JP3512072B2 - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、干渉計を用いて光
学的に検出対象の位置を検出する位置検出装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】干渉計を用いた位置検出装置は、高精度
にしかも非接触で位置検出ができるというメリットがあ
る。
【0003】図2は干渉計を用いた位置検出装置の従来
例の構成図である。図2で、ターゲットミラー1は位置
固定され、光学回路部2は検出対象(図示せず)ととも
にC−C´方向に移動する。レーザ光源21は、紙面に
垂直な偏光成分をもつレーザ光を出射する。レンズ22
はレーザ光源21の出射光を平行光にする。ハーフミラ
ー23はレンズ22を通過した光を透過光と反射光に分
岐する。
【0004】位置固定されたミラー24,25はハーフ
ミラー23の透過光を受け、受けた光を反射してハーフ
ミラー23へ戻す。ミラー24はレーザ光源21の光軸
と45°の角度をなして配置されている。これに対し
て、ミラー25はレーザ光源21の光軸と45°+θa
の角度をなして配置されている。偏光ビームスプリッタ
(PBSとする)26は、ハーフミラー23で反射され
た光を反射する。反射された光はλ/4板261を通
り、ターゲットミラー1に進む。λ/4板261を光が
2回通過することで、垂直偏光→水平偏光へ、水平偏光
→垂直偏光に変換する。λ/4板261を設けたことに
より、PBS261で透過光と反射光を選択できる。コ
ーナーキューブ27は、ターゲットミラー1で反射され
た後、λ/4板261、PBS26を透過した光を反射
してPBS26へ戻す。位相検出器28は、ハーフミラ
ー23に戻ってきた光により生成された干渉縞を検出す
る。ターゲットミラー1とコーナーキューブ27との距
離をLとする。
【0005】図2の位置検出装置で、レーザ光源21か
ら出射された光は、次の経路をとる光がある。 レンズ22→ハーフミラー23→ミラー24→ミラー2
5→ハーフミラー23→位相検出器28 この経路をとる光をの光とする。 レンズ22→ハーフミラー23→PBS26→λ/4板
261→ターゲットミラー1→λ/4板261→PBS
26→コーナーキューブ27→PBS26→λ/4板2
61→ターゲットミラー1→λ/4板261→PBS2
6→ハーフミラー23→位相検出器28 この経路をとる光をの光とする。
【0006】ミラー25の配置角度はミラー24の配置
角度に対してθaだけずらしているため、の経路をと
って戻ってきた光aの波面と、の経路をとって戻って
きた光bの波面がθaだけずれている。波面のずれによ
り光aとbが干渉して干渉縞Sを作る。干渉縞のパター
ンを図3に示す。干渉縞のピッチPは次式で与えられ
る。 P=λ/θa (λはレーザ光の波長)
【0007】位相検出器28は、干渉縞の配列方向に沿
ってP/4ピッチだけ位相をずらして配置した2つの受
光素子により干渉縞を検出する。受光素子は、例えばフ
ォトダイオードである。図3に2つの受光素子281と
282の配置を示す。2つの受光素子281と282は
受光量に応じた検出信号を出力する。受光素子281と
282の検出信号はK1sinθとK1cosθ(K1
は定数、θは位相)になる。位相θは光学回路部2の移
動量ΔLに応じて変調される。θは次式で与えられる。 θ=2π・4ΔL/λ (1) (1)式で「4」があるのはターゲットミラー1とコー
ナーキューブ27の間を光が2往復していて、光学回路
部2がΔLだけ移動すると、光路長は4ΔLだけ変わる
ためである。(1)式より、移動量ΔLは次式で与えら
れる。 ΔL=θλ/8π (2)
【0008】コンパレータ29は、受光素子281と2
82の検出信号K1sinθとK1cosθをパルス信
号に変換する。変換されたパルス信号をパルスA及びパ
ルスBとする。位相カウンタ30は、パルスAとパルス
Bの位相を計測し、計測した位相から(2)式をもとに
移動距離ΔLを算出する。移動距離ΔLから検出対象の
位置が求められる。位相カウンタ30は、パルスAとパ
ルスBの位相の先後関係から検出対象の移動方向を判別
する。
【0009】図4は図2の装置における各信号の波形図
である。図4では横軸に移動量ΔLをとっている。位相
カウンタ30は、パルスAとパルスBの1/4周期を分
解能にしてパルスAまたはパルスBの位相を計測する。
【0010】図2の従来例では次の問題点があった。 (問題点1)位相カウンタ30は、入力であるパルスA
とパルスBの位相差をもとに検出対象の移動方向を判別
しているため、2つのパルスの位相差を十分に確保する
必要がある。しかし、以下の要因で位相差が少なくな
り、誤動作することがあるという問題点があった。
【0011】レーザ光源におけるレーザ発振の波長が
急峻に変動すると、位相検出器の出力も急峻に変わり、
位相差が少なくなることがある。
【0012】レーザ波面の乱れにより受光素子の検出
信号の位相や振幅に誤差が生じ、位相差が少なくなるこ
とがある。
【0013】光学回路部2と検出対象を載せたスライ
ダが高速移動する場合は、レーザの波長が短いため、位
相検出器28の出力の周波数は数MHz程度になり、コ
ンパレータ29として高速型コンパレータを使用する必
要がある。逆に、スライダが停止または低速移動してい
る場合は、位相検出器28の出力の周波数は0または数
10Hz程度まで低下する。このとき、高速コンパレー
タを発振させないためにコンパレータにヒステリシスを
設ける必要がある。ヒステリシスを設けると、コンパレ
ータ入力の振幅が変動したときにパルスAとパルスBの
位相差に大きな誤差を生じることがある。
【0014】(問題点2)位相検出器28の出力の位相
を計測することによって位置を求めている図2の従来例
では、位相検出器28の出力が2πだけ変化したときに
位相カウンタ30のカウントは4だけ変化する。このた
め、検出分解能は、(位相検出器28の出力の周期)/
4に固定されてしまう。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した問題
点を解決するためになされたものであり、レーザ光の急
峻な変化や位相検出信号の振幅変動等による誤動作を防
止でき、しかも位置検出の分解能が高い位置検出装置を
実現することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は次のとおりの構
成になった位置検出装置である。
【0017】(1)検出対象の移動に伴って移動する一
定ピッチの干渉縞を光の干渉を利用して生成する光学回
路部と、干渉縞の配列方向に沿ってずらして配置した複
数の受光素子により干渉縞を検出し、検出対象の移動量
に応じて変調される2種の変調信号を生成する位相検出
器とを備えた位置検出装置において、前記2種の変調信
号に対して、原振クロックをもとに生成し変調信号より
も角周波数が十分大きい基準信号をそれぞれ乗算する乗
算器と、前記2つの乗算信号を加算し、変調信号に比べ
て角周波数が十分大きい加算信号を得る加算器と、前記
加算信号をパルス信号に変換するコンパレータと、 変換
したパルス信号の分周信号の周期と前記基準信号の周期
の差をとり、この差を所定の周期毎に積算して検出対象
の位置を算出する位置算出部と、を設けたことを特徴と
する位置検出装置。
【0018】(2)干渉計を用いて光学的に検出対象の
位置を検出する位置検出装置において、検出対象の移動
に伴って移動するピッチPの干渉縞を光の干渉を利用し
て生成する光学回路部と、干渉縞の配列方向に沿ってP
/4ピッチだけ位相をずらして配置した複数の受光素子
により干渉縞を検出し、これらの受光手段の検出信号か
ら角周波数ωsが検出対象の移動量に応じて変調される
変調信号K1sinωstとK1cosωst(K1は
定数,tは時間)を生成する位相検出器と、前記変調信
号K1sinωstとK1cosωstに原振クロック
をもとに生成した基準信号K2cosωctとK2si
nωct(ωc≫ωs)をそれぞれ乗算する乗算器と、
前記2つの乗算信号を加算して変調信号よりも角周波数
が十分大きい加算信号K1・K2sin(ωc+ωs)
tを得る加算器と、前記加算信号をパルス信号に変換す
るコンパレータと、変換したパルス信号を分周比n(n
は整数)で分周する分周器と、この分周器から得た分周
信号の周期n/(fs+fc)(ωc=2πfc,ωs
=2πfs)を前記原振クロックと同期していて分周信
号に比べて周期が十分短いクロックで計測する周期カウ
ンタと、この周期カウンタの計測周期と基準信号の周期
n/fcの差をとる減算器と、この減算器の減算値を周
期n/(fs+fc)毎に積算する積算器と、この積算
器の積算値から検出対象の位置を算出する位置算出手段
と、を有することを特徴とする位置検出装置。
【0019】(3)周波数がfc以上の原振クロックを
発生する原振クロック発生器と、前記原振クロックをも
とに信号K2cosωctまたはK2sinωctを生
成して発生する発振器と、この発振器の発生信号の位相
をずらし、信号K2cosωctとK2sinωctを
生成する位相シフタと、を有し、前記位相シフタで生成
した信号K2cosωctとK2sinωctを前記乗
算器へ与え、前記原振クロックを前記周期カウンタに周
期計測用クロックとして与えることを特徴とする(2)
記載の位置検出装置。
【0020】(4)前記乗算器は、変調信号K1sin
ωstとK1cosωstに基準信号K2sinωct
とK2cosωctをそれぞれ乗算し、前記加算器は、
2つの乗算信号を加算して信号K1・K2cos(ωc
−ωs)tを得ることを特徴とする(2)記載の位置検
出装置。
【0021】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく
説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図1で図2と同一のものは同一符号を付ける。説明
を簡単にするため、検出対象とともに光学回路部2は一
定速度Vで移動しているものとする。位相検出器28
は、検出信号K1sinθ及びK1cosθを出力す
る。光学回路部2が一定速度で移動していることから、
K1sinθ=K1sinωst,K1cosθ=K1
cosωst(ωsは角周波数,tは時間)とする。
【0022】光学回路部2は一定速度Vで移動している
ため、ΔL=Vtとなる。(1)式から θ=2π・4ΔL/λ =2π・4Vt/λ =8πVt/λ となる。θ=ωstから、 ωs=8πV/λ となる。ωs=2πfs(fsは周波数)とすると、 fs=4V/λ (3 ) となる。
【0023】原振クロック発生器40は、周波数がfc
よりも十分大きい原振クロックを発生する。発振器41
は、原振クロックをもとに信号K2cosωct(K2
は定数、ωc≫ωs)を生成して発生する。位相シフタ
42は、信号K2cosωctの位相をずらし、信号K
2sinωctを生成する。乗算器43は、変調信号K
1sinωstとK1cosωstに基準信号K2co
sωctとK2sinωctをそれぞれ乗算する。加算
器44は、2つの乗算信号を加算して信号K1・K2s
in(ωc+ωs)tを得る。
【0024】コンパレータ45は、加算信号をパルス信
号に変換する。分周器46は、変換したパルス信号を分
周比n(nは整数)で分周する。分周器46により周波
数が(fc+fs)/nの信号(ωc=2πfc)が得
られる。周期カウンタ47は、分周器46から得た分周
信号の周期n/(fs+fc)を原振クロックで計測す
る。原振クロックの周波数は周波数(fc+fs)/n
に比べて十分大きいため、高分解能で周期を計測でき
る。なお、原振クロック以外で周期を計測してもよい。
計測クロックの周期は分周信号の周期n/(fs+f
c)に比べて十分短ければよい。減算器48は、基準信
号の周期n/fcと周期カウンタの計測周期n/(fs
+fc)との差をとる。これによって、周期差分nfs
/fc(fs+fc)が得られる。
【0025】積算器49は、減算器の減算値nfs/f
c(fs+fc)を周期n/(fs+fc)毎に積算す
る。これによって、積算値fst/fcが得られる。ス
ケール変換器50は、積算値fst/fcにλfc/4
を乗算して移動距離ΔLを算出する。この演算は次のと
おりである。(3)式より、 fst/fc×λfc/4 =4V/λ×t/fc×λfc/4 =Vt =ΔL となる。これによって、移動量ΔLが求められる。演算
手段51は、移動量ΔLから検出対象の位置を算出す
る。請求範囲でいう位置算出手段は、スケール変換器5
0と演算手段51に相当する。また、位置算出部は、分
周器46、周期カウンタ47、減算器48、積算器4
9、スケール変換器50及び演算手段51からなる部分
に相当する。
【0026】検出対象の移動方向は、2つの変調信号K
1sinωstとK1cosωstの位相の先後関係に
よりωsの極性が異なり、周波数fs+fcがfcより
も大きいか小さいかで判別する。
【0027】なお、乗算器43は、変調信号K1sin
ωstとK1cosωstに基準信号K2sinωct
とK2cosωctをそれぞれ乗算し、加算器44は、
2つの乗算信号を加算して信号K1・K2cos(ωc
−ωs)tを得る構成にしてもよい。
【0028】また、実施例では光学回路部2が移動する
場合について説明したが、ターゲットミラーが移動し、
光学回路部2が位置固定でもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば次の効果が得られる。
【0030】請求項1記載の発明では、検出対象の移動
量に応じて変調される2種の変調信号に原振クロックを
もとに生成した基準信号をそれぞれ乗算し、2つの乗算
信号を加算することによって、変調信号に比べて高周波
の加算信号を生成している。このため、検出対象の停止
時や低速移動時にも、加算信号をパルス化するコンパレ
ータには高周波の信号が入力される。これによって、コ
ンパレータにヒステリシスをもたせる必要がない。ヒス
テリシスがないことよって、コンパレータ入力の振幅が
変動しても誤動作を生じない。
【0031】請求項2及び請求項4の発明によれば次の
効果が得られる。 位相検出器から得られた検出信号に演算処理を施し、
高周波の信号にしてからコンパレータに入力しているた
め、検出対象の停止時や低速移動時にも、コンパレータ
には高周波の信号が入力される。このため、コンパレー
タにヒステリシスをもたせる必要がない。ヒステリシス
がないことよって、コンパレータ入力の振幅が変動して
も誤動作を生じない。また、位相検出器の検出信号を分
周した後に周期計測しているため、コンパレータ出力の
デューティ歪の影響を受けない。これによって、位相検
出器の出力の急峻な変動にも誤動作しにくくなる。 検出対象の移動量に応じて周期が変調される変調信号
を生成し、この変調信号の周期に比べて十分周期が短い
計測クロックで変調信号の周期を計測することによって
位置を検出している。これによって、高分解能で位置検
出ができる。
【0032】請求項3の発明によれば、原振クロックを
共通にして位相検出器の出力に乗算する信号と周期カウ
ンタの計測クロックを生成している。このため、位相検
出器の出力と周期計測のタイミングを高精度で同期させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】干渉計を用いた位置検出装置の従来例の構成図
である。
【図3】干渉縞のパターンを示した図である
【図4】図2の装置における各信号の波形図である。
【符号の説明】
2 光学回路部 28 位相検出器 40 原振クロック発生器 41 発振器 42 位相シフタ 43 乗算器 44 加算器 45 コンパレータ 46 分周器 47 周期カウンタ 48 減算器 49 積算器 50 スケール変換器 51 演算手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−126720(JP,A) 特公 昭49−221(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 9/00 - 11/30

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検出対象の移動に伴って移動する一定ピッ
    チの干渉縞を光の干渉を利用して生成する光学回路部
    と、 干渉縞の配列方向に沿ってずらして配置した複数の受光
    素子により干渉縞を検出し、検出対象の移動量に応じて
    変調される2種の変調信号を生成する位相検出器とを備
    えた位置検出装置において、 前記2種の変調信号に対して、原振クロックをもとに生
    成し変調信号よりも角周波数が十分大きい基準信号をそ
    れぞれ乗算する乗算器と、 前記2つの乗算信号を加算し、変調信号に比べて角周波
    数が十分大きい加算信号を得る加算器と、前記加算信号をパルス信号に変換するコンパレータと、 変換したパルス信号の分周信号の周期と前記基準信号の
    周期の差をとり、この差を所定の周期毎に積算して検出
    対象の位置を算出する位置算出部と、 を設けたことを特
    徴とする位置検出装置。
  2. 【請求項2】干渉計を用いて光学的に検出対象の位置を
    検出する位置検出装置において、 検出対象の移動に伴って移動するピッチPの干渉縞を光
    の干渉を利用して生成する光学回路部と、 干渉縞の配列方向に沿ってP/4ピッチだけ位相をずら
    して配置した複数の受光素子により干渉縞を検出し、こ
    れらの受光手段の検出信号から角周波数ωsが検出対象
    の移動量に応じて変調される変調信号K1sinωst
    とK1cosωst(K1は定数,tは時間)を生成す
    る位相検出器と、 前記変調信号K1sinωstとK1cosωstに原
    振クロックをもとに生成した基準信号K2cosωct
    とK2sinωct(ωc≫ωs)をそれぞれ乗算する
    乗算器と、 前記2つの乗算信号を加算して変調信号よりも角周波数
    が十分大きい加算信号K1・K2sin(ωc+ωs)
    tを得る加算器と、 前記加算信号をパルス信号に変換するコンパレータと、 変換したパルス信号を分周比n(nは整数)で分周する
    分周器と、 この分周器から得た分周信号の周期n/(fs+fc)
    (ωc=2πfc,ωs=2πfs)を前記原振クロッ
    クと同期していて分周信号に比べて周期が十分短いクロ
    ックで計測する周期カウンタと、 この周期カウンタの計測周期と基準信号の周期n/fc
    の差をとる減算器と、この減算器の減算値を周期n/
    (fs+fc)毎に積算する積算器と、 この積算器の積算値から検出対象の位置を算出する位置
    算出手段と、を有することを特徴とする位置検出装置。
  3. 【請求項3】 周波数がfc以上の原振クロックを発生
    する原振クロック発生器と、 前記原振クロックをもとに信号K2cosωctまたは
    K2sinωctを生成して発生する発振器と、 この発振器の発生信号の位相をずらし、信号K2cos
    ωctとK2sinωctを生成する位相シフタと、を
    有し、前記位相シフタで生成した信号K2cosωct
    とK2sinωctを前記乗算器へ与え、前記原振クロ
    ックを前記周期カウンタに周期計測用クロックとして与
    えることを特徴とする請求項2記載の位置検出装置。
  4. 【請求項4】 前記乗算器は、変調信号K1sinωs
    tとK1cosωstに基準信号K2sinωctとK
    2cosωctをそれぞれ乗算し、 前記加算器は、2つの乗算信号を加算して信号K1・K
    2cos(ωc−ωs)tを得ることを特徴とする請求
    項2記載の位置検出装置。
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