JP3525758B2 - 駆動系異音低減装置 - Google Patents

駆動系異音低減装置

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JP3525758B2
JP3525758B2 JP26472098A JP26472098A JP3525758B2 JP 3525758 B2 JP3525758 B2 JP 3525758B2 JP 26472098 A JP26472098 A JP 26472098A JP 26472098 A JP26472098 A JP 26472098A JP 3525758 B2 JP3525758 B2 JP 3525758B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アイドリング時等
の特定運転領域におけるエンジン回転の変動に伴い発生
する駆動系の異音を低減する装置に関し、特に、マニュ
アルトランスミッションを接続された筒内噴射型内燃機
関にそなえて好適の、駆動系異音低減装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車,トラック等の車両用内燃機関
(エンジン)は、通常4サイクルエンジンであり、吸
気,圧縮,膨張,排気の各行程を一作動サイクル中にそ
なえている。この4サイクルエンジンでは、膨張行程に
おいて出力を得る一方で、圧縮行程では燃焼室内に吸入
された吸入空気を圧縮する。このため、エンジンの回転
は膨張行程においては加速され、圧縮行程においては圧
縮に伴う負荷により減速されることになり、エンジン回
転が微小な周期で変動を生じてしまう。そこで、エンジ
ンには、フライホイールが装着され、このフライホイー
ル等の慣性力によって回転変動をある程度抑制できるよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エンジ
ンが高回転で回転している場合には、フライホイール等
の慣性力の効果が大きいため、圧縮及び爆発に伴う負荷
がエンジンの回転に与える影響は殆ど無視することがで
きるものの、エンジンが低回転の時、特にアイドリング
時には、フライホイール等の慣性力による回転変動低減
効果は低下するため、圧縮及び爆発に伴う負荷のエンジ
ン回転への影響は相対的に大きくなってしまう。
【0004】特に、燃料を直接燃焼室内に噴射する筒内
噴射型エンジンでは、空燃比を理論空燃比よりも極めて
リーンとした層状燃焼によるリーン運転が可能である
が、この層状燃焼によるリーン運転時には極めて大量の
空気を吸入し、この大量の吸入空気を圧縮することにな
るので、圧縮行程時の圧縮圧、即ち、エンジンの負荷も
通常のMPIエンジンに比べて大きくなる。このため、
図8(a)に示すように、アイドリング時のエンジン回
転の変動は、筒内噴射型エンジンの方が通常のMPIエ
ンジンよりも大きい。
【0005】このエンジン回転の変動の影響は、当然な
がらエンジンに連接される機器や駆動系に及ぶことにな
る。特に、マニュアルトランスミッション(M/T)で
は、エンジン回転が変動することによりギヤの噛み合わ
せ部で歯打ち音が発生することがある。また、エンジン
に連接される機器を駆動するための負荷(外部負荷)が
大きい場合には、アイドリング時のエンジン回転を一定
に保つためにエンジンが発生すべきトルクも大きくな
り、それに伴い、図8(b)に示すようにエンジンの回
転の変動も大きくなる。即ち、M/Tから歯打ち音が発
生する虞も高くなるのである。また、EGR作動中は機
関の圧縮仕事が増大するためエンジン回転の変動が大き
くなりやすく、この場合もM/Tから歯打ち音が発生す
る虞が高くなる。
【0006】このような歯打ち音は、車両の走行時には
走行音により目立たないが、停止時には目立つようにな
り、車両の乗員に不快感を与えやすく、また、車両の質
感を損ねるものである。したがって、アイドリング時の
エンジン回転の変動を抑制し、このM/T等の駆動系か
ら発生する歯打ち音等の異音を低減する必要がある。本
発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、アイ
ドリング時等の特定の運転領域におけるエンジンの回転
変動を抑制することにより、エンジンの回転変動に伴い
発生する駆動系の異音を低減できるようにした、駆動系
異音低減装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の駆動系異音低減装置では、運転領域判定手段
により内燃機関の運転領域が特定の騒音発生運転領域に
あると判定され、かつ、回転変動量検出手段により検出
された内燃機関の圧縮及び爆発に伴う周期で変動する
転変動量が所定値以上の場合には、オルタネータ制御手
段により、オルタネータの発電電流値を低下させる。
【0008】これにより、オルタネータの駆動に伴う内
燃機関の外部負荷は低減され、特定の運転領域における
内燃機関の回転変動が抑制される
【0009】これにより、EGR手段による圧縮仕事増
大要因は軽減され、特定の運転領域における内燃機関の
回転変動が抑制される。また、請求項記載の本発明の
駆動系異音低減装置では、運転領域判定手段により内燃
機関の運転領域が特定の騒音発生運転領域にあると判定
され、且つ、回転変動量検出手段により検出された内燃
機関の圧縮及び爆発に伴う周期で変動する回転変動量が
所定値以上である場合に、バッテリの電圧が所定電圧よ
りも大きい場合にはオルタネータ制御手段によりオルタ
ネータの発電電流値を低下させ、バッテリの電圧が所定
電圧以下の場合にはEGR制御手段によりEGR手段の
排ガス還流量を低下させる。これにより、バッテリが上
がってしまうことを防止しながらNOxの排出量を抑制
することができる。
【0010】
【発明の実施形態】以下、図面により、本発明の実施の
形態について説明する。図1〜図7は、本発明の一実施
形態としての駆動系異音低減装置を示すものであり、ま
ず図2について説明すると、図2は、本駆動系異音低減
装置が適用されるエンジン(内燃機関)の構成を模式的
に示す図である。なお、本駆動系異音低減装置が適用さ
れるエンジンは、図示はしないがマニュアルトランスミ
ッション(M/T)が連接されたエンジンであり、以
下、M/T付きのエンジンを前提として説明する。
【0011】本エンジン1は、燃焼室内に燃料を直接噴
射する筒内噴射型エンジンとして構成されており、例え
ば、吸気行程を中心としたタイミングで燃料を噴射する
ことによる予混合燃焼、若しくは、圧縮行程を中心とし
たタイミングで燃料を噴射することによる層状燃焼を行
なうことができ、エンジン出力要求の大きい(エンジン
回転数が大,エンジン負荷が大)場合には、空燃比を理
論空燃比又は理論空燃比よりもリッチとした予混合燃焼
運転(ストイキオ運転,リッチ運転)とし、エンジン出
力要求の小さい(エンジン回転数が小,エンジン負荷が
小)場合には、空燃比を理論空燃比よりもリーンとした
予混合燃焼運転(リーン運転)や、理論空燃比よりも極
めてリーンとした層状燃焼運転(リーン運転)を行なう
ようになっている。そして、アイドリング時において
は、この層状燃焼によるリーン運転を行なうようになっ
ている。
【0012】この層状燃焼によるリーン運転時には、空
燃比制御,燃料制御,点火制御を行なうが、この時、目
標空燃比は極めて大きく設定されるのに対して、スロッ
トル開度は小(エンジン負荷が小)となっているため、
目標空燃比と目標燃料噴射量とを達成するには吸入空気
量が不足する。そこで、吸気通路3のスロットルバルブ
14を有する部分を迂回してバイパス路12を設け、こ
のバイパス路12を経由して燃焼室2内へ大量の吸入空
気を供給するようになっている。
【0013】バイパス路12には流量調整弁(エアバイ
パスバルブ)13が設けられている。ECU20は、燃
料噴射弁8,点火プラグ37の制御とともに、クランク
角センサ9で検出されるエンジン回転数や、スロットル
ポジションセンサ15で検出されるスロットルバルブ1
4のスロットル開度や、吸気通路3内のエアクリーナ1
6の下流側にそなえられたエアフローセンサ17で検出
される吸入空気量情報や、その他のエンジン負荷パラメ
ータ(油温,水温等)に基づいて目標空燃比,目標燃料
噴射量,燃料噴射タイミング,点火タイミングを設定
し、さらに、エアバイパスバルブ13の開度制御も行な
うようになっている。
【0014】また、本エンジン1には、排ガス還流装置
であるEGR(EGR手段)6がそなえられている。燃
焼室2から排気通路4へ排気された排ガスの一部は、E
GR6を経由して吸気通路3へ還流され、燃焼室2内で
の燃焼を緩慢にして最高燃焼温度を下げ排ガス中のNO
xを低減するようになっている。EGR6には排気還流
弁(EGRバルブ)7が設けられており、ECU20
は、このEGRバルブ7の開度制御によって排ガスの還
流量を制御するようになっている。
【0015】そして、10はオルタネータであり、クラ
ンクシャフト5の回転が図示しないプーリーに巻回され
たVベルト11を介して入力されるようになっている。
オルタネータ10により発電された電気は、バッテリ1
8に充電されるようになっており、エンジン始動時やラ
ンプ類の点灯時に用いられるようになっている。ところ
で、オルタネータ10は、上述のようにエンジンの回転
力により駆動されており、エンジンの外部負荷の一つと
なっている。したがって、このオルタネータ10の発電
時の負荷抵抗が大きいときには、アイドリング時のエン
ジン回転の変動の原因となり図示しないM/T等の駆動
系から異音が発生する原因となる。
【0016】また、EGR6により排ガスを還流する場
合、この還流排ガスの分だけ燃焼室2内に吸入される空
気量が増大するため圧縮時の圧縮圧が高くなる。このた
め、エンジン1の圧縮仕事が大きくなり、アイドリング
時にはエンジン回転が大きくなる。さらに、排ガスの還
流量はEGRバルブ7の開度を制御することにより調整
されるようになっているが、この開度制御にもバラツキ
がある場合があり、また、排ガスの圧力も常に一定では
ないため、還流される排ガス量には変動が生じている。
よって、これらの要因によりエンジン1の圧縮仕事も変
化して、エンジン回転の変動にバラツキが生じることに
なる。
【0017】このように、オルタネータ10による発電
及びEGR6による排ガスの還流は、アイドリング時の
エンジン回転の変動の原因となり、M/T等の駆動系か
ら異音が発生する原因となるものである。しかしなが
ら、バッテリ18に充電された電気はアイドリング時に
も使用されるため、アイドリング時でもオルタネータ1
0による発電が必要な場合が多い。また、EGR6によ
る排ガスの還流は、NOxの排出量の低減に有用であ
り、NOxの排出量を低減する必要性はアイドリング時
でも変わらない。
【0018】そこで、本駆動系異音低減装置では、オル
タネータ10による発電及びEGR6による排ガスの還
流の目的を損なうことなく、それらの影響によるエンジ
ン回転の変動を抑制するため、以下のように構成されて
いる。つまり、図1に示すように、本駆動系異音低減装
置は、クランク角センサ9,スロトッルポジションセン
サ15,バッテリ18,アイドルスイッチ19からの入
力信号に基づき、アイドリング時のエンジン回転の変動
を抑制すべく、ECU20により、オルタネータ10内
部の電圧レギュレータ10AとEGRバルブ7とを制御
するようになっており、ECU20にはその機能要素と
して、アイドリング判定手段(運転領域判定手段)2
1,回転変動量検出手段22,モード選択手段23,異
音低減制御判定選択手段24,オルタネータ制御手段2
5,EGR制御手段26がそなえられている。
【0019】まず、アイドリング判定手段21は、アイ
ドルスイッチ19からの入力信号に基づき、エンジン1
が特定の運転領域にあるか否か、ここでは、アイドリン
グ状態にあるか否かを判定する手段である。アイドルス
イッチ19は、スロットルポジションセンサ15に付設
されており、スロットルバルブ14がアイドル開度であ
ることを検出してアイドリング判定手段21に信号を入
力するようになっている。そして、アイドルスイッチ1
9から検出信号が入力されたとき、アイドリング判定手
段21は、エンジン1がアイドリング状態にあると判定
するようになっている。なお、アイドリング状態の判定
方法としては、アイドルスイッチ19を用いる他に、車
速V(V≦微小な閾値)とエンジン回転数Ne(Ne1
Ne≦N e2)とに基づき判定するようにしてもよい。
【0020】回転変動量検出手段22は、クランク角セ
ンサ9からの入力信号に基づき、エンジン回転の変動量
ΔNeを検出する手段である。クランク角センサ9で
は、クランクシャフト5が圧縮上死点に対してどの位置
にあるかを検出し、その検出信号が回転変動量検出手段
22に入力されるようになっている。回転変動量検出手
段22では、まず、この検出信号の発生する時間間隔に
基づいて変動量ΔNeを検出するようになっている。
【0021】モード選択手段23は、エンジン回転数N
e及び平均有効圧力Peに応じて上述のような各モード
(ストイキオ運転,リッチ運転,層状燃焼によるリーン
運転,予混合燃焼によるリーン運転)の中から一つを選
択する手段である。エンジン回転数Neは、クランク角
センサ9からの入力信号に基づき算出し、平均有効圧力
Peは、エンジン回転数Neとスロットルポジションセ
ンサ15で検出されるスロットル開度とから算出したも
のが用いられるようになっている。
【0022】異音低減制御判定選択手段24は、アイド
リング判定手段21のアイドリング判定と、回転変動量
検出手段22が検出した回転変動量ΔNeと、モード選
択手段23で選択されたモードと、バッテリ18のバッ
テリ電圧Vとに基づいて、異音低減制御の開始終了を判
定するとともに、その制御方法を選択する手段である。
ここでは、オルタネータ10での発電電流を低下させる
ことによりエンジンの負荷(外部負荷)を低減させる方
法と、EGR6での排ガスの還流量を減少させることに
より圧縮行程時の圧縮圧を低下させて回転変動を低減さ
せる方法とが採用されている。
【0023】異音低減制御の開始は、エンジン1がアイ
ドリング状態にあることと、層状燃焼によるリーン運転
(圧縮リーンモード)が行なわれていることと、回転変
動量ΔNeが所定値ΔN0 以上であることとが全て成立
することが条件となっている。そして、異音低減制御の
開始条件が全て成立したとき、異音低減制御判定選択手
段24は、バッテリ18のバッテリ電圧Vに基づいて制
御方法を選択するようになっている。
【0024】つまり、EGR6での排ガスの還流量を減
少させることはNOxの排出量を増加させることになる
ため、オルタネータ10での発電電流を低下させる方法
を優先するようにしたい。しかしながら、オルタネータ
10での発電電流を低下させるとバッテリ18への充電
量が低下するため、バッテリ18の充電残量が不十分な
ときにはバッテリ18が上がってしまう虞がある。そこ
で、バッテリ18に十分な充電残量がある場合に対応し
た所定電圧V0 と現在のバッテリ電圧Vとを比較し、バ
ッテリ電圧Vが所定電圧V0 よりも大きい場合には、オ
ルタネータ10での発電電流を低下させる方法を採る
が、所定電圧V0 以下となった場合には、EGR6での
排ガスの還流量を減少させる方法を採るようになってい
る。
【0025】オルタネータ10の発電電流の低下による
異音低減制御は、オルタネータ25制御手段により行な
われるようになっている。まず、オルタネータ10の構
成について説明すると、オルタネータ10は、三相の捲
線を有するステータコイル10Bと、ステータコイル1
0Bの内側に位置するフィールドコイル10Cとからな
る三相交流発電機をそなえており、フィールドコイル1
0Cを通電状態で回転させることにより、ステータコイ
ル10Bに誘起電力を発生させ、誘起電流(三相交流電
流)を整流器10Dにより直流電流に変換してバッテリ
18へ充電するようになっている。フィールドコイル1
0Cには、クランクシャフト5の回転がVベルト11を
介して直接入力されるようになっているため、エンジン
回転数が上昇するとバッテリ18への供給電力もそれに
伴い上昇する。そこで、オルタネータ10では、電圧レ
ギュレータ10Aにより、フィールドコイル10Cの通
電状態を制御し、ステータコイル10Bに発生する誘起
電力を調整して、バッテリ18に供給する電力を規定値
に保つようになっている。この電圧レギュレータ10A
による通電状態の制御は、1制御周期中の通電時間の割
合をデューティ比としたデューティ制御により行なわれ
るようになっている。
【0026】このように、オルタネータ10の発電電流
は、エンジン回転数とフィールドコイル10Cへの通電
時間により決まり、エンジン回転数をアイドル回転数に
保ちながら発電電流を低下させるには、フィールドコイ
ル10Cへの通電時間を減少させればよい。そこで、オ
ルタネータ制御手段25では、電圧レギュレータ10A
に制御信号を入力し、電圧レギュレータ10Aが行なう
デューティ制御のデューティ比を所定の値に低下させ、
これによりオルタネータ10の発電電流を低下させるよ
うになっている。
【0027】また、オルタネータ制御手段25は、電圧
レギュレータ10Aへ制御信号を出力すると同時に、内
部タイマをスタートするようになっている。そして、タ
イマ値TA が所定時間TA0に達した時点で発電電流の低
下制御を終了するようになっている。これは、発電電流
の低下に伴いバッテリ18の充電残量が減少し、バッテ
リ18が上がってしまうことを防止するためであり、こ
のため、前述の所定電圧V0 は、この所定時間TA0内に
おける発電電流の低下に伴うバッテリ電圧の低下を考慮
して定めるようになっている。
【0028】一方、EGR6での排ガスの還流量の減少
による異音低減制御は、EGR制御手段26により行な
われるようになっている。EGR6における排ガスの還
流量は、前述のようにEGRバルブ7の開閉制御により
制御されるようになっており、EGRバルブ7を制御し
ているのがEGR制御手段26である。EGR制御手段
26は、1制御周期中の開時間の割合をデューティ比と
するデューティ制御によりEGRバルブ7の開閉制御を
行なっており、デューティ比を所定の値に低下させるこ
とによりEGR6の排ガス還流量を減少させるようにな
っている。
【0029】また、EGR制御手段26は、EGRバル
ブ7の開閉制御のデューティ比を変更すると同時に内部
タイマをスタートし、タイマ値TB が所定時間TB0に達
した時点で排ガス還流量の減少制御を終了するようにな
っている。これは、排ガス還流量を減少させることはN
Oxの排出量を増加させることになるため、長時間この
排ガス還流量の減少制御を行なうようにはせず、所定時
間TB0経過した後は再びバッテリ電圧Vを確認し、バッ
テリ電圧Vが所定電圧V0 よりも大きい場合には、オル
タネータ10の発電電流の低下制御の方でエンジン回転
の変動の低減を図るためである。
【0030】このように、オルタネータ10での発電電
流を低下させる方法やEGR6での排ガスの還流量を減
少させる方法により、異音低減制御が行なわれるように
なっている。そして、異音低減制御判定選択手段24で
は、エンジン1がアイドリング状態にないこと、エンジ
ン1の選択モードが層状燃焼によるリーン運転以外のモ
ードになっていること、及び回転変動量ΔNeが所定値
ΔN0 以下になって所定時間TN0経過したことの何れか
が成立したときに、異音低減制御の終了を判定するよう
になっている。なお、回転変動量ΔNeが所定値ΔN0
以下になった場合でも所定時間TN0は制御を続行するの
は、回転変動量ΔNe自体にも変動があり一時的に所定
値ΔN0 以下となる場合もあるため、完全に所定値ΔN
0 以下に収まったか否か判定するために所定時間TN0
制御を続行するものとしたのである。
【0031】この異音低減制御の終了判定に基づき、オ
ルタネータ制御手段25では、通常のデューティ比に変
更するよう電圧レギュレータ10Aに制御信号を入力し
て発電電流の低下制御を終了し、EGR制御手段26で
も、EGRバルブ7の開閉制御のデューティ比を通常の
デューティ比に変更して排ガス還流量の低減制御を終了
するようになっている。
【0032】本発明の一実施形態にかかる駆動系異音低
減装置は、上述のように構成されているので、例えば図
3〜図7のフローチャートに示すようにして駆動系の異
音低減制御が行なわれる。図3に示すように、まず、異
音低減制御判定選択手段24では、異音低減制御の開始
又は続行の前提条件として、モード選択手段23におい
て層状燃焼によるリーン運転モード(圧縮リーンモー
ド)が選択されていること(ステップS100)と、エ
ンジン1がアイドリング状態にあること(ステップS1
10)とを判定する。
【0033】そして、上記の2つの条件が成立する場合
には、既に異音低減制御が行なわれているか否か、即
ち、発電電流の低下による異音低減制御が行なわれてお
り発電低下フラグFA がセット(FA =1)されている
か(ステップS120)、排ガスの還流量の減少による
異音低減制御が行なわれておりEGR減少フラグFB
セット(FB =1)されているか(ステップS130)
を判定する。
【0034】未だ異音低減制御が行なわれていない場合
(即ち、FA ,FB =0の場合)には、エンジン回転の
変動量ΔNeを検出してこの回転変動量ΔNeと所定値
ΔN 0 とを比較する(ステップS140)。そして、回
転変動量ΔNeが所定値ΔN 0 以上である場合には、M
/T等の駆動系から異音が発生する可能性が高いものと
して異音低減制御を開始すべく図4に示すステップS2
00へ移る。
【0035】異音低減制御の開始条件が成立すると、次
に、異音低減制御判定選択手段24では、図4に示すよ
うに、バッテリ電圧Vに基づいて制御方法を選択する
(ステップS200)。即ち、バッテリ電圧Vが所定電
圧V0 よりも大きければ、オルタネータ10の発電電流
を低下させることによりエンジン回転の変動を低減する
制御方法を選択し(ステップS210以降)、バッテリ
電圧Vが所定電圧V0 以下の場合には、バッテリ上がり
を防止するためEGR6の排ガス還流量を低減させるこ
とによりエンジン回転の変動を低減する制御方法を選択
する(ステップS250以降)。
【0036】異音低減制御判定選択手段24により発電
電流の低下による制御方法が選択されると、オルタネー
タ制御手段25では、まず、発電低下フラグFA をセッ
トし(FA =1,ステップS210)、次いで発電低下
タイマTA をスタートする(ステップS220)。そし
て、電圧レギュレータ10Aに制御信号を入力し、電圧
レギュレータ10Aが行なうフィールドコイル10Cの
通電制御のデューティ比(通電時間/制御周期)を所定
の値に低下させ、これによりオルタネータ10の発電電
流を低下させる(ステップS230)。
【0037】一方、排ガス還流量の減少による制御方法
が選択された場合には、EGR制御手段26では、ま
ず、EGR減少フラグFB をセットし(FB =1,ステ
ップS250)、次いでEGR減少タイマTB をスター
トする(ステップS260)。そして、EGRバルブ7
の開閉制御のデューティ比(開時間/制御周期)を所定
の値に低下させ、EGR6の排ガス還流量を減少させる
(ステップS270)。
【0038】そして、異音低減制御判定選択手段24で
は、何れかの異音低減制御が開始されると回転変動少タ
イマTN をスタートし(ステップS240)、次の制御
周期へと移る。即ち、図3のステップS100に戻る。
そして、再び、ステップS100の条件とステップS1
10の条件とが成立しているか判定し、依然これら2つ
の条件が成立しているときは、そのまま異音低減制御を
続行する。まず、発電低下フラグFA がセット(FA
1)されている場合は(ステップS120)、図5のス
テップS300に進み発電電流の低下による異音低減制
御を続行する。
【0039】図5に示すように、ステップS300で
は、発電電流の低下に伴うバッテリ上がりを防止するた
め、発電電流の低下制御の継続時間(発電低下タイマ
値)TAを計測し、発電低下タイマ値TA が所定時間T
A0以上となった場合は、制御を終了すべく図7のステッ
プS500に進む。一方、発電低下タイマ値TA が所定
時間TA0に達していない時には、回転変動量ΔNeが所
定値ΔN0 よりも小さいか否か判定する(ステップS3
10)。所定値ΔN0 よりも小さいときには、回転変動
小タイマ値TN が所定時間TN0以上になったか否か、即
ち、回転変動量ΔNeが所定値ΔN0 よりも小さくなっ
て所定時間TN0が経過したか否かを判定し(ステップS
320)、所定時間TN0が経過した場合には、発電電流
の低下制御を終了すべく図7のステップS500に進
む。また、回転変動量ΔNeが未だ所定値ΔN0 よりも
小さくなっていない場合には、回転変動小タイマTN
リセットして再スタートする(ステップS330)。
【0040】そして、回転変動量ΔNeが所定値ΔN0
よりも小さくなっているが、所定時間TN0が経過してい
ない場合や、回転変動量ΔNeが未だ所定値ΔN0 より
も小さくなっていない場合には、図3のステップS10
0に戻り、次の制御周期へと移行する。次に、EGR減
少フラグFB がセット(FB =1)されている場合は
(ステップS130)、図6のステップS400に進み
排ガス還流量の減少による異音低減制御を続行する。
【0041】図6に示すように、ステップS400で
は、長時間の排ガス還流量の減少制御に伴うNOxの排
出量を増加を防止するため、排ガス還流量の減少制御の
継続時間(EGR減少タイマ値)TB を計測し、EGR
減少タイマ値TB が所定時間T B0以上となった場合は、
制御を終了すべく図7のステップS500に進む。一
方、EGR減少タイマTB が所定時間TB0に達していな
い時には、回転変動量ΔNeが所定値ΔN0 よりも小さ
いか否か判定し(ステップS410)、所定値ΔN0
りも小さいときには、回転変動量ΔNeが所定値ΔN0
よりも小さくなって所定時間TN0が経過したか否かを判
定し(ステップS420)、所定時間TN0が経過した場
合には、排ガス還流量の減少制御を終了すべく図7のス
テップS500に進む。所定時間TN0が経過していない
場合は、図3のステップS100に戻り、次の制御周期
へと移行する。
【0042】また、回転変動量ΔNeが未だ所定値ΔN
0 よりも小さくなっていない場合には、回転変動小タイ
マTN をリセットして再スタートし(ステップS43
0)、図3のステップS100に戻り、次の制御周期へ
と移行する。なお、発電電流の低下制御又は排ガス還流
量の減少制御が続行されている場合に、ステップS10
0,S110において何れかの条件が成立しなかった場
合には、ステップS120,S130に進むことなく図
7に示すステップS500に進み各制御を終了する。
【0043】異音低減制御を終了する場合は、図7に示
すように、まず、発電低下フラグF A がセットされてい
るか否かを判定し(ステップS500)、発電低下フラ
グF A がセットされている場合には、オルタネータ制御
手段25では、発電低下フラグFA をリセット(FA
0)するとともに(ステップS510)、フィールドコ
イル10Cの通電制御のデューティ比(通電時間/制御
周期)を通常のデューティ比に変更するように電圧レギ
ュレータ10Aに制御信号を入力し、発電電流の低下制
御を終了する(ステップS520)。
【0044】発電低下フラグFA がセットされていない
場合には、EGR減少フラグFB がセットされているか
否かを判定する(ステップS530)。そして、EGR
減少フラグFB がセットされている場合には、EGR制
御手段26では、EGR減少フラグFB をリセット(F
B =0)するとともに(ステップS540)、排ガス還
流量の低減制御を終了し、駆動デューティ比(開時間/
制御周期)を通常のデューティ比に変更して、この通常
のデューティ比でEGRバルブ7の開閉制御を行なう
(ステップS550)。
【0045】このように、本駆動系異音低減装置によれ
ば、筒内噴射型エンジンでは、アイドリング状態にある
ときに層状燃焼によるリーン運転を行なうと、M/T等
の駆動系からの異音発生の原因となるエンジン回転の変
動が大きくなりやすいが、回転変動量ΔNeが所定値Δ
0 以上になったときには、オルタネータ10の発電電
流を低下させるようになっているので、エンジン1がオ
ルタネータ10を駆動する負荷を低減することができ、
これによりエンジン回転の変動を低減することができる
という利点がある。
【0046】また、バッテリ18の充電残量が少なく、
オルタネータ10の発電電流を低下させることができな
い場合には、EGR6の排ガス還流量を低減するように
なっているので、EGRバルブ7の開度制御のバラツキ
による圧縮圧の変動の影響を抑え、燃焼室2内への吸入
空気量を減少せしめて圧縮圧を低減することができ、こ
れによりエンジン回転の変動を低減することができると
いう利点がある。
【0047】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々変形して実施することができる。例えば、上述の実施
形態では、オルタネータ10の発電電流を低下させるこ
とによる異音低減制御を行なうとき、バッテリ18が上
がってしまうことを防止するため所定時間TA0経過した
時点で制御を中止するようになっているが、第1の所定
電圧V0 よりも低い第2の所定電圧V0 ′を設定して、
バッテリ電圧Vがこの第2の所定電圧V0 ′に達したら
制御を終了するようにしてもよい。
【0048】また、上述の実施形態では、オルタネータ
10の発電電流を低下させることによる異音低減制御
と、EGR6の排ガス還流量を低減させることによる異
音低減制御との何れか一方が選択されるようになってい
るが、これら2つの制御を同時に行なうことも可能であ
る。例えば、オルタネータ10の発電電流を低下させる
ことを主として異音低減制御を行ないながら、所定時間
オルタネータ10の発電電流を低下させても回転変動量
ΔNeが所定値ΔN0 よりも小さくならない場合には、
EGR6の排ガス還流量も低減させるようにするのであ
る。これにより、オルタネータ10の駆動に伴う外部負
荷が低減するとともに、吸入空気の減少による圧縮圧の
低下によりエンジン1の内部負荷も低減し、エンジン回
転の変動もより低減されることが期待できる。
【0049】なお、排ガス還流量の低減による異音低減
制御と発電電流の低下による異音低減制御との一方だけ
が実行可能なものとしてもよい。さらに、上述の本実施
形態では、本発明の駆動系異音低減装置を筒内噴射型エ
ンジンに適用した場合について説明してきたが、本発明
の駆動系異音低減装置の適用対象は筒内噴射型エンジン
に限られるものではなく、通常のエンジンにも適用する
ことはもちろん可能である。ただし、この場合でも、ア
イドリング時の圧縮圧の大きいエンジンの方が大きな効
果が期待でき、例えば、ディーゼルエンジンにような高
圧縮エンジンに対しては、上述の実施形態の筒内噴射型
エンジンと同様により顕著な効果を得ることができる。
【0050】さらに、上述の本実施形態では、特定の騒
音発生運転領域としてアイドリング時を例にして説明し
てきたが、もちろんアイドリング時のみに限定されるも
のではない。即ち、アイドリング時のようにエンジンの
回転の変動が大きい運転領域が他にも存在するならば、
そのような運転領域においても本駆動系異音低減装置を
適用することにより、M/T等の駆動系からの異音の発
生を有効に防止することができる。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の駆動系異音低減装置によれば、運転領域判定手段
により内燃機関の運転領域が特定の騒音発生運転領域に
あると判定され、かつ、回転変動量検出手段により検出
された内燃機関の圧縮及び爆発に伴う周期で変動する
転変動量が所定値以上の場合には、オルタネータ制御手
段により、オルタネータの発電電流値を低下させるよう
になっているので、オルタネータの駆動に伴う内燃機関
の外部負荷を低減することができ、外部負荷に基づく回
転変動を抑制して駆動系からの発生する異音を低減する
ことができる。
【0052】特に、燃焼室内への吸入空気量が大きく圧
縮圧が高い内燃機関においては、より大きな効果が得ら
れる
【0053】特に、燃焼室内への吸入空気量が大きく圧
縮圧が高い内燃機関においては、より大きな効果が得ら
れる。請求項記載の本発明の駆動系異音低減装置で
は、運転領域判定手段により内燃機関の運転領域が特定
の騒音発生運転領域にあると判定され、且つ、回転変動
量検出手段により検出された内燃機関の圧縮及び爆発に
伴う周期で変動する回転変動量が所定値以上である場合
に、バッテリの電圧が所定電圧よりも大きい場合にはオ
ルタネータ制御手段によりオルタネータの発電電流値を
低下させ、バッテリの電圧が所定電圧以下の場合にはE
GR制御手段によりEGR手段の排ガス還流量を低下さ
せるので、バッテリが上がってしまうことを防止しなが
らNOxの排出量を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる駆動系異音低減装
置が適用された筒内噴射型エンジンの構成を示す模式図
である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる駆動系異音低減装
置の構成を示す機能ブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる駆動系異音低減装
置の異音低減制御の流れを示すフローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態にかかる駆動系異音低減装
置の異音低減制御の流れを示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施形態にかかる駆動系異音低減装
置の異音低減制御の流れを示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態にかかる駆動系異音低減装
置の異音低減制御の流れを示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施形態にかかる駆動系異音低減装
置の異音低減制御の流れを示すフローチャートである。
【図8】本発明が解決しようとする課題を説明するため
の説明図であり、(a)は筒内噴射型エンジンのエンジ
ン回転の変動と通常のMPIエンジンのエンジン回転の
変動とを比較する図、(b)は外部負荷を有する場合の
筒内噴射型エンジンのエンジン回転の変動を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 エンジン(内燃機関) 6 EGR(EGR手段) 7 EGRバルブ 10 オルタネータ 18 バッテリ 20 ECU 21 アイドリング判定手段(運転領域判定手段) 22 回転変動量検出手段 23 モード選択手段 24 異音低減制御判定選択手段 25 オルタネータ制御手段 26 EGR制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−252600(JP,A) 特開 平8−93572(JP,A) 特開 平9−317535(JP,A) 特開 昭58−131342(JP,A) 特開 昭60−35926(JP,A) 特開 昭58−160530(JP,A) 特開 昭59−25053(JP,A) 特開 昭63−167640(JP,A) 特開 昭58−182516(JP,A) 実開 平3−48333(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 21/08 F02D 29/06 F02D 41/00 - 41/40 F02D 45/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の運転領域が特定の騒音発生運
    転領域にあるか否か判定する運転領域判定手段と、 該内燃機関の圧縮及び爆発に伴う周期で変動する回転変
    動量を検出する回転変動量検出手段と、 該内燃機関により駆動されるオルタネータと、 該オルタネータの発電電流値を制御するオルタネータ制
    御手段とをそなえ、 該オルタネータ制御手段は、該運転領域判定手段により
    該内燃機関の運転領域が上記の特定の騒音発生運転領域
    にあると判定され、かつ、該回転変動量検出手段により
    検出された該内燃機関の回転変動量が所定値以上の場合
    には、該オルタネータの発電電流値を低下させることを
    特徴とする、駆動系異音低減装置。
  2. 【請求項2】 内燃機関の運転領域が特定の騒音発生運
    転領域にあるか否か判定する運転領域判定手段と、 該内燃機関の圧縮及び爆発に伴う周期で変動する回転変
    動量を検出する回転変動量検出手段と、該内燃機関により駆動されるオルタネータと、 該オルタネータの発電電流値を制御するオルタネータ制
    御手段と、 該内燃機関の吸気系に排ガスを還流するEGR手段と、 該EGR手段の排ガス還流量を制御するEGR制御手段
    と、該オルタネータにより発電された電気が充電されるバッ
    テリとをそなえ、 該運転領域判定手段により該内燃機関の運転領域が上記
    の特定の騒音発生運転領域にあると判定され、かつ、該
    回転変動量検出手段により検出された該内燃機関の回転
    変動量が所定値以上である場合に、該バッテリの電圧が
    所定電圧よりも大きい場合は該オルタネータ制御手段に
    より該オルタネータの発電電流値を低下させ、該バッテ
    リの電圧が所定電圧以下の場合は該EGR制御手段によ
    り該EGR手段の排ガス還流量を低下させる ことを特徴
    とする、駆動系異音低減装置。
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