JP3528755B2 - 表示機能付き電子部品 - Google Patents

表示機能付き電子部品

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】本発明は、集積回路部品等の電子
部品の状態を表示させることが可能な表示機能付き電子
部品、及び、電子部品の異常表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、各種電子機器のアナログ回路
やデジタル回路用の電子部品として、集積回路等の電子
部品が使用されている。集積回路等の電子部品は、内部
に電子回路を有し、樹脂等のケースによって被われてい
る。近年、携帯型電子機器の発達等により、電子機器が
小型化し、電子部品をプリント配線板に実装する際の実
装密度が高くなってきている。このように、プリント配
線板への集積回路等の電子部品の実装密度が高くなる
と、部品の位置を表示するのが困難になる。特にメモリ
ー部品は、同一形状の部品を、多数、隙間無く並べて実
装するため、試験や診断で機能的な不良を検出した場
合、回路的な不良位置は指定できても、不良部品の交換
等を行うために必要な物理的な位置(部品の実装位置)
をわかりやすく示すことが困難であるという問題があ
る。
【0003】一方、プリント基板の検査方法として、特
開平63−37700号公報には、回路基板全体を光学
的に識別する方法が開示されているが、電子部品の取付
け位置の適否を識別するに過ぎず、電子部品自体の良否
を識別することはできないという問題がある。また、特
開平6−258386号公報に記載された発明では、シ
ステムが大がかりになるという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記問題を解決するた
めに、従来は、回路的な位置を表示し、それを部品配置
図と照らし合わせて、物理的な位置を見つけていた。し
かしながら、この方法では、実際の位置を誤ったり、確
認に時間がかかるという問題があった。
【0005】本発明は、簡単な構成で、対象となる電子
部品の位置を容易に確認できるようにすることを課題と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、電子回
路をケースに内蔵すると共に表示部が一体に設けられて
成ることを特徴とする表示機能付き電子部品が提供され
る。表示部を表示駆動することにより、該電子部品の位
置等が確認できる。ここで、前記表示部は駆動信号を入
力するための駆動信号入力端子を有するように構成して
もよい。
【0007】また、前記表示部は、前記駆動信号入力端
子を介して供給される駆動信号によって発熱する発熱体
と、前記発熱体の温度によって色が変化する示温部材と
を備えて成るようにしてもよい。さらに、前記表示部
は、前記駆動信号入力端子を介して供給される駆動信号
によって発光する発光素子を備えて成るようにしてもよ
い。前記発光素子は発光ダイオードであってもよい。さ
らにまた、前記電子回路が正常か否かを判断し、前記電
子回路が異常と判断したとき前記駆動信号入力端子に駆
動信号を供給する自己診断部が一体に設けられているよ
うにしてもよい。また、前記電子回路は集積回路であっ
てもよい。
【0008】また、本発明によれば、電子回路をケース
に内蔵すると共に駆動信号入力端子を有する表示部が一
体に設けられて成る電子部品に、試験信号を供給して前
記電子回路が正常か否かを検出し、前記電子回路が異常
であることが検出されたときに、前記駆動信号入力端子
に駆動信号を供給して前記表示部を表示駆動させること
を特徴とする電子部品の異常表示方法が提供される。電
子部品に試験信号を供給して前記電子回路が正常か否か
を検出し、前記電子回路が異常であることが検出された
ときに、駆動信号入力端子に駆動信号を供給して表示部
を表示駆動させる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
に係る表示機能付き電子部品の正面図であり、内部に集
積回路を有する集積回路部品の例を示している。図1に
おいて、そのケース内部に集積回路を収容する電子回路
本体部としての集積回路本体部11のケース外面上に
は、表示部12が前記ケースと一体に設けられている。
集積回路本体部11からは、信号の入出力用や電源接続
用の複数の端子13、14、15が突出している。表示
部12の2つの駆動信号入力端子は集積回路用の端子1
3と端子14に接続されており、端子13、14が表示
部12を表示駆動するための駆動信号を入力する駆動信
号入力端子を兼用している。
【0010】表示部12は、発熱体(図示せず)と、該
発熱体の温度を色で示す示温部材としての示温塗料(図
示せず)とにより構成され、2つの端子13、14間に
接続された前記発熱体に、駆動信号としての駆動電流を
供給することにより前記発熱体が発熱し、前記発熱体に
塗布された前記示温塗料の色が変化することにより、端
子13、14に駆動電流を供給していない状態の電子部
品との識別が可能になる。したがって、集積回路の動作
不良を別途検出し、駆動信号入力端子13、14に駆動
信号を供給することによって前記発熱体を発熱させ、こ
れにより、前記発熱体に塗布された示温塗料の色を変化
させることにより、異常を有する当該電子部品の識別が
容易になる。
【0011】以上のように、本第1の実施の形態に係る
表示機能付き電子部品は、電子回路をケースに内蔵する
集積回路本体部11と、駆動信号入力端子13、14を
有し、外部から視認可能位置(例えば前記ケースの外面
上)に一体に設けられた表示部12とを備えて成ること
を特徴とし、特に、表示部12は、駆動信号入力端子1
3、14を介して供給される駆動信号によって発熱する
発熱体と、前記発熱体の温度によって色が変化する示温
部材とを備えて成ることを特徴としている。したがっ
て、電子部品の状態を直視的に示すことが可能になる。
【0012】図2は本発明の第2の実施の形態に係る表
示機能付き電子部品の正面図であり、内部に集積回路を
有する集積回路部品の例を示している。図2において、
そのケース内部に集積回路を収容する電子回路本体部と
しての集積回路本体部21のケースには、表示部22及
び自己診断部25が前記ケース外面上に一体に設けられ
ている。集積回路本体部21からは、信号の入出力用や
電源接続用の複数の端子23、24、26、28が突出
している。
【0013】表示部22の2つの駆動信号入力端子は、
集積回路用の2つの端子23と端子24に接続され、端
子23、24が表示部22を駆動するための駆動信号入
力端子を兼用している。また、表示部22は、前記第1
の実施の形態と同様に、発熱体(図示せず)と、該発熱
体の温度を色で示す示温部材としての示温塗料(図示せ
ず)とにより構成され、2つの駆動信号入力端子23、
24間に接続された発熱体に駆動信号としての電流を供
給することにより前記発熱体が発熱し、前記発熱体に塗
布された示温部材としての示温塗料の色が変化すること
により、駆動信号入力端子23、24に電流を供給して
いない状態の電子部品との識別が可能になるものであ
る。
【0014】自己診断部25は、集積回路本体部21内
部の集積回路の正常・異常を判断するための自己診断機
能を有する周知の回路部で、前記診断結果を、診断出力
端子としての端子26に、診断出力信号として電気レベ
ルで出力する。尚、自己診断部25の端子は集積回路用
の端子26に接続されており、端子26が前記診断出力
端子を兼用している。自己診断部25は前記ケース外部
に露出する必要はないため、集積回路本体部21のケー
ス内に配設するようにしてもよい。
【0015】自己診断部25は、前記集積回路が正常で
あると判断した場合には診断出力端子26から前記診断
出力信号として0Vの低レベル信号を出力し、一方、前
記集積回路が異常であると判断した場合には、診断出力
端子26から、駆動信号として5Vの高レベル信号であ
る前記診断出力信号を出力する。尚、表示部22の駆動
信号入力端子23には診断出力端子26が電気ケーブル
27によって接続され、駆動信号入力端子24は0Vの
電位に接続されている。
【0016】自己診断部25が前記集積回路が正常か否
かを判断する自己診断を行い、前記集積回路が異常な場
合には、自己診断部25は前記集積回路が異常であると
判断する。自己診断部25によって前記集積回路が異常
と判断されたとき、前記診断出力信号として、診断出力
端子26から電気ケーブル27を介して、駆動信号入力
端子23に5Vの駆動信号を供給し、表示部22を表示
駆動する。これにより、前記発熱体に駆動電流が供給さ
れて前記発熱体が発熱し、前記発熱体に塗布された示温
塗料の色が変化することにより、駆動信号入力端子23
に駆動信号を供給していない状態の電子部品との識別が
可能になる。
【0017】前記集積回路が正常な場合には、自己診断
部25が正常と判断するので、診断出力端子26に0V
を出力する。診断出力端子26と駆動信号入力端子23
は電気ケーブル27によって接続されているので、駆動
信号入力端子23に0Vの電圧が印加される。駆動信号
入力端子24は0Vの電位になっているため、表示部2
2には駆動信号が供給されず、表示駆動されない。した
がって、表示部22の色は変化しない。
【0018】以上のように、本第2の実施の形態に係る
表示機能付き集積回路部品は、特に、集積回路が正常か
否かを判断する自己診断部25が一体に設けられ、自己
診断部25によって前記集積回路が異常と判断されたと
き、駆動信号入力端子に駆動信号を供給して表示部22
を表示駆動するようにしている。したがって、他に専用
の試験装置を設ける等の大がかりなシステムは不要とな
り、簡単な構成で、電子部品の状態を直視的に示すこと
が可能になる。
【0019】図3は本発明の実施の形態に係る電子部品
の異常表示方法を説明するための図であり、内部に集積
回路を有する集積回路部品の異常を表示する例を示して
いる。図3において、プリント配線板39には、複数の
表示機能付き電子部品、即ち、電子回路集積回路本体部
31に表示部32が一体に設けられた表示機能付き集積
回路部品と、集積回路本体部35に表示部36が一体に
設けられた表示機能付き集積回路部品が搭載されてい
る。
【0020】前記複数の表示機能付き集積回路部品は、
図1に示した表示機能付き集積回路部品と同様の構成の
ものである。即ち、そのケース内部に集積回路を収容す
る電子回路本体部としての集積回路本体部31のケース
外面上には、表示部32が前記ケースと一体に設けられ
ている。集積回路本体部31からは、信号の入出力用や
電源接続用の複数の端子33、34、311が突出して
いる。表示部32の2つの駆動信号入力端子は集積回路
用の端子33と端子34に接続されており、端子33、
34が表示部32を表示駆動するための駆動信号を入力
する駆動信号入力端子を兼用している。
【0021】表示部32は、発熱体(図示せず)と、該
発熱体の温度を色で示す示温部材としての示温塗料(図
示せず)とにより構成され、2つの駆動信号入力端子3
3、34間に接続された前記発熱体に、駆動信号として
の駆動電流を供給することにより前記発熱体が発熱し、
前記発熱体に塗布された前記示温塗料の色が変化するこ
とにより、駆動信号入力端子33、34に駆動電流を供
給していない状態の電子部品との識別が可能になる。
尚、駆動信号入力端子33は0Vの電位に保持されてい
る。
【0022】一方、そのケース内部に集積回路を収容す
る電子回路本体部としての集積回路本体部35のケース
外面上には、表示部36が前記ケースと一体に設けられ
ている。集積回路本体部35からは、信号の入出力用や
電源接続用の複数の端子37、38、311が突出して
いる。表示部36の2つの駆動信号入力端子は集積回路
用の端子37と端子38に接続されており、端子37、
38が表示部36を表示駆動するための駆動信号を入力
する駆動信号入力端子を兼用している。
【0023】表示部36は、発熱体(図示せず)と、該
発熱体の温度を色で示す示温部材としての示温塗料(図
示せず)とにより構成され、2つの駆動信号入力端子3
7、38間に接続された前記発熱体に、駆動信号として
の駆動電流を供給することにより前記発熱体が発熱し、
前記発熱体に塗布された前記示温塗料の色が変化するこ
とにより、駆動信号入力端子37、38に駆動電流を供
給していない状態の電子部品との識別が可能になる。
尚、駆動信号入力端子37は0Vの電位に保持されてい
る。
【0024】集積回路本体部35の駆動信号入力端子3
8は、電気ケーブル316を介して、回路試験手段とし
てのインサーキットテスタ(ICT)312の一方の出
力端子314に接続されている。集積回路部品31の駆
動信号入力端子34は、電気ケーブル315を介して、
インサーキットテスタ312の他方の出力端子313に
接続されている。インサーキットテスタ312の出力端
子314からは、表示部36の色を変化させる場合には
5Vの駆動信号が出力され、色を変化させない場合は0
Vが出力される。また、インサーキットテスタ312の
出力端子313からは、表示部32の色を変化させる場
合は5Vの駆動信号が出力され、色を変化させない場合
は0Vが出力される。
【0025】尚、駆動信号入力端子34、38に供給す
る駆動信号の電圧は、使用する示温塗料の特性により決
定されものであり、本実施の形態においては、示温塗料
の色を変化させるために、発熱体に印加する必要のある
電圧として5Vを使用している。また、駆動信号入力端
子38と駆動信号入力端子34に印加する電圧は、各
々、駆動信号入力端子37と駆動信号入力端子33の電
圧との相対的な関係で決定される。
【0026】上記構成において、インサーキットテスタ
312のテストプローブ(図示せず)をプリント配線板
39のテストポイント(図示せず)に接続して、集積回
路本体部31、35の動作試験を行う。インサーキット
テスタ312は集積回路本体部31、35内の集積回路
を試験して、集積回路本体部31、35のいずれも正常
に動作することを検出した場合には、出力端子313、
314から0Vを出力する。この場合、駆動信号入力端
子34、38には駆動信号が供給されないため、表示部
32、36の色は変化しない。
【0027】次に、集積回路本体部31の集積回路が異
常で集積回路本体部35の集積回路が正常の場合の動作
を説明する。この場合、インサーキットテスタ312
は、集積回路本体部31の動作が異常であることを検出
し、端子313から5Vの駆動信号を出力する。一方、
インサーキットテスタ312は、集積回路本体部35の
動作が正常であることを検出して、端子314に0Vを
送出する。これにより、表示部32の色は変化するが、
表示部36の色は変化しない。したがって、集積回路部
本体部31は異常であるが、集積回路本体部35は正常
であることが、容易に視認可能となる。
【0028】他方、集積回路本体部35が異常で集積回
路本体部31が正常の場合には、インサーキットテスタ
312は、集積回路本体部35の動作が異常であること
を検出して端子314から5Vの駆動信号を出力し又、
集積回路本体部31の動作が正常であることを検出して
端子313からは0Vを送出する。これにより、表示部
36の色は変化するが、表示部32の色は変化しない。
したがって、集積回路本体部35は異常であるが、集積
回路本体部31は正常であることが、容易に視認可能と
なる。
【0029】以上のように、本実施の形態に係る集積回
路部品の異常表示方法は、電子回路をケースに内蔵する
と共に駆動信号入力端子33、34、37、38を有す
る表示部32、36が前記ケース外面上に一体に設けて
成る電子部品に、試験信号を供給して前記電子回路が正
常か否かを検出し、前記電子回路が異常であることが検
出されたときに、前記駆動信号入力端子に駆動信号を供
給して前記表示部を表示駆動させることを特徴としてい
る。したがって、簡単な構成で、電子部品の状態を直視
的に示すことが可能になる。
【0030】図4は本発明の第3の実施の形態に係る表
示機能付き電子部品の正面図であり、内部に集積回路を
有する集積回路部品の例を示している。図4において、
そのケース内部に集積回路を収容する電子回路本体部と
しての集積回路本体部41のケース外面上には、表示部
42が前記ケースと一体に設けられている。集積回路本
体部41からは、信号の入出力用や電源接続用の複数の
端子43〜45が突出している。表示部42の2つの駆
動信号入力端子は集積回路用の端子43と端子44に接
続されており、端子43、44が表示部42を表示駆動
するための駆動信号を入力する駆動信号入力端子を兼用
している。本実施の形態においては、表示部42は発光
ダイオード(LED)によって構成されている。2つの
駆動信号入力端子43、44間に駆動信号を供給するこ
とによって、該LEDが発光し、これにより、異常を有
する電子部品の識別を容易に行うことが可能となる。
【0031】図5は本発明の第4の実施の形態に係る表
示機能付き電子部品の正面図であり、内部に集積回路を
有する集積回路部品の例を示している。図5において、
そのケース内部に集積回路を収容する電子回路本体部と
しての集積回路本体部51のケース外面上には、複数
(本例では4個)の表示部52〜55が前記ケースと一
体に設けられている。集積回路本体部51からは、信号
の入出力用や電源接続用の複数の端子56〜58が突出
している。各表示部52〜55の2つの駆動信号入力端
子は集積回路用の端子56、57に接続されており、端
子56、57が表示部52〜55を駆動するための駆動
信号を供給する駆動信号入力端子を兼用している。
【0032】各表示部52〜55は、前記第1の実施の
形態と同様に、発熱体(図示せず)と、該発熱体の温度
を色で示す示温部材としての示温塗料(図示せず)とに
より構成され、2つの駆動信号入力端子56、57間に
接続された発熱体に駆動信号としての電流を供給するこ
とにより前記発熱体が発熱し、前記発熱体に塗布された
示温塗料の色が変化することにより、駆動信号入力端子
56、57間に駆動信号を供給していない状態の電子部
品との識別が可能になる。したがって、集積回路部品の
動作不良を別途検出し、駆動信号入力端子56、57間
に駆動信号を供給することにより前記発熱体を発熱させ
て、前記発熱体に塗布された示温塗料の色を変化させる
ことにより、当該部品の識別が容易に可能となる。
【0033】以上述べたように、前記各実施の形態によ
れば、プリント配線板に実装された多数の電子部品の中
から、1つの電子部品、あるいは、複数の電子部品の位
置の特定が容易になる。また、実際に対象とする電子部
品に直接表示が可能な為、対象とする電子部品の位置を
誤って判別することを防止できる。さらに、故障した電
子部品を容易に発見することが可能になる。
【0034】尚、前記各実施の形態においては、集積回
路の例で説明したが、他の電子部品にも適用することが
可能である。また、表示部は駆動信号入力端子を有する
ように構成したが、電磁結合によって表示部に駆動信号
を供給する等の場合には、駆動信号入力端子は必ずしも
必要ではない。さらに、表示部を電子回路本体部と一体
にする場合、表示部を電子回路本体部のケースに接着剤
等によって接着する方法、表示部の駆動信号入力端子を
電子回路本体部の端子に半田付けする方法等、種々の方
法を採用することが可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成で、対象と
なる電子部品の位置を容易に確認することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る表示機能付
き電子部品の正面図である。
【図2】 本発明の第2の実施の形態に係る表示機能付
き電子部品の正面図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係る電子部品の異常表
示方法を説明するための図である。
【図4】 本発明の第3の実施の形態に係る表示機能付
き電子部品の正面図である。
【図5】 本発明の第4の実施の形態に係る表示機能付
き電子部品の正面図である。
【符号の説明】
11、21、41、51・・・電子回路本体部としての
集積回路本体部 13、14、23、24、33、34、37、38、4
3、44、56、57・・・駆動信号入力端子としての
端子 12、22、32、36、42、52・・・表示部 25・・・自己診断部 39・・・プリント配線板 312・・・インサーキットテスタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路をケース内に内蔵すると共に表
    示部及び自己診断部が一体に設けられて成り、 前記表示部は、駆動信号を入力するための駆動信号入力
    端子と、前記駆動信号入力端子を介して供給される駆動
    信号によって発熱する発熱体と、前記発熱体に塗布され
    前記発熱体の温度によって色が変化する示温塗料とを備
    え、 前記自己診断部は、前記電子回路が正常か否かを判断
    し、前記電子回路が異常と判断したとき前記駆動信号入
    力端子に前記駆動信号を供給することを特徴とする表示
    機能付き電子部品。
  2. 【請求項2】 前記電子回路は集積回路であることを特
    徴とする請求項1記載の表示機能付き電子部品。
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