JP3515547B2 - ループアンテナの保持構造 - Google Patents

ループアンテナの保持構造

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JP3515547B2 JP2001210511A JP2001210511A JP3515547B2 JP 3515547 B2 JP3515547 B2 JP 3515547B2 JP 2001210511 A JP2001210511 A JP 2001210511A JP 2001210511 A JP2001210511 A JP 2001210511A JP 3515547 B2 JP3515547 B2 JP 3515547B2
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秀行 樽川
仁 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、携帯用の無線受信
機に関し、特に、そのループアンテナ保持構造に関する
ものである。 【0002】 【従来の技術】図6は携帯用無線受信機の従来のアンテ
ナ保持構造を示す断面図である。図において、51は表
ケース、52は裏ケース、53はループアンテナ、54
は無線機の電子回路が実装された回路基板、55はアン
テナ保持具である。従来の携帯用無線受信機のループア
ンテナ保持構造は、図6に示すように、ループアンテナ
53のループの内側に樹脂成形品等のアンテナ保持具5
5をはめ込み、このアンテナ保持具55を基板回路54
に固定するように構成されており、落下等の衝撃に耐え
るように作られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のアンテナ保持構造は、ループアンテナ53の内側の
形状に合わせ、かつ、回路基板54の取付け形状を工夫
したアンテナ保持具55を樹脂成形品で用意し、それを
アンテナ53に嵌め込んだり、回路基板54に取付けた
りするため、組み立て工数が多くかかり、材料費,加工
費が高いという欠点がある。 【0004】本発明の目的は、アンテナ保持具を使用し
ないようにして、部品点数の削減と工数の低減を図った
無線受信機のループアンテナの保持構造を提供すること
にある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明のループアンテナ
の保持構造は、樹脂製の表ケースと樹脂製の裏ケースと
によって収容された無線機回路の回路基板に取付けられ
た細帯状のループアンテナの保持構造であって、前記表
ケースは、上面内側の前記ループアンテナの上側素子部
分に対応する部分に所定の間隔をおいて該上側素子部分
を圧接するように設けられた第1及び第2の突起部と、
該2つの突起部の前記所定の間隔の中央部を避けた位置
に前記ループアンテナの細帯状の下側素子部分を内側か
ら圧接するように設けられた第1の支柱とが一体化形成
され、前記裏ケースは、下面内側の前記ループアンテナ
の下側素子部分に対応する部分に所定の間隔をおいて該
下側素子部分を圧接するように設けられた第3及び第4
の突起部と、該2つの突起部の前記所定の間隔の中央部
を避けた位置に前記ループアンテナの細帯状の上側素子
部分を内側から圧接するように設けられた第2の支柱と
が一体化形成され、前記ループアンテナは、前記上側素
子部分の前記第1の支柱に対応する位置に該第1の支柱
を緩通させるための第1の切欠部と、前記下側素子部分
の前記第2の支柱に対応する位置に該第2の支柱を緩通
させるための第2の切欠部とが設けられ、前記回路基板
は、前記第1の支柱に対応する位置と前記第2の支柱に
対応する位置に、前記第1支柱と前記第2の支柱をそれ
ぞれ緩通させるための第1及び第2の切欠部とが設けら
れ、前記表ケースと前記裏ケースとによって前記ループ
アンテナが取付けられた回路基板が収容されたとき、前
記ループアンテナの前記上側素子部分が前記表ケースの
前記第1及び第2の突起部と前記裏ケースの前記第2の
支柱の先端部分とに挟まれて弾力固定されるとともに、
前記下側素子部分が前記裏ケースの前記第3及び第4の
突起部と前記表ケースの前記第1の支柱の先端部分とに
挟まれて弾力固定されるように構成されたことを特徴と
するものである。 【0006】 【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例を示す分解
部分斜視図である。図において、1は樹脂製の表ケー
ス、2は樹脂製の裏ケース、3はループアンテナ、4は
受信機回路が実装された回路基板である。表ケース1の
内側には、ループアンテナ3の上側素子部分に対応する
部分に、2つの突起部11と12が設けられるととも
に、支柱13が設けられて表ケース1と一体化形成され
ている。裏ケース2の内側にも、ループアンテナ3の下
側素子部分に対応する部分に、2つの突起部21と22
が設けられるとともに支柱23が設けられて裏ケース2
と一体化形成されている。 【0007】ループアンテナ3は金属製の細帯状ループ
アンテナであり、細い帯状の金属板がループ状に加工さ
れ、ループ面が回路基板4の面と直角になり、ループ面
の内側に回路基板4が嵌め込まれるように構成されてい
る。そして、ループアンテナ3の表ケース1側の細幅の
上面すなわち上側素子部分には、表ケース1の支柱13
が緩く貫通する切欠部31が設けられ、裏ケース2側の
細幅の下面すなわち下側素子部分には、裏ケース2の支
柱23が緩く貫通する切欠部32が設けられている。 【0008】さらに、回路基板4の端縁部分のループア
ンテナに嵌め込む部分の両ケースの2つの支柱13と2
3に対応する部分には、これらの支柱13と23をそれ
ぞれ緩く貫通させる切欠き部41,42又は穴部が設け
られている。 【0009】次に、本発明のループアンテナの保持構造
の保持作用について説明する。図2〜図5は本発明の作
用を説明する断面図と部分拡大図である。A−1〜A−
4及びB−1,B−2は保持点とその保持力の方向を示
す符号である。 【0010】図2はアンテナ3を外側から圧接する手段
5を示し、図3はアンテナ3を内側から圧接する手段6
を示し、図4はアンテナ3を外側と内側から交互に圧接
する手段を示し、図5はアンテナ3の弾性力を利用しア
ンテナ3のずれや、がたつきを抑える突起部11,12
及び21,22の効果を示す。 【0011】図2に示した手段5は、表ケース1の内側
の突起部11,12及び裏ケース2の内側の突起部2
1,22は、それぞれ力A−1,A−2,A−3,A−
4によってループアンテナ3を外側から圧接する。表ケ
ース1の2つの突起部11,12の間隔、及び裏ケース
2の2つの突起部21,22の間隔は、ループアンテナ
3の上側又は下側素子部分の中央部分がその間に位置
し、上側又は下側素子部分の長さの1/3〜1/2程度
に設定される。 【0012】図3に示した手段6は、表ケース1の内側
の支柱13、及び裏ケース2の内側の支柱23は、それ
ぞれの支柱13,23の頭部によってループアンテナ3
の下側又は上側素子部分を内側から、力B−1,B−2
によってケース側へ圧接する。この支柱の位置は、支柱
13と23は互いにずれた位置であることと、表ケース
1の支柱13は裏ケース2の2つの突起部21,22の
間隔のほぼ中央の位置が好ましく、また、裏ケース2の
支柱23は表ケース1の2つの突起部11,12の間隔
のほぼ中央の位置が好ましい。 【0013】図4に示した手段7のうち、図4(A)
は、ループアンテナ3の上側素子部分を、表ケース1の
2つの突起部11,12による力A−1,A−2と、裏
ケース2の支柱23による力B−2によって挟持するこ
とを示している。また、図4(B)は、ループアンテナ
3の下側素子部分を、裏ケース2の2つの突起部21,
22による力A−3,A−4と、表ケース1の支柱13
による力B−1によって挟持することを示している。そ
して、(A),(B)からわかるように、上側素子部分
の挟持位置と下側素子部分の挟持位置は互いにぶつから
ないようにずらして配置されている。 【0014】図5(B)は裏ケース2の突起部21の部
分の拡大断面図である。裏ケース2の突起部21の高さ
は、わずかにアンテナ3に当たる寸法に設定され、アン
テナ3の弾性力を利用して、アンテナ3がずれたり、が
たつかないように圧接されていることを示している。 【0015】以上のように、本発明のループアンテナの
保持構造は、ループアンテナ3が取付けられた回路基板
4を裏ケース2に入れて上から表ケース1を覆せて嵌め
込めさせると、表ケース1の内側の突起部11,12及
び裏ケースの内側の突起部21,22はループアンテナ
3を外側から押さえつけ、圧接するように作用し、裏ケ
ース2の支柱23及び表ケース1の支柱13はループア
ンテナ3のループの内側からケースの内側に対して押さ
えつけて圧接するように作用し、ループアンテナ3の上
側素子部は図4(A)のように、交互に働く力A−1,
B−2,A−2で挟持され、ループアンテナ3の下側素
子部は図4(B)のように、交互に働く力A−3,B−
1,A−4で挟持される。 【0016】 【発明の効果】以上述べた如く、本発明によれば、従来
のアンテナ保持用の特殊部品を使うことなく、表ケー
ス,裏ケースのみでループアンテナを十分保持すること
ができる。このように構成することによって部品を削減
することができ、構成の簡略化と工数の低減ができ、実
用上極めて大きい効果がある。また、ループアンテナの
上側及び下側素子部を外側と内側から交互に押さえ、ア
ンテナの弾性力を利用してがたつきを押さえていること
により、振動時・落下時におけるアンテナの変形や破損
を防ぐことができ、電気特性を安定させることができる
という効果がある。さらに、ケースのみでアンテナを保
持できるので、アンテナ半田付け部で発生する熱応力に
よる機械的歪が軽減され、信頼性が向上するという効果
もある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例を示す分解部分斜視図である。 【図2】本発明のアンテナを外側から圧接する手段を示
す断面図である。 【図3】本発明のアンテナを内側から圧接する手段を示
す断面図である。 【図4】本発明のアンテナを外側と内側から交互に圧接
する手段を示す断面図である。 【図5】本発明の突起部の効果を示す部分拡大図であ
る。 【図6】従来のアンテナの保持構造例を示す断面図であ
る。 【符号の説明】 1 表ケース 2 裏ケース 3 ループアンテナ 4 回路基板 5,6,7 手段 11,12,21,22 突起部 13,23 支柱 31,32,41,42 切欠部 51 表ケース 52 裏ケース 53 ループアンテナ 54 回路基板 55 アンテナ保持具
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−251814(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 1/24 H01Q 7/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 樹脂製の表ケースと樹脂製の裏ケースと
    によって収容された無線機回路の回路基板に取付けられ
    た細帯状のループアンテナの保持構造であって、 前記表ケースは、上面内側の前記ループアンテナの上側
    素子部分に対応する部分に所定の間隔をおいて該上側素
    子部分を圧接するように設けられた第1及び第2の突起
    部と、該2つの突起部の前記所定の間隔の中央部を避け
    た位置に前記ループアンテナの細帯状の下側素子部分を
    内側から圧接するように設けられた第1の支柱とが一体
    化形成され、 前記裏ケースは、下面内側の前記ループアンテナの下側
    素子部分に対応する部分に所定の間隔をおいて該下側素
    子部分を圧接するように設けられた第3及び第4の突起
    部と、該2つの突起部の前記所定の間隔の中央部を避け
    た位置に前記ループアンテナの細帯状の上側素子部分を
    内側から圧接するように設けられた第2の支柱とが一体
    化形成され、 前記ループアンテナは、前記上側素子部分の前記第1の
    支柱に対応する位置に該第1の支柱を緩通させるための
    第1の切欠部と、前記下側素子部分の前記第2の支柱に
    対応する位置に該第2の支柱を緩通させるための第2の
    切欠部とが設けられ、 前記回路基板は、前記第1の支柱に対応する位置と前記
    第2の支柱に対応する位置に、前記第1支柱と前記第2
    の支柱をそれぞれ緩通させるための第1及び第2の切欠
    部とが設けられ、 前記表ケースと前記裏ケースとによって前記ループアン
    テナが取付けられた回路基板が収容されたとき、前記ル
    ープアンテナの前記上側素子部分が前記表ケースの前記
    第1及び第2の突起部と前記裏ケースの前記第2の支柱
    の先端部分とに挟まれて弾力固定されるとともに、前記
    下側素子部分が前記裏ケースの前記第3及び第4の突起
    部と前記表ケースの前記第1の支柱の先端部分とに挟ま
    れて弾力固定されるように構成されたループアンテナの
    保持構造。
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