行って、所定の波形が出力され
るように設定すれば、垂直リニアリティや水平方向のピ
ンクッション歪みに影響を与えずに、垂直画面サイズ、
及び垂直画面の位置の調整を行うことができるようにな
る。
【0065】また、比較器を設けることで画面上の有効
範囲を容易に知り得ることができるようになり、この情
報を基に映像にブランキングをかけるようにすれば、容
易に偏向電流を制限したり、垂直方向の画面位置を算出
することができる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるCRT表示装置の
偏向系のブロック図を示した図である。
【図2】本実施例のCRT表示装置でズームモードにし
た場合の補正垂直画面情報を示した図である。
【図3】本実施例のCRT表示装置でスクロールモード
にした場合の補正垂直画面情報を示した図である。
【図4】本実施例のCRT表示装置の関数回路の具体的
な構成例を示した図である。
【図5】第2の実施例であるCRT表示装置の偏向系の
ブロック図を示した図である。
【図6】第2の実施例であるCRT表示装置の各部の波
形を示した図である。
【図7】第2の実施例であるCRT表示装置の比較器の
具体的な構成例を示した図である。
【図8】ワイドテレビの各モードにおける表示画面の一
例を示した図である。
【図9】従来のCRT表示装置の偏向系のブロック図を
示した図である。
【図10】従来のCRT表示装置のカウントダウンプロ
ッセッサから出力される垂直画面の位置情報を示した図
である。
【図11】従来のCRT表示装置のズームモード及びス
クロールモード時の垂直偏向波形信号を示した図であ
る。
【図12】ワイドテレビの各画面モードにおける偏向電
流の波形の一例を示した図である。
【符号の説明】
1 同期分離回路 2 カウントダウンプロセッサ 3 関数回路 4 垂直偏向波形発生器 5 水平偏向用補正波形発生器 6 制御回路 7、8 比較器 11、12、13、14、21 端子 15 出力ブロック 16 調整ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−282970(JP,A) 特開 平4−326864(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 3/16 - 3/34

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を複数のピクチャーモードから
    選択された任意の1つのピクチャーモードで表示する陰
    極線管表示装置において、 前記 映像信号より水平/垂直の同期信号を分離する同期
    分離手段と、前記 同期分離手段より得られる水平/垂直の前記同期信
    号をカウントして前記垂直同期信号の周期に対応した
    定のピクチャーモードにおける垂直画面位置情報Sを出
    力する垂直画面位置情報生成手段と、 所定の制御信号を出力する制御手段と、前記 垂直画面位置情報Sを前記制御信号に応じた所定の
    変換式にて変換し、補正垂直画面情報Wとして出力する
    関数手段と、前記所定のピクチャーモードで調整された垂直偏向波形
    発生手段であって、前記 補正垂直画面情報Wに基づいて
    垂直偏向波形信号を生成して出力する垂直偏向波形発生
    手段と、前記所定のピクチャーモードで調整された水平偏向用補
    正波形発生手段であって、前記 補正垂直画面情報Wに基
    づいて水平偏向用補正波形信号を生成して出力する水平
    偏向用補正波形発生手段とを備え、前記 関数手段から出力される補正垂直画面情報Wは、 w=β((s+α)+γ(s+α)2+δ(s+α)
    3)、 (但し、α、β、γ、δは補正パラメータであり、前記
    制御信号の一部である)で補正されることを特徴とする
    陰極線管表示装置。
  2. 【請求項2】 前記補正パラメータは、αは垂直画面位
    置を補正するパラメータ、βは垂直画面サイズを補正す
    るパラメータ、γ及びδはそれぞれ垂直リニアリティを
    補正するパラメータであり、前記任意の1つのピクチャ
    ーモードに対応した値を持つことを特徴とする請求項1
    に記載の陰極線管表示装置。
  3. 【請求項3】 前記垂直偏向波形発生手段から出力され
    る垂直偏向波形信号Vの瞬時値v(w)は、前記補正垂
    直画面情報Wに基づいて、 v(w)=B(Cw3+Dw2+w)+A、 (但し、A、B、C、Dは調整パラメータであり、前記
    所定のピクチャーモード における垂直方向の調整の結
    果、設定された値を有する)、 で計算されることを特徴とする請求項1、2のいずれか
    に記載の陰極線管表示装置。
  4. 【請求項4】 前記調整パラメータは、Aは垂直画面位
    置を調整するパラメータ、Bは垂直画面サイズを調整す
    るパラメータ、C及びDはそれぞれ垂直リニアリティを
    調整するパラメータであり、前記所定のピクチャーモー
    ドにおける垂直方向の調整の結果、設定された値を有す
    ることを特徴とする請求項1、2、3のいずれかに記載
    の陰極線管表示装置。
  5. 【請求項5】 前記水平偏向用補正波形発生手段から出
    力される水平偏向用補正波形信号Uの瞬時値u(w)
    は、前記補正垂直画面情報Wに基づいて、 u(w)=F(Gw4+w2+Hw)+E、 (但し、E、F、G、Hは調整パラメータであり、前記
    所定のピクチャーモードにおける水平方向の調整の結
    果、設定された値を有する)、 で計算されることを特徴とする請求項1、2、3、4
    いずれかに記載の陰極線管表示装置。
  6. 【請求項6】 前記調整パラメータは、Eは水平サイズ
    を調整するパラメータ、Fは水平ピン歪みを補正するパ
    ラメータ、Gは水平コーナーピン歪みを補正するパラメ
    ータ、Hは水平台形歪みを補正するパラメータであり、
    前記所定のピクチャーモードにおける水平方向の調整の
    結果、設定された値を有することを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5のいずれかに記載の陰極線管表示装
    置。
  7. 【請求項7】 前記関数発生手段から出力される補正垂
    直画面情報Wを第1の基準電圧と比較する第1の比較器
    と、前記 関数発生手段から出力される補正垂直画面情報Wを
    第2の基準電圧と比較する第2の比較器と、前記第1、第2の比較器の出力をもとに、タイミングパ
    ルスを出力するタイミングパルス生成手段とをさらに
    えることを特徴とする請求項1に記載の陰極線管表示装
    置。
  8. 【請求項8】 前記第1の基準電圧を有効画面の上端、
    前記第2の基準電圧を有効画面の下端となるように設定
    されており、前記タイミングパルスは映像の 垂直ブラン
    キング信号とされたことを特徴とする請求項に記載の
    陰極線管表示装置。
  9. 【請求項9】 映像信号を複数のピクチャーモードから
    選択された任意の1つのピクチャーモードで表示するテ
    レビジョン受像機において、 前記 映像信号より水平/垂直の同期信号を分離する同期
    分離手段と、前記 同期分離手段より得られる水平/垂直の前記同期信
    号をカウントして前記垂直同期信号の周期に対応した
    定ピクチャーモードにおける垂直画面位置情報Sを出力
    する垂直画面位置情報生成手段と、 所定の制御信号を出力する制御手段と、前記 垂直画面位置情報Sを前記制御信号に応じた所定
    変換式にて変換し、補正垂直画面情報Wとして出力する
    関数手段と、前記所定のピクチャーモードで調整された垂直偏向波形
    発生手段であって、前記 補正垂直画面情報Wに基づいて
    垂直偏向波形信号を生成して出力する垂直偏向波形発生
    手段と、前記所定のピクチャーモードで調整された水平偏向用補
    正波形発生手段であって、前記 補正垂直画面情報Wに基
    づいて水平偏向用補正波形信号を生成して出力する水平
    偏向用補正波形発生手段と前記 関数発生手段から出力される補正垂直画面情報Wを
    第1の基準電圧と比較する第1の比較器と、前記 関数発生手段から出力される補正垂直画面情報Wを
    第2の基準電圧と比較する第2の比較器と、前記第1、第2の比較器の出力をもとに、タイミングパ
    ルスを出力するタイミングパルス生成手段と を備え、前記関数手段から出力される 補正垂直画面情報Wは、 w=β((s+α)+γ(s+α)2+δ(s+α)
    3)、 (但し、α、β、γ、δは補正パラメータであり、前記
    制御信号の一部である)で補正されることを特徴とする
    テレビジョン受像機。
  10. 【請求項10】 前記補正パラメータは、αは垂直画面
    位置を補正するパラ メータ、βは垂直画面サイズを補正
    するパラメータ、γ及びδはそれぞれ垂直リニアリティ
    を補正するパラメータであり、前記任意の1つのピクチ
    ャーモードに対応した値を持つことを特徴とする請求項
    に記載のテレビジョン受像機。
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