JP3515761B2 - 義歯用口腔湿潤剤 - Google Patents

義歯用口腔湿潤剤

Info

Publication number
JP3515761B2
JP3515761B2 JP2001026652A JP2001026652A JP3515761B2 JP 3515761 B2 JP3515761 B2 JP 3515761B2 JP 2001026652 A JP2001026652 A JP 2001026652A JP 2001026652 A JP2001026652 A JP 2001026652A JP 3515761 B2 JP3515761 B2 JP 3515761B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
dentures
denture
oral
glycerin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001026652A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002226315A (ja
Inventor
恬男 日野
成夫 奥田
悟士 大嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakamoto Yakuhin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Sakamoto Yakuhin Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sakamoto Yakuhin Kogyo Co Ltd filed Critical Sakamoto Yakuhin Kogyo Co Ltd
Priority to JP2001026652A priority Critical patent/JP3515761B2/ja
Publication of JP2002226315A publication Critical patent/JP2002226315A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3515761B2 publication Critical patent/JP3515761B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
  • Dental Preparations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、口腔内に適用される湿
潤剤製剤に関するものであり、さらに詳しくは義歯に装
着することにより、長時間にわたって口腔内の湿潤性と
義歯の安定化をはかるための義歯用口腔湿潤剤を提供す
るものである。 【0002】 【従来の技術】口腔内は唾液によって湿潤性が保たれて
いるが、何らかの原因で唾液の減少が起こると湿潤性は
なくなり乾燥状態となる。長期に乾燥状態が持続すると
口腔乾燥症とよばれるさまざまな症状や機能の障害が起
こる。口腔乾燥症の原因として挙げられるのは、唾液線
の器質的変化を起こす各種疾患、全身性疾患に伴う唾液
線の病気、放射線治療による唾液線細胞の破壊、HIV
感染、加齡による分泌機能の低下、各種薬剤の服用によ
る影響、更には複雑な社会生活条件に対する精神的な疲
労や不調によってもこの症状を呈することが知られてい
る。高齢者においては、口腔乾燥は日常的に見られる徴
候であり、これらは加齡による唾液線の退行性変化と考
えられている。 【0003】また、唾液の分泌不足は総入れ歯にとって
も影響があり、義歯の吸着が悪くなるなどの問題を起こ
す。通常、義歯と口腔粘膜の間には唾液の薄い膜が存在
し、陰圧状態を保つことにより義歯を維持し、また、義
歯との間で潤滑油の役目も行なっている。適合の良い義
歯であっても粘膜が乾燥した状態だと義歯の吸着が悪く
なり、口腔粘膜と擦れることにより痛みや褥瘡を作るこ
とがある。 【0004】口腔乾燥症が起こると、単に口腔乾燥感を
覚えるだけでなく、口内灼熱感、疼痛、舌痛、味覚異
常、口腔粘膜の炎症、潰瘍形成、舌や口角の亀裂、その
他咀嚼、嚥下、会話の困難など日常生活上極めて多く
の、かつ重大な苦痛を惹起することになり、これらに対
する適切な対応が強く要望されている。 【0005】現在、これらの症状に対する治療法、症状
軽減法としては、人工唾液や含嗽剤などがあるが、これ
らは一時的な口腔内の湿潤をもたらすに過ぎない。ま
た、バロチンやセファランチン、各種の漢方薬も試みら
れているが、好ましくない副作用が認められたり、十分
な効果が得られないなど未だその治療法が確立されるに
至っていない。 【0006】一方、義歯の固定、安定化を目的とした、
いわゆる入れ歯安定剤としてはさまざまなものが市販さ
れており、このような市販の入れ歯安定剤は主として酢
酸ビニル樹脂等の疎水性のガム状合成高分子物質が使用
されている。これらは長時間口腔内での義歯の安定化を
目的としたものであるため、水に不溶で口腔内の湿潤性
は期待できず、可塑剤の溶出など安全性にも不安があっ
た。また、安全性の高い天然由来の水溶性物質について
も検討されたが、微少水分の吸収が遅く、不均一となる
親水性高分子物質であるため使い心地が悪く、固化によ
って使用後の洗浄に手間がかかるなどの欠点より、現在
ではあまり使用されていない。 【0007】 【発明が解決しようとしている課題】本発明の目的は、
こうした従来の欠点を解消し、長時間にわたって口腔内
の湿潤性と義歯の安定性を保つことにより、これら口腔
乾燥症の症状の緩和を目的とし、安全で尚且つ使用性の
良い義歯用口腔湿潤剤を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため鋭意研究を重ねた結果、ある特定の水遅
延溶解性高分子物質を入れ歯裏装剤として義歯に装着す
ることにより、長時間にわたる口腔内の湿潤性と義歯の
安定化に優れた効力を現すことを見出だし、本発明を完
成するに至った。即ち、本発明は、メチルセルロ−ス、
カルボキシメチルセルロ−ス、カルボキシメチルセルロ
−スナトリウム、ヒドロキシエチルセルロ−ス等のセル
ロ−ス系高分子物質と、グリセリン、プロピレングリコ
−ル、ソルビト−ル等の多価アルコ−ルと水および/ま
たは人工唾液とを含有し、水で膨潤またはゲル化して粘
着性を示す水遅延溶解性の高分子物質からなる義歯用口
腔湿潤剤に関するものである。詳しくは、カルボキシメ
チルセルロ−スナトリウムと、グリセリンと、水および
/または人工唾液とを含有し、水で膨潤またはゲル化し
て粘着性を示す水遅延溶解性の高分子物質からなる義歯
用口腔湿潤剤であって、カルボキシメチルセルロースナ
トリウムが8〜15重量%、グリセリンが4〜30重量
%の範囲で含有し、且つ、カルボキシメチルセルロース
ナトリウム:グリセリンの割合が1:0.5〜2(重量
比)である義歯用口腔湿潤剤である。 【0009】以下、本発明を詳細に説明する。本発明を
実施するに当って使用される薬学的に認可されている水
溶性高分子物質としては、水で膨潤またはゲル化して粘
着性を示すものであれば特に制限はされない。例えばア
ルギン酸ナトリウム、アラビアガム、カンテン、トラガ
ントガム、カラギ−ナン、キサンタンガム、ゼラチン、
プルラン、デキストラン等の天然系高分子、デキストリ
ン、メチルセルロ−ス、カルボキシメチルセルロ−ス、
カルボキシメチルセルロ−スナトリウム、ヒドロキシエ
チルセルロ−ス等の半合成系高分子、ポリビニルピロリ
ドン、カルボキシビニルポリマ−、ポリビニルアルコ−
ル、マクロゴ−ル等の合成系高分子などの水溶性高分子
物質を挙げることができるが、得られた物質の膨潤、ゲ
ル化性能、チクソトロピ−性、水への遅延溶解性、口腔
粘膜への粘着性などの点から、セルロ−ス系の水溶性高
分子が好ましい。中でもエ−テル化度0.7〜1.0の
カルボキシメチルセルロ−スナトリウムは、上記性能を
満足する上で最も好ましい。 【0010】また、本発明における薬学的に認可されて
いる多価アルコ−ルとしては、グリセリン、プロピレン
グリコ−ル、ソルビト−ル、ポリエチレングリコ−ルな
どを挙げることができるが、水溶性高分子物質に対する
柔軟性付与能、口腔内湿潤性能などの点から、グリセリ
ン、プロピレングリコ−ル、ソルビト−ルが好ましく、
中でもグリセリンは香味面、安全性面において特に好ま
しいものである。 【0011】これらの水溶性高分子物質と多価アルコ−
ルとを必須成分として、水で膨潤またはゲル化して粘着
性を示す水遅延溶解性高分子物質が構成されるが、その
配合量および配合割合は水溶性高分子物質が5〜20重
量%、多価アルコ−ルが1〜60重量%で、且つ、該物
質:多価アルコ−ルの割合は1:0.2〜3(重量
比)、実用的には水溶性高分子物質が8〜15重量%、
多価アルコ−ルが4〜30重量%で、且つ、該物質:多
価アルコ−ルの割合は1:0.5〜2(重量比)の範囲
とするのが好ましい。各成分の配合量および配合割合が
上記の範囲外であると、適度な柔軟性および遅延溶解性
が得られにくいものである。 【0012】また、本発明における水遅延溶解性高分子
物質を構成する溶剤としては、通常、水が用いられる
が、より口腔内の湿潤状態が保たれて、機能の改善が得
られる点においては、塩化カリウムや塩化ナトリウムな
どを主成分とした製剤、いわゆる人工唾液を溶剤として
用いるのが好ましい。 【0013】本発明により得られる義歯用口腔湿潤剤
は、上記構成成分を必須成分とするものの他、薬学的に
許容される範囲内で使用される防腐剤や着色剤、香料、
さらには唾液分泌亢進薬などの各種薬剤を含有すること
ができ、シ−ト状、チュ−ブ状、タブレット状など各種
形態にて提供することが可能である。 【0014】以下、実施例にて本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例にて限定されるもの
ではない。 【0015】[実施例1〜2、比較例1〜3]第1表に
示す各成分を加熱、撹拌混合し透明に溶解させた後、冷
却して口腔湿潤剤を作成した。配合量は重量%であり、
組成全体で100重量%となるようにした。尚、配合成
分中の人工唾液は下記の組成にて調整したものを用い
た。 人工唾液組成 塩化ナトリウム 84.4mg 塩化カリウム 120.0mg 塩化カルシウム 14.6mg 塩化マグネシウム 5.2mg リン酸二カリウム 34.2mg 精製水 残量(合計で100gになる量) 【0016】実施例1〜2及び比較例1〜3で得られた
口腔湿潤剤を10名のパネラ−を用いて評価した。すな
わち、作成した口腔湿潤剤を義歯裏に塗布し、口腔内に
装着して下記の評価項目および評価基準に基づきその使
用性の評価を行なった。 [口腔湿潤剤の柔軟性] ○ : 適度な柔軟性を有する × : 硬すぎる(脆い)又は軟らかすぎる [義歯への塗布性] ○ : 塗布し易い × : 塗布が困難である [義歯の装着性] ○ : 装着し易い × : 装着が困難である [義歯の安定化持続性] ◎ : 10時間以上義歯の安定化が持続する ○ : 数時間程度義歯の安定化が持続する × : 義歯の安定化は1時間以内である [口腔内湿潤感持続性] ◎ : 10時間以上口腔内の湿潤感が持続する ○ : 数時間程度口腔内の湿潤感が持続する × : 口腔内の湿潤感は1時間以内である 以上の結果を第1表に示す。尚、評価の結果は10名の
パネラ−の平均として表わした。 【0017】 【表1】 【0018】第1表より使用性評価において、本発明の
義歯用口腔湿潤剤である実施例1及び2においては、適
度な柔軟性を有し、義歯への塗布性や義歯の装着性が容
易で、口腔内の湿潤性や義歯の安定化の効果も長時間持
続するものであった。一方、比較例1〜3の配合による
組成物においては、義歯への塗布性や目的とする効果の
持続性に問題があり、全ての評価項目を満足するものは
得られなかった。 【0019】 【発明の効果】本発明における義歯用口腔湿潤剤は、口
腔乾燥症に対する治療法、症状軽減法として、従来の人
工唾液や含嗽剤などの一過性のものではなく、特に義歯
を装着する口腔乾燥症の患者に対して、ある特定の成
分、配合による水遅延溶解性の高分子物質を主成分とす
る口腔湿潤剤を入れ歯裏装剤として義歯に装着すること
により、長時間にわたって口腔内の湿潤性と義歯の安定
性を保つことにより、その症状の緩和がはかれるもので
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大嶋 悟士 大阪府泉大津市臨海町1丁目20番 阪本 薬品工業株式会社研究所内 (56)参考文献 特開 昭57−99511(JP,A) 特開 平1−110619(JP,A) 特開 昭57−202366(JP,A) 特開 平9−291009(JP,A) 特公 昭39−24125(JP,B1) 国際公開97/031614(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 6/00 A61C 13/23 A61C 19/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 カルボキシメチルセルロ−スナトリウム
    と、グリセリンと、水および/または人工唾液とを含有
    し、水で膨潤またはゲル化して粘着性を示す水遅延溶解
    性の高分子物質からなる義歯用口腔湿潤剤であって、カ
    ルボキシメチルセルロースナトリウムが8〜15重量
    %、グリセリンが4〜30重量%の範囲で含有し、且
    つ、カルボキシメチルセルロースナトリウム:グリセリ
    ンの割合が1:0.5〜2(重量比)である義歯用口腔
    湿潤剤。
JP2001026652A 2001-02-02 2001-02-02 義歯用口腔湿潤剤 Expired - Fee Related JP3515761B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001026652A JP3515761B2 (ja) 2001-02-02 2001-02-02 義歯用口腔湿潤剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001026652A JP3515761B2 (ja) 2001-02-02 2001-02-02 義歯用口腔湿潤剤

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003396997A Division JP2004136102A (ja) 2003-11-27 2003-11-27 義歯用口腔湿潤剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002226315A JP2002226315A (ja) 2002-08-14
JP3515761B2 true JP3515761B2 (ja) 2004-04-05

Family

ID=18891435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001026652A Expired - Fee Related JP3515761B2 (ja) 2001-02-02 2001-02-02 義歯用口腔湿潤剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3515761B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009041701A1 (ja) * 2007-09-28 2009-04-02 Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd. 義歯安定剤

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20060057076A1 (en) * 2002-07-29 2006-03-16 Yasuo Hino Oral humectants
MX2007001384A (es) * 2004-08-02 2007-04-19 Glaxo Group Ltd Novedosa composicion para xerostomia.
JP4969081B2 (ja) * 2005-09-30 2012-07-04 小林製薬株式会社 義歯安定剤
JP2007098057A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Dentasu:Kk 義歯安定シート
CN103260600B (zh) * 2010-12-23 2015-12-02 高露洁-棕榄公司 包含黄原胶、纤维素胶和卡波姆的水性口腔护理组合物
JP7404796B2 (ja) * 2019-11-13 2023-12-26 ライオン株式会社 義歯装着用組成物及び義歯装着方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009041701A1 (ja) * 2007-09-28 2009-04-02 Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd. 義歯安定剤
JP2009082383A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Kobayashi Pharmaceut Co Ltd 義歯安定剤

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002226315A (ja) 2002-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6210699B1 (en) Oral transmucosal delivery of drugs or any other ingredients via the inner buccal cavity
US5955097A (en) Pharmaceutical preparation applicable to mucosal surfaces and body tissues
JP4919957B2 (ja) 口腔乾燥症用新規組成物
US9161909B2 (en) Adhesive compositions for the treatment of xerostomia
Mizrahi et al. Mucoadhesive polymers for delivery of drugs to the oral cavity
JPS61286321A (ja) 口腔又は鼻腔用医薬組成物
JP2009526040A (ja) 同時溶解及びゲル化錠剤型の口腔衛生組成物
IL94749A (en) Sustained-release film-forming liquid acrylic polymer pharmaceutical composition
US20080085248A1 (en) Controlled Long Acting Release Pharmaceutical Preparation For Use In The Oral Cavity
EP3481428B1 (en) Orally dissolving mucoadhesive films in managing oral care
JPH059412B2 (ja)
US20090053309A1 (en) Adhesive compositions for the treatment of xerostomia
CN107530236B (zh) 口腔用组合物
JPWO2008026310A1 (ja) トレハロース含有口腔粘膜保護剤
JP3515761B2 (ja) 義歯用口腔湿潤剤
KR102272442B1 (ko) 계면활성제 또는 폴리알콜을 포함하지 않은 즉각적 습윤성의 경구용 필름 제형
Sheoran Buccal drug delivery system: A review
JP2006347958A (ja) 咽頭粘膜抗炎症スプレー剤
JP2010241760A (ja) 不快な味の軽減された口腔内速崩壊錠及びその製造方法
JP2004136102A (ja) 義歯用口腔湿潤剤
JP2000063268A (ja) 口腔粘膜付着型徐放性錠剤及び歯周疾患治療剤
WO2004010961A1 (ja) 口腔湿潤剤
WO2006101268A1 (ja) 義歯の使用性向上のためのセリシンの使用
JP2019156721A (ja) 血流改善用可食組成物
JPS60237018A (ja) 口腔内付着性組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040116

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080123

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090123

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100123

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100123

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110123

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110123

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees