JP3523701B2 - 磁気共鳴イメージング装置及びその調整方法 - Google Patents
磁気共鳴イメージング装置及びその調整方法Info
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- JP3523701B2 JP3523701B2 JP02183695A JP2183695A JP3523701B2 JP 3523701 B2 JP3523701 B2 JP 3523701B2 JP 02183695 A JP02183695 A JP 02183695A JP 2183695 A JP2183695 A JP 2183695A JP 3523701 B2 JP3523701 B2 JP 3523701B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気共鳴イメージング
装置及びその調整方法に係り、被検体に与える励起用高
周波のRFレベル及び中心周波数を最適化に関する。
装置及びその調整方法に係り、被検体に与える励起用高
周波のRFレベル及び中心周波数を最適化に関する。
【0002】
【従来の技術】被検体に与える励起用高周波の出力を調
整するのに、APCと呼ばれるものがある。APCと
は、パワーコントロールの略であり、励起用RFパルス
強度を自動的に設定する機能をいう。典型的なAPCは
特開昭61−191946号公報(昭和61年8月26
日出願公開)に示されている。すなわち、関心領域の一
断面について、所定のパルス繰り返し間隔ごとに、例え
ばアッテネータの減衰率を変化させることにより、強度
を段階的に変化させたRFパルス(励起用高周波パル
ス)とスライス用傾斜磁場Gsとを印加することにより
当該断面についての最適RFパルス強度であると算定す
るものである。
整するのに、APCと呼ばれるものがある。APCと
は、パワーコントロールの略であり、励起用RFパルス
強度を自動的に設定する機能をいう。典型的なAPCは
特開昭61−191946号公報(昭和61年8月26
日出願公開)に示されている。すなわち、関心領域の一
断面について、所定のパルス繰り返し間隔ごとに、例え
ばアッテネータの減衰率を変化させることにより、強度
を段階的に変化させたRFパルス(励起用高周波パル
ス)とスライス用傾斜磁場Gsとを印加することにより
当該断面についての最適RFパルス強度であると算定す
るものである。
【0003】ここで、RFパルスの強度は、画質に大き
な影響を与えるスピンのフリップ角を決定するものであ
り、この算定されたパルス強度のRFパルスにて当該断
面についてスキャンが行われる。これは、被検体の領域
によって最適なRFパルス強度が異なるからであり、被
検体のどの様な領域についても最適なMR情報を得よう
とするものである。
な影響を与えるスピンのフリップ角を決定するものであ
り、この算定されたパルス強度のRFパルスにて当該断
面についてスキャンが行われる。これは、被検体の領域
によって最適なRFパルス強度が異なるからであり、被
検体のどの様な領域についても最適なMR情報を得よう
とするものである。
【0004】また、被検体に与える励起用高周波の中心
周波数を調整するものとしては次のようなものがある。
周波数を調整するものとしては次のようなものがある。
【0005】まず、RFパルスを印加し、収集したエコ
ー信号をフーリエ変換する。そして、フーリエ変換して
得た周波数分布のサンプリングの中心がRFパルスを印
加したときの中心周波数における信号強度であるから、
フーリエ変換後の信号の周波数分布のピークが周波数分
布のサンプリングの中心から何ポイントずれているか分
かる。こうして、サンプリングレートから、周波数のず
れが算出でき、周波数のずれと周波数分布のサンプリン
グの中心から最適な中心周波数を求めようとするもので
ある。この中心周波数の調整も自動的に設定される。
ー信号をフーリエ変換する。そして、フーリエ変換して
得た周波数分布のサンプリングの中心がRFパルスを印
加したときの中心周波数における信号強度であるから、
フーリエ変換後の信号の周波数分布のピークが周波数分
布のサンプリングの中心から何ポイントずれているか分
かる。こうして、サンプリングレートから、周波数のず
れが算出でき、周波数のずれと周波数分布のサンプリン
グの中心から最適な中心周波数を求めようとするもので
ある。この中心周波数の調整も自動的に設定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した高周波出力の
調整及び中心周波数の調整、という2つの調整は、断層
像のデータ収集の前処理として必要不可欠なものであ
り、互いに独立した処理として行われる。
調整及び中心周波数の調整、という2つの調整は、断層
像のデータ収集の前処理として必要不可欠なものであ
り、互いに独立した処理として行われる。
【0007】しかし、断層像のデータ収集については、
開発が進むにつれて数秒に1回から1秒に数回まで行え
るようになった。これに対し、上記2つの調整は、数秒
から数十秒かかり、断層像を得るためのルーチンに占め
る時間的な割合が大きくなっている。
開発が進むにつれて数秒に1回から1秒に数回まで行え
るようになった。これに対し、上記2つの調整は、数秒
から数十秒かかり、断層像を得るためのルーチンに占め
る時間的な割合が大きくなっている。
【0008】高周波出力と中心周波数とは互いに影響を
与えるパラメータであるので、高周波出力が調整されて
いることを前提に中心周波数を調整するか、中心周波数
が調整されていることを前提に高周波出力を調整するこ
とになる。したがって、どちらかの調整を行う前にもう
一方の調整をしなければならないので、処理時間の関係
上、短時間では厳密に正しい調整を行ってるものとはい
えなかった。
与えるパラメータであるので、高周波出力が調整されて
いることを前提に中心周波数を調整するか、中心周波数
が調整されていることを前提に高周波出力を調整するこ
とになる。したがって、どちらかの調整を行う前にもう
一方の調整をしなければならないので、処理時間の関係
上、短時間では厳密に正しい調整を行ってるものとはい
えなかった。
【0009】そこで、本発明は、励起用高周波の出力の
調整及び中心周波数の調整、という2つの調整を高い精
度で短時間に行える磁気共鳴イメージング装置を提供す
る事をその目的とする。
調整及び中心周波数の調整、という2つの調整を高い精
度で短時間に行える磁気共鳴イメージング装置を提供す
る事をその目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願請求項1にかかる発明の磁気共鳴イメージング
装置は、静磁場と傾斜磁場を被検体に与えるためのガン
トリーと、前記被検体に高周波パルスを与えるとともに
共鳴して得られるエコー信号を検波して受信するための
送受信部と、エコー信号をデジタル化した受信データを
収集し演算処理して断層像を得るための演算処理部とを
有し、前記被検体の断層像のデータ収集を行って3次元
の立体像を構成する磁気共鳴イメージング装置におい
て、前記演算処理部は、前記高周波パルスの電力レベル
及び送信周波数を前回得られた値に設定し、順次電力レ
ベルをかえて繰り返し複数回前記高周波パルスを一定周
波数で前記送受信部から送信させるとともに複数回の送
信で得た受信データを前記演算処理部のメモリーに記憶
し、受信データから前記エコー信号のピーク値を各送信
ごとに測定し、最大のピーク値をとる電力レベルで送信
された回の受信データを前記メモリーから読み出してフ
ーリエ変換し、周波数分布のピーク点の周波数をもと
め、前記周波数分布のピーク点の周波数及び前記最大の
ピーク値をとる電力レベルを、断層像のデータ収集を行
うのに最適な前記高周波パルスの電力レベル及び中心周
波数として調整する事を特徴とする。
に、本願請求項1にかかる発明の磁気共鳴イメージング
装置は、静磁場と傾斜磁場を被検体に与えるためのガン
トリーと、前記被検体に高周波パルスを与えるとともに
共鳴して得られるエコー信号を検波して受信するための
送受信部と、エコー信号をデジタル化した受信データを
収集し演算処理して断層像を得るための演算処理部とを
有し、前記被検体の断層像のデータ収集を行って3次元
の立体像を構成する磁気共鳴イメージング装置におい
て、前記演算処理部は、前記高周波パルスの電力レベル
及び送信周波数を前回得られた値に設定し、順次電力レ
ベルをかえて繰り返し複数回前記高周波パルスを一定周
波数で前記送受信部から送信させるとともに複数回の送
信で得た受信データを前記演算処理部のメモリーに記憶
し、受信データから前記エコー信号のピーク値を各送信
ごとに測定し、最大のピーク値をとる電力レベルで送信
された回の受信データを前記メモリーから読み出してフ
ーリエ変換し、周波数分布のピーク点の周波数をもと
め、前記周波数分布のピーク点の周波数及び前記最大の
ピーク値をとる電力レベルを、断層像のデータ収集を行
うのに最適な前記高周波パルスの電力レベル及び中心周
波数として調整する事を特徴とする。
【0011】本願請求項2にかかる発明の磁気共鳴イメ
ージング装置は、静磁場と傾斜磁場を被検体に与えるた
めのガントリーと、前記被検体に高周波パルスを与える
とともに共鳴して得られるエコー信号を検波して受信す
るための送受信部と、エコー信号をデジタル化した受信
データを収集し演算処理して断層像を得るための演算処
理部とを有し、前記被検体の断層像のデータ収集を行っ
て3次元の立体像を構成する磁気共鳴イメージング装置
において、前記演算処理部は、前記高周波パルスの電力
レベル及び送信周波数を前回得られた値に設定し、順次
電力レベルをかえて繰り返しn回(n≧1)前記高周波
パルスを所定の送信周波数で前記送受信部から送信させ
るとともにこのn回の送信で得た受信データを前記演算
処理部のメモリーに記憶し、受信データから前記エコー
信号のピーク値を各送信ごとに測定し、最大のピーク値
をとる電力レベルで送信された回の受信データを前記メ
モリーから読み出してフーリエ変換し、周波数分布のピ
ーク点の周波数をもとめるプロセスを有し、このプロセ
スで得られた前記ピーク点の周波数を前記所定の送信周
波数として次のプロセスを実行するのをm回(m≧1)
繰り返し、最後のm回目に得られた前記周波数分布のピ
ーク点の周波数及び前記最大のピーク値をとる電力レベ
ルを、断層像のデータ収集を行うのに最適な前記高周波
パルスの電力レベル及び中心周波数として調整する事を
特徴とする。また、本願請求項3にかかる発明の磁気共
鳴イメージング装置の調整方法は、被検体に静磁場、傾
斜磁場および高周波パルスを与えるとともに共鳴して得
られるエコー信号を検波して受信データを得る磁気共鳴
イメージング装置における前記高周波パルスの電力レベ
ル及び中心周波数の調整方法において、前記高周波パル
スの電力レベル及び送信周波数を前回得られた値に設定
するステップと、前記被検体に電力レベルをかえて繰り
返し高周波パルスを送信し、それぞれのエコー信号から
それぞれの受信データを得るステップと、前記それぞれ
の受信データに基づいて前記それぞれのエコー信号のピ
ーク値を測定するステップと、前記測定されたピーク値
のうち最大のピーク値を有するエコー信号の収集に用い
られた電力レベルを最適な電力レベルとして調整するス
テップと、前記最大のピーク値を有するエコー信号の受
信データをフーリエ変換し、前記高周波パルスの送信周
波数とのずれを算出するステップと、前記算出されたず
れに基づいて中心周波数を調整するステップと、を備え
たことを特徴とする。
ージング装置は、静磁場と傾斜磁場を被検体に与えるた
めのガントリーと、前記被検体に高周波パルスを与える
とともに共鳴して得られるエコー信号を検波して受信す
るための送受信部と、エコー信号をデジタル化した受信
データを収集し演算処理して断層像を得るための演算処
理部とを有し、前記被検体の断層像のデータ収集を行っ
て3次元の立体像を構成する磁気共鳴イメージング装置
において、前記演算処理部は、前記高周波パルスの電力
レベル及び送信周波数を前回得られた値に設定し、順次
電力レベルをかえて繰り返しn回(n≧1)前記高周波
パルスを所定の送信周波数で前記送受信部から送信させ
るとともにこのn回の送信で得た受信データを前記演算
処理部のメモリーに記憶し、受信データから前記エコー
信号のピーク値を各送信ごとに測定し、最大のピーク値
をとる電力レベルで送信された回の受信データを前記メ
モリーから読み出してフーリエ変換し、周波数分布のピ
ーク点の周波数をもとめるプロセスを有し、このプロセ
スで得られた前記ピーク点の周波数を前記所定の送信周
波数として次のプロセスを実行するのをm回(m≧1)
繰り返し、最後のm回目に得られた前記周波数分布のピ
ーク点の周波数及び前記最大のピーク値をとる電力レベ
ルを、断層像のデータ収集を行うのに最適な前記高周波
パルスの電力レベル及び中心周波数として調整する事を
特徴とする。また、本願請求項3にかかる発明の磁気共
鳴イメージング装置の調整方法は、被検体に静磁場、傾
斜磁場および高周波パルスを与えるとともに共鳴して得
られるエコー信号を検波して受信データを得る磁気共鳴
イメージング装置における前記高周波パルスの電力レベ
ル及び中心周波数の調整方法において、前記高周波パル
スの電力レベル及び送信周波数を前回得られた値に設定
するステップと、前記被検体に電力レベルをかえて繰り
返し高周波パルスを送信し、それぞれのエコー信号から
それぞれの受信データを得るステップと、前記それぞれ
の受信データに基づいて前記それぞれのエコー信号のピ
ーク値を測定するステップと、前記測定されたピーク値
のうち最大のピーク値を有するエコー信号の収集に用い
られた電力レベルを最適な電力レベルとして調整するス
テップと、前記最大のピーク値を有するエコー信号の受
信データをフーリエ変換し、前記高周波パルスの送信周
波数とのずれを算出するステップと、前記算出されたず
れに基づいて中心周波数を調整するステップと、を備え
たことを特徴とする。
【0012】
【作用】本願請求項1にかかる発明の磁気共鳴イメージ
ング装置によれば、高周波パルスの電力レベル及び送信
周波数を前回得られた値に設定し、順次電力レベルをか
えて繰り返し複数回の送信で得た受信データを演算処理
部のメモリーに記憶し、最大のピーク値をとる電力レベ
ルを求める一方、この電力レベルにおける周波数分布の
ピーク点の周波数をもとめて、最適な高周波パルスの電
力レベル及び中心周波数の調整が行われる。これら電力
レベル及び中心周波数は、観測された中で最も大きなレ
ベルのエコー信号が得られ、周波数分布も最大値を示
す。そのため、適した周波数、電力レベルでデータ収集
を行うことができ、良好な断層像がえられる。
ング装置によれば、高周波パルスの電力レベル及び送信
周波数を前回得られた値に設定し、順次電力レベルをか
えて繰り返し複数回の送信で得た受信データを演算処理
部のメモリーに記憶し、最大のピーク値をとる電力レベ
ルを求める一方、この電力レベルにおける周波数分布の
ピーク点の周波数をもとめて、最適な高周波パルスの電
力レベル及び中心周波数の調整が行われる。これら電力
レベル及び中心周波数は、観測された中で最も大きなレ
ベルのエコー信号が得られ、周波数分布も最大値を示
す。そのため、適した周波数、電力レベルでデータ収集
を行うことができ、良好な断層像がえられる。
【0013】また、受信データはメモリーに保管され、
エコー信号の受信は、励起用高周波パルスの電力レベル
を変えて1回だけなので、不必要にエコー信号の受信を
行うことなく、効率的に調整を行い得る。
エコー信号の受信は、励起用高周波パルスの電力レベル
を変えて1回だけなので、不必要にエコー信号の受信を
行うことなく、効率的に調整を行い得る。
【0014】本願請求項2にかかる発明の磁気共鳴イメ
ージング装置によれば、高周波パルスの電力レベル及び
送信周波数を前回得られた値に設定し、電力レベルをか
えてn回(n≧1)の送信で最大のピーク値をとる電力
レベルを求める一方、この電力レベルにおける周波数分
布のピーク点の周波数をもとめ、得られたピーク点の周
波数で次のプロセスを実行するのをm回繰り返すことに
より、最適な周波数及び電力に収束して行くため、高い
精度で短時間に電力レベル及び中心周波数の調整を行う
事ができる。また、本願請求項3にかかる発明の磁気共
鳴イメージング装置の調整方法によれば、高い精度で短
時間に電力レベル及び中心周波数の調整を行う事ができ
る。
ージング装置によれば、高周波パルスの電力レベル及び
送信周波数を前回得られた値に設定し、電力レベルをか
えてn回(n≧1)の送信で最大のピーク値をとる電力
レベルを求める一方、この電力レベルにおける周波数分
布のピーク点の周波数をもとめ、得られたピーク点の周
波数で次のプロセスを実行するのをm回繰り返すことに
より、最適な周波数及び電力に収束して行くため、高い
精度で短時間に電力レベル及び中心周波数の調整を行う
事ができる。また、本願請求項3にかかる発明の磁気共
鳴イメージング装置の調整方法によれば、高い精度で短
時間に電力レベル及び中心周波数の調整を行う事ができ
る。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1は、実施例にかかる磁気共鳴イメージング装置の構
成を示したものである。
図1は、実施例にかかる磁気共鳴イメージング装置の構
成を示したものである。
【0016】この磁気共鳴イメージング装置のガントリ
ー10は、傾斜磁場中の被検体から誘起された磁気共鳴
信号を検出するためのものであり、被検体への傾斜磁場
を与える磁石及びX磁場用の傾斜磁場コイル11,Y磁
場用の傾斜磁場コイル12,Z磁場用の傾斜磁場コイル
13と、励起用高周波を被検体に与える送信コイル14
と、エコー信号を受信するための受信コイルとを有す
る。
ー10は、傾斜磁場中の被検体から誘起された磁気共鳴
信号を検出するためのものであり、被検体への傾斜磁場
を与える磁石及びX磁場用の傾斜磁場コイル11,Y磁
場用の傾斜磁場コイル12,Z磁場用の傾斜磁場コイル
13と、励起用高周波を被検体に与える送信コイル14
と、エコー信号を受信するための受信コイルとを有す
る。
【0017】傾斜磁場電源31,32,33は、傾斜磁
場コイル11,12,13を駆動するためのものであ
り、コンピュータ40から駆動制御され、傾斜磁場コイ
ル11,12,13による各傾斜磁場は、回転磁場にな
るようにコンピュータ40によって制御されるようにな
っている。
場コイル11,12,13を駆動するためのものであ
り、コンピュータ40から駆動制御され、傾斜磁場コイ
ル11,12,13による各傾斜磁場は、回転磁場にな
るようにコンピュータ40によって制御されるようにな
っている。
【0018】図1の磁気共鳴イメージング装置の送受信
部30は、プリアンプ36,受信部37,基準発振器3
8,送信部35,RFパワーアンプ34で構成され、励
起用高周波パルスを送信コイル14に与え、エコー信号
(共鳴磁気信号)を受信コイル15から受信するための
ものである。基準発振器38は、一定周波数の基準信号
を発生する回路であり、この周波数はコンピュータ40
からコントロールされるようになっている。受信部36
は、プリアンプ36で増幅された受信コイル15からの
エコー信号を基準発振器38からの基準信号を用いて位
相検波する。
部30は、プリアンプ36,受信部37,基準発振器3
8,送信部35,RFパワーアンプ34で構成され、励
起用高周波パルスを送信コイル14に与え、エコー信号
(共鳴磁気信号)を受信コイル15から受信するための
ものである。基準発振器38は、一定周波数の基準信号
を発生する回路であり、この周波数はコンピュータ40
からコントロールされるようになっている。受信部36
は、プリアンプ36で増幅された受信コイル15からの
エコー信号を基準発振器38からの基準信号を用いて位
相検波する。
【0019】送信部35は、基準発振器38からの基準
信号から送信コイル14に与える励起用高周波パルスを
発生するためのものであり、励起用高周波パルス及び周
波数はコンピュータ40からコントロールされるように
なっている。図2は、磁気共鳴イメージング装置の送受
信部の構成を示したものである。送信部35の波形発生
器35Aは、システム制御部39を介してコンピュータ
40からの制御に応じた波形を発生し、変調器35Bは
基準発振器38からの基準信号を波形発生器35Aから
の波形を用いて振幅変調しガウシアン波形やシンク波
形,方形波などの波形にする。
信号から送信コイル14に与える励起用高周波パルスを
発生するためのものであり、励起用高周波パルス及び周
波数はコンピュータ40からコントロールされるように
なっている。図2は、磁気共鳴イメージング装置の送受
信部の構成を示したものである。送信部35の波形発生
器35Aは、システム制御部39を介してコンピュータ
40からの制御に応じた波形を発生し、変調器35Bは
基準発振器38からの基準信号を波形発生器35Aから
の波形を用いて振幅変調しガウシアン波形やシンク波
形,方形波などの波形にする。
【0020】システム制御部39は、コンピュータ40
のインターフェイスのための装置であり、傾斜磁場電源
31,32,33の駆動制御用の磁場制御インターフェ
イス39a、送受信部の周波数・波形制御用の送受信制
御インターフェイス39b、受信部36で位相検波した
エコー信号をデジタル化し受信データに変換するための
A/Dコンバータ39cを有する。
のインターフェイスのための装置であり、傾斜磁場電源
31,32,33の駆動制御用の磁場制御インターフェ
イス39a、送受信部の周波数・波形制御用の送受信制
御インターフェイス39b、受信部36で位相検波した
エコー信号をデジタル化し受信データに変換するための
A/Dコンバータ39cを有する。
【0021】コンピュータ40は、演算処理部をなし、
CPU及びメモリー40bを含んで構成され、メモリー
40b上のプログラムにしたがって、ガントリー10の
傾斜磁場及び送受信部をコントロールし、エコー信号を
A/D変換して断層像のデータ収集を行い、MRI像を
構成する。装置の操作は、キーボードやマウスなどの入
力装置42から入力することによって行われ、得られた
MRI像は表示装置41に表示される。
CPU及びメモリー40bを含んで構成され、メモリー
40b上のプログラムにしたがって、ガントリー10の
傾斜磁場及び送受信部をコントロールし、エコー信号を
A/D変換して断層像のデータ収集を行い、MRI像を
構成する。装置の操作は、キーボードやマウスなどの入
力装置42から入力することによって行われ、得られた
MRI像は表示装置41に表示される。
【0022】上記構成は通常の磁気共鳴イメージング装
置と同じであり断層像のデータ収集に関しては同じ動作
をする。しかし、図1の磁気共鳴イメージング装置は、
断層像のデータ収集の前処理として高周波出力の調整及
び中心周波数の調整、という2つの調整をコンピュータ
40によって自動的に行う点に特徴がある。図3及び図
7はそれぞれ、高周波出力の調整及び中心周波数の調整
の処理を例示したものである。
置と同じであり断層像のデータ収集に関しては同じ動作
をする。しかし、図1の磁気共鳴イメージング装置は、
断層像のデータ収集の前処理として高周波出力の調整及
び中心周波数の調整、という2つの調整をコンピュータ
40によって自動的に行う点に特徴がある。図3及び図
7はそれぞれ、高周波出力の調整及び中心周波数の調整
の処理を例示したものである。
【0023】図3はその調整の最も簡単な例を示したも
のであり、まず、この磁気共鳴イメージング装置におけ
る高周波出力の調整及び中心周波数の調整について図3
を用いて説明する。
のであり、まず、この磁気共鳴イメージング装置におけ
る高周波出力の調整及び中心周波数の調整について図3
を用いて説明する。
【0024】始めに、高周波出力の調整が行われる(図
3符号311のループ1)。まず、コンピュータ40
は、送信部を制御することにより励起用高周波パルスを
送信コイル14から励起用高周波パルスをガントリー1
0内に送信させる(同図符号312)。励起用高周波パ
ルスの電力レベル及び送信周波数f0 は、前回得られた
値またはその装置のデータベースから得た値を用い、最
適に近くなるような値にして基準発振器38を発振させ
る。そして、そのエコー信号を受信部で検波し受信デー
タとしてエコー信号のレベルを受信すると共に、この受
信データをメモリー40bに記憶しておく(同図符号3
13)。次に、受信データから得たエコー信号のピーク
レベルからエコーのピーク値を測定する(同図符号31
5)。
3符号311のループ1)。まず、コンピュータ40
は、送信部を制御することにより励起用高周波パルスを
送信コイル14から励起用高周波パルスをガントリー1
0内に送信させる(同図符号312)。励起用高周波パ
ルスの電力レベル及び送信周波数f0 は、前回得られた
値またはその装置のデータベースから得た値を用い、最
適に近くなるような値にして基準発振器38を発振させ
る。そして、そのエコー信号を受信部で検波し受信デー
タとしてエコー信号のレベルを受信すると共に、この受
信データをメモリー40bに記憶しておく(同図符号3
13)。次に、受信データから得たエコー信号のピーク
レベルからエコーのピーク値を測定する(同図符号31
5)。
【0025】このループ1の動作を、励起用高周波パル
スの電力を順次増加または減少させながら複数回(n
回)繰り返す。そして、得られたエコーのピーク値の中
から最大のものを選び出し、最大のエコーのピーク値を
とる励起用高周波パルスの電力を最適な電力とする(同
図符号315)。
スの電力を順次増加または減少させながら複数回(n
回)繰り返す。そして、得られたエコーのピーク値の中
から最大のものを選び出し、最大のエコーのピーク値を
とる励起用高周波パルスの電力を最適な電力とする(同
図符号315)。
【0026】図4は、励起用高周波パルスの電力に対す
るエコーのピーク値の関係を示した図である。エコーの
ピーク値は、所定の励起用高周波パルスの電力において
最大値をとるように変化する。図5は、ループ1の動作
を3回繰り返した場合のエコー信号の波形の変化を示し
たものである。図4の(a),(b),(c)における
励起用高周波パルスの電力に対し、図5(a),
(b),(c)に示すように、エコーのピーク値Pa,
Pb,Pcをとり、最大のエコーのピーク値Pbが観測
される。このピーク値Pbをとる図4の(b)の励起用
高周波パルスの電力が最適な電力となる。
るエコーのピーク値の関係を示した図である。エコーの
ピーク値は、所定の励起用高周波パルスの電力において
最大値をとるように変化する。図5は、ループ1の動作
を3回繰り返した場合のエコー信号の波形の変化を示し
たものである。図4の(a),(b),(c)における
励起用高周波パルスの電力に対し、図5(a),
(b),(c)に示すように、エコーのピーク値Pa,
Pb,Pcをとり、最大のエコーのピーク値Pbが観測
される。このピーク値Pbをとる図4の(b)の励起用
高周波パルスの電力が最適な電力となる。
【0027】次に、最大のエコーのピーク値が観測され
た励起用高周波パルスの電力レベルの時の受信データを
メモリー40bから読みだし、フーリエ変換する(図3
符号316)。
た励起用高周波パルスの電力レベルの時の受信データを
メモリー40bから読みだし、フーリエ変換する(図3
符号316)。
【0028】図6は、受信データをフーリエ変換して得
たエコー信号の周波数分布の例を示したものであり、励
起用高周波パルスの送信周波数f0 が最適でないと、図
のように周波数分布のピーク点が送信周波数f0 からΔ
fだけずれたものになる。
たエコー信号の周波数分布の例を示したものであり、励
起用高周波パルスの送信周波数f0 が最適でないと、図
のように周波数分布のピーク点が送信周波数f0 からΔ
fだけずれたものになる。
【0029】周波数分布のピークがサンプリングされた
ポイントのどの部分かを調べ、サンプリングの中心から
のずれているポイント数とサンプリングレートから送信
周波数f0 に対する周波数分布のピーク点のずれΔfを
求める(図3符号317)。そして、周波数分布のピー
ク点の周波数である中心周波数(f0 +Δf)を求め、
周波数(f0 +Δf)で基準発振器38が発振するよう
にして中心周波数を調整する(図3符号318)。
ポイントのどの部分かを調べ、サンプリングの中心から
のずれているポイント数とサンプリングレートから送信
周波数f0 に対する周波数分布のピーク点のずれΔfを
求める(図3符号317)。そして、周波数分布のピー
ク点の周波数である中心周波数(f0 +Δf)を求め、
周波数(f0 +Δf)で基準発振器38が発振するよう
にして中心周波数を調整する(図3符号318)。
【0030】このようにして、最大のエコーのピーク値
の電力と、この電力レベルで得た周波数分布のピーク点
の周波数とを、断層像のデータ収集を行うのに最適な励
起用高周波パルスの電力レベル及び中心周波数として調
整する。
の電力と、この電力レベルで得た周波数分布のピーク点
の周波数とを、断層像のデータ収集を行うのに最適な励
起用高周波パルスの電力レベル及び中心周波数として調
整する。
【0031】こうして得た励起用高周波パルスの電力レ
ベル及び中心周波数(f0 +Δf)で励起用高周波パル
スを送信部より送信コイルから出力させて断層像のデー
タ収集を行う。中心周波数(f0 +Δf)は、観測され
た中で最も大きなレベルのエコー信号が得られ、周波数
分布も最大値を示す。そのため、適した周波数、電力レ
ベルでデータ収集を行うことができ、良好な断層像がえ
られる。
ベル及び中心周波数(f0 +Δf)で励起用高周波パル
スを送信部より送信コイルから出力させて断層像のデー
タ収集を行う。中心周波数(f0 +Δf)は、観測され
た中で最も大きなレベルのエコー信号が得られ、周波数
分布も最大値を示す。そのため、適した周波数、電力レ
ベルでデータ収集を行うことができ、良好な断層像がえ
られる。
【0032】磁気共鳴によってエコー信号が被検体から
受信されることから、励起用高周波パルスの送信からエ
コー信号の受信終了までの時間は、被検体の緩和時間だ
け少なくとも必要であり、エコー信号の受信を不必要に
行ったのでは、調整の時間がかかることになる。しか
し、図3の処理からも明らかなように、エコー信号の受
信によって得た受信データはメモリーに保管され、エコ
ー信号の受信は、励起用高周波パルスの電力レベルを変
えて1回しか行っていない。したがって、不必要にエコ
ー信号の受信を行うことなく、効率的に最適な励起用高
周波パルスの電力レベル及び中心周波数を求めることが
できるために、高い精度で短時間に電力レベル及び中心
周波数の調整を行う事ができる。
受信されることから、励起用高周波パルスの送信からエ
コー信号の受信終了までの時間は、被検体の緩和時間だ
け少なくとも必要であり、エコー信号の受信を不必要に
行ったのでは、調整の時間がかかることになる。しか
し、図3の処理からも明らかなように、エコー信号の受
信によって得た受信データはメモリーに保管され、エコ
ー信号の受信は、励起用高周波パルスの電力レベルを変
えて1回しか行っていない。したがって、不必要にエコ
ー信号の受信を行うことなく、効率的に最適な励起用高
周波パルスの電力レベル及び中心周波数を求めることが
できるために、高い精度で短時間に電力レベル及び中心
周波数の調整を行う事ができる。
【0033】つぎに、この磁気共鳴イメージング装置に
おける高周波出力の調整及び中心周波数の調整について
図6を用いて説明する。図6は、より精密に調整できる
例を示したものであり、前述の図3と同一もしくは同等
のプロセスについては同一の符号を用いてある。したが
って、同一もしくは同等のプロセスについては、重複す
るため説明を簡略化しもしくは省略するものとする。
おける高周波出力の調整及び中心周波数の調整について
図6を用いて説明する。図6は、より精密に調整できる
例を示したものであり、前述の図3と同一もしくは同等
のプロセスについては同一の符号を用いてある。したが
って、同一もしくは同等のプロセスについては、重複す
るため説明を簡略化しもしくは省略するものとする。
【0034】図6のプロセスは、符号318までは図3
の処理と同じであり、この図3と同じ処理を1サイクル
とし、前の1サイクルで得られた励起用高周波パルスの
最適な電力と中心周波数(f0 +Δf)とを次の1サイ
クルの励起用高周波パルスの電力レベル及び送信周波数
の値としてm回繰り返すようにしている(ループ2符号
701)。
の処理と同じであり、この図3と同じ処理を1サイクル
とし、前の1サイクルで得られた励起用高周波パルスの
最適な電力と中心周波数(f0 +Δf)とを次の1サイ
クルの励起用高周波パルスの電力レベル及び送信周波数
の値としてm回繰り返すようにしている(ループ2符号
701)。
【0035】ループ2の中のサイクルを繰り返すごと
に、周波数分布のピーク点のずれΔfの絶対値が収束し
て一定の最適値に近付いて行く。こうして、効率的に最
適な励起用高周波パルスの電力レベル及び中心周波数を
求めることができるために、高い精度で短時間に電力レ
ベル及び中心周波数の調整を行う事ができる。
に、周波数分布のピーク点のずれΔfの絶対値が収束し
て一定の最適値に近付いて行く。こうして、効率的に最
適な励起用高周波パルスの電力レベル及び中心周波数を
求めることができるために、高い精度で短時間に電力レ
ベル及び中心周波数の調整を行う事ができる。
【0036】図6の場合は、サイクル数が多いほど厳密
な値が得られるが、時間的には数秒多くかかる。より短
時間に行うには、予め装置や部位の特性から何サイクル
が適当かを実測しておくなどにより決めておくのが望ま
しい。
な値が得られるが、時間的には数秒多くかかる。より短
時間に行うには、予め装置や部位の特性から何サイクル
が適当かを実測しておくなどにより決めておくのが望ま
しい。
【0037】図3の場合は、何等かの方法である程度最
適になるように、励起用高周波パルスの電力レベル及び
送信周波数f0 を用いているため、簡単なプロセスにな
る。これに対し、図7の場合は、高周波出力及び中心周
波数を同時に最適値に持っていくような処理であるの
で、繰り返しの回数nを小さくして始めの1サイクルで
およその高周波出力及び中心周波数の最適値を得ること
ができる。これがサイクルを繰り返すごとに、ある程度
最適な値が分からなくても高周波出力及び中心周波数の
最適値を得ることができる。何等かの方法である程度最
適になるように、最初の電力レベル及び送信周波数f0
を用いると、より高速に高周波出力及び中心周波数の最
適値を得ることができる。
適になるように、励起用高周波パルスの電力レベル及び
送信周波数f0 を用いているため、簡単なプロセスにな
る。これに対し、図7の場合は、高周波出力及び中心周
波数を同時に最適値に持っていくような処理であるの
で、繰り返しの回数nを小さくして始めの1サイクルで
およその高周波出力及び中心周波数の最適値を得ること
ができる。これがサイクルを繰り返すごとに、ある程度
最適な値が分からなくても高周波出力及び中心周波数の
最適値を得ることができる。何等かの方法である程度最
適になるように、最初の電力レベル及び送信周波数f0
を用いると、より高速に高周波出力及び中心周波数の最
適値を得ることができる。
【0038】
【発明の効果】以上の通り、本願請求項1にかかる発明
の磁気共鳴イメージング装置または本願請求項3にかか
る発明の磁気共鳴イメージング装置の調整方法によれ
ば、電力レベル及び中心周波数は、観測された中で最も
大きなレベルのエコー信号が得られ、周波数分布も最大
値を示す。そのため、適した周波数、電力レベルでデー
タ収集を行うことができ、良好な断層像がえられる。ま
た、受信データはメモリーに保管され、エコー信号の受
信は、励起用高周波パルスの電力レベルを変えて1回だ
けなので、不必要にエコー信号の受信を行うことなく、
効率的に調整を行い得る。
の磁気共鳴イメージング装置または本願請求項3にかか
る発明の磁気共鳴イメージング装置の調整方法によれ
ば、電力レベル及び中心周波数は、観測された中で最も
大きなレベルのエコー信号が得られ、周波数分布も最大
値を示す。そのため、適した周波数、電力レベルでデー
タ収集を行うことができ、良好な断層像がえられる。ま
た、受信データはメモリーに保管され、エコー信号の受
信は、励起用高周波パルスの電力レベルを変えて1回だ
けなので、不必要にエコー信号の受信を行うことなく、
効率的に調整を行い得る。
【0039】本願請求項2にかかる発明の磁気共鳴イメ
ージング装置によれば、電力レベルをかえてn回(n≧
1)の送信で最大のピーク値をとる電力レベルを求める
一方、この電力レベルにおける周波数分布のピーク点の
周波数をもとめ、得られたピーク点の周波数で次のプロ
セスを実行するのをm回繰り返すことにより、最適な周
波数及び電力に収束して行くため、高い精度で短時間に
電力レベル及び中心周波数の調整を行う事ができる。
ージング装置によれば、電力レベルをかえてn回(n≧
1)の送信で最大のピーク値をとる電力レベルを求める
一方、この電力レベルにおける周波数分布のピーク点の
周波数をもとめ、得られたピーク点の周波数で次のプロ
セスを実行するのをm回繰り返すことにより、最適な周
波数及び電力に収束して行くため、高い精度で短時間に
電力レベル及び中心周波数の調整を行う事ができる。
【図1】実施例にかかる磁気共鳴イメージング装置の構
成を示した図。
成を示した図。
【図2】送受信部の構成を示した図。
【図3】高周波出力の調整及び中心周波数の調整の処理
を示した図。
を示した図。
【図4】励起用高周波パルスの電力に対するエコーのピ
ーク値の関係を示した図。
ーク値の関係を示した図。
【図5】ループ1の動作を3回繰り返した場合のエコー
信号の波形の変化を示した図。
信号の波形の変化を示した図。
【図6】受信データをフーリエ変換して得たエコー信号
の周波数分布の例を示した図。
の周波数分布の例を示した図。
【図7】高周波出力の調整及び中心周波数の調整の処理
を示した図。
を示した図。
10 ガントリー、 30 送受信部、 40 コンピ
ュータ、40b メモリー
ュータ、40b メモリー
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 平3−57980(JP,A)
特開 平4−364828(JP,A)
特開 昭63−286141(JP,A)
特開 平5−23318(JP,A)
特開 昭62−268541(JP,A)
特開 昭61−23953(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A61B 5/055
Claims (3)
- 【請求項1】 静磁場と傾斜磁場を被検体に与えるため
のガントリーと、前記被検体に高周波パルスを与えると
ともに共鳴して得られるエコー信号を検波して受信する
ための送受信部と、エコー信号をデジタル化した受信デ
ータを収集し演算処理して断層像を得るための演算処理
部とを有し、前記被検体の断層像のデータ収集を行って
3次元の立体像を構成する磁気共鳴イメージング装置に
おいて、 前記演算処理部は、前記高周波パルスの電力レベル及び送信周波数を前回得
られた値に設定し、 順次電力レベルをかえて繰り返し複
数回前記高周波パルスを一定周波数で前記送受信部から
送信させるとともに複数回の送信で得た受信データを前
記演算処理部のメモリーに記憶し、受信データから前記
エコー信号のピーク値を各送信ごとに測定し、最大のピ
ーク値をとる電力レベルで送信された回の受信データを
前記メモリーから読み出してフーリエ変換し、周波数分
布のピーク点の周波数をもとめ、 前記周波数分布のピーク点の周波数及び前記最大のピー
ク値をとる電力レベルを、断層像のデータ収集を行うの
に最適な前記高周波パルスの電力レベル及び中心周波数
として調整する事を特徴とする磁気共鳴イメージング装
置。 - 【請求項2】 静磁場と傾斜磁場を被検体に与えるため
のガントリーと、前記被検体に高周波パルスを与えると
ともに共鳴して得られるエコー信号を検波して受信する
ための送受信部と、エコー信号をデジタル化した受信デ
ータを収集し演算処理して断層像を得るための演算処理
部とを有し、前記被検体の断層像のデータ収集を行って
3次元の立体像を構成する磁気共鳴イメージング装置に
おいて、 前記演算処理部は、前記高周波パルスの電力レベル及び送信周波数を前回得
られた値に設定し、 順次電力レベルをかえて繰り返しn
回(n≧1)前記高周波パルスを所定の送信周波数で前
記送受信部から送信させるとともにこのn回の送信で得
た受信データを前記演算処理部のメモリーに記憶し、受
信データから前記エコー信号のピーク値を各送信ごとに
測定し、最大のピーク値をとる電力レベルで送信された
回の受信データを前記メモリーから読み出してフーリエ
変換し、周波数分布のピーク点の周波数をもとめるプロ
セスを有し、 このプロセスで得られた前記ピーク点の周波数を前記所
定の送信周波数として次のプロセスを実行するのをm回
(m≧1)繰り返し、 最後のm回目に得られた前記周波数分布のピーク点の周
波数及び前記最大のピーク値をとる電力レベルを、断層
像のデータ収集を行うのに最適な前記高周波パルスの電
力レベル及び中心周波数として調整する事を特徴とする
磁気共鳴イメージング装置。 - 【請求項3】 被検体に静磁場、傾斜磁場および高周波
パルスを与えるとともに共鳴して得られるエコー信号を
検波して受信データを得る磁気共鳴イメージング装置に
おける前記高周波パルスの電力レベル及び中心周波数の
調整方法において、前記高周波パルスの電力レベル及び送信周波数を前回得
られた値に設定するステップと、 前記被検体に電力レベルをかえて繰り返し高周波パルス
を送信し、それぞれのエコー信号からそれぞれの受信デ
ータを得るステップと、 前記それぞれの受信データに基づいて前記それぞれのエ
コー信号のピーク値を測定するステップと、 前記測定されたピーク値のうち最大のピーク値を有する
エコー信号の収集に用いられた電力レベルを最適な電力
レベルとして調整するステップと、 前記最大のピーク値を有するエコー信号の受信データを
フーリエ変換し、前記高周波パルスの送信周波数とのず
れを算出するステップと、 前記算出されたずれに基づいて中心周波数を調整するス
テップと、 を備えたことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置の
調整方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02183695A JP3523701B2 (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 磁気共鳴イメージング装置及びその調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02183695A JP3523701B2 (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 磁気共鳴イメージング装置及びその調整方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08215166A JPH08215166A (ja) | 1996-08-27 |
| JP3523701B2 true JP3523701B2 (ja) | 2004-04-26 |
Family
ID=12066168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02183695A Expired - Fee Related JP3523701B2 (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 磁気共鳴イメージング装置及びその調整方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3523701B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2924501B1 (fr) * | 2007-12-04 | 2010-02-05 | Commissariat Energie Atomique | Procede de reglage d'un circuit d'excitation et detection pour resonance magnetique nucleaire et circuit d'excitation et detection adapte a la mise en oeuvre d'un tel procede |
-
1995
- 1995-02-09 JP JP02183695A patent/JP3523701B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08215166A (ja) | 1996-08-27 |
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