JP3536251B2 - ウエハプローバ - Google Patents
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Description
る極めて重要な製品であり、半導体チップは、例えば、
シリコン単結晶を所定の厚さにスライスしてシリコンウ
エハを作製した後、このシリコンウエハに種々の回路等
を形成することにより製造される。この半導体チップの
製造工程においては、シリコンウエハの段階でその電気
的特性が設計通りに動作するか否かを測定してチェック
するプロービング工程が必要であり、そのために所謂プ
ローバが用いられる。
第2587289号公報、特公平3−40947号公
報、特開平11−31724号公報等には、アルミニウ
ム合金やステンレス鋼などの金属製チャックトップを有
するウエハプローバが開示されている(図14参照)。
このようなウエハプローバでは、例えば、図13に示す
ように、ウエハプローバ501上にシリコンウエハWを
載置し、このシリコンウエハWにテスタピンを持つプロ
ーブカード601を押しつけ、加熱、冷却しながら電圧
を印加して導通テストを行う。なお、図13は、ウエハ
プローバに電源を接続した状態を模式的に示す断面図で
ある。ウエハプローバのチャックトップ電極(チャック
トップ導体層)2、グランド電極6およびガード電極5
には、スルーホール16、17を介して電源V1が接続
されている。グランド電極6は、接地され、0電位とな
っている。また、チャックトップ導体層2とガード電極
5とは、等電位である。発熱体41には、電源V2 が、
プローブ601には、電源V3 が、それぞれ接続されて
いる。
ップを有するウエハプローバには、シリコンウエハを吸
引、吸着するための溝が形成されているため、プローブ
カード601のテスタピンが、シリコンウエハの溝の真
上にある部分に接触し、圧力が加えられると、溝を起点
としてシリコンウエハが破壊されてしまうという問題が
あった。また、溝を設けて吸着する方法では、吸着が溝
部分で局所的に起こり、シリコンウエハを均一に吸着す
ることができないという問題もあった。
鑑み、プローブカードのテスタピンの位置によりシリコ
ンウエハに破壊が発生することがなく、シリコンウエハ
の全体を均一に吸着することができるウエハプローバを
提供することを目的とする。
れたウエハを台座上に載置し、テスタピンを持つプロー
ブカードを押しつけることにより導通テストを行うウエ
ハプローバであって、上記台座には、貫通孔が設けられ
るとともに、その上に多孔質のチャックトップ導体層が
形成され、上記台座は、円板状で、その厚さは1〜10
mmの窒化物セラミック製または炭化物セラミック製の
セラミック基板からなり、上記セラミック基板には、発
熱体が設けられてなることを特徴とするウエハプローバ
である。上記ウエハプローバにおいて、上記チャックト
ップ導体層の厚さは、1〜200μmであることが望ま
しく、上記チャックトップ導体層の気孔率は、5〜80
容量%であることが望ましく、上記チャックトップ導体
層は、タングステンまたはモリブデンにより構成されて
いることが望ましい。
形成されたウエハを台座上に載置し、テスタピンを持つ
プローブカードを押しつけることにより導通テストを行
うウエハプローバであって、上記台座には、貫通孔が設
けられるとともに、その上に多孔質のチャックトップ導
体層が形成され、上記台座は、円板状で、その厚さは1
〜10mmの窒化物セラミック製または炭化物セラミッ
ク製のセラミック基板からなり、上記セラミック基板に
は、発熱体が設けられてなることを特徴とする。
する台座上に、多孔質のチャックトップ導体層が形成さ
れているので、特に上記台座の上面に溝を設けなくて
も、シリコンウエハ全体を均一にチャックトップ導体層
に吸着させることができる。また、台座の上面に溝を設
け、この溝の上に上面が平坦な多孔質のチャックトップ
導体層を形成することにより、溝を利用して均一な吸引
が可能となり、また、チャックトップ導体層の上面が平
坦であるため、溝に起因する破損という問題も発生しな
い。
シリコンウエハを載置し、上記台座に設けられた貫通孔
から空気を吸引すると、チャックトップ導体層に形成さ
れた開孔(オープンポア)を通ってチャックトップ導体
層の表面全体から均一に空気が吸引されるため、その上
に載置されたシリコンウエハがチャックトップ導体層に
均一に吸着することになる。
有するためには、チャックトップ導体層に一主面から他
の主面に通じる開孔が形成されている必要があり、さら
に、チャックトップ導体層の表面に載置されたシリコン
ウエハの全体が均一に吸引されるためには、開孔がチャ
ックトップ導体層の内部でお互いに結合し、チャックト
ップ導体層の下に存在する貫通孔から空気を吸引した
際、その周囲の広い範囲で均一に空気が吸引されること
が望ましい。
しては、剛性の高いセラミック基板よりなる台座が望ま
しい。プローブカードのテスタピンによりチャックトッ
プが押されてもチャックトップが反ることはなく、チャ
ックトップの厚さを金属に比べて小さくすることができ
るからである。
べて小さくすることができるため、熱伝導率が金属より
低いセラミックを用いても熱容量を小さくすることがで
き、昇温、降温特性を改善することができる。
形態を模式的に示した断面図である。また、図2は、図
1に示したウエハプローバの平面図であり、図3は、そ
の底面図であり、図4は、図1に示したウエハプローバ
におけるA−A線断面図である。本発明の導体層や貫通
孔等が形成されたセラミック基板は、チャックトップ
板、すなわちプロービングステージとして機能するもの
であるが、以下の説明においては、便宜上、このような
導体層や貫通孔等が形成されたセラミック基板をウエハ
プローバということとする。
セラミック基板3の表面にシリコンウエハを吸引するた
めの複数の吸引用貫通孔8が設けられており、このセラ
ミック基板3の大部分にシリコンウエハの電極と接続す
るためのチャックトップ導体層2が円形状に形成されで
おり、このチャックトップ導体層2は多孔質の金属焼結
体により構成されている。
コンウエハの温度をコントロールするために、図3に示
したような平面視同心円形状の発熱体41が設けられて
おり、発熱体41の両端には、外部端子ピン191が接
続、固定され、セラミック基板3の内部には、ストレイ
キャパシタやノイズを除去するためにガード電極5とグ
ランド電極6とが設けられている。
〜4に示したような構成を有するものである。以下にお
いて、上記ウエハプローバを構成する各部材、および、
本発明のウエハプローバの他の実施形態について、順次
詳細に説明していくことにする。
通孔が設けられたセラミック等からなる台座上に、多孔
質のチャックトップ導体層が形成されている。また、本
発明のウエハプローバでは、シリコンウエハの裏面を電
極として使用するため、台座上にチャックトップ導体層
が形成されている。
銅、チタン、クロム、ニッケル、貴金属(金、銀、白金
等)、タングステン、モリブデンなどの高融点金属から
選ばれる少なくとも1種の金属の焼結体を使用すること
ができる。
ン、モリブデン等により構成されるものがより好まし
い。上記チャックトップ導体層の抵抗値を下げることが
でき、多孔質のものを比較的容易に作製することができ
るからである。
特に限定されるものではないが、例えば、成形治具の内
部に上記金属の粉末を充填した後、焼成する方法等が挙
げられる。上記チャックトップ導体層の厚さは、1〜2
00μmが望ましい。1μm未満の厚さの焼結体を作製
することは困難であり、一方、200μmを超えると導
体の持つ応力によって剥離しやすくなってしまうからで
ある。
0容量%程度が望ましい。5容量%未満であると、チャ
ックトップ導体層の内部に連続的な開気孔を形成するこ
とが困難となり、一方、80容量%を超えると、機械的
強度が低下し、使用しているうちに破損しやすくなる。
チャックトップ導体層とセラミック基板との接合は、半
田やろう材を用いる。
導体層形成面には図2に示したように空気の吸引用貫通
孔8が形成されていることが望ましい。吸引用貫通孔8
の数は、1〜20個が好ましく、2〜10個がより好ま
しい。このように吸引用貫通孔を複数設けることによ
り、シリコンウエハのより均一な吸着を行うことができ
る。
ク基板の厚さは、チャックトップ導体層より厚いことが
必要であり、具体的には1〜10mmが望ましい。
ミック基板は、窒化物セラミック、炭化物セラミックお
よび酸化物セラミックに属するセラミックから選ばれる
少なくとも1種であることが望ましい。
物セラミック、例えば、窒化アルミニウム、窒化ケイ
素、窒化ホウ素、窒化チタン等が挙げられる。また、上
記炭化物セラミックとしては、金属炭化物セラミック、
例えば、炭化ケイ素、炭化ジルコニウム、炭化チタン、
炭化タンタル、炭化タングステン等が挙げられる。
物セラミック、例えば、アルミナ、ジルコニア、コージ
ェライト、ムライト等が挙げられる。これらのセラミッ
クは単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
ミック、炭化物セラミックの方が酸化物セラミックに比
べて望ましい。熱伝導率が高いからである。また、窒化
物セラミックの中では窒化アルミニウムが最も好適であ
る。熱伝導率が180W/m・Kと最も高いからであ
る。
〜2000ppm含むことが望ましい。セラミック内の
電極パターンを隠蔽し、かつ、高輻射熱が得られるから
である。カーボンは、X線回折で検出可能な結晶質また
は検出不能な非晶質の一方または両方であってもよい。
制御手段を設けておくことが望ましい。加熱または冷却
しながらシリコンウエハの導通試験を行うことができる
からである。
熱体41のほかに、ペルチェ素子であってもよい。発熱
体を設ける場合は、冷却手段としてエアー等の冷媒の吹
きつけ口などを設けておいてもよい。発熱体は、複数層
設けてもよい。この場合は、各層のパターンは相互に補
完するように形成されて、加熱面からみるとどこかの層
にパターンが形成された状態が望ましい。例えば、互い
に千鳥の配置になっている構造である。
性セラミックの焼結体、金属箔、金属線等が挙げられ
る。金属焼結体としては、タングステン、モリブデンか
ら選ばれる少なくとも1種が好ましい。これらの金属は
比較的酸化しにくく、発熱するに充分な抵抗値を有する
からである。
ステン、モリブデンの炭化物から選ばれる少なくとも1
種を使用することができる。さらに、セラミック基板の
外側に発熱体を形成する場合には、金属焼結体として
は、貴金属(金、銀、パラジウム、白金)、ニッケルを
使用することが望ましい。具体的には銀、銀−パラジウ
ムなどを使用することができる。上記金属焼結体に使用
される金属粒子は、球状、リン片状、もしくは球状とリ
ン片状の混合物を使用することができる。
もよい。上記金属酸化物を使用するのは、窒化物セラミ
ックまたは炭化物セラミックと金属粒子を密着させるた
めである。上記金属酸化物により、窒化物セラミックま
たは炭化物セラミックと金属粒子との密着性が改善され
る理由は明確ではないが、金属粒子表面および窒化物セ
ラミックまたは炭化物セラミックの表面はわずかに酸化
膜が形成されており、この酸化膜同士が金属酸化物を介
して焼結して一体化し、金属粒子と窒化物セラミックま
たは炭化物セラミックが密着するのではないかと考えら
れる。
鉛、酸化亜鉛、シリカ、酸化ホウ素(B 2 O3 )、アル
ミナ、イットリア、チタニアから選ばれる少なくとも1
種が好ましい。これらの酸化物は、発熱体の抵抗値を大
きくすることなく、金属粒子と窒化物セラミックまたは
炭化物セラミックとの密着性を改善できるからである。
1重量%以上10重量%未満であることが望ましい。抵
抗値が大きくなりすぎず、金属粒子と窒化物セラミック
または炭化物セラミックとの密着性を改善することがで
きるからである。
ウ素(B2 O3 )、アルミナ、イットリア、チタニアの
割合は、金属酸化物の全量を100重量部とした場合
に、酸化鉛が1〜10重量部、シリカが1〜30重量
部、酸化ホウ素が5〜50重量部、酸化亜鉛が20〜7
0重量部、アルミナが1〜10重量部、イットリアが1
〜50重量部、チタニアが1〜50重量部が好ましい。
但し、これらの合計が100重量部を超えない範囲で調
整されることが望ましい。これらの範囲が特に窒化物セ
ラミックとの密着性を改善できる範囲だからである。
合は、発熱体の表面は、金属層410で被覆されている
ことが望ましい(図11(e)参照)。発熱体は、金属
粒子の焼結体であり、露出していると酸化しやすく、こ
の酸化により抵抗値が変化してしまう。そこで、表面を
金属層で被覆することにより、酸化を防止することがで
きるのである。
しい。発熱体の抵抗値を変化させることなく、発熱体の
酸化を防止することができる範囲だからである。被覆に
使用される金属は、非酸化性の金属であればよい。具体
的には、金、銀、パラジウム、白金、ニッケルから選ば
れる少なくとも1種以上が好ましい。なかでもニッケル
がさらに好ましい。発熱体には電源と接続するための端
子が必要であり、この端子は、半田を介して発熱体に取
り付けるが、ニッケルは半田の熱拡散を防止するからで
ある。接続端子しては、コバール製の端子ピンを使用す
ることができる。
合は、発熱体表面が酸化されることがないため、被覆は
不要である。発熱体をヒータ板内部に形成する場合、発
熱体の表面の一部が露出していてもよい。
ッケル箔、ステンレス箔をエッチング等でパターン形成
して発熱体としたものが望ましい。パターン化した金属
箔は、樹脂フィルム等ではり合わせてもよい。金属線と
しては、例えば、タングステン線、モリブデン線等が挙
げられる。
る場合は、電流の流れる方向を変えることにより発熱、
冷却両方行うことができるため有利である。ペルチェ素
子は、図7に示すように、p型、n型の熱電素子440
を直列に接続し、これをセラミック板441などに接合
させることにより形成される。ペルチェ素子としては、
例えば、シリコン・ゲルマニウム系、ビスマス・アンチ
モン系、鉛・テルル系材料等が挙げられる。
プ導体層との間に少なくとも1層以上の導電層が形成さ
れていることが望ましい。図1におけるガード電極5と
グランド電極6が上記導体層に相当する。ガード電極5
は、測定回路内に介在するストレイキャパシタをキャン
セルするための電極であり、測定回路(即ち、図1のチ
ャックトップ導体層2)の接地電位が与えられている。
また、グランド電極6は、温度制御手段からのノイズを
キャンセルするために設けられている。これらの電極の
厚さは、1〜20μmが望ましい。薄すぎると、抵抗値
が高くなり、厚すぎるとセラミック基板が反ったり、熱
衝撃性が低下するからである。
は、図4に示したような格子状に設けられていることが
望ましい。即ち、円形状の導体層51の内部に矩形状の
導体層非形成部52が多数整列して存在する形状であ
る。このような形状としたのは、導体層上下のセラミッ
ク同士の密着性を改善するためである。
例えば、図1に示すようにセラミック基板3の底面に発
熱体41が設けられ、発熱体41とチャックトップ導体
層2との間にガード電極5の層とグランド電極6の層と
がそれぞれ設けられた構成のウエハプローバ101、図
5に示すようにセラミック基板3の内部に扁平形状の発
熱体42が設けられ、発熱体42とチャックトップ導体
層2との間にガード電極5とグランド電極6とが設けら
れた構成のウエハプローバ201、図6に示すようにセ
ラミック基板3の内部に発熱体である金属線43が埋設
され、金属線43とチャックトップ導体層2との間にガ
ード電極5とグランド電極6とが設けられた構成のウエ
ハプローバ301、図7に示すようにペルチェ素子44
(熱電素子440とセラミック基板441からなる)が
セラミック基板3の外側に形成され、ペルチェ素子44
とチャックトップ導体層2との間にガード電極5とグラ
ンド電極6とが設けられた構成のウエハプローバ401
等が挙げられる。いずれのウエハプローバも、溝7と吸
引用貫通孔8とを必ず有している。
ミック基板3の内部に発熱体42、43が形成され(図
5〜6)、セラミック基板3の内部にガード電極5、グ
ランド電極6(図1〜7)が形成されるため、これらと
外部端子とを接続するための接続部(スルーホール)1
6、17、18が必要となる。スルーホール16、1
7、18は、タングステンペースト、モリブデンペース
トなどの高融点金属、タングステンカーバイド、モリブ
デンカーバイドなどの導電性セラミックを充填すること
により形成される。なお、図1〜7では、スルーホール
16、17、18をウエハ加熱面の反対側に露出するよ
うに形成したが、セラミック基板の側面から露出させて
もよい。
7、18の直径は、0.1〜10mmが望ましい。断線
を防止しつつ、クラックや歪みを防止できるからであ
る。このスルーホールを接続パッドとして外部端子ピン
を接続する(図11(g)参照)。
より行う。ろう材としては銀ろう、パラジウムろう、ア
ルミニウムろう、金ろうを使用する。金ろうとしては、
Au−Ni合金が望ましい。Au−Ni合金は、タング
ステンとの密着性に優れるからである。
5(重量%)〕/〔18.5〜17.5(重量%)〕が
望ましい。Au−Ni層の厚さは、0.1〜50μmが
望ましい。接続を確保するに充分な範囲だからである。
また、10-6〜10-5Paの高真空で500℃〜100
0℃の高温で使用するとAu−Cu合金では劣化する
が、Au−Ni合金ではこのような劣化がなく有利であ
る。また、Au−Ni合金中の不純物元素量は全量を1
00重量部とした場合に1重量部未満であることが望ま
しい。
に熱電対を埋め込んでおくことができる。熱電対により
発熱体の温度を測定し、そのデータをもとに電圧、電流
量を変えて、温度を制御することができるからである。
金属線の素線径と同一か、もしくは、それよりも大き
く、かつ、0.5mm以下がよい。このような構成によ
って、接合部分の熱容量が小さくなり、温度が正確に、
また、迅速に電流値に変換されるのである。このため、
温度制御性が向上してウエハの加熱面の温度分布が小さ
くなるのである。上記熱電対としては、例えば、JIS
−C−1602(1980)に挙げられるように、K
型、R型、B型、S型、E型、J型、T型熱電対が挙げ
られる。
ハプローバを設置するための支持台11を模式的に示し
た断面図である。この支持台11には、冷媒吹き出し口
12が形成されており、冷媒注入口14から冷媒が吹き
込まれる。また、吸引口13から空気を吸引して吸引用
貫通孔8を介してウエハプローバ上に載置されたシリコ
ンウエハ(図示せず)をチャックトップ導体層2の表面
に吸い付けるのである。
に示した縦断面図であり、(b)は、(a)図における
B−B線断面図である。図9に示したように、この支持
台では、ウエハプローバがプローブカードのテスタピン
の押圧によって反らないように、多数の支持柱15が設
けられている。支持台は、アルミニウム合金、ステンレ
スなどを使用することができる。
の一例を図10〜11に示した断面図に基づき説明す
る。 (1)まず、酸化物セラミック、窒化物セラミック、炭
化物セラミックなどのセラミックの粉体をバインダおよ
び溶剤と混合してグリーンシート30を得る。前述した
セラミック粉体としては、例えば、窒化アルミニウム、
炭化ケイ素などを使用することができ、必要に応じて、
イットリアなどの焼結助剤などを加えてもよい。
ンダ、エチルセルロース、ブチルセロソルブ、ポリビニ
ルアルコールから選ばれる少なくとも1種が望ましい。
さらに、溶媒としては、α−テルピネオール、グリコー
ルから選ばれる少なくとも1種が望ましい。これらを混
合して得られるペーストをドクターブレード法でシート
状に成形してグリーンシート30を作製する。
コンウエハの支持ピンを挿入する貫通孔や熱電対を埋め
込む凹部を設けておくことができる。貫通孔や凹部は、
パンチングなどで形成することができる。グリーンシー
ト30の厚さは、0.1〜5mm程度が好ましい。
グランド電極を印刷する。印刷は、グリーンシート30
の収縮率を考慮して所望のアスペクト比が得られるよう
に行い、これによりガード電極印刷体50、グランド電
極印刷体60を得る。印刷体は、導電性セラミック、金
属粒子などを含む導電性ペーストを印刷することにより
形成する。
性セラミック粒子としては、タングステンまたはモリブ
デンの炭化物が最適である。酸化しにくく熱伝導率が低
下しにくいからである。また、金属粒子としては、例え
ば、タングステン、モリブデン、白金、ニッケルなどを
使用することができる。
子径は0.1〜5μmが好ましい。これらの粒子は、大
きすぎても小さすぎてもペーストを印刷しにくいからで
ある。
たは導電性セラミック粒子85〜97重量部、アクリル
系、エチルセルロース、ブチルセロソルブおよびポリビ
ニルアルコールから選ばれる少なくとも1種のバインダ
1.5〜10重量部、α−テルピネオール、グリコー
ル、エチルアルコールおよびブタノールから選ばれる少
なくとも1種の溶媒を1.5〜10重量部混合して調製
したぺーストが最適である。さらに、パンチング等で形
成した孔に、導電ペーストを充填してスルーホール印刷
体160、170を得る。
50、60、160、170を有するグリーンシート3
0と、印刷体を有さないグリーンシート30を積層す
る。発熱体形成側に印刷体を有さないグリーンシート3
0を積層するのは、スルーホールの端面が露出して、発
熱体形成の焼成の際に酸化してしまうことを防止するた
めである。もしスルーホールの端面が露出したまま、発
熱体形成の焼成を行うのであれば、ニッケルなどの酸化
しにくい金属をスパッタリングする必要があり、さらに
好ましくは、Au−Niの金ろうで被覆してもよい。
積層体の加熱および加圧を行い、グリーンシートおよび
導電ペーストを焼結させる。加熱温度は、1000〜2
000℃、加圧は100〜200kg/cm2 が好まし
く、これらの加熱および加圧は、不活性ガス雰囲気下で
行う。不活性ガスとしては、アルゴン、窒素などを使用
することができる。この工程でスルーホール16、1
7、ガード電極5、グランド電極6が形成される。
焼結体の底面に導電ペーストを印刷してこれを焼成し、
発熱体41を作製する。
発熱体41の表面に無電解ニッケルめっき等により保護
層410を形成する。 (5)次に、溝7から裏面にかけて貫通する吸引用貫通
孔8、外部端子接続のための袋孔180を設ける。袋孔
180の内壁は、その少なくとも一部が導電化され、そ
の導電化された内壁は、ガード電極、グランド電極など
と接続されていることが望ましい。
ャックトップ導体層となる金属の多孔質体を作製する。
この多孔質体は、タングステン等の高融点金属の粉末を
成形用治具の内部に充填した後、1000〜2000℃
で焼成することにより製造する。通常は、焼成の温度、
圧力、時間等により、気孔率を制御する。 (7)次に、図11(e)に示すように、ウエハ載置面
(溝形成面)に上記(6)で製造したチャックトップ導
体層を半田付けまたはろう付けにより接着し、これによ
りチャックトップ導体層2を設ける。 (8)最後に、図11(f)に示すように、発熱体41
表面の取りつけ部位に半田ペーストを印刷した後、外部
端子ピン191を乗せて、加熱してリフローする。加熱
温度は、200〜500℃が好適である。
端子19、190を設ける。さらに、必要に応じて、有
底孔を設け、その内部に熱電対を埋め込むことができ
る。半田は銀−鉛、鉛−スズ、ビスマス−スズなどの合
金を使用することができる。なお、半田層の厚さは、
0.1〜50μmが望ましい。半田による接続を確保す
るに充分な範囲だからである。
(図1参照)を例にしたが、ウエハプローバ201(図
5参照)を製造する場合は、発熱体をグリーンシートに
印刷すればよい。また、ウエハプローバ301(図6参
照)を製造する場合は、セラミック粉体にガード電極、
グランド電極として金属板を、また金属線を発熱体にし
て埋め込み、焼結すればよい。さらに、ウエハプローバ
401(図7参照)を製造する場合は、ペルチェ素子を
溶射金属層を介して接合すればよい。
板状の成形治具に入れて、窒素ガス中で温度1890
℃、圧力150kg/cm2 で3時間ホットプレスし、
直径200mm、厚さ110μmのタングステン製の多
孔質チャックトップ導体層を得た。
ヤマ社製、平均粒径1.1μm)100重量部、イット
リア(平均粒径0.4μm)4重量部、アクリルバイン
ダ11.5重量部、分散剤0.5重量部および1−ブタ
ノールとエタノールとからなるアルコール53重量部を
混合した組成物を用い、ドクターブレード法により成形
を行って厚さ0.47mmのグリーンシートを得た。
間乾燥させた後、パンチングにて発熱体と外部端子ピン
と接続するためのスルーホール用の貫通孔を設けた。 (4)平均粒子径1μmのタングステンカーバイド粒子
100重量部、アクリル系バインダ3.0重量部、α−
テルピネオール溶媒3.5重量および分散剤0.3重量
部を混合して導電性ペーストAとした。
子100重量部、アクリル系バインダ1.9重量部、α
−テルピネオール溶媒3.7重量および分散剤0.2重
量部を混合して導電性ペーストBとした。
ストAを用いたスクリーン印刷で、格子状のガード電極
用印刷体50、グランド電極用印刷体60を印刷した。
また、端子ピンと接続するためのスルーホール用の貫通
孔に導電性ペーストBを充填した。
印刷がされていないグリーンシートを50枚積層して1
30℃、80kg/cm2 の圧力で一体化することによ
り積層体を作製した(図10(a)参照)。
00℃で5時間脱脂し、1890℃、圧力150kg/
cm2 で3時間ホットプレスし、厚さ3mmの窒化アル
ミニウム板状体を得た。得られた板状体を、直径230
mmの円形状に切り出してセラミック製の板状体とした
(図10(b)参照)。また、ガード電極5、グランド
電極6の厚さは10μm、ガード電極5の形成位置は、
ウエハ載置面から1mm、グランド電極6の形成位置
は、ウエハ載置面から1.2mmであった。また、ガー
ド電極5、グランド電極6の導体非形成領域の1辺の大
きさは、0.5mmであった。
モンド砥石で研磨した後、マスクを載置し、SiC等に
よるブラスト処理で表面に熱電対のための凹部(図示せ
ず)を設けた。
に発熱体41を印刷した。印刷は導電ペーストを用い
た。導電ペーストは、プリント配線板のスルーホール形
成に使用されている徳力化学研究所製のソルベストPS
603Dを使用した。この導電ペーストは、銀/鉛ペー
ストであり、酸化鉛、酸化亜鉛、シリカ、酸化ホウ素、
アルミナからなる金属酸化物(それぞれの重量比率は、
5/55/10/25/5)を銀100重量部に対して
7.5重量部含むものであった。また、銀の形状は平均
粒径4.5μmでリン片状のものであった。
780℃で加熱焼成して、導電ペースト中の銀、鉛を焼
結させるとともにセラミック基板3に焼き付けた(図1
0(c)参照)。さらに硫酸ニッケル30g/l、ほう
酸30g/l、塩化アンモニウム30g/lおよびロッ
シェル塩60g/lを含む水溶液からなる無電解ニッケ
ルめっき浴にヒータ板を浸漬して、銀の焼結体41の表
面に厚さ1μm、ホウ素の含有量が1重量%以下のニッ
ケル層410を析出させた。この後、ヒータ板は、12
0℃で3時間アニーリング処理を施した。銀の焼結体か
らなる発熱体は、厚さが5μm、幅2.4mmであり、
面積抵抗率が7.7mΩ/□であった(図10(d)参
照)。
8をドリル加工により形成した後、上記(1)で得た多
孔質チャックトップ導体層を、Ni−Au合金(Au8
1.5重量%、Ni18.4重量%、不純物0.1重量
%)からなる金ろうの粉末を介してセラミック基板に載
置し、970℃でリフローし、多孔質チャックトップ導
体層をセラミック基板の上面に接着した(図11(e)
参照)。
せるための袋孔180をドリル加工により設けた。この
袋孔180に、上記(9)のチャックトップ導体層を接
合する際に使用した金ろうを用い、970℃で加熱リフ
ローしてコバール製の外部端子ピン19、190を接続
させた(図11(f)参照)。また、発熱体に半田(ス
ズ9/鉛1)を介してコバール製の外部端子ピン191
を形成した。
対を凹部に埋め込み、ウエハプローバヒータ101を得
た。 (12)このウエハプローバ101を図8に示したステ
ンレス製の支持容器11にセラミックファイバー(イビ
デン社製 商品名 イビウール)からなる断熱材10を
介して嵌め込み、シリコンウエハを載置し、吸引口13
から吸引した。この実施例で得られたウエハプローバ
は、チャックトップ導体層に半導体ウエハが均一に吸着
する。
用貫通孔68を形成する際に、ドリル加工にて吸引用の
溝67を形成したほかは、実施例1と同様にしてウエハ
プローバを製造した。製造されたウエハプローバは、図
12に示したように、セラミック基板3の上面に溝67
が設けられ、この溝67の上に上面が平坦な多孔質のチ
ャックトップ導体層62が形成されている。
ハプローバについて、チャックトップ導体層の上に、図
13に示したようにシリコンウエハWを載置し、加熱な
どの温度制御を行いながら、プローブカード601を押
圧して導通テスト(100V印加)を行った。その結
果、このウエハプローバでは、プローブカードを押圧し
た場合にも反りがなく、シリコンウエハの破損もなかっ
た。
プローバについて、チャックトップ導体層のチャック力
をロードセルで測定した。その結果、上記実施例1〜2
に係るウエハプローバのチャック力は、いずれも1.0
kg/cm2 であり、充分に大きなチャック力を有して
いた。
ハを載置せず、加熱も行わず、吸引のみを行い、チャッ
クトップ導体層表面の種々の場所に液体を滴下し、この
液体がチャックトップ導体層の内部に吸引される状態を
観察したところ、多孔質のチャックトップ導体層の表面
全体から均一に空気を吸引していることがわかった。
ーバは、吸引用の貫通孔が設けられた台座上に、多孔質
のチャックトップ導体層が形成されているので、上記台
座上に載置されたシリコンウエハは、プローブカードの
テスタピンの位置により破壊されることはなく、全体的
に均一な吸着力でしっかりとチャックトップ導体層に吸
着、固定され、テスタピンにより押圧した場合にも、シ
リコンウエハがずれることはない。
断面図である。
である。
断面図である。
断面図である。
断面図である。
た場合を模式的に示す断面図である。
台と組み合わせた場合を模式的に示す縦断面図であり、
(b)は、そのB−B線断面図である。
の製造工程の一部を模式的に示す断面図である。
の製造工程の一部を模式的に示す断面図である。
に示す部分拡大断面図である。
を行っている状態を模式的に示す断面図である。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】回路が形成されたウエハを台座上に載置
し、テスタピンを持つプローブカードを押しつけること
により導通テストを行うウエハプローバであって、 前記台座には、 貫通孔が設けられるとともに、その上に
多孔質のチャックトップ導体層が形成され、前記台座は、円板状で、その厚さは1〜10mmの窒化
物セラミック製または炭化物セラミック製のセラミック
基板からなり、 前記セラミック基板には、発熱体が設けられてなる こと
を特徴とするウエハプローバ。 - 【請求項2】 前記チャックトップ導体層の厚さは、1
〜200μmである請求項1記載のウエハプローバ。 - 【請求項3】 前記チャックトップ導体層の気孔率は、
5〜80容量%である請求項1または2に記載のウエハ
プローバ。 - 【請求項4】前記チャックトップ導体層は、タングステ
ンまたはモリブデンにより構成されてなる請求項1〜3
のいずれか1に記載のウエハプローバ。
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