JP3513445B2 - 画像通信システムおよび画像通信装置 - Google Patents

画像通信システムおよび画像通信装置

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JP3513445B2
JP3513445B2 JP30320699A JP30320699A JP3513445B2 JP 3513445 B2 JP3513445 B2 JP 3513445B2 JP 30320699 A JP30320699 A JP 30320699A JP 30320699 A JP30320699 A JP 30320699A JP 3513445 B2 JP3513445 B2 JP 3513445B2
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武弘 吉田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メール情報を
受信するファクシミリ装置等の画像通信装置、およびフ
ァクシミリ通信システム等の画像通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置やファクシミリ
通信システムにおいて、送信すべきファクシミリ通信に
重要度情報を付加して送信する場合、そのファクシミリ
送信すべき原稿が複数ページあるときに、該当ページの
原稿そのものに、所望の重要度に相当する画像、たとえ
ば「最重要」等の文字を上書きし、それをスキャナ等で
読み取り、通常のファクシミリ手順によって送信する。
【0003】また、そのファクシミリ受信側ではそれを
通常通り受信し、印字等によって出力する。したがっ
て、ファクシミリ受信側では、「最重要」等の文字が上
書きされている受信画像を目視できるので、その重要度
が一目瞭然である。
【0004】一方、電子メールシステムでは、作成した
電子メールに重要度情報を付加して送信することができ
る。たとえば、電子メールの送信側において、パーソナ
ルコンピュータ等の情報データ装置上で、電子メールを
作成するメーラソフトによって電子メールを作成すると
きに、「最高」、「高い」、「普通」、「低い」、「最
低」というように、5段階の重要度を設定し、その電子
メール情報に添付して送信することが可能である。
【0005】電子メールの受信側では、それを受信した
ときに、各電子メール上で、または受信リスト上で、各
電子メールの重要度を一目瞭然で確認することができ
る。
【0006】また、電子メールシステムが一般に普及す
るにつれて、従来のファクシミリ装置を改良したファク
シミリ型電子メール装置によって電子メール情報を送受
信できる技術が提案されている(特開平8−24232
6号公報)。
【0007】さらに、送信された電子メールをネットワ
ークが一旦受信し、それを従来のファクシミリ装置が受
信できるように、電子メール情報をファクシミリ形式デ
ータに変換した後に、ファクシミリ装置へ送信するシス
テムも発表されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、現状のファク
シミリ通信システムやファクシミリ装置では、電子メー
ルに付加されている重要度情報を受信して出力する有効
な手段がないので、ネットワークが、電子メール情報を
受信し、この受信した電子メールを送信すると、その電
子メール情報に付加されている重要度情報を、指定され
た宛先の画像通信装置が受信することができないという
問題がある。
【0009】本発明は、電子メール情報を受信するファ
クシミリ装置等の画像通信装置や画像通信システムにお
いて、電子メール情報に添付されている重要度情報を、
上記画像通信装置が受信することができる画像通信シス
テム、画像通信装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、受信した電子
メール情報をファクシミリ形式データに変換し、指定さ
れた宛先の画像通信装置へ送信し、ネットワークで構成
されている画像通信システムにおいて、上記電子メール
情報に含まれている重要度情報を識別する手段と、上記
電子メール情報から変換されたファクシミリ形式データ
とともに、上記識別された重要度情報を、上記画像通信
装置へ送信する手段と、上記電子メール情報から上記重
要度情報を識別すると、上記重要度情報を、送信すべき
ファクシミリ形式データの属性値として、ファクシミリ
形式データに付加し、送信する手段とを上記ネットワー
クが有することを特徴とする画像通信システムである。
【0011】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の第
1の実施例であるファクシミリ通信システムFCS1を
示す構成図である。
【0012】ファクシミリ通信システムFCS1は、情
報データ装置11から受信した電子メール情報を、ネッ
トワーク12が、ファクシミリ形式の画像データに変換
し、指定された宛先のファクシミリ装置13へ送信する
ときに、上記電子メール情報に含まれる重要度情報を識
別し、その重要度に対応するファクシミリ形式の画像デ
ータを、上記電子メール情報から変換されたファクシミ
リ形式画像データとともにファクシミリ装置13へ送信
するシステムである。
【0013】ファクシミリ通信システムFCS1は、電
子メールを送信することができるパーソナルコンピュー
タ、ワークステーション、モバイルコンピュータ等の情
報データ端末11と、情報データ端末11から送信され
た電子メール情報を受信すると、ファクシミリ形式デー
タに変換し、指定された宛先のファクシミリ装置へ送信
するネットワーク12と、ファクシミリ形式データを受
信することができるファクシミリ装置13とによって構
成されている。
【0014】ここで、情報データ端末である情報データ
装置11は、LANや公衆回線、または専用線を使用
し、パソコン通信システムのBBSホストや、インター
ネットサーバに接続し、一般に使用されている形式の電
子メールを、ネットワーク12へ送信する。この場合、
最終目的の宛先であるファクシミリ装置13の宛先番号
をも、同時にネットワーク12へ送る。
【0015】また、ネットワーク12は、公衆回線また
は専用線に接続されるワークステーションやハードディ
スク等で構成され、送信された電子メール情報を受信す
ると、ファクシミリ形式の画像データに変換し、指定さ
れた宛先のファクシミリ装置へ送信するサービスを始め
とするさまざまな便利なサービスをユーザに提供するも
のである。
【0016】図2は、ファクシミリ通信システムFCS
1におけるファクシミリ装置13の構成を示すブロック
図である。
【0017】ここで、ファクシミリ装置13は、基本的
には、一般に広く使われているファクシミリ装置でもよ
い。
【0018】すなわち、ファクシミリ装置13は、装置
の制御を行うCPU201と、装置制御のプログラムを
格納するROM202と、CPU201の動作や装置の
動作に必要なパラメータ、データ、また、送信や受信す
る画像データ、データファイル、文字コード形式データ
等を格納するRAM203と、使用者が装置動作を指定
するために装置を操作したり、装置の状態を表示したり
する操作パネル204と、ファクシミリ送信原稿や複写
原稿をカラー画像または白黒画像として読み取る読取部
205と、ファクシミリ受信原稿や複写原稿、またはフ
ァイル原稿をカラーまたは白黒でプリントアウトする記
録部206と、ファクシミリ送受信のための通信プロト
コルの制御や送受信、信号の変復調の制御、公衆回線2
08に接続し、発呼制御や着呼検出等を行う通信制御ユ
ニット207とによって構成されている。
【0019】ファクシミリ装置13が、一般に広く使わ
れているファクシミリ装置と異なる点は、電子メール情
報を受信する画像通信装置である点と、電子メール情報
に含まれている重要度情報を識別する手段を有する点
と、上記識別された上記重要度情報を使用する手段を有
する点とである。
【0020】なお、ここでは、スタンドアローンのファ
クシミリ装置13の構成を示してあるが、ファクシミリ
通信機能をもった装置であれば、いかなるものをも適用
可能である。たとえば、ファクシミリ装置13の代わり
に、パーソナルコンピュータ等の情報端末装置上に通信
機能を有するハードウェアとファクシミリ機能を有する
アプリケーションソフトとを搭載した画像通信装置を使
用するようにしてもよい。
【0021】また、ファクシミリ形式データとは、IT
U−T勧告T.4に規定してあるMH、またはMR、M
MRで圧縮された画像データや、データファイル、文字
コード形式データ等のことである。
【0022】図3は、従来例の情報データ端末11が送
信した電子メール情報の例と、ファクシミリ装置13が
受信した画像データの例とを示す図である。
【0023】図3において、電子メール情報31は、通
常の電子メールのようにヘッダ部32とメッセージ本体
部33とによって構成されている。ヘッダ部32は、送
り手のメールアドレスや宛先アドレス、情報データ装置
11上にある電子メールを送るためのアプリケーション
ソフト(メーラソフト)のバージョン、メッセージ本体
部33の属性(コンテントタイプ)、そしてこの電子メ
ールの重要度を示す重要度情報等が含まれる。
【0024】ここで、上記重要度は、通常、電子メール
のメッセージを作成したときに、ユーザがメーラソフト
上で選択して付加することができ、たとえば「最高」、
「高い」、「普通」、「低い」、「最低」の中から選択
されるものである。図3の例では「最高」(1、Hig
hest)が設定してある。
【0025】また、宛先アドレスは、“#12#123
45678@network.co.jp”となってい
るが、#12は、この電子メールをファクシミリ形式デ
ータに変換し、ファクシミリ装置13へ送信する処理を
要求する識別番号を示し、次の#の後の1234567
8は、最終目的の宛先であるファクシミリ装置の宛先番
号を示し、@の後のnetwork.co.jpは、こ
の電子メールがインターネットを介してネットワーク1
2へ送信されることを示す。
【0026】また、メッセージ本体部33は、文字コー
ド形式データやファイル形式データ等で構成されてい
る。
【0027】一方、ネットワーク12が、上記電子メー
ル情報31を変換し、送信し、ファクシミリ装置13が
受信する受信画像34は、必要な情報がファクシミリ形
式の画像データとして送られてくるので、ファクシミリ
装置13は、それをそのまま出力すればよい。
【0028】すなわち、受信画像34のヘッダは、日時
情報、送信元の電子メールアドレス、ページ番号等を含
む。そして、送信元を表わす名前や送信先を表わす名前
は、ネットワーク12に予め登録されているので、それ
らの名前を、ネットワーク12は、ファクシミリ画像形
式のデータに変換する。
【0029】ところで、従来例では、図3に示すよう
に、電子メール情報31のヘッダ部32に含まれる重要
度情報をファクシミリ装置13へ伝える手段がなかった
ので、受信画像34には、何ら重要度を示す情報が反映
されず、すなわちファクシミリ装置13側のユーザには
その情報が伝えられず、使い勝手が悪い。
【0030】図4は、上記実施例であるファクシミリ通
信システムFCS1において、情報データ端末11が送
信した電子メール情報の例と、ファクシミリ装置13が
受信した画像データの例とを示す図である。
【0031】ファクシミリ通信システムFCS1では、
図4に示すように、ファクシミリ装置13の受信画像4
4に、たとえば「最重要」という文字を含んだ画像が付
加され、送信された電子メール31に含まれる重要度情
報が、送信先へ問題なく伝えることが可能である。
【0032】次に、ファクシミリ通信システムFCS1
におけるネットワーク12の動作について説明する。
【0033】図5は、ファクシミリ通信システムFCS
1におけるネットワーク12の動作を示すフローチャー
トである。
【0034】まず、図5において、ネットワーク12
は、電子メール31を受信すると(S501)、重要度
情報がヘッダ部32に含まれているか否かを検索する
(S502)。
【0035】重要度情報が含まれていない場合、すなわ
ち重要度がたとえば「普通」の場合は、変換された電子
メールを、そのままファクシミリ装置13へ送信する
が、重要度情報が含まれている場合は、重要度情報の内
容を識別する(S503)。
【0036】次に、ステップS503で識別した重要度
情報に応じた予め登録されている画像のファクシミリ形
式データを、たとえばネットワーク12のハードディス
クから呼び出し、電子メール情報を変換したファクシミ
リ形式の画像データに付加する処理を行う(S50
4)。
【0037】ここで、「最重要」という文字を含んだ画
像を付加する場所は、電子メール情報31のヘッダ部3
2に該当する部分であるので、メッセージ本体部33
は、何ら影響を受けない。
【0038】そして、送られてきた重要度情報に対応し
た画像を付加したファクシミリ形式の画像データを、フ
ァクシミリ装置13へ送信し(S505)、ファクシミ
リ通信システムFCS1におけるネットワーク12の動
作を終了する。
【0039】一方、ファクシミリ装置13は、従来の構
成を何ら変更することなく、ネットワーク12から送ら
れてくる重要度情報が付加された画像情報を、問題なく
受信することができる。
【0040】ここでは、電子メール31のヘッダ部32
情報と、メッセージ本体部33情報とを同一ページに載
せて送信する例を示したが、重要度情報の画像を含むヘ
ッダ部32情報を、表紙として第1ページに載せ、メッ
セージ本体部33情報を、第2ページ以降に載せるよう
にしてもよい。
【0041】また、ここでは、ネットワーク12が受信
した電子メールを、ファクシミリ形式の画像データに変
換して送信する例を示したが、たとえば、ITU−T勧
告T.4、T.30に規定してあるデータファイル、文
字コード形式データ等に変換して送信するようにしても
よい。
【0042】特に、文字コード形式データの場合、ネッ
トワーク12が受信する電子メール31のヘッダ部32
は、文字コード形式で受信するので、ネットワーク12
は、文字コード形式データである重要度情報を全く変換
する必要がなく、そのままの形でファクシミリ形式の文
字コードデータに変換して送信することができ、ネット
ワーク12の処理量の削減が可能になる。
【0043】また、ここで説明した重要度情報をファク
シミリ形式の画像データに変換するのではなく、送信す
るファクシミリデータの属性値として送信するようにし
てもよい。すなわち、たとえばITU−T勧告T.43
4記載のバイナリ・ファイル・トランスファー(BF
T)モードのファイル属性に、上記重要度情報を新たに
拡張して追加し、ネットワーク12は、受信した電子メ
ールをファクシミリ装置13へ送信するために、ファイ
ルに変換するときに、上記電子メールの重要度情報をフ
ァイル属性の1つとして付加し、ファクシミリ装置13
へ送信することが可能になる。
【0044】また、ここで、ネットワーク12が受信し
た電子メール情報をファクシミリ装置13へ送信するた
めに、ファクシミリ形式の画像データや文字コード形式
データに変換する場合も、そのデータに新たに重要度情
報用の拡張属性値を設け、上記重要度情報を格納して送
信することも可能である。
【0045】次に、本発明の第2の実施例であるファク
シミリ通信システムFCS2について説明する。
【0046】ファクシミリ通信システムFCS2は、フ
ァクシミリ通信システムFCS1と同様に、情報データ
装置11と、ネットワーク12と、ファクシミリ装置1
3とによって構成されている。また、情報データ装置1
1やネットワーク12、ファクシミリ装置13のそれぞ
れの内部構成も、ファクシミリ通信システムFCS1に
おけるそれぞれの構成と同様であるとする。
【0047】すなわち、一般に存在するファクシミリ装
置の構成に、少量の改良を加えるだけで、ファクシミリ
通信システムFCS2を容易に実現することができる。
【0048】図6は、ファクシミリ通信システムFCS
2におけるファクシミリ制御手順信号の中で、DIS信
号の形式と、その拡張エリアと、各ビットとの定義を示
す図である。
【0049】図7は、ファクシミリ通信システムFCS
2におけるファクシミリ制御手順信号の中で、DCS信
号の形式と、その拡張エリアと、各ビットとの定義を示
す図である。
【0050】図8、図9は、ファクシミリ通信システム
FCS2において、ネットワーク12とファクシミリ装
置13との間のファクシミリ制御手順の動作シーケンス
を示す図である。
【0051】ファクシミリ通信システムFCS2では、
ネットワーク12によって受信した電子メール情報を、
ファクシミリ形式のデータに変換し、指定された宛先の
ファクシミリ装置13へ送信するときに、ファクシミリ
装置13は、ファクシミリ制御手順の1つであるDIS
信号に拡張エリアを設け、重要度情報識別能力の有無を
宣言し、ネットワーク12は、上記DIS信号の内容に
応じて、ファクシミリ装置13に重要度識別能力がある
場合は、上記電子メール情報に含まれる重要度情報を識
別し、その重要度に対応するデータを、ファクシミリ制
御手順信号の1つであるDCS信号に設けた拡張エリア
に格納し、ファクシミリ装置へ送信する。
【0052】一方、ファクシミリ装置13は、DCS信
号を受信したときに、その中に格納してある重要度情報
を識別する。
【0053】図10、図11は、それぞれ、ファクシミ
リ通信システムFCS2において、ネットワーク12の
動作と、ファクシミリ装置13の動作とを示すフローチ
ャートである。
【0054】まず、図10に示すフローチャートにおい
て、ネットワーク12は、電子メール31を受信する
と、受信した電子メール情報をファクシミリ形式のデー
タに変換し、指定された宛先のファクシミリ装置を呼び
出し(S1001)、ITU−T勧告T.30に規定さ
れているファクシミリ制御手順を開始する(S100
2)。すなわち、CNG信号を送出する。
【0055】一方、ファクシミリ装置13は、図11の
待機状態から着信を受けると(S1101)、ITU−
T勧告T.30に規定されているファクシミリ制御手順
を開始する(S1102)。すなわち、以下のようなD
IS信号をネットワーク12に送る。
【0056】このときに、ファクシミリ装置13が、重
要度情報識別能力がない場合(S1103)、DIS信
号の拡張エリアにおいて能力なしを宣言する(S110
4)。
【0057】図6の上部は、DIS信号のフォーマット
(HDLCフォーマット)を示し、その情報部の最後の
1バイトを、重要度情報拡張エリアとして当てる。そし
て、図6の下部の表に示す重要度情報識別能力に応じた
ビットを格納する。
【0058】図8にも示してあるように、ビット8に0
をセットし、重要度情報拡張エリアを含んだDIS信号
を生成する(Xは、規定なしを示す)。
【0059】または、従来通りDIS信号の重要度情報
用の拡張エリアを設けずに、DIS信号を生成するよう
にしてもよい。
【0060】ファクシミリ装置13は、重要度情報識別
能力なしを宣言した場合、従来通りのファクシミリ制御
手順とファクシミリ形式データの受信とを行い(S11
04)、ファクシミリ受信を終了し(S1108)、第
2の実施例のファクシミリ装置13の全動作を終了す
る。
【0061】一方、ファクシミリ装置13で、重要度情
報識別能力ありの場合(S1103)、DIS信号の拡
張エリアにおいて、能力ありを宣言する(S110
5)。
【0062】重要度情報識別能力なしの場合と同様に、
図6のDIS信号の情報部における最後の1バイトを、
重要度情報拡張エリアとして当て、図9に示しているよ
うに、ビット8に「1」をセットし、重要度情報拡張エ
リアを含んだDIS信号を生成する(Xは、規定なしを
示す)。
【0063】図10において、ネットワーク12は、D
IS信号を受信すると、DIS信号の内容を解析し、フ
ァクシミリ装置12に重要度情報識別能力の有無を識別
する(S1003)。すなわち、DIS信号の重要度情
報用の拡張エリアがあるか否かを識別し、上記拡張エリ
アがない場合か、または拡張エリアがあっても、拡張エ
リアのビット8が「0」であれば、重要度情報識別能力
が無いと識別し、拡張エリアのビット8が「1」であれ
ば、重要度情報識別能力が有ると識別する。
【0064】重要度識別能力がなしの場合(S100
3)、ネットワーク12は、重要度情報なしを、DCS
信号の拡張エリアに付加して送信する(S1004)。
【0065】具体的には、図7の上部は、DCS信号の
フォーマット(HDLCフォーマット)を示し、その情
報部の最後の1バイトを、重要度情報拡張エリアに当て
る。そして、図7の下部の表に示す重要度情報に応じた
ビットを格納する。ビット8には、重要度情報の有無を
示す値を格納し、重要度情報がある場合、さらにビット
1、2、3にその該当する値を格納する。
【0066】すなわち、図8に示してあるように、ビッ
ト8に「0」をセットし、重要度情報拡張エリアを含ん
だDCS信号を生成し、送信する(Xは、規定なしを示
す)。
【0067】そして、ファクシミリ送信を終了し(S1
008)、第2の実施例のネットワーク12の動作を終
了する。
【0068】一方、重要度識別能力がありの場合(S1
003)、ネットワーク12は、受信した電子メール3
1の重要度情報がヘッダ部32に含まれているか否かを
検索する(S1005)。この検索は、ステップS10
01とステップS1003との間で実行するようにして
もよい。
【0069】重要度情報が含まれていない場合、すなわ
ち、重要度がたとえば「普通」の場合は、ファクシミリ
装置13の重要度識別能力なしの場合と同様に、重要度
情報なしをDCS信号の拡張エリアに付加し、送信する
(S1004)。そして、ファクシミリ送信を終了し
(S1008)、第2の実施例のネットワーク12の動
作を終了する。
【0070】上記説明では、送信先のファクシミリ装置
13が重要度情報式別能力をもっていない場合、また
は、電子メールに重要度情報が含まれていない場合に、
DCS信号に拡張エリアを設け、重要度情報なし(ビッ
ト8:0)をセットし、送信する例を示したが、特に、
拡張エリアを設けずに、DCS信号を従来通り作成し、
送信し、変換された電子メールをそのままファクシミリ
装置13へ送信しても、何ら問題はない。
【0071】一方、重要度情報が含まれている場合(S
1005)、重要度情報の内容を識別する(S100
6)。
【0072】ここで、受信した電子メール情報をファク
シミリ形式のデータに変換するのは、DIS信号を受信
し、受信側ファクシミリ装置13の受信能力が判明して
からでもよい。
【0073】次に、ステップS1006で識別した重要
度情報に応じたビットを作成し、DCS信号の拡張エリ
アに格納して送信する(S1007)。
【0074】すなわち、図7の上部に示すように、DC
S信号のフォーマット(HDLCフォーマット)の情報
部の最後の1バイトを重要度情報拡張エリアに当て、図
7の下部の表に示す重要度情報に応じたビットを格納す
る。
【0075】図9に示すように、たとえば識別した重要
度情報が「最高」である場合(S1006)、拡張エリ
アのビット3、2、1にそれぞれ1、0、0を格納し、
重要度拡張エリアを含んだDCS信号を生成する。
【0076】そして、ネットワーク12は、ファクシミ
リ送信を終了し(S1008)、第2の実施例の全動作
を終了する。
【0077】一方、ファクシミリ装置13の動作は、D
IS信号によって重要度情報式別能力ありを宣言した後
(S1105)、ネットワーク12からDCS信号を受
信し(S1106)、まず、重要度拡張エリアが含まれ
ているか否かを識別する。重要度拡張エリアが含まれて
いなければ、重要度情報はないと判断し、そのままファ
クシミリ受信を実行し、ファクシミリ受信を終了し(S
1108)、第2の実施例のファクシミリ装置13の全
動作を終了する。
【0078】また、DCS信号に重要度拡張エリアが含
まれている場合(S1106)、その内容を識別する
(S1107)。すなわち、拡張エリアの中のビットを
読み取り、図7に示す表を照会し、ビット8の重要度情
報の有無を確認し、ビット1、2、3によって具体的な
重要度情報を識別する。
【0079】続いて、ファクシミリ受信を行い、ファク
シミリ受信動作を終了し(S1108)、ネットワーク
12の第2の実施例の全動作を終了する。
【0080】ここでは、重要度情報式別能力を宣言する
機能をDIS信号に設け、送信する重要度情報の有無の
情報ビットをDCS信号に設けたが、これらを用いず
に、単にDCS信号に設けた重要度情報用の3ビツトの
みを用いて、ネットワーク12からファクシミリ装置1
3へ重要度情報を送信するようにしてもよい。
【0081】次に、本発明の第3の実施例であるファク
シミリ通信システムFCS3について説明する。
【0082】ファクシミリ通信システムFCS3におい
ても、図1に示すように情報データ装置11、ネットワ
ーク12、ファクシミリ装置13で構成するものとす
る。
【0083】また、情報データ装置11やネットワーク
12、ファクシミリ装置13のそれぞれの内部構成も、
ファクシミリ通信システムFCS1の場合と同様とす
る。
【0084】すなわち、一般に存在するファクシミリ装
置の構成に少量の改良を加えるだけで、ファクシミリ通
信システムFCS3を容易に実現できる。
【0085】図12は、ファクシミリ通信システムFC
S3におけるファクシミリ制御手順信号の中で、DTC
信号の形式とその拡張エリアと、各ビットとの定義を示
す図である。
【0086】図13、図14は、ファクシミリ通信シス
テムFCS3におけるネットワーク12とファクシミリ
装置13との間のファクシミリ制御手順の動作シーケン
スを示す図である。
【0087】ファクシミリ通信システムFCS2は、ネ
ットワーク12が発呼してファクシミリ送信し、ファク
シミリ装置13が呼を受けてファクシミリ受信する例で
あるが、ファクシミリ通信システムFCS3では、ファ
クシミリ装置13から発呼してネットワーク12がその
呼を受けてファクシミリ送信し、ファクシミリ装置13
がファクシミリ受信するようなファクシミリポーリング
動作の場合について説明する。このような場合も、上記
と同様に、上記実施例を適用することが容易に可能であ
る。
【0088】まず、図12に示すように、ファクシミリ
通信システムFCS2におけるDIS信号と同様に、フ
ァクシミリ制御手順信号の1つであるDTC信号に重要
度情報用の拡張エリアを設け、そのビット8に重要度情
報識別能力の有無を示すデータをセットできるようにす
る。
【0089】図13、図14に示すように、ファクシミ
リ装置13から発呼する場合は、DIS信号のやり取り
の後、ファクシミリ装置13は、その受信能力を宣言す
るDTC信号をネットワーク12へ送信する。
【0090】ここで、DIS信号は従来のものである。
【0091】図13では、ファクシミリ装置13が重要
度情報識別能力なしを宣言するので、ビット8に「0」
をセットした例を示している。したがって、ネットワー
ク12は、ファクシミリ通信システムFCS2と同様
に、DCS信号の拡張エリアのビット8に「0」をセッ
トし、重要度情報を送らない。
【0092】図14では、ファクシミリ装置13が重要
度情報識別能力ありを宣言するために、ビット8に
「1」をセットした例を示している。したがって、ネッ
トワーク12は、ファクシミリ通信システムFCS2と
同様に、DCS信号の拡張エリアのビット8に「1」を
セットし、ビット1、2、3のそれぞれに、「最高」の
重要度を示す0、0、1をセットし、重要度情報を送
る。
【0093】このように、ファクシミリポーリング動作
の場合でも、上記と同様に、上記実施例を適用すること
が容易に可能である。
【0094】ファクシミリ通信システムFCS2、FC
S3のように、ファクシミリ制御手順を使うことによっ
て、現状のファクシミリ通信システムやファクシミリ装
置に何ら大きな変更を与えることなく、ネットワーク1
2は、重要度情報を容易に送信することができ、また、
ファクシミリ装置13は、受信することが確実に実現で
きる。また、情報の本体部と別に、重要度情報を送信、
受信することができるので、情報の本体部と合体させた
り、切り分けるという処理が必要なく、後の処理がより
簡単に実現できる。
【0095】以上、重要度情報を送信、受信する実施例
を述べてきたが、上記説明した重要度情報をファクシミ
リ形式の画像データや、文字コードデータ、属性値に変
換する各方法や、ファクシミリ制御手順信号に上記重要
度情報を格納して送信、受信する方法を2つ以上組み合
わせ、ネットワーク12はファクシミリ装置13へ送信
するようにしてもよい。このようにすることによって、
重要度情報の送受信の確実性が増すばかりでなく、その
情報の取り扱いがより簡易になる。
【0096】また、上記実施例において、送信側が、電
子メールの本体情報とその重要度情報とを送信するネッ
トワークであることを説明したが、ファクシミリ機能を
もった装置であれば少量の改良を加えるだけでいかなる
ものも適用でき、容易に重要度情報を送信することがで
きる。
【0097】ファクシミリ装置13が、一般に広く使わ
れているファクシミリ装置と異なる点は、電子メール情
報を受信する画像通信装置である点と、電子メール情報
に含まれている重要度情報を識別する手段を有する点
と、上記識別された上記重要度情報を使用する手段を有
する点とである。
【0098】つまり、ファクシミリ装置13は、文字コ
ード形式の重要度情報を受信し、上記重要度情報を識別
する手段を有する画像通信装置の例であり、受信したフ
ァクシミリデータの属性値に含まれている重要度情報を
識別する手段を有する画像通信装置の例であり、ファク
シミリ制御手順信号に付加されている重要度拡張情報に
よって、重要度情報を受信し、その内容を識別する手段
を有する画像通信装置の例であり、ファクシミリ制御手
順信号に重要度拡張情報を付加し、上記重要度拡張情報
の内容に応じて、上記重要度情報を受信するか否かを選
択して実行する画像通信装置の例である。
【0099】また、ファクシミリ装置13において、重
要度拡張情報は、ITU−T勧告T.30に規定されて
いるDCS信号に設けられ、また、上記重要度拡張情報
は、ITU−T勧告T.30に規定されているDIS、
DTC信号に設けられる情報である。
【0100】また、上記実施例によれば、ファクシミリ
装置は、電子メール情報に付加されていた重要度情報を
受信し、識別し、使用できるようになるので、その重要
度情報に基づいて、次の処理が可能になる。
【0101】●受信したファクシミリ画像に、重要度を
表わす所定の重要度画像を付加して出力することができ
るので、重要度を示す画像を取り扱う処理が容易にな
り、たとえばユーザフレンドリーな重要度を示す画像を
受信したファクシミリ形式データに付加して出力する。
【0102】●受信したファクシミリ画像が複数ページ
ある場合、全ページに重要度を表わす所定の重要度を表
わす画像を、所定の位置に付加して出力することができ
るので、もれのない重要度情報付加が容易に実現可能と
なる。
【0103】●受信したファクシミリ画像が複数ページ
ある場合、第1ページのみに重要度を表わす所定の重要
度を表わす画像を、所定の位置に付加して出力すること
ができるので、付加的な情報の1つである重要度情報を
余計に全ての受信画像に付けることがなくなる。
【0104】●全ページに付加するか第1ページのみに
付加するかはユーザが選択できるので、よりユーザフレ
ンドリーなファクシミリ装置を供給することが可能にな
る。
【0105】●所定の重要度画像を、ファクシミリ画像
の異なる色で出力することができるので、より視覚的に
その重要度を示すことが可能になる。
【0106】●ファクシミリ装置が、複数の記録紙カセ
ットを有し、上記重要度情報を識別すると、識別した重
要度情報に応じて印字する記録紙を供給するカセットを
選択することが可能であるので、カセットにセットする
記録紙の色や模様をユーザが変えることが可能になり、
より視覚的にその重要度を示すことが可能になる。
【0107】●ファクシミリ装置が記録紙出力ソータを
有し、上記重要度情報を識別すると、識別した重要度情
報に応じて印字した記録紙を排出するソータを選択する
ことができるので、各重要度に対応したソータを割り当
て、識別した重要度情報に応じて、記録紙を該当するソ
ータに排出することが容易に実現可能となり、使い勝手
の良いファクシミリ装置が提供可能となる。
【0108】●上記重要度情報を識別すると、通信管理
レポート上の該当する通信に重要度を表わす画像を付加
して出力することができるので、過去のファクシミリ通
信を一括してみるときにそれぞれの重要度情報も容易に
見ることが可能になる。
【0109】●上記重要度を表わす画像は、他の通信管
理レポート上の画像と異なる色で出力することができる
ので、より視覚的にそれぞれの通信の重要度を示すこと
が可能になる。
【0110】●上記重要度情報を識別すると、表示部に
上記重要度情報を表示することが可能になるので、ファ
クシミリ装置での重要度情報出力手段が増え、さらに便
利なファクシミリ装置の提供が可能になる。
【0111】●DRAMやハードディスク等メモリを備
えたファクシミリ装置において、印字等による出力処理
をした後も重要度の高いものはメモリに残し、重要度の
低いものはメモリから消去するすようにできるので、メ
モリ使用の高度な効率が図れる。
【0112】
【発明の効果】請求項1、13記載の画像通信システ
ム、画像通信方法によれば、上記ネットワークは、電子
メール情報から重要度情報を識別すると、送信するファ
クシミリデータの属性値としてファクシミリ形式データ
に付加して送信することができるようになるので、受信
するファクシミリデータの属性値を受信できる受信側画
像通信装置は、何ら新規に手を加えることなくそのファ
クシミリ形式データをそのまま受信することが可能とな
。が可能となる。
【0113】請求項2記載の画像通信システムによれ
ば、上記ネットワークは電子メール情報から重要度情報
を識別すると、識別した重要度情報に対応した所定の重
要度画像を送信するファクシミリ形式データに付加し、
ファクシミリ送信を行うことができるようになるので、
受信側画像通信装置は何ら新規に手を加えることなくそ
のファクシミリ形式データをそのまま受信することが可
能となる。
【0114】請求項3記載の画像通信システムによれ
ば、上記ネットワークは電子メール情報から重要度情報
を識別すると、上記重要度情報を文字コード形式で送信
することができるようになるので、上記ネットワークは
電子メール情報上で文字コード形式で記述されている重
要度情報を、何ら手を加えることなく送信することが可
能になり、また文字コード形式データを受信できる受信
側画像通信装置は、何ら新規に手を加えることなくその
ファクシミリ形式データをそのまま受信することが可能
となる。
【0115】請求項4記載の画像通信システムによれ
ば、上記ネットワークは、電子メール情報から重要度情
報を識別すると、ファクシミリ制御手順信号に付加した
重要度拡張情報に上記重要度情報を格納して、送信を行
うことができるようになるので、すなわち送信したい情
報本体とは別に、重要度情報を送ることができるように
なり、上記ネットワークは、送信する情報本体に、何ら
手を加えることなく、別に重要度情報を送信することが
可能になり、また受信側画像通信装置は受信する情報本
体と別に、重要度情報を送信、受信することが可能とな
り、情報本体と重要度情報を別に取り扱うことが容易に
なる。
【0116】請求項5記載の画像通信システムによれ
ば、上記重要度拡張情報は、ITU−T勧告T.30に
規定されるDCS信号に設けることができるようになる
ので、既存の画像通信システムや画像通信装置で容易に
対応が可能となる。
【0117】請求項6記載の画像通信システムによれ
ば、ファクシミリ制御手順信号に重要度拡張情報を付加
することによって、この重要度拡張情報の内容に基づい
て、重要度情報を送信するか否かを選択して実行するこ
とができるようになるので、電子メール情報本体を送信
する前に受信側画像通信装置の重要度情報受信能力を確
認することが容易に可能となる。
【0118】請求項7記載の画像通信システムによれ
ば、上記重要度拡張情報はITU−T勧告T.30に規
定されるDIS、DTC、DCS信号に設けることがで
きるようになるので、既存の画像通信システムや画像通
信装置で容易に対応が可能となる。
【0119】請求項8記載の画像通信装置によれば、上
記重要度拡張情報は、ITU−T勧告T.30に規定さ
れるDCS信号に設けることができるようになるので、
既存のファクシミリ装置で容易に対応が可能となる。
【0120】請求項9記載の画像通信装置によれば、文
字コード形式の重要度情報を受信して、該当する重要度
情報を識別することができるようになるので、現在の構
成を変更することなく、または簡易な構成を追加するだ
けで重要度情報識別が可能となり、識別した重要度に応
じた処理動作が容易に可能となり、たとえばファクシミ
リ受信装置のユーザに重要度を通知する手段が容易に実
現可能となる
【0121】請求項10記載の画像通信装置によれば、
受信したファクシミリデータの属性値に含まれる重要度
情報を識別することができるようになるので、現在の構
成を変更することなく、または簡易な構成を追加するだ
けで重要度情報識別が可能となり、識別した重要度に応
じた処理動作が容易に可能となり、たとえばファクシミ
リ受信装置のユーザに重要度を通知する手段が容易に実
現可能となる。
【0122】
【0123】
【0124】
【0125】
【0126】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である画像通信システム
FCS1を示す構成図である。
【図2】画像通信システムFCS1における画像通信装
置13の構成を示すブロック図である。
【図3】従来例の情報データ端末11が送信した電子メ
ール情報の例と、画像通信装置13が受信した画像デー
タの例とを示す図である。
【図4】上記実施例である画像通信システムFCS1に
おいて、情報データ端末11が送信した電子メール情報
の例と、画像通信装置13が受信した画像データの例と
を示す図である。
【図5】画像通信システムFCS1におけるネットワー
ク12の動作を示すフローチャートである。
【図6】画像通信システムFCS2におけるファクシミ
リ制御手順信号の中で、DIS信号の形式と、その拡張
エリアと、各ビットとの定義を示す図である。
【図7】画像通信システムFCS2におけるファクシミ
リ制御手順信号の中で、DCS信号の形式と、その拡張
エリアと、各ビットとの定義を示す図である。
【図8】画像通信システムFCS2において、ネットワ
ーク12と画像通信装置13との間のファクシミリ制御
手順の動作シーケンスを示す図である。
【図9】画像通信システムFCS2において、ネットワ
ーク12と画像通信装置13との間のファクシミリ制御
手順の動作シーケンスを示す図である。
【図10】画像通信システムFCS2において、ネット
ワーク12の動作を示すフローチャートである。
【図11】画像通信システムFCS2において、画像通
信装置13の動作を示すフローチャートである。
【図12】画像通信システムFCS3におけるファクシ
ミリ制御手順信号の中で、DTC信号の形式とその拡張
エリアと、各ビットとの定義を示す図である。
【図13】画像通信システムFCS3におけるネットワ
ーク12と画像通信装置13との間のファクシミリ制御
手順の動作シーケンスを示す図である。
【図14】画像通信システムFCS3におけるネットワ
ーク12と画像通信装置13との間のファクシミリ制御
手順の動作シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
FCS1、FCS2、FCS3…画像通信システム、 11…情報データ装置、 12…ネットワーク、 13…画像通信装置、 31…電子メール情報、 32…ヘッダ部、 33…メッセージ本体部、 34、44…受信画像。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 武弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 三浦 滋夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−1636(JP,A) 特開 平5−292291(JP,A) 特開 平6−98041(JP,A) 特開 平6−149692(JP,A) 特開 平6−152807(JP,A) 特開 平7−236007(JP,A) 特開 平7−312684(JP,A) 特開 平9−200250(JP,A) 特開 平11−215284(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/42 - 1/44

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した電子メール情報をファクシミリ
    形式データに変換し、指定された宛先の画像通信装置へ
    送信し、ネットワークで構成されている画像通信システ
    ムにおいて、 上記電子メール情報に含まれている重要度情報を識別す
    る手段と; 上記電子メール情報から変換されたファクシミリ形式デ
    ータとともに、上記識別された重要度情報を、上記画像
    通信装置へ送信する手段と;上記電子メール情報から上記重要度情報を識別すると、
    上記重要度情報を、送信すべきファクシミリ形式データ
    の属性値として、ファクシミリ形式データに付加し、送
    信する手段と; を上記ネットワークが有することを特徴とする画像通信
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記電子メール情報から上記重要度情報を識別すると、
    上記識別された重要度情報に対応する重要度画像を、送
    信すべきファクシミリ形式データに付加し、ファクシミ
    リ送信する手段を、上記ネットワークが有することを特
    徴とする画像通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記電子メール情報から上記重要度情報を識別すると、
    上記重要度情報を、文字コード形式で送信する手段を、
    上記ネットワークが有することを特徴とする画像通信シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記電子メール情報から上記重要度情報を識別すると、
    ファクシミリ制御手順信号に付加されている重要度拡張
    情報に、上記識別された重要度情報を格納し、送信する
    手段を、上記ネットワークが有することを特徴とする画
    像通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項において、 上記重要度拡張情報は、ITU−T勧告T.30に規定
    されているDCS信号に設けられている情報であること
    を特徴とする画像通信システム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項のいずれか1項にお
    いて、 ファクシミリ制御手順信号に重要度拡張情報を付加し、
    上記重要度拡張情報の内容に応じて、上記重要度情報を
    送信するか否かを選択し、実行する手段を、上記ネット
    ワークが有することを特徴とする画像通信システム。
  7. 【請求項7】 請求項において、 上記重要度拡張情報は、ITU−T勧告T.30に規定
    されているDIS、DTC、DCS信号に設けられてい
    ることを特徴とする画像通信システム。
  8. 【請求項8】 画像通信装置において、 受信した情報に含まれている重要度情報を識別する手段
    と; 上記識別された上記重要度情報を使用する手段と;ファクシミリ制御手順信号に付加されている重要度拡張
    情報によって、重要度情報を受信し、その内容を識別す
    る手段と; を有し、上記重要度拡張情報は、ITU−T勧告T.3
    0に規定されているDCS信号に設けられている情報で
    ある ことを特徴とする画像通信装置。
  9. 【請求項9】 請求項において、 文字コード形式の重要度情報を受信し、上記重要度情報
    を識別する手段を有することを特徴とする画像通信装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項において、 受信したファクシミリデータの属性値に含まれている重
    要度情報を識別する手段を有することを特徴とする画像
    通信装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜請求項のいずれか1項に
    おいて、 上記画像通信システムは、ファクシミリ通信システムで
    あることを特徴とする画像通信システム。
  12. 【請求項12】 請求項9〜請求項10のいずれか1項
    において、 上記画像通信装置は、ファクシミリ装置であることを特
    徴とする画像通信装置。
  13. 【請求項13】 受信した電子メール情報をファクシミ
    リ形式に変換し、指定された宛先の画像通信装置へ送信
    するための画像通信方法であって、 上記電子メール情報に含まれている重要度情報を識別す
    る工程と; 上記電子メール情報から変換されたファクシミリ形式デ
    ータとともに、上記識 別された重要度情報を、上記画像
    通信装置へ送信する工程と; 上記電子メール情報から上記重要度情報を識別すると、
    上記重要度情報を、送信すべきファクシミリ形式データ
    の属性値として、ファクシミリ形式データに付加し、送
    信する工程と; を有することを特徴とする画像通信方法。
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