JP3519734B2 - 強度を増大するよう罐の底部を二次加工する方法及び装置 - Google Patents

強度を増大するよう罐の底部を二次加工する方法及び装置

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JP3519734B2 JP50307393A JP50307393A JP3519734B2 JP 3519734 B2 JP3519734 B2 JP 3519734B2 JP 50307393 A JP50307393 A JP 50307393A JP 50307393 A JP50307393 A JP 50307393A JP 3519734 B2 JP3519734 B2 JP 3519734B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、一般に罐全体を強化するよう二次加工し改
善した罐底を形成する方法、及び装置に関するものであ
る。代表的には、この方法、及び装置は、絞り加工、及
びアイヨニング加工した飲料容器の底部を二次加工する
のに使用される。この二次加工された罐の底部は、ビー
ル罐、飲料罐の一体の部分であり、従来の飲料罐の強度
を増大するものである。
関連する出願 本出願は、1991年7月25日に出願した米国特許出願第
735994号の一部継続出願であり、しかも、その米国特許
出願は、国際出願日が1990年1月26日である国際出願PC
T/US90/00451号に基づいて優先権を主張し、1991年7月
24日に出願した米国特許出願第730794号の一部継続出願
である。
発明の背景 金属容器、特に絞り加工し、又は絞り加工し更にアイ
ヨニング加工した金属容器はビールや、ソフトドリンク
のような飲料を含む加圧炭酸飲料のため最も広く使用さ
れている容器である。また、このような容器は、食品、
その他に広く使用され始めている。
絞り加工し、アイヨニング加工した金属容器は、素材
ディスクから作られ、短い側壁を有する浅い「コップ状
体」に、このディスクを変形させる。最終的にこのコッ
プ状体の底部は、容器の底部を形成し、コップ状体の短
い側壁は、容器の細長い側壁になる。
この浅いコップ状体を順次のアイヨニングリングに通
す。順次のリング間の距離は、次第に狭くなっているか
ら、これ等の順次のリングにコップ状体を通すことによ
って、側壁の厚さが減少し、側壁の高さが増大する。
このように絞り加工し、アイヨニング加工した容器の
底部の形状は、最近の数年間にわたり、罐製造業者、包
装業者、運送業者、小売業者、及びこのような容器の内
容物を購入する末端消費者にとって話題の関心事であっ
た。これは、容器の内圧に抵抗し、十分な円柱強度を達
成し、更に罐に安定性を与える容器の能力の要因は、実
に底部の形状にあるからである。これ等の内圧は、容器
内の液体の重量、高圧、及び炭酸ガス飽和から生ずるも
のである。輸送、及び保管中に、互いに積み重ねた他の
罐から加わる軸線方向の負荷に抵抗する容器の能力は、
円柱強度である。
罐製造業者は、比較的軽量で、しかも強度が高い罐が
得られるように常に努力している。しかし、一般に、軽
量であることと、強度とは両立し得ないものである。素
材の厚さを減らすことによって、軽量にすることと、材
料費を安価にすることとを達成することができる。しか
し、素材の厚さを減少させると、明らかに容器の強度が
低下する。積み重ねることができる容器であって、取扱
が容易な可能最低限の重量の容器を小売業者、及び消費
者が希望している。
容器の底部の形状は、容器の強度を決定する重要な因
子であることがわかった。この重要性を説明している米
国特許として、「堆積可能な容器輪郭」の発明の名称
で、1987年8月11日にPulciani等に与えられた米国特許
第4685582号がある。この米国特許は、本願の譲受け人
に譲渡されたが、反転ドーム状の底部を有する容器を開
示している。その他の米国特許も同様であり、例えば米
国特許第3904069号、第3979009号、及び第4412627号に
は、容器をシールし、その内容物によって生ずる内圧を
受けた時、底壁が選択され、制御されて外方に撓み、又
は膨らむように設計された底壁構造を有する容器を開示
している。
また、Claydon等に与えられた米国特許第4885924号に
は、本願で説明している一般形式の容器の底壁の二次加
工について記載されている。この二次加工は、容器の底
部の内部に沿ってではなく、底部の外側遷移壁7に沿っ
てローラを加えることによって行っている。しかし、第
10図に示すように、内部底壁を負の角度に二次加工する
時は、専用のノックアウトパッド46が必要になる。しか
も、材料の、弾発的な復元があるため、内部底壁の最終
角度を制御することは一層困難である。
1992年4月21日にJentzsch等に与えられた米国特許第
5105973号には、負の角度の内部底壁を有する飲料容器
を開示している。しかし、どのようにしてこの負の角度
を形成するかは、開示されていない。
本発明は、これ等の問題、及びその他の問題を解決し
ようとするにある。
発明の要約 本発明は、例えば絞り加工しアイヨニング加工を施し
た飲料容器、又は絞り加工した飲料容器のような金属容
器の底部を二次加工する方法、及び装置、更にこの方
法、及び装置によって形成した容器に関する。本発明方
法に適する容器は、通常垂直軸線である縦軸線と、この
垂直軸線に平行なほぼ円筒状の側壁と、外側環状壁と、
U字状凸部と、中心ドーム部を有する二次加工底壁と、
このドーム部とU字状凸部とを結合する環状のほぼ垂直
な環状垂直壁とを有する。本発明方法の一態様は、容器
を治具内に支持する工程を有する。この治具は、容器の
外側環状壁に形状がほぼ対応する底部周縁輪郭部を有す
る。それ故、治具の底部周縁輪郭部は、外側環状壁に互
いに補足し合う。二次加工ローラのような二次加工手段
を垂直壁に整合する。二次加工ローラは、垂直壁に沿っ
て弓形通路の周りに回転し、垂直壁の角度に影響を与え
る。更に、二次加工ローラは、U字状凸部の内側湾曲部
の曲率半径を減少させる。
本発明の一態様によれば、二次加工手段、又は二次加
工ローラは、垂直壁の角度に影響を与え、容器の垂直軸
線に対し負の角度を達成する。
本発明の他の態様によれば、容器の垂直軸線と同軸の
軸線から等距離にある弓形通路の周りに、二次加工手
段、又は二次加工ローラを回転させる。
本発明の更に他の態様によれば、二次加工手段、又は
二次加工ローラに周縁輪郭部を設け、垂直壁に掛合する
際、この周縁輪郭部によって、垂直壁を二次加工し、容
器の垂直軸線に対し希望する負の角度を達成する。
本発明の他の態様では、アクチュエータを上方に罐に
向け動かし、カム作用面を半径方向外方に動かす。この
ようにして、このカム作用面の移動の結果として動くロ
ーラを垂直壁に掛合させる。このローラは、水平枢着点
の周りに、内方非掛合位置から半径方向外方位置まで回
動し、この半径方向外方位置で、このローラは垂直壁に
掛合する。
本発明の他の態様では、U字状凸部の半径方向外側部
に、ローラ等により環状凹所を形成し、圧力に対する容
器の抵抗力を更に増大する。
また、この出願の発明は、本発明方法を実施するのに
使用し得る装置と、本発明方法、及び装置により形成し
た容器とに関する。この装置は、容器の底壁を二次加工
するもので、二次加工のため容器を支持する手段と、底
壁に加圧掛合して、この底壁を二次加工するための二次
加工工具とを具える。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明により罐の底を二次加工するための
半径方向内側の非掛合位置にある回動装置の頂部から見
た平面図である。
第1A図は、容器の壁に掛合する半径方向外側位置にロ
ーラが位置する第1図の装置の平面図である。
第2図は、第1図の装置の上方に容器を実線で示し、
この装置によって処理される容器を所定位置に仮想線で
示した断面側面図である。
第3図は、ローラが周りに回動する枢着ピンを示す第
2図の装置の一部の詳細図である。
第4図は、本発明装置の第2回動実施例の平面図であ
る。
第5図は、第4図の装置の上方に容器を実線で示し、
この装置によって処理される容器を所定位置に仮想線で
示した断面側面図である。
第6図は、本発明装置の第3回動実施例の平面図であ
る。
第7図は、第6図の装置の上方に容器を実線で示し、
この装置によって処理される容器を所定位置に仮想線で
示した断面側面図である。
第8図は、本発明方法、及び装置によって処理するの
に適する容器の斜視側面図である。
第9図は、二次加工前の第8図の容器の下部左端の拡
大図である。
第10図は、二次加工後の第8図の容器の下部左端の拡
大図である。
第11図は、本発明装置の非枢着実施例の平面図であ
る。
第12図は、第11図の装置の上方に容器を実線で示し、
この装置によって処理される容器を所定位置に仮想線で
示した断面側面図である。
第13図は、本発明装置の第2非枢着実施例の平面図で
ある。
第14図は、第13図の装置の上方に容器を実線で示し、
この装置によって処置される容器を所定位置に仮想線で
示した断面側面図である。
第15図は、第13図の15−15線上の断面図で、第14図の
ローラと軸受との詳細図である。
第16図は、本発明装置の第3非枢着実施例の平面図で
ある。
第17図は、第16図の装置の上方に容器を実線で示し、
この装置によって処理される容器を所定位置に仮想線で
示した断面側面図である。
第18図は、第16図の18−18線上の断面図で、第16図の
装置の一部のアクチュエータと鳩尾状摺動部との詳細図
である。
第19図は、装置の上方に容器を実線で示し、この装置
によって処理される容器を所定位置に仮想線で示し、単
一ローラを有する本発明装置の第4非枢着実施例の断面
側面図である。
第20図は、従来の方法で二次加工した罐の下部の横断
面の輪郭を写真により示す図である。
第21図は、本発明方法により二次加工した罐の下部の
横断面の輪郭を写真により示す図である。
第22図は、二次加工する以前の「制御」罐の下部の横
断面の輪郭を写真により示す図である。
第23図は、内圧に対する抵抗力を増大した容器の底部
の輪郭の代案の実施例を示す拡大横断面図である。
好適な実施例の詳細な説明 本発明は、種々の態様で実施することができ、図面、
及び明細書は、本発明の好適な実施例を示しており、こ
こに開示する図示の実施例は、本発明の原理を例示する
に過ぎず、最も広い本発明の態様を限定するものであな
い。
本発明の一態様によれば、通常の絞り加工、及びアイ
ヨニング加工によって形成したような容器の底端壁を最
初の形態から二次加工することによって、この容器の性
能特性を向上させる。この最初の形態は、上述の米国特
許第4685582号に開示されており、本願の第8図に示さ
れている。
係属中の国際出願PCT/US90/00451号に説明し、その第
9図、及び第10図に図示してあるように、溝付きの容器
に、頸部を設け、フランジを付け、内部に噴霧コーチン
グし、外側に印刷を施した後、底の輪郭、即ち底壁のカ
ウンタシンク区域を形成し直す。これは、カウンタシン
ク区域の内壁を二次加工することによって行われ、これ
によりバックル抵抗力、又は座屈抵抗力を一層向上さ
せ、罐成長を減少させる。
上述の係属中の出願においては、絞り加工し、アイヨ
ニング加工して、できあがった第11図の容器を適当な治
具に支持する。この治具は、容器の外側周縁直径に対応
する内部開口を有する。また、この治具は、容器の底壁
のカウンタシンク壁部に合致する下部輪郭部を有する。
上記開口の上端にプラグを挿入し、このプラグを容器
の頂部に確実に保持する。処理中、この容器をその軸線
の周りに回転させる。治具の底周縁輪郭部は、容器の底
部に広く接触している。二次加工ローラを容器のドーム
端の垂直壁に掛合させて、軸に支持する。この軸は、容
器の中心軸線の周りに弓形通路に沿って回転するよう設
計されている。ほぼ弓形の上部を有しほぼ垂直な上方、
及び外方にテーパになった壁を画成する周縁形状をこの
ローラに設ける。カウンタシンクの内壁を一層垂直な輪
郭になるよう二次加工すると共に、ドーム部を小さな角
度に伸長させる。外壁は、その原形状に保持する。次に
説明するように、代案として、内壁と共に、外壁を二次
加工することもできる。
上述の係属中の出願において、この二次加工操作によ
って、座屈抵抗を著しく向上し、罐成長の量、即ち容器
の内部に圧力が加わった時、底端壁が延びる量を減らす
ことができる。
上述の係属中の出願に記載された方法の装置とによっ
て製造した容器は、円筒強度が著しく大きく、即ち容器
の側壁に加わる垂直負荷による圧潰に対する抵抗力が著
しく大きい。また、この容器は、内圧が加わった時の容
器成長が著しく小さく、座屈抵抗が改善される。従っ
て、本発明により構成される容器は、著しく薄い素材平
坦板で製造することができる。
本発明は、上述の係属中の国際出願に記載された発明
を一層改良し、一層良好なものにした発明であり、第8
図に示す絞り加工、又は絞り加工を行った後、更にアイ
ヨニング加工した容器20のような容器を対象とする。こ
のような容器は、この分野でよく知られており、1987年
8月11日に、本願の譲受け人に与えられた米国特許第46
85582号にほぼ記載され、図示されている。この容器20
は、垂直軸線22の周りに回転対称である。この垂直軸線
に平行なほぼ円筒形の円筒側壁24は、パネルを形成して
おり、びん製造者の商標名のような図形をこのパネル上
に印刷する。円筒側壁24とU字状凸部28との間の遷移部
を外側環状壁26によって形成する。このU字状凸部28
は、フランジ状突条を画成している。外側環状壁26とU
字状凸部28とによって、これ等の罐を積み重ねることが
可能になる。特に、第1の罐の底部を第2の罐の頂部内
に、確実に定着させることができる。
この容器20は、中心ドーム部32を含む予め形成した底
壁30を有する。ほぼ垂直な環状垂直壁34によってドーム
部32をU字状凸部28に結合する。本願の発明の目的を達
成するため、この「ほぼ垂直な環状垂直壁」は、垂直線
に対し0〜+5度の角度を有するが、場合により+10度
に達することもある。正の角度を第9図に角度Cで示
す。
容器20を二次加工するため、本願に説明し、請求の範
囲に記載した方法を実施するには種々の種類の装置を使
用することができる。そのような装置の1つは、第1図
から第3図に示すように複数個のローラ36を有する。好
適な実施例では、3個のローラ36を使用する。3個のロ
ーラ36を使用することは、単一ローラのような一層少な
い数のローラを使用する場合よりも幾多の利点を有す
る。これ等ローラ36を使用してほぼ垂直な環状垂直壁34
に接触させる。1個のローラを使用すると、ローラ36か
ら垂直壁34に伝わる力は、単一の方向に集中する。これ
に反し、3個のローラ36は、3点にわたり、この垂直壁
34上に力を分散させるから、罐を動かすような力は加わ
らない。一層多くのローラを使用すれば、二次加工のサ
イクルを一層早くする。ローラが同一の円周速度で罐底
の周りに回転しているものと仮定して、3個の回転ロー
ラと1個の回転ローラとを比較すれば、3個のローラの
装置は、1個のローラの装置が必要とする時間の約3分
の1の時間で同一の仕事をなし遂げる。
第2図から明らかなように、これ等の各ローラ36は、
回動板38に間接的に取り付けられている。軸受クランプ
40と軸受42とによってローラ36を取り付けている。
各回動板38は、それぞれの枢着ピン44の周りに回動す
るよう設計されている(第1図参照)。この実施例で
は、この枢着ピン44は、垂直に配置されている。しか
し、他の実施例で明らかなように、これと異なり、他の
枢着ピンは水平に配置されている。
加工ヘッドカラー46によって、治具48、又は下の罐の
支持体のための支持面を提供する。この治具48は、加工
ヘッドカラー46から取り外すことができ、異なる形状の
他の治具と交換可能であり、このようにして下端の形状
が異なる種々の容器に対応することができる。治具48
は、半径方向内方の支持体となり、ローラの外方に向か
う力に抵抗する。
所定の寸法の容器20を受入れて支持するよう、各治具
48を製造する。従って、治具48の底部周縁輪郭部50の形
状は、容器20の外側環状壁26の形状にほぼ対応してい
る。次に説明するように、治具48の底部周縁輪郭部50
は、容器20の外側環状壁26に対し互いに整合する。第2
図に示す実施例では、この治具48の最下部52の形状もU
字状凸部28の半径方向最外側部の区域の形状に対応す
る。このようにして、治具48によって、容器20の円周の
周りに大きな支持体を提供する。
軸受42と、二次加工ローラ36の収容部とを支持してい
るのは軸受ハウジング54である。これ等の軸受ハウジン
グ54は、それぞれの回動板38に固着されている。このた
め、回動板38と軸受ハウジング54との運動は互いに同期
して行われる。
垂直に移動可能なアクチュエータボール56によって、
回動板38と軸受ハウジング54との運動は容易に行われ
る。第2図では、このアクチュエータボール56は、第1
の非掛合位置に位置している。この位置では、アクチュ
エータボール56は、単に軸受ハウジング54上のカム作用
面58に衝合しているだけである。
上方に向く垂直運動によって、アクチュエータボール
56がカム作用面58に接触してこのカム作用面58を上方に
押し上げる第2位置にアクチュエータボール56を押圧す
る。これ等カム作用面58が有する形状の結果、この上方
に向く垂直運動によって、軸受ハウジング54と回動板38
とを枢着ピン44の周りに半径方向外方に合体回動させ
る。環状垂直壁34にローラ36が接触するまで、この回動
運動は継続する。
ローラ36がこの環状垂直壁34に接触するや、ローラ36
は迅速に回転して、第9図に示す形状から第10図に示す
形状に環状垂直壁34を強制的に変形させる。第9図、及
び第10図では、垂直線V−Vを特に図示したが、この垂
直線V−Vは、容器20の垂直軸線に合致している。第9
図は、二次加工前の容器20を示しており、この第9図で
は、この環状垂直壁は、ほぼ垂直であり、いわゆる「正
の角度」すら有することがある。第9図を参照して、或
る正の角度とは、壁34が垂直線V−Vの右の方に上方に
角度を成す時の角度である。正の角度の一例は、第9図
の角度Cとして表される。
上述したように、ローラ36が壁34に接触した後は、こ
の壁34は、二次加工され、負の角度Aになる。付加的
に、曲率半径Rが減少する。二次加工の結果を例えば第
10図に示す。この負の角度と曲率半径Rが減少したこと
との結果、以下に説明するように、容器20の物理的特性
が増強される。
ここに記載した実施例に示す装置の利点の1つは、種
々の底寸法を有する容器に適用できることである。多く
の場合、種々の寸法の罐の内壁を再加工するのに、3個
のローラを有する機構が有効である。罐が特殊な寸法を
有するため、ローラを有するこの機構が有効でなくなれ
ばなる程、ローラのみを交換すれば、その容器の内壁を
再加工できるという利点をこの装置は有する。
第1図〜第3図の装置では、枢着ピンをほぼ垂直に配
置している。その結果、軸受ハウジング54と回動板38と
の回動は、水平平面内で発生する。次に説明する他の実
施例では、枢着ピンを水平に配置しており、軸受ハウジ
ングと回動板との回動を垂直平面内に発生する。
第2図、及び第3図に最も詳細に示すように、二次加
工ローラ36の周辺部60を下方にテーパにする。ローラ36
を垂直壁34に当てた時、負の角度を有する壁にこの垂直
壁34を二次加工するのは、この下方にテーパになった周
辺部60の形態である。
二次加工が終了した後、ローラ36は、壁34から後退
し、第1A図に示す位置から第2図に示す原位置に復帰す
る。圧縮ばね62からの圧力により、各回動板38と軸受ハ
ウジング54とから成る組立体は、その原位置に復帰す
る。
上述の二次加工装置を僅かに変更した装置を第4図、
及び第5図に示す。第4図、及び第5図の実施例では、
第1図〜第3図の実施例に対応する部分を、同一符号に
アルハベット「a」を付して示した。大きく相違する唯
一の構成部分は、ばねである。第1図〜第3図のばね62
は、引張りばねであるのに対し、第4図、及び第5図の
ばね62aは、圧縮ばねである。そのため、第4図、及び
第5図の装置の作動は、第1図〜第3図の装置の作動と
僅かに異なる。特に、第1図〜第3図においては、二次
加工が終了した時、引張りばね62から圧力が加わること
と、アクチュエータボール56が後退することとにより、
ローラ36は、壁34から後退し、それぞれの原位置に復帰
する。一方、第4図、及び第5図においては、二次加工
が終了した時、圧縮ばね62aから圧力が加わることと、
アクチュエータボール56aが後退することとにより、ロ
ーラ36aは、壁34から後退し、それぞれの原位置に復帰
する。
更に他の実施例を第6図、及び第7図に示す。この実
施例でも3個のローラ64を有する。第7図から明らかな
ように、これ等の各ローラ64は、回動板66に間接的に取
り付けられている。ローラ64を取り付けているのは、軸
受クランプ68と、少なくとも1個の軸受70とである。
各回動板66は、それぞれの枢着ピン72の周りに回動す
るよう設計されている。第7図から明らかなように、こ
の枢着ピン72は、水平に配置されている。その結果、軸
受ハウジング74と回動板66との回動は、垂直平面内で発
生する。
第1図〜第3図の実施例におけるように、この実施例
も加工ヘッドカラー76を有し、治具78、又は下の罐の支
持体のための支持面を提供する。この治具78も加工ヘッ
ドカラー76から取り外すことができ、異なる形状の他の
治具と交換可能であり、このようにして下端の形状が異
なる種々の容器に対応することができる。
垂直に移動できるアクチュエータ80によって、回動板
66と軸受ハウジング74との移動を容易にする。第7図で
は、このアクチュエータ80は第1非掛合位置にあり、こ
の位置においては、このアクチュエータ80は、軸受ハウ
ジング74上のカム作用面82に単に衝合しているだけであ
る。
上方に向く垂直運動によって、アクチュエータ80がカ
ム作用面82に接触してこのカム作用面82を上方に押し上
げる第2位置にアクチュエータ80を押圧する。この結
果、この上方に向く垂直運動によって、軸受ハウジング
74と回動板66とを枢着ピン72の周りに垂直平面内で半径
方向外方に合体回動させる。容器20の環状垂直壁34にロ
ーラ64が接触するまで、この回動運動は継続する。
二次加工が終了した後、ローラ64は、壁34から後退
し、第7図に点線で示す位置から第7図に実線で示す原
位置に復帰する。コイルばね84からの圧力により、各回
動板66と軸受ハウジング74とから成る組立体は、その原
位置に復帰する。このコイルばね84は、保持主柱86を包
囲し、この保持主柱86に保持される。軸受ハウジング74
の頂部衝合面と、保持主柱86に取り付けた六角ナット88
との間で、コイルばね84を圧縮することによって、この
コイルばね84は、伸長するように作用している。
本発明のその他の実施例を第11図から第19図に示す。
これ等の図面から明らかなように、これ等の実施例の装
置は、容器20の垂直壁34に掛合するようローラを動かす
ための枢着ピンを具えていない。しかし、その他の多く
の態様では、これ等の装置は、第1図〜第7図に示す装
置に類似する。
例えば、第11図の装置は、3個のローラ90を具え、軸
受94と軸受クランプ96とによって、これ等ローラ90を軸
受ハウジング92に取り付けている。第12図の実線は、こ
れ等のローラを半径方向内方位置に示しており、この位
置では、これ等ローラ90は、環状垂直壁34に接触してい
ない。これ等ローラ90は、この位置から半径方向外方位
置に動くことができ、この半径方向外方位置で、ローラ
は、環状垂直壁34に接触する。
軸受ハウジング92は、ばねで押圧される。特に、引張
力を受けるガータばね98(第12図参照)によって軸受ハ
ウジング92の下部周縁を包囲する。第11図に点線で示す
ように第1非掛合位置では、軸受ハウジング92と、それ
に関連するローラ90とは、ガーダばね98によって、半径
方向内方位置に保持されている。
軸受ハウジング92の第2位置を第11図に実線にて示
す。軸受ハウジング92のカム作用面102に当たるようア
クチュエータ100を上方に動かした時、軸受ハウジング9
2は、この第2位置に達する。ローラ90が環状垂直壁34
に接触するまで、アクチュエータ100のこの上方への運
動によって、軸受ハウジング92を半径方向外方に押圧す
る。ローラ90により壁34が処理を受け終わると、アクチ
ュエータ100は、後退し、ガータばね98によって軸受ハ
ウジング92をその第1位置に押圧復帰させる。
上述の実施例におけるように、第11図、及び第12図の
実施例では、治具104を設け、その底部周縁輪郭部106に
沿って容器を支持する。この底部周縁輪郭部106の形状
は、容器20の外側環状壁26の形状にほぼ対応している。
上述した実施例におけるように、ローラ90の周辺部108
を下方にテーパの形状にする。このローラ90が環状垂直
壁34に当たった時、この下方にテーパの形状によって、
環状垂直壁34を再加工し、容器20の垂直軸線に対し負の
角度を形成する。
本発明装置の3個のローラを枢着していない実施例を
第13図から第15図に示す。この実施例では、ばね110を
水平に配置し、水平平面内で作用させる。特に、ばね11
0を軸受ハウジング112に接触させ、この軸受ハウジング
112を半径方向内方に押圧する。
第13図の装置も3個のローラ114を具え、軸受116と軸
受クランプ118とによって、軸受ハウジング112にローラ
114を取り付ける。これ等ローラ114は、第13図〜第15図
に示すそれぞれの第1位置から、容器20の環状垂直壁34
に接触する半径方向外方位置まで移動することができ
る。
ローラ122が環状垂直壁34に接触するまで、アクチュ
エータ120の上昇運動によって、軸受ハウジング112を半
径方向外方に押圧する。ローラ122による壁34の処理が
完了すると、アクチュエータ120を後退させ、ばね110に
よって軸受ハウジング112をその第1位置に押圧復帰さ
せる。
本発明装置のローラを枢着していない更に他の実施例
を第16図から第18図に示す。しかし、この実施例では、
通常のローラを使用していない。その代わりに、半径方
向に移動できるか、又は膨張できる4個のセグメント12
4を装置に取り付け、容器20に対し接近、及び離間する
よう半径方向に移動できるようにする。これ等のセグメ
ント124を第16図に点線で、通常の半径方向内方位置に
示す。水平に引っ張られる複数個のばね126によって、
これらのセグメント124をこの位置に保持する。
ローラ手段の代案としての各セグメント124をハウジ
ング128に取り付けることができる。カム作用面132に当
たるよう、アクチュエータ130を垂直上方に動かした
時、ローラセグメント124が環状垂直壁34に接触するま
で、第16図に実線で示すようにハウジング128を半径方
向外方に押圧する。ローラセグメント124によって壁34
の処理が完了すれば、アクチュエータ130を後退させ、
ばね126によって、ハウジング128をその第1位置に押圧
復帰させる。
この装置のローラを枢着しない最後の実施例を第19図
に示す。この実施例では、1個のローラのみを使用す
る。このローラ134は、他の実施例のローラよりも直径
が相当大きい。実際上、このローラ134の直径は、対向
する壁34間の距離の80%を越える大きさである。第19図
では、この壁34間の距離を「D」で示した。
この実施例でも、水平平面内に沿って作用する圧縮ば
ね136を有する。圧縮ばね136をハウジング138に接触さ
せ、このハウジング138を右の方向に押圧する。ローラ1
34を第19図に示すこの第1位置から半径方向外方に移動
できるようにし、この半径方向外方位置で、ローラ134
を環状垂直壁34に接触させる。
第19図の実施例では、先に述べた実施例の装置と同
様、アクチュエータ140を垂直に移動し得るようにす
る。アクチュエータ140によって、鳩尾状のカラー142を
包囲し、このカラー142を固着する。しかし、上方に移
動するアクチュエータ140がハウジング138に接触する
時、ハウジング138は水平に移動することができる。カ
ラー142の鳩尾状の溝によって、このハウジング138の水
平運動を案内する。
ハウジング138は、カム作用面146に衝合する。更に、
第19図で見て、ばね136によってハウジング138を右に押
圧する。従って、ハウジング138は、カム作用面146に沿
って右に動く。ローラ134の周縁が容器20の壁34に接触
するまで、このハウジング138の右への運動が継続す
る。3個のローラを有する装置におけるのと同様に、容
器の二次加工が行われるが、この二次加工は、壁34に沿
う1点のみである。
ローラ134による壁34の処理が完了すると、アクチュ
エータ140が下降し、ハウジングとローラとの組立体
は、その重量によってカラー142上に、即ち装置の第1
位置に復帰する。このカラー142は、ハウジング138の下
降運動を止めるように作用する。この実施例、及びその
他の実施例において、アクチュエータ140が、ハウジン
グ138と同一速度で回転するのが好適である。
第9図と、第10図とを比較すれば、本発明方法により
容器の底部を二次加工する前と、後との変化が明らかで
ある。特に、第9図は、二次加工する前の容器を示して
いる。この図面の壁34は、ほぼ垂直であり、実際上、僅
かに正の角度を有する。第9図に示した容器の左の部分
において、僅かに正の角度を有する壁34は、垂直線V−
Vから右に上方に角度をなす。第8図、及び種々述べた
点を参照すれば、壁34が正の角度を有する時、直径D
1は、直径D2より大きい。
上述したように、本発明により二次加工しようとする
第8図の容器は、垂直軸線22に関して回転対称である。
この容器は、垂直軸線22に対し平行なほぼ円筒形の円筒
側壁24を有する。また容器20は、外側環状壁26と、U字
状凸部28と、予め形成した底壁30とを有する。この底壁
30は、中心ドーム部32を有し、更にこの中心ドーム部32
とU字状凸部28とを結合するほぼ垂直な環状垂直壁34を
有する。
第1図〜第3図の装置を含み、図面に示す種々の装置
を参照して本発明方法を説明する。この方法は、数個の
工程を具える。容器20を治具48に支持する。この治具48
は、容器20の外側環状壁26にその形状が対応する底部周
縁輪郭部50を有する。
治具48の底部周縁輪郭部50は、外側環状壁26に整合す
る。二次加工ローラ36を垂直壁34に掛合させる。二次加
工ローラ36は、弓形の通路の周りに垂直壁34に沿って回
転する。この作用を通じて、二次加工ローラ36は、垂直
壁34に作用してその角度を決定する。特に、垂直壁34の
角度は、容器20の垂直軸線からずれた負の角度に変化す
る。
この実施例においては、治具48の底部周縁輪郭部50に
よって外壁148を動かないよう保持し、二次加工手段を
内側垂直壁34に接触させる。
これに反し、他の実施例では、底部周縁輪郭部50によ
って動くことがないよう外壁148を保持しない。この場
合、二次加工手段の内部形成力により、内側垂直壁34と
同時に外側壁148を二次加工する。即ち、その間、二次
加工手段を内側垂直壁34に接触させる。
第1A図に明らかなように、容器の軸線22に同軸の軸線
から等距離の弓形の通路の周りに、この装置の二次加工
ローラ36を回転させる。代案として、第19図を観察し、
この図面に関する上述の説明を参照すれば明らかなよう
に、容器20の軸線22に同軸でない軸線から等距離の弓形
の通路の周りに、この装置の二次加工ローラ134を回転
させる。このことが行われるのは、壁34に接触するた
め、ローラ134を第19図に示す位置の右にシフトさせる
からである。
本発明の好適な方法の一態様では、ローラが垂直壁に
掛合した時、垂直壁を二次加工して容器の垂直軸線から
負の角度にするような周縁形状をローラが有する。この
ような周縁形状を有するローラは、第2、5、7、12、
14、17、及び19図に示す。
本発明の好適な方法の他の態様では、アクチュエータ
を上方に罐に向け動かし、カム作用面と、そのハウジン
グとを半径方向外方に動かす。このようにして、カム作
用面によって移動可能なローラを垂直壁に掛合させる。
本発明の好適な方法の更に他の態様では、ローラは、
水平枢着点の周りに回動する。特に、この装置は、水平
枢着点を有し、ローラをこの水平枢着点の周りに内方非
掛合位置から半径方向外方位置に回動させる。この半径
方向外方位置では、ローラは、垂直壁に掛合する。
この方法により容器の底部を二次加工した後は、第10
図に示すように、壁34は、僅かに負の角度を呈する。AN
C−2A罐の好適な角度Aは、垂直線V−Vから約−4度
程度に過ぎない。−8度から−10度にも達する角度を有
する壁34を設けることにより容器の特性は向上し得ると
信ずる。第10図に示す容器の左の部分について、僅かな
負の角度を有する壁34は、垂直線V−Vから左の方に上
方に傾く。第8図、及び種々述べたところを参照すれば
明らかなように、壁34が負の角度を有すれば、直径D1
直径D2より小さい。容器の種々の形式により、好適な負
の角度の値は、変化する。
上述の実施例は、移動して容器の内壁に接触するロー
ラ、又はその他の二次加工工具を主に説明した。本発明
の目的のため、「二次加工工具手段を内側環状底壁に加
圧掛合させ、この底壁を二次加工する」の成句には、二
次加工工具に掛合するよう容器を移動させる場合も含む
ように意図していることは明である。またこの成句は、
内壁に当てて二次加工工具を回転すること、又は二次加
工工具の周りに内壁を回転すること、又はこの両方を組
み合わせることをも意図している。
本発明方法、又は本発明装置によって処理した容器
は、従来の未処理の容器に比較し、明瞭に優れた特性を
現す。American National Can Companyによって製造し
たいわゆる「ANC−2A」罐について実際の試験を行っ
た。これ等の罐は、第8図、及び第9図に示す一般形状
を有し、厚さ3mm(0.12インチ)のアルミニウムで造ら
れている。本発明方法、又は本発明装置によって処理す
る前のこれ等の罐は、次の第1表に示す特性を発揮し
た。
本発明方法、及び1個のローラを有する本発明装置に
よって処理した後のこれ等の罐は、次の第2表に示す特
性を発揮した。
これ等の表を比較すれば明らかなように、処理した罐
の座屈強さは、約99の平均値から112の平均値に増大し
た。第9図の容器のU字状凸部28の下方への突出である
ドーム部の成長は、1.40mm(0.055インチ)から0.15mm
(0.006インチ)に著しく減少した。
厚さ2.79mm(0.110インチ)のアルミニューム製の罐
について、これ等の同一の試験を行った時、座屈強さ
は、90の平均値から98の平均値に増大した。90PSIGを加
えた後のドームの成長は、余り意味がないものであっ
た。それは、二次加工を行わない罐は、90PSIG又はそれ
以下の負荷で破損し、又は座屈を起こしたからである。
標準の多数のANC−2A罐を二次加工した。第1組で
は、CMB法によりカウンタシンクの外側を二次加工し
た、その結果を第3表に示す。これ等の罐の1個の下部
の写真による輪郭を第20図に示す。
本発明により第2組の罐のカウンタシンクの内側を二
次加工し、その結果を第4表に示す。これ等の罐の1個
の下部の写真による輪郭を第21図に示す。
第5表は、「制御」罐、即ちいかなる種類の二次加工
をも受けていない標準ANC−2A罐から得た結果を示す。
これ等の罐の1個の下部の写真による輪郭を第22図に示
す。
これ等の表を比較すれば明らかなように、第5表の未
処理の罐のドームの成長は、平均値で1.27mm(0.050イ
ンチ)である。二次加工したいずれの罐も改善を示して
いるが、本発明により二次加工した罐のドームの成長の
平均値は著しく優れている(0.005対0.010インチ)。座
屈強さも若干改善している(109対106)。最後に、この
二次加工した罐の垂直圧潰強さの平均値(313)は、制
御罐の場合の値(317)の実質的に同一に留まってお
り、一方、CMB法によって二次加工した後は、垂直圧潰
強さの平均値は著しく降下(279)している。
第20図と、第21図とを比較すれば明らかなように、本
発明により二次加工した罐は、その底部に沿って鋭く突
出する程度が少ない。その結果、この罐は、充填ライン
に沿って移動する時、一層安定性が良い。
底部の輪郭の代案としての実施例を第23図に示す。こ
の実施例では、外壁148′を二次加工することによっ
て、付加的に強度を増大する。座屈の現象の一部は、カ
ウンタシンク壁が反転した時、カウンタシンクの直径の
変化が起きることである。従って、外壁148′の環状凹
所150内のスパンによって、圧力に対する容器20の抵抗
力を増大する。この環状凹所150は、外壁148′の周りに
連続的に形成してもよいし、或いは外壁148′の周りに
円周上に離間した複数個のセグメントとして形成しても
よい。圧力を加えて形成工具152を外壁148′に掛合させ
ることにより、環状凹所150を形成するのが好適であ
る。この環状凹所は、弓形の横断面を有するのが良い。
特定の実施例を図示し、説明したが、本発明は、本発
明の範囲を逸脱することなく、種々の変更を加えること
ができる。従って、本発明は、これ等の実施例に限定さ
れず、次の請求の範囲内にある。
フロントページの続き (72)発明者 アザリン ポール アメリカ合衆国 イリノイ州 60012 クリスタル レイク シェナンドー ド ライブ 6022 (72)発明者 キャリエンド クリストファー アメリカ合衆国 イリノイ州 60455 ブリッジビュー ウエスト エイティー セブンス ストリート 7801 (72)発明者 ツェンガー リチャード ディー アメリカ合衆国 イリノイ州 60515 ドウナーズ グラブ カレッジ アベニ ュー 2746 (56)参考文献 特開 平4−267733(JP,A) 特表 昭59−500125(JP,A) 米国特許1524946(US,A) 米国特許5105973(US,A) 米国特許5325696(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 51/26

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絞り及びアイヨニング加工し、縦軸線と、
    この縦軸線に平行なほぼ円筒形の円筒側壁とを有する飲
    料容器の底であって、外側環状壁と、U字状凸部と、中
    心ドーム部及びこの中心ドーム部を前記U字状凸部に結
    合する環状のほぼ縦方向に延在する縦方向壁を有する予
    め形成した底壁とを有する底を二次加工する方法におい
    て、 前記絞り及びアイヨニング加工した飲料容器を設け、 二次加工ローラを設け、及び 前記二次加工ローラを、この二次加工ローラが前記環状
    の縦方向壁に接触しない内方位置から、前記二次加工ロ
    ーラが前記環状の縦方向壁に接触する外方位置に向けて
    半径方向に移動させ、前記飲料容器の前記縦方向壁に掛
    合させて前記二次加工ローラを前記縦方向壁に沿って弓
    形経路の周りに周方向に回転させ、この二次加工ローラ
    の作用によって前記縦方向壁に角度を付与するようにし
    た ことを特徴とする飲料容器底の二次加工方法。
  2. 【請求項2】前記容器を半径方向内方に向かって支持す
    る半径方向内方支持体を設けるステップを含む請求項1
    記載の方法。
  3. 【請求項3】前記飲料容器の前記縦軸線に同軸状の軸線
    から等距離にある弓形経路の周りに前記二次加工ローラ
    を回転させる請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】前記半径方向内方支持体を設けるステップ
    は、前記飲料容器の下方端部に沿って前記飲料容器を支
    持するものとした請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】前記半径方向内方支持体を設けるステップ
    は、前記飲料容器の下方端部に沿って前記飲料容器を支
    持する治具に前記飲料容器を支持するステップとした請
    求項2記載の方法。
  6. 【請求項6】前記半径方向内方支持体を設けるステップ
    は、前記飲料容器の前記外側環状壁の形状にほぼ対応す
    る底部周縁輪郭部を支持する治具に前記飲料容器を支持
    するステップと、前記治具の底部周縁輪郭部を前記外側
    環状壁に整合させるステップを含むものとした請求項2
    記載の方法。
  7. 【請求項7】前記二次加工ローラは前記飲料容器の前記
    縦軸線に対して負の角度となるよう前記縦方向壁の角度
    を付与する請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】前記二次加工ローラは、前記縦方向壁に掛
    合する際にこの縦方向壁を前記飲料容器の縦軸線から負
    の角度をなすように二次加工するテーパ付きの周縁部を
    有するものとした請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】絞り及びアイヨニング加工し、縦軸線と、
    この縦軸線に平行な側壁とを有する飲料容器の底であっ
    て、外側環状壁と、U字状凸部と、中心ドーム部及びこ
    の中心ドーム部を前記U字状凸部に結合する環状のほぼ
    縦方向に延在する縦方向壁を有する予め形成した底壁と
    を有する底を二次加工する方法において、 前記絞り及びアイヨニング加工した飲料容器を設け、 前記容器の下方端部を半径方向内方に向けて支持する半
    径方向内方支持手段を設け、 ローラを設け、 前記ローラが前記環状の縦方向壁に接触しない半径方向
    内方位置から、前記ローラが前記環状の縦方向壁に接触
    する半径方向外方位置に向けて前記ローラを移動させ、
    又 前記ローラを前記半径方向内方支持手段に対抗させかつ
    前記環状の縦方向壁に掛合させつつ周方向に移動させて
    前記縦方向壁を二次加工する ことよりなることを特徴とする飲料容器底の二次加工方
    法。
  10. 【請求項10】前記ローラを前記環状の縦方向壁に掛合
    させつつ周方向に移動させるステップにより前記容器の
    前記縦方向壁を前記縦軸線に対して負の角度(A)をな
    すよう二次加工する請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】絞り及びアイヨニング加工し、縦軸線
    と、この縦軸線に平行な側壁とを有する飲料容器の底で
    あって、外側環状壁と、U字状凸部と、中心ドーム部及
    びこの中心ドーム部を前記U字状凸部に結合する環状の
    ほぼ縦方向に延在する縦方向壁を有する予め形成した底
    壁とを有する底を二次加工する装置において、 前記環状の縦方向壁に接触しない半径方向内方位置か
    ら、前記環状の縦方向壁に接触する半径方向外方位置に
    向けて移動自在のローラと、及び 前記ローラを前記環状の縦方向壁に掛合させつつこの縦
    方向壁の周りに周方向に移動させて前記縦方向壁を二次
    加工する可動アクチュエータと を具えたことを特徴とする飲料容器底の二次加工装置。
  12. 【請求項12】前記可動アクチュエータによりローラを
    前記環状の縦方向壁に掛合させて移動させ、前記縦方向
    壁を前記飲料容器の前記縦軸線に対して負の角度(A)
    をなすよう二次加工する請求項11記載の装置。
  13. 【請求項13】前記ローラを複数個設け、各ローラを前
    記環状の縦方向壁に接触しない半径方向内方位置から、
    前記環状の縦方向壁に接触する半径方向外方位置に向け
    て移動自在とした請求項11記載の装置。
  14. 【請求項14】前記飲料容器を半径方向内方に向けて支
    持する支持体を設けた請求項11記載の装置。
  15. 【請求項15】前記支持体によって前記容器の下方端部
    に沿って前記容器を支持した請求項14記載の装置。
  16. 【請求項16】前記支持体は、前記容器の下方端部に沿
    って前記容器を支持する治具を有するものとして構成し
    た請求項14記載の装置。
  17. 【請求項17】前記支持体は、前記飲料容器の外側環状
    壁にほぼ対応する形状の底部周縁輪郭部を沿って前記飲
    料容器を支持する治具を有し、前記治具の前記底部周縁
    輪郭部を前記飲料容器の前記外側環状壁に整合する形状
    に形成した請求項14記載の装置。
  18. 【請求項18】前記可動アクチュエータにより前記ロー
    ラを前記飲料容器に対向させて前記環状の縦方向壁に掛
    合するよう移動させる請求項14記載の装置。
  19. 【請求項19】前記ローラの周縁には、前記縦方向壁に
    当接したとき前記飲料容器の縦軸線に対して負の角度
    (A)をなすよう二次加工するよう下向きのテーパを付
    けた下向きテーパ部分を設けた請求項1記載の装置。
  20. 【請求項20】前記ローラを3個設けた請求項1記載の
    装置。
  21. 【請求項21】絞り及びアイヨニング加工し、縦軸線
    と、この縦軸線に平行な側壁とを有する飲料容器の底で
    あって、外側環状壁と、U字状凸部と、中心ドーム部及
    びこの中心ドーム部を前記U字状凸部に結合多する環状
    のほぼ縦方向に延在する縦方向壁を有する予め形成した
    底壁とを有する底を二次加工する装置において、 前記飲料容器の下方端部を半径方向内方に向けて支持す
    る支持手段と、 前記環状の縦方向壁に接触しない半径方向内方位置か
    ら、前記環状の縦方向壁に接触する半径方向外方位置に
    向けて移動自在のローラと、及び 前記ローラを前記環状の縦方向壁に掛合させつつこの縦
    方向壁の周りに周方向に移動させて前記縦方向壁を二次
    加工する可動アクチュエータと を具えたことを特徴とする飲料容器底の二次加工装置。
  22. 【請求項22】前記可動アクチュエータによりローラを
    前記環状の縦方向壁に掛合させて移動させ、前記縦方向
    壁を前記飲料容器の前記縦軸線に対して負の角度(A)
    をなすよう二次加工する請求項21記載の装置。
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