JP3528147B2 - 低嵌合力コネクタ - Google Patents

低嵌合力コネクタ

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JP3528147B2
JP3528147B2 JP00615699A JP615699A JP3528147B2 JP 3528147 B2 JP3528147 B2 JP 3528147B2 JP 00615699 A JP00615699 A JP 00615699A JP 615699 A JP615699 A JP 615699A JP 3528147 B2 JP3528147 B2 JP 3528147B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62905Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances comprising a camming member

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スライダによっ
て、雄雌コネクタの嵌合力の軽減を図った低嵌合力コネ
クタに関し、特に、完全挿入したスライダの抜けを確実
に防止することができるとともに、コネクタの半嵌合を
容易に検知することができ、さらに、スライダの操作性
の向上を図ることができる低嵌合力コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】多数の端子を有する雄雌コネクタは、両
者を嵌合させるために過大な力を必要とし、このため、
かかる嵌合力を軽減させるスライダを備えた低嵌合力コ
ネクタが従来から広く普及している。
【0003】例えば、特開平7−135046号では、
図3(a)〜(c)に示すような低嵌合力コネクタが提
案されている。図3(a)において、該低嵌合力コネク
タ100は、雌コネクタ110と、該雌コネクタ110
に嵌合される雄コネクタ120と、雌コネクタ110に
挿入され、両コネクタ110,120を嵌合させるスラ
イダ130とを備えた構成となっている。
【0004】雄コネクタ120の側面には、四つのボス
121,121(121,121)が突設してあり、こ
れに対するスライダ130には、傾斜状の四つのカム溝
131,131,131,131が形成してある。
【0005】図3(b)に示すように、あらかじめ雌コ
ネクタ110にスライダ130を途中まで挿入し、各カ
ム溝131の入口と、雄コネクタ120の各ボス121
とを位置決めする。
【0006】次いで、雌コネクタ110にスライダ13
0をさらに挿入すると、雄コネクタ120の各ボス12
1(図3(a)参照)が、スライダ130の各カム溝1
31に沿って従動し、雄コネクタ120が雌コネクタ1
10内に引き込まれる。その後、図3(c)に示すよう
に、雌コネクタ110にスライダ130を完全挿入する
と、雄コネクタ120が雌コネクタ110に完全嵌合さ
れる。
【0007】ここで、図3(a)に戻り、スライダ13
0には、一対の可撓性係止腕132,132が設けてあ
り、スライダ130を雌コネクタ110に完全挿入する
と、これら可撓性係止腕132,132が、雌コネクタ
110の内側壁に係止し、完全挿入したスライダ130
が不意に抜けないようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の低嵌合力コネクタ100における可撓性係止腕13
2,132では、スライダ130の保持力が不十分であ
り、例えば、低嵌合力コネクタ100を車両に搭載した
場合、雌コネクタ110に完全挿入したスライダ130
が、外衝や振動などによって抜けてしまうという問題が
あった。
【0009】また、スライダ130が完全挿入されてい
ない状態は、雄コネクタ120の不完全嵌合(これを半
嵌合という)を意味し、従来の低嵌合力コネクタ100
では、雌コネクタ110に挿入したスライダ130の背
板130Aの突出具合を目視して、雄コネクタ120の
半嵌合を検知していた。しかし、スライダ130の背板
130Aが、雌コネクタ110から突出しているかどう
かが微妙で、雄コネクタ120の半嵌合の検知が困難で
あるという問題があった。
【0010】さらに、従来の低嵌合力コネクタ100で
は、スライダ130の背板130A以外の部分(側板1
30B,130B)が、全て雌コネクタ110に挿入さ
れてしまうので、スライダ130を雌コネクタ110に
挿入するにしたがって、該スライダ130を把持しにく
くなり、スライダ130の挿入がスムーズに行なえない
という問題もあった。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、完全挿入したスライダの抜けを確実に防止す
ることができるとともに、コネクタの半嵌合を容易に検
知することができ、さらに、スライダの操作性の向上を
図ることができる低嵌合力コネクタの提供を目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の低嵌合力コネクタは、一方
のコネクタがカム溝を設けたスライダを備え、他方のコ
ネクタがカム溝に従動させられるボスを有し、一方
のコネクタのハウジングにスライダを挿入することに
より、一方のコネクタと、該他方のコネクタを互い
に嵌合させる低嵌合力コネクタにおいて、前記一方のコ
ネクタの前記ハウジングと前記スライダに、ねじ止
め用の孔を形成したブラケットをそれぞれ設け、該一方
のコネクタ側のブラケットに、該スライダのブラケット
と同形の欠落部を形成し、該一方のコネクタのハウジ
ングに前記スライダ完全挿入されたとき、互いのブラ
ケットが重なり合って、これらブラケットに形成され
ねじ止め用の孔が一致され、且つ、該一方のコネクタ
側の該ブラケットの該欠落部に、該スライダの該ブラケ
ットが一致することを特徴とする
【0013】このような構成によれば、一方のコネクタ
のハウジングに完全挿入したスライダをねじ止めするこ
とによって、該スライダを強固に保持することができ
る。これにより、本低嵌合力コネクタを車両に搭載した
場合でも、外衝又は振動によるスライダの抜けを確実に
防止することができる。
【0014】また、一方のコネクタのハウジングにスラ
イダが完全挿入されていない場合、すなわち、一方のコ
ネクタと他方のコネクタが半嵌合の場合は、各ブラケッ
トのねじ止め用の孔が一致しないので、該孔にねじを挿
通することができない。このように、各ブラケットの孔
にねじを挿通できるか否かという明確な基準に基づい
て、一方のコネクタと他方のコネクタの半嵌合を容易に
検知することができる。
【0015】さらに、ブラケットを指で把持し、スライ
ダを一方のコネクタのハウジングに挿入させることがで
きるので、該スライダの操作性の向上を図ることができ
る。
【0016】
【0017】また、完全挿入したスライダのブラケット
の外形が、一方のコネクタ側の欠落部に一致しているか
否かという明確な基準に基づいて、該一方のコネクタと
他方のコネクタの半嵌合を容易に検知することができ
る。
【0018】また、一方のコネクタへの完全嵌合後も、
外部に露出するスライダのブラケットを、該一方のコネ
クタの外形に一体化させることができるので、低嵌合力
コネクタ全体の意匠的外観も損なわれることがない。
【0019】求項記載の低嵌合力コネクタは、請求
項1記載の低嵌合力コネクタにおいて、前記スライダ
が、前記カム溝を形成した一対の側板と、これら側板を
連結する背板と、該背板の直交方向に設けられた前記ブ
ラケットとを有し、背板とブラケットとをリブで連
結し、両者を補強したことを特徴とする
【0020】このような構成によれば、一方のコネクタ
と他方のコネクタの嵌合時の負荷を受けるスライダの背
板と、該スライダの操作部となるブラケットとが、とも
にリブによって補強され、スライダ全体の剛性を高める
ことができる。これがスライダの操作性に寄与して、一
方のコネクタと他方のコネクタをよりスムーズに嵌合さ
せることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の低嵌合力コネクタ
の一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図
1は本発明の一実施形態に係る低嵌合力コネクタを示す
分解斜視図である。また、図2(a),(b)は上記低
嵌合力コネクタにおける雄雌コネクタの嵌合動作を示す
斜視図である。
【0022】図1において、本実施形態の低嵌合力コネ
クタ1は、例えば、電子コントロールユニット(EC
U)などの機器に設けられた雌コネクタ(一方のコネク
タ)10と、第一〜第三雄コネクタ(他方のコネクタ)
20,30,40と、第一及び第二スライダ50,60
とで構成してある。なお、これら構成部品は、全て合成
樹脂により一体成形してある。
【0023】雌コネクタ10のハウジング11は、前記
機器の筐体と共通しており、該ハウジング11の正面に
は、第一〜第三雄コネクタ20,30,40の収容部1
1aが設けてある。また、該収容部11aの一側壁に
は、第一及び第二スライダ50,60の挿入口11b,
11bが形成してある。
【0024】さらに、ハウジング11の両側には、それ
ぞれボルト締結(ねじ止め)用のブラケット12,12
が一体成形してある。これらブラケット12,12の四
隅には、図示しないボルトを挿通するための貫通孔(ね
じ止め用の孔)12a,12a,12a(,12a)が
設けてある。
【0025】これに加え、図中の細線で囲った部分、す
なわち、ハウジング11の挿入口11b,11bを設け
た一側壁、及び、該一側壁に連続するブラケット12の
一部は、第一スライダ50の背板51とブラケット53
の形状に対応する欠落部13となっている。
【0026】第一〜第三雄コネクタ20,30,40の
上下壁部には、それぞれボス21,31,41が突設し
てある。これらボス21,31,41は、第一及び第二
スライダ50,60の運動を第一〜第三雄コネクタ2
0,30,40に伝えるものであり、雌コネクタ10に
挿入された第一スライダ50のカム溝52a,52b、
及び、第二スライダ60のカム溝62cに沿って従動
し、各雄コネクタ20,30,40を雌コネクタ10の
収容部11a内に引き込む。
【0027】第一及び第二スライダ50,60は、互い
に外側と内側とで重なり合って、伸縮可能な単一のスラ
イダを構成するものである。第一スライダ50は、第一
及び第二雄コネクタ20,30を駆動させ、第二スライ
ダ60は、第三雄コネクタ40を駆動させる。
【0028】第一スライダ50は、主として、前記背板
51の一面上下に、対向する二枚の側板52,52を連
成するとともに、該背板51の他面下に、ボルト締結用
の前記ブラケット53を連成した構成となっている。ま
た、ブラケット53には、前記ボルトを挿通するための
貫通孔(ねじ止め用の孔)53aが設けてあり、該ブラ
ケット53と背板51とをリブ54で連結し、両者を補
強してある。
【0029】さらに、第一スライダ50の各側板52に
は、第一雄コネクタ20のボス21に対応する前記カム
溝52aと、第二雄コネクタ30のボス31に対応する
前記カム溝52bとが形成してある。なお、各側板52
の後方両側に設けた合計四つの摺動溝52c,52c
(52c,52c)については、下記第二スライダ60
の説明で述べる。
【0030】第二スライダ60は、第一スライダ50と
同様、背板61の一面上下に、対向する二枚の側板6
2,62を連成した構成となっており、第一スライダ5
0の側板52,52間に嵌め込まれる。
【0031】第二スライダ60の背板61の上下四隅に
は、それぞれストッパ片61a,61a,61a,61
aが突設してあり、各ストッパ片61aは、第一スライ
ダ50の各摺動溝52cに係止される。これにより、第
一スライダ50に嵌め込まれた第二スライダ60は、各
摺動溝52cの長さの範囲で前後に摺動可能となる。
【0032】また、第二スライダ60の各側板62,6
2には、第一スライダ50のカム溝52aに重なる非干
渉部62aと、第一スライダ50のカム溝52bに重な
る非干渉部62bと、第三雄コネクタ40のボス41に
対応する前記カム溝62cとが形成してある。
【0033】ここで、各非干渉部62a,62bは、第
一及び第二雄コネクタ20,30を従動させるためのも
のではなく、第二スライダ50,60における、第一ス
ライダ50のカム溝52a,52bとの重複部分を略溝
状に貫通させて、これらカム溝52a,52bに沿って
従動する第一及び第二コネクタ20,30のボス21,
31に干渉しないようにしたものである。
【0034】次に、上記構成からなる本実施形態の低嵌
合力コネクタ1におけるコネクタ嵌合動作について、図
1及び図2(a),(b)を参照しつつ説明する。
【0035】図1において、まず、第一スライダ50と
第二スライダ60を重ね合わせ、第一スライダ50から
第二スライダ60を引き出して、これら第一及び第二ス
ライダ50,60を伸ばした状態にする。そして、これ
ら第一及び第二スライダ50,60の各側板52,62
を、雌コネクタ10のハウジング11に設けた各挿入口
11b,11bに挿入する。
【0036】次いで、図2(a)に示すように、雌コネ
クタ10の収容部11aに第一〜第三雄コネクタ20,
30,40をセットし、これら第一〜第三雄コネクタ2
0,30,40の各ボス21,31,41を、第一及び
第二スライダ50,60の各カム溝52a,52b,6
2c及び非干渉部62a,62bの入口に導入する(図
1参照)。
【0037】次いで、第一スライダ50のブラケット5
3を指で把持しつつ、該第一スライダ50を雌コネクタ
10のハウジング11に押し込む。すると、第一スライ
ダ50のみが駆動し、カム溝52a,52bに沿ってボ
ス21,31が従動させられる(図1参照)。これによ
り、第一及び第二雄コネクタ20,30が収容部11a
内に引き込まれる。
【0038】そして、第一スライダ50の背板51が、
第二スライダ60の背板61に衝突したところで、第二
スライダ60が駆動を開始する。すると、カム溝62c
に沿ってボス41が従動させられ(図1参照)、これに
より、第三雄コネクタ40が、第一及び第二雄コネクタ
20,30と時間差で、収容部11a内に引き込まれ
る。
【0039】その後、図2(b)に示すように、第一及
び第二スライダ50,60を、雌コネクタ10のハウジ
ング11に完全挿入すると同時に、第一〜第三雄コネク
タ20,30,40が収容部11aに完全嵌合される。
【0040】また、第一及び第二スライダ50,60
を、雌コネクタ10のハウジング11に完全挿入する
と、第一スライダ50の背板51及びブラケット53
が、該ハウジング11の欠落部13に一致するととも
に、互いのブラケット12,53に設けた貫通孔12
a,53aどうしが一致する。
【0041】最後に、各貫通孔12a及び53aに前記
ボルトを挿通して、前記機器全体を図示しない車両内部
に締結する。これにより、第一スライダ50(及び第二
スライダ60)も、前記ボルトによって完全挿入の状態
で保持される。
【0042】このような本実施形態の低嵌合力コネクタ
1は、次のような効果を奏する。第一に、雌コネクタ1
0のハウジング11に完全挿入した第一スライダ50を
ボルトで締結することによって、該第一スライダ50
(及び第二スライダ60)を強固に保持することができ
る。これにより、本低嵌合力コネクタ1を設けた前記機
器を車両に搭載した場合でも、外衝又は振動による第一
スライダ50(及び第二スライダ60)の抜けを確実に
防止することができる。
【0043】第二に、雌コネクタ10のハウジング11
に第一スライダ50が完全挿入されていない場合、すな
わち、第一〜第三雄コネクタ20,30,40が半嵌合
の場合は、各ブラケット12,53に設けた貫通孔12
a,53aが一致しないので、これら貫通孔12a,5
3aに前記ボルトを挿通することができない。このよう
に、各ブラケット12,53の貫通孔12a,53a
に、前記ボルトを挿通できるか否かという明確な基準に
基づいて、第一〜第三雄コネクタ20,30,40の半
嵌合を容易に検知することができる。
【0044】また、雌コネクタ10のハウジング11へ
の完全嵌合時に、第一スライダ50の背板51及びブラ
ケット53が、該ハウジング11の欠落部13に一致す
る構成としてあるので、これら背板51及びブラケット
53と欠落部13の外形の一致、不一致を目視で確認す
ることによっても、第一〜第三雄コネクタ20,30,
40の半嵌合を容易に検知することができる。
【0045】さらに、雌コネクタ10のハウジング11
への完全嵌合後も、外部に露出する第一スライダ50の
背板51及びブラケット53を、雌コネクタ10の外形
に一体化することができるので、低嵌合力コネクタ1の
意匠的外観も損なわれることがない。
【0046】第三に、ブラケット53を指で把持して、
第一スライダ50を雌コネクタ10に挿入することがで
きるので、該第一スライダ50の操作性の向上を図るこ
とができる。
【0047】これに加え、第一〜第三雄コネクタ20,
30,40の嵌合時の負荷を受ける第一スライダ50の
背板51と、該第一スライダ50の操作部となるブラケ
ット53とをリブ54で補強したことにより、第一スラ
イダ50全体の剛性が高くなり、これが第一スライダ5
0の操作性に寄与して、雌コネクタ10と第一〜第三雄
コネクタ20,30,40をよりスムーズに嵌合させる
ことができる。
【0048】なお、本発明の低嵌合力コネクタは、上述
した実施形態に限定されるものではない。例えば、上記
実施形態では、単一の雌コネクタ10に、三つの雄コネ
クタ20,30,40を、二つのスライダ50,60に
より時間差で嵌合させる構成となっていたが、これに限
らず、単一の雌コネクタに、単一の雄コネクタを、単一
のスライダで嵌合させる一般的な低嵌合力コネクタに本
発明を応用することもできる。
【0049】また、雄コネクタ(一方のコネクタ)が雌
コネクタ(他方のコネクタ)を収容するフードを有し、
雄コネクタに雌コネクタを嵌合させる構成の低嵌合力コ
ネクタが考えられ、このような構成の低嵌合力コネクタ
では、雄コネクタにスライダを挿入して雌コネクタを嵌
合させる。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明の低嵌合力コネク
タによれば、完全挿入したスライダの抜けを確実に防止
することができるとともに、コネクタの半嵌合を容易に
検知することができ、さらに、スライダの操作性の向上
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る低嵌合力コネクタを
示す分解斜視図である。
【図2】同図(a),(b)は上記低嵌合力コネクタに
おける雄雌コネクタの嵌合動作を示す斜視図である。
【図3】同図(a)は従来の低嵌合力コネクタを示す分
解斜視図であり、同図(b),(c)は上記従来の低嵌
合力コネクタにおける雄雌コネクタの嵌合動作を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 低嵌合力コネクタ 10 雌コネクタ(一方のコネクタ)11 ハウジング 12 ブラケット 12a 貫通孔(ねじ止め用の孔)13 欠落部 20 第一雄コネクタ(他方のコネクタ) 30 第二雄コネクタ(他方のコネクタ) 40 第三雄コネクタ(他方のコネクタ) 21,31,41 ボス 50 第一スライダ(スライダ) 51 背板 52 側板52a,52b,62c カム溝 53 ブラケット 53a 貫通孔(ねじ止め用の孔) 54 リブ 60 第二スライダ(スライダ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/629

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のコネクタがカム溝を設けたスライ
    ダを備え、他方のコネクタがカム溝に従動させられる
    ボスを有し、一方のコネクタのハウジングにスライ
    ダを挿入することにより、一方のコネクタと、該他方
    のコネクタを互いに嵌合させる低嵌合力コネクタにお
    いて、 前記一方のコネクタの前記ハウジングと前記スライダ
    に、ねじ止め用の孔を形成したブラケットをそれぞれ
    設け、該一方のコネクタ側のブラケットに、該スライダのブラ
    ケットと同形の欠落部を形成し、 一方のコネクタのハウジングに前記スライダ完全
    挿入されたとき、互いのブラケットが重なり合って、こ
    れらブラケットに形成されねじ止め用の孔が一致
    れ、 且つ、該一方のコネクタ側の該ブラケットの該欠落部
    に、該スライダの該ブラケットが一致する ことを特徴と
    する低嵌合力コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記スライダが、前記カム溝を形成した
    一対の側板と、これら側板を連結する背板と、該背板の
    直交方向に設けられた前記ブラケットとを有し、該背板
    と該ブラケットとをリブで連結し、両者を補強したこと
    を特徴とする請求項1記載の低嵌合力コネクタ。
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