JP3535981B2 - エンジンの燃料噴射器固定装置 - Google Patents

エンジンの燃料噴射器固定装置

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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/14Arrangements of injectors with respect to engines; Mounting of injectors

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デイーゼルエンジ
ン又はガソリンエンジンにおいて、エンジンの固定壁に
燃料噴射器を固定するための燃料噴射器固定装置に関す
る。
【0002】
【前提構成】本発明のエンジンの燃料噴射器固定装置
は、例えば本発明に係る図1、又は従来技術に係る図5
及び図6に示すように、次の前提構成を有する。即ち、
噴射器押さえ具10の基端部に支点部11を、中間部に
力点部12を、先端部に左右一対の作用点部13・13
を設け、上記支点部11をエンジンの固定壁1に形成し
た支点受け止め部4で受け止め、固定ボルト7の押圧部
9で上記力点部12を押圧することにより、上記作用点
部13・13で燃料噴射器5の受圧面6・6を押圧して
燃料噴射器5を上記固定壁1に形成した噴射器装着孔2
に固定するように構成されている。
【0003】
【従来の技術】上記前提構成を備える従来の固定装置
は、図5及び図6に示すように、次のように構成されて
いる。即ち、支点受け止め部4は燃料噴射器5の受圧面
6・6とほぼ同じ高さに位置し、力点部12と固定ボル
ト7との間に球面座金16が介在し、この力点部12と
球面座金16とが球面座17・18で接当する。また、
力点部12は縦向きの筒形に形成され、この力点部12
から一体に突出している支点部11及び作用点部13・
13は縦向きの板状に形成されている。
【0004】上記従来技術では、次の問題点がある。 固定ボルト7の軸心Sと力点部12のボルト挿通孔
19の軸心との間に多少の齟齬があっても、固定ボルト
7に対して噴射器押さえ具10を自動調心させるため
に、固定ボルト7と噴射器押さえ具10との間に球面座
金16が必要である。 また、噴射器押さえ具10は、その外形を鍛造加工
により叩きだし、力点部12の球面座18とボルト挿通
孔19とを切削加工により形成する必要があるので、そ
の鍛造加工と機械切削加工のために製造コストが高くつ
く。
【0005】そこで上記不都合を解決するために、図2
〜図4に示す燃料噴射器固定装置を提案した(特願平9
−261214号:以下これを「先提案例」という)。
この先提案例は、図2〜図4に示すように、噴射器押さ
え具10を金属板のプレスによる打ち抜き加工と曲げ加
工とにより上下逆L字状に形成し、支点受け止め部4の
高さ位置を燃料噴射器5の受圧面6・6よりも低く位置
させ、この支点受け止め部4で支点部11を位置決めす
るように構成されている。
【0006】上記噴射器押さえ具10には、力点部12
から作用点部13にかけて長孔28があけられ、この長
孔28に固定ボルト7と燃料噴射器5の上半部が挿通さ
れる。そして長孔28の左右両側の肉壁部分29・29
で、左右一対の力点部12・12と作用点部13・13
を形成し、左右一対の作用点部13・13の先端部同士
を連結部15で一体に連結してある。また、力点部12
は側面視で固定ボルト7の押圧部9に向かって凸となる
円弧面に形成され、作用点部13は側面視で燃料噴射器
5の受圧面6に向かって凸となる円弧面に形成されてい
る。
【0007】この先提案例によれば、固定ボルト7を締
め付けて行くと、逆L字状の押さえ具10が変形して図
4に示す作用点Bが前方(反支点側)へ偏位する。これ
は当該噴射器押さえ具10が材料力学上の「曲がり梁」
として挙動するためと考えられる。即ち、逆L字状の噴
射器押さえ具10の力点Cに下向きの押圧力Fが作用す
ると、支点Aには上向きの反力FA1 と水平方向の水平
反力FA2 が、作用点Bには上向きの反力FB1 と水平方
向の反力FB2 が、それぞれ作用する。
【0008】図4より、支点Aに関する全回転モーメン
トは釣り合うので、次式を得る。 FB1・(a+b)+FB2・h−F・a=0 FB2 =〔F・a−FB1 ・(a+b)〕/h ただ
し、FA2 =FB2 ところが支点Aは位置決めされているため、水平反力F
B2 に対応する分だけ噴射器押さえ具10の作用点B
が前方へ偏位する。つまり、作用点Bが燃料噴射器5の
軸心から前方へ偏位し、固定ボルト7の締め付け力を管
理するだけでは適正な締結力が得られなくなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情を考慮してなされたもので、(イ)従来技術に必要
な「球面座金」を省略できるようにすること、(ロ)固
定ボルトの締め付け力を管理するだけで、燃料噴射器の
適正な締結力が得られるようにすること、(ハ)噴射器
押さえ具の製造コストを大幅に引き下げること、を技術
課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば図1に
示すように、以下の基本構成を備える。噴射器押さえ具
10の基端部に支点部11を、中間部に力点部12を、
先端部に左右一対の作用点部13・13を設け、上記支
点部11をエンジンの固定壁1に形成した支点受け止め
部4で受け止め、固定ボルト7の押圧部9で上記力点部
12を押圧することにより、上記作用点部13・13で
燃料噴射器5の受圧面6・6を押圧して燃料噴射器5を
上記固定壁1に形成した噴射器装着孔2に固定する。こ
こで、エンジンの固定壁1とは、例えばシリンダブロッ
ク、シリンダヘッド、又は吸気管を意味し、上記固定ボ
ルト7の押圧部9は、当該ボルト7が頭付きボルトの場
合にはボルト頭部を、スタッドボルトの場合にはナット
を、それぞれ意味する。
【0011】請求項1に記載の発明は、上記課題(イ)
(ロ)を解決するもので、例えば図1に示すように、以
下の特徴構成を備える。即ち、上記基本構成を備えるエ
ンジンの燃料噴射器固定装置において、噴射器押さえ具
10を金属板により上下逆L字状に形成し、支点受け止
め部4の高さ位置を受圧面6・6よりも低く位置させ、
この支点受け止め部4で上記押さえ具10の支点部11
を受け止めて位置決めする。この噴射器押さえ具10
は、力点部12から作用点部13にかけて長孔28をあ
け、この長孔28に固定ボルト7と燃料噴射器5の上半
部を挿通するとともに、上記固定ボルト7に長孔28の
ボルト側内端面28aを接当させて作用点Bが前方へ偏
位するのを規制するように構成し、揺動押さえ具10を
構成する円弧状の力点部12と支点部11との間に位置
する押さえ具脚部31の形状は、支点部11の支点軸心
11Sから見て、噴射器固定用ボルト7および燃料噴射
器5とは反対側へオーバーハングするように膨出させ
。なお、上記金属板としては、曲げ強度およびプレス
加工性に優れるものが好ましく、例えば鉄・鋼・および
鉄合金を含む鉄系金属がある。鉄合金としては、ステン
レス鋼やニクロム鋼などがある。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
したエンジンの燃料噴射器固定装置において、力点部1
2を側面視で固定ボルト7の押圧部9に向かって凸とな
る円弧面に形成し、作用点部13を側面視で燃料噴射器
5の受圧面6に向かって凸となる円弧面に形成したこと
を特徴とする。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載したエンジンの燃料噴射器固定装置におい
て、上記噴射器押さえ具10は、金属板のプレスによる
打ち抜き加工と曲げ加工とにより形成するとともに、支
点部11の少なくとも周面はさらにプレスによるヘッダ
ー加工により形成したことを特徴とする。
【0014】
【発明の作用・効果】本発明によれば、以下の作用・効
果を奏する。 (イ)請求項1に記載の発明によれば、従来技術の「球
面座金」を省略できる。即ち、前記基本構成を備えるエ
ンジンの燃料噴射器固定装置において、噴射器押さえ具
10を金属板により上下逆L字状に形成し、支点受け止
め部4の高さ位置を受圧面6・6よりも低く位置させ、
この支点受け止め部4で噴射器押さえ具10の支点部1
1を位置決めしたことから、固定ボルト7を締め付けて
行くと、逆L字状の噴射器押さえ具10が材料力学上の
「曲がり梁」として挙動し、その作用点Bが前方(反支
点側)へ偏位しようとする。しかし、この噴射器押さえ
具10には力点部12から作用点部13にかけて長孔2
8があけられ、固定ボルト7にこの長孔28のボルト側
内端面28aを接当させてあるので、作用点Bが燃料噴
射器5の軸心から前方へ偏位するのを規制する。つま
り、固定ボルト7を締め付けて行く場合に、噴射器押さ
え具10自体に作用点Bが燃料噴射器5の軸心Sから偏
位するのを規制する作用が生じる。これにより従来技術
の「球面座金」を省略できる。
【0015】(ロ)請求項1に記載の発明によれば、固
定ボルトの締め付け力を管理するだけで、適正な締結力
が得られる。即ち、固定ボルト7を締め付けて行くと、
固定ボルト7に長孔28のボルト側内端面28aが接当
して作用点Bが燃料噴射器5の軸心から前方へ偏位する
のを規制し、噴射器押さえ具10自体に自動調心と同様
の作用が生じるので、固定ボルト7の締め付け力を管理
するだけで適正な締結力が得られることとなる。
【0016】(ハ)請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載したエンジンの燃料噴射器固定装置において、
力点部12を側面視で固定ボルト7の押圧部9に向かっ
て凸となる円弧面に形成し、作用点部13を側面視で燃
料噴射器5の受圧面6に向かって凸となる円弧面に形成
したことから、力点部12及び作用点部13を平坦に形
成したものと比較して、前記作用点Bが軸心Sから偏位
するのを規制する作用が生じ易くなるので、上記作用・
効果(イ)(ロ)を促進する。
【0017】(ニ)請求項3に記載の発明では、請求項
1又は請求項2に記載したエンジンの燃料噴射器固定装
置において、噴射器押さえ具10を金属板のプレスによ
る打ち抜き加工と曲げ加工とにより形成するとともに、
支点部11の少なくとも周面をプレスによるヘッダー加
工により形成したことから、上記作用・効果(イ)を奏
する他に、押さえ具の製造コストを大幅に引き下げるこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1に基き説明する。エンジンのシリンダヘッド1に噴射
器装着孔2・ボルト締結ねじ穴3及び支点受け止め部4
を前後に整列させて形成する。噴射器装着孔2は、噴射
器本体嵌入孔21の孔底面22に小径のノズル挿通孔2
3を貫通させたものから成る。
【0019】噴射器装着孔2の噴射器本体嵌入孔21及
びノズル挿通孔23内に、燃料噴射器5の噴射器本体2
4の下半部及び噴射ノズル25を内嵌させ、噴射器本体
24の下端面26を銅パッキン27を挟んで噴射器本体
嵌入孔21の孔底面26に受け止めさせる。燃料噴射器
5の上半部に左右一対の受圧面6・6を形成する。ボル
ト締結ねじ穴3に固定ボルト7のねじ脚部8をねじ嵌合
する。この固定ボルト7は座付き六角頭ボルトから成
り、そのボルト頭部9が押圧部になっている。
【0020】噴射器押さえ具10は、その一端部に支点
部11を、中間部に力点部12を、他端部に左右一対の
作用点部13・13を、それぞれ形成して成る。この噴
射器押さえ具10の支点部11を支点受け止め部4に、
作用点部13・13を受圧面6・6に、それぞれ接当さ
せた状態で、固定ボルト7のボルト頭部9で力点部12
を押圧することにより、作用点部13・13で燃料噴射
器5の受圧面6・6を押圧して当該燃料噴射器5を噴射
器装着孔2に固定するように構成されている。
【0021】シリンダヘッド1の支点受け止め部4の高
さ位置は、上記受圧面6・6よりも格段に低く位置させ
る。この支点受け止め部4はシリンダヘッド1の上面に
あけた縦穴14の底面で形成する。この縦穴14に支点
部11を挿嵌して、支点部11を支点受け止め部4で前
後方向に位置決めする。また、力点部12は側面視で固
定ボルト7の押圧部9に向かって凸となる円弧面に形成
し、作用点部13は側面視で燃料噴射器5の受圧面6に
向かって凸となる円弧面に形成する。これは力点部12
及び作用点部13を平坦に形成したものと比較して、後
述する自動調心作用を生じ易くすることを意図したもの
である。なお、力点部12の円弧面の曲率半径Rの中心
Oは、側面視で固定ボルト7の軸心Sと支点受け止め部
4の水平面との交点の近傍部に位置させる。
【0022】上記噴射器押さえ具10は、金属板のプレ
スによる打ち抜き加工と曲げ加工とにより上下逆L字状
に形成する。この金属板としては、曲げ強度およびプレ
ス加工性に優れるものが好ましく、例えば鉄・鋼・およ
び鉄合金を含む鉄系金属がある。鉄合金としては、ステ
ンレス鋼やニクロム鋼などがある。支点部11の周面
は、プレスによるヘッダー加工により円柱形に形成す
る。支点部11の底面は、プレスによるヘッダー加工に
より凸の部分球面に形成する。
【0023】上記噴射器押さえ具10の前半部分の左右
方向の中央部に、前後方向に長軸の長孔28をあける。
この長孔28の左右両側の肉壁部分29・29で、左右
一対の力点部12・12及び作用点部13・13を形成
し、左右一対の作用点部13・13の先端部同士を連結
部15で一体に連結してある。
【0024】上記長孔28は、そのボルト側内端面28
aを固定ボルト7に接当させた状態では、作用点Bが燃
料噴射器5の軸心と合致するように構成されており、固
定ボルト7を締め付けて行くとボルト側内端面28aが
固定ボルト7に接当して作用点Bが燃料噴射器5の軸心
から前方へ偏位するのを規制する。つまり、固定ボルト
7を締め付けて行く場合に、噴射器押さえ具10自体に
作用点が燃料噴射器5の軸心Sから偏位するのを規制す
る作用が生じる。これにより、従来技術の「球面座金」
を省略でき、固定ボルト7の締め付け力を管理するだけ
で適正な締結力が得られることとなる。また、揺動押さ
え具10を構成する円弧状の力点部12と支点部11と
の間に位置する押さえ具脚部31の形状は、支点部11
の支点軸心11Sから見て、噴射器固定用ボルト7およ
び燃料噴射器5とは反対側へオーバーハングするように
膨出させた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエンジンの燃料噴射器固定装置の
実施の形態を示す、要部縦断側面図である。
【図2】先提案例に係る図1相当図である。
【図3】先提案例に係る噴射器押さえ具の一部切除斜視
図である。
【図4】先提案例に係る噴射器押さえ具の材料力学的作
用説明図である。
【図5】従来例に係る図1相当図である。
【図6】図5の要部取り出し斜視図である。
【符号の説明】
1…固定壁(シリンダヘッド)、2…噴射器装着孔、3
…ボルト締結ねじ穴、4…支点受け止め部、5…燃料噴
射器、6…燃料噴射器の受圧面、7…固定ボルト、9…
固定ボルトの押圧部、10…噴射器押さえ具、11…押
さえ具の支点部、12…押さえ具の力点部、13…押さ
え具の作用点部、B…作用点、28…長孔、28a…長
孔のボルト側内端面。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴射器押さえ具(10)の基端部に支点
    部(11)を、中間部に力点部(12)を、先端部に左
    右一対の作用点部(13・13)を設け、上記支点部
    (11)をエンジンの固定壁(1)に形成した支点受け
    止め部(4)で受け止め、固定ボルト(7)の押圧部
    (9)で上記力点部(12)を押圧することにより、上
    記作用点部(13・13)で燃料噴射器(5)の受圧面
    (6・6)を押圧して燃料噴射器(5)を上記固定壁
    (1)に形成した噴射器装着孔(2)に固定するように
    構成した、エンジンの燃料噴射器固定装置において、 上記噴射器押さえ具(10)は、金属板により上下逆L
    字状に形成し、支点受け止め部(4)の高さ位置を燃料
    噴射器(5)の受圧面(6・6)よりも低く位置させ、
    この支点受け止め部(4)で支点部(11)を受け止め
    て位置決めし、力点部(12)から作用点部(13)に
    かけて長孔(28)をあけ、この長孔(28)に固定ボ
    ルト(7)と燃料噴射器(5)の上半部を挿通するとと
    もに、固定ボルト(7)に長孔(28)のボルト側内端
    面(28a)を接当させて作用点(B)が前方へ偏位す
    るのを規制するように構成し、 揺動押さえ具(10)を構成する円弧状の力点部(12)と
    支点部(11)との間に位置する押さえ具脚部(31)の形
    状は、支点部(11)の支点軸心(11S)から見て、噴射
    器固定用ボルト(7)および燃料噴射器(5)とは反対側へ
    オーバーハングするように膨出させた 、ことを特徴とす
    るエンジンの燃料噴射器固定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したエンジンの燃料噴射
    器固定装置において、上記押さえ具(10)は、力点部
    (12)を側面視で固定ボルト(7)の押圧部(9)に
    向かって凸となる円弧面に形成し、作用点部(13)を
    側面視で燃料噴射器(5)の受圧面(6)に向かって凸
    となる円弧面に形成した、ことを特徴とするエンジンの
    燃料噴射器固定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載したエンジ
    ンの燃料噴射器固定装置において、上記押さえ具(1
    0)は、金属板のプレスによる打ち抜き加工と曲げ加工
    とにより形成するとともに、支点部(11)の少なくと
    も周面はさらにプレスによるヘッダー加工により形成し
    た、ことを特徴とするエンジンの燃料噴射器固定装置。
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