JP3524740B2 - 酸度計 - Google Patents

酸度計

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JP3524740B2
JP3524740B2 JP33114397A JP33114397A JP3524740B2 JP 3524740 B2 JP3524740 B2 JP 3524740B2 JP 33114397 A JP33114397 A JP 33114397A JP 33114397 A JP33114397 A JP 33114397A JP 3524740 B2 JP3524740 B2 JP 3524740B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、みかんやグレー
プフルーツなどの柑橘類をはじめとする果汁の酸度やそ
の他の酸度を、希釈した試料の導電率から測定するとこ
ろの酸度計に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、果汁の酸度を測定する方法とし
て、実公平2−19724号公報に示されるように、果
汁をイオン交換水などの希釈液を用いて約150倍程度
に希釈して、その希釈された試料の導電率を測定し、こ
の得られた導電率を所定の換算式に適用して演算するこ
とにより、酸度を求める手法がある。
【0003】上記希釈した試料の導電率から元の試料
(試料原液)の酸度を測定する酸度計においては、所定
の希釈された試料を得て、この試料の導電率を測定する
のに、従来、図3に示すような構成を採用していた。す
なわち、この図3において、41は計量槽を兼ねた測定
槽で、試料原液およびこれを希釈するための希釈液を測
定槽41に供給するための液導入管42と、測定後、試
料43を排出する液排出管44とが接続されている。そ
して、45,46は液導入管42および液排出管44に
それぞれ設けられる開閉弁としての電磁弁である。
【0004】47は液面検知センサで、測定槽41の上
部側に設けられる上部電極47aと測定槽41内の試料
43に接触する位置に設けられる下部電極47bとから
なる。そして、上部電極47aは、液面検知回路48に
おける電圧印加回路49および信号出力回路50に接続
されており、下部電極47bは、信号出力回路50に接
続されるとともに接地されている。また、51は液面検
知回路48を駆動する電源回路である。
【0005】52は導電率センサで、円筒状の第1電極
52aの内部に棒状の第2電極52bを同心状に配置し
てなる。そして、第1電極52aは、導電率測定回路5
3における電圧印加回路54および信号出力回路55に
接続されており、第2電極52bは、信号出力回路55
に接続されるとともに接地されている。また、56は導
電率測定回路53を駆動する電源回路である。なお、液
面検知回路48、導電率測定回路53および電源回路5
1,56は、図示してないMPU(マイクロコンピュー
タ)によって制御されるとともに、液面検知回路48お
よび導電率測定回路53の出力は、MPUにおいて処理
されるように構成されている。
【0006】上記構成の酸度計においては、まず、電源
回路51をオンする。これによって液面検知回路48が
駆動され、電圧印加回路49によって上部電極47aに
交流矩形波電圧が印加される。そして、電磁弁45を開
いて、試料原液を測定槽41内に導入した後、希釈液を
測定槽41内に導入する。そして、希釈液の導入により
測定槽41内における液面が上部電極47a付近まで上
昇すると、信号出力回路50における出力信号が大きく
変化し、これによって液面が所定高さに至ったことが検
出される。そこで、電磁弁45を閉じる。これにより、
測定槽41内には所定の倍率に希釈された試料43が収
容され、導電率センサ52が試料43に浸漬された状態
となる。
【0007】次に、前記状態において、電源回路51に
代えて電源回路56をオンする。これによって導電率測
定回路53が駆動され、電圧印加回路54によって第1
電極52aに交流矩形波電圧が印加される。この電圧印
加によって、信号出力回路55から信号が出力され、こ
の信号に基づいて導電率が得られる。そして、この導電
率を所定の換算式に適用するなど適宜処理することによ
り、元の試料の酸度が得られる。なお、測定終了後は、
電磁弁46を開いて試料43を排出する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、上記構
成の酸度計においては、測定に供される元の試料を所定
倍率に希釈し、この希釈によって得られた定量の試料の
導電率を測定し、この導電率に基づいて酸度を得ること
ができる。しかしながら、上記構成の酸度計において
は、次のような不都合があった。
【0009】すなわち、従来の酸度計においては、測定
槽41に液面検知センサ47と導電率センサ52とを個
別に設け、さらに、センサ47,52相互における信号
の干渉を防止するため、センサ47,52にそれぞれ対
応した回路48,53を互いに絶縁した状態で設けると
ともに、これらの回路48,53をそれぞれ駆動する電
源回路51,56を互いに絶縁した状態で設けた2系統
の回路および電源構成であったため、装置全体の構成が
複雑かつ大型化し、コスト的にも問題があった。
【0010】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、その目的は、液面検知のための構成を簡略化
し、装置全体構成が簡略かつ小型化され、しかも安価で
有用な酸度計を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1発明に係る酸度計においては、試料原液タンク
及び希釈水タンクから液導入管を経て導入されて所定倍
率に希釈された試料を収容するための測定槽内の前記希
釈試料の液面を検出するための液面検知センサと、前記
希釈試料の導電率を測定するための第1電極および第2
電極からなる導電率センサと、電源回路とを有し、前記
希釈試料の導入により前記測定槽内の液面が所定高さに
至ったことを前記液面検知センサが検知して希釈試料の
導入を停止し、続いて、前記測定槽内の希釈試料の導電
率を前記導電率センサで測定するように構成された酸度
計において、前記液面検知センサを上部電極のみで構成
し、この上部電極と前記導電率センサの第1電極とを切
換えスイッチを介して電源回路で駆動される電圧印加回
路に接続するとともに、前記導電率センサの第2電極を
液面検知および導電率測定における共通のコモン極とし
て用い、前記切換えスイッチを切り換えることにより、
液面検知時においては上部電極に、導電率測定時におい
ては第1電極に、それぞれ電圧が印加されるようにした
ことを特徴としている。
【0012】そして、第2発明に係る酸度計において
は、試料原液タンク及び希釈水タンクから液導入管を経
て導入されて所定倍率に希釈された試料を収容するため
の測定槽内の前記希釈試料の液面を検出するための液面
検知センサと、前記希釈試料の導電率を測定するための
第1電極および第2電極からなる導電率センサと、電源
回路とを有し、前記希釈試料の導入により前記測定槽内
の液面が所定高さに至ったことを液面検知センサが検知
して希釈試料の導入を停止し、続いて、前記測定槽内の
希釈試料の導電率を導電率センサで測定するように構成
された酸度計において、前記第1電極および第2電極か
らなる導電率センサを測定槽の上部に希釈倍率に応じて
位置変更可能に設け、この導電率センサの第1電極に電
源回路で駆動される電圧印加回路を接続し、前記測定槽
内に所定量の試料原液を導入したうえ、電源回路をオン
にして前記電圧印加回路から導電率センサの第1電極に
電圧を印加し、この状態で希釈液を測定槽内に導入する
ことにより、測定槽内液面が導電率センサの下端部ま
で上昇したときの導電率センサの出力信号の大きな変位
に基づいて測定槽内の試料の液面が所定高さに至ったこ
とを検知するとともに、引き続いて第1電極に電圧を印
加することにより出力される出力信号に基づいて導電率
を測定するようにしたことを特徴としている。
【0013】上記第1発明によれば、従来、液面検知お
よび導電率測定のために2系統必要であった回路および
電源回路を共通化することができ、装置全体の構成が簡
略化され、小型でコンパクトな酸度計を得ることがで
き、また、部品点数が低減されるので酸度計を安価に構
成できる。
【0014】そして、第2発明によれば、導電率測定の
ための導電率センサを用いて液面を検知することができ
るので、液面検知のための専用のセンサが不要となり、
第1発明よりもさらに装置全体の構成が簡略化され、小
型でコンパクトで安価な酸度計を得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図面を参照し
ながら説明する。図1は、第1発明に係る酸度計の構成
例を概略的に示し、この図1において、1は試料2の計
量槽を兼ねた測定槽で、液導入管3および液排出管4が
接続されている。液導入管3の上流側には、図示してな
いモータによって制御されるロータリバルブ5が設けら
れ、さらに、このロータリバルブ5には配管6,7が接
続されている。そして、一方の配管6には果汁などの試
料原液8を収容した試料原液タンク9が逆止弁10を介
して接続され、他方の配管7にはイオン交換水などの希
釈水11を収容した希釈水タンク12が開閉弁としての
電磁弁13を介して接続されている。また、液排出管4
には開閉弁としての電磁弁が設けられている。
【0016】15は液面検知センサとしての上部電極
で、測定槽1内を上昇してくる液面を検知できるよう
に、測定槽1の上部の適宜位置に設けられている。そし
て、この上部電極15の設置位置は、希釈倍率に応じて
適宜変更できるようにしてある。16は導電率センサ
で、例えば円筒状の第1電極16aの内部に棒状の第2
電極16bを同心状に配置してなる。
【0017】17は電圧印加・信号出力回路で、18は
この回路17を駆動する電源回路である。そして、電圧
印加・信号出力回路17は、次のように構成されてい
る。
【0018】すなわち、19は電圧印加回路で、図示し
てない電圧発生回路において発生した交流矩形波電圧を
増幅する増幅器20および抵抗21よりなる。22は電
圧印加回路19と、液面検知センサとしての上部電
5および導電率センサ16の第1電極16aとの間に設
けられる切換えスイッチで、抵抗21に接続された端子
22aと、上部電極路15および第1電極16aにそれ
ぞれ導線23,24を介して接続された端子22b,2
2cおよび切換え切片22dよりなるアナログスイッチ
である。そして、この切換えスイッチ22は、後述する
するMPU(マイクロコンピュータ)からの指令に基づ
いて、上部電極15または第1電極16aのいずれかを
電圧印加回路19に接続する。
【0019】25は信号出力回路で、演算増幅器よりな
り、その一つの入力端子25aは導線26を介して第1
電極16aと接続され、他の入力端子25bは導線27
を介して第2電極16bと接続されるとともに接地され
ている。そして、28は演算増幅器25の帰還回路25
cに設けられる帰還抵抗、29は信号出力回路25の出
力端子である。
【0020】30は前記構成の装置全体を制御したり、
電圧印加・信号出力回路17からの信号を処理して演算
を行うMPU(マイクロコンピュータ)で、ロータリバ
ルブ5や切換えスイッチ22、電圧発生回路(図示して
ない)を制御したり、電圧印加・信号出力回路17から
の信号を処理して液面の検知を行ったり、導電率さらに
は酸度を求めたりする。
【0021】上述のように構成された第1発明の酸度計
の動作について説明する。まず、液導入管3を介して試
料原液タンク9内の試料原液8が所定量測定槽1内に導
入される。そして、電源回路18をオンし、電圧印加・
信号出力回路17に電源が供給される。そして、MPU
30からの指令により切換えスイッチ22が動作して電
圧印加回路19に上部電極15が接続された状態にす
る。これにより電圧印加回路19の出力である交流矩形
波電圧が上部電極15に印加される。
【0022】前記状態において、電磁弁13を開くこと
により希釈液タンク12内の希釈液11が液導入管3を
経て測定槽1内に導入される。そして、希釈液11の導
入により測定槽1内における試料の液面が上部電極15
の下端部まで上昇すると、信号出力回路25における出
力信号が大きく変化し、これによって液面が所定高さに
至ったことが検出される。そこで、電磁弁13を閉じ
る。これにより、測定槽1内には所定の倍率に希釈され
た試料2が収容されたことになり、導電率センサ16が
試料2に浸漬された状態となる。
【0023】次に、MPU30からの指令により切換え
スイッチ22が動作して電圧印加回路19に導電率セン
サ16の第1電極16aが接続された状態にする。これ
により電圧印加回路19の出力である交流矩形波電圧が
第1電極16aに印加される。この電圧印加によって、
信号出力回路25から信号が出力され、この信号がMP
U30に入力され、それに基づいて導電率が得られる。
そして、この導電率を所定の換算式に適用するなど適宜
処理することにより、元の試料の酸度が得られる。な
お、測定終了後は、電磁弁14を開いて試料2を排出す
る。
【0024】上記酸度計においては、液面検知センサと
しての上部電極15並びに導電率センサ16の第1電極
16aに電圧を印加する電圧印加回路19および出力信
号回路25をそれぞれ一つ設けて液面検知および導電率
測定のための回路を共通化するとともに、導電率測定の
ために用いる導電率センサ16の第2電極16bを液面
検知におけるコモン極として用い、さらに、液面検知お
よび導電率測定における電源回路18を一つ設けるだけ
であるので、従来の測定回路および電源をそれぞれ2系
統設けたものに比べて、液面検知および導電率測定のた
めの構成が大幅に簡略化されるに至った。
【0025】そして、上記酸度計においては、切換えス
イッチ22としてアナログスイッチを用いているので、
寿命やコストの面で有利であるが、これに代えてリレー
を用いるようにしてもよい。
【0026】図2は、第2発明の酸度計の要部を概略的
に示すもので、この図において図1における符号と同一
の符号は同一物である。この発明においては、導電率セ
ンサ16を液面検知にも使用し、前記第1発明における
上部電極15をも省略している。すなわち、図2に示す
ように、導電率センサ16を測定槽1の上部に設置し
て、測定槽1内を上昇してくる液面を検知できるように
してある。そして、この導電率センサ16の設置位置
は、希釈倍率に応じて適宜変更できるようにしてある。
【0027】そして、31は電圧印加・信号出力回路
で、32はこの回路31を駆動する電源回路である。そ
して、前記電圧印加・信号出力回路31は、第1発明に
おける電圧印加・信号出力回路17における構成から切
換えスイッチ22を除去し、電圧印加回路19の出力を
導電率センサ16の第1電極16aに印加するように構
成したものである。
【0028】上述のように構成された第2発明の酸度計
の動作について説明する。まず、液導入管3を介して試
料原液タンク(図示してない)内の試料原液(図示して
ない)が所定量測定槽1内に導入される。そして、電源
回路32をオンし、電圧印加・信号出力回路31に電源
が供給される。これにより、電圧印加回路19の出力で
ある交流矩形波電圧が導電率センサ16の第1電極16
aに印加される。
【0029】前記状態において、電磁弁(図示してな
い)を開くことにより希釈液タンク(図示してない)内
の希釈液(図示してない)が液導入管3を経て測定槽1
内に導入される。そして、希釈液の導入により測定槽1
内における液面が導電率センサ16の下端部まで上昇す
ると、信号出力回路25における出力信号が大きく変化
し、これによって液面が所定高さに至ったことが検出さ
れる。そこで、電磁弁13を閉じる。これにより、測定
槽1内には所定の倍率に希釈された試料2が収容された
ことになり、導電率センサ16の下部が試料2に浸漬さ
れた状態となる。
【0030】上記導電率センサ16の下部が試料2に浸
漬された状態において、電圧印加回路19の出力である
交流矩形波電圧を引続き第1電極16aに印加すること
により、信号出力回路25から信号が出力され、この信
号がMPU(図示してない)に入力され、それに基づい
て導電率が得られる。そして、この導電率を所定の換算
式に適用するなど適宜処理することにより、元の試料の
酸度が得られる。なお、測定終了後は、電磁弁14を開
いて試料2を排出する。
【0031】上記第2発明によれば、導電率測定のため
の構成、つまり導電率センサ16を用いて液面を検知す
ることができるので、液面検知のための構成、つまり液
面検知センサが不要となり、第1発明よりもさらに装置
全体の構成が簡略化され、小型でコンパクトで安価な酸
度計を得ることができる。
【0032】
【発明の効果】上述のように、第1発明においては、液
面検知および導電率測定の際、センサに電圧を印加する
回路を共通化するとともに、導電率センサにおける第2
電極を液面検知におけるコモン極として用い、さらに、
液面検知および導電率測定における電源が一つでよいの
で、液面検知および導電率測定のための構成が従来の酸
度計に比べて大幅に簡略化されるに至った。したがっ
て、小型化でコンパクトしかも安価な酸度計を得ること
ができる。
【0033】そして、第2発明では、導電率測定のため
の導電率センサを用いて液面を検知することができるの
で、液面検知のための構成(液面検知センサ)が全く
要となり、第1発明よりもさらに装置全体の構成が簡略
化され、小型でコンパクトで安価な酸度計を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明に係る酸度計を概略的に示す図であ
る。
【図2】第2発明に係る酸度計の要部を概略的に示す図
である。
【図3】従来の酸度計を概略的に示す図である。
【符号の説明】
1…測定槽、2…試料、15…上部電極、16…導電率
センサ、16a…第1電極、16b…第2電極、18…
電源回路、19…電圧印加回路、22…切換えスイッ
チ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−97133(JP,A) 特開 平1−178227(JP,A) 特開 昭48−20557(JP,A) 特開 平7−128112(JP,A) 実開 昭60−171540(JP,U) 実公 平2−19724(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 27/00 - 27/24 G01F 23/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料原液タンク及び希釈水タンクから液
    導入管を経て導入されて所定倍率に希釈された試料を収
    容するための測定槽内の前記希釈試料の液面を検出する
    ための液面検知センサと、前記希釈試料の導電率を測定
    するための第1電極および第2電極からなる導電率セン
    サと、電源回路とを有し、前記希釈試料の導入により前
    記測定槽内の液面が所定高さに至ったことを前記液面検
    知センサが検知して希釈試料の導入を停止し、続いて、
    前記測定槽内の希釈試料の導電率を前記導電率センサで
    測定するように構成された酸度計において、前記液面検
    知センサを上部電極のみで構成し、この上部電極と前記
    導電率センサの第1電極とを切換えスイッチを介して電
    源回路で駆動される電圧印加回路に接続するとともに、
    前記導電率センサの第2電極を液面検知および導電率測
    定における共通のコモン極として用い、前記切換えスイ
    ッチを切り換えることにより、液面検知時においては上
    部電極に、導電率測定時においては第1電極に、それぞ
    れ電圧が印加されるようにしたことを特徴とする酸度
    計。
  2. 【請求項2】 試料原液タンク及び希釈水タンクから液
    導入管を経て導入されて所定倍率に希釈された試料を収
    容するための測定槽内の前記希釈試料の液面を検出する
    ための液面検知センサと、前記希釈試料の導電率を測定
    するための第1電極および第2電極からなる導電率セン
    サと、電源回路とを有し、前記希釈試料の導入により前
    記測定槽内の液面が所定高さに至ったことを液面検知セ
    ンサが検知して希釈試料の導入を停止し、続いて、前記
    測定槽内の希釈試料の導電率を導電率センサで測定する
    ように構成された酸度計において、前記第1電極および
    第2電極からなる導電率センサを測定槽の上部に希釈倍
    率に応じて位置変更可能に設け、この導電率センサの第
    1電極に電源回路で駆動される電圧印加回路を接続し、
    前記測定槽内に所定量の試料原液を導入したうえ、電源
    回路をオンにして前記電圧印加回路から導電率センサの
    第1電極に電圧を印加し、この状態で希釈液を測定槽内
    に導入することにより、測定槽内液面が導電率センサ
    の下端部まで上昇したときの導電率センサの出力信号の
    大きな変位に基づいて測定槽内の試料の液面が所定高さ
    に至ったことを検知するとともに、引き続いて第1電極
    に電圧を印加することにより出力される出力信号に基づ
    いて導電率を測定するようにしたことを特徴とする酸度
    計。
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