JP3521984B2 - 薬液調製用キット - Google Patents

薬液調製用キット

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    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/32Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
    • B65D81/3205Separate rigid or semi-rigid containers joined to each other at their external surfaces
    • B65D81/3211Separate rigid or semi-rigid containers joined to each other at their external surfaces coaxially and provided with means facilitating admixture

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薬液調製用キットに関す
る。さらに詳しくは、本発明は容器内の乾燥薬剤を他の
容器の溶解液と混合して液状薬剤を調製するのに適した
薬液調製用キットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より病院等の医療機関においては、
バイアル等の薬剤容器に入った粉末薬剤あるいは凍結乾
燥薬剤などの乾燥製剤を溶解して輸液として点滴注射に
用いている。このような乾燥製剤を薬液に調製する操作
は、薬剤の入った容器とその薬剤を溶解するための溶解
液の入った容器とを両頭針あるいは連結管等の接続用具
を用いて接続し、溶解液を薬剤の入った容器に移すこと
により行っている。ところがこの操作は煩雑で手間がか
かる上に、外気中で薬剤の入った容器に接続するための
穴を開ける操作を行うので、中の薬剤が汚染される虞が
ある。そこで上記のような問題を解消するものとして、
特表昭61−501129号公報や特開平2−1277
号公報、特開平3−37067号公報などに示される完
全な無菌操作を目的とするものや、特開昭59−209
535号公報や特開昭62−137056号公報、特開
平2−4375号公報、特公平2−26506号公報な
どに示される、完全な無菌操作は出来ないが薬剤と溶解
液の組合せを任意に選択することの出来る実質的に無菌
的な操作を可能とするもの、などが提案されている。
【0003】特表昭61−501129号に示されるも
のは、薬剤容器の収容されたカプセルと溶解液の収容さ
れた可撓性容器とがチューブで接続されたものであり、
チューブ内に設けられた連通手段によって薬剤容器と可
撓性容器が連通され、薬剤と溶解液とが無菌的に混合さ
れるようになっている。また、特開平2−1277号公
報に示されるものは、薬剤容器の収容されたカプセルを
その結合部で溶解液容器の口部と接続し、カプセルの結
合部側に連通順序規制手段を備えた連通手段を介在させ
たもので、連通手段により薬剤容器が刺通されたのちに
溶解液容器が刺通されて二つの容器が連通され、薬剤と
溶解液とが無菌的に混合されるようになっており、特開
平3−37067号公報に示すものは、薬剤容器と連通
手段と溶解液容器をこの順序で配列して合成樹脂製シー
トで密封した上、薬剤容器と溶解液容器の間にシートの
上から容器支持手段を介在させたもので、無菌的な連通
・混合操作を行う時まで二つの容器が接近しないように
なっている。
【0004】一方、特開昭59−209535号公報に
は、可撓性壁体部材を有する密封された第一の可撓性容
器と、この可撓性容器の壁体部材に貫通して固定でき、
取外し得るストッパーを有する第二の容器と、ストッパ
ーと噛み合う部分を有するストッパー取外し部材からな
り、第一の容器に第二の容器を貫通してストッパーをス
トッパー取外し部材と噛み合わせた後、第一の可撓性容
器の密封バリヤーと一緒にストッパーを第二の容器から
取外して二つの容器の内容物を混合出来るようにした装
置が開示されており、特開昭62−137056号公報
および特開平2−4375号公報に示されるものは、前
記第二の容器を改良したものである。また、特公平2−
26506号公報に示すものは、特開昭59−2095
35号公報に開示された装置を改良したものである。
【0005】前者の特表昭61−501129号公報等
に示される装置は、その構成上、薬剤容器と溶解液容器
とがペアーになっているため、調製される薬剤が一つに
限定されてしまうという欠点を有しているものの、完全
な無菌操作を可能とするものであり、また、後者の特開
昭59−209535号公報等に示される装置は、機構
が複雑であり、ストッパーが第一の容器内に落とされる
など欠点も多く、また、完全な無菌操作も出来ないが、
実質的に無菌的な操作が可能であり、薬剤と溶解液の組
合せを任意に選択することの出来るものであるため、医
療現場では必要に応じて適宜両者の使い分けが必要にな
っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の様な
事情に鑑みてなされたもので、実質的に無菌的な操作が
可能であり、構造が簡単で、しかも操作が容易な、安価
な薬液調製用キットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために、上下両端に刃先が形成された針管とハブ
とを有しており、該ハブに針管と同心状かつ上部の刃先
側に有底筒状の溶解液容器挿着部が形成された両頭針
と、該両頭針で刺通可能なキャップ部材で口部が閉鎖さ
れており、両頭針の溶解液容器挿着部にその口部から挿
着される所定長の首の長さを有する溶解液容器と、その
口部外壁に雄ネジが形成されたバイアルと、その軸上に
前記両頭針の針部が通過可能な透孔を有する隔壁を有し
ており、該隔壁により両頭針がその下部の刃先側からス
ライド自在に挿着されるスライド部と前記バイアルを螺
合可能なバイアル挿着部とに仕切られた筒状のスライド
筒とからなる薬液調製用キットを採用している。ここ
で、両頭針の溶解液容器挿着部の内壁には、溶解液容器
の口部をスライド可能に係合させるための複数の縦リブ
を設けてもよい。また、両頭針の溶解液容器挿着部の外
壁に複数の縦溝を設け、かつスライド筒の内壁に該縦溝
に沿ってスライドする同数の縦リブを設けるとともに、
溶解液容器のキャップ部材のスカート部外壁に溶解液容
器挿着部の内壁の縦リブに沿ってスライドする同数の縦
溝を設けた構成にしてもよい。また、溶解液容器と両頭
針の溶解液容器挿着部の間、および両頭針の溶解液容器
挿着部とスライド筒の間に両頭針によってバイアルのゴ
ム栓が刺通されて初めて両頭針によって溶解液容器のキ
ャップ部材が刺通されるように刺通順序を規制する刺通
順序規制手段を設けた構成にしてもよい。
【0008】
【作用】上記構成によれば、本薬液調製用キットを机の
上などにバイアル側を下にして置き、溶解液容器を下に
押し下げれば、両頭針がスライド筒の内壁に沿って下方
に移動してその下部の刃先でバイアルを刺通するととも
に、溶解液容器は溶解液容器挿着部の内壁に沿って下方
移動して両頭針の上部の刃先で刺通される。こうしてバ
イアルと溶解液容器は両頭針を介して液体連通される。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例について図面に基づいて
説明する。図1は本発明の一実施例に係る薬液調製用キ
ットの縦断面図であり、図2は図1に示すスライド筒の
平面図、図3は図2のX−X線断面図、図4は図2の底
面図、図5は図1に示す両頭針の拡大底面図、図6は図
5のY−Y線断面図、図7は図1に示す溶解液容器の縦
断面図、図8は図7のキャップ部材の拡大平面図、図9
は図8Z−Z線断面図、図10は図1に示すバイアルの縦
断面図である。図1〜図9に示すように、本発明の薬液
調製用キットは、透孔14を有する隔壁13でスライド
部11とバイアル挿着部12とに仕切られたスライド筒
1と、溶解液容器2と、溶解液容器挿着部34が形成さ
れた両頭針3と、バイアル4からなり、溶解液容器2、
両頭針3、バイアル4はこの配列順序でスライド筒1に
装着されている。そして、図1に示すような連通順序規
制手段を設けた薬液調製用キットの場合には、溶解液容
器2を下に押すと、溶解液容器2は上部穿刺針31によ
って刺通されることなく両頭針3を下方移動させ、その
下部穿刺針32でバイアル4の口部41のゴム栓42を
刺通する。
【0010】スライド筒1は、後述の両頭針3の下部穿
刺針32を透過させるための透孔14を有する隔壁13
によって、両頭針3が上下方向にスライド可能に挿着さ
れるスライド部11とバイアル4を挿着するバイアル挿
着部12とに仕切られており(図2〜図4参照)、通
常、ポリプロピレンやポリエチレン、ポリエステルなど
の合成樹脂で形成される。スライド部11の内壁には、
好ましくは、複数の縦リブ15が形成されており(本実
施例では図3に示すように4個形成されている)、この
縦リブ15は後述の両頭針3の溶解液容器挿着部34の
外壁の縦溝35に嵌まり、両頭針3が真っ直ぐに下方に
移動できるようにしている。また、縦リブ15の間には
スライド部11の開口部に近接した部分およびそれから
所定距離離れた部分にそれぞれ上側が段差状に隆起する
小突起16、17が形成されており、小突起16、17
はそれぞれこの位置にスライドして来る後述の両頭針3
のハブ33の前端面および溶解液容器挿着部34の外壁
の横溝36(上側が段差状に窪んでいる)と容易に解除
可能に係合するようになっている。一方、バイアル挿着
部12の内壁には雌ネジ18が形成されており、後述の
バイアル4の口部41の雄ネジ43と螺合するようにな
っている。
【0011】溶解液容器2はポリエチレンやポリプロピ
レン、ポリエステルなどの可撓性樹脂で形成された首2
2の長い変形可能な容器であって(図7〜図9参照)、
その口部21はその外壁に雄ネジ24が設けられてお
り、この雄ネジ24と螺合するキャップ部材23で密封
されている。このキャップ部材23は、通常、ポリエチ
レンやポリプロピレン、ポリエステルなどの可撓性樹脂
で形成されており、その天面231の中央部分には後述
の両頭針3の上部穿刺針31で刺通可能な凹状の刺通部
232が設けられている。この刺通部232の内径はこ
れを刺通する上部穿刺針31の外径と同等または若干小
さくなっており、これにより刺通後の液漏れを防ぐとと
もに、刺通される部分は薄肉になっている。また、キャ
ップ部材23のスカート部233の内壁には溶解液容器
2の雄ネジ24と螺合する雌ネジ25が設けられてお
り、スカート部233の外壁には後述の両頭針3の内壁
の縦リブ39が嵌め込まれこれに沿ってスライドする縦
溝26と両頭針3の内壁の小突起37と容易に解除可能
に係合する小溝27が形成されている。
【0012】両頭針3は針の両端に刃先を有する中空針
であって、通常、高密度ポリエチレンやポリプロピレ
ン、ABS樹脂などで形成されており、上部穿刺針31
と下部穿刺針32およびハブ33からなり、ハブ33に
は上部穿刺針31方向に突出して、溶解液容器2をスラ
イド可能に挿着するための筒状の溶解液容器挿着部34
が形成されている(図5〜図6参照)。針部(上部およ
び下部穿刺針31、32)には薬液の移動がスムーズに
いくように好ましくは2つの流体通路301、302が
設けられており、一方の流体通路を薬液が流れ、他方の
流体通路を空気が流れるようになっている。溶解液容器
挿着部34には溶解液容器2がキャップ部材23側から
挿着され、溶解液容器挿着部34の内壁に沿ってスライ
ド可能になっており、その内壁には、既に説明している
が、キャップ部材23のスカート部233外壁の縦溝2
6に嵌め込まれこれに沿ってスライドする縦リブ39
と、スカート部233外壁の小溝27と容易に解除可能
に係合する小突起37、および丁度小溝27と小突起3
7が係合した時に溶解液容器2のキャップ部材23の先
端面と解除可能に係合する小突起38が設けられてい
る。また、溶解液容器挿着部34の外壁には丁度両頭針
3のハブ33の先端面と小突起17が係合した時に小突
起16と係合する横溝36が設けられている。
【0013】図1に示す薬液調製用セットでは、このハ
ブ33の先端面とスライド部11の小突起17との係合
と、スライド部11の小突起16と両頭針3の横溝36
との係合の組合せは、両頭針3のスライドを制御する手
段となっており、溶解液容器2のキャップ部材23の小
溝27と小突起37との係合と、溶解液容器2のキャッ
プ部材23の先端面と小突起38との係合の組合せは溶
解液容器2のスライドを制御する手段となっている。そ
して、両頭針3のスライド制御手段の係合を解除するの
に要する応力よりも溶解液容器2のスライド制御手段の
係合を解除するための応力が十分に大きくなるようにさ
れているので(小突起16、17の高さを小突起37、
38の高さより若干小さくしたり、溶解液容器2のキャ
ップ部材23の外壁と両頭針3の溶解液容器挿着部34
の内壁の摺動抵抗を、両頭針3の外壁とスライド筒1の
内壁の摺動抵抗より大きくする、溶解液容器2のキャッ
プ部材23の刺通部232の刺通抵抗をバイアル4のゴ
ム線42の刺通抵抗よりも大きくするなど)、バイアル
4のゴム栓42が両頭針3の下部穿刺針32によって刺
通されて初めて、溶解液容器2のキャップ部材23の刺
通部232が上部穿刺針31によって刺通されるという
ように、溶解液容器2とバイアル4の連通順序が規制さ
れるようになっている。
【0014】バイアル4は一般に市販されているバイア
ルと同様のものを使用できるが、螺合タイプのバイアル
挿着部12を有するスライド筒1の場合には、バイアル
4の口部41の外壁にはスライド筒1に螺合されるため
の雄ネジ43が設けられている必要がある(図10参
照)。また、通常のバイアルを使用する場合は、バイア
ルの口部に雄型結合手段付きのアダプター(図示してい
ない)を別途用意し、これをバイアルの口部に装着する
必要がある。尚、バイアル4とスライド筒1の結合は必
ずしも螺合に限定されるものではなく、ルアー結合、嵌
合その他、着脱自在な結合方法であればどの様な結合方
法も採用可能である。また、溶解液容器2の口部21と
キャップ部材23の結合も同様である。
【0015】次に、本発明の薬液調製用セットの使用に
ついて図1を用いて説明する。薬液調製用セットを溶解
液容器2を上にして(図1参照)机の上などに置き、溶
解液容器2を手で押すと、先ず、スライド筒1と両頭針
3の間の、スライド部11の小突起17とハブ33の先
端面との係合と、スライド部11の小突起16と両頭針
3の横溝36との係合が解除されて、両頭針3がスライ
ド筒1の内壁に沿って下方に移動し、その下部穿刺針3
2でバイアル4のゴム栓42を刺通する。次いで、溶解
液容器2と両頭針3の間の、キャップ部材23の小溝2
7とスライド部11の小突起37との係合と、キャップ
部材23の先端面とスライド部11の小突起38との係
合が解除されて、溶解液容器2は両頭針3の溶解液容器
装着部34の内壁に沿って下方に移動し、キャップ部材
23の刺通部232が両頭針3の上部穿刺針によって刺
通される。こうして溶解液容器2とバイアル4は両頭針
3を介して連通され、溶解液容器2の中の溶解液(図示
していない)がバイアル4の中に導入される。溶解液が
全量バイアル4内に導入されたら、バイアル4を振っ
て、バイアル4内に収容されている薬剤(図示されてい
ない)を溶解液で溶解し、注射液や点滴液として使用す
ればよい。バイアルにスプレーノズルを挿着すれば、噴
霧液として使用することもできる。
【0016】
【発明の効果】以上説明してきたことから明らかなよう
に、本発明の薬液調製用セットを採用することにより次
のような効果を奏することができる。 実質的に無菌的な操作が可能なので、細菌の混入など
による感染を防ぐことが出来る。 構造が簡単で、しかも操作が容易なので、メンテナン
スや操作の手間が省け、人件費の節約や人手不足に対応
することができる。 操作が容易であり、また、連通順序が決まっているた
め誤操作の心配がないので、患者自らが操作可能であ
り、ホームケア商品として採用できる。 薬液調製用キットを安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る薬液調製用キットの縦
断面図である。
【図2】図1に示すスライド筒の平面図である。
【図3】図2のX−X線断面図である。
【図4】図2の底面図である。
【図5】図1に示す両頭針の拡大底面図である。
【図6】図5のY−Y線断面図である。
【図7】図1に示す溶解液容器の縦断面図である。
【図8】図7に示すキャップ部材の拡大平面図である。
【図9】図8のZ−Z線断面図である。
【図10】図1に示すバイアルの縦断面図である。
【符号の説明】
1 スライド筒 11 スライド部 12 バイアル挿着部 13 隔壁 14 透孔 15 縦リブ 16 小突起 17 小突起 2 溶解液容器 23 キャップ部材 232 刺通部 26 縦溝 27 小溝 3 両頭針 31 上部穿刺針 32 下部穿刺針 33 ハブ 34 溶解液容器挿着部 35 縦溝 36 横溝 37 小突起 38 小突起 39 縦リブ 4 バイアル 42 ゴム栓
フロントページの続き (72)発明者 杉田 修 群馬県邑楽群千代田町大字赤岩字くらか け2716−1サントリー株式会社 医薬開 発研究所内 (72)発明者 塚田 佳夫 群馬県邑楽群千代田町大字赤岩字くらか け2716−1サントリー株式会社 医薬開 発研究所内 (56)参考文献 特開 平6−14973(JP,A) 特開 平5−49672(JP,A) 特開 平6−90993(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61J 1/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下両端に刃先が形成された針管とハブ
    とを有しており、該ハブに針管と同心状かつ上部の刃先
    側に有底筒状の溶解液容器挿着部が形成された両頭針
    と、該両頭針で刺通可能なキャップ部材で口部が閉鎖さ
    れており、両頭針の溶解液容器挿着部にその口部から挿
    着される所定長の首の長さを有する溶解液容器と、その
    口部外壁に雄ネジが形成されたバイアルと、その軸上に
    前記両頭針の針部が通過可能な透孔を有する隔壁を有し
    ており、該隔壁により両頭針がその下部の刃先側からス
    ライド自在に挿着されるスライド部と前記バイアルを螺
    合可能なバイアル挿着部とに仕切られた筒状のスライド
    筒とからなり、溶解液容器の口部を閉鎖するキャップ部
    材と両頭針の溶解液容器挿着部の間、および両頭針の溶
    解液容器挿着部とスライド筒の間に、両頭針によって刺
    通可能なバイアル栓が刺通されて初めて両頭針によって
    溶解液容器のキャップ部材が刺通されるように刺通順序
    を規制するスライド制御手段を設けてなる薬液調製用キ
    ット。
  2. 【請求項2】 両頭針の溶解液容器挿着部の内壁に溶解
    液容器の口部をスライド可能に係合させるための複数の
    縦リブを設けた請求項1に記載の薬液調製用キット。
  3. 【請求項3】 両頭針の溶解液容器挿着部の外壁に複数
    の縦溝を設け、かつスライド筒の内壁に該縦溝に沿って
    スライドする同数の縦リブを設けるとともに、溶解液容
    器のキャップ部材のスカート部外壁に溶解液容器挿着部
    の内壁の縦リブに沿ってスライドする同数の縦溝を設け
    た請求項2に記載の薬液調製用キット。
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