JP3524588B2 - エレクトロルミネッセンス素子付き太陽電池時計 - Google Patents
エレクトロルミネッセンス素子付き太陽電池時計Info
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- Electric Clocks (AREA)
Description
使用する太陽電池時計に関するものであり、さらに詳し
くは暗闇での時刻認識が可能となるような手段を有した
太陽電池時計に関するものである。
ンおよびアモルファスシリコンは太陽電池として時計、
電卓、ラジオなどのエネルギ−源に使われているがさら
に近年、地球環境への配慮から環境汚染の恐れのある電
池は用いないような駆動システムが注目されており、太
陽電池に対する期待はますます大きくなってきている。
またこれと並行して太陽電池を用いた商品の高機能化、
多機能化も強く望まれている。
の前面に着色拡散層を配置することにより外部からは太
陽電池素子の存在が認識できない構成を提案しつつ、さ
らにカラフルな外装部材としての美しさやデザインの多
様化が図れるような太陽電池装置を提案してきた。
案範囲においては太陽電池を用いた商品の多様化は図れ
るが、もう一方の課題である商品の高機能化、多機能化
に対しては何ら解決策とはなっていない。特に時計など
の場合には環境汚染の恐れのある電池は用いない駆動シ
ステムの実現と共に暗闇での時刻認識手段の実現が大き
な課題となっているが、現状では両者を同時に満たす方
策はない。
陽電池を用いた駆動システムにおける暗闇での時刻認識
が可能となるような構成の提案とそれを用いた太陽電池
時計を提供することである。
時計は、太陽電池素子の前面に少なくとも可視域の光を
拡散透過する発光層と絶縁層および透明電極層との積層
により構成されたエレクトロルミネッセンス素子を配置
することにより構成される。この際、発光層中に蛍光体
やりん光体を含有しても良い。
ルミネッセンス素子と、太陽電池素子の発電に寄与する
光エネルギ−の一部を反射し残りを透過する着色拡散層
とを積層配置することによっても構成される。ここでい
う着色拡散層としては、例えば第1の白色拡散層と干渉
フィルタ−層もしくは高屈折率材料層との組み合わせ、
あるいは該干渉フィルタ−層もしくは高屈折率材料層と
第2の白色拡散層との組み合わせにより得られる。ここ
で第1の白色拡散層と第2の白色拡散層とは形成場所の
違いにより機能が異なることから要求仕様が異なる。
可視域の光に対して透明な材料からなる透明電極層およ
び絶縁層を積層することにより、機能時には発光し機能
時以外には外部からの光エネルギ−を透過するエレクト
ロルミネッセンス素子が作成できる。このエレクトロル
ミネッセンス素子を太陽電池素子の前面に配置すること
により機能時以外には外部からの光エネルギ−は太陽電
池素子に到達して発電に寄与し、機能時には発光により
文字板上の時刻認識が可能となる。従来用いられている
エレクトロルミネッセンス素子は反射型のため光エネル
ギ−を透過できず、このため外部から入射した光エネル
ギ−は太陽電池素子まで到達できない。また、単純にす
べての構成層を可視域の光に対して透明な材料で構成し
たエレクトロルミネッセンス素子においては機能時に発
光層自体が導波路となって内部で発生した光は横方向に
伝搬して逃げてしまい結果として外部観察者には発光が
観察されない。このため構成層のいずれかには可視域の
光を拡散透過する機能が必要であり発光層にこの機能を
持たせることが最も効果的である。この際、拡散透過性
を有する発光層中に蛍光体やりん光体を分散含有するこ
とにより太陽電池素子の遮蔽効果と波長増感効果による
発電効率の改善が可能となる。太陽電池素子は用いる材
料により光エネルギ−の吸収ピ−ク波長が異なりアモル
ファスシリコンで0.4〜0.7ミクロン、結晶化シリ
コンで0.4〜1.2ミクロン程度であるため太陽電池
素子の前面に他の部材を配置したとしてもこの範囲の光
エネルギ−が透過して太陽電池素子に到達できれば太陽
電池として十分に機能する。この結果、上記のような構
成を取れば太陽電池による駆動システムとエレクトロル
ミネッセンス素子による暗闇での時刻認識が両立可能と
なる。
子とを組み合わせることによっても外観色を従来とは異
なった色で表現しながら上記と同様な機能が得られる。
通常、着色拡散層は第1の白色拡散層、干渉フィルタ−
層もしくは高屈折率材料層、第2の白色拡散層からな
る。第1の白色拡散層は太陽電池素子に近接し外部から
の入射光のうち太陽電池素子からの反射光を散乱あるい
は拡散させ結果として外部から太陽電池素子を遮蔽し見
えなくする機能を有する。ついで第1の白色拡散層に隣
接配置される干渉フィルタ−層もしくは高屈折率材料層
は外部からの入射光の一部を反射するがこの時の反射光
の色相および強度を制御する機能を有する。さらにこの
干渉フィルタ−層もしくは高屈折率材料層に隣接配置さ
れる第2の白色拡散層は前記干渉フィルタ−層もしくは
高屈折率材料層からの反射光を散乱させる機能を有す
る。太陽電池素子の前面に着色拡散層、エレクトロルミ
ネッセンス素子を積層配置する場合にはその配置の仕方
によりエレクトロルミネッセンス素子中の拡散透過性を
有した発光層に上記着色拡散層中の第1もしくは第2の
白色拡散層の機能を持たせることが可能である。太陽電
池素子前面に順次エレクトロルミネッセンス素子、着色
拡散層を配置した場合について説明すると、外部からの
入射光は第2の白色拡散層を透過するがそのうちの一部
は干渉フィルタ−層もしくは高屈折率材料層により反射
され散乱された後、先ほどとは逆の過程を経て外部に戻
る。この結果、外部観察者は干渉フィルタ−層もしくは
高屈折率材料層で制御された色相および強度で戻る光を
指向性なく観察できる。また入射光のうち干渉フィルタ
−層もしくは高屈折率材料層を透過した光はエレクトロ
ルミネッセンス素子を透過し太陽電池素子に到達し発電
に寄与する。この際太陽電池素子からの若干の反射光は
エレクトロルミネッセンス素子中の第1の白色拡散層の
機能を有した発光層により散乱あるいは拡散されるため
外部観察者まではほとんど戻ってこない。これにより、
外部からは従来の太陽電池素子とは異なった色に見えな
がら太陽電池を用いた駆動システムが実現できさらにエ
レクトロルミネッセンス素子による暗闇での時刻認識が
可能となる。
計を図1および図2を用いて説明する。図1はエレクト
ロルミネッセンス素子付き太陽電池時計としての外観模
式図である。時計ケ−ス11内にはモジュ−ルなどの時
計本体12やガラス基板13などが固定設置されてお
り、ガラス基板の片面にはアモルファスシリコン膜をプ
ラズマCVD法で形成することにより太陽電池素子14
を作成した。ついで太陽電池素子形成面と反対面のガラ
ス基板13上で時計文字板外周部に相当する部分にエレ
クトロルミネッセンス素子15を配置した。さらにその
上面には時字16を形成した。図2はこのエレクトロル
ミネッセンス素子15の断面模式図である。ガラスなど
からなる透明基板41上に蒸着法により下部透明電極層
42を形成した後、フッ素系樹脂中に光散乱物質として
の炭酸カルシウム粒子と発光種としての硫化亜鉛粒子を
分散することにより拡散透過性を有した発光層43、ア
ルミナからなる絶縁層44、上部透明電極層45を順次
積層形成した。通常はこの上に保護層(図示せず)を形
成してエレクトロルミネッセンス素子15を構成する。
酸カルシウム粒子が分散していることにより入射光を拡
散し透過する効果を有する。具体的には平均粒系1ミク
ロンの炭酸カルシウム微粉末を0.5重量パ−セント、
硫化亜鉛粒子を50重量パ−セント分散混入することに
よりエレクトロルミネッセンス素子発光時には光を拡散
し外部に有効に放出し、非発光時には入射光の90パ−
セント以上を透過するような拡散透過性を有した発光層
が得られる。他の構成層はいずれも可視域においてはほ
ぼ透明であり、材料の選択によっては1ミクロン付近の
近赤外域までほとんど吸収を示さないためにエレクトロ
ルミネッセンス素子部への入射光のほとんどは素子を透
過して下の太陽電池素子に到達し発電に寄与する。エレ
クトロルミネッセンス素子が形成されていない場所への
入射光は直接太陽電池素子に到達し従来と同様にして発
電に寄与する。一方、周囲が暗い場合には外部操作(図
示せず)によりエレクトロルミネッセンス素子が発光す
ることにより時字を含む文字板面付近が照らされ時刻認
識が可能となる。このためエレクトロルミネッセンス素
子形成箇所は少なくとも文字板面の時字部分を含む一部
に対応した領域であることが望ましい。ここでエレクト
ロルミネッセンス素子15の裏面もしくはガラス基板1
3表面を機械的に荒らすことによりエレクトロルミネッ
センス素子からの発光が有効に上部に放出されるように
なり時刻認識がさらに容易になる。
る太陽電池時計構成を図3を用いて説明する。基本的な
構成は実施例1と同様であるがエレクトロルミネッセン
ス素子が時計文字板に相当する部分全体に形成されてい
ることと、蛍光体粒子を分散含有した拡散透過性を有す
る発光層であることが異なる。図3に示すようにフッ素
系樹脂などのベ−ス材に炭酸カルシウム粒子を分散混入
してなる拡散透過層51中に発光種52としての硫化亜
鉛粒子、蛍光体53としてのスチルベン誘導体粒子を分
散混入することにより拡散透過性を有する発光層43を
形成した。実施例1においては外部からの入射光のうち
紫外光は太陽電池の発電に寄与することなくむしろ太陽
電池素子の劣化要因になっていたが、本実施例において
は蛍光体が紫外光を吸収して可視光に変換して発光する
ため太陽電池素子の発光効率が改善される(波長増感効
果)。ベ−ス材中に炭酸カルシウム粉末を3重量パ−セ
ント、硫化亜鉛粒子を50重量パ−セント、スチルベン
誘導体粒子を0.5重量パ−セント分散混入することに
より透過率50パ−セントの特性を有しながら外観は白
色を呈しその下の太陽電池素子が認識できないような拡
散透過性を有する発光層が得られた。
て組まれた太陽電池時計は蛍光体の波長増感効果により
従来に比して60パ−セント程度の発電効率を維持し日
常動作には全く支障がなかった。さらに発光層の拡散透
過性によりエレクトロルミネッセンス素子機能時には十
分な発光が確認され暗闇での時刻認識との両立が可能で
あった。蛍光体としてここでは染料系のスチルベン誘導
体を例に示したが顔料系であっても差し支えなくロ−ダ
ミンB、クマリン誘導体、ペリレン誘導体、アントラキ
ノン誘導体などが使用でき、さらにりん光体であってよ
い。
る太陽電池時計構成を図4を用いて説明する。本実施例
においては太陽電池素子(図示せず)の前面にエレクト
ロルミネッセンス素子と高屈折率材料層を用いた着色拡
散層を時計文字板に相当する部分全体に順次積層に配置
する。ここでエレクトロルミネッセンス素子の構成は図
2と同様である。着色拡散層の構成としては図4に示す
ように、少なくとも可視域で透明なプラスチック基板6
1の片面を機械的に荒らすことにより平均荒さRa:
0.3ミクロン、平均深さ:1.0ミクロン程度の微小
な凸凹を有する第2の白色拡散層62を形成した。つい
でその反対面に酸化チタンの蒸着層からなる高屈折率材
料層63を作成することにより着色拡散層17を構成し
た。一方、基本構成は図2と同様であるが拡散透過性を
有する発光層中の炭酸カルシウム微粉末の添加量を1重
量パ−セントとしたエレクトロルミネッセンス素子を作
成し、この上部に先の着色拡散層を配置した。この際、
着色拡散層を構成する第2の白色拡散層上には時字を形
成することにより文字板としての機能を兼ねた。
散層は90パ−セント以上の透過率と高屈折率材料層か
らの反射光を散乱させる機能が両立する。このため指向
性の無い明るいグレ−外観を示しながらほとんどの入射
光を透過させることが可能である。透過光は高屈折率材
料層で25パ−セント程度の反射成分と75パ−セント
程度の透過成分に振り分けられるため、ト−タルとして
は入射光の70パ−セント近くが下のエレクトロルミネ
ッセンス素子に入射する。エレクトロルミネッセンス素
子構成のうち拡散透過性を有する発光層は白濁外観を呈
しかつ85パ−セント程度の透過率を示すため第1の白
色拡散層としての機能をエレクトロルミネッセンス素子
側に持たせることができる。エレクトロルミネッセンス
素子の他の構成部材は透明なため最終的には入射光の6
0パ−セント程度が太陽電池素子に到達し発電に寄与す
る。このため本実施例においては通常はグレ−文字板を
有した普通の時計のように見えながら、暗闇ではエレク
トロルミネッセンス素子を発光させることにより時刻認
識が可能となる。本実施例においては高屈折率材料層を
用いたが、この代わりに例えば酸化チタン薄膜と酸化シ
リコン薄膜との交互積層配置によって得られる干渉フィ
ルタ−層などを用いることにより任意のカラ−を表現し
つつ同様な効果が得られる。
る太陽電池時計構成を図5を用いて説明する。太陽電池
素子(図示せず)の前面に高屈折率材料層を用いた着色
拡散層とエレクトロルミネッセンス素子を順次積層に配
置する。少なくとも可視域で透明なプラスチック基板6
1の片面を機械的に荒らすことにより平均荒さ:0.7
ミクロン、平均深さ:1.0ミクロン程度の微小な凸凹
を有する第1の白色拡散層64を形成した。この時の第
1の白色拡散層は85パ−セント程度の透過率を示し
た。ついでその反対面に実施例3と同様に酸化チタンの
蒸着層からなる高屈折率材料層63を作成することによ
り着色拡散層17を構成した。さらにこの上部に実施例
1の条件で文字板全面に形成されたエレクトロルミネッ
セス素子を配置した。エレクトロルミネッセンス素子の
上面には時字を形成することにより文字板としての機能
を兼用した。この際のエレクトロルミネッセンス素子に
おける拡散透過性を有する発光層は白濁外観を呈しなが
ら90パ−セント程度の透過率を示すために第2の白色
拡散層としての機能をエレクトロルミネッセンス素子側
に持たせることができる。上記のような構成を取ること
により最終的には入射光の60パ−セント程度が太陽電
池素子に到達し発電に寄与するため実施例3と同様に太
陽電池時計としての機能と暗闇での時刻認識機能の両立
が可能となる。
ネッセンス素子はすべて発光種として硫化亜鉛を用いた
無機型を例にとって説明したが、もちろんジスチリル誘
導体などの有機型の使用も可能である。有機型エレクト
ロルミネッセンス素子を用いた場合には発光させるため
の電圧レベルが数ボルトで済むため昇圧回路が不要もし
くは簡略化されるため更なる省スペ−スが図れ時計など
の小型携帯機器には有利である。また、暗闇での時刻認
識のためには常時表示用と比較すれば数十分の一程度の
明るさで十分なため有機、無機いずれのエレクトロルミ
ネッセンス素子でも十分使用可能である。また、実施例
においてはエレクトロルミネッセンス素子における可視
光の拡散透過性を発光層のみに持たせたが絶縁層にも持
たせることは可能であり、この際には発光層と絶縁層の
両層の組み合わせで拡散透過性を調整することが必要で
ある。ここでは例としてアナログ時計を示したがもちろ
んデジタル時計でも良い。さらに透明電極層その他をパ
タ−ン化することによりエレクトロルミネッセンス素子
の一部のみを発光させることができるために省力化とと
もに、他のセンサ−との組み合わせによる照射光量表
示、太陽電池素子の充電状態表示などの機能を付加する
ことも可能である。
とにより環境汚染の恐れのない駆動システムを実現しつ
つ暗闇での時刻認識という機能を付加することが可能と
なった。また、着色拡散層との組み合わせにより太陽電
池本来の外観色を遮蔽することができるため太陽電池を
意識させず従来に比してデザインの自由度が大幅に広が
る。
ッセンス素子付き太陽電池時計の外観模式図である。
ルミネッセンス素子の断面模式図である。
有した拡散透過性を有する発光層の断面模式図である。
の断面模式図である。
の断面模式図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 時計ケースの中に収納された時計本体
と、太陽電池素子と、該太陽電池素子の前面に可視域の
光に対して透明な材料からなる透明基板と下部透明電極
層と可視域の光を拡散透過する発光層と絶縁層と上部透
明電極層とが順次積層されてなるエレクトロルミネッセ
ンス素子とからなり、該エレクトロルミネッセンス素子
は上面に文字板としての装飾がなされていることを特徴
とするエレクトロルミネッセンス素子付き太陽電池時
計。 - 【請求項2】 前記発光層は蛍光体あるいはりん光体も
しくはその両方が含有されていることを特徴とする請求
項1に記載のエレクトロルミネッセンス素子付き太陽電
池時計。 - 【請求項3】 時計ケースの中に収納された時計本体
と、太陽電池素子と、該太陽電池素子の前面に可視域の
光に対して透明な材料からなる透明基板と下部透明電極
層と可視域の光を拡散透過する発光層と絶縁層と上部透
明電極層とが順次積層されてなるエレクトロルミネッセ
ンス素子と、可視域において太陽電池の発電に寄与する
光エネルギ−の一部を反射し残りを透過する着色拡散層
とが順次積層配置され、該着色拡散層は上面に文字板と
しての装飾がなされていることを特徴とするエレクトロ
ルミネッセンス素子付き太陽電池時計。 - 【請求項4】 前記着色拡散層が、干渉フィルタ−層も
しくは高屈折率材料層と該干渉フィルタ−層もしくは高
屈折率材料層からの反射光を散乱制御するための第2の
白色拡散層との組み合わせからなることを特徴とする請
求項3に記載のエレクトロルミネッセンス素子付き太陽
電池時計。 - 【請求項5】 時計ケ−スの中に収納された時計本体
と、太陽電池素子と、該太陽電池素子の前面に可視域に
おいて太陽電池の発電に寄与する光エネルギ−の一部を
反射し残りを透過する着色拡散層と、可視域の光に対し
て透明な材料からなる透明基板と下部透明電極層と可視
域の光を拡散透過する発光層と絶縁層と上部透明電極層
とが順次積層されてなるエレクトロルミネッセンス素子
とが順次積層配置され、該エレクトロルミネッセンス素
子は上面に文字板としての装飾がなされていることを特
徴とするエレクトロルミネッセンス素子付き太陽電池時
計。 - 【請求項6】 前記着色拡散層が、太陽電池素子を外部
から遮蔽するために太陽電池素子からの反射光を散乱も
しくは拡散させるための第1の白色拡散層と反射光成分
の色相および強度を制御する干渉フィルタ−層もしくは
高屈折率材料層との組み合わせからなることを特徴とす
る請求項5に記載のエレクトロルミネッセンス素子付き
太陽電池時計。
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JP19150594A JP3524588B2 (ja) | 1994-08-15 | 1994-08-15 | エレクトロルミネッセンス素子付き太陽電池時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19150594A JP3524588B2 (ja) | 1994-08-15 | 1994-08-15 | エレクトロルミネッセンス素子付き太陽電池時計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP19150594A Expired - Fee Related JP3524588B2 (ja) | 1994-08-15 | 1994-08-15 | エレクトロルミネッセンス素子付き太陽電池時計 |
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- 1994-08-15 JP JP19150594A patent/JP3524588B2/ja not_active Expired - Fee Related
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