JP3514996B2 - 塗工装置 - Google Patents

塗工装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転するロールの
周面上を走行する帯状部材の主面に塗工剤を塗工する塗
工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、帯状部材の連続塗装には、回転す
るロールの周面上を走行する帯状部材の主面に塗工剤を
塗工する塗工装置が広く用いられている。
【0003】例えば、図7に示すように、塗工装置10
0は、回転自在に支持された略円柱状のバックアップロ
ール101と、このバックアップロール101と略平行
に配されたドクターブレード102と、このドクターブ
レード102の長手方向の両端部に配された一対のエッ
ジ切り103とを備えている。そして、塗工装置100
は、このバックアップロール101、ドクターブレード
102及び一対のエッジ切り103により囲まれる領域
に塗工剤104を溜める液溜部105が形成されてな
る。
【0004】ドクターブレード102は、略板状であ
り、その先端縁102aからバックアップロール101
まで若干の間隙106をもって配設される。ドクターブ
レード102は、この間隙106を通過する帯状部材1
07に塗工された余分な塗工剤104を先端縁102a
が削ぎ取ることによって、帯状部材107に塗工される
塗工剤104の塗工量を調整している。
【0005】エッジ切り103は、ドクターブレード1
02の両端部にそれぞれバックアップロール101の周
面と摺接するように立設される。このため、これら一対
のエッジ切り103は、バックアップロール101の周
面と摺接する摺接端面部103aがバックアップロール
101の曲率半径に応じた形状とされている。これら一
対のエッジ切り103は、帯状部材107に塗工される
塗工剤104の塗工幅を規制することとなる。
【0006】このような塗工装置100においては、バ
ックアップロール101の周面に掛け合わされた帯状部
材107が、回転するバックアップロール101の周面
上を走行すると、液溜部105に供給された塗工剤10
4が帯状部材107の一主面上に塗工される。塗工剤1
04が塗工された帯状部材107は、バックアップロー
ル101とドクターブレード102との間隙106を通
過する際、ドクターブレード102より塗工剤104の
塗工量が調整され、この帯状部材107の主面上に塗工
剤104が均一に塗工される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した塗
工装置100は、エッジ切り103として、摺接するバ
ックアップロール101に傷を付けないために、比較的
軟らかい材質のものを用いている。このため、バックア
ップロール101と摺接するエッジ切り103の摺接端
面部103aが早く摩耗してしまい、エッジ切り103
とバックアップロール101との間に隙間が生じてしま
う。このように、エッジ切り103とバックアップロー
ル101との間に隙間が生じてしまうと、この隙間から
塗工剤104が漏れてしまい、周囲を汚染したり、帯状
部材107に塗りむらを生じさせることとなる。
【0008】このため、従来の塗工装置100には、上
述した塗工剤104の液漏れ等により製品歩留りが大幅
に低下してしまうといった問題があった。また、このよ
うな塗工装置100には、エッジ切り103の摩耗によ
る交換及びそれに伴う各部の調整等といった作業工程の
増加という問題も生じてしまう。
【0009】そこで、本発明は、このような従来の実情
に鑑みて提案されたものであり、帯状部材に塗工される
塗工剤の幅方向からの漏れを防ぐことにより、生産性を
大幅に向上させた塗工装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明に係る塗工装置は、メタリングロールと対向配設され
たバックアップロールの周面上を走行する帯状部材に塗
工剤を供給する塗工剤供給手段と、塗工剤供給手段の両
端部にそれぞれ配設され、バックアップロール及びメタ
リングロールの周面に摺接する摺接端面部が膨潤樹脂か
らなる一対の塗工幅規制手段とを備え、塗工幅規制手段
は、膨潤樹脂を挟み込む第1の仕切り板及び第2の仕切
り板を有し、第1の仕切り板、膨潤樹脂、第2の仕切り
板のバックアップロール、メタリングロールに対応する
摺接端面部は、バックアップロール、メタリングロール
の周面に応じた形状に形成され、第1の仕切り板は、塗
工剤と接触する側に配され、摺接端面部側がバックアッ
プロール及びメタリングロールから離間し、第2の仕切
り板は、塗工剤と接触する側とは反対側に配され、摺接
端面部側がバックアップロール及びメタリングロールと
摺接して配され、バックアップロール、メタリングロー
ル、塗工剤供給手段及び塗工幅規制手段により囲まれる
領域に塗工剤が溜められ、この塗工剤により膨潤樹脂が
膨潤されることを特徴とする塗工装置。
【0011】以上のように構成された本発明に係る塗工
装置によれば、塗工剤により膨潤樹脂が膨潤されること
から、この膨潤樹脂がバックアップロールと塗工幅規制
手段との隙間を埋めることとなり、帯状部材に塗工され
る塗工剤の幅方向からの漏れが防止されるとともに、塗
工幅規制手段の摺接端面部における摩耗が抑えられる。
【0012】また、膨潤樹脂が第1の仕切り板及び第2
の仕切り板により挟み込まれていることから、膨潤樹脂
の厚み方向の強度が保たれるとともに、膨潤樹脂が塗工
幅規制手段の摺接端面部に確実に固定される。
【0013】さらに、膨潤樹脂が第1の仕切り板側から
露出し、塗工剤と接触することから、この塗工剤により
膨潤樹脂が良好に膨潤される。また、塗工幅規制手段近
傍における塗工剤の対流が抑えられ、帯状部材の主面に
塗工剤が良好に塗工される。
【0014】さらにまた、第2の仕切り板は、塗工剤と
接触する側とは反対側に配され、接端面部側がバックア
ップロールと摺接していることから、塗工幅の変更に伴
う塗工幅規制手段の移動による膨潤樹脂の変形が防止さ
れる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態
として図に示した塗工装置は、回転するバックアップロ
ールの周面上を走行する帯状部材の一主面上に塗工剤を
塗工するとともに、バックアップロールとは反対方向に
回転するメタリングロールによって、帯状部材に塗工さ
れる塗工剤の塗工量を調整するようにしたリバースロー
ルコータである。
【0016】リバースロールコータ1は、図1に示すよ
うに、互いに対向するように配設されたバックアップロ
ール2及びメタリングロール3と、このバックアップロ
ール2及びメタリングロール3と略平行に配設された底
板(図示せず)と、この底板の長手方向の両端部に配設
された一対のエッジ切り4とを備えている。リバースロ
ールコータ1は、これらバックアップロール2、メタリ
ングロール3、底板及びエッジ切り4によって囲まれる
領域に、帯状部材5の主面に塗工される塗工剤6を供給
する液溜部7が形成されてなる。この液溜部7は、帯状
部材5の走行方向において、この帯状部材5がバックア
ップロール2及びメタリングロール3により挟み込まれ
る部分よりも前段側に位置している。また、リバースロ
ールコータ1には、略板状のクリーニングドクタ8が、
その先端縁をメタリングロールに当接した状態で液溜部
7の上部に配設されている。
【0017】バックアップロール2は、例えば曲率半径
150mmの略円柱状の形状を有し、図示を省略する本
体フレームに回転自在に支持されている。バックアップ
ロール2は、帯状部材5を供給する供給ロール(図示せ
ず。)と、塗工剤6が被膜された帯状部材5を巻き取る
巻取ロール(図示せず。)とにより図中矢印Aの方向に
搬送される帯状部材5の走行経路の中途部に配設され
る。また、バックアップロール2は、その外周面に帯状
部材5が掛け合わされ、図中矢印Bの方向に回転する構
成となっている。
【0018】メタリングロール3は、バックアップロー
ル2よりも小径とされ、例えば曲率半径105mmの略
円柱状の形状を有し、図示を省略する本体フレームに回
転自在に支持されている。メタリングロール3は、バッ
クアップロール2とは反対に図中矢印Cの方向に回転す
る構成となっている。また、メタリングロール3は、バ
ックアップロール2とともに帯状部材5を挟み込む構成
となっている。このため、メタリングロール3は、上述
した帯状部材5を挟み込むバックアップロール2との隙
間間隔(以下、ニップ幅という。)を調節するため、バ
ックアップロール2に対して接離自在とされている。
【0019】エッジ切り4は、図1及び図2に示すよう
に、帯状部材5に塗工される塗工剤6の塗工幅、すなわ
ち液溜部7の幅を規制するものであり、図示を省略する
底板の両端部にそれぞれ立設される。これら一対のエッ
ジ切り4は、略板状であり、バックアップロール2の周
面に摺接する摺接端面部4aがバックアップロール2の
曲率半径に応じた形状とされ、メタリングロール3の周
面に摺接する摺接端面部4bがメタリングロール3の曲
率半径に応じた形状とされている。
【0020】また、エッジ切り4には、摺動端面部4a
とは反対側に図示を省略する底板に固定するための固定
具9が取り付けられている。エッジ切り4は、幅方向に
対して移動可能とされ、固定具9の取付位置を変更する
ことによって、帯状部材5に塗工される塗工剤6の塗工
幅を調整することができる。
【0021】これら一対のエッジ切り4は、第1の仕切
り板10、第2の仕切り板11及び膨潤樹脂12から構
成される。
【0022】第1の仕切り板10は、図3及び図4に示
すように、略平板状に成形された例えばテフロンからな
り、エッジ切り4の摺接端面部4aに対応する端面部1
0aが、バックアップロール2の曲率半径よりも僅かに
大径な形状とされ、エッジ切り4の摺接端面部4bに対
応する端面部10bが、メタリングロール3の曲率半径
よりも僅かに大径な形状とされている。ここでは、端面
部10aの曲率半径が151mmとされ、端面部10b
の曲率半径が106mmとされている。
【0023】また、第1の仕切り板10には、これら端
面部10a、10bの塗工剤6と接触する側10c部分
に、傾斜面13が形成されている。また、第1の仕切り
板10には、塗工剤6と接触する側10cとは反対側1
0d部分に、膨潤樹脂12及び第2の仕切り板11をは
め込むための溝部14が形成されている。
【0024】第2の仕切り板11は、図5に示すよう
に、略平板状に成形された例えばテフロンからなり、エ
ッジ切り4の摺接端面部4aに対応する端面部11a
が、バックアップロール2の曲率半径に応じた形状とさ
れ、エッジ切り4の摺接端面部4bに対応する端面部1
1bが、メタリングロール3の曲率半径に応じた形状と
されている。ここでは、端面部11aの曲率半径が15
0mmとされ、端面部11bの曲率半径が105mmと
されている。
【0025】膨潤樹脂12は、図6に示すように、略平
板状に成形された例えば発泡ウレタン樹脂からなり、エ
ッジ切り4の摺接端面部4aとなる端面部12aがバッ
クアップロール2の曲率半径に応じた形状とされ、エッ
ジ切り4の摺接端面部4bとなる端面部12bがメタリ
ングロール3の曲率半径に応じた形状とされている。こ
こでは、発泡ウレタン樹脂として、イノアックCorp
社製、PEライトA−8を用い、端面部12aの曲率半
径が150mmとされ、端面部12bの曲率半径が10
5mmとされている。
【0026】このように形成された第1の仕切り板10
の溝部14に、膨潤樹脂12と第2の仕切り板11とを
この順ではめ込むことによって、膨潤樹脂12が第1の
仕切り板10及び第2の仕切り板11により挟み込まれ
てなるエッジ切り4が形成される。
【0027】この場合、比較的軟質な膨潤樹脂12を第
1の仕切り板10及び第2の仕切り板11により挟み込
むことによって、膨潤樹脂12の厚み方向の強度を保つ
ことができ、膨潤樹脂12をエッジ切り4の摺接端面部
4a、4bにしっかりと固定することができる。
【0028】エッジ切り4においては、第1の仕切り板
10が塗工剤6と接触する側とされ、第1の仕切り板1
0の端面部10a、10bが、それぞれバックアップロ
ール2及びメタリングロール3の曲率半径よりも僅かに
大径とされていることから、この第1の仕切り板10の
端面部10a、10bが、それぞれバックアップロール
2及びメタリングロール3から離間することとなる。
【0029】この場合、液溜部7内に膨潤樹脂12が露
出することとなり、液溜部7に塗工剤6が充填される
と、この塗工剤により膨潤樹脂12が良好に膨潤され
る。さらに、エッジ切り4近傍における塗工剤6の対流
を抑えることができ、帯状部材5の主面上に塗工剤6を
良好に塗工することができる。
【0030】また、エッジ切り4においては、第2の仕
切り板が塗工剤6と接触する側とは反対側とされ、第2
の仕切り板11の端面部11a、11bが、それぞれバ
ックアップロール2及びメタリングロール3と摺接する
こととなる。
【0031】この場合、塗工幅の変更に伴うエッジ切り
4の移動によって、膨潤樹脂12が変形してしまうのを
防ぐことができる。
【0032】なお、エッジ切り4においては、第1の仕
切り板10、膨潤樹脂12及び第2の仕切り板11が螺
合されている。このため、第1の仕切り板10、膨潤樹
脂12及び第2の仕切り板11には、螺合のためのネジ
穴15が形成されている。また、第1の仕切り板10に
は、固定具12を取り付けるためのネジ穴16が形成さ
れている。
【0033】以上のように構成されたリバースロールコ
ータ1においては、図1中矢印Bの方向に回転するバッ
クアップロール2の周面上を帯状部材5が図1中矢印A
の方向に向かって走行すると、液溜部6に供給された塗
工剤6が帯状部材5の一主面上に塗工される。そして、
リバースロールコータ1では、帯状部材5がバックアッ
プロール2及びメタリングロール3により挟み込まれた
状態で搬送される。この時、メタリングロール3は、バ
ックアップロール2とは反対に図1中矢印Cの方向に回
転することによって、帯状部材5に付着した過剰な塗工
剤6を自身側に転写させる。これにより、リバースロー
ルコータ1では、帯状部材5に塗工される塗工剤6の塗
工量が調整され、帯状部材5の主面上に塗工剤6が均一
に所望の厚みで塗工される。
【0034】メタリングロール3に付着した塗工剤6
は、クリーニングドクタ7のエッジにより掻き落とさ
れ、液溜部6に再び戻される。これにより、メタリング
ロール3は、その表面が常に清浄とされる。
【0035】なお、リバースロールコータ1において
は、このバックアップロール2及びメタリングロール3
のニップ幅及び相対速度を調節することによって、帯状
部材5の主面に塗工される塗工剤6の塗工量を調整する
ことができる。
【0036】上述したような塗工装置では、一対のエッ
ジ切り4の摺接端面部4a、4bが膨潤樹脂12からな
り、この膨潤樹脂12が塗工剤6により膨潤される。
【0037】この塗工装置では、第1の仕切り板10の
端面部10a、10bが、それぞれバックアップロール
2及びメタリングロール3の曲率半径よりも僅かに大径
とされ、この第1の仕切り板10の端面部10a、10
bが、それぞれバックアップロール2及びメタリングロ
ール3から離間している。このため、液溜部7内に膨潤
樹脂12が露出することとなり、液溜部7に塗工剤6が
充填されると、この塗工剤により膨潤樹脂12が良好に
膨潤される。
【0038】したがって、この膨潤された膨潤樹脂12
によって、バックアップロール2及びメタリングロール
3とエッジ切り4との隙間を埋めることができ、帯状部
材5に塗工される塗工剤6の幅方向からの漏れを防ぐこ
とができる。また、エッジ切り4の摺接端面部4a、4
bにおける摩耗を抑えることができる。
【0039】また、上述したような塗工装置では、長期
間に亘って使用した場合、膨潤樹脂12が摩耗してしま
ったり、変形してしまうようなことがある。この塗工装
置では、このようなエッジ切り4の性能劣化等に伴う交
換が、この膨潤樹脂12の交換のみで済むことから、エ
ッジ切り4全体を交換する必要がなく、コストの上昇を
抑えることができる。
【0040】したがって、このような塗工装置によれ
ば、製品の歩留りが向上し、生産性を大幅に向上させる
ことができる。
【0041】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る塗工装置によれば、少なくとも塗工幅規制手段のバッ
クアップロールの周面と摺接する摺接端面部に膨潤樹脂
が配設され、塗工剤により膨潤樹脂が膨潤されることか
ら、膨潤樹脂がバックアップロールと塗工幅規制手段と
の隙間を埋めることとなり、帯状部材に塗工される塗工
剤の幅方向からの漏れを防ぐことができるとともに、塗
工幅規制手段の摺接端面部における摩耗を抑えることが
できる。また、塗工幅規制手段の性能劣化等に伴う交換
がこの膨潤樹脂の交換のみで済むことから、塗工幅規制
手段全体を交換する必要がなく、コストの上昇を抑える
ことができる。したがって、本発明に係る塗工装置よれ
ば、製品の歩留りが向上し、生産性を大幅に向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る塗工装置の実施の形態として示す
リバースロールコータの構成を示す図である。
【図2】同リバースロールコータにおけるエッジ切りの
構成を示す図である。
【図3】同リバースロールコータのエッジ切りを構成す
る第1の仕切り板を示す平面図である。
【図4】同リバースロールコータのエッジ切りを構成す
る第1の仕切り板を示す側面図である。
【図5】同リバースロールコータのエッジ切りを構成す
る第2の仕切り板を示す平面図である。
【図6】同リバースロールコータのエッジ切りを構成す
る膨潤樹脂を示す平面図である。
【図7】従来の塗工装置の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 リバースロールコータ、2 バックアップロール、3
メタリングロール、4 エッジ切り、5 帯状部材、6
塗工剤、7 液溜部、10 第1の仕切り板、11 第2
の仕切り板、12 膨潤樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05C 3/12 B05C 1/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メタリングロールと対向配設されたバッ
    クアップロールの周面上を走行する帯状部材に塗工剤を
    供給する塗工剤供給手段と、塗工剤供給手段の両端部に
    それぞれ配設され、バックアップロール及びメタリング
    ロールの周面に摺接する摺接端面部が膨潤樹脂からなる
    一対の塗工幅規制手段とを備え、塗工幅規制手段は、膨潤樹脂を挟み込む第1の仕切り板
    及び第2の仕切り板を有し、第1の仕切り板、膨潤樹
    脂、第2の仕切り板のバックアップロール、メタリング
    ロールに対応する摺接端面部は、バックアップロール、
    メタリングロールの周面に応じた形状に形成され、第1
    の仕切り板は、塗工剤と接触する側に配され、摺接端面
    部側がバックアップロール及びメタリングロールから離
    間し、第2の仕切り板は、塗工剤と接触する側とは反対
    側に配され、摺接端面部側がバックアップロール及びメ
    タリングロールと摺接して配され、 バックアップロー
    ル、メタリングロール、塗工剤供給手段及び塗工幅規制
    手段により囲まれる領域に塗工剤が溜められ、この塗工
    剤により膨潤樹脂が膨潤されることを特徴とする塗工装
    置。
  2. 【請求項2】 上記バックアップロールと対向して配設
    され、上記帯状部材を上記バックアップロールとともに
    挟み込む、上記メタリングロールは、上記バックアップ
    ロールとは反対方向に回転することを特徴とする請求項
    1記載の塗工装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の仕切り板及び上記第2の仕切
    り板がテフロンからなり、上記膨潤樹脂が発泡ウレタン
    樹脂からなることを特徴とする請求項1記載の塗工装
    置。
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