JP3514876B2 - 超音波カテーテル - Google Patents

超音波カテーテル

Info

Publication number
JP3514876B2
JP3514876B2 JP16561495A JP16561495A JP3514876B2 JP 3514876 B2 JP3514876 B2 JP 3514876B2 JP 16561495 A JP16561495 A JP 16561495A JP 16561495 A JP16561495 A JP 16561495A JP 3514876 B2 JP3514876 B2 JP 3514876B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catheter
ultrasonic
elastic member
housing
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16561495A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0910215A (ja
Inventor
弘之 矢上
英士 帯津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Terumo Corp filed Critical Terumo Corp
Priority to JP16561495A priority Critical patent/JP3514876B2/ja
Publication of JPH0910215A publication Critical patent/JPH0910215A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3514876B2 publication Critical patent/JP3514876B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、血管及び脈管等の体腔
内に挿入して用いられる超音波カテーテルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から心臓の冠状動脈や他の細血管、
或いは胆管等の脈管に挿入して、管腔断面像の表示や血
流測定等を行う超音波カテーテルが知られている。この
超音波カテーテルは例えば、図1或いは図2に示すよう
に体腔内に挿入される中空のカテーテルシャフト2の先
端部に超音波振動子3と、振動子3を直接或いは超音波
反射板4を回転させる駆動力を伝達する駆動伝達シャフ
ト6と、振動子3と外部電気回路5を接続する信号線7
を内蔵し、駆動シャフトを外部駆動源8により機械的に
駆動させることに依って超音波を走査する超音波カテー
テルが知られている。ところで、一般にカテーテルに於
いては血管内の走行性を高めるため、先端部ほど柔軟な
特性が必要である。また、カテーテルの位置を知るため
にカテーテル本体に造影性を付加したり、先端部に造影
性を有する平板或いはリング状、コイル状の金属等を備
えている。従って、超音波カテーテルに於いても上記カ
テーテル特性が必要となるが、超音波カテーテルでは、
図1、図2に示すように先端部に硬直な振動子3或いは
反射板4や、造影用の金属片14が備えられている。更
に、カテーテルシャフト2の超音波を送受する部位12
は超音波透過性に優れた材質且つ肉薄にする必要があ
る。そのため、超音波カテーテルシャフトの先端部は機
械的強度が低くなり、引っ張り破断が発生し易くなる。
このことは、超音波カテーテルを血管等に挿入した場
合、カテーテル先端部が破断し、血管内に残存させてし
まうという問題がある。
【0003】特表平5−507219では、カテーテル
外装シャフト先端部に硬性なハウジングを固定した超音
波カテーテルが示されている。このカテーテルでは、カ
テーテル先端の固定部材と回転部とをロックピンで回動
自在に接合しているが、硬性なハウジングにより柔軟性
が悪く、屈曲によるカテーテルの伸縮を駆動シャフト及
びロックピンで充分に吸収できないという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、上記超音
波カテーテルシャフト先端部の破断を防ぎ、カテーテル
の伸縮による駆動シャフトのズレを吸収する構造を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、体腔
内に挿入して用いられるカテーテルに手元側から先端側
まで機械的駆動力を伝達する駆動シャフトを内蔵し、該
駆動シャフトの先端側に超音波振動子及びまたは超音波
反射板を備えたハウジングを該カテーテル内に備え、該
ハウジングを該駆動シャフトにより回転走査させる機構
を有する超音波カテーテルであって、該ハウジングの先
端部に該カテーテル先端側に伸びた弾性部材を備え、該
弾性部材に係止部を設け、該係止部に該カテーテルの内
側に設けた弾性を有する係止部材に該ハウジングが該カ
テーテルの長軸方向に移動可能且つ回動自在に嵌合した
ことを特徴とする超音波カテーテルによって達成され
る。
【0006】また該弾性部材の係止部と該カテーテルの
係止部材の嵌合は該駆動シャフトが長軸方向に0.5〜
20mm移動可能に形成することが好ましい。
【0007】また、該弾性部材の係止部と該カテーテル
内側の係止部材の嵌合の引っ張り破断強度を0.4kgf以
上にすることが好ましい。
【0008】また、該弾性部材がコイル状部材であるこ
とが好ましい。
【0009】また、該弾性部材の少なくとも一部に超弾
性金属を用いることが好ましい。
【0010】また、該弾性部材が該カテーテル先端側ほ
ど細径であることが好ましい。
【0011】また、該弾性部材の先端部に該先端部の外
径より大きいほぼ円形または、半球或いは球形の部材を
設けることが好ましい。
【0012】また、該カテーテルの先端部に弾性部材を
設けることが好ましい。
【0013】また、該カテーテルの先端部に設けた該弾
性部材にコイル状部材を用いることが好ましい。
【0014】また、該カテーテルの先端部に設けた該弾
性部材の少なくとも一部に超弾性金属を用いることが好
ましい。
【0015】また、該カテーテルの先端部に設けた該弾
性部材の内側に係止部を設け、該ハウジングの先端側に
設けた該弾性部材の係止部とにおいて回動自在に嵌合す
ることが好ましい。
【0016】
【実施例】
(実施例1)図3、図4に本発明の実施例1の超音波カ
テーテル10を示す。図3は本発明の超音波カテーテル
の軸方向断面及びシステムの構成を示す図である。図4
は、本発明の超音波カテーテルの手元操作部及び外部ユ
ニットを示す一部軸方向断面図である。次に本発明の超
音波カテーテルの構造を説明する。カテーテルの外装シ
ャフト2の先端側に超音波を送受するためのトランスジ
ューサ11を備えたハウジング27を内蔵し、ハウジン
グ27はコイル状の駆動シャフト6の先端に連結されて
いる。駆動シャフト6は信号線7を内蔵し、信号線7の
カテーテル先端側は、トランスジューサ11に形成され
た振動子に接続され、手元側は手元操作部20の端子2
1、22に接続されている。手元操作部20は外部ユニ
ット13の嵌合部25と脱着可能に接続されている。手
元操作部20内の端子21、22は、スリップリング等
の回転摺動端子26を介して送受信回路5と電気的接続
を行うと共に、モーター16からの駆動力を駆動シャフ
ト6に伝達するように、外部駆動源8の端子23、24
と脱着可能に接続される。外部ユニット13には、送受
信回路5とモーター16を含む駆動源5を備えている。
外部ユニット13は、更に信号処理回路と画像表示装置
を有するコンソール1に電気的に接続されている。
【0017】カテーテル先端部のハウジング27の先端
側にはコイル状の弾性部材41が接続され、弾性部材4
1はカテーテル先端側に延びている。カテーテルの外装
シャフト2の先端側には、内側にウレタン系、シリコン
系、フッ素系等の樹脂のエラストマーから成る弾性を有
する凸部42が形成され、弾性部材41の凹部43と回
動自在に緩く嵌合している。また、カテーテル先端に
は、造影性を有する部材14が形成されている。造影部
材14はPt等の造影性を有する金属のリングや造影性
を有するタングステン粉末等を混合した樹脂が用いられ
る。カテーテルの外装シャフト12とコイル状部材41
の嵌合部により、カテーテル先端部17は血管内の狭窄
部等に固着し、破断強度以上の応力が加わった場合に
も、カテーテル先端部17はハウジング27と連結され
ている。なお、図3では、係止部はカテーテルの外装シ
ャフト12の内側に凸部、コイル状部材41に凹部加工
にしているが、その反対にカテーテルの外装シャフト1
2の内側に凹部、コイル状部材41に凸部加工してもよ
い。
【0018】カテーテルの外装シャフト2は、いわゆる
カテーテル素材であるポリオレフィン系、ポリウレタン
系、ポリアセタール系、ポリイミド系、フッ素系等の樹
脂チューブやステンレス鋼(SUS304,SUS31
6等)等などの金属チューブ、NiTi等の超弾性金属
チューブ、また、樹脂とステンレス鋼(SUS304,
SUS316等)等のワイヤーをコイル巻き或いはブレ
ード巻きの複合チューブであり、肉厚は30〜300μ
mであり、引っ張り破断強度は少なくとも0.4kgf以上
が望ましい。また、カテーテル先端側の超音波の送受部
分12は超音波透過性に優れたポリオレフィン系、ウレ
タン系、フッ素系等の樹脂が好適であり、肉厚は10〜
100μm程度が好適である。
【0019】本発明の超音波カテーテル10に於ける超
音波走査は、外部ユニット13内のモーター16の回転
運動をカテーテル手元側の手元操作部20内の端子2
1、22を介して駆動シャフト6に伝達し、駆動シャフ
ト6の先端に固定されたハウジング27を回転させるこ
とによって、ハウジング27に設けられたトランスジュ
サ11で送受される超音波をカテーテル2の略径方向に
走査することに依って行われる。ここで得られる超音波
画像は、血管或いは脈管の横断面像である。また、超音
波カテーテル10全体もしくは、駆動シャフト6を長軸
方向に移動させることに依って、該血管及び脈管の縦断
面像も得られる。
【0020】次に本発明の超音波カテーテルを血管内で
操作する手順について説明する。ここでは図示しない。
超音波カテーテルは通常の血管カテーテル手技と同様
に、まず体外から血管をイントロデューサ等を用いて確
保し、これに造影用或いは検査、治療カテーテル用のガ
イディングカテーテルをガイドワイヤーにより血管を選
択し挿入する、検査或いは治療すべき目的部位に到達し
たのち、本発明の超音波カテーテルをガイディングカテ
ーテル内に挿入し、血管の断面像を得る。この際にガイ
ドワイヤーはガイディングカテーテル内に留置していて
もよいが、体外に引き抜いてもよい。また、別の手技で
は、バルーンカテーテル等の治療用カテーテルのガイド
ワイヤールーメン内に本発明の超音波カテーテルを挿入
して用いることも可能である。この場合、超音波カテー
テルの外径は、0.25mm〜0.97mmであり、0.35m
m〜0.46mmが好適である。
【0021】図5は本発明の超音波カテーテル10のハ
ウジング27に備えられるトランスジューサ11の構造
を示す断面図を示している。振動子3は、矩形状のPZ
T等の圧電体31の両面に電極32を蒸着、印刷等によ
りを形成されている。ここで圧電体31の形状は円形で
あってもよい。振動子3の背面側に超音波吸収、減衰さ
せるエポキシ、ウレタン、アクリル系等の樹脂或いは樹
脂に金属や無機粉末を混合した背面材33を設ける。こ
こで背面材33は、図5(a)に示すように背面側に厚
みの差Dがλ/4(λは送信周波数における背面材中の
波長)となる凹凸34を設けることに依って背面材33
の背面からの反射波を干渉により打ち消すようにした背
面材、または図5(b)に示すように、低音響インピー
ダンス層36(Z=1×106kg/m2s〜8×106Kg/m2s
)と高インピーダンス層37(Z=20×106kg/m2s
以上)を交互積層させることに依って背面材33の背
面からの反射波の影響を減じた背面材であってもよい。
【0022】振動子3の音響放射面には、いわゆる音響
整合層35を厚さがλ/4(λは送信周波数における整
合層中の波長)となるように形成されている。本例では
1層の場合のみを示したが、2層以上であってもよい。
【0023】(実施例2)図6、図7、図8は本発明の
実施例2の超音波カテーテルを示し、図6は超音波カテ
ーテル先端部の一部軸方向断面図、図7は部分上面図、
図8は図6のA−A断面図である。トランスジューサ1
1はハウジング27に接着剤等により、超音波送受波面
が超音波カテーテル11の長軸方向に対して垂直方向の
±10°程度になるように固着される。ハウジング27
は駆動シャフト6の先端部に接合強度が少なくとも0.
4Kgf以上になるように接着或いはロウ付け、溶接され
る。ハウジング27は、外径が駆動シャフト6とほぼ等
しいパイプ形状であり、トランスジューサ11の固定部
18が内側に矩形状に除かれている。材質は金属、樹脂
或いはセラミックスでも良いが、接合強度及びトランス
ジューサ11の補強の点からステンレス鋼(SUS30
4,SUS316等)或いはセラミックス材料が好まし
い。
【0024】ハウジング27の先端部にはステンレス鋼
(SUS304,SUS316等)、Pt等の金属やポ
リアセタール等の樹脂製のコイル状弾性部材41が接着
或いはロウ付け、溶接等により接続されており、コイル
状部材41の凹部43が外装シャフトの凸部42に回動
自在に嵌合し、コイル状部材41はカテーテルの長軸方
向に0.5mm〜20mm程度移動可能である。コイル状部
材41の先端部には球或いは半球状部材44が接続され
てる。コイル状部材41は1層或いは多層でもよく、最
外層のコイルの巻き方向は駆動シャフトの回転方向に対
し締め付けられる方向である。図6では、1層のコイル
であって、右回転の場合を示している。
【0025】振動子3の両面の電極32は、信号線7が
接続される。図6では信号線7は対より線であるが、同
軸線であってもよい。
【0026】図6では駆動シャフト6はステンレス鋼
(SUS304,SUS316等)の平板を2層2条巻
きしており、破断強度は0.4Kgf以上である。駆動シャ
フト6はその他に、丸線或いは平板状の金属、樹脂を1
層或いは多層にコイル捲きまたはブレード捲きしたも
の、破断強度が0.4Kgf以上のワイヤーに信号線を横捲
きにしたものであっても良い。
【0027】カテーテルの外装シャフト手元側15と先
端側12との接続部では、手元側15が先端ほど肉薄に
加工され、先端側12がその外側に形成される。本例で
は、接続部長が比較的長くとれるため、接続部の強度が
高く、且つカテーテルの外装シャフト2の屈曲性、柔軟
性などの機械的特性を手元側15から先端側12に順次
変化させることが出来る。
【0028】(変形例)図9、 図10、図11、図1
2、図13は本発明の他の変形例を示している。
【0029】カテーテルの先端17は図6では開口して
いるが、図9の様にカテーテル先端51は閉口していて
もよい。開口している場合は、カテーテル内に超音波伝
達液9をプライミングすることが容易であり、閉口して
いる場合は、血液がカテーテル内に流入することがない
という利点がある。
【0030】図10の変形例に於いては、外径が長軸方
向で均一なコイルの先端にコイル外径より大きい球状或
いは半球状の円形部材45を設けたコイル状弾性部材4
1をハウジング27の先端部に接続している。この円形
部材45をカテーテル外装シャフトの弾性を有する係止
部である凸部43に回動自在に連結する。
【0031】また、図11の変形例に於いては、コイル
状弾性部材41を先端側ほど細径にした場合を示してい
る。
【0032】図12の変形例に於いては、NiTi系合
金等の超弾性金属の丸線状の弾性部材46を先端ほど細
径になるようにして用いている。
【0033】図13の変形例に於いては、カテーテルの
外装シャフトの先端部に支持材53をロウ付け或いは接
着剤54等で固定したコイル状弾性部材52を接着等で
接続し、コイル状弾性部材52の凸部48にハウジング
27の先端に接続されたコイル状弾性部材41の先端部
にコイル外径より大きい円形部材45を嵌合させる。外
装シャフト12の先端部は、コイル状弾性部材52を接
着することで完全に密閉してもよいが、コイル状弾性部
材52の内腔に接着剤54が入り込まないようにするこ
とで、コイル状弾性部材52のコイルの間から生理食塩
水等の超音波伝達液を流出可能にすることが好ましい。
カテーテルの外装シャフト12の先端に接続されるコイ
ル状弾性部材52は造影性を有するステンレス鋼(SU
S304,SUS316等)、Pt、Au等の金属が好
ましい。支持部材53としては、弾性を有する金属であ
って、ステンレス鋼(SUS304,SUS316
等)、NiTi系合金材料からなる超弾性金属等が好ま
しい。また、円形部材45の替わりに図6と同様にコイ
ル状弾性部材の係止部である凹凸部を嵌合させてもよ
い。
【0034】図14は本発明の超音波カテーテルの外装
シャフトにおける他の変形例を示している。本例では、
手元側の外装シャフト15は2層構造、超音波送受波部
を含む先端側は1層構造である。手元側15の内層48
はステンレス鋼(SUS304,SUS316等)等の
金属チューブ、NiTi系合金等の超弾性金属チューブ
や、ステンレス鋼(SUS304,SUS316等)線
をコイル或いはブレード巻きしたチューブであり、外層
49は先端側と同一材のポリオレフィン系、フッ素系等
の樹脂である。外層49の形成は、熱収縮による方法、
溶剤によって膨潤させ内層に被覆後乾燥収縮させる方
法、ディッピング法、溶融押出し成形法等によって行わ
れる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば体腔内に挿
入して用いられるカテーテルに手元側から先端側まで機
械的駆動力を伝達する駆動シャフトを内蔵し、該カテー
テルの先端側に超音波振動子及びまたは超音波反射板を
備えたハウジングを該カテーテル内に備え、該振動子を
直接或いは間接的に回転走査させる機構を有する超音波
カテーテルであって、該ハウジングの先端部に該カテー
テル先端側に伸びた弾性部材を備え、該弾性部材に係止
部を設け、該係止部に該カテーテルの内側に設けた弾性
を有する係止部材に該ハウジングが該カテーテルの長軸
方向に移動可能且つ回動自在に嵌合したことにより、カ
テーテル先端部が血管内の狭窄部等に固着し、破断強度
以上の応力が加わった場合にも、カテーテル先端部がハ
ウジングと嵌合されているため、生体内に残す危険性を
低減できる。
【0036】また、ハウジングとカテーテルの嵌合部を
ハウジングがカテーテル長軸方向に0.5mm〜20mm程
度移動可能にしているために、カテーテルが屈曲するこ
とで、該カテーテルが伸縮する際に駆動シャフトが引き
延ばされたり、カテーテル先端より先に突出することを
防ぐという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の超音波カテーテルの軸方向断面構造及び
システムの構成図である。
【図2】従来の他の超音波カテーテルの先端一部軸方向
断面図である。
【図3】本発明の実施例1の超音波カテーテルの軸方向
一部断面及びシステムの構成図である、
【図4】本発明の実施例1の超音波カテーテルの手元操
作部及び外部ユニットの一部軸方向断面図である。
【図5】本発明の実施例1の超音波カテーテルのトラン
スジューサの構造を示す断面図である。
【図6】本発明の実施例2の超音波カテーテルの先端構
造を示す軸方向断面図である。
【図7】本発明の実施例2の超音波カテーテルの先端部
分上面図である。
【図8】本発明の実施例2の超音波カテーテルの図6の
A-A断面図である。
【図9】本発明の変形例の超音波カテーテルを示す図で
ある。
【図10】本発明の変形例の超音波カテーテルを示す図
である。
【図11】本発明の変形例の超音波カテーテルを示す図
である。
【図12】本発明の変形例の超音波カテーテルを示す図
である。
【図13】本発明の変形例の超音波カテーテルを示す図
である。
【図14】本発明の変形例の超音波カテーテルを示す図
である。
【符号の説明】
1:コンソール 2、12、15、48、49:外装シ
ャフト(カテーテル) 3:振動子 4:反射板 5:送受信回路
6:駆動シャフト 7:信号線 8:駆動源 9:超音波伝達液
10:超音波カテーテル 11:トランスジューサ 13:外部ユニット
14:造影用金属片 16:モーター 17、51:カテーテル先端部 1
8、27:ハウジング 20:手元操作部 21、22、23、24:端子 2
5:嵌合部 26:回転摺動端子 31:圧電体 32:電極 33、34、36、37:背面材 35:整合層 41、46:ハウジング先端弾性部材 44、45、4
7:先端部材 42、48:凸部 43:凹部 52:カテーテル先端
弾性部材 53:支持部材 54:接着部

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】体腔内に挿入して用いられるカテーテルに
    手元側から先端側まで機械的駆動力を伝達する駆動シャ
    フトを内蔵し、該駆動シャフトの先端側に超音波振動子
    及びまたは超音波反射板を備えたハウジングを該カテー
    テル内に備え、該ハウジングを該駆動シャフトにより回
    転走査させる機構を有する超音波カテーテルであって、
    該ハウジングの先端部に該カテーテル先端側に伸びた弾
    性部材を備え、該弾性部材に係止部を設け、該係止部に
    該カテーテルの内側に設けた弾性を有する係止部材に該
    ハウジングが該カテーテルの長軸方向に移動可能且つ回
    動自在に嵌合したことを特徴とする超音波カテーテル。
  2. 【請求項2】該弾性部材の係止部と該カテーテルの係止
    部材の嵌合は該駆動シャフトが長軸方向に0.5〜20m
    m移動可能に形成したことを特徴とする請求項1記載の
    超音波カテーテル。
  3. 【請求項3】該弾性部材の係止部と該カテーテルの係止
    部材の嵌合の引っ張り破断強度を0.4kgf以上にしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の超音波カテーテル。
  4. 【請求項4】該弾性部材がコイル状部材であることを特
    徴とする請求項1記載の超音波カテーテル。
  5. 【請求項5】該弾性部材の少なくとも一部に超弾性金属
    を用いたことを特徴とする請求項1記載の超音波カテー
    テル
  6. 【請求項6】該弾性部材が該カテーテル先端側ほど細径
    であることを特徴とする請求項1記載の超音波カテーテ
    ル。
  7. 【請求項7】該弾性部材の先端部に該先端部の外径より
    大きいほぼ円形または、半球或いは球形の部材を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の超音波カテーテル。
  8. 【請求項8】該カテーテルの先端部に弾性部材を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の超音波カテーテル。
  9. 【請求項9】請求項8記載の該弾性部材にコイル状部材
    を用いたことを特徴とする超音波カテーテル。
  10. 【請求項10】請求項8記載の該弾性部材の少なくとも
    一部に超弾性金属を用いたことを特徴とする超音波カテ
    ーテル。
  11. 【請求項11】請求項9記載の該弾性部材の内側に係止
    部を設け、請求項1記載の該ハウジングの先端側に設け
    た該弾性部材の係止部において回動自在に嵌合したこと
    を特徴とする請求項1記載の超音波カテーテル。
JP16561495A 1995-06-30 1995-06-30 超音波カテーテル Expired - Fee Related JP3514876B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16561495A JP3514876B2 (ja) 1995-06-30 1995-06-30 超音波カテーテル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16561495A JP3514876B2 (ja) 1995-06-30 1995-06-30 超音波カテーテル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0910215A JPH0910215A (ja) 1997-01-14
JP3514876B2 true JP3514876B2 (ja) 2004-03-31

Family

ID=15815717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16561495A Expired - Fee Related JP3514876B2 (ja) 1995-06-30 1995-06-30 超音波カテーテル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3514876B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6659957B1 (en) 1998-03-05 2003-12-09 Gil M. Vardi Optical-acoustic imaging device
US7245789B2 (en) 2002-10-07 2007-07-17 Vascular Imaging Corporation Systems and methods for minimally-invasive optical-acoustic imaging
JP4873155B2 (ja) * 2004-12-22 2012-02-08 ライオン株式会社 歯牙美白用組成物及び歯牙美白用セット
US7599588B2 (en) 2005-11-22 2009-10-06 Vascular Imaging Corporation Optical imaging probe connector
JP5057859B2 (ja) * 2007-06-26 2012-10-24 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 超音波プローブ
WO2010039950A1 (en) 2008-10-02 2010-04-08 Eberle Michael J Optical ultrasound receiver
JP6559985B2 (ja) * 2015-03-20 2019-08-14 テルモ株式会社 画像診断プローブ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0910215A (ja) 1997-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5115814A (en) Intravascular ultrasonic imaging probe and methods of using same
EP0591175B1 (en) Guidewire with imaging capability
JP2791165B2 (ja) 血管内超音波プローブ
US5507294A (en) Ultrasound diagnostic probe having non-rotating acoustic imaging waveguide
US20080269615A1 (en) Transducer with multiple resonant frequencies for an imaging catheter
JP3514876B2 (ja) 超音波カテーテル
US5509418A (en) Ultrasound diagnostic probe having acoustically driven turbin
JP7173968B2 (ja) 画像診断用カテーテル
JP3754500B2 (ja) 超音波カテーテル
JP2018121830A (ja) 画像診断用カテーテル
JP6962850B2 (ja) 画像診断用カテーテル
JPH0910216A (ja) 超音波カテーテル
JP7179943B2 (ja) 画像診断用カテーテル
JP4955161B2 (ja) 超音波カテーテル
JPH08206114A (ja) 超音波カテーテル
EP3932325A1 (en) Image diagnosis catheter
WO2022071156A1 (ja) 駆動シャフト及び画像診断用カテーテル
WO2022071157A1 (ja) 駆動シャフト及び画像診断用カテーテル
AU2020248784B2 (en) Image diagnosis catheter
JP2007152142A (ja) 超音波カテーテル
JP2023144742A (ja) 画像診断用カテーテル
JPH10272137A (ja) 超音波カテーテル
JPH07155327A (ja) 体腔内超音波プローブ
JPH0622963A (ja) 超音波診断装置
JP2004275784A (ja) 超音波カテーテル

Legal Events

Date Code Title Description
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040114

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080123

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090123

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100123

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110123

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees