JP3531231B2 - 電源供給回路,負荷装置,および電源供給回路を備えたカメラ - Google Patents

電源供給回路,負荷装置,および電源供給回路を備えたカメラ

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JP3531231B2
JP3531231B2 JP23945494A JP23945494A JP3531231B2 JP 3531231 B2 JP3531231 B2 JP 3531231B2 JP 23945494 A JP23945494 A JP 23945494A JP 23945494 A JP23945494 A JP 23945494A JP 3531231 B2 JP3531231 B2 JP 3531231B2
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昭弘 義澤
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Nikon Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、短絡状態あるいは過負
荷状態で電力の供給を遮断する電源供給回路と、その電
源供給回路により電力を供給される負荷装置とに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、カメラ機器には、多様な撮影
を行うために、ストロボ装置,モータドライブ装置その
他の外部アクセサリが多数用意されている。
【0003】これらの外部アクセサリには、カメラ側か
らの電力の供給を必要とするものが多く、カメラ側には
電力を供給する回路(以下、「電源供給回路」という)
が備えられていた。
【0004】このようなカメラの電源供給回路では、カ
メラ側の電源が、電源コネクタなどの電気接点端子を介
して外部アクセサリに接続されていた。なお、一般の電
気機器に設けられる電源供給回路では、電源線に小型の
ヒューズが設けられ、電源の短絡によって生じる過電流
から電源を保護していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、カメラの電源
供給回路では、外部アクセサリによる電源線の短絡や過
負荷による過電流から、カメラ側の電源を保護すること
ができなかった。
【0006】そのため、過電流によって電源が発熱し、
万一最悪の場合には、発火事故に到るという問題点があ
った。また、外部アクセサリに過電流が流れると、カメ
ラ側の電圧も降下するために、カメラの動作までが、不
安定になったり、あるいは動作不能になるという問題点
があった。
【0007】さらに、カメラ側に設けられる電源コネク
タには、外部アクセサリが接続されない状態において
も、低インピーダンスで電源電圧が出力されている。そ
のため、雨滴や浸水などにより電源コネクタの短絡事故
が発生するという問題点があった。
【0008】また、一般の電気機器では、電源に過電流
が生じると、電源供給回路のヒューズが切断され、電源
が保護される。しかし、再び電力を供給するためには、
ヒューズを新しく交換する必要があり、電源の復旧に手
間がかかるという問題点があった。
【0009】請求項1,2,3,6に記載の発明は、電
源の短絡あるいは過負荷の状態による過電流を遮断し、
かつ、これらの状態が解消されると、迅速に電力供給を
再開する電源供給回路を提供することを目的とする。
【0010】請求項4,5に記載の発明は、上述の目的
と共に、非接続状態における電源コネクタの短絡事故を
防止し、かつ負荷装置(外部アクセサリ)の接続に応じ
て、電力供給を開始する電源供給回路およびその負荷装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、電源の出力端と電源線との間に接続され、電源から
電源線を介して負荷装置に供給される電流を断接するス
イッチ手段と、電源線の電圧を予め定めた閾値と比較
し、その閾値以上ならばスイッチ手段を閉設定にし、か
短絡あるいは過負荷のトラブル発生により電源線の電
圧が閾値未満になると開設定にする電圧監視手段と、ス
イッチ手段が開設定された状態で、電源線の短絡あるい
は過負荷の解消により、電源線を閾値以上の電圧にバイ
アスするバイアス手段とを備え、このバイアス手段の作
用によって電圧監視手段が再びスイッチ手段を閉設定に
戻すことで、短絡あるいは過負荷の解消に伴って電源線
に対する電力の供給を復旧することを特徴とする。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1の電源
供給回路において、スイッチ手段は、電源の出力端にエ
ミッタ端子が接続され、かつ電源線にコレクタ端子が接
続された第1のトランジスタと、その第1のトランジス
タのベース─エミッタ間に接続される第1の抵抗とから
構成され、電圧監視手段は、エミッタ端子が接地された
第2のトランジスタと、その第2のトランジスタのエミ
ッタ端子とベース端子との間に接続される第2の抵抗
と、第2のトランジスタのベース端子と電源線との間に
接続されたベース抵抗と、第1のトランジスタのベース
端子と第2のトランジスタのコレクタ端子との間に接続
されたコレクタ抵抗とで構成され、バイアス手段は、電
源の出力端と電源線との間に接続されたバイアス抵抗で
構成されたことを特徴とする。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1の電源
供給回路において、スイッチ手段は、電源の出力端にド
レイン端子が接続され、かつ電源線にソース端子が接続
された電界効果トランジスタと、電源の出力端にエミッ
タ端子が接続され、かつ前記電界効果トランジスタのゲ
ート端子にコレクタ端子が接続された第1のトランジス
タと第1のトランジスタのベース─エミッタ間に接続さ
れる第1の抵抗とから構成され、電圧監視手段は、エミ
ッタ端子が接地された第2のトランジスタと、前記第2
のトランジスタのエミッタ端子とベース端子との間に接
続される第2の抵抗と、第2のトランジスタのベース端
子と電源線との間に接続されるベース抵抗と、第1のト
ランジスタのベース端子と前記第2のトランジスタのコ
レクタ端子との間に接続されるコレクタ抵抗とから構成
され、バイアス手段は、電源の出力端と電源線との間に
接続されたバイアス抵抗から構成されたことを特徴とす
る。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1,2,
3のいずれか一項に記載の電源供給回路において、スイ
ッチ手段を初期状態では開設定し、電源線における所定
時間幅以下の電圧低下を検出して、そのスイッチ手段を
閉設定に変更する起動手段を備えたことを特徴とする。
【0015】請求項5に記載の発明は、請求項4の電源
供給回路の電源線に接続される負荷装置において、起動
時に電源線を前記所定時間幅以下に電圧降下させる起動
要求手段を備えたことを特徴とする。
【0016】請求項6に記載の発明は、カメラにおい
て、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電源供給回
路を備え、前記電源供給回路を介して外部アクセサリに
電源を供給することを特徴とする。
【0017】
【作用】請求項1の電源供給回路では、短絡あるいは過
負荷により電源線に過電流が流れると、電源の内部抵抗
や電源線のインピーダンスによって電源線の電圧が降下
する。
【0018】電圧監視手段は、この電源線の電圧が閾値
未満になると、スイッチ手段を開設定にして、過電流を
遮断する。このような状態で、電源線の短絡あるいは過
負荷が解消されると、バイアス手段が、電源線に閾値以
上の電圧を印加することにより、電圧監視手段は、再び
スイッチ手段を閉設定に戻す。
【0019】したがって、スイッチ手段を介して、電源
線に対する電力の供給が迅速に復旧する。請求項2の電
源供給回路では、電源線に流れる電流が、第1のトラン
ジスタを介して負荷装置に供給される。
【0020】この第1のトランジスタのベース電流を制
御することにより、負荷装置に供給される電流が断接さ
れ、スイッチ手段が構成される。また、第2のトランジ
スタには、電源線からベース抵抗を介してベース電圧が
印加される。第2のトランジスタは、このベース電圧に
よりベース─エミッタ間の順方向電圧VBEを閾値とする
スイッチングを行い、第1のトランジスタのベース電流
を断接することによりスイッチ手段の開閉を行う。この
ようにして電圧監視手段が構成される。
【0021】バイアス抵抗は、第1のトランジスタが非
導通になった状態において、第2のトランジスタのベー
ス端子に順方向電圧VBE以上のバイアス電圧を印加する
ことにより、バイアス手段を構成する。
【0022】請求項3の電源供給回路では、電源線に流
れる電流が、電界効果トランジスタを介して負荷装置に
供給される。この電界効果トランジスタのゲート電圧
が、第1のトランジスタによって制御されることによ
り、負荷装置に供給される電流が断接され、スイッチ手
段が構成される。一般に、電界効果トランジスタはスイ
ッチング速度が早いので、高速に開閉するスイッチ手段
が実現できる。
【0023】また、第2のトランジスタには、電源線か
らベース抵抗を介してベース電圧が印加される。第2の
トランジスタは、ベース電圧に応じて、ベース─エミッ
タ間の順方向電圧VBEを閾値とするスイッチングを行
い、第1のトランジスタのベース電流を断接することに
よりスイッチ手段の開閉を行う。このようにして、電圧
監視手段が構成される。
【0024】バイアス抵抗は、電界効果トランジスタが
非導通になった状態において、第2のトランジスタのベ
ース端子に順方向電圧VBE以上のバイアス電圧を印加す
ることにより、バイアス手段を構成する。
【0025】請求項4の電源供給回路では、起動手段に
より、スイッチ手段の初期状態が開設定されると、電源
線には、電源電圧が直接印加されず、バイアス手段を介
した電圧が供給される。
【0026】このような状態において、負荷装置側の電
源コネクタに接続される電解コンデンサその他の容量分
により、電源線が瞬間的に短絡されると、所定の時間、
電源線の電圧は低下する。起動手段は、この所定時間幅
以下の電圧パルスを検出して、スイッチ手段を閉設定に
することにより、負荷装置に対する電力供給を開始す
る。
【0027】請求項5の負荷装置では、起動要求手段
が、負荷装置の起動時に、電源線を所定時間幅以下に電
圧降下させるので、請求項4の電源供給回路では、この
電圧降下を検出して、負荷装置に対する電力供給を開始
する。
【0028】請求項6のカメラでは、カメラの電源が、
電源供給回路を介して、外部アクセサリに供給される。
【0029】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明を詳細に説明す
る。図1は、請求項1,2に記載の発明に対応する実施
例を示す図である。
【0030】図において、電源11のマイナス端子には
接地線が接続され、プラス端子にはトランジスタ12の
エミッタ,バイアス抵抗13の一方の端子および抵抗1
4の一方の端子が接続される。
【0031】トランジスタ12のコレクタには、電源コ
ネクタ15,バイアス抵抗13の他方の端子および抵抗
16の一方の端子が接続され、抵抗16の他方の端子に
はトランジスタ17のベース,抵抗18の一方の端子が
接続される。
【0032】抵抗18の他方の端子およびトランジスタ
17のエミッタには接地線が接続され、トランジスタ1
7のコレクタには抵抗19の一方の端子が接続される。
抵抗19の他方の端子にはトランジスタ12のベースお
よび抵抗14の他方の端子が接続される。
【0033】なお、本実施例と請求項1の発明との対応
関係については、トランジスタ12および抵抗14はス
イッチ手段に対応し、トランジスタ17および抵抗1
4,16,18,19は電圧監視手段に対応し、バイア
ス抵抗13はバイアス手段に対応する。
【0034】このような構成の電源供給回路では、トラ
ンジスタ17のベース端子に、抵抗16を介してベース
電流が供給されることにより、コレクタ─エミッタ間が
導通し、抵抗19を介してトランジスタ12のベース電
流が流れる。
【0035】したがって、トランジスタ12のコレクタ
─エミッタ間は導通し、電源11から電源コネクタ15
を介して外部に電力が供給される。ここで、電源コネク
タ15の短絡あるいは過負荷の状態により電源11に過
電流が生じると、電源11の内部抵抗により電源コネク
タ15の電圧が降下する。このような電源コネクタ15
における電圧降下により、トランジスタ17のベース電
圧が、ベース─エミッタ間の順方向電圧VBE以下になる
と、コレクタ─エミッタ間が非導通状態になる。
【0036】そのため、トランジスタ12にベース電流
が供給されず、トランジスタ12のコレクタ─エミッタ
間も非導通状態になる。このように、トランジスタ12
が非導通状態になることにより、短絡あるいは過負荷に
よって電源11に生じた過電流が遮断される。
【0037】このような状態で、電源コネクタ15にお
ける短絡あるいは過負荷が解消されると、バイアス抵抗
13を流れる電流が減少し、トランジスタ17のベース
電圧が、ベース─エミッタ間の順方向電圧VBE以上にな
り、トランジスタ17が導通する。
【0038】したがって、トランジスタ17が、トラン
ジスタ12にベース電流を供給し、トランジスタ12を
導通させる。このように、トランジスタ12が導通する
ことにより、電源11からの電力供給が迅速に再開され
る。
【0039】以上のように、本実施例の電源供給回路で
は、電源コネクタ15の短絡あるいは過負荷による電圧
降下を検出して、トランジスタ12を非導通状態にする
ので、電源11に生じる過電流を速やかに遮断する。し
たがって、電源11の故障を回避し、かつ安全性を高め
ることができる。
【0040】また、電源コネクタ15の短絡あるいは過
負荷の状態が解消されると、バイアス抵抗13によっ
て、迅速にトランジスタ12が導通状態になるので、外
部の負荷装置に対する電力供給を迅速に再開させること
ができる。
【0041】次に別の実施例を説明する。図2は、請求
項1,3に記載の発明に対応する実施例を示す図であ
る。図において、電源21のプラス端子には、電界効果
トランジスタ22のドレイン,バイアス抵抗23の一方
の端子および電圧変換回路24の電源端子が接続され、
マイナス端子には、接地線および電圧変換回路24の接
地端子が接続される。
【0042】電界効果トランジスタ22のソースには、
バイアス抵抗23の他方の端子,電源コネクタ25およ
び抵抗26の一方の端子が接続され、抵抗26の他方の
端子には、トランジスタ27のベースおよび抵抗28の
一方の端子が接続される。
【0043】トランジスタ27のエミッタには抵抗28
の他方の端子およびトランジスタ29のコレクタが接続
され、トランジスタ29のエミッタには接地線が接続さ
れる。
【0044】電界効果トランジスタ22のゲートには、
抵抗30の一方の端子およびトランジスタ31のコレク
タが接続され、抵抗30の他方の端子には接地線が接続
される。
【0045】トランジスタ31のエミッタには、電圧変
換回路24の12V端子および抵抗32の一方の端子が
接続され、抵抗32の他方の端子には、トランジスタ3
1のベースおよび抵抗33の一方の端子が接続される。
【0046】抵抗33の他方の端子には、ダイオード3
4を順方向に介して、トランジスタ27のコレクタが接
続される。電圧変換回路24の5V端子にはマイコン3
5の電源端子が接続され、電圧変換回路24の制御端子
には、マイコン35の第一の出力端子が接続される。マ
イコン35の接地端子には接地線が接続され、マイコン
35の第二の出力端子には抵抗36の一方の端子が接続
される。
【0047】抵抗36の他方の端子には、トランジスタ
29のベースおよび抵抗37の一方の端子が接続され、
抵抗37の他方の端子には接地線が接続される。マイコ
ン35の入力端子には、スイッチ38を介して、接地線
が接続される。
【0048】なお、本実施例と請求項1の発明との対応
関係については、電界効果トランジスタ22,トランジ
スタ31および抵抗32はスイッチ手段に対応し、トラ
ンジスタ27,抵抗33,26,28は電圧監視手段に
対応し、バイアス抵抗23はバイアス手段に対応する。
【0049】このような構成の電源供給回路では、トラ
ンジスタ27のベース端子に、抵抗26を介してベース
電流が供給されることにより、コレクタ─エミッタ間が
導通し、抵抗33を介してトランジスタ31にベース電
流が供給される。
【0050】したがって、トランジスタ31のコレクタ
─エミッタ間が導通し、電界効果トランジスタ22のゲ
ートに電圧が印加されることにより、電界効果トランジ
スタ22が導通し、電源21から電源コネクタ25を介
して外部に電力が供給される。
【0051】このような状態で、電源コネクタ25にお
ける短絡あるいは過負荷により、電源21に過電流が生
じると、電源21の内部抵抗や電界効果トランジスタ2
2のオン抵抗により電源コネクタ25の電圧が降下す
る。このような電源コネクタ25の電圧降下により、ト
ランジスタ27のベース電圧が、ベース─エミッタ間の
順方向電圧VBE以下になり、トランジスタ27のコレク
タ─エミッタ間が非導通状態になる。
【0052】そのため、電界効果トランジスタ22のゲ
ートに電圧が印加されず、電界効果トランジスタ22の
ドレイン─ソース間も非導通状態になり、短絡あるいは
過負荷によって電源21に生じた過電流が速やかに遮断
される。
【0053】このような状態で、電源コネクタ25にお
ける短絡あるいは過負荷が解消されると、バイアス抵抗
23を流れる電流が、トランジスタ27のベース端子に
供給され、トランジスタ27が導通し、電界効果トラン
ジスタ22のゲートに電圧が印加される。
【0054】したがって、電界効果トランジスタ22が
導通し、電源21からの電力供給が迅速に再開される。
また、マイコン35が、第二の出力端子の電圧を下げる
ことにより、トランジスタ29を非導通状態にして、ト
ランジスタ27のエミッタ電流を遮断し、電界効果トラ
ンジスタ22を非導通状態にすることができる。
【0055】したがって、マイコン35は、電源コネク
タ25に対する電力供給をスイッチング制御することが
できる。以上のように、本実施例では、前述の実施例と
同一の効果を得ることができる。
【0056】さらに、本実施例の電源供給回路では、ス
イッチ手段に電界効果トランジスタ22を使用したこと
により、スイッチング速度が早く、電源の短絡時に、短
絡電流を迅速に遮断することができる。
【0057】また、本実施例の電源供給回路では、電界
効果トランジスタ22のゲート側に接続された回路が、
電圧変換回路24の電圧出力から電力を供給されている
ので、電圧変換回路24が非動作状態では、電源コネク
タ25に電力が供給されない。
【0058】このようにして、電圧変換回路24からマ
イコン35に電力が供給された後に、電源コネクタ25
の電力供給が開始されるので、電源コネクタ25に接続
される負荷装置に対する電力供給に先立って、マイコン
35を確実に起動することができる。したがって、マイ
コン35による負荷装置の制御を安定して開始すること
ができる。
【0059】また、ダイオード34をトランジスタ27
のコレクタに設けたことにより、電圧変換回路24が非
動作状態にある場合に、電源21から抵抗23,26を
介してトランジスタ27のベース─コレクタ間のPN接
合に流れる逆流電流を遮断することができる。
【0060】次に別の実施例について説明する。図3
は、請求項1,3,4,5,6に記載の発明に対応する
実施例を示す図である。
【0061】図において、図示しないカメラに備えられ
た電源供給回路40に設けられる電源41のプラス端子
には、電界効果トランジスタ42のドレイン,バイアス
抵抗43の一方の端子,電圧変換回路44の電源端子お
よびダイオード45のアノードが接続され、マイナス端
子には接地線および電圧変換回路44の接地端子が接続
される。
【0062】電界効果トランジスタ42のソースには、
バイアス抵抗43の他方の端子,電源コネクタ46,抵
抗47の一方の端子およびマイコン48の第一の入力端
子が接続され、抵抗47の他方の端子には、トランジス
タ49のベースおよび抵抗50の一方の端子が接続され
る。
【0063】トランジスタ49のエミッタには、マイコ
ン48の第一の出力端子および抵抗50の他方の端子が
接続される。電界効果トランジスタ42のゲートには、
抵抗51の一方の端子およびトランジスタ52のコレク
タが接続され、抵抗51の他方の端子には接地線が接続
される。
【0064】トランジスタ52のエミッタには、電圧変
換回路44の12V端子および抵抗53の一方の端子が
接続され、トランジスタ52のベースには抵抗53の他
方の端子および抵抗54の一方の端子が接続される。
【0065】抵抗54の他方の端子には、ダイオード5
5を順方向に介して、トランジスタ49のコレクタが接
続される。マイコン48の第二の出力端子には電圧変換
回路44の制御端子が接続され、マイコン48の第二の
入力端子には、スイッチ56を介して、接地線が接続さ
れる。
【0066】マイコン48の接地端子には接地線が接続
され、電源端子にはダイオード57のカソードおよびダ
イオード58のカソードが接続される。ダイオード57
のアノードには電圧変換回路44の5V端子が接続さ
れ、ダイオード58のアノードにはダイオード45のカ
ソードが接続される。
【0067】一方、外部アクセサリ60に設けられた負
荷回路61の電源端子には電源コネクタ46,コンデン
サ62の一方の端子および抵抗63の一方の端子が接続
され、コンデンサ62の他方の端子には、抵抗63の他
方の端子およびスイッチ64の一方の端子が接続され
る。スイッチ64の他方の端子には、接地コネクタ65
および負荷回路61の接地端子が接続される。
【0068】また、負荷回路61の信号端子には、信号
コネクタ66を介して、マイコン48の信号端子が接続
される。なお、本実施例と請求項4,5の発明との対応
関係については、電界効果トランジスタ42,トランジ
スタ52はスイッチ手段に対応し、トランジスタ49お
よび抵抗47,54は電圧監視手段に対応し、バイアス
抵抗43はバイアス手段に対応し、マイコン48は起動
手段に対応し、コンデンサ62およびスイッチ64は起
動要求手段に対応する。
【0069】図4は、本実施例の動作を示す流れ図であ
る。図5は、本実施例の動作を示すタイミング図であ
る。以下、本実施例の動作を説明する。
【0070】このような構成の電源供給回路40におい
て、マイコン48は、スイッチ56が開設定されている
と(ステップS1)、第一の出力端子を非接地状態にす
ることにより、トランジスタ52のベース電流を遮断
し、トランジスタ52を非導通状態にする(ステップS
2)。
【0071】そのため、電界効果トランジスタ42のゲ
ートに、トランジスタ52を介して電圧が印加されず、
電界効果トランジスタ42が非導通状態になる。このよ
うな状態では、バイアス抵抗43により、負荷回路61
に供給される電流が制限される。
【0072】ここで、外部アクセサリ60側のスイッチ
64を導通させると、コンデンサ62の充電電流によっ
て、電源コネクタ46の電圧がパルス状に低下する(図
5a,b)。
【0073】マイコン48は、電源コネクタ46の電圧
を監視することにより、この電圧パルスを検出すると
(ステップS3)、電圧変換回路44を起動させる(ス
テップS4)。
【0074】この状態において、マイコン48は、第二
の出力端子の電圧を低下させ、トランジスタ49を導通
させることにより、電界効果トランジスタ42にゲート
電圧を印加して、導通させる(ステップS4)。
【0075】このようにして、電源41および外部アク
セサリ60が、電界効果トランジスタ42を介して低イ
ンピーダンスで接続され、電力供給が開始される(図5
c)。
【0076】このような状態で、電源線の短絡や過負荷
などの原因により、電源41に過大な電流が生じると、
電源41の内部抵抗や電源線のインピーダンスなどによ
り、電源コネクタ46の電圧が降下する(図5d)。
【0077】この電圧降下により、トランジスタ49の
ベース電圧が降下すると、トランジスタ49が非導通状
態になり、電界効果トランジスタ42にゲート電圧が印
加されず、電界効果トランジスタ42が非導通状態にな
る。
【0078】したがって、電源41に生じた過電流が遮
断され(図5e)、電源41および外部アクセサリ60
は、バイアス抵抗43を介して高インピーダンスで接続
される。
【0079】ここで、短絡や過負荷が解消されると、バ
イアス抵抗43を流れる電流が減少して、電源コネクタ
46の電圧が上昇する(図5f)。そのため、トランジ
スタ49が再び導通し、トランジスタ52を介して、電
界効果トランジスタ42にゲート電圧が印加され、電界
効果トランジスタ42が導通する。
【0080】このようにして、電源41および外部アク
セサリ60が、電界効果トランジスタ42を介して低イ
ンピーダンスで接続されることにより、迅速に電力供給
が再開される(図5g)。
【0081】以上のように、本実施例においても、前述
した実施例と同一の効果を得ることができる。さらに、
本実施例の電源供給回路では、マイコン48によって、
初期状態の電源コネクタ46の出力インピーダンスが高
インピーダンスに設定されるので、電源コネクタ46の
接触による短絡事故などを防止することができ、また、
雨滴や浸水などによる電源コネクタ46の短絡事故を防
止することもできる。
【0082】また、外部アクセサリ60により、瞬間的
な電圧降下が電源線に生じると、マイコン48が電力供
給を開始させるので、外部アクセサリの接続に応じて電
力供給を開始することができる。
【0083】また、本実施例の外部アクセサリ60にお
いては、スイッチ64によって、電源コネクタの電圧を
瞬間的に降下させることにより、電源供給回路40に対
する電力供給の要求を行うことができる。
【0084】このように電力供給の要求を行うことによ
り、別途に信号線を介して、電力供給の要求信号を伝達
する必要がなく、信号コネクタ66の信号数を減少させ
ることができる。
【0085】なお、本実施例では、外部アクセサリ60
に設けられたスイッチ64の開閉により、電源供給の要
求を行っているが、外部アクセサリ60に設けられた電
源部の平滑コンデンサなどによる接続時の電圧降下を検
出して、マイコン48が電源供給を開始させても良い。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の電
源供給回路では、電圧監視手段により電源線の短絡ある
いは過負荷による電圧降下を検出して、スイッチ手段を
開設定にするので、電源の過電流を遮断することができ
る。
【0087】また、電源線の短絡あるいは過負荷の状態
が解消されると、バイアス手段によって、スイッチ手段
が閉設定されるので、負荷装置に対する電力供給を迅速
に再開することができる。
【0088】したがって、従来のようにヒューズを交換
する必要がなく、電力供給を再開するための手間を大幅
に削減することができる。請求項2に記載の電源供給回
路では、トランジスタ2石による回路構成によって電源
供給回路が実現されるので、電源線の短絡あるいは過負
荷の状態に応じて、確実に電力供給を断接しつつ、回路
の小型化および低コスト化を図ることができる。
【0089】請求項3に記載の電源供給回路では、トラ
ンジスタ3石による回路構成によって電源供給回路が実
現されるので、電源線の短絡あるいは過負荷の状態に応
じて、確実に電力供給を断接しつつ、回路の小型化およ
び低コスト化を図ることができる。
【0090】請求項4に記載の電源供給回路では、起動
手段によって、初期状態の電源線が高インピーダンスに
設定されるので、電源コネクタの接触による短絡事故な
どを防止することができ、さらに、雨滴や浸水などによ
る短絡事故を防止することができる。
【0091】また、負荷装置により、所定時間幅以下の
電圧降下が電源線に生じると、起動手段によって電力供
給が開始されるので、負荷装置の接続に応じた電力供給
を行うことができる。
【0092】請求項5に記載の負荷装置では、起動要求
手段が、電源線を所定時間幅以下に電圧降下させること
により、請求項4の電源供給回路に対して、負荷装置に
対する電力供給を要求することができる。
【0093】請求項6に記載のカメラは、電源供給回路
を備えたことにより、カメラに内蔵される電池の短絡を
防ぐことができ、電池の消耗を防ぎつつ、万一の最悪の
状態における電池の発火事故を防ぐことができる。
【0094】このように、本発明を適用した電気機器で
は、電源線の過電流を速やかに遮断して電源の故障を回
避しつつ、これらの状態が解消されると、迅速に電力供
給を再開するので、電源線の状態に応じて、安全かつ確
実な電力の送受を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1,2に記載の発明に対応する実施例を
示す図である。
【図2】請求項1,3に記載の発明に対応する実施例を
示す図である。
【図3】請求項1,3,4,5に記載の発明に対応する
実施例を示す図である。
【図4】本実施例の動作を示す流れ図である。
【図5】本実施例の動作を示すタイミング図である。
【符号の説明】
11 電源 12,17 トランジスタ 15 電源コネクタ 13 バイアス抵抗 14,16,17,18,19 抵抗

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源の出力端から、電源線を介して負荷
    装置に供給される電流を断接するスイッチ手段と、 電源線の電圧を予め定めた閾値と比較し、その閾値以上
    ならば前記スイッチ手段を閉設定にし、かつ短絡あるい
    は過負荷のトラブル発生により前記電源線の電圧が前記
    閾値未満になると開設定にする電圧監視手段と、 前記スイッチ手段が開設定された状態で、前記電源線の
    短絡あるいは過負荷が解消すると、前記電源線を前記閾
    値以上の電圧にバイアスするバイアス手段とを備え、 前記バイアス手段の作用によって前記電圧監視手段が再
    びスイッチ手段を閉設定に戻すことで、短絡あるいは過
    負荷の解消に伴って前記電源線に対する電力の供給を復
    旧する ことを特徴とする電源供給回路。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電源供給回路におい
    て、 スイッチ手段は、 電源の出力端にエミッタ端子が接続され、かつ電源線に
    コレクタ端子が接続された第1のトランジスタと 第1のトランジスタのベース─エミッタ間に接続される
    第1の抵抗とから構成され、 電圧監視手段は、 エミッタ端子が接地された第2のトランジスタと、 前記第2のトランジスタのエミッタ端子とベース端子と
    の間に接続される第2の抵抗と、 前記第2のトランジスタのベース端子と電源線との間に
    接続されたベース抵抗と、 前記第1のトランジスタのベース端子と前記第2のトラ
    ンジスタのコレクタ端子との間に接続されたコレクタ抵
    抗とで構成され、 バイアス手段は、 電源の出力端と電源線との間に接続されたバイアス抵抗
    で構成されたことを特徴とする電源供給回路。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の電源供給回路におい
    て、 スイッチ手段は、 電源の出力端にドレイン端子が接続され、かつ電源線に
    ソース端子が接続された電界効果トランジスタと、 電源の出力端にエミッタ端子が接続され、かつ前記電界
    効果トランジスタのゲート端子にコレクタ端子が接続さ
    れた第1のトランジスタと第1のトランジスタのベース
    ─エミッタ間に接続される第1の抵抗とから構成され、 電圧監視手段は、 エミッタ端子が接地された第2のトランジスタと、 前記第2のトランジスタのエミッタ端子とベース端子と
    の間に接続される第2の抵抗と、 前記第2のトランジスタのベース端子と電源線との間に
    接続されるベース抵抗と、 前記第1のトランジスタのベース端子と前記第2のトラ
    ンジスタのコレクタ端子との間に接続されるコレクタ抵
    抗とから構成され、 バイアス手段は、 電源の出力端と電源線との間に接続されたバイアス抵抗
    から構成されたことを特徴とする電源供給回路。
  4. 【請求項4】 請求項1,2,3のいずれか一項に記載
    の電源供給回路において、 スイッチ手段を初期状態では開設定し、電源線における
    所定時間幅以下の電圧低下を検出して、そのスイッチ手
    段を閉設定に変更する起動手段を備えたことを特徴とす
    る電源供給回路。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載した電源供給回路の電源
    線に接続され、かつ、起動時に電源線を前記所定時間幅
    以下に電圧降下させる起動要求手段を有することを特徴
    とする負荷装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    電源供給回路を備え、前記電源供給回路を介して外部ア
    クセサリに電源を供給することを特徴とするカメラ。
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