JP3515299B2 - 電線把持工具 - Google Patents
電線把持工具Info
- Publication number
- JP3515299B2 JP3515299B2 JP33167696A JP33167696A JP3515299B2 JP 3515299 B2 JP3515299 B2 JP 3515299B2 JP 33167696 A JP33167696 A JP 33167696A JP 33167696 A JP33167696 A JP 33167696A JP 3515299 B2 JP3515299 B2 JP 3515299B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- curved
- movable jaw
- jaw
- fixed
- curved portion
- Prior art date
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- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
- Manipulator (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属す技術分野】この発明は、高圧配電線路の配
電線の補修作業などにおいて、マニピュレ−タの先端部
に取り付けて、配電線などを把持するために使用する電
線把持工具に係るもので、詳しくは把持部の構造に関す
るものである。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は次の二点である。 把持する対象物を、常に定位置に引き込むことができ
るようにする。 把持したのち、対象物がぐらつかないように、把持を
確実にする。 【0003】 【課題を解決するための手段】この発明の電線把持工具
は、把持部の爪巾を広げて二点支持ができるようにする
とともに、上下の爪の噛み合いを、従来のような突き合
わせではなく、交叉するようにし、かつ爪を閉じるにし
たがって、把持する対象物を常に定位置に引き込むこと
ができるような爪の形状にする。 【0004】 【発明の実施の形態】この発明の実施の形態の一例を図
面を参照しながら説明するに、図1〜図2に示すよう
に、固定顎1は上方へ湾曲した第一湾曲部2、前方へ突
出傾斜したガイド部3、下方へ湾曲した第二湾曲部4及
び第二湾曲部4の前方頂部から水平に延びた辺5からな
る二個の爪6、6’が、図2に示すように、間隔をおい
て配設され、横支材7で平行になるように結合されてい
る。 【0005】可動顎8は下方へ湾曲した第一湾曲部9と
上方へ湾曲した第二湾曲部10からなる二個の爪11、
11’が、図2に示すように、間隔をおいて配設され、
横支材12で平行になるように結合されている。 【0006】可動顎8の基部はウオ−ムギヤ−14と噛
み合っているウオ−ムホイ−ル15の軸に固定され、ウ
オ−ムギヤ−14を回すことによって、回動できるよう
になっており、可動顎8は、図2に示すように、固定顎
1に円滑に嵌合できる寸法に仕上げられている。 【0007】可動顎8を開いたとき、可動顎8の第二湾
曲部10と固定顎1のガイド部3及び第二湾曲部4で形
成する空間部13が、図3に示すように、前方に開放
し、後方にほぼ閉塞しており、把持する対象物を空間部
13に位置させ、可動顎8を閉じると、対象物は次第に
空間部13の後方部に導かれ、最終的に、小さい対象物
の場合には、図1に示すように、固定顎1の第二湾曲部
4と可動顎8の第二湾曲部10の間に、大きい対象物の
場合には、図4に示すように、固定顎1の第二湾曲部4
及びガイド部3と可動顎8の第二湾曲部10の間に、い
ずれも二点で把持できるようになっている。 【0008】 【発明の効果】この発明は以上のように構成されている
ので、把持する対象物を、常に定位置に引き込み、二点
で確実に把持することがきるという効果を有している。
電線の補修作業などにおいて、マニピュレ−タの先端部
に取り付けて、配電線などを把持するために使用する電
線把持工具に係るもので、詳しくは把持部の構造に関す
るものである。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】この発明が解決しよう
とする課題は次の二点である。 把持する対象物を、常に定位置に引き込むことができ
るようにする。 把持したのち、対象物がぐらつかないように、把持を
確実にする。 【0003】 【課題を解決するための手段】この発明の電線把持工具
は、把持部の爪巾を広げて二点支持ができるようにする
とともに、上下の爪の噛み合いを、従来のような突き合
わせではなく、交叉するようにし、かつ爪を閉じるにし
たがって、把持する対象物を常に定位置に引き込むこと
ができるような爪の形状にする。 【0004】 【発明の実施の形態】この発明の実施の形態の一例を図
面を参照しながら説明するに、図1〜図2に示すよう
に、固定顎1は上方へ湾曲した第一湾曲部2、前方へ突
出傾斜したガイド部3、下方へ湾曲した第二湾曲部4及
び第二湾曲部4の前方頂部から水平に延びた辺5からな
る二個の爪6、6’が、図2に示すように、間隔をおい
て配設され、横支材7で平行になるように結合されてい
る。 【0005】可動顎8は下方へ湾曲した第一湾曲部9と
上方へ湾曲した第二湾曲部10からなる二個の爪11、
11’が、図2に示すように、間隔をおいて配設され、
横支材12で平行になるように結合されている。 【0006】可動顎8の基部はウオ−ムギヤ−14と噛
み合っているウオ−ムホイ−ル15の軸に固定され、ウ
オ−ムギヤ−14を回すことによって、回動できるよう
になっており、可動顎8は、図2に示すように、固定顎
1に円滑に嵌合できる寸法に仕上げられている。 【0007】可動顎8を開いたとき、可動顎8の第二湾
曲部10と固定顎1のガイド部3及び第二湾曲部4で形
成する空間部13が、図3に示すように、前方に開放
し、後方にほぼ閉塞しており、把持する対象物を空間部
13に位置させ、可動顎8を閉じると、対象物は次第に
空間部13の後方部に導かれ、最終的に、小さい対象物
の場合には、図1に示すように、固定顎1の第二湾曲部
4と可動顎8の第二湾曲部10の間に、大きい対象物の
場合には、図4に示すように、固定顎1の第二湾曲部4
及びガイド部3と可動顎8の第二湾曲部10の間に、い
ずれも二点で把持できるようになっている。 【0008】 【発明の効果】この発明は以上のように構成されている
ので、把持する対象物を、常に定位置に引き込み、二点
で確実に把持することがきるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一例を示す一部切欠側面図
【図2】爪部の平面図
【図3】可動顎を全開した状態を示す側面図
【図4】大きい対象物を把持した状態を示す側面図
【符号の説明】
1 固定顎
2 固定顎の第一湾曲部
3 固定顎のガイド部
4 固定顎の第二湾曲部
5 固定顎の第二湾曲部の前方頂部から水平に延びた辺
6、6’固定顎の爪
7 固定顎の爪の横支材
8 可動顎
9 可動顎の第一湾曲部
10 可動顎の第二湾曲部
11、11’可動顎の爪
12 可動顎の横支材
13 空間部
14 ウオ−ムギヤ−
15 ウオ−ムホイ−ル
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 川口 和浩
大分県大分市大字駄原2899番地西日本電
線株式会社内
(56)参考文献 特開 昭61−259833(JP,A)
実開 平7−27785(JP,U)
実開 昭55−66791(JP,U)
実開 平7−23790(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B25J 15/08
H02G 1/02 317
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】固定顎(1)は上方へ湾曲した第一湾曲部
(2)、前方へ突出傾斜したガイド部(3)、下方へ湾
曲した第二湾曲部(4)及び第二湾曲部(4)の前方頂
部から水平に延びた辺(5)からなる二個の爪(6,
6’)が間隔をおいて配設され、横支材(7)で平行に
なるように結合されており、 可動顎(8)は下方へ湾曲した第一湾曲部(9)と上方
へ湾曲した第二湾曲部(10)からなる二個の爪(1
1,11’)が間隔をおいて配設され、横支材(12)
で平行になるように結合されており、前記可動顎(8)の基部はウオ−ムギヤ−(14)と噛
み合っているウオ−ムホイ−ル(15)の軸に固定さ
れ、前記ウオ−ムギヤ−(14)を回すとことによっ
て、回動できるようになっており、かつ該可動顎(8)
は前記固定顎(1)に円滑に嵌合できるような寸法に仕
上げられており、 前記可動顎(8)を開いたとき、該可動顎(8)の第二
湾曲部(10)と前記固定顎(1)のガイド部(3)及
び第二湾曲部(4)で形成する空間部(13)が前方に
開放し、後方にほぼ閉塞しており、把持する対象物を前
記空間部(13)に位置させ、前記可動顎(8)を閉じ
ると、前記対象物は次第に前記空間部(13)の後方部
に導かれ、最終的に、前記固定顎(1)の第二湾曲
(4)と前記可動顎(8)の第二湾曲部(10)の間、
又は前記固定顎(1)の第二湾曲部(4)及びガイド部
(3)と前記可動顎(8)の第二湾曲部(10)の間
に、二点で把持できるように構成してなることを特徴と
するマニピュレ−タ操作用電線把持工具
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33167696A JP3515299B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 電線把持工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33167696A JP3515299B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 電線把持工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10156782A JPH10156782A (ja) | 1998-06-16 |
JP3515299B2 true JP3515299B2 (ja) | 2004-04-05 |
Family
ID=18246346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33167696A Expired - Fee Related JP3515299B2 (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | 電線把持工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3515299B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018233856A1 (en) * | 2017-06-19 | 2018-12-27 | Zhongrui Funing Robotics (Shenyang) Co. Ltd | METHOD FOR CONTROLLING ACTIVITIES OF A ROBOT |
CN114955733A (zh) * | 2022-05-25 | 2022-08-30 | 国网河北省电力有限公司无极县供电分公司 | 一种电网建设用线缆辅助夹紧系统 |
-
1996
- 1996-11-26 JP JP33167696A patent/JP3515299B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10156782A (ja) | 1998-06-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040115 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |