JP3523564B2 - カラー液晶表示パネル用iccプロファイルの設定方法 - Google Patents

カラー液晶表示パネル用iccプロファイルの設定方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコン等に使用
されるカラー液晶表示パネルにおいて、各カラー液晶パ
ネルに表示されるカラー画像の色合わせを行うために、
使用されるICC(International Co
lor Consortium)プロファイルの設定方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット等を利用した情報処理シ
ステムでは、パソコン等の各端末機器におけるモニター
相互間の画像の色合わせ、あるいは、モニターのカラー
画像とプリンタによってプリントアウトされたカラー画
像との色合わせは、重要な課題である。
【0003】液晶表示パネルでは、通常、ICCプロフ
ァイルを使用して色合わせが行われる。ICCプロファ
イルは、RGBの画像データをCIE(Commiss
ion International de I’Ec
lairage)のXYZ表色系に変換する変換テーブ
ルと3×3のマトリクスとをプロファイルとして持ち、
RGBの画像データを、このプロファイルで処理してX
YZ表色系の画像データとする。モニターのICCプロ
ファイルは、RGB(赤緑青)三原色の色度、ガンマ曲
線、白色色度点により規定されており、これらの値をカ
ラー液晶表示パネルに応じて設定する。
【0004】カラー液晶表示パネルの等価色温度は、入
力される階調レベルによって変化が生じる。また、液晶
パネルの背面から光を照射する透過型カラー液晶表示装
置では、階調レベルによって色温度の変化が生じる(日
経マイクロデバイス誌、1996年7月号、101〜l
08頁参照)。ところが、この色温度の変化を補償する
有効なICC準拠のカラープロファイルは、提案されて
いない。
【0005】特開平11−338443号公報には、カ
ラー液晶パネルに対するICCプロファイルとしてCR
T用のICCプロファイルを採用して作成する方法が開
示されている。しかし、この公報には、階調レベルによ
る色温度変化の補正については、何も記載されていな
い。このため、カラー液晶パネルでは、この公報に示さ
れるのICCプロファイルを用いて画像の色合わせを行
っても、カラー液晶表示パネル相互間において色彩が一
致した画像が得られない。このため、本出願人は、特願
平11−216015号にて、テーブル変換装置におけ
る変換テーブル(LUT:Look Up Tab1
e)を用いることによって、主に、青色画像に対応する
入力信号の補正方法を提案している。
【0006】図7は、カラー液晶表示パネルにおいて、
入力される階調レベルによって色度点の変化の一例をx
y色度図上で示している。図7の黒四角印は、液晶パネ
ルへ入力されるR(赤)、G(緑)、B(青)の8ビッ
トの階調レベル値を{R,G,B}={255,25
5,255}から{R,G,B}={0,0,0}ま
で、16ステップ毎に、無彩色(白、灰、黒)の色度点
として測定したものであり、等価色温度は、白色におけ
る約6000度から黒色における14000度まで変化
する。また、図7には、比較のために、黒体輻射の色温
度軌跡を実線で示している。
【0007】図6は、図7における色度点(等価色温
度)変化を抑制するためにテーブル変換装置に用いられ
る補正用変換テーブル(LUT)の一例を示す。テーブ
ル変換装置は、入力されるディジタル信号の階調レベル
を補正して、補正階調レベルとなったディジタル信号を
出力する。縦軸および横軸は、それぞれ8ビットディジ
タル信号の出力値および入力値をそれぞれ表しており、
出力値および入力値は、それぞれビット数の最大値で正
規化された値を示す。ビット数は、階調レベル(輝度)
に対応しているため、出力値および入力値が共に大きく
なるにつれて、階調レベル(輝度)は高くなる。図6の
グラフは、黒丸印で示したB(青)の変換テーブルが、
中間輝度領域において、R(赤:黒四角印)、G(緑:
黒三角印)より低い値になっている。これは、主に、青
色画像の入力信号が補正されていることによる。この補
正用変換テーブルを用いて、図7に示した{R,G,
B}={255,255,255}から{R,G,B}
={0,0,0}までの色度点変化プロファイルのグラ
フを補正したのが図5に示すグラフである。
【0008】図5は、主に、黒丸印で示した青画像用変
換テーブル(LUT)に対して補正を行うことにより、
色温度変化が抑制されていることを示している。階調レ
ベルの低い低輝度領域においても補正用変換テーブル
(LUT)は計算できるが、等価色温度補正の効果は、
主に中間輝度領城における青画像用変換テーブル(LU
T)によるものである。
【0009】図8は、図6による補正用変換テーブル
(LUT)を使用し、色度点変化を抑制したカラー液晶
表示パネルのガンマ曲線を示している。縦軸および横軸
は、それぞれ8ビットディジタル信号の出力値および入
力値を表しており、出力値および入力値は、それぞれビ
ット数の最大値で正規化された値を示す。ビット数は、
階調レベル(輝度)に対応しているため、出力値および
入力値が共に大きくなるにつれて、階調レベル(輝度)
は高くなる。
【0010】カラー液晶表示パネルのガンマ曲線は、図
8に示す様に、R(赤:黒四角印)、G(緑:黒三角
印)、B(青:黒丸印)、それぞれの色が異なった曲線
となっている。そして、図8に示す色度点補正後のガン
マ曲線を用いてICCプロファイルを設定している。し
かしながら、このようなガンマ曲線を用いてICCプロ
ファイルを設定し、設定されたICCプロファイルに基
づいて、カラー液晶表示パネルの色補正をする場合に
は、カラー液晶表示パネル相互間において満足に色合わ
せすることができず、悪影響が生じるおそれもある。こ
のため、カラー液晶表示パネルにおいては、色度点補正
後のガンマ曲線を用いて設定されたICCプロファイル
を、適用しない方が良い場合もある。
【0011】なお、CRT(Cathode Ray
Tube)画像モニターの場合には、色度点補正後のガ
ンマ曲線におけるR(赤)、G(緑)、B(青)それぞ
れの色の曲線は、ほぼ一致している。
【0012】図9に、xy色度図上における基準となる
sRGB(IEC61966−2−1に規定された色空
間)の色再現範囲(破線内)および従来のカラー液晶表
示パネルの色再現範囲(実線内)の一例を示す。従来の
カラー液晶表示パネルの色再現範囲は、基準のsRGB
色再現範囲と比較して、色再現範囲が狭い上に、B
(青)の色度点がsRGBの色再現範囲外に位置してい
る。図9に示すカラー液晶表示パネルの原色色度のxy
座標は、最大輝度において、青:B(0.1488,
0.1323),緑:G(0.3092,0.557
0)、赤:R(0.5933,0.3357)である。
また、同様に基準のsRGB色再現範囲の原色色度のx
y座標は、最大輝度において、青(0.1500,0.
0600),緑(0.3000,0.6000)、赤
(0.6400,0.3300)である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように、カラー液
晶表示パネルの色再現範囲が基準のsRGB色再現範囲
と異なるため、満足できる色補正効果を得るには、カラ
ー液晶表示パネル用のICCプロファイルにおいて原色
色度点および白色色度点をそれぞれ適切に設定する必要
がある。
【0014】さらに、カラー液晶表示パネルでは、色温
度が階調レベルによって変化するため、ICCプロファ
イルにおける白色色度点の設定が不明確であり、RGB
三原色の色度点についても、カラー液晶表示パネルで
は、入力される階調レベルによって、色度点が変化する
ため、ICCプロファイルにおける色度点の設定は容易
でない。
【0015】本発明は、このような課題を解決するもの
であり、その目的は、カラー液晶表示パネル用として最
適なICCプロファイルの設定方法を提供することであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のカラー液晶表示
パネル用ICCプロファイルの設定方法は、カラー画像
を表示するカラー液晶表示パネルに表示されたカラー画
像を補正するために使用されるICCプロファイルの設
定方法であって、ICCプロファイルにおける緑画像お
よび赤画像のガンマ曲線のガンマ値を、それぞれ2.2
±0.4に設定するとともに、中間輝度領域において、
青画像のガンマ曲線のガンマ値を緑画像および赤画像の
ガンマ曲線の値より高く設定し、前記ICCプロファイ
ルにおける青色の色度点(x,y)を(0.15,0.
06)に設定することを特徴とする
【0017】また、本発明のカラー液晶表示パネル用I
CCプロファイルの設定方法は、カラー画像を表示する
カラー液晶表示パネルに表示されたカラー画像を補正す
るために使用されるICCプロファイルの設定方法であ
って、ICCプロファイルにおける緑画像および赤画像
のガンマ曲線のガンマ値を、それぞれ2.2±0.4に
設定するとともに、中間輝度領域において、青画像のガ
ンマ曲線のガンマ値を緑画像および赤画像のガンマ曲線
の値より高く設定し、前記ICCプロファイルにおける
緑色の色度点(x,y)を(0.30,0.60)に
定し、赤色の色度点(x,y)を(0.64,0.3
3)に設定することを特徴とする
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0024】ICCのカラーマネジメントシステム(C
MS)では、各々の機器に依存しないデバイスインディ
ペンデントな色空間(例えばXYZ系色空間)におい
て、画像データの結合を行い、他機器の色空間への逆変
換を行う。
【0025】図1は、sRGB(IEC61966−2
−1に規定された色空間)の色空間の画像をカラー液晶
表示パネルにて再現する場合におけるカラーマネジメン
トシステムのブロック図を示す。sRGBの色空間にお
けるディジタルデータ値は、RGB各チャンネルの1次
元変換テーブル(LUT)1により、リニアなRGB色
空間のRGB値にそれぞれ変換された後、RGB色空間
からXYZ色空間へ3×3の変換マトリックス2によっ
て変換される。次に、このXYZ色空間をPCS(Pr
ofile Connection Space)3と
してカラー液晶表示パネルの色空間への逆変換を行う。
PCS3のデータ値(X,Y,Z)は、カラー液晶表示
パネルのICCプロファイルによって求められた3×3
の逆変換マトリックス4によりRGB色空間のRGB値
に変換され、このRGB色空間のRGB値を補正用変換
テーブル(LUT)5によって、それぞれデジタルデー
タ値へと変換することにより、各カラー液晶パネル相互
の色合わせを行う。このRGB値の補正用変換テーブル
(LUT)5としてICCプロファイルのガンマ曲線が
使用される。
【0026】次に、前述のICCプロファイルのガンマ
特性について以下に説明する。ガンマ特性は、カラー液
晶表示パネルの階調表示特性を示し、ガンマ曲線は、階
調表示特性の入力値である階調レベルと出力値である輝
度との関係を表す。
【0027】例えば、sRGBの色空間において8ビッ
トディジタルデータ値(R,G,B)が(128,12
8,128)である灰色は、ガンマ値:γ=2.2の変
換テーブル(LUT)によってリニアな空間に変換され
て、(128/255)2.2=0.219520とな
り、PCS空間でのデータ値(X,Y,Z)は、(0.
208632,0.219520,0.239035)
となる。このデータ値(X,Y,Z)をカラー液晶表示
パネルのICCプロファイルとして用いて、3×3の逆
変換マトリックスにより変換するとRGB各チャンネル
ともデータ値が0.21952となる。
【0028】カラー液晶表示パネルのRGB各チャンネ
ルのデータ値は、補正用変換テーブルのガンマ曲線によ
りディジタルデータ値に変換されており、図8に示すよ
うな補正を行ったガンマ曲線を用いると、変換後のディ
ジタルデータ値(R,G,B)が(128,127,1
40)となり、最初の灰色とは異なり、青色成分の混じ
った灰色として再現される。しかしながら、図6に示す
補正曲線(補正用変換テーブル)をICCプロファイル
のガンマ曲線として設定することにより変換後のディジ
タルデータ値(R,G、B)は(128,128,10
4)となり、カラー液晶表示パネルにおいて補正された
灰色を再現できる。他のディジタルデータ値(R,G,
B)についても同様に計算すれば、カラー液晶表示パネ
ルのICCプロファイルに適したガンマ曲線を求めるこ
とができる。図2は、このようにして求められたガンマ
曲線である。
【0029】図2に示すガンマ曲線では、緑画像(黒三
角印)および赤画像(黒四角印)のガンマ曲線がほぼ一
致しており、青画像(黒丸印)のガンマ曲線が中間輝度
領域において、緑画像(黒三角印)および赤画像(黒四
角印)のガンマ曲線より出力値が高い値になっている。
【0030】図3は、また、他の色特性をもつカラー液
晶表示パネルについてICCプロファイル用ガンマ曲線
の計算結果を示した例である。図3に示すガンマ曲線で
は、緑画像(黒三角印)および赤画像(黒四角印)のガ
ンマ曲線がほぼ一致しており、青画像(黒丸印)のガン
マ曲線が全輝度領域において、緑画像(黒三角印)およ
び赤画像(黒四角印)のガンマ曲線より出力値が高い値
になっていることを示す。緑画像、赤画像の共通のガン
マ曲線としては、計測した無彩色のガンマ曲線、または
代表として緑画像のガンマ曲線を用いても良い。図3に
示すガンマ曲線は、前述のようにカラー液晶表示パネル
自体のガンマ曲線を用いることにより、ガンマ値:γ=
2.2のsRGB空間の画像が再現される。
【0031】このことより、カラー液晶表示パネルの色
再現ガンマ特性を用いて、色再現を行う場合には、IC
Cプロファイルの緑画像および赤画像用ガンマ値がγ=
2.2±0.4程度となる。
【0032】図4は、緑画像および赤画像用のガンマ値
がγ=2.2である場合のカラー液晶表示パネル用のI
CCプロファイルのガンマ曲線を示す。図4は、図2と
同様に、緑画像(黒三角印)および赤画像(黒四角印)
のガンマ曲線がほぼ一致しており、青画像(黒丸印)の
ガンマ曲線が中間輝度領域において、緑画像(黒三角
印)および赤画像(黒四角印)のガンマ曲線より出力値
が高い値になっていることを示す。
【0033】図2、図3、図4に示した様に、何れの場
合も、ガンマ曲線は、中間輝度領域(横軸最大値を1と
正規化した場合、約0.3〜0.7の領域)において青
画像のガンマ曲線が、緑画像および赤画像のガンマ曲線
より出力値が高い値(縦軸最大値を1と正規化した場
合、おおよそ0.04以上)を示しており、緑画像およ
び赤画像のガンマ曲線は、ほぼ一致している。図2、図
3、図4に示した実施形態の場合では、青画像のガンマ
曲線の出力値は、緑画像および赤画像のガンマ曲線の出
力値と比較して、0.04〜0.2程度高い値を示す。
【0034】カラー液晶表示パネルの色再現範囲は、入
力される階調レベルによって変化するが、ICCプロフ
ァイルの色度点としては、通常、図9に示した最大輝度
の原色色度点をもちいる。液晶の色再現範囲とsRGB
の色再現範囲とを比較した場合、カラー液晶表示パネル
の緑と赤との色度点は、sRGBの再現範囲内にある
が、カラー液晶表示パネルの青の色度点は、sRGBの
色再現範囲外にある。このため、カラー液晶表示パネル
において、青の階調レベルの再現を求める場合には、I
CCプロファイルの青の色度点を(X,Y)=(0.1
5,0.06)とした方が色再現において良好となる。
【0035】さらに、カラー液晶表示パネルの赤と緑の
色度点は、sRGBの色再現範囲内にあるが、sRGB
の原色をカラー液晶表示パネルの原色と見なして色再現
する場合には、ICCプロファイルにおける赤の色度点
をsRGBの赤の色度点(x,y)=(0.64,0.
33)およびICCプロファイルにおける緑の色度点を
sRGBの緑の色度点(x,y)=(0.30,0.6
0)として色再現を行う。
【0036】カラー液晶表示パネルの無彩色に関して入
力される階調レベルによる色度点の変化を等価色温度で
表すと、図7に示すように、白色での等価色温度が最も
低く、灰色から黒に向かって等価色温度が高くなる。図
7では、等価色温度が約6000度から14000度ま
で変化している。この色温度変化を補正するためには、
図2に示すガンマ曲線を補正用変換テーブルとして用い
る。この補正用変換テーブルにより色温度変化が抑制さ
れ、図5に示す様に、最大輝度から中間輝度領域(8ビ
ット画像でデジタル値255から64の範囲)で580
0度か6300度の範囲に補正されており、平均の等価
色温度は約6200度となる。
【0037】色温度変化の補正には、ICCプロファイ
ルの白色色度として、最大輝度の白色色度および中輝度
から高輝度にかけての平均等価色温度の色度点、あるい
は平均の色度点を用いても良い。何れの場合でも、良好
な色再現特性が得られる。
【0038】
【発明の効果】本発明のカラー液晶表示パネル用ICC
プロファイルの設定方法は、緑画像および赤画像のガン
マ曲線の値がほぼ一致するように、また、青画像のガン
マ曲線の値が中間輝度領域において、緑画像および赤画
像のガンマ曲線の値より高くなるように設定しているた
めに、カラー液晶表示パネルにおける色補正効果の優れ
たをICCプロファイルを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラーマネジメントシステムのブロック図であ
る。
【図2】本発明のICCプロファイル設定方法において
設定されるガンマ曲線の一例を示すグラフである。
【図3】本発明のICCプロファイル設定方法において
設定されるガンマ曲線の他の例を示すグラフである。
【図4】本発明のICCプロファイル設定方法において
設定されるガンマ曲線のさらに他の例を示すグラフであ
る。
【図5】カラー液晶表示パネルにおいて、補正用変換テ
ーブルにより補正された等価色温度変化を示すグラフで
ある。
【図6】従来のカラー液晶表示パネルの色特性を補正す
るために使用される変換テーブルの一例を示すグラフで
ある。
【図7】従来のカラー液晶表示パネルにおいて入力され
る階調レベルによる等価色温度変化を示すグラフであ
る。
【図8】従来の色変換テーブルを適用した後のカラー液
晶表示パネルにおけるガンマ曲線を示すグラフである。
【図9】sRGBの色再現領域とカラー液晶表示装置の
色再現領域を比較したxy色度図である。
【符号の説明】
1 1次元変換テーブル 2 3×3の変換マトリックス 3 PCS 4 3×3の変換マトリックス 5 補正用変換テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−319334(JP,A) 特開2001−119717(JP,A) 特開 平2−271389(JP,A) 特開2000−75838(JP,A) 特開 平6−289810(JP,A) 特開 平11−296127(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/00 - 3/38 G02F 1/133 505 - 580 H04N 5/66 - 5/74

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像を表示するカラー液晶表示パ
    ネルに表示されたカラー画像を補正するために使用され
    るICCプロファイルの設定方法であって、 ICCプロファイルにおける緑画像および赤画像のガン
    マ曲線のガンマ値を、それぞれ2.2±0.4に設定す
    とともに、中間輝度領域において、青画像のガンマ曲
    線のガンマ値を緑画像および赤画像のガンマ曲線の値よ
    高く設定し、 前記ICCプロファイルにおける青色の色度点(x,
    y)を(0.15,0.06)に設定することを特徴と
    する カラー液晶表示パネル用ICCプロファイルの設定
    方法。
  2. 【請求項2】 カラー画像を表示するカラー液晶表示パ
    ネルに表示されたカラー画像を補正するために使用され
    るICCプロファイルの設定方法であって、 ICCプロファイルにおける緑画像および赤画像のガン
    マ曲線のガンマ値を、それぞれ2.2±0.4に設定す
    るとともに、中間輝度領域において、青画像のガンマ曲
    線のガンマ値を緑画像および赤画像のガンマ曲線の値よ
    り高く設定し、 前記ICCプロファイルにおける緑色の色度点(x,
    y)を(0.30,0.60)に設定し、赤色の色度点
    (x,y)を(0.64,0.33)に設定することを
    特徴とするカラー液晶表示パネル用ICCプロファイル
    の設定方法。
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