JP3533543B2 - サッシュホルダー - Google Patents
サッシュホルダーInfo
- Publication number
- JP3533543B2 JP3533543B2 JP03912795A JP3912795A JP3533543B2 JP 3533543 B2 JP3533543 B2 JP 3533543B2 JP 03912795 A JP03912795 A JP 03912795A JP 3912795 A JP3912795 A JP 3912795A JP 3533543 B2 JP3533543 B2 JP 3533543B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- contact
- sash holder
- tip
- portions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Window Of Vehicle (AREA)
Description
ドアウエストラインの一端の上方に突出形成したサッシ
ュホルダーに関するものである。 【0002】 【従来の技術】図1乃至図5を参考にして説明する。従
来、サッシュレス自動車のドアのウエストラインL−L
の一端の上方に突出形成したサッシュホルダーとして、
図2乃至図5に示すように、ガラス20を表裏より傾斜
片64,64で挟んで保持する先端部分75,75及び
65,65を先細にすると共に、先端に行くに従ってガ
ラス20側に湾曲させ、最先端部76,76及び66,
66をガラス20に接触させるようにしたものが使用さ
れている。なお、サッシュホルダーは、一般にフロント
ドア11のドアミラー部に取付けてあるが、車型によっ
て、デザイン上リアドア10の後部にも同様のものを取
付けることがある。 【0003】ところが、従来のサッシュホルダー70,
60は、……そのうち特にリアドア10に取付けたもの
はガラス20の昇降軌跡がフロントドアのそれと比較し
て複雑であって、ガラス20と接触する最先端部66,
66の半径が小さいこともあって……ガラス20の下降
時に最先端部分76,66が巻き込まれる。特に成形
時、金型の割り位置に生じたバリ77,67の位置が最
先端部分76,66に近く、しかもそれをカットして
も、一部残っている場合、そのことが外観を損なうだけ
でなく、先端部分75,65の巻き込みを起こす原因に
なっている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来のサッシュホルダー70,60は、先端
部分75,65の半径が小さく、特に成形時、金型の割
り位置に生じたバリ77,67の位置が最先端部分7
6,66に近いと、バリをカットしても一部残ってい
て、そのことが外観を損なうだけでなく、最先端部分7
5,65の巻き込みを起こす原因になっていることであ
って、本発明はこれらの問題点を解決し、最先端部分の
巻き込みがなく、外観に優れたサッシュホルダーを提供
するものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、サッシュレス
自動車のドア10のウエストラインL−Lの一端の上方
に突出形成したサッシュホルダーにおいて、ガラス20
を表裏より傾斜片34,34で挟んで保持する先端部分
35,35のガラス20に接触する側の面に、その中程
でガラス20に接触する如く比較的大きな略半円弧状接
触面36,36を形成すると共に、前記先端部分35,
35の先端側に、ガラス非接触のエッジ部37,37を
形成し、このエッジ部37,37に成形金型割位置用エ
ッジ部37,37を設けてなるものである。 【0006】 【実施例】本発明の実施例について図1・図6・図7に
より説明すると、10はサッシュレス自動車のドア、L
−Lはそのドア10のウエストライン、30はそのウエ
ストラインL−Lの一端の上方に突出形成したサッシュ
ホルダーであって、ガラス20を表裏より傾斜片34,
34で挟んで保持する先端部分35,35のガラス20
に接触する側の面に比較的大きな半径Rの略半円弧状接
触面36,36を形成することによって、巻き込まれに
対する剛性を高めてあり、しかもその中程でガラス20
に接触させるようにしてある。さらにバリカットが容易
になるよう、また、バリの一部が残っていても、巻き込
みの原因にならないよう半円弧状接触面36,36より
も先端側の、先端部分35,35に、ガラス非接触のエ
ッジ部37,37を形成し、このエッジ部37,37に
成形金型割位置を設けてある。 【0007】 【作用】先端部分35,35に半径Rの略半円弧状接触
面36,36を形成してあるため、巻き込まれに対する
剛性が高く、しかも、その中程でガラス20に接触させ
るようにしてあり、また半円弧状接触面36,36より
も先端側に、ガラス非接触の成形金型割位置用エッジ部
37,37を設けてあるため、バリカットが容易にな
り、例えバリの一部が残っていても、巻き込みの原因と
はならない。特に、リアドア10に取付けたリアーサッ
シュホルダーにおいて効果的である。 【0008】 【発明の効果】本発明は何れも以上のように構成される
ため、先端部分の巻き込みがなく、外観に優れている。
図である。 【図6】本発明の実施例を示す図1のB−B断面図であ
る。 【図7】図5の要部拡大断面図である。 【符号の説明】 10 リアドア 11 フロントドア 20 ガラス 30 サッシュホルダー34 傾斜片 35 先端部分 36 半円弧状接触面 37 成形金型割位置用エッジ部 60 サッシュホルダー64 傾斜片 65 先端部分 66 最先端部 67 バリ 70 サッシュホルダー 75 先端部分 76 最先端部 L ウエストライン R 半径
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 サッシュレス自動車のドアのウエストラ
イン(L−L)の一端の上方に突出形成したサッシュホ
ルダーにおいて、ガラス(20)を表裏より傾斜片(3
4,34)で挟んで保持する先端部分(35,35)の
ガラス(20)に接触する側の面に、その中程でガラス
(20)に接触する如く比較的大きな略半円弧状接触面
(36,36)を形成すると共に、 前記先端部分(35,35)の先端側に、ガラス非接触
のエッジ部(37,37)を形成し、このエッジ部(3
7,37)に成形金型割位置用エッジ部(37,37)
を設けてなるサッシュホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03912795A JP3533543B2 (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | サッシュホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03912795A JP3533543B2 (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | サッシュホルダー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08207582A JPH08207582A (ja) | 1996-08-13 |
JP3533543B2 true JP3533543B2 (ja) | 2004-05-31 |
Family
ID=12544444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03912795A Expired - Lifetime JP3533543B2 (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | サッシュホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3533543B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103364206B (zh) * | 2013-06-26 | 2016-01-20 | 北京汽车研究总院有限公司 | 一种车门内外腰线板刚度测试装置 |
-
1995
- 1995-02-02 JP JP03912795A patent/JP3533543B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08207582A (ja) | 1996-08-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031219 |
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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