JP3523977B2 - 形鋼の寸法制御方法 - Google Patents

形鋼の寸法制御方法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、H形鋼、I形
鋼、レールその他の形鋼のタンデム圧延において、ロー
ル間隙を調整して形鋼の寸法を制御する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】H形鋼などの形鋼の圧延に、ユニバーサ
ル圧延が広く用いられている。ユニバーサル圧延では、
水平ロールおよび垂直ロールのロール間隙を調整するこ
とにより、多種類の製品を製造することができる。製品
の寸法精度を向上するためには、圧延条件の変化に応じ
てロール間隙を精度高く設定する必要がある。
【0003】形鋼のユニバーサル圧延において、製品厚
さの長手方向のばらつきを、AGC(自動寸法制御)に
より低減することが知られている。たとえば、特公昭6
1−24083号公報で開示された形鋼の自動板厚制御
方法がある。この方法は、ユニバーサル圧延機の水平ロ
ールと垂直ロールとの相対的位置関係と圧延機の弾性変
形とを考慮して、圧延中の荷重の実測値からウエブ厚さ
およびフランジ厚さを推定し、各厚さの変動を除去する
ように、各ロールのロール間隙を独立に制御する。この
方法によれば、形鋼の厚み精度を向上することができ
る。
【0004】一般にタンデム圧延では、スタンド間で圧
延材に過大な張力あるいは圧縮力が発生するのを防ぐた
めに、張力制御を行っている。板、線材等のタンデム圧
延では、スタンド間のルーパで張力を制御することがで
きるので、低張力の圧延が可能である。しかし、形鋼は
剛性が大きいため、ルーパによる張力制御は困難であ
る。そこで、圧延材がスタンド間で座屈するのを防ぐた
めに、スタンド間で0.5〜1.5 kg/mm2 程度の引張
力が発生するように、各スタンドのロール回転数を設定
し、圧延するのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】タンデム圧延では、図
1(b)に示すように隣り合う前後のスタンド間距離l
に等しい長さの圧延材後端部は、圧延材の後端が前段の
スタンドを離れると、無張力状態となって圧延される。
また、図1(a)に示すように圧延材の上記後端部を除
く部分は、前後のスタンドのロールにかみ込まれて圧延
されるので、張力が加わった状態で圧延される。したが
って、後端部と他の部分とでは、幅拡がりおよび圧延荷
重が異なり、圧延荷重の差に対応して寸法が異なる。つ
まり、後端部は圧延荷重および幅拡がりが増加するの
で、寸法が増加する。従来の制御方法では、圧延荷重に
基づいてロール間隙を制御するので、上記張力による寸
法の変動には対応できなかった。
【0006】この発明は、形鋼のタンデム圧延におい
て、製品後端部の精度も向上することができ、製品全長
にわたって高い寸法精度の製品が得られる形鋼の寸法制
御方法を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の形鋼の寸法制
御方法は、形鋼のタンデム圧延における寸法制御方法に
おいて、あらかじめ最終仕上スタンドより上流側のスタ
ンドのうちの1基を制御スタンドに設定し、前記制御ス
タンドから最終仕上スタンドに至るまでの圧延材の延伸
に基づき、制御スタンドにおける、最終仕上スタンドと
その前段のスタンドとの間の距離に相当する長さを求
め、前記相当長さの圧延材後端部について無張力圧延に
よる断面積増加分を解消するように前記制御スタンドの
ロール間隙を制御することを特徴としている。
【0008】この発明では、張力変動によって発生する
圧延材の断面積変動を予測し、これを0にするように、
上流側のスタンドでのロール間隙を制御し、最終仕上ス
タンド入側の後端部の寸法を他の部分よりも小さくす
る。この結果、最終パスにおいて、この部分は無張力状
態で圧延されて、寸法が増加しても、最終仕上パス圧延
後に寸法、すなわちウエブおよびフランジの厚みおよび
幅が圧延材全長にわたって一定になり、高い寸法精度の
製品が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明において、前記制御スタ
ンドは中間ユニバーサル圧延機または最終仕上ユニバー
サル圧延機以外の圧延機のうちから選ばれる。最終仕上
スタンドとその前段のスタンドとのスタンド間距離に相
当する長さ(制御スタンドにおいてロール間隙変更開始
位置から圧延材後端に至るまでの距離)Lは、次の式
(1)で求める。 L=l/λ ・・・・・・(1) ここで、l:最終仕上スタンドとその前段のスタンドと
の間の距離 λ:制御スタンドスから最終仕上スタンドまでの延伸係
数 式(1)から明らかなように、制御スタンドにいて、ロ
ール間隙変更開始位置から圧延材後端までの距離Lは、
最終仕上スタンドとその前段のとの間の距離より延伸係
数λだけ短い。
【0010】また、設定張力から圧延材の後端部の断面
積の増加ΔAは、次のように求める。 ΔA=A−A0 =B×t−B0 ×t0 =(B0 +δB)×(t0 +δt)−B0 ×t0 ・・・・・・(2) =t0 ×δB+B0 ×δt+δB×δt ここで、A0 :張力圧延時の断面積 A:無張力時の断面積 B:ウエブまたはフランジの幅 t:ウエブまたはフランジの厚み δ:張力圧延時と無張力時の変動 をそれぞれ表している。式(2)の第3式で、δB×δ
t項は微小であるので、これを省略すると、 ΔA≒t0 ×δB+B0 ×δt ・・・・・・(3) となる。ここで、厚みの変動δtを荷重の変動δPおよ
びミル剛性Mとにより表すと、 ΔA=t0 ×δB+B0 ×δP/M ・・・・・・(4) となる。さらに、幅拡がりに及ぼす張力Tの影響係数c
1 、および圧延荷重に及ぼす張力Tの影響係数c2 を用
いて式(4)を書き換えると、 ΔA=t0 ×c1 ×T+B0 ×c2 ×T/M あるいは ΔA=(t0 ×c1 +B0 ×c2 /M)T ・・・・・・(5) となる。
【0011】式(1)で求めた圧延材の後端部の長さL
について、式(5)に基づき、上記断面積差を解消する
ために必要な、制御スタンドでの後端部のロール間隙を
求め、これに基づいて圧延する。この結果、最終仕上ス
タンド入側の後端部の寸法は、後端部以外の部分の寸法
よりも小さくなる。
【0012】後端部以外の部分のロール間隙を制御する
には、たとえば次の方法による。垂直ロールの圧延荷重
を検出し、駆動側垂直ロールのロックオン値に対する圧
延荷重偏差、作業側垂直ロールのロックオン値に対する
圧延荷重偏差、および駆動側垂直ロールの圧延荷重と作
業側垂直ロールの圧延荷重との偏差のロックオン値から
の偏差をそれぞれ求める。前記ロックオン値からの偏差
に基づいて、水平ロールと駆動側垂直ロールとの間のロ
ール間隔および水平ロールと作業側垂直ロールとの間の
ロール間隔をそれぞれ独立して制御する。この制御方法
を、更に詳細に説明する。
【0013】ユニバーサル圧延で、水平ロールのロール
軸方向の移動を考慮すると駆動側フランジ厚さhDSは hDS=SDSO +PDS/MDS cosγDS+0.5(SHO+PH /MH )sin γDS +(PDS−PWS/MT ) ・・・・・・(6) となり、作業側フランジ厚さhWSは hWS=SWSO +PWS/MWS cosγWS+0.5(SHO+PH /MH )sin γWS +(PWS−PDS/MT ) ・・・・・・(7) となる。
【0014】目標のフランジ厚さhDS、hWSを与える、
圧延材かみ込み前のロールギャップSDSO 、SWSO を、
あらかじめ実機または試験機で試験してまたは経験的に
求める。上記ロールギャップSDSO 、SWSO で圧延材を
ロールにかみ込ませる。圧延荷重は、かみ込み時の衝
撃、圧延速度の加速によって変動するので、かみ込み
後、一定時間後の圧延荷重をロックオン荷重とする。か
み込みからロックオンまでの時間は、予めかみ込み時の
過渡的な荷重変動が収束するに要する時間を測定してお
く。一般に、このかみ込みから過渡的な荷重変動が収ま
るまでの時間は1〜5秒程度である。その後、圧延中の
垂直ロールの圧延荷重を連続的に検出する。検出した圧
延荷重PDS、PWSとロックオン荷重との差を、すなわち
荷重偏差ΔPDS、ΔPWSを求め、これに基づいて、ロー
ル間隔を独立して制御する。
【0015】一般に水平ロールの荷重偏差がミル剛性に
比べて十分小さいので、外乱によって垂直ロールの駆動
側圧延荷重PDSがPDS+ΔPDSに、作業側圧延荷重がP
WSからPWS+ΔPWSにそれぞれ変化した場合、出側厚さ
を一定とする駆動側垂直ロールのロール間隔制御量ΔS
DSは、 ΔSDS=−ΔPDS/MDS+(ΔPWS−ΔPDS)/MT ・・・・・・(8) となり、また駆動側垂直ロールのロール間隔制御量ΔS
WSは、 ΔSWS=−ΔPWS/MWS+(ΔPDS−ΔPWS)/MT ・・・・・・(9) となる。ここで、添字DSは駆動側、WSは作業側、T は水
平ロールのロール軸方向をそれぞれ表している。式
(8)および式(9)において、第1項は駆動側または
作業側の圧延荷重偏差による修正項であり、第2項は水
平ロールのロール軸方向の移動による修正項を表してい
る。
【0016】過補償などを防止するために、制御ゲイン
αを導入すると、駆動側垂直ロールのロール間隔制御量
ΔSDSは、 ΔSDS=−αDSΔPDS/MDS+αT (ΔPWS−ΔPDS)/MT ・・・・(10) となり、作業側垂直ロールのロール間隔制御量ΔS
WSは、 ΔSWS=−αWSΔPWS/MWS+αT (ΔPDS−ΔPWS)/MT ・・・・(11) となる。制御ゲインは、圧延温度、圧延材寸法などの圧
延条件の変動を考慮して決められ、0.1〜1.0程度
である。
【0017】図2は、圧延材Rが水平ロール1、垂直ロ
ール2DS、2WS間にかみ込まれて、水平ロール1が駆動
側に移動した状態を示している。図中、破線は圧延材R
が水平ロール1、垂直ロール2DS、2WS間にかみ込まれ
ていない時のロール位置を、また実線はかみ込まれてい
る時のロール位置をそれぞれ示している。図2(a)は
ロール間隔SDS、SWSの制御に水平ロール1の移動を考
慮した場合で、駆動側フランジ厚さhDSおよび作業側フ
ランジ厚さhWSはともに目標のフランジ厚さとなってい
る。なお、図2(b)はロール間隔SDS、SWSの制御に
水平ロール1の移動を考慮していない場合であり、図1
(a)に比べると明らかなように、駆動側フランジ厚さ
DSは薄くなり、逆に作業側フランジ厚さhWSは厚くな
っている。
【0018】上記形鋼の圧延において、ウエブ厚さにも
高い寸法精度が要求される場合、水平ロールと垂直ロー
ル間隔を制御するとともに、水平ロールの圧延荷重を検
出して圧延荷重偏差を求め、圧延荷重偏差により水平ロ
ールのロール間隔を制御するようにしてもよい。この場
合、水平ロールのロール間隔制御量ΔSH は、 ΔSH =−αH ΔPH /MH ・・・・・・(11) となる。
【0019】つぎに、形鋼がレールである場合を例にし
て、この発明の実施の態様を具体的に説明する。レール
の寸法に対する要求は高さが最も厳しいので、垂直ロー
ルのみロール間隙を制御するとして説明する。なお、レ
ールの場合、レールの脚部および頭部がフランジに相当
する。レールのウエブ幅は水平ロールのロール間隙幅で
決まるので、レールの高さは脚部および頭部(フラン
ジ)の厚みで決まる。
【0020】図3は、レールの圧延工程を示している。
パス1〜14は粗圧延、パス15〜17は中間圧延、パ
ス17′〜19は仕上圧延である。パス15′〜17′
は、エッジャー圧延である。パス1〜14は2重式粗圧
延機列により、パス15以降はユニバーサル圧延機およ
びエッジヤーにより圧延が行われる。パス19は、形状
を整えるパスであり、圧下量は小さく実質的な成形は行
わない。この例では、パス17の中間ユニバーサル圧延
で後端部の制御を行う。図4は、上記中間圧延パス17
に用いられるユニバーサル圧延機を模式的に示してい
る。
【0021】上記17パスの圧延工程において、後端部
以外の部分の寸法制御は次のようにして行われる。図4
に示すユニバーサル圧延機に材料がかみ込み、一定時間
が経過したのち、駆動側垂直ロール2DSおよび作業側垂
直ロール2WSの圧延荷重を荷重計3DS、3WSでそれぞれ
計測する。圧延荷重の計測結果は、ロックオン値として
演算装置4に記憶される。以後、駆動側垂直ロール2DS
および作業側垂直ロール2WSの圧延荷重を荷重計3DS
WSでそれぞれ連続的に計測する。計測結果は演算装置
3に入力され、両垂直ロール2DS、2WSのそれぞれにつ
いてロックオン値との差、つまり圧延荷重偏差ΔPが求
められる。荷重偏差ΔPが求められると、水平ロール1
と垂直ロール2DS、2WSとの間のロール間隔制御量が演
算装置4で求められ、その結果は圧下制御装置5DS、5
WSに出力される。圧下制御装置5DS、5WSは圧下モータ
DS、6WSに操作信号を出力し、ロール間隔を制御す
る。上記一連の制御動作は圧延材の後端部が仕上ユニバ
ーサル圧延機に到達するまで繰り返される。
【0022】後端部以外の圧延が終わると、あらかじめ
求められていた最終仕上スタンドとその前段のスタンド
とのスタンド間距離に相当する長さに基づき、位置検出
器7によってロール間隙変更開始位置が検出される。ロ
ール間隙変更開始位置が制御圧延機に圧延機に到達した
タイミングで、式(5)より計算したロール間隙に変更
して後端部を圧延する。
【0023】上記寸法制御により、製品後端部の寸法増
加が抑止される。図5はこの発明と従来法とを比較して
寸法制御の結果を模式的に示しており、この発明によれ
ば製品全長にわたって一様な厚みと幅が得られる。
【0024】
【実施例】レール(JIS 60 kg 級、高さ174 m
m 、頭幅65 mm 、脚幅145mm )を図3に示す圧延
工程で圧延した。中間ユニバーサル圧延パス17で圧延
材全長にわたって従来の寸法制御を行った。その結果、
製品の後端部の寸法は定常部に対して高さは0.6mm、
幅は1.0mm増加した。この中間ユニバーサル圧延パス
17で、定常部は従来の寸法制御を行い、後端部はこの
発明を適用した。その結果、高さの増加量は0.2mm
に、幅の増加量は0.3mmにそれぞれ低減した。
【0025】
【発明の効果】この発明では、形鋼のタンデム圧延にお
いて、圧延材後端部の寸法増加を抑止するので、製品後
端部の精度も向上することができる。したがって、製品
全長にわたって高い寸法精度の製品が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧延材後端部が無張力で圧延される状態を説明
する図面である。
【図2】この圧延材後端部以外の部分についてロール間
隙を制御する方法の一例を説明する図面である。
【図3】この発明が適用されるレールの圧延工程図であ
る。
【図4】形鋼圧延に用いられるユニバーサル圧延機を模
式的に示す図面である。
【図5】従来法とこの発明の寸法制御方法とを比較し
て、レールの寸法変動の一例を示す線図である。
【符号の説明】
1 水平ロール 2 垂直ロール 3 荷重計 4 演算装置 5 圧下制御装置 6 圧下モータ 7 位置検出器 R 圧延材 添字DSは駆動側、添字WSは作業側をそれぞれ示してい
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐伯 和彦 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新日本製鐵株式会社 八幡製鐵所内 (72)発明者 久保 誠太郎 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新日本製鐵株式会社 八幡製鐵所内 (72)発明者 川端 都紀生 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新日本製鐵株式会社 八幡製鐵所内 (72)発明者 服部 義孝 福岡県北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新日本製鐵株式会社 八幡製鐵所内 (56)参考文献 特開 平8−252615(JP,A) 特開 昭59−16611(JP,A) 特開 昭60−30502(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 1/00 - 11/00 B21B 37/16 B21B 37/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 形鋼のタンデム圧延における寸法制御方
    法において、あらかじめ最終仕上スタンドより上流側の
    スタンドのうちの1基を制御スタンドに設定し、前記制
    御スタンドから最終仕上スタンドに至るまでの圧延材の
    延伸に基づき、制御スタンドにおける、最終仕上スタン
    ドとその前段のスタンドとの間の距離に相当する長さを
    求め、圧延材後端部の前記相当長さについて無張力圧延
    による断面積増加分を解消するように前記制御スタンド
    のロール間隙を制御することを特徴とする形鋼の寸法制
    御方法。
  2. 【請求項2】 前記制御スタンドを最終仕上スタンドの
    直前のスタンドとすることを特徴とする請求項1記載の
    形鋼の寸法制御方法。
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