JP3535074B2 - 制御情報の符号化方法及び復号化方法と制御情報の送信器及び受信器 - Google Patents

制御情報の符号化方法及び復号化方法と制御情報の送信器及び受信器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に通信符号化、
とくに、8B/10B符号を介在させるノード間の通信
において、伝送中に誤りが発生した制御情報データの検
出と訂正を行うための、制御情報データの符号化、及び
そのように符号化された制御情報データの復号化技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を用いて実現した通信データ
の伝送及び処理のための制御情報データの通信を行う、
通信システムの例を図1に示す。
【0003】図1に示される通信システムにおいて、図
示しない送信側端末からインターフェイスI1を介して
該インターフェイスI1に接続された送信ノードTに、通
信データが送られる。該通信データを受け取った送信ノ
ードTは、インターフェイスI2を介して中継器TR1に該
通信データを送出する。該中継器TR1は、たとえば10
Gbpsイーサネット(登録商標)である伝送路Pを介して
別の中継器TR2に接続されており、該通信データは該中
継器TR1、伝送路P、中継器TR2へと伝送される。該中継
器TR2はインターフェイスI3を介して受信ノードRに接続
されており、該受信ノードRインターフェイスI4を介し
て図示しない受信側端末等に接続されている。上記のよ
うな構成を有する通信システムによって、通信データが
送信側端末等から受信端末等に伝送される。
【0004】また、送信ノードTは、該通信データの伝
送及び処理を制御するための制御情報データCDを生成
し、これを受信ノードRへ向けて送信し、受信ノードR
は、該制御情報データに基づいて、該通信データの処理
を行う。
【0005】図2は、図1に示す通信システムにおい
て、通信データ及び制御情報データがどのように伝送さ
れるかを概念的に示した図である。なお、図2におい
て、中継器及びインターフェイスは説明の便宜上省略さ
れている。
【0006】図2において、送信ノードTは、複数個の
8ビット長ブロックに区分された通信データ50につい
て、その各々のブロックを8B/10B符号化方法にし
たがって、通信データ符号51に符号化し、該通信デー
タ符号51を受信ノードRに向けて送信する。
【0007】また、送信ノードTは、通信データ50が
送信されていない期間に、M個(Mは任意の自然数)の
8ビット長ブロックに区分された制御情報データ52に
ついて、その各々のブロックを8B/10B符号化方法
にしたがって符号化して、制御情報符号53を構成する
とともに、8B/10Bの特殊符号の1つである制御情
報の識別符号54を生成する。該M個の制御情報符号5
3は、該識別符号54とともに、受信ノードRへ送信さ
れる。
【0008】受信ノードRは、受信した通信データ符号
51を8B/10B符号化方法にしたがって復号化し、
複数個の8ビット長ブロックに区分された通信データ5
1′を得る。また、制御情報の識別符号54(もしくは
識別符号54であると推定可能な符号である識別符号5
4′)の受信とともに、M個の制御情報符号53を受信
し、M個の制御情報符号53を8B/10B符号化方法
にしたがって復号することによって、制御情報データ5
2′を得る。
【0009】[発明が解決しようとする課題]上述の従
来技術を用いて実現された通信システムにおいて、伝送
中の制御情報符号54にビット誤りが発生した場合、受
信ノードRにおいて得た制御情報データ52′は、送信
ノードTから送信した制御情報52と、異なる値をも
つ。これは、通信システムに対する誤った制御につなが
るため、極めて重大な問題を発生する原因となりうる。
【0010】8B/10B符号化方法は、これまでに符
号化した全符号中の該「1」と「0」の数の差(ランニ
ング・ディスパリティ値)に応じて符号を変えるランニ
ング・ディスパリティという誤り検出機構を有する。し
かし、ランニング・ディスパリティでは誤りが発生した
符号を必ずしもすべて特定することはできないので、識
別符号54に誤りが含まれていると判断することは困難
であった。
【0011】また、伝送路P上に8B/10B符号を再
生する中継器TR1、TR2等が介在する場合、中継器にお
いてランニング・ディスパリティが正常化されるため、
受信ノードRでのランニング・ディスパリティは、中継
器と受信ノード間で生じた誤りしか検出できないため、
誤り検出の能力も不十分であった。
【0012】さらに、伝送路P上に8B/10B符号と
は異なる符号化形式で伝送される区間が存在した場合、
ランニング・ディスパリティはその区間中に発生した誤
りを検知することができなかった。
【0013】本発明は、前記問題点を解消するためにな
されたものであって、その目的は、伝送中に誤りが発生
した制御情報の検出と訂正を行うための、制御情報の符
号化方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】送信ノードは、制御情報
にパリティコントロールを付加し、パリティコントロー
ル付き制御情報として、これを、8B/10B符号化方
法にしたがって、パリティが所定の値をとる制御情報符
号に符号化する。
【0015】受信ノードは、受信した制御情報符号のパ
リティを求め、その値が、送信ノードでの所定の値と異
なるとき、誤りと判定し誤り処理を行う。
【0016】また、送信ノードは、制御情報データを制
御データと制御データのパリティである制御データパリ
ティとから構成する。
【0017】受信ノードは、復号された制御情報の制御
データパリティを利用して、制御情報データの誤り検出
や訂正を行う。
【0018】
【作用】送信ノードが送信する制御情報符号のパリティ
は、伝送中に誤りが発生しなければ所定の値を保持す
る。伝送中に制御情報符号に1ビット誤りが発生した場
合そのパリティ値が変化する。このため、受信ノードで
受信した制御情報符号のパリティが期待値と異なること
となり、制御情報符号の誤りを検知することができる。
ランニング・ディスパリティでは誤りを含む符号を必ず
しも確実に特定できなかったが、本発明の適用により、
制御情報符号が誤りを有するか否かを検出できる。
【0019】また、中継器で信号を一旦復号して再度符
号化する符号の再生を行った場合にパリティ値は再生前
後で保持されるため、どの中継区間で誤りが発生して
も、受信ノードで、その誤りを検出することができる。
【0020】さらに、伝送路上に8B/10B符号とは
異なる符号化形式で伝送される区間が存在した場合に、
送信ノードでパリティ付きの制御情報を送信するので、
受信ノードでそのパリティを使った誤り検出や誤り訂正
が可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明は、通信データとその伝送
及び処理のための制御情報の通信を行う通信システムに
おいて実施してよい。該通信システムはたとえば送信ノ
ードである送信器と、たとえば送信ノードである受信器
と、該送信器及び受信器とを相互通信可能に接続する伝
送路とを含む通信システムであればよく、たとえば、図
1に示されるようなインターフェイスや中継器を介在さ
せた通信システムであってもよい。本発明は、上述のよ
うな通信システムにおける、制御情報データの符号化方
法、及び符号化された制御情報データの復号化方法、あ
るいは、該符号化方法を実施するための送信器、また
は、該復号化方法を実施するための受信器として、実施
可能である。以下に、これらの実施例について説明す
る。
【0022】[実施例1]実施例1において、送信ノー
ドは、複数個の8ビット長ブロックに区分された通信デ
ータについて、その各々のブロックを8B/10B符号
化方法にしたがって、通信データ符号に符号化し送信す
るように構成される。
【0023】本実施例において、送信ノードは、通信デ
ータ符号が送信されていない期間に、該通信データの伝
送及び処理のための22ビット長の制御情報データを、
制御情報データの符号化方法にしたがって3個の制御情
報符号に符号化し、制御情報の識別符号とともに送信す
るように構成されている。
【0024】本実施例における送信ノードでの該制御情
報データの符号化方法を、以下に説明する。
【0025】図3は、本実施例にかかる制御情報データ
の符号化方法のフローチャートであり、図4は、図3に
示す制御情報符号化方法でどのようにブロックや制御情
報符号が形成されるかを概念的に示すための、説明図で
ある。
【0026】図3および図4に示される制御情報データ
の符号化方法は、以下のステップS1からS5にて構成
される。
【0027】(S1)22ビット長の制御情報データ2
を、2個の8ビット長ブロックA1−1,A1−2と1
個の6ビット長ブロックA2に区分する。
【0028】(S2)8ビット長ブロックA1−1,A
1−2を、8B/10B符号化方法にしたがって、それ
ぞれ、制御情報符号4−1,4−2に符号化する。
【0029】(S3)制御情報符号4−1と4−2とを
あわせた20ビットに対して制御情報符号パリティA3
(ビット列中の「1」の個数が偶数ならば「0」、奇数
ならば「1」とする)を求める。
【0030】(S4):6ビット長ブロックA2に、2
ビット長のパリティコントロールを付与し、8ビット長
ブロックA1−3を構成する。このとき、8ビット長ブ
ロックA1−3のビットA〜Hについて、6ビット長ブ
ロックA2のビットをA〜Fに、パリティコントロール
6をG,Hに、割り当てる。パリティコントロールの各
ビットの値は、6ビット長ブロックA2の各ビットの値
ならびに制御情報符号パリティA3の値に応じて、以下
の[表1]のように定められる。
【0031】
【表1】
【0032】なお、同表中、「A」欄は6ビット長ブロ
ックA2のビットA〜Fのそれぞれの値を示し、同
「B」欄は、前記S3にて求めた制御情報符号パリティ
A3の値、同「C」欄は、対応する「A」欄・「B」欄
の値に応じて、制御情報符号4−1〜4−3をあわせた
30ビットに対する制御情報符号パリティが必ず「0」
となるように定められた、パリティコントロールの各ビ
ットの値を示している。
【0033】(S5):8ビット長ブロックA1−3
を、8B/10B符号化方法にしたがって、制御情報符
号4−3に符号化する。
【0034】以上の送信ノードでの制御情報データの符
号化方法により得られた制御情報符号4−1〜4−3
は、これらをあわせた30ビットに対する制御情報符号
パリティが必ず「0」となる(ビット列中の「1」の個
数が必ず偶数となる)。
【0035】つぎに、本実施例における制御情報データ
の復号化方法について述べる。
【0036】本実施例において、受信ノードは、受信し
た通信データ符号を8B/10B符号化方法にしたがっ
て復号し、複数個の8ビット長ブロックに区分された通
信データを得るように構成されている。
【0037】また受信ノードは、通信データ符号が送信
されていない期間に、制御情報の識別符号もしくは識別
符号であると推定可能な符号である、識別符号の受信と
ともに、3個の制御情報符号4−1〜4−3を受信し、
これを制御情報データの復号化方法にしたがって復号化
することによって、22ビット長の制御情報データ2’
を得る。受信ノードでの該制御情報データの復号化方法
を、以下に説明する。
【0038】図5は、本実施例にかかる制御情報データ
の復号化方法のフローチャートであり、図6は、図5に
示す制御情報データの復号化方法でどのようにブロック
や制御情報符号が形成されるかを概略的に示すための、
概略説明図である。
【0039】図5および図6に示される制御情報データ
の復号化方法は、以下のステップR1からR4にて構成
される。
【0040】(R1)制御情報符号4−1〜4−3をあ
わせた30ビットに対する制御情報符号パリティA3を
求める。
【0041】(R2)制御情報符号パリティA3の値が
「0」である場合は、伝送中に誤りが発生していないと
判断して、制御情報符号4−1〜4−3の各々を、8B
/10B符号化方法にしたがって復号し、3個の8ビッ
ト長ブロックA1−1〜A1−3を求める。制御情報符
号パリティA3′の値が「1」である場合、以下の
(E)に定める誤り処理を行う。
【0042】(R3)8ビット長ブロックA1−3′の
ビットA〜HのうちA〜Fを、6ビット長ブロックA
2′として取り出す。
【0043】(R4)8ビット長ブロックA1−1′〜
A1−2′ならびに6ビット長ブロックA2′から、2
2ビット長の制御情報2′を構成する。
【0044】(E)制御情報誤りカウンタをインクリメ
ントするとともに、受信した3個の制御情報符号4−
1′〜4−3′を廃棄する。
【0045】以上の受信ノードでの制御情報データの復
号化方法により、制御情報データの8B/10B符号を
用いた伝送中に1ビットの誤りが発生した場合は、確実
にこれを検知することができる。さらに、誤った制御情
報を、通信データとその伝送及び処理のために利用する
ことなく廃棄するため、通信システムの信頼性の向上に
大きく貢献する。なお、前記ステップ(S3)におい
て、8ビット長ブロックA1−1,A1−2をそれぞれ
制御情報符号4−1,4−2に符号化した後に、制御情
報符号パリティA3を求めたが、これを、8ビット長ブ
ロックA1−1,A1−2の値と制御情報符号パリティ
の値との対応を表す表もしくは関係式を用意しておくこ
とにより、符号化前に、制御情報符号パリティA3を求
めることも可能である。
【0046】[実施例2]つぎに、実施例2について説
明する。
【0047】本実施例においては、送信ノードは、複数
個の8ビット長ブロックに区分された通信データについ
て、その各々のブロックを8B/10B符号化方法にし
たがって、通信データ符号に符号化し送信するように構
成される。
【0048】また送信ノードは、通信データ符号が送信
されていない期間に、通信データの伝送及び処理のため
の22ビット長の制御情報データを、16ビット長の制
御データと、6ビット長の制御データのパリティである
制御データパリティとから構成し、制御情報データの符
号化方法にしたがって3個の制御情報符号に符号化し、
制御情報の識別符号とともに送信するように構成されて
いる。かかる送信ノードでの制御情報データの符号化方
法を、以下に述べる。
【0049】図7は、本実施例にかかる制御情報データ
の符号化方法のフローチャートであり、図8は、図7に
示す制御情報データの符号化方法でどのようにブロック
や制御情報符号が形成されるかを概念的に示すための、
説明図である。
【0050】図7および図8に示される制御情報データ
の符号化方法は、以下のステップS1からS6にて構成
される。
【0051】(S1)16ビット長の制御データ2−1
を、2個の8ビット長ブロックA1−1,A1−2に区
分する。
【0052】(S2)8ビット長ブロックA1−1,A
1−2を、8B/10B符号化方法にしたがって、それ
ぞれ、制御情報符号4−1,4−2に符号化する。
【0053】(S3)制御情報符号4−1と4−2とを
あわせた20ビットに対して制御情報符号パリティ(ビ
ット列中の「1」の個数が偶数ならば「0」、奇数なら
ば「1」)を求める。
【0054】(S4)制御データ2−1から、ハミング
符号化方法(d=4)にしたがって、6ビット長の制御
データパリティ2−2を求める。
【0055】(S5)制御データパリティ2−2に、2
ビット長のパリティコントロール6を付与し、8ビット
長ブロックA1−3を構成する。このとき、8ビット長
ブロックA1−3のビットA〜Hについて、制御データ
パリティ2−2をA〜E,Hに、パリティコントロール
をF,Gに、割り当てる。パリティコントロールの各ビ
ットの値は、制御データパリティ2−2の各ビットの値
ならびに前記ステップS3にて求めた制御情報符号パリ
ティの値に応じて、以下の[表2]のように定められ
る。
【0056】
【表2】
【0057】なお、同表中、「A」欄は6ビット長の制
御データパリティ2-2のビットA〜E,Hのそれぞれ
の値を示し、同「B」欄は、前記S3にて求めた制御情
報符号パリティの値、同「C」欄は、対応する「A」欄
・「B」欄の値に応じて、制御情報符号4−1〜4−3
をあわせた30ビットに対する制御情報符号パリティが
必ず「0」となるように定められた、パリティコントロ
ールの各ビットの値を示している。
【0058】(S6)8ビット長ブロックA1−3を、
8B/10B符号化方法にしたがって、制御情報符号4
−3に符号化する。
【0059】以上の送信ノードでの制御情報データの符
号化方法により、制御情報符号4−1〜4−3をあわせ
た30ビットに対する制御情報符号パリティは、必ず
「0」となる(ビット列中の「1」の個数が必ず偶数と
なる)。
【0060】つぎに、本実施例における制御情報データ
の復号化方法について述べる。
【0061】受信ノードは、受信した通信データ符号を
8B/10B符号化方法にしたがって復号化し、複数個
の8ビット長ブロックに区分された通信データを得る。
【0062】また受信ノードは、通信データ符号が送信
されていない期間に、制御情報の識別符号もしくは識別
符号であると推定可能な符号である識別符号の受信とと
もに、3個の制御情報符号を受信し、これを制御情報デ
ータの復号化方法にしたがって復号することによって、
22ビット長の制御情報データを得て、さらに、制御情
報データを構成する制御データと制御データパリティに
対する制御データ誤り処理によって、該制御データの誤
り検出を行うように構成されている。本実施例における
受信ノードでの制御情報データの復号化方法を、以下に
説明する。
【0063】図9は、本実施例にかかる制御情報データ
の復号化方法のフローチャートであり、図10は、図9
に示す制御情報データの復号化方法でどのようにブロッ
クや制御情報符号が形成されるかを概略的に示すため
の、概略説明図である。
【0064】図9および図10に示される制御情報デー
タの復号化方法は、以下のステップR1からR5にて構
成される。
【0065】(R1)制御情報符号4−1〜4−3をあ
わせた30ビットに対する制御情報符号パリティA3′
(図示せず)を求める。
【0066】(R2)制御情報符号パリティA3′の値
が「0」である場合は、伝送中に誤りが発生していない
と判断して、制御情報符号4−1〜4−3の各々を、8
B/10B符号化方法にしたがって復号し、3個の8ビ
ット長ブロックA1−1′〜A1−3′を求める。制御
情報符号パリティA3′の値が「1」である場合、以下
に示すステップ(E)の誤り処理を行う。
【0067】(R3)8ビット長ブロックA1−3′の
ビットA〜Hのうち、A〜E,Hを制御データパリティ
2−2′として取り出す。
【0068】(R4)8ビット長ブロックA1−1′〜
A1−2′から、16ビット長の制御データ2−1′を
構成する。
【0069】(R5)制御データ2−1′と制御データ
パリティ2−2′から、ハミング符号化方法(d=4)
にしたがった制御データ誤り処理によって、誤り検出を
行う。誤りが検出された場合には、(E)の誤り処理を
行う。
【0070】(E)制御情報誤りカウンタA4(図示せ
ず)をインクリメントするとともに、受信した3個の制
御情報符号4−1′〜4−3′を廃棄する。
【0071】以上の受信ノードでの制御情報データの復
号化方法により、制御情報データのの8B/10B符号
を用いた伝送中に1ビットの誤りが発生した場合は、確
実にこれを検知することができる。さらに、8B/10
B符号を復号して伝送する伝送区間が存在する場合に
も、その区間内に発生した3ビット以下の誤りを確実に
検出することができる。このように、8B/10B符号
化形式に依存せずに誤り検出を可能とするため、多様な
形態をとる通信システムにおいても、信頼性の向上に大
きく貢献する。なお、上記の例では誤り検出のみを行っ
たが、制御データ2−1′の誤りが1ビットの場合に
は、誤り訂正も可能である。
【0072】[実施例3]つぎに、実施例3について説
明する。
【0073】本実施例において、送信ノードは、複数個
の8ビット長ブロックに区分された通信データについ
て、その各々のブロックを8B/10B符号化方法にし
たがって、通信データ符号に符号化し送信するように構
成されている。
【0074】また送信ノードは、通信データ符号が送信
されていない期間に、通信データの伝送及び処理のため
の18ビット長の制御情報データを、制御情報データの
符号化方法にしたがって3個の制御情報符号に符号化
し、制御情報の識別符号とともに送信するように構成さ
れている。本実施例における送信ノードでの制御情報デ
ータの符号化方法を、以下に説明する。
【0075】図11は、本実施例にかかる制御情報デー
タの符号化方法のフローチャートであり、図12は、図
11に示す制御情報データの符号化方法でどのようにブ
ロックや制御情報符号が形成されるかを概略的に示すた
めの、概略説明図である。
【0076】図11および図12に示される制御情報デ
ータの符号化方法は、以下のステップS1からS3にて
構成される。
【0077】(S1)18ビット長の制御情報データ2
を、3個の6ビット長ブロックA2−1,A2−2,お
よびA2−3に区分する。
【0078】(S2)6ビット長ブロックA2−1〜A
2−3の各々に、2ビット長のパリティコントロール6
−1〜6−3(図示せず)をそれぞれ付与し、8ビット
長ブロックA1−1〜A1−3を構成する。このとき、
6ビット長ブロックA2−1〜A2−3のビットを、対
応する8ビット長ブロックのビットA〜Fに、パリティ
コントロール6−1〜6−3を、対応する8ビット長ブ
ロックのビットG,Hに、割り当てる。パリティコント
ロール6−1〜6−3の各ビットG,Hの値は、各々、
6ビット長ブロックA2−1〜A2−3の値に応じて、
以下の[表3]のように定められる。
【0079】
【表3】
【0080】なお、同表中、「A」欄は6ビット長ブロ
ックA2−1〜A2−3のそれぞれのビットA〜Fのそ
れぞれの値を示し、同「B」欄は前記S2にて求めたパ
リティコントロール6−1〜6−3の各ビット値を示
す。このパリティコントロール6−1〜6−3のビット
値は、当該6ビット長ブロックA2−1〜A2−3を8
B/10B符号化したときの制御情報符号に対するパリ
ティが必ず「0」になるように定められる。
【0081】(S3)8ビット長ブロックA1−1〜A
1−3の各々を、8B/10B符号化方法にしたがっ
て、制御情報符号4−1〜4−3に符号化する。
【0082】以上の送信ノードでの制御情報符号化方法
により、制御情報符号4−1〜4−3の各々の10ビッ
トに対する制御情報符号パリティA3−1〜A3−3
(図示せず)は、必ず「0」となる(ビット列中の
「1」の個数が必ず偶数となる)。
【0083】つぎに、本実施例における制御情報データ
の復号化方法について述べる。
【0084】受信ノードは、受信した通信データ符号を
8B/10B符号化方法にしたがって復号し、複数個の
8ビット長ブロックに区分された通信データを得るよう
に構成されている。
【0085】また受信ノードは、通信データ符号が送信
されていない期間に、制御情報の識別符号もしくは識別
符号であると推定可能な符号である、識別符号の受信と
ともに、3個の制御情報符号を受信し、これを制御情報
データの復号化方法にしたがって復号化することによっ
て、18ビット長の制御情報を得る。本実施例における
受信ノードでの制御情報データの復号化方法を、以下に
説明する。
【0086】図13は、本実施例にかかる制御情報デー
タの復号化方法のフローチャートであり、図14は、図
13に示す制御情報データの復号化方法でどのようにブ
ロックや制御情報符号が形成されるかを概略的に示すた
めの、概略説明図である。
【0087】図13および図14に示される制御情報デ
ータの復号化方法は、以下のステップR1からR4にて
構成される。
【0088】(R1)制御情報符号4−1〜4−3の各
々の10ビットについて、制御情報符号パリティA3−
1′〜A3−3′(図示せず)を求める。
【0089】(R2)制御情報符号パリティA3−1′
〜A3−3′の値がすべて「0」である場合は、伝送中
に誤りが発生していないと判断して、制御情報符号4−
1〜4−3の各々を、8B/10B符号化方法にしたが
って復号し、3個の8ビット長ブロックA1−1′〜A
1−3′を求める。少なくとも1つの制御情報符号パリ
ティの値が「1」である場合は、(E)の誤り処理を行
う。
【0090】(R3)8ビット長ブロックA1−1′〜
A1−3′の各々について、ビットA〜Hのうち、A〜
Fを、6ビット長ブロックA2−1′〜A2−3′とし
て取り出す。
【0091】(R4)6ビット長ブロックA2−1′〜
A2−3′から、18ビット長の制御情報2′を構成す
る。
【0092】(E)制御情報誤りカウンタA4(図示せ
ず)をインクリメントするとともに、受信した3個の制
御情報符号4−1′〜4−3′を廃棄する。
【0093】以上の受信ノードでの制御情報データの復
号化方法により、制御情報データの8B/10B符号を
用いた伝送中に、1つの符号につき1ビットの誤りが発
生した場合、確実にこれを検知することができる。さら
に、誤った制御情報を、通信データとその伝送及び処理
のために利用することなく廃棄するため、通信システム
の信頼性の向上に大きく貢献する。実施例1と比較し
て、制御情報量は少なくなるが、複数個の制御情報符号
に対して同一の符号化・復号化を行うため、符号化を実
現するためのハードウェア構成を容易化することが可能
となる。
【0094】[実施例4]本発明は、また制御情報デー
タの符号化方法を実行する、たとえばルータ等である送
信器として、および制御情報データの復号化方法を実行
する、たとえばルータ等である受信器として、実現可能
である。以下に、本発明にかかる送信器及び受信器のそ
れぞれの実施例について説明する。
【0095】図15は、本実施例にかかる送信器の構成
例を示す、概略ブロック図である。
【0096】該送信器11は、送信側端末から通信デー
タを受け取ると、制御情報データ生成手段12が制御情
報データを生成する。
【0097】該制御情報データは、区分手段13に送ら
れ、任意数のブロック、例えば2個の8ビット長ブロッ
クと1個の6ビット長ブロックに区分される。
【0098】該区分されたブロックの一つはパリティコ
ントロール付加手段14におくられ、該付加手段は、該
ブロックの各ビットの値ならびに制御情報符号パリティ
の値に応じて、パリティコントロールを算出し、これを
該ブロックに付加して出力する。
【0099】区分手段13にて区分されて生成された他
のブロックは、8B/10B符号化手段15に送られ
る。また、パリティコントロール付加手段14からのブ
ロックも8B/10B符号化手段15に送られる。該8
B/10B符号化手段15は、これらのブロックを8B
/10B符号化方法にしたがって符号化し、それぞれの
ブロックについて制御情報符号を生成する。該制御情報
符号は出力手段17に送られる。
【0100】識別符号生成手段16は、識別符号を生成
し、これを出力手段17に送る。
【0101】該制御情報符号および識別符号を受け取っ
た出力手段17は、これらを一つのフレームあるいはパ
ケットに組み立てて、受信ノードに向けて送出する。
【0102】つぎに、本実施例にかかる受信器の構成例
について説明する。
【0103】図16は、本実施例にかかる受信器の構成
例を示す、概略ブロック図である。
【0104】受信器21は、送信器11から送られた該
制御情報符号および識別符号を受け取ると、制御情報符
号パリティ算出手段22が該制御情報符号からパリティ
を算出する。該算出されたパリティは、パリティ判定手
段23に送られ、該判定手段は,パリティが誤りを示し
ている場合は、誤り処理実行手段24に、該制御情報符
号を廃棄するなどの所定の誤り処理を実行するように指
令し、該誤り処理実行手段24はその処理を実行する。
一方、パリティが誤りを示していない場合には、該制御
情報符号が8B/10B復号化手段25におくられ、そ
れぞれ8ビット長ブロックデータに復号化される。該復
号化されたブロックのうち所定の一つが6ビットブロッ
ク再生手段26に送られ、送信器11のパリティコント
ロール付加手段で付加されたビットをが取り除かれ、6
ビット長ブロックとして再生される。
【0105】該8B/10B復号化手段25は他のブロ
ックを出力手段27に送る。一方、6ビットブロック再
生手段26も再生した6ビット長ブロックを出力手段2
7におくる。該出力手段27は、これらのブロックを2
2ビット長の制御情報データに組み立てて、受信側端末
等に向けて送出する。
【0106】
【発明の効果】本発明は、伝送中に誤りが発生した場合
に通信システムに重大な問題を引き起こす可能性のある
送制御情報について、誤り検出を確実に行うための、符
号化方法を提供する。ランニング・ディスパリティでは
誤りを含む符号を必ずしもすべて特定できなかったが、
本発明の適用により、符号化した制御情報が誤りを有す
るか否かを検出できる。また、どの中継区間で誤りが発
生しても、誤りを検出することができる。さらに、伝送
路上に8B/10B符号とは異なる符号化形式で伝送さ
れる区間が存在した場合にも、誤り検出や誤り訂正が可
能となる。このように、本発明は、多様な形態をとる通
信システムにおいて、伝送中に誤りが発生した制御情報
の検出と訂正を、確実に行うための、制御情報の符号化
方法を提供する、優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術を用いて実現した通信データの伝送
及び処理のための制御情報データの通信を行う通信シス
テムの概略構成図である。
【図2】図1に示す通信システムにおいて、通信データ
及び制御情報データがどのように伝送されるかを概念的
に示した図である。
【図3】実施例1にかかる制御情報符号化方法のフロー
チャートである。
【図4】図3に示す制御情報符号化方法でどのようにブ
ロックや制御情報符号が形成されるかを概念的に示すた
めの、説明図である。
【図5】実施例1にかかる制御情報復号化方法のフロー
チャートである。
【図6】図5に示す制御情報復号化方法でどのようにブ
ロックや制御情報符号が形成されるかを概略的に示すた
めの、概略説明図である。
【図7】実施例2にかかる制御情報データの符号化方法
のフローチャートである。
【図8】図7に示す制御情報データの符号化方法でどの
ようにブロックや制御情報符号が形成されるかを概念的
に示すための、説明図である。
【図9】実施例2にかかる制御情報データの復号化方法
のフローチャートである。
【図10】図9に示す制御情報データの復号化方法でど
のようにブロックや制御情報符号が形成されるかを概略
的に示すための、概略説明図である。
【図11】実施例3にかかる制御情報データの符号化方
法のフローチャートである。
【図12】図11に示す制御情報データの符号化方法で
どのようにブロックや制御情報符号が形成されるかを概
略的に示すための、概略説明図である。
【図13】実施例3にかかる制御情報データの復号化方
法のフローチャートである。
【図14】図13に示す制御情報データの復号化方法で
どのようにブロックや制御情報符号が形成されるかを概
略的に示すための、概略説明図である。
【図15】実施例にかかる送信器の構成例を示す概略ブ
ロック図である。
【図16】実施例にかかる受信器の構成例を示す概略ブ
ロック図である。
【符号の説明】
2 … 22ビット長制御情報データ 2-1 … 16ビット長制御データ 2-2 … 制御データパリティ A-1〜A1-3 … 8ビット長ブロック A2 … 6ビット長ブロック A2-1〜A2-3 … 6ビット長ブロック 4-1〜4-3 … 制御情報符号 1-1’〜1-3’ … 制御情報符号(8ビット長) 11 … 送信器 12 … 制御情報データ生成手段 13 … 区分手段 14 … パリティコントロール付加手段 15 … 8B/10B符号化手段 16 … 識別符号生成手段 17 … 出力手段 21 … 受信器 22 … 制御情報符号パリティ算出手段 23 … パリティ判定手段 24 … 誤り処理実行手段 25 … 8B/10B復号化手段 26 … 6ビットブロック再生手段 27 … 出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−34656(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 7/14 H03M 13/09 H04L 1/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信データを8B/10B符号化方法に
    したがって符号化して通信するとともに、該通信データ
    の伝送及び処理のための制御情報データを制御情報符号
    に符号化し、該制御情報符号を該制御情報データの識別
    符号とともに送受信する通信システムにおいて、該制御
    情報データを制御情報符号に符号化するための制御情報
    符号化方法であって、 前記制御情報符号化方法は: 前記制御情報データを、8ビットにより構成される第1
    のデータブロックと、8ビットより少数ビットにより構
    成される第2のデータブロックとに区分する工程と、 前記第1のデータブロックを8B/10B符号化方法に
    従い符号化して、第1の制御情報符号を生成する工程
    と、 前記生成された第1の制御情報符号の全ビットに対する
    パリティを生成する工程と、 前記第2のデータブロックの各ビットと前記生成された
    パリティとをもとに、前記第1の制御情報符号及び第2
    の制御情報符号の全ビットに対する制御情報符号パリテ
    ィが所定値になるように設定されたパリティコントロー
    ルを生成する工程と、 前記生成されたパリティコントロールを前記第2のデー
    タブロックに付加してパリティコントロール付きデータ
    ブロックを生成する工程と、 前記生成されたパリティコントロール付きデータブロッ
    クを8B/10B符号化方法に従い符号化して、前記第
    2の制御情報符号を生成する工程とを具備することを特
    徴とする制御情報データ符号化方法。
  2. 【請求項2】 通信データを8B/10B符号化方法に
    したがって符号化して通信するとともに、該通信データ
    の伝送及び処理のための制御情報データを制御情報符号
    に符号化し、該制御情報符号を該制御情報データの識別
    符号とともに送受信する通信システムにおいて、該制御
    情報データを制御情報符号に符号化するための制御情報
    符号化方法であって、 前記制御情報符号化方法は: 前記制御情報データを、8ビットにより構成される複数
    の第1のデータブロックに区分する工程と、 前記複数の第1のデータブロックを8B/10B符号化
    方法に従いそれぞれ符号化して、複数の第1の制御情報
    符号を生成する工程と、 前記生成された複数の第1の制御情報符号の全ビットに
    対するパリティを生成する工程と、 前記制御情報データをもとに、当該制御情報データに対
    する制御データパリティを生成する工程と、 前記生成された第1の制御情報符号に対するパリティ
    と、前記生成された制御情報データに対する制御データ
    パリティとをもとに、前記第1の制御情報符号及び第2
    の制御情報符号の全ビットに対する制御情報符号パリテ
    ィが所定値になるように設定されたパリティコントロー
    ルを生成する工程と、 前記生成されたパリティコントロールを前記制御データ
    パリティに付加してパリティコントロール付きブロック
    を生成する工程と、 前記生成されたパリティコントロール付きブロックを8
    B/10B符号化方法に従い符号化して、前記第2の制
    御情報符号を生成する工程とを具備することを特徴とす
    る制御情報データ符号化方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の制御情報データ符号化方
    法により生成された第1及び第2の制御情報符号を、8
    B/10B符号化方法に従い復号するための制御情報デ
    ータ復号化方法であって、 前記制御情報データ復号化方法は: 前記第1及び第2の制御情報符号を受け取る工程と、 前記受け取った第1及び第2の制御情報符号の全ビット
    に対する制御情報符号パリティを求める工程と、 前記求められた制御情報符号パリティをもとに、前記第
    1及び第2の制御情報符号に誤りが含まれているか否か
    を判定する工程と、 前記第1及び第2の制御情報符号に誤りが含まれていな
    いと判定された場合に、前記第1及び第2の制御情報符
    号を8B/10B符号化方法に従いそれぞれ復号して、
    第1のデータブロック及びパリティコントロール付きデ
    ータブロックを再生する工程と、 前記再生されたパリティコントロール付きデータブロッ
    クからパリティコントロールを除いて第2のデータブロ
    ックを取り出す工程と、 前記再生された第1のデータブロック及び前記取り出さ
    れた第2のデータブロックをもとに制御情報データを再
    構成する工程と、 前記第1及び第2の制御情報符号に誤りが含まれている
    と判定された場合に、所定の誤り処理を行う工程とを具
    備することを特徴とする制御情報データ復号化方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の制御情報データ符号化方
    法により生成された第1及び第2の制御情報符号を、8
    B/10B符号化方法に従い復号するための制御情報デ
    ータ復号化方法であって、 前記制御情報データ復号化方法は: 前記第1及び第2の制御情報符号を受け取る工程と、 前記受け取った第1及び第2の制御情報符号の全ビット
    に対する制御情報符号パリティを求める工程と、 前記求められた制御情報符号パリティをもとに、前記第
    1及び第2の制御情報符号に誤りが含まれているか否か
    を判定する第1の誤り判定工程と、 前記第1及び第2の制御情報符号に誤りが含まれていな
    いと判定された場合に、前記第1及び第2の制御情報符
    号を8B/10B符号化方法に従いそれぞれ復号して、
    第1のデータブロック及びパリティコントロール付きブ
    ロックを再生する工程と、 前記再生されたパリティコントロール付きブロックから
    制御データパリティを取り出す工程と、 前記再生された第1のデータブロックをもとに制御情報
    データを再構成する工程と、 前記取り出された制御データパリティをもとに、前記再
    構成された制御情報データについて誤り検出及び誤り訂
    正のうち少なくとも誤り検出処理を行う第2の誤り判定
    工程と、 前記第1の誤り判定工程または前記第2の誤り判定工程
    において誤りが含まれている判定された場合に、所定の
    誤り処理を行う工程とを具備することを特徴とする制御
    情報データ復号化方法。
  5. 【請求項5】 通信データを8B/10B符号化方法に
    したがって符号化して通信するとともに、該通信データ
    の伝送及び処理のための制御情報データを制御情報符号
    に符号化し、該制御情報符号を該制御情報データの識別
    符号とともに送受信する通信システムにおいて、該制御
    情報データを制御情報符号に符号化する送信器であっ
    て、 前記送信器は: 制御情報データを生成する制御情報データ生成手段と、 前記制御情報データ生成手段から制御情報データを受け
    取り、この受け取った前記制御情報データを、8ビット
    により構成される第1のデータブロックと、8ビットよ
    り少数ビットにより構成される第2のデータブロックと
    に区分する区分手段と、 前記第1のデータブロックに対応する第1の制御情報符
    号の全ビットに対するパリティと、前記第2のデータブ
    ロックの各ビットとをもとに、前記第1の制御情報符号
    及び第2の制御情報符号の全ビットに対する制御情報符
    号パリティが所定値になるように設定されたパリティコ
    ントロールを生成し、この生成されたパリティコントロ
    ールを前記第2のデータブロックに付加してパリティコ
    ントロール付きデータブロックを生成するパリティコン
    トロール付加手段と、 前記第1のデータブロック及び前記生成されたパリティ
    コントロール付きデータブロックを8B/10B符号化
    方法に従いそれぞれ符号化して、前記第1及び第2の制
    御情報符号を生成する8B/10B符号化手段と識別符
    号を生成する識別符号生成手段と、 前記8B/10B符号化手段から前記第1及び第2の制
    御情報符号を受け取るとともに、前記識別符号生成手段
    から識別符号を受け取り、受け取ったこれらの符号を一
    つのフレーム或いはパケットに組み立てて受信ノードに
    向け送信する出力手段とを具備することを特徴とする送
    信器。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の制御情報データ符号化方
    法により生成された第1及び第2の制御情報符号を、8
    B/10B符号化方法に従い復号するための受信器であ
    って、 前記受信器は: 前記第1及び第2の制御情報符号を受け取り、当該第1
    及び第2の制御情報符号の全ビットに対する制御情報符
    号パリティを算出する制御情報符号パリティ算出手段
    と、 前記算出された制御情報符号パリティを受け取り、当該
    パリティが誤りを示している場合には誤り処理を実行す
    るように指令し、一方パリティが誤りを示していない場
    合には前記制御情報符号の復号を指令するパリティ判定
    手段と、 前記パリティ判定手段からの誤り処理の指令に従って誤
    り処理を実行する誤り処理実行手段と、 前記パリティ判定手段からの復号の指令に応じ、前記第
    1及び第2の制御情報符号を8B/10B符号化方法に
    従いそれぞれ復号して、第1のデータブロック及びパリ
    ティコントロール付きデータブロックを再生する8B/
    10B復号化手段と、 前記8B/10B復号化手段により再生されたパリティ
    コントロール付きデータブロックから第2のデータブロ
    ックを再生する再生手段と、 前記8B/10B復号化手段から前記再生された第1の
    データブロックを受け取るとともに、前記再生手段から
    前記再生された第2のデータブロックを受け取り、受け
    取ったこれらのデータブロックをもとに前記制御情報デ
    ータを組み立てて送信する出力手段とを具備することを
    特徴とする受信器。
  7. 【請求項7】 通信データを8B/10B符号化方法に
    したがって符号化して通信するとともに、該通信データ
    の伝送及び処理のための制御情報データを制御情報符号
    に符号化し、該制御情報符号を該制御情報データの識別
    符号とともに送受信する通信システムにおいて、該制御
    情報データを制御情報符号に符号化するための制御情報
    符号化方法であって、 前記制御情報符号化方法は: 前記制御情報データを、8ビットより少数ビットにより
    構成される複数のデータブロックに区分する工程と、 前記区分されたデータブロックごとに、そのビット値に
    応じて当該データブロックを符号化したときの制御情報
    符号に対する制御情報符号パリティが所定値となるよう
    に設定されたパリティコントロールをそれぞれ生成する
    工程と、 前記生成されたパリティコントロールを、対応する前記
    データブロックに付加して、8ビット構成の複数のパリ
    ティコントロール付きデータブロックを生成する工程
    と、 前記生成された複数のパリティコントロール付きデータ
    ブロックを8B/10B符号化方法に従いそれぞれ符号
    化して、前記複数の制御情報符号を生成する工程とを具
    備することを特徴とする制御情報データ符号化方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の制御情報データ符号化方
    法により生成された制御情報符号を、8B/10B符号
    化方法に従い復号するための制御情報データ復号化方法
    であって、 前記制御情報データ復号化方法は: 前記複数の制御情報符号を受け取る工程と、 前記受け取った複数の制御情報符号の各々について制御
    情報符号パリティを算出する工程と、 前記算出された制御情報符号パリティをもとに、前記複
    数の制御情報符号に誤りが含まれているか否かを判定す
    る工程と、 前記複数の制御情報符号のいずれにも誤りが含まれてい
    ないと判定された場合に、前記複数の制御情報符号を8
    B/10B符号化方法に従いそれぞれ復号して、8ビッ
    ト構成の複数のパリティコントロール付きデータブロッ
    クを再生する工程と、 前記再生された複数のパリティコントロール付きデータ
    ブロックからそれぞれパリティコントロールを除いて複
    数のデータブロックを取り出す工程と、 前記取り出された複数のデータブロックをもとに制御情
    報データを再構成する工程と、 前記複数の制御情報符号のいずれかに誤りが含まれてい
    ると判定された場合に、所定の誤り処理を行う工程とを
    具備することを特徴とする制御情報データ復号化方法。
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