JP3515884B2 - ガソリンスタンドにおける作業指示システム - Google Patents

ガソリンスタンドにおける作業指示システム

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JP3515884B2
JP3515884B2 JP22738397A JP22738397A JP3515884B2 JP 3515884 B2 JP3515884 B2 JP 3515884B2 JP 22738397 A JP22738397 A JP 22738397A JP 22738397 A JP22738397 A JP 22738397A JP 3515884 B2 JP3515884 B2 JP 3515884B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガソリンスタンド
におけるコンピュ−タを用いた作業指示システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】これまで、GS(給油所)、SS(給油
及び自動車関連サ−ビス所)等のガソリンスタンドにお
いてコンピュ−タを用いた給油作業用のシステムが各種
提案されている。それらの殆どは、コンピュ−タシステ
ムとしての装置を事務所内に設置し、POS端末が給油
機附近に配備された形態をとっている。
【0003】そのPOS端末には現場作業員がPOS端
末機の操作をして一方的に情報を事務所にあるコンピュ
−タに送り、そのコンピュ−タにより管理された情報を
事務所員が見て作業員に指示を送るか、或いは作業員が
事務所まで出向いて行きその情報を確認して作業を進て
いるのが実態である。給油サ−ビス時間は1台当り普通
数分間で終了し、この短時間に顧客ごとの的確なサ−ビ
スをするためには、給油機場所での瞬間的且つ直接的な
応答確認によるサ−ビスが欠かせない。しかし、これま
では給油作業員が事務所からの指示を受け取るまでに相
当の時間を要していたので顧客に対するサ−ビスのタイ
ミングを失うことが多かった。
【0004】そこで、的確な顧客サ−ビスが行なえるよ
うに、デ−タファイルに基づく作業指示内容の表示機能
を有するモニタ−による画面指示の手法(特開平6−3
09558)が提案されている。また、給油機のある場
所でのデ−タファイルへのデ−タ入力を可能とするPO
S端末を有する態様(特開昭63−208973)も提
案されている。
【0005】そのデ−タの管理においてはIDカ−ドを
使用したり、車輌番号を登録してその車輌番号を基にデ
−タ処理する手法(特開平6−64695、特開平7−
132802)が提案されている。また、給油機のある
場所での指定デ−タ(領収内容等)をプリンタでプリン
トアウトする態様は(特開昭63−208973)に示
され、さらにまた(特開平6−179500)には作業
内容を音声で指示することが記載されている。
【0006】これら従来の手法はいずれも、POS端末
にデ−タを入力操作し、事務所内にあるコンピュ−タに
よってデ−タ処理し、そこからの指示で作業を行なう形
態であり、現場作業員が顧客の各種要望に対して即時的
にサ−ビス対応することができない難点があった。ま
た、現状としては、人件費抑制のために、多数のアルバ
イト作業員によるサ−ビス人員確保が行なわれていて、
アルバイト作業員自身では顧客に対して何を行ない、何
を言ったらたら良いか判断しきれず、顧客を満足させる
的確なサ−ビスを行なえない状態が多発している。まし
て、これまでのオイル交換では良質オイルを用いれば全
く問題が起こらなかったが、最近では車種によってはこ
れまでの良質オイルを使用してはならないものがあり、
これを間違えると高価な自動車のエンジン故障による高
額な損害倍賞に発展する虞もでてきた。
【0007】また、これまでのPOSシステムでは、コ
ンピュ−タによって処理しなければならないデ−タ扱い
量が極めて多く、細かいサ−ビスの注意事項まで全て1
台のコンピュ−タで処理しようとしてもメモリ−不足に
より本来の必要なサ−ビス情報の提供が容易にはできな
い状況にある。そこで、POSシステムがあるにもかか
わらず、例えば、顧客に注意されたことや、指示された
ことは、その時担当していた作業員のみが記憶してい
て、口頭やメモなどで他の作業員に連絡するか、全員の
集るミ−ティングや朝礼や作業引継ぎの時に口頭で連絡
するしか方法で確認作業が未だに行なわれている。
【0008】しかし、実際には1日に例えば300台も
来るサ−ビスステ−ションでは1ヵ月に約10000台
の数になり、これらそれぞれの車に対する注意の徹底な
どは全く不可能であった。そしてベテラン作業員でさえ
充分には連絡できないのに、アルバイト作業員の場合に
はなおさら、顧客からの注意や指示は徹底されず、何度
も同じサ−ビスミスが多々起こっていた。そしてその結
果、顧客に不愉快な思いを与えることがしばしば見受け
られた。
【0009】また、現場作業員の勤務成績の評価にあた
って、サ−ビスの重要度、作業の困難性、苦情対応など
経営者(評価者)から見てサ−ビス上目立つ部分と隠れ
て見えない部分があり、評価が不公平となることが多
く、その不満からサ−ビスの低下が起こることがあっ
た。さらに、指示通りの作業を行なっているようであっ
ても、作業員の未熟による不適切な処理が為されクレ−
ムが発生することがあった。それにもかかわらず、その
作業員に対する的確な接客面及び技術面での指導が為さ
れず、同じミスを連発することがあった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みてなされたもので、ガソリンスタンドにおいて、常時
事務所からの指示によって作業するのではなく、給油現
場においてその場で顧客に対する予備知識を持たないも
のでもが即応的に的確な顧客ごとの各種サ−ビス作業を
行なうことができるコンピュ−タを用いた現場作業員に
対する細かい直接的な作業指示を迅速に与えられるシス
テムを提供するものである。また併せてサ−ビスミスの
防止とサ−ビスの質の向上ができ、且つ作業員の適正な
勤務評価が行なえるシステムを提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、ガソリンスタンドにおい
て、コンピュ−タ2と、該コンピュ−タ2への入力手段
3と、モニタ−4と、プリンタ5と、プログラムソフト
と、記憶媒体とを一体的に備えたスタンド装置1をドラ
イブウエィの給油機Pに付設又は近設し、前記各スタン
ド装置1のコンピュ−タ2をネットワ−ク化してデ−タ
の共有をはかり、そのうちの1台の代表コンピュ−タ2
aを介して事務所内に設置したホストコンピュ−タ6に
接続し、複数事業所間においては各事業所毎に設けたそ
れぞれのホストコンピュ−タ6間でネットワ−ク化して
相互にデ−タの共有ができるようにする。
【0012】前記プログラムソフトには、OSソフト、
各種アプリケ−ションソフト及び専用デ−タ管理ソフト
を備え、前記記憶媒体に各種サ−ビス項目別にデ−タを
記録できる顧客ファイルFを作成し、スタンド装置1で
の入力手段3による入力操作により新規車輌番号の顧客
ファイルFへ登録できるようにすると共に登録済みの車
輌番号の番号の一部から登録車輌番号の一覧をモニタ−
4に表示して登録車輌番号を検索し、その登録車輌番号
が付与されている顧客ファイルFの指定サ−ビス項目の
デ−タをモニタ−4に表示できるようにし、前記スタン
ド装置1での入力操作により登録車輌番号別顧客ファイ
ルFへのデ−タの入力及び更新と、その顧客ファイルF
からの指定デ−タのプリンタ5からのプリントアウトを
可能として成る。
【0013】そして、ドライブウエィに居る作業員が至
近のスタンド装置1においてモニタ−4を視ながら入力
手段3で車輌番号の一部の入力を行って顧客ファイルF
を検索し、作業員への作業指示内容をモニタ−4に表示
し、その指示された作業が完了したら作業完了のデ−タ
処理を行なって各スタンド装置1のコンピュ−タ2間で
その顧客ファイルのデ−タ更新及びデ−タストックを行
ない、その更新デ−タの全て又は指定項目のデ−タをそ
の都度に又は定期的に代表コンピュ−タ2aからホスト
コンピュ−タ6に送信し、そのホストコンピュ−タ6で
顧客ファイルデ−タの総合的管理が行えるようにするこ
とを特徴とするガソリンスタンドにおける作業指示シス
テムである。
【0014】また請求項2に記載の発明は、上記請求項
1に記載の発明の構成において、前記スタンド装置1に
カ−ドリ−ダ−7を備え、そのカ−ドリ−ダ−7により
顧客の持参したPOSカ−ド8のデ−タを読み取り、顧
客ファイルFを検索してモニタ−4に表示できるように
し、その顧客ファイルFにデ−タの入力及び更新ができ
るようにしたことを特徴とするものである。
【0015】また請求項3に記載の発明は、上記請求項
1と請求項2に記載の発明の構成において、前記スタン
ド装置1に録音再生装置9を設け、作業員が一時的に顧
客情報を音声で記録しておき、随時に作業員がその録音
した音声を再生させて所望デ−タを選択して顧客ファイ
ルFにデ−タの入力及び更新ができるようにしたことを
特徴とするものである。
【0016】また請求項4に記載の発明は、上記請求項
1乃至請求項3に記載の発明の構成において、前記専用
デ−タ管理ソフトが、スタンド装置1での4桁の車輌番
号の入力によりその番号と関連する登録車輌番号の一覧
表がモニタ−4に表示され、その表から該当する登録車
輌番号を選択確定して、登録車輌番号に関する顧客ファ
イルFの作業指示内容をそのモニタ−4に表示できるよ
えうしたことを特徴とするものである。
【0017】また請求項5に記載の発明は、上記請求項
1乃至請求項4に記載の発明の構成において、前記専用
デ−タ管理ソフトが、作業指示内容の作業項目別に評価
点数を設定するとともにその作業項目に付帯する作業終
了確認欄に作業員番号記入枠を設け、指示作業を行なっ
た作業員を特定できるようにするとともに作業員番号別
に評価点数の集計を行えるようにしたことを特徴とする
ものである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下図面で
具体的に説明する。請求項1に記載の発明の形態は、ガ
ソリンスタンドにおいて、図1に示すように、コンピュ
−タ2と、該コンピュ−タ2へのテンキ−や文字キ−な
どのキ−ボ−ド3a、タッチパネル3b等の入力手段3
と、モニタ−4と、プリンタ5と、プログラムソフト
と、記憶媒体とを一体的に備えたスタンド装置1を、図
4に示すように、ドライブウエィの給油機Pに付設又は
近設する。前記コンピュ−タ2にはCD−ROMやFD
(フロッピ−ディスク)等の移動性記憶媒体を使用する
ことができるように、デ−タの読取りと書込をするため
のCD用ドライブ2cとFD用ドライブ2fとを設け
る。
【0019】前記スタンド装置1の設置については、独
立させて給油機Pに近設する態様(図1に示す)、給油
機Pに付設されているPOS端末Bに付設した態様(図
3に示す)、給油機P内に組み込む態様(図2に示す)
などが可能である。前記図3に示すPOS端末に付設し
た態様ではPOSカ−ドのカ−ドリ−ダ−を共有するこ
とができる。
【0020】そして、その図4に示すように、前記各ス
タンド装置1を回路で繋ぎ、コンピュ−タ2を、図5に
示すように、ネットワ−ク化し、各コンピュ−タ2間で
デ−タの共有をはかる。そして、それらの各コンピュ−
タ2で同時に常時サ−ビス情報処理を行なう。そして、
図5に示すように、そのうちの1台の代表コンピュ−タ
2aを介して事務所内に設置したホストコンピュ−タ6
に接続し、複数事業所間においてはその、各事業所毎に
設けたそれぞれのホストコンピュ−タ6間でネットワ−
ク化して相互にデ−タの共有ができるようにする。
【0021】即ち、本発明のコンセプトは、デ−タの一
括集中管理ではなく、スタンド装置1に内蔵した各コン
ピュ−タ2で分散処理を行なえるようにし、その結果の
必要デ−タをホストコンピュ−タ6に送信しト−タルデ
−タはホストコンピュ−タ6にて総合的に処理し管理す
るものである。情報のすべてをホストコンピュ−タ6を
介すことはせずに常時に各コンピュ−タ2で個別的に処
理するものなので、デ−タの小メモリ−処理が可能とな
る。このためにそれぞれのコンピュ−タ2とホストコン
ピュ−タ6においてはそれぞれにメモリ−不足が解消さ
れる。スタンド装置1の全てにコンピュ−タ2を内蔵し
ても、現在コンピュ−タの低価格化により全体コストは
低廉で入手でき、特に小メモリ−コンピュ−タは極めて
格安となっていて容易に実施できる状況となっている。
【0022】本発明に使用するプログラムソフトとして
は、OSソフト、各種アプリケ−ションソフト及び専用
デ−タ管理ソフトを備える。そして、その図7に示すよ
うな、前記記憶媒体に各種サ−ビス項目別にデ−タを記
録できる顧客ファイルFを作成し、図1に示すスタンド
装置1でのキ−ボ−ドやタッチパネルなどの入力手段3
による入力操作により新規車輌番号の図9に示すような
顧客ファイルFへ登録できるようにする(図8はモニタ
−に表示された登録作業の項目選択画面である)と共
に、図6に示すように、登録済みの車輌番号の番号の一
部から登録車輌番号の一覧をモニタ−4に表示して登録
車輌番号を検索し、その登録車輌番号が付与されている
顧客ファイルFの指定サ−ビス項目のデ−タをモニタ−
4に表示できるようにする。そして前記スタンド装置1
でのキ−ボ−ド3aやタッチパネル3bなどの入力操作
により図9に示す登録車輌番号別顧客ファイルFへのデ
−タの入力及び更新と、その顧客ファイルFからの指定
デ−タのプリンタ5からのプリントアウトを可能とす
る。
【0023】そして、ドライブウエィに居る作業員が至
近のスタンド装置1においてモニタ−4を視ながら入力
手段3で車輌番号の一部の入力を行って顧客ファイルF
を検索し、図6に示すように、作業員への作業指示内容
をモニタ−4に表示し、その指示された作業が完了した
ら作業完了のデ−タ処理を行なって各スタンド装置1の
コンピュ−タ2間でその顧客ファイルのデ−タ更新及び
デ−タストックを行ない、その更新デ−タの全て又は指
定項目のデ−タをその都度に又は定期的に代表コンピュ
−タ2aからホストコンピュ−タ6に送信し、そのホス
トコンピュ−タ6で顧客ファイルデ−タの総合的管理が
行えるようにする。
【0024】また請求項2に記載の発明の形態は、上記
請求項1に記載の発明の構成において、図1に示すよう
に、前記スタンド装置1にカ−ドリ−ダ−7を備え、そ
のカ−ドリ−ダ−7により顧客の持参したPOSカ−ド
8のデ−タを読み取り、顧客ファイルFを検索してモニ
タ−4に表示できるようにし、その顧客ファイルFにデ
−タの入力及び更新ができるようにする。
【0025】さらに請求項3に記載の発明の形態は、上
記請求項1と請求項2に記載の発明の構成において、図
1に示すように、スタンド装置1に録音再生装置9を設
け、作業員が一時的に顧客情報を音声で記録しておき、
随時に作業員がその録音した音声を再生させて所望デ−
タを選択して顧客ファイルFにデ−タの入力及び更新が
できるようにする。前記録音再生装置9は、音声を受信
すると自動的にスイッチオンとなり、音声がなくなると
自動的に切れる自動録音再生装置9を用いることもでき
る。そうすれば、作業員が聞き逃した顧客の音声も同時
に再生させて所望デ−タを選択して顧客ファイルにデ−
タの入力及び更新ができる。
【0026】さらにまた請求項4に記載の発明の形態
は、上記請求項1乃至請求項3に記載の発明の構成にお
いて、、図6に示すように、専用デ−タ管理ソフトが、
上記スタンド装置1での4桁の車輌番号の入力によりそ
の番号と関連する登録車輌番号の一覧表がモニタ−4に
表示され、その表から該当する登録車輌番号を選択確定
して、登録車輌番号が付与されている顧客ファイルFの
作業指示内容をそのモニタ−4に表示できる。
【0027】またさらに請求項5に記載の発明の形態
は、上記請求項1乃至請求項4に記載の発明の構成にお
いて、専用デ−タ管理ソフトが、作業指示内容の作業項
目別に評価点数を設定するとともにその作業項目に付帯
する作業終了確認欄に作業員番号記入枠を設け、指示作
業を行なった作業員を特定できるようにするとともに作
業員番号別に評価点数の集計を行えるようにする。
【0028】
【作業の流れ】本発明は、給油機Pの近くにいる作業員
Mに細かい指示が与えられるシステムであり、図6によ
って、以下その作業の流れを説明する。<常時作業の流
れ>図4に示すように車輌Aが誘導されると、作業員M
が車輌番号を目視し、スタンド装置1にてキ−ボ−ドで
4桁の車輌番号数字を入力する。その番号を含む正確な
フル登録車輌番号の一覧表がモニタ−4の画面に表示さ
れる。そしてその一覧表から正しいフル登録車輌番号を
選択する。すると、フル登録車輌番号に関するデ−タ項
目の指示に画面がモニタ−4に表示される。モニタ−4
表示の指示に従い、顧客にそれらの表示された各サ−ビ
スを受けるかどうかそれぞれ確認をしつつ、サ−ビス作
業を進める。
【0029】作業が済んだら、キ−ボ−ド又はタッチパ
ネル操作により画面がモニタ−4画面に表示された連絡
事項の作業「済み」の入力と作業員番号の入力を行な
う。するとその「済み」部分の作業指示表示が抹消され
る。そしてその作業デ−タが日付と時間を付けて格納さ
れる。このデ−タはその後呼出して履歴として表示でき
る。この履歴は、管理集計されて個別に顧客の分析が統
計学的に行なえるので、時期を逸しない(顧客車輌の給
油時期直前の)各種メ−ルによる案内など、顧客に対す
る積極的な営業活動に利用することができる。全部作業
が済んだら「終了」により顧客ファイルが閉じられモニ
タ−4が消える。指示事項は、図7に示すように、「作
業予定」の作業内容の具体的指示と、「顧客連絡」や
「車輌連絡」のような注意内容の事務的指示とに画面を
分割表示すると見やすい。
【0030】顧客が待っている時にその場で入力作業し
ていると、サ−ビスがなおざりになることがある。ま
た、作業員が気付いたことを記憶しておいて後でデ−タ
入力しようとすると、忘却することがある。そこで、ス
タンド装置1に録音再生装置9を備えた形態にすれば、
作業員が気付いたことをその都度に音声で記録する。そ
して、作業終了後その録音音声を再生させて所望デ−タ
を顧客ファイルに正確に入力することが可能となる。ま
た、事務所内のホストコンピュ−タ6から作業員に知ら
せたい事項の指示デ−タを一斉に前記スタンド装置1の
モニタ−4へ送り指示を出すことができる。
【0031】また、専用デ−タ管理ソフトが、作業指示
内容の作業項目別に勤務成績の評価点数を設定するとと
もにその作業項目に付帯する作業終了確認欄に作業員番
号記入枠を設け、指示作業を行なった作業員を特定でき
るようにするとともに作業員番号別に勤務成績の評価点
数の集計を行えるようにする。例えば、作業指示内容の
作業項目別に勤務成績の評価点数を設定するとともにそ
の作業項目に付帯する作業終了確認欄に作業員番号記入
枠を設け、指示作業を行なった作業員を特定できるよう
にするとともに作業員番号別にその人の勤務成績の評価
点数の集計を行うことができる。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上のようで、ガソリンスタン
ドの給油機Pのある場所において、スタンド装置1で作
業員がキ−ボ−ド又はタッチパネルなどの入力手段3か
らの入力により車輌番号から顧客ファイルを検索し、そ
の顧客ファイルの中の指定デ−タをモニタ−4へ表示し
て現場作業員への細かい作業内容を指示することができ
る。また高度な専門知識がないとできない作業は別とし
て、一般的サ−ビスでは未熟なアルバイトやパ−ト作業
員でも正社員と同程度の作業を行なうことができるよう
になる。定期的に行なわれる作業や点検作業も定期作業
として設定しておけば時期がくれば行なうように作業指
示されるので作業忘れや同じことを何度も聞き返すむだ
を解消できる。
【0033】サ−ビスの内容も車種の入力によりその車
種に合ったサ−ビスを自動的に表示することもできるの
でミスサ−ビスを根絶できる。このために、顧客は1度
伝えた内容や頼んだ作業点検等が、どの作業員が応対に
出たとしてもその伝えた内容が忠実に実行され、最適な
サ−ビスを受けられるるので安心できる。また、作業員
が最寄の給油機Pの近くのスタンド装置1で新規の顧客
ファイルを作成し、デ−タ入力及び更新するとともにそ
の顧客ファイルから領収書等の指定デ−タを適宜プリン
タ5からプリントアウトを行なうことができる。さらに
また、フルナンバ−で車輌識別を行なえるために、盗難
車や手配車輌のフルナンバ−を登録しておけば、その車
輌の発見や連絡も速やかに行なうことが可能となる。
【0034】キ−ボ−ド3a又はタッチパネル3bなど
の入力手段3により入力された更新デ−タはその都度に
又は定期的に指定デ−タがホストコンピュ−タ6に送信
され、顧客デ−タファイルの総合的管理を行うことがで
きる。そして、常時にはホストコンピュ−タ6を介する
ことなく1代表コンピュ−タ2aグル−プ内でのスタン
ド装置1の各コンピュ−タ2で個別的に処理し同時にグ
ル−プ内でのデ−タ共有処理するものなので、デ−タの
小メモリ−処理が可能となり、それぞれの各コンピュ−
タ2及びホストコンピュ−タ6においてはどちらにおい
てもメモリ−不足が解消される。
【0035】また、スタンド装置1にカ−ドリ−ダ−7
を備えた態様においては、カ−ドリ−ダ−7により顧客
の持参したPOSカ−ド8のデ−タを読み取り、顧客フ
ァイルを呼出し、サ−ビス内容の指示を表示し、的確な
サ−ビスができる。さらに録音再生装置9を備えた形態
では、とりあえず音声で録音しておいて、余裕ができた
らその内容を随時音声を再生させて所望デ−タをのみ顧
客ファイルに正確に入力することができる。
【0036】さらに、前記専用デ−タ管理ソフトが、4
桁の車輌番号の入力により一覧表が表示それその中から
所有者を選択確定できる機能を有する形態では、顧客フ
ァイルを容易に選び出すことができる。またさらに、前
記スタンド装置1のコンピュ−タ2と接続したホストコ
ンピュ−タ6を介して、そのデ−タを店内又は系列複数
店舗に設置したホストコンピュ−タ6を介してスタンド
装置1のコンピュ−タ2とダ−タの共有ができるので、
どこの給油機においても作業員の誰でもが同じように細
かな顧客サ−ビスを行うことが可能となる。
【0037】また、専用デ−タ管理ソフトが、作業指示
内容の作業項目別に勤務成績の評価点数を設定するとと
もにその作業項目に付帯する作業終了確認欄に作業員番
号記入枠を設け、指示作業を行なった作業員を特定でき
るようにするとともに作業員番号別に評価点数の集計を
行え、各作業員が行なった作業に対する客観的な公平な
勤務成績の評価を与え、昇級、昇格などにおいて不平不
満を解消し、仕事に対する積極性を引き出し、質の高い
サ−ビスを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スタンド装置の斜視図。
【図2】スタンド装置の設置形態を示す正面図。
【図3】スタンド装置の別の設置形態を示す正面図。
【図4】本発明のガソリンスタンドにおける配置状態を
示す模式図。
【図5】本発明のコンピュ−タのネットワ−クの状態を
示す模式図。
【図6】作業員の作業の流れを示す説明的フロ−図。
【図7】モニタ−画面の正面図。
【図8】別のモニタ−画面の正面図。
【図9】また別のモニタ−画面の正面図。
【符号の説明】
1 スタンド装置 2 コンピュ−タ 2a 代表コンピュ−タ 3 入力手段 3a キ−ボ−ド 3b タッチパネル 4 モニタ− 5 プリンタ 6 ホストコンピュ−タ 7 カ−ドリ−ダ− 8 POSカ−ド 9 録音再生装置 A 自動車 P 給油機 B POS端末 M 作業員
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−50062(JP,A) 特開 平4−57790(JP,A) 特開 平6−64695(JP,A) 特開 平6−103280(JP,A) 特開 平6−309558(JP,A) 特開 平6−321300(JP,A) 特開 平7−28523(JP,A) 特開 平7−41094(JP,A) 特開 平7−132802(JP,A) 特開 平8−96041(JP,A) 特開 平8−276996(JP,A) 特開 平10−157578(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B67D 5/00 B60S 5/02 G06F 17/60

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガソリンスタンドにおいて、コンピュ−
    タ(2)と、該コンピュ−タ(2)への入力手段(3)
    と、モニタ−(4)と、プリンタ(5)と、プログラム
    ソフトと、記憶媒体とを一体的に備えたスタンド装置
    (1)をドライブウエィの給油機(P)に付設又は近設
    し、前記各スタンド装置(1)のコンピュ−タ(2)を
    ネットワ−ク化してデ−タの共有をはかり、そのうちの
    1台の代表コンピュ−タ(2a)を介して事務所内に設
    置したホストコンピュ−タ(6)に接続し、複数事業所
    間においては各事業所毎に設けたそれぞれのホストコン
    ピュ−タ(6)間でネットワ−ク化して相互にデ−タの
    共有ができるようにし、前記プログラムソフトには、O
    Sソフト、各種アプリケ−ションソフト及び専用デ−タ
    管理ソフトを備え、前記記憶媒体に各種サ−ビス項目別
    にデ−タを記録できる顧客ファイル(F)を作成し、ス
    タンド装置(1)での入力手段(3)による入力操作に
    より新規車輌番号の顧客ファイル(F)へ登録できるよ
    うにすると共に登録済みの車輌番号の番号の一部から登
    録車輌番号の一覧をモニタ−(4)に表示して登録車輌
    番号を検索し、その登録車輌番号が付与されている顧客
    ファイル(F)の指定サ−ビス項目のデ−タをモニタ−
    (4)に表示できるようにし、前記スタンド装置(1)
    での入力操作により登録車輌番号別顧客ファイル(F)
    へのデ−タの入力及び更新と、その顧客ファイル(F)
    からの指定デ−タのプリンタ(5)からのプリントアウ
    トを可能として成り、そして、ドライブウエィに居る作
    業員が至近のスタンド装置(1)においてモニタ−
    (4)を視ながら入力手段(3)で車輌番号の一部の入
    力を行って顧客ファイル(F)を検索し、作業員への作
    業指示内容をモニタ−(4)に表示し、その指示された
    作業が完了したら作業完了のデ−タ処理を行なって各ス
    タンド装置(1)のコンピュ−タ(2)間でその顧客フ
    ァイルのデ−タ更新及びデ−タストックを行ない、その
    更新デ−タの全て又は指定項目のデ−タをその都度に又
    は定期的に代表コンピュ−タ(2a)からホストコンピ
    ュ−タ(6)に送信し、そのホストコンピュ−タ(6)
    で顧客ファイルデ−タの総合的管理が行えるようにする
    ことを特徴とするガソリンスタンドにおける作業指示シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 スタンド装置(1)にカ−ドリ−ダ−
    (7)を備え、そのカ−ドリ−ダ−(7)により顧客の
    持参したPOSカ−ド(8)のデ−タを読み取り、顧客
    ファイル(F)を検索してモニタ−(4)に表示できる
    ようにし、その顧客ファイル(F)にデ−タの入力及び
    更新ができるようにしたことを特徴とする請求項1記載
    のガソリンスタンドにおける作業指示システム。
  3. 【請求項3】 スタンド装置(1)に録音再生装置
    (9)を設け、作業員が一時的に顧客情報を音声で記録
    しておき、随時に作業員がその録音した音声を再生させ
    て所望デ−タを選択して顧客ファイル(F)にデ−タの
    入力及び更新ができるようにしたことを特徴とする請求
    項1又は2記載のガソリンスタンドにおける作業指示シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 専用デ−タ管理ソフトが、スタンド装置
    (1)での4桁の車輌番号の入力によりその番号と関連
    する登録車輌番号の一覧表がモニタ−(4)に表示さ
    れ、その表から該当する登録車輌番号を選択確定して、
    登録車輌番号に関する顧客ファイル(F)の作業指示内
    容をそのモニタ−(4)に表示できるよえうしたことを
    特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項記載のガ
    ソリンスタンドにおける作業指示システム。
  5. 【請求項5】 専用デ−タ管理ソフトが、作業指示内容
    の作業項目別に評価点数を設定するとともにその作業項
    目に付帯する作業終了確認欄に作業員番号記入枠を設
    け、指示作業を行なった作業員を特定できるようにする
    とともに作業員番号別に評価点数の集計を行えるように
    したことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一
    項記載のガソリンスタンドにおける作業指示システム。
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