JP3517055B2 - 洗濯機用フィルター - Google Patents

洗濯機用フィルター

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JP3517055B2
JP3517055B2 JP07688796A JP7688796A JP3517055B2 JP 3517055 B2 JP3517055 B2 JP 3517055B2 JP 07688796 A JP07688796 A JP 07688796A JP 7688796 A JP7688796 A JP 7688796A JP 3517055 B2 JP3517055 B2 JP 3517055B2
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新一 中村
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伸介 伊勢
和彦 萬谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、洗濯脱水槽に貯
えた洗濯液を通過させ、洗濯液に含まれる糸屑、石鹸カ
ス、泥、ダニを除去する洗濯機用フィルターに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】先行技術文献として、特開昭59−51
887号公報と特開平7−88309号公報とが挙げら
れる。図16は、特開昭59−51887号公報に開示
されている洗濯機用糸屑フィルターの部分拡大図であ
る。洗濯脱水槽に貯えた洗濯液を図16に示すような糸
屑フィルターへ通過させて、洗濯液に含まれる糸屑を除
去するものである。糸屑フィルターは、柔軟性を有する
縦糸と縦糸よりも細い横糸とで形成されたものである。
これによって、洗濯物との接触に対する耐久性が大き
く、しかも洗濯液が横糸に接触することによって洗濯物
の洗いが確実に行われる。また、洗濯物の糸屑が除去さ
れ、かつ糸屑フィルターの目詰まりを防止できるという
ものである。
【0003】また、特開平7−88309号公報に開示
されている洗濯機用糸屑フィルターのマーキゼット編み
の表編み面の部分拡大図を図17(1)に、裏編み面の
部分拡大図を図17(2)に、それぞれ示す。洗濯脱水
槽に貯えた洗濯液を図17(1)と図17(2)とに示
すような糸屑フィルターへ通過させて、洗濯液に含まれ
る糸屑を除去する。斜め糸が露出されていない表編み面
を糸屑フィルターの内側になるように形成している。こ
れによって、洗濯物の糸屑が除去され、かつ糸屑フィル
ターの目詰まりを起こし難くしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の洗濯機用糸屑フ
ィルターは、目詰まりを起こし難いように数々の工夫を
施して、大きな糸屑のみを取り除いている。しかし、洗
濯物に付着している微細な糸屑、石鹸カス、ダニを除去
することは不可能であった。このため、例えばダニは洗
濯機の排水口から幾分のみ排出されるが、殆どのダニは
洗濯物によって濾過されて洗濯物に残留したままであ
る。したがって、衛生面で非常に良くないという問題点
があった。
【0005】
【0006】
【0007】この発明に係わる洗濯機用フィルターは、
洗濯脱水槽に貯えた洗濯液を通過させ、この洗濯液に含
まれる糸屑などを除去する洗濯機用フィルターにおい
て、袋状の目の粗い合成繊維フィルターに対して袋状の
目の細かい合成繊維フィルターを外側へ配置するように
して重ね合わせ、前記洗濯脱水槽に洗濯液を吐出する吐
出口に取り付け枠によって取り付けられ、前記洗濯液を
前記目の粗い合成繊維フィルターから前記目の細かい合
成繊維フィルターへ通過させ、清掃時には前記袋状の目
の粗い合成繊維フィルターと袋状の目の細かい合成繊維
フィルターとを分離できるようにしたものである。
【0008】また、洗濯脱水槽に貯えた洗濯液を通過さ
せ、この洗濯液に含まれる糸屑などを除去する洗濯機用
フィルターにおいて、前記洗濯脱水槽に洗濯液を吐出す
る吐出口に装着し、前記吐出口側から洗濯液の通過方向
に目寸法が段階的に小さくなるように合成繊維を織った
袋状の合成繊維フィルターを形成させたものである。
【0009】また、洗濯脱水槽に貯えた洗濯液を通過さ
せ、洗濯液に含まれる糸屑などを除去する洗濯機用フィ
ルターにおいて、目の粗い合成繊維フィルターと目の細
かい合成繊維フィルターとで袋状の合成繊維フィルター
を形成させ、洗濯液の通過方向に対向する側に目の細か
い合成繊維フィルターを配置させるようにしたものであ
る。
【0010】また、洗濯脱水槽に貯えた洗濯液を通過さ
せ、洗濯液に含まれる糸屑などを除去する洗濯機用フィ
ルターにおいて、袋状の目の粗い合成繊維フィルターと
袋状の目の細かい合成繊維フィルターとをW形状となる
ように形成させ、洗濯液の通過方向に対向する側に目の
細かい合成繊維フィルターを配置させるようにしたもの
である。
【0011】
【0012】また、洗濯脱水槽に貯えた洗濯液を通過さ
せ、洗濯液に含まれる糸屑などを除去する洗濯機用フィ
ルターにおいて、袋状の合成繊維フィルターの目寸法を
洗濯液の水圧によって大きくなるようにさせたものであ
る。
【0013】また、洗濯脱水槽に貯えた洗濯液を通過さ
せ、この洗濯液に含まれる糸屑などを除去する洗濯機用
フィルターにおいて、前記洗濯脱水槽に洗濯液を吐出す
る吐出口に取り付け枠によって取り付けられ、靴下また
はストッキングを裁断して袋状の合成繊維フィルターを
形成させたものである。
【0014】また、洗濯脱水槽に貯えた洗濯液を通過さ
せ、この洗濯液に含まれる糸屑などを除去する洗濯機用
フィルターにおいて、前記洗濯液の水圧によって袋状と
なるとともに前記洗濯液を通過させる耐水性を有する紙
フィルターを形成させたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は、この発明による袋状の洗濯機用
フィルターが着脱自在に取り付けられる洗濯機の概略断
面図である。図1において、1は外箱、2は洗濯液、3
は外槽3、5は洗濯脱水槽8の側壁4に設けられる多数
の穴5、6は洗濯物、7は回転翼、9はモータ、10は
モータプーリー、11はベルト、12は主軸プーリー、
13は減速機構、14は排水弁、15は洗濯脱水槽8の
側壁4に設けられる溝、16は溝15を塞ぐカバー、1
7は溝15とカバー16とで構成される循環水路、18
は回転翼7の裏側に設けられる複数の羽根、19はバラ
ンサー20の下部に設けられる吐出口、21は複数の羽
根18によって循環水路17へ送り出されて吐出口19
から吐出される循環水、22は吐出口19へ着脱自在に
装着される洗濯機用フィルターである。
【0016】また、循環水路17へ循環水21を送り出
す方法として、専用の循環ポンプを用いて目的を達成し
てもよい。
【0017】また、循環水路17を循環する循環水21
の流量を、吐出口19が解放状態のときに約20L/分
となるようにする。水圧を、約60cmH2 Oとなるよ
うに機構上で工夫する。
【0018】図2は、この発明による袋状の洗濯機用フ
ィルター22の実施の形態を示す側部が除かれた斜視図
である。図2において、例えば木綿フィルター23を開
口部をもつ袋状とし、開口部には取り付け枠25を設け
た。木綿フィルター23は図3(1)に示すように、太
さが約50μmの木綿の糸24を織って布状にしたもの
である。また、木綿フイルター23は図3(2)に示す
ように、縦方向の木綿の糸24を大きく撚った状態で織
って布状にしたものでもよい。なお、洗濯機用フィルタ
ー22は木綿フィルター23の他に、麻またはレーヨン
から成るフィルターであってもよい。
【0019】図15は、木綿フィルター23における循
環水21の通過速度、糸屑の濾過能力、ダニの濾過能力
の度合いを示したのである。なお、循環水21の水圧を
約60cmH2 Oとした。図15において、木綿フィル
ター23は親水性を有しているため、水が染み出し易い
ので循環水21の通過速度が比較的大きい。また、木綿
フィルター23の目は非常に細かいため、糸屑とダニに
対して濾過能力が大きいことが実験結果から確認され
る。とくに、ダニに対しては顕著である。
【0020】ここで、洗濯物6に付着しているダニの微
生物について説明する。下記の文献1,2に示すよう
に、着用衣類、シーツ、毛布などには、多数のダニが付
着していることが報告されている。 文献1 埼玉県衛生研究所報NO.27(1993) 埼玉県内の某女子高等学校の生徒の衣類に付着するダニ
類の調査 1着平均 セータ28.8匹、ジャージ下7.7匹、ユニホーム
6.7匹 ブレザー3.2匹、Yシャツ2.9匹、ブラジャー2.
3匹 文献2 沖縄県公害衛生研究所報NO.25(199
1) 沖縄県のアパートで採取した室内塵性のダニ相 1m2 当たり平均 シーツ72.8匹、布団27.4匹、敷き毛布26.5
【0021】以下、洗濯機用フィルター22を備えた洗
濯機の動作について、図1を参照しながら説明する。洗
濯脱水槽8に洗濯物6を入れて電源を投入すると、洗濯
物6の量が自動計測される。そして、洗剤の必要量が表
示されると共に、給水が始まる。洗剤を表示に基づいて
投入すると、給水がさらに進んで洗濯物6の量に応じた
水量、例えば約50Lの水が洗濯脱水槽8に貯まる。そ
れと同時に、給水が停止される。次に、洗い行程を開始
して回転翼7が右回転と左回転とを繰り返しながら駆動
することにより、洗濯物6と洗濯液2とが撹拌される。
回転翼7の回転に伴って、複数の羽根18の揚水力で洗
濯脱水槽8に貯えている洗剤液2が汲み上げられ、循環
水路17へ送り込まれる。これによって、循環水21が
吐出口19から吐出して洗濯機用フィルター22を通過
し、浄化された洗濯液2が洗濯脱水槽8へ戻される。こ
の動作は洗い行程の他に、濯ぎ行程でも同様に行われ
る。なお、吐出口19から吐出される循環水21は約2
0L/分の厚みのある束状で吐出するように設計され
る。
【0022】以上の構成を有する洗濯機において、洗濯
物6が洗濯液2により撹拌される過程で、洗濯物6に付
着している大きな糸屑、粗ゴミ、微細な糸屑、石鹸カ
ス、泥、ダニが徐々に離れながら洗濯液2へ分散してい
く。そして、大きな糸屑、粗ゴミ、微細な糸屑、石鹸カ
ス、泥、ダニを含んだ循環水21は、1分間当たり約2
0Lの割合で洗濯機用フィルター22を通過する。これ
によって、大きな糸屑、粗ゴミ、微細な糸屑、石鹸カ
ス、泥、ダニは、目の非常に細かい木綿フィルター23
から成る洗濯機用フィルター22で濾過されるので、浄
化された循環水21として洗濯脱水槽8へ戻る。
【0023】このように、目の細かい木綿フィルター2
3から成る洗濯機用フィルター22を用いることによ
り、大きな糸屑、粗ゴミ、微細な糸屑、石鹸カス、泥、
ダニを取り除きながら洗濯を行うことができる。また、
木綿フィルター23は親水性を有しているため、大きな
糸屑、粗ゴミ、微細な糸屑、石鹸カス、泥、ダニが堆積
して多少の目詰まりを起こしても循環水21の通過速度
は殆ど低下することなく、洗濯ができる。これによっ
て、常に仕上がり品質の高い洗濯を行うことができる。
【0024】実施の形態2.図4は、この発明による袋
状の洗濯機用フィルター22の他の実施の形態を示す部
分拡大図である。図4において、太さが約30μmの例
えばナイロン繊維27を織って、概正方形の目寸法L1
が約100μm、開口率が約60%の形状をもつナイロ
ンフィルター26から成るものである。なお、ナイロン
繊維27の他に、ポリエステル繊維またはアクリル繊維
であってもよい。このことは、実施の形態3〜7につい
ても同様である。
【0025】図15の実験結果より、ナイロンフィルタ
ー26において、循環水21の通過速度が大きく、かつ
糸屑の濾過能力が大きく、そしてダニの濾過能力が大き
くなり得る目寸法は40μmから200μmの範囲であ
ることが確認される。これより、ナイロンフィルター2
6の目寸法は約100μmであるので、循環水21の通
過速度、糸屑の濾過能力、ダニの濾過能力の度合いが全
て良好であると判断できる。
【0026】こうした形状をもつ洗濯機用フィルター2
2を洗濯機の吐出口19に装着したときは、目の細かい
ナイロンフィルター26から成る洗濯機用フィルター2
2を用いているため、洗い行程と濯ぎ行程において大き
な糸屑、粗ゴミ、微細な糸屑、石鹸カス、ダニが効率良
く除去される。したがって、常に洗濯物6が清潔に洗い
上がる。また、ナイロンフィルター26の目に微細な糸
屑などが噛み込むことがないので、清掃の際に付着物質
が離れ易く、清掃性が非常に良い。
【0027】また、洗濯機用フィルター22は図5に示
すように、例えばナイロン繊維27を不織布によって形
成したものでもよい。これによって、前記と同様の効果
を得ることができる。このことは、以下の実施の形態3
〜7についても同様である。
【0028】また、洗濯機用フィルター22は図6に示
すように、例えばナイロン繊維27を横編みで形成した
ものでもよい。さらに、ナイロン繊維27を他の編み方
で形成してもよい。これによって、前記と同様の効果を
得ることができる。このことは、以下の実施の形態3〜
7についても同様である。
【0029】また、洗濯機用フィルター22の目の形状
は、台形、円形、楕円形であってもよい。これによっ
て、前記と同様の効果を得ることができる。このこと
は、以下の実施形態3〜7についても同様である。
【0030】実施の形態3.図7(1)〜図7(3)
は、この発明による袋状の洗濯機用フィルター22のさ
らに他の実施の形態を示す側部が除かれた斜視図であ
る。図7(1)は、目の粗いナイロンフィルター28を
示したものであり、太さが約30μmのナイロン繊維2
7を織って、概正方形の目寸法L2が約400μmから
成るものである。これの部分拡大図を、図7(4)に示
す。また、図7(1)においてナイロンフィルター28
の開口部に設けられた取り付け枠25には爪受け29a
が形成されている。図7(2)は、目の細かいナイロン
フィルター26を示したものであり、太さが約30μm
のナイロン繊維27を織って概正方形の目寸法L1が約
100μmから成るものである。これの部分拡大図を、
図4に示す。また、図7(2)においてナイロンフィル
ター26の開口部に設けられた取り付け枠25には爪受
け29aに勘合する爪29bが形成されている。図7
(3)は、目の粗いフィルター28と目の細かいフィル
ター26とを、爪受け29aと爪29bとで勘合して重
ね合わせたときの、側部が除かれた斜視図である。な
お、目の粗いナイロンフィルター28に対して、目の細
かいナイロンフィルター26を必ず外側へ配置するよう
にして重ね合わせる。
【0031】こうした形状をもつ洗濯機用フィルター2
2を洗濯機の吐出口19に装着したときの動作を説明す
る。洗い行程と濯ぎ行程において、洗濯物6が撹拌され
ることによって発生する糸屑の他に、洗濯物6に元々付
着していた糸屑、砂埃、ダニが洗濯物6から離れて洗濯
液2に分散する。そして、糸屑、砂埃、ダニを含んだ循
環水21が洗濯機用フィルター22を通過する。このた
め、目の粗いナイロンフィルター28の方で大きな糸屑
または粗ゴミなどが殆ど濾過された後に、目の細かいナ
イロンフィルター26の方で微細な糸屑、ダニが濾過さ
れる。また、洗濯機用フィルター22は2段濾過の構成
であるため、目の粗いフィルター28で大きな物質を濾
過することによって、目の細かいナイロンフィルター2
6の濾過負担を軽減することができる。したがって、目
の細かいナイロンフィルター26には微細な物質のみが
堆積するため、目詰まりに至るまでの洗濯回数が多くな
り、清掃回数が少なくて済む。また、洗濯機用フィルタ
ー22を洗濯機の吐出口19から取り外した後に、爪2
9bを爪受け29aから外すことで、目の粗いナイロン
フィルター28と目の細かいナイロンフィルター26と
は容易に分離され、個々に清掃ができる。
【0032】また、目の粗いナイロンフィルター28と
目の細かいナイロンフィルター26との間に、例えば目
寸法が約200μmのナイロンフィルターを配置する、
つまり3段式フィルターを形成して、洗濯液2に含まれ
る物質を濾過してもよい。これによって、清掃回数がさ
らに減り、より使い勝手がよくなる。なお、目の細かい
フィルターの方を実施の形態1で示した木綿フィルター
23で形成しても、上記と同様の効果が得られる。以上
の効果をもつ洗濯機用フィルター22を用いることによ
り、常に仕上がり品質の高い洗濯を行うことができる。
【0033】実施の形態4.図8は、この発明による袋
状の洗濯機用フィルター22のさらに他の実施の形態を
示す側部が除かれた斜視図である。図8において、多段
階ナイロンフィルター30は目寸法が循環水21の通過
方向、つまり重力方向に例えば約400μmから約20
0μmへさらに約100μmへと、段階的に小さくなる
ように形成されている。
【0034】こうした形状をもつ洗濯機用フィルター2
2を、洗濯機の吐出口19に装着したときの動作を説明
する。吐出口19から吐出される循環水21の水圧は吐
出口19の位置と比べて低い位置の方向、つまり重力方
向に向かって高くなる。このため、循環水21が多段階
ナイロンフィルター30を通過したとき、吐出口19の
位置に近い箇所では大きな糸屑または粗ゴミなどが取り
除かれる。一方、微細な糸屑とダニとが水圧の高い多段
階ナイロンフィルター30の下方の箇所で取り除かれ
る。このため、多段階ナイロンフィルター30の下方の
箇所では多少の目詰まりを起こしても循環水21の通過
速度は殆ど低下することなく、微細な糸屑とダニとが効
率良く取り除かれる。したがって、常に仕上がり品質の
高い洗濯を行うことができる。
【0035】実施の形態5.図9と図10は、この発明
による袋状の洗濯機用フィルター22のさらに他の実施
の形態を示す側部が除かれた斜視図である。図9におい
て、循環水21の通過方向に対向する側に目寸法が約1
00μmの目の細かいナイロンフィルター26と、循環
水21の通過方向に対向する側の反対側に目寸法が約4
00μmの目の粗いナイロンフィルター28とが配置さ
れている。
【0036】また、図10において循環水21の通過方
向に対向する側に目寸法が約100μmの袋状の目の細
かいナイロンフィルター26を、一方循環水21の通過
方向に対向する側の反対側に目寸法が約400μmの袋
状の目の粗いナイロンフィルター28をそれぞれ配置し
て、W形状となるように形成されている。
【0037】こうした形状をもつ洗濯機用フィルター2
2を、洗濯機の吐出口19に装着したときの動作を説明
する。洗濯機の吐出口19から循環水21が通過方向に
向かって厚みを有する束流として吐出される。そして、
洗濯脱水槽8の方向に吐出される循環水21の流速は、
循環水21の束流の上方部分が大きく、束流の下方部分
が小さい。このため、流速の大きい、つまり水圧の高い
循環水21は、図9と図10において目寸法が約100
μmの目の細かいナイロンフィルター26を通過し易い
ので、多少の目詰まりを起こしても通過速度が殆ど低下
することなく、微細な糸屑とダニとが効率良く取り除か
れる。一方流速の小さいつまり水圧の低い循環水21
は、目寸法が約400μmの目の粗いナイロンフィルタ
ー28を通過し易いので、大きな糸屑と粗ゴミとが取り
除かれる。したがって、常に仕上がり品質の高い洗濯を
行うことができる。
【0038】実施の形態6.図11は、この発明による
袋状の洗濯機用フィルター22のさらに他の実施の形態
を示す側部が除かれた斜視図である。図11において、
目寸法が約100μmの目の細かいナイロンフィルター
26の濾過面、つまり循環水21が通過する目の細かい
ナイロンフィルター26の内側面に、循環水21の通過
方向に対向するように、方向性をもつ複数の突出した毛
31が設けられている。
【0039】こうした形状をもつ洗濯機用フィルター2
2を、洗濯機の吐出口19に装着したときの動作を説明
する。循環水21が目の細かいナイロンフィルター26
の濾過面を通過したとき、濾過面に設けられた毛31に
は大きな糸屑と粗ゴミとが引っかかる。一方、微細な糸
屑とダニとが目の細かいナイロンフィルター26の目に
よって取り除かれる。このため、目の細かいナイロンフ
ィルター26は大きな糸屑による目詰まりがなく、使用
期間が長くなる。また、毛31に引っかかる糸屑は毛3
1の付け根から毛31の先に沿って掻き落とすことによ
り容易に離れるので、清掃性が非常によい。したがっ
て、常に仕上がり品質の高い洗濯を行うことができる。
【0040】実施の形態7.図12(1)と図12
(2)は、この発明による袋状の洗濯機用フィルター2
2のさらに他の実施の形態を示す側部が除かれた斜視図
である。図12(1)と図12(2)において、伸縮ナ
イロンフィルター32は所定の範囲で伸縮自在となるよ
うに形成される。図12(1)は、伸縮ナイロンフィル
ター32が縮んだ状態の図であり、目寸法が約100μ
mに設定されている。また、図12(2)は循環水21
の水圧が高くなって、伸縮ナイロンフィルター32が伸
びた状態の図であり、目寸法が約200μmに設定され
ている。このため、伸縮ナイロンフィルター32の目の
開口率が約4倍となる。
【0041】こうした形状をもつ洗濯機用フィルター2
2を、洗濯機の吐出口19に装着したときの動作を説明
する。循環水21が伸縮ナイロンフィルター32を何回
も通過すると、大きな糸屑、粗ゴミ、微細な糸屑、ダニ
が徐々に堆積していくため、循環水21の通過速度は低
下する。このため、伸縮ナイロンフィルター32内の水
圧が高くなることにより、伸縮ナイロンフィルター32
は伸びて目寸法が約100μmから約200μmへ変化
していく。これによって、循環水21の通過速度が大き
くなる、つまり元に戻ることにより、大きな糸屑、粗ゴ
ミ、微細な糸屑、ダニが効率良く除去される。したがっ
て、常に仕上がり品質の高い洗濯を行うことができる。
【0042】実施の形態8.図13(1)〜図13
(3)は、この発明による袋状の洗濯機用フィルター2
2のさらに他の実施の形態を示す側部が除かれた斜視図
である。図13(1)は、使用済みの靴下またはストッ
キングを裁断して形成されるフィルター33を示す図で
ある。図13(2)は、フィルター33の開口部に設け
られる第1の取り付け枠34aと第2の取り付け枠34
bとを示す図である。
【0043】こうした形状をもつ洗濯機用フィルター2
2を、洗濯機の吐出口19に装着したとき、大きな糸屑
と粗ゴミとを十分に取り除くことができる。これによっ
て、家庭内で発生する廃棄物を再利用できるため、省資
源化が図れて経済的となる。したがって、常に仕上がり
品質の高い洗濯を行うことができる。
【0044】実施の形態9.図14(1)と図14
(2)は、この発明による袋状の洗濯機用フィルター2
2のさらに他の実施の形態を示す側部が除かれた斜視図
である。図14(1)と図14(2)において、35は
耐水性を有する濾紙から成る紙フィルターであり、紙フ
ィルター35の開口部には紙製の取り付け枠36が設け
られている。なお、取り付け枠36は枠組みが崩れない
程度の剛性を有するものであり、紙フィルター35とは
予め一体化されている。
【0045】こうした形状をもつ洗濯機用フィルター2
2を、洗濯機の吐出口19に装着したときの動作を説明
する。紙フィルター35を洗濯機の吐出口19に未装着
のとき、紙フィルター35の袋部分が縮んで折り畳みの
状態になっている。次に、紙フィルター35を吐出口1
9に装着すると、循環水21の水圧によって紙フィルタ
ー35が袋状に膨らみ、大きな糸屑、粗ゴミ、微細な糸
屑、ダニが取り除かれる。そして、紙フィルター35の
中に大きな糸屑、粗ゴミ、微細な糸屑、ダニが十分に堆
積して除去能力が低下したとき、ゴミとして廃棄するこ
とができる。これによって、洗濯機用フィルター22の
清掃の手間が省け、使い勝手の向上が図れる。したがっ
て、常に仕上がり品質の高い洗濯を行うことができる。
【0046】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0047】
【0048】
【0049】また、洗濯脱水槽に貯えた洗濯液を通過さ
せ、この洗濯液に含まれる糸屑などを除去する洗濯機用
フィルターにおいて、袋状の目の粗い合成繊維フィルタ
ーに対して袋状の目の細かい合成繊維フィルターを外側
へ配置するようにして重ね合わせ、前記洗濯脱水槽に洗
濯液を吐出する吐出口に取り付け枠によって取り付けら
れ、前記洗濯液を前記目の粗い合成繊維フィルターから
前記目の細かい合成繊維フィルターへ通過させ、清掃時
には前記袋状の目の粗い合成繊維フィルターと袋状の目
の細かい合成繊維フィルターとを分離できるようにした
ので、糸屑の他に石鹸カス、粗ゴミ、泥、微細な糸屑、
ダニを除去することができる。そして、目の粗い合成繊
維フィルターの濾過負担が軽減され、目詰まりに至るま
での洗濯回数が多くなり、清掃回数が少なくて済む。し
たがって、常に仕上がり品質の高い洗濯ができる洗濯機
用フィルターが得られる。
【0050】また、洗濯脱水槽に貯えた洗濯液を通過さ
せ、この洗濯液に含まれる糸屑などを除去する洗濯機用
フィルターにおいて、前記洗濯脱水槽に洗濯液を吐出す
る吐出口に装着し、前記吐出口側から洗濯液の通過方向
に目寸法が段階的に小さくなるように合成繊維を織った
袋状の合成繊維フィルターを形成させたので、糸屑の他
に石鹸カス、粗ゴミ、泥、ダニを除去することができ
る。そして、合成繊維フィルターの目寸法が小さい箇所
で多少の目詰まりを起こしても循環水の通過速度は低下
することなく、浄化された循環水を使用して洗濯ができ
る。したがって、常に仕上がり品質の高い洗濯ができ
る。
【0051】また、洗濯脱水槽に貯えた洗濯液を通過さ
せ、洗濯液に含まれる糸屑などを除去する洗濯機用フィ
ルターにおいて、目の粗い合成繊維フィルターと目の細
かい合成繊維フィルターとで袋状の合成繊維フィルター
を形成させ、洗濯液の通過方向に対向する側に前記目の
細かい合成繊維フィルターを配置したので、糸屑の他に
石鹸カス、粗ゴミ、泥、ダニを除去することができる。
そして、多少の目詰まりを起こしても循環水の通過速度
は低下することなく、浄化された循環水を使用して洗濯
ができる。したがって、常に仕上がり品質の高い洗濯が
できる洗濯機用フィルターが得られる。
【0052】また、洗濯脱水槽に貯えた洗濯液を通過さ
せ、洗濯液に含まれる糸屑などを除去する洗濯機用フィ
ルターにおいて、袋状の目の粗い合成繊維フィルターと
袋状の目の細かい合成繊維フィルターとをW形状となる
ように形成させ、洗濯液の通過方向に対向する側に目の
細かい合成繊維フィルターを配置したので、糸屑の他に
石鹸カス、粗ゴミ、泥、ダニを除去することができる。
そして、多少の目詰まりを起こしても循環水の通過速度
は低下することなく、浄化された循環水を使用して洗濯
ができる。したがって、常に仕上がり品質の高い洗濯が
できる洗濯機用フィルターが得られる。
【0053】
【0054】また、洗濯脱水槽に貯えた洗濯液を通過さ
せ、洗濯液に含まれる糸屑などを除去する洗濯機用フィ
ルターにおいて、袋状の合成繊維フィルターの目寸法を
洗濯液の水圧によって大きくなるようにしたので、糸屑
の他に石鹸カス、粗ゴミ、泥、ダニを除去することがで
きる。そして、目詰まりが起きても循環水の通過速度は
常に一定状態となる。これによって、ダニなどが効率良
く除去される。したがって、常に仕上がり品質の高い洗
濯ができる洗濯機用フィルターが得られる。
【0055】また、洗濯脱水槽に貯えた洗濯液を通過さ
せ、この洗濯液に含まれる糸屑などを除去する洗濯機用
フィルターにおいて、前記洗濯脱水槽に洗濯液を吐出す
る吐出口に取り付け枠によって取り付けられ、靴下また
はストッキングを裁断して袋状の合成繊維フィルターを
形成させたので、糸屑の他に石鹸カス、粗ゴミ、泥、ダ
ニを除去し、家庭内で発生する廃棄物を再利用できる。
これによって、省資源化が図れて経済的となる。したが
って、常に仕上がり品質の高い洗濯ができる洗濯機用フ
ィルターが得られる。
【0056】また、洗濯脱水槽に貯えた洗濯液を通過さ
せ、この洗濯液に含まれる糸屑などを除去する洗濯機用
フィルターにおいて、前記洗濯液の水圧によって袋状と
なるとともに前記洗濯液を通過させる耐水性を有する紙
フィルターを形成させたので、糸屑の他に石鹸カス、粗
ゴミ、泥、ダニを除去し、除去能力が低下したときにゴ
ミとして廃棄することができる。これによって、洗濯機
用フィルターの清掃の手間が省け、使い勝手の向上が図
れる。したがって、常に仕上がり品質の高い洗濯ができ
る洗濯機用フィルターが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による洗濯機用フィルターが取り付
けられる洗濯機の概略断面図である。
【図2】 実施の形態1の洗濯機用フィルターの側部が
除かれた斜視図である。
【図3】 実施の形態1の洗濯機用フィルターを示す部
分拡大図である。
【図4】 実施の形態2の洗濯機用フィルターを示す部
分拡大図である。
【図5】 実施の形態2の洗濯機用フィルターを示す部
分拡大図である。
【図6】 実施の形態2の洗濯機用フィルターを示す部
分拡大図である。
【図7】 実施の形態3の洗濯機用フィルターの側部が
除かれた斜視図である。
【図8】 実施の形態4の洗濯機用フィルターの側部が
除かれた斜視図である。
【図9】 実施の形態5の洗濯機用フィルターの側部が
除かれた斜視図である。
【図10】 実施の形態5の洗濯機用フィルターの側部
が除かれた斜視図である。
【図11】 実施の形態6の洗濯機用フィルターの側部
が除かれた斜視図である。
【図12】 実施の形態7の洗濯機用フィルターの側部
が除かれた斜視図である。
【図13】 実施の形態8の洗濯機用フィルターの側部
が除かれた斜視図である。
【図14】 実施の形態9の洗濯機用フィルターの側部
が除かれた斜視図である。
【図15】 洗濯機用フィルターにおける循環水の通過
速度、糸屑の濾過能力、ダニの濾過能力の特性例であ
る。
【図16】 従来の糸屑フィルターを示す部分拡大図で
ある。
【図17】 従来の糸屑フィルターを示す部分拡大図で
ある。
【符号の説明】
1 外箱、2 洗濯液、3 外槽、4 側壁、5 穴、
6 洗濯物、7 回転翼、8 洗濯脱水槽、9 モー
タ、10 モータプーリー、11 ベルト、12主軸プ
ーリー、13 減速機構、14 排水弁、15 溝、1
6 カバー、17 循環水路、18 羽根、19 吐出
口、20 バランサー、21 循環水、22 洗濯機用
フィルター、23 木綿フィルター、24 木綿の糸、
25 取り付け枠、26 目の細かいナイロンフィルタ
ー、27 ナイロン繊維、28目の粗いナイロンフィル
ター、29a 爪受け、29b 爪、30 多段階ナイ
ロンフィルター、31 毛、32 伸縮ナイロンフィル
ター、33 フィルター、34a 第1の取り付け枠、
34b 第2の取り付け枠、35 紙フィルター、36
紙製取り付け枠。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久木野 政次 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 伊勢 伸介 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 萬谷 和彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三菱電機株式会社内 (72)発明者 香内 由美子 千葉県船橋市山手一丁目1番1号 日本 建鐵株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−51887(JP,A) 特開 平6−79094(JP,A) 特開 昭62−87194(JP,A) 実開 昭63−114294(JP,U) 実開 昭59−19082(JP,U) 実開 昭61−147112(JP,U) 実開 昭63−18984(JP,U) 実開 平4−22012(JP,U) 登録実用新案3019283(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 39/10

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯脱水槽に貯えた洗濯液を通過させ、
    この洗濯液に含まれる糸屑などを除去する洗濯機用フィ
    ルターにおいて、袋状の目の粗い合成繊維フィルターに
    対して袋状の目の細かい合成繊維フィルターを外側へ配
    置するようにして重ね合わせ、前記洗濯脱水槽に洗濯液
    を吐出する吐出口に取り付け枠によって取り付けられ
    前記洗濯液を前記目の粗い合成繊維フィルターから前記
    目の細かい合成繊維フィルターへ通過させ、清掃時には
    前記袋状の目の粗い合成繊維フィルターと袋状の目の細
    かい合成繊維フィルターとを分離できるようにしたこと
    を特徴とする洗濯機用フィルター。
  2. 【請求項2】 洗濯脱水槽に貯えた洗濯液を通過させ、
    この洗濯液に含まれる糸屑などを除去する洗濯機用フィ
    ルターにおいて、前記洗濯脱水槽に洗濯液を吐出する吐
    出口に装着し、前記吐出口側から洗濯液の通過方向に目
    寸法が段階的に小さくなるように合成繊維を織った袋状
    の合成繊維フィルターを形成させたことを特徴とする洗
    濯機用フィルター。
  3. 【請求項3】 洗濯脱水槽に貯えた洗濯液を通過させ、
    この洗濯液に含まれる糸屑などを除去する洗濯機用フィ
    ルターにおいて、目の粗い合成繊維フィルターと目の細
    かい合成繊維フィルターとで袋状の合成繊維フィルター
    を形成させ、前記洗濯液の通過方向に対向する側に前記
    目の細かい合成繊維フィルターを配置したことを特徴と
    する洗濯機用フィルター。
  4. 【請求項4】 洗濯脱水槽に貯えた洗濯液を通過させ、
    この洗濯液に含まれる糸屑などを除去する洗濯機用フィ
    ルターにおいて、袋状の目の粗い合成繊維フィルターと
    袋状の目の細かい合成繊維フィルターとをW形状となる
    ように形成させ、前記洗濯液の通過方向に対向する側に
    前記めの細かい合成繊維フィルターを配置したことを特
    徴とする洗濯機用フィルター。
  5. 【請求項5】 洗濯脱水槽に貯えた洗濯液を通過させ、
    この洗濯液に含まれる糸屑などを除去する洗濯機用フィ
    ルターにおいて、袋状の合成繊維フィルターの目寸法を
    前記洗濯液の水圧によって大きくなるようにしたことを
    特徴とする洗濯機用フィルター。
  6. 【請求項6】 洗濯脱水槽に貯えた洗濯液を通過させ、
    この洗濯液に含まれる糸屑などを除去する洗濯機用フィ
    ルターにおいて、前記洗濯脱水槽に洗濯液を吐出する吐
    出口に取り付け枠によって取り付けられ、靴下またはス
    トッキングを裁断して袋状の合成繊維フィルターを形成
    させたことを特徴とする洗濯機用フィルター。
  7. 【請求項7】 洗濯脱水槽に貯えた洗濯液を通過させ、
    この洗濯液に含まれる糸屑などを除去する洗濯機用フィ
    ルターにおいて、前記洗濯液の水圧によって袋状となる
    とともに前記洗濯液を通過させる耐水性を有する紙フィ
    ルターを形成させたことを特徴とする洗濯機用フィルタ
    ー。
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