JP3513574B2 - フィルタ−要素を監視する装置 - Google Patents
フィルタ−要素を監視する装置Info
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Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ダストを含んだ高温の
ガスを濾過するために使用される中空のフィルタ−要を
監視する装置に関する。
ガスを濾過するために使用される中空のフィルタ−要を
監視する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】フィルタ−・ハウジング内にセラミック
製の中空フィルター要素を複数のグル−プに分けた状態
または複数の列に分けた状態でクリ−ン・ガス、すなわ
ち該フィルター要素によって濾過されたガスを送出する
ヘッダーを介して配置してなるフィルターは、ＤＥ−Ｏ
Ｓ３９３８２６４号やＥＰ−ＯＳ０４３３６３７号によ
りすでに公知である。上記フィルター要素は各ヘッダー
の上面側又は下面側に取り付けられている。そして、上
記ヘッダーは、フィルタ−・ハウジングの横断面にわた
って、１つまたは複数の面内にそれぞれ配置されている
と共に、フィルタ−・ハウジングの内部または外側でク
リ−ン・ガス管路と接続されている。
製の中空フィルター要素を複数のグル−プに分けた状態
または複数の列に分けた状態でクリ−ン・ガス、すなわ
ち該フィルター要素によって濾過されたガスを送出する
ヘッダーを介して配置してなるフィルターは、ＤＥ−Ｏ
Ｓ３９３８２６４号やＥＰ−ＯＳ０４３３６３７号によ
りすでに公知である。上記フィルター要素は各ヘッダー
の上面側又は下面側に取り付けられている。そして、上
記ヘッダーは、フィルタ−・ハウジングの横断面にわた
って、１つまたは複数の面内にそれぞれ配置されている
と共に、フィルタ−・ハウジングの内部または外側でク
リ−ン・ガス管路と接続されている。
【０００３】上記の如き公知のフィルタ−においては、
各ヘッダーに取り付けられた複数のフィルター要素ない
しフィルター要素のグループの状態、例えば、破損また
は閉塞の有無を効率的に検知し得る監視手段を備えてい
ない。
各ヘッダーに取り付けられた複数のフィルター要素ない
しフィルター要素のグループの状態、例えば、破損また
は閉塞の有無を効率的に検知し得る監視手段を備えてい
ない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、フィルタ−
要素を貫流するクリ−ン・ガスの流動の変化が特定の管
路を流れるクリ−ン・ガスの圧力変化を生じさせるとい
うことを出発点としてなされたものである。例えば、フ
ィルタ−要素が破損してその裂け目から漏洩が生じてい
ると当該フィルター要素を貫流するガスの流量が増大す
るため、管路を流れるクリーン・ガスの圧力は上昇する
が、反対に、フィルタ−要素に目詰まりが生じている
と、その目詰まりの程度に応じて当該フィルター要素を
貫流するガスの流量が少なくなるため、当該管路に流れ
るクリーン・ガスの圧力は低下する。したがって、両方
の状態は当該管路を流れるクリーン・ガスの圧力を測定
することによって検知することが可能となる。
要素を貫流するクリ−ン・ガスの流動の変化が特定の管
路を流れるクリ−ン・ガスの圧力変化を生じさせるとい
うことを出発点としてなされたものである。例えば、フ
ィルタ−要素が破損してその裂け目から漏洩が生じてい
ると当該フィルター要素を貫流するガスの流量が増大す
るため、管路を流れるクリーン・ガスの圧力は上昇する
が、反対に、フィルタ−要素に目詰まりが生じている
と、その目詰まりの程度に応じて当該フィルター要素を
貫流するガスの流量が少なくなるため、当該管路に流れ
るクリーン・ガスの圧力は低下する。したがって、両方
の状態は当該管路を流れるクリーン・ガスの圧力を測定
することによって検知することが可能となる。
【０００５】そこで、本発明は、複数のグループに分け
てフィルター・ハウジング内に配置されていると共に、
クリーン・ガスを排出するために複数の排出導管を介し
てクリーンガスを集める複数のコレクタと接続されてい
る、ダストを含んだ高温のガスを濾過するための中空の
フィルター要素を監視する装置であって、それらフィル
ター要素を浄化するための浄化媒体を吹き込む浄化ラン
スが各グループのフィルター要素の排出導管の内部に向
けられた態様で配置されているタイプの装置において、
フィルター要素の状態をそのグループ毎に効率的に検知
し得るようにした監視装置を提供することをその目的と
するものである。
てフィルター・ハウジング内に配置されていると共に、
クリーン・ガスを排出するために複数の排出導管を介し
てクリーンガスを集める複数のコレクタと接続されてい
る、ダストを含んだ高温のガスを濾過するための中空の
フィルター要素を監視する装置であって、それらフィル
ター要素を浄化するための浄化媒体を吹き込む浄化ラン
スが各グループのフィルター要素の排出導管の内部に向
けられた態様で配置されているタイプの装置において、
フィルター要素の状態をそのグループ毎に効率的に検知
し得るようにした監視装置を提供することをその目的と
するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るフィルター要素を監視する装置は、複
数のグループに分けてフィルター・ハウジング内に配置
されていると共に、クリーン・ガスを排出するために複
数の排出導管を介してクリーンガスを集める複数のコレ
クタと接続されている、ダストを含んだ高温のガスを濾
過するための中空のフィルター要素を監視する装置であ
って、それらフィルター要素を浄化するための浄化媒体
を吹き込む浄化ランスが各グループのフィルター要素の
排出導管の内部に向けられた態様で配置されている装置
において、前記複数の排出導管はそれぞれフィルター・
ハウジングの内部から外方へ延設されているとともに、
該フィルター・ハウジングの外側で前記複数のコレクタ
とそれぞれ接続されていること、各コレクタまたは各排
出導管と協働する各浄化ランスにクリーン・ガスの圧力
を測定するための圧力測定部が配設されていること、各
排出導管にはダクトを含んだ高温のガスまたは浄化媒体
の各グループのフィルター要素への供給を遮断し得る遮
断機構が配設されていること、及び、該遮断機構は前記
圧力測定部により制御可能に構成されていることを特徴
とするものである。また、本発明に係るフィルター要素
を監視する装置は、複数のグループに分けてフィルター
・ハウジング内に配置されていると共に、クリーン・ガ
スを排出するために複数の排出導管を介してクリーンガ
スを集める複数のコレクタと接続されている、ダストを
含んだ高温のガスを濾過するための中空のフィルター要
素を監視する装置であって、それらフィルター要素を浄
化するための浄化媒体を吹き込む浄化ランスが各グルー
プのフィルター要素の排出導管の内部に向けられた態様
で配置されている装置において、前記複数の排出導管は
フィルター・ハウジングの内部から外方へ延設されてい
るクリーン・ガス管路と該ハウジング内において前記複
数のコレクタ及び接続管を介してそれぞれ接続されてい
ること、各排出導管と協働する各浄化ランスにクリーン
・ガスの圧力を測定するための圧力測定部が配設されて
いること、各排出導管にはダクトを含んだ高温のガスま
たは浄化媒体の各グループのフィルター要素への供給を
遮断し得る遮断機構が配設されていること、及び、該遮
断機構は前記圧力測定部により制御可能に構成されてい
ることを特徴とするものである。
に、本発明に係るフィルター要素を監視する装置は、複
数のグループに分けてフィルター・ハウジング内に配置
されていると共に、クリーン・ガスを排出するために複
数の排出導管を介してクリーンガスを集める複数のコレ
クタと接続されている、ダストを含んだ高温のガスを濾
過するための中空のフィルター要素を監視する装置であ
って、それらフィルター要素を浄化するための浄化媒体
を吹き込む浄化ランスが各グループのフィルター要素の
排出導管の内部に向けられた態様で配置されている装置
において、前記複数の排出導管はそれぞれフィルター・
ハウジングの内部から外方へ延設されているとともに、
該フィルター・ハウジングの外側で前記複数のコレクタ
とそれぞれ接続されていること、各コレクタまたは各排
出導管と協働する各浄化ランスにクリーン・ガスの圧力
を測定するための圧力測定部が配設されていること、各
排出導管にはダクトを含んだ高温のガスまたは浄化媒体
の各グループのフィルター要素への供給を遮断し得る遮
断機構が配設されていること、及び、該遮断機構は前記
圧力測定部により制御可能に構成されていることを特徴
とするものである。また、本発明に係るフィルター要素
を監視する装置は、複数のグループに分けてフィルター
・ハウジング内に配置されていると共に、クリーン・ガ
スを排出するために複数の排出導管を介してクリーンガ
スを集める複数のコレクタと接続されている、ダストを
含んだ高温のガスを濾過するための中空のフィルター要
素を監視する装置であって、それらフィルター要素を浄
化するための浄化媒体を吹き込む浄化ランスが各グルー
プのフィルター要素の排出導管の内部に向けられた態様
で配置されている装置において、前記複数の排出導管は
フィルター・ハウジングの内部から外方へ延設されてい
るクリーン・ガス管路と該ハウジング内において前記複
数のコレクタ及び接続管を介してそれぞれ接続されてい
ること、各排出導管と協働する各浄化ランスにクリーン
・ガスの圧力を測定するための圧力測定部が配設されて
いること、各排出導管にはダクトを含んだ高温のガスま
たは浄化媒体の各グループのフィルター要素への供給を
遮断し得る遮断機構が配設されていること、及び、該遮
断機構は前記圧力測定部により制御可能に構成されてい
ることを特徴とするものである。
【０００７】
【作用効果】本発明に係るフィルター要素の監視装置は
上述の如く構成されているので、フィルター要素の状態
をそのグループ毎に効率的に検知し得るとともに、クリ
ーン・ガス圧力の測定結果が１つのグループに属する１
つまたは複数のフィルター要素の機能不全を示す場合に
は、前記遮断機構により当該フィルター要素のグループ
への含じんガスまたは浄化媒体の供給を遮断することが
可能となる。
上述の如く構成されているので、フィルター要素の状態
をそのグループ毎に効率的に検知し得るとともに、クリ
ーン・ガス圧力の測定結果が１つのグループに属する１
つまたは複数のフィルター要素の機能不全を示す場合に
は、前記遮断機構により当該フィルター要素のグループ
への含じんガスまたは浄化媒体の供給を遮断することが
可能となる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図解した添付
図面を参照しながら本発明を詳細に説明する。
図面を参照しながら本発明を詳細に説明する。
【０００９】図示のものはダストを含んだ高温高圧のガ
スを濾過する装置であって、該装置は、円筒状のジャケ
ット２を備えたフィルタ−・ハウジング１と、ア−チ状
のカバ−３と、下部に設けられたホッパ−４とから構成
されている。ホッパ−４は底部の出口継手５に連通して
いて、分離されたダストを捕集して排出する働きをす
る。フィルタ−・ハウジング１はその上部一側に浄化す
べきダストを含んだ高温のガス（以下、含じんガスとい
う）の入口継手６を備えている。
スを濾過する装置であって、該装置は、円筒状のジャケ
ット２を備えたフィルタ−・ハウジング１と、ア−チ状
のカバ−３と、下部に設けられたホッパ−４とから構成
されている。ホッパ−４は底部の出口継手５に連通して
いて、分離されたダストを捕集して排出する働きをす
る。フィルタ−・ハウジング１はその上部一側に浄化す
べきダストを含んだ高温のガス（以下、含じんガスとい
う）の入口継手６を備えている。
【００１０】フィルタ−・ハウジング１内には多数の中
空のフィルタ−要素が複数のグループに分けて配置され
ていて、各グループのフィルタ−要素はその内部スペ−
スがヘッダー８の内部スペ−スと連通した態様で各ヘッ
ダー８に接続されている。各ヘッダー８はフィルター要
素によって濾過されたガス、すなわちクリーン・ガスを
集めて送出する。フィルタ−要素としては一端が閉止さ
れた中空体としてのホース片又はセラミック製の管状体
７を使用することができる。各ヘッダー８は、ハウジン
グ１の壁体２に固定された環状の取付部材上に取り付け
られているかまたは該ハウジング内に吊り下げられてい
てもよい。図示の例にあっては、ヘッダー８は１つまた
は複数の面内に上下にあい並んで配置されている。
空のフィルタ−要素が複数のグループに分けて配置され
ていて、各グループのフィルタ−要素はその内部スペ−
スがヘッダー８の内部スペ−スと連通した態様で各ヘッ
ダー８に接続されている。各ヘッダー８はフィルター要
素によって濾過されたガス、すなわちクリーン・ガスを
集めて送出する。フィルタ−要素としては一端が閉止さ
れた中空体としてのホース片又はセラミック製の管状体
７を使用することができる。各ヘッダー８は、ハウジン
グ１の壁体２に固定された環状の取付部材上に取り付け
られているかまたは該ハウジング内に吊り下げられてい
てもよい。図示の例にあっては、ヘッダー８は１つまた
は複数の面内に上下にあい並んで配置されている。
【００１１】各ヘッダー８は、濾過されたガスを導出す
る排出導管９と接続されており、各排出導管９は、図１
に示した例にあっては、フィルタ−・ハウジング１の内
部から外部に延設されていて、クリーン・ガスを集める
コレクタ１０に接続されている。そして、各コレクタ１
０はクリ−ン・ガスを排出するクリ−ン・ガス管路１１
と接続されている。駆動装置１２を備えた遮断機構１３
が排出導管９のハウジング１からの突出部分に配設され
ている。
る排出導管９と接続されており、各排出導管９は、図１
に示した例にあっては、フィルタ−・ハウジング１の内
部から外部に延設されていて、クリーン・ガスを集める
コレクタ１０に接続されている。そして、各コレクタ１
０はクリ−ン・ガスを排出するクリ−ン・ガス管路１１
と接続されている。駆動装置１２を備えた遮断機構１３
が排出導管９のハウジング１からの突出部分に配設され
ている。
【００１２】本発明の他の実施例として図２に示されて
いるダストを含んだ高温のガスを濾過する装置の場合、
排出導管９を内部に開口せしめたコレクタ１０がフィル
タ−・ハウジング１の内部に配置されている。前記コレ
クタ１０は、接続管１４を介してクリ−ン・ガス管路１
１と接続されている。図示の装置の場合、クリ−ン・ガ
ス管路１１は、フィルタ−・ハウジング１を貫通して外
部に延設されている。
いるダストを含んだ高温のガスを濾過する装置の場合、
排出導管９を内部に開口せしめたコレクタ１０がフィル
タ−・ハウジング１の内部に配置されている。前記コレ
クタ１０は、接続管１４を介してクリ−ン・ガス管路１
１と接続されている。図示の装置の場合、クリ−ン・ガ
ス管路１１は、フィルタ−・ハウジング１を貫通して外
部に延設されている。
【００１３】浄化ランス１５が各排出導管９と同軸に配
置されている。図２に示した例にあっては、浄化ランス
１５は前記コレクタ１０内に差し込まれていて、その開
口端は排出導管９の開口から垂直方向に若干間隔をあけ
た位置で終わっている。遮断機構１８が浄化ランス１５
に取り付けられている。ガス状の浄化媒体がハウジング
１内に導入される含じんガスの圧力より高い所定の圧力
で浄化ランス１５から排出導管９を経由してヘッダー８
内に強制注入される。そして、該ヘッダー８からそれに
取り付けられているフィルタ−要素７の内部に供給され
る圧力浄化媒体により、フィルタ−要素７の外側に形成
されたフィルタ−・ケ−キを吹き飛ばして除去すること
ができるようになっている。。
置されている。図２に示した例にあっては、浄化ランス
１５は前記コレクタ１０内に差し込まれていて、その開
口端は排出導管９の開口から垂直方向に若干間隔をあけ
た位置で終わっている。遮断機構１８が浄化ランス１５
に取り付けられている。ガス状の浄化媒体がハウジング
１内に導入される含じんガスの圧力より高い所定の圧力
で浄化ランス１５から排出導管９を経由してヘッダー８
内に強制注入される。そして、該ヘッダー８からそれに
取り付けられているフィルタ−要素７の内部に供給され
る圧力浄化媒体により、フィルタ−要素７の外側に形成
されたフィルタ−・ケ−キを吹き飛ばして除去すること
ができるようになっている。。
【００１４】クリーン・ガスの圧力を測定するための圧
力測定部１６がクリ−ン・ガスの流路内に設けられてい
る。フィルタ−・ハウジング１の外側に延設された排出
導管９を備えている図１に示す装置の場合、圧力測定部
１６はコレクタ１０または浄化ランス１５にとりつけら
れているほか、図１の右側に示したように排出導管にも
追加的に取り付けることができる。圧力測定部１６は制
御回路１７を介して遮断機構１３の駆動装置１２と接続
することができる。圧力測定部１６はコレクタ１０また
は浄化ランス１５に配置することが望ましい。コレクタ
１０がフィルタ−・ハウジング１の内部に配置されてい
る図２の場合、圧力測定部１６は浄化ランス１５に設け
ることが望ましい。
力測定部１６がクリ−ン・ガスの流路内に設けられてい
る。フィルタ−・ハウジング１の外側に延設された排出
導管９を備えている図１に示す装置の場合、圧力測定部
１６はコレクタ１０または浄化ランス１５にとりつけら
れているほか、図１の右側に示したように排出導管にも
追加的に取り付けることができる。圧力測定部１６は制
御回路１７を介して遮断機構１３の駆動装置１２と接続
することができる。圧力測定部１６はコレクタ１０また
は浄化ランス１５に配置することが望ましい。コレクタ
１０がフィルタ−・ハウジング１の内部に配置されてい
る図２の場合、圧力測定部１６は浄化ランス１５に設け
ることが望ましい。
【００１５】圧力測定部１６によって測定されたコレク
タ１０内または浄化ランス１５内の圧力が該圧力測定部
１６のメモリに記録されているクリ−ン・ガスの所定の
圧力レベルからずれた状態となると、そのずれは、該圧
力測定部１６に対応したフィルタ−要素７のグループの
うちの１つまたは複数のものが機能不全に陥ったことを
意味する。測定された圧力が所定の圧力レベルから高く
ずれた状態では、当該クル−プのうちの１つまたは複数
のフィルタ−要素７が破損して含じんがガスを漏洩させ
ていることを意味する。この場合には、遮断機構１３を
手動によりあるいは制御回路１７を介して自動的に閉止
してやることによって当該グループへの含ジンガスの供
給を断つことができる。図２に示す実施例のように、コ
レクタ１０がフィルタ−・ハウジング１の内部に配置さ
れている装置の場合には、浄化ランス１５の遮断機構１
８を閉止する。これにより浄化機能が働かなくなるので
当該グループのフィルター要素７は短時間のうちにケー
キが蓄積されて完全に目詰まりの状態となり、含じんガ
スを濾過して通過させることもはやできなくなる。遮断
機構１８の閉止は手動により行うようにしてもよく、圧
力測定部１６を利用して制御された状態で行うようにし
てもよい。
タ１０内または浄化ランス１５内の圧力が該圧力測定部
１６のメモリに記録されているクリ−ン・ガスの所定の
圧力レベルからずれた状態となると、そのずれは、該圧
力測定部１６に対応したフィルタ−要素７のグループの
うちの１つまたは複数のものが機能不全に陥ったことを
意味する。測定された圧力が所定の圧力レベルから高く
ずれた状態では、当該クル−プのうちの１つまたは複数
のフィルタ−要素７が破損して含じんがガスを漏洩させ
ていることを意味する。この場合には、遮断機構１３を
手動によりあるいは制御回路１７を介して自動的に閉止
してやることによって当該グループへの含ジンガスの供
給を断つことができる。図２に示す実施例のように、コ
レクタ１０がフィルタ−・ハウジング１の内部に配置さ
れている装置の場合には、浄化ランス１５の遮断機構１
８を閉止する。これにより浄化機能が働かなくなるので
当該グループのフィルター要素７は短時間のうちにケー
キが蓄積されて完全に目詰まりの状態となり、含じんガ
スを濾過して通過させることもはやできなくなる。遮断
機構１８の閉止は手動により行うようにしてもよく、圧
力測定部１６を利用して制御された状態で行うようにし
てもよい。
【図１】本発明の一実施例に従って構成されたガスを濾
過する装置を長さ方向に切断した概念的な断面図であ
る。
過する装置を長さ方向に切断した概念的な断面図であ
る。
【図２】本発明の他の実施例に従って構成されたガスを
濾過する装置を長さ方向に切断した概念的な断面図であ
る。
濾過する装置を長さ方向に切断した概念的な断面図であ
る。
１ フィルタ−・ハウジング
２ ジャケット
３ カバ−
４ ホッパ−
５ 出口継手
６ 入口継手
７ フィルタ−要素
８ ヘッダー
９ 排出導管
１０ コレクタ
１１ クリ−ン・ガス管路
１２ 駆動装置
１３ 遮断機構
１４ 接続管路
１５ 浄化ランス
１６ 圧力測定部
１７ 制御回路
１８ 遮断機構
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 フリ−ドリッヒ クラウケ
ドイツ連邦共和国、4030 リテンゲン
１、クロムフオルダ− アレ− 44デ−
(72)発明者 デイ−タ− ケニッヒ
ドイツ連邦共和国、4324 ハッチンゲ
ン、ノルトシュトラ−セ 43
(72)発明者 ウド カルトホフ
ドイツ連邦共和国、4330 ミユ−ルハイ
ム ル−ルバ−ケンドルファ− シュト
ラ−セ 50
(56)参考文献 特開 平３−238013（ＪＰ，Ａ)
国際公開87／007179（ＷＯ，Ａ１)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
B01D 46/42
B01D 46/24
Claims (2)
- 【請求項１】 複数のグループに分けてフィルター・ハ
ウジング（１）内に配置されていると共に、クリーン・
ガスを排出するために複数の排出導管（９）を介してク
リーンガスを集める複数のコレクタ（１０）と接続され
ている、ダストを含んだ高温のガスを濾過するための中
空のフィルター要素を監視する装置であって、それらフ
ィルター要素を浄化するための浄化媒体を吹き込む浄化
ランス（１５）が各グループのフィルター要素の排出導
管（９）の内部に向けられた態様で配置されている装置
において、前記複数の排出導管（９）はそれぞれフィル
ター・ハウジング（１）の内部から外方へ延設されてい
るとともに、該フィルター・ハウジング（１）の外側で
前記複数のコレクタ（１０）とそれぞれ接続されている
こと、各コレクタ（１０）または各排出導管（９）と協
働する各浄化ランス（１５）にクリーン・ガスの圧力を
測定するための圧力測定部（１６）が配設されているこ
と、各排出導管（９）にはダクトを含んだ高温のガスま
たは浄化媒体の各グループのフィルター要素への供給を
遮断し得る遮断機構（１３）が配設されていること、及
び、該遮断機構（１３）は前記圧力測定部（１６）によ
り制御可能に構成されていることを特徴とする装置。 - 【請求項２】 複数のグループに分けてフィルター・ハ
ウジング（１）内に配置されていると共に、クリーン・
ガスを排出するために複数の排出導管（９）を介してク
リーンガスを集める複数のコレクタ（１０）と接続され
ている、ダストを含んだ高温のガスを濾過するための中
空のフィルター要素を監視する装置であって、それらフ
ィルター要素を浄化するための浄化媒体を吹き込む浄化
ランス（１５）が各グループのフィルター要素の排出導
管（９）の内部に向けられた態様で配置されている装置
において、前記複数の排出導管（９）はフィルター・ハ
ウジング（１）の内部から外方へ延設されているクリー
ン・ガス管路（１１）と該ハウジング（１）内において
前記複数のコレクタ（１０）及び接続管（１４）を介し
てそれぞれ接続されていること、各排出導管（９）と協
働する各浄化ランス（１５）にクリーン・ガスの圧力を
測定するための圧力測定部（１６）が配設されているこ
と、各排出導管（９）にはダクトを含んだ高温のガスま
たは浄化媒体の各グループのフィルター要素への供給を
遮断し得る遮断機構（１３）が配設されていること、及
び、該遮断機構（１３）は前記圧力測定部（１６）によ
り制御可能に構成されていることを特徴とする装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE1992P4226144.9 | 1992-08-07 | ||
| DE9242261 | 1992-08-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0686909A JPH0686909A (ja) | 1994-03-29 |
| JP3513574B2 true JP3513574B2 (ja) | 2004-03-31 |
Family
ID=6887787
Family Applications (3)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18688193A Expired - Fee Related JP3513574B2 (ja) | 1992-08-07 | 1993-06-30 | フィルタ−要素を監視する装置 |
| JP5214983A Pending JPH06292811A (ja) | 1992-08-07 | 1993-08-06 | ダストを含んだ高温高圧のガスを濾過する装置 |
| JP5214984A Pending JPH06292810A (ja) | 1992-08-07 | 1993-08-06 | フィルター要素を監視する方法 |
Family Applications After (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (3) | JP3513574B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2937128A1 (de) * | 2014-04-25 | 2015-10-28 | Siemens VAI Metals Technologies GmbH | Überwachung einer druckgasbasierten Abreinigung bei einer Schlauchfilteranlage |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18688193A patent/JP3513574B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1993-08-06 JP JP5214983A patent/JPH06292811A/ja active Pending
- 1993-08-06 JP JP5214984A patent/JPH06292810A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0686909A (ja) | 1994-03-29 |
| JPH06292810A (ja) | 1994-10-21 |
| JPH06292811A (ja) | 1994-10-21 |
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