JP3511356B2 - ディジタル放送受信機 - Google Patents

ディジタル放送受信機

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JP3511356B2
JP3511356B2 JP32833197A JP32833197A JP3511356B2 JP 3511356 B2 JP3511356 B2 JP 3511356B2 JP 32833197 A JP32833197 A JP 32833197A JP 32833197 A JP32833197 A JP 32833197A JP 3511356 B2 JP3511356 B2 JP 3511356B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はディジタル放送受信
機に関し、とくに番組ガイドを有し、ユーザの視聴傾向
に応じた番組を紹介する機能を持ったディジタル放送受
信機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図11は、従来のディジタル放送受信機
の構成を示すブロック図である。図11を参考にしてデ
ィジタル放送受信機1100のデコード手順を説明す
る。ディジタル放送をアンテナ(電波放送受信用)また
はケーブル(ケーブル放送受信用)1101で受信し、
チューナ1102にてチューニングが行われ、QPSK
復調器&FEC(誤り訂正処理)1103にてトランス
ポートストリームに変換される。変換されたトランスポ
ートストリームは、トランスポート1104により音声
データ,映像データ,番組情報データに分離される。分
離された音声データは、MPEG音声復調部1105に
よりディジタル音声データに復調され、音声D/A(D
Aコンバータ)1106によりアナログ音声出力として
TVモニター1117に送られ出力される。 【0003】分離された映像データは、MPEG映像復
調部1107によりディジタル映像データとなりビデオ
エンコーダ1108に送られる。分離された番組情報デ
ータは、番組情報復調部1111により必要な番組情報
データに加工されメモリ1110に記録される。ユーザ
によりリモコンまたはコントロールパネル1115が操
作されると、コントロールコード復調部1114により
操作の内容がデコードされ、番組ガイド表示や番組選局
等の処理を行う。 【0004】番組選局処理の要求の場合には、番組選局
処理部1112によりチューナ1102とトランスポー
ト1104をコントロールして選局を行い、番組情報復
調部1111により新たに選局された番組情報がデコー
ドされる。番組ガイドの表示要求の場合には、番組ガイ
ド表示処理部1113によりメモリ1110から蓄えら
れた番組情報を取り出してガイド情報を作成し、OSD
(On Screen Display:TV画面表示)処理&表示部1
109により番組ガイド画面データが作成される。ここ
で作られた画面データとMPEG映像復調部1107で
作成された映像データがビデオエンコーダ1108によ
り混合(MIX)され、アナログ映像出力としてTVモ
ニター1117に送られ出力される。そして、CPU1
116は各ブロックの制御を行っている。 【0005】従来、ユーザが視聴したい番組を探す手段
として、1番組ずつ選局していく方法と、放送されてい
る番組の情報を使って作成する番組ガイド等の番組紹介
画面から選局する方法がある。これらの方法を利用する
ことにより、ユーザは指定したジャンルに該当する番組
のみの検索や、予めよく見るCHを登録しておくことは
できる。しかし、いずれの方法においてもユーザが自分
の視聴したい番組を見付けるためには検索操作を行い、
その時々に応じたガイドを利用する必要がある。そのた
め、受信機を使い込んでいった場合に、ユーザのよく視
聴する番組の種類や、よく視聴する時間帯が決まってき
ても、従来のガイドではそれらの情報をうまく活用する
ことができず、そのため検索操作を行う際には常に同じ
手間を繰り返さなければならず、検索の効率が悪いとい
う問題がある。また、視聴時間をパラメータとしてユー
ザの視聴傾向をチェックし、マイステーションキーの操
作により順次選局できるものもあるが(特開平5−22
7494号公報)、これは日常よく見るCH(チャンネ
ル)をランク付けしておくことにより、キーを押すごと
に選局度数の高い順にCHを自動的に切り換えるだけで
あって、番組を特定することまでは考慮していないか
ら、ユーザが視聴したい番組を探し出す手段としては不
十分なものである。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ディジタル放送では、
数十CHという多チャンネルの中から自分の視聴したい
番組を探さなくてはならない。従来は、電子番組表(E
PG:Eiectric ProgramGuide)や雑誌等で確認してい
たが、使い込んでいった場合においてもユーザの視聴す
る番組や時間帯の傾向まで追従できるガイドがなかった
ために、番組を検索するには常に同じ検索操作を行う必
要があった。 【0007】本発明は、ユーザが視聴した番組の番組情
報である、ジャンル,CH番号について同じ番組情報で
ある番組開始時間による時間帯に分けてヒストグラムを
計算し、ユーザの視聴傾向を分析して判別し、ユーザが
よく視聴すると思われる番組を自動的に検索してユーザ
にお勧め番組情報を提示し、ユーザに合う絞った番組情
報を提示することで、見たい番組を探す手間を減らし、
効率の良い番組検索環境を提供することを目的とするも
のである。 【0008】 【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、放送
番組情報を蓄える手段と、ユーザにより視聴された番組
の視聴番組情報を検出し蓄える手段と、前記蓄えられた
視聴番組情報からユーザの視聴傾向を判別する判別手段
と、前記判別されたユーザの視聴傾向に基づき、前記蓄
えられた放送番組情報から番組ガイドを作成する手段を
有し、前記ユーザの視聴傾向に応じた番組を紹介する機
能を持つディジタル放送受信機において、前記判別手段
が前記視聴番組情報について一定期間の番組選択回数情
報を該一定期間毎にIIRフィルタにかけ、該視聴番組
情報の選択頻度からユーザの視聴傾向を判別する手段で
あるディジタル放送受信機である。 前記ディジタル放送
受信機により、ユーザにより視聴された番組CH番号を
検出し、一定期間毎、例えば1日毎に、視聴した番組の
CH番号についてIIRフィルタを使用して視聴頻度を
計算することで、ユーザの視聴傾向を判別し、ユーザの
視聴したいと思われる番組を自動検索し、その番組を紹
介するガイドを表示することで、番組を検索する手間を
省き、効率の良い番組検索環境を提供することができ
る。 【0009】 【0010】 【0011】 【0012】 【0013】 【0014】 【0015】 【0016】 【0017】 【0018】 【発明の実施の形態】図1に、本発明のディジタル放送
受信機の構成図を示す。ディジタル放送受信機100の
デコード手順を説明する。ディジタル放送をアンテナ
(電波放送受信用)またはケーブル(ケーブル放送受信
用)101で受信し、チューナ102にてチューニング
が行われ、QPSK復調器&FEC(誤り訂正処理)1
03にてトランスポートストリームに変換される。変換
されたトランスポートストリームは、トランスポート1
04により音声データ,映像データ,番組情報データに
分離される。 【0019】分離された音声データは、MPEG音声復
調部105によりディジタル音声データに復調され、音
声D/A(DAコンバータ)106によりアナログ音声
出力としてTVモニター119に送られ出力される。分
離された映像データはMPEG映像復調部107により
ディジタル映像データとなり、ビデオエンコーダ108
に送られる。分離された番組情報データは、番組情報復
調部111により必要な番組情報データに加工され、メ
モリ110に記録される。同時に、番組切り替わり検出
部112に番組情報が送られ、番組が切り替わったこと
を検出する。 【0020】ユーザによりリモコンまたはコントロール
パネル117が操作されると、コントロールコード復調
部116により操作の内容がデコードされ、番組選局
や、番組ガイド表示の処理を行う。番組選局処理の要求
の場合には、番組選局処理部114により、チューナ1
02とトランスポート104をコントロールして選局を
行い、番組情報復調部111により新たに選局された番
組情報がデコードされる。このとき、同時に番組切り替
わり検出部112に番組が切り替わったことを伝える。
番組切り替わり検出部112が番組が切り替わったこと
を検出すると、番組視聴傾向演算部113で、切り替わ
った番組の番組情報を取得して、メモリ110に蓄えて
いたユーザの番組視聴傾向情報に取得した番組情報を取
り込んで、再びメモリ110に格納する。 【0021】番組ガイドの表示要求の場合には、番組視
聴傾向分析部120により、メモリ110から番組視聴
傾向情報を読みだし、ユーザの好む番組情報を判別して
番組ガイド表示処理部115に渡す。番組ガイド表示処
理部115では、ユーザの好む番組情報を使用して、ユ
ーザの好む番組ガイド情報を作成し、OSD(On Scree
n Display:TV画面表示)処理&表示部109により
番組ガイド画面データが作成される。ここで作られた画
面データとMPEG映像復調部107で作成された映像
データがビデオエンコーダ108により混合(MIX)
され、アナログ映像出力としてTVモニター119に送
られ出力される。そして、CPU118は各ブロックの
制御を行っている。 【0022】図2は、図1の番組視聴傾向演算部113
の実施例の構成をブロックで示したものである。図2を
参考に番組視聴傾向演算部113の動作を順に説明する
と、まず、番組切り替わり検出部112により選局や時
間により新しい番組に切り替わったことが検出される。
そして、切り替わった時点で、視聴番組情報取り込み部
205により番組情報復調部111から番組情報である
番組開始時間とCH番号を取得し、メモリ110に蓄え
る。このときのメモリ格納イメージを206に示す。す
ると、番組視聴傾向情報読みだし部201により、メモ
リ110に蓄えていた番組視聴傾向情報が読み出され
る。 【0023】番組視聴傾向情報のメモリ格納イメージを
207に示す。同時に視聴番組情報読みだし部204に
より、先程蓄えた視聴番組情報(番組開始時間,CH番
号)206が読み出され、番組視聴傾向情報207の何
処に登録するかを、登録CH検出部202にて検出す
る。ここで、登録する時間帯とCH番号が決められ、登
録CH選局回数情報カウントアップ処理部203で登録
CH選局回数情報がカウントアップされ、再びメモリ1
10に番組視聴傾向情報として格納される。 【0024】次に、この番組視聴傾向情報を使った番組
視聴傾向分析部120の処理手順を図10に示す。ま
ず、メモリ110から番組視聴傾向情報207を読み出
し1001、要求された時間帯に該当するCH選局回数
情報を取り出す1002。そして、取り出したCH情報
の中で、選局回数の大きいものから順に5つ取り出す1
003。このとき取り出した5つのCH番号がユーザの
好むCHになるので、その情報を使って番組ガイドを作
成する1004。このとき時間帯の枠を外せば、時間帯
によらない単にユーザのよく見るCHを判別して番組ガ
イドに反映させることもできる。また、ここではユーザ
の番組視聴傾向を判別するためにCH番号を使用した
が、この他にも番組タイトル名や、番組詳細情報等の番
組識別情報があるため、これらを利用すればさらにユー
ザの嗜好に合った検索を行うことができる。 【0025】図3は、番組視聴傾向演算部113の他の
実施例の構成をブロックで示すものである。この番組視
聴傾向演算部113の動作を説明すると、まず、番組切
り替わり検出部112により選局や時間により新しい番
組に切り替わったことが検出される。そして、切り替わ
った時点で、視聴番組情報取り込み部305により番組
情報復調部111から番組情報である番組開始時間とジ
ャンルを取得し、メモリ110に蓄える。このときのメ
モリ格納イメージを306に示す。すると、番組視聴傾
向情報読みだし部301によりメモリ110に蓄えてい
た番組視聴傾向情報が読み出される。 【0026】番組視聴傾向情報のメモリ格納イメージを
307に示す。同時に、視聴番組情報読みだし部304
により先程蓄えた視聴番組情報(番組開始時間,ジャン
ル)306が読み出され、番組視聴傾向情報307の何
処に登録するかを、登録ジャンル検出部302にて検出
する。ここで、登録する時間帯とジャンルが決められ、
登録ジャンル回数情報カウントアップ処理部303で登
録ジャンルの回数情報がカウントアップされ、再びメモ
リ110に番組視聴傾向情報として格納される。 【0027】次に、この番組視聴傾向情報を使った番組
視聴傾向分析部120の処理手順を図10に示す。ま
ず、メモリ110から番組視聴傾向情報307を読みだ
し1005、要求された時間帯に該当するジャンル回数
情報又はジャンル頻度情報を取り出す1006。そし
て、取り出したジャンル情報の中で、選局回数又はジャ
ンル頻度の大きいものから順に3つ取り出す1007。
このとき取り出した3つのジャンルがユーザの好むジャ
ンルになるが、そのまま番組ガイドに表示してもあまり
役に立たないので、現在放送中の番組の中で、その3つ
のジャンルに該当するものを検索して1008、その検
索で該当した番組を使って番組ガイドを作成する100
9。このとき時間帯の枠を外せば、時間帯によらない単
にユーザのよく見るジャンルを判別して番組ガイドに反
映させることもできる。また、ここではユーザの番組視
聴傾向を判別するためにジャンルを使用したが、この他
にも番組タイトル名や、番組詳細情報等の番組識別情報
があるため、これらを利用すれば、さらにユーザの嗜好
に合った検索を行うことができる。 【0028】図4は、番組視聴傾向演算部113の他の
実施例の構成をブロックで示したものである。この番組
視聴傾向演算部113の動作を説明すると、まず、番組
切り替わり検出部112により選局や時間により新しい
番組に切り替わったことが検出される。そして、切り替
わった時点で、視聴番組情報取り込み部407により番
組情報復調部111から番組情報である番組開始時間と
CH番号とジャンルを取得し、メモリ110に蓄える。
このときのメモリ格納イメージを408に示す。する
と、番組視聴傾向情報読みだし部401によりメモリ1
10に蓄えていた番組視聴傾向情報が読み出される。 【0029】番組視聴傾向情報のメモリ格納イメージを
409に示す。同時に、視聴番組情報読みだし部404
により先程蓄えた視聴番組情報(番組開始時間,CH番
号,ジャンル)408が読み出され、番組視聴傾向情報
409の何処に登録するかを、ジャンル情報は登録ジャ
ンル検出部402にて検出し、CH情報を登録CH検出
部405にて検出する。ここで、登録する時間帯とCH
番号およびジャンルが決められ、CH情報は登録CH選
局回数情報カウントアップ処理部406で登録CHの選
局回数情報がカウントアップされ、再びメモリ110に
番組視聴傾向情報として格納され、ジャンル情報も同様
に、登録ジャンル回数情報カウントアップ処理部403
で登録ジャンルの回数情報がカウントアップされ、再び
メモリ110に番組視聴傾向情報として格納される。 【0030】次に、この番組視聴傾向情報を使った番組
視聴傾向分析部120の処理手順を図10に示す。ま
ず、メモリ110から番組視聴傾向情報409を読みだ
し1010、要求された時間帯に該当するCH選局回数
情報とジャンル回数情報を取り出し、その中で選局回数
の多いCH番号5つとジャンル3つをピックアップする
1011。次に、現在放送中の番組の中からピックアッ
プして3つのジャンルに該当する番組を検索する。そし
て、検索した番組の中で、先程ピックアップした5つの
CH番号に該当する番組を選び出し1013、その番組
情報を使って番組ガイドを作成する1014。こうする
ことで、ユーザの好むCHとジャンルを反映させた番組
ガイドを作成することができる。このとき時間帯の枠を
外せば、時間帯によらない単にユーザのよく見るCHと
ジャンルを判別して番組ガイドに反映させることもでき
る。また、ここではユーザの番組視聴傾向を判別するた
めにCH番号とジャンルを使用したが、この他にも番組
タイトル名や、番組詳細情報等の番組識別情報があるた
め、これらを利用すれば、さらにユーザの嗜好に合った
検索を行うことができる。 【0031】図5は、番組視聴傾向演算部113の他の
実施例の構成をブロックで示した図である。この番組視
聴傾向演算部113の動作を説明すると、まず、番組切
り替わり検出部112により選局や時間により新しい番
組に切り替わったことが検出される。そして、切り替わ
った時点で、視聴番組情報取り込み部505により番組
情報復調部111から番組情報である番組開始時間とC
H番号と番組開始曜日を取得し、メモリ110に蓄え
る。このときのメモリ格納イメージを506に示す。す
ると、番組視聴傾向情報読みだし部501によりメモリ
110に蓄えていた番組視聴傾向情報が読み出される。 【0032】番組視聴傾向情報のメモリ格納イメージを
507に示す。同時に、視聴番組情報読みだし部504
により先程蓄えた視聴番組情報(番組開始時間,CH番
号,番組開始曜日)506が読み出され、番組視聴傾向
情報507の何処に登録するかを、登録CH検出部50
2にて検出する。ここで、登録する曜日と時間帯とCH
番号が決められ、登録CH選局回数情報カウントアップ
処理部503で登録CHの選局回数情報がカウントアッ
プされ、再びメモリ110に番組視聴傾向情報として格
納される。以上の処理で曜日別の番組視聴傾向情報が蓄
えられ、ユーザの曜日毎の視聴傾向に追従することが可
能となる。また、ここではユーザの番組視聴傾向を判別
するためにCH番号を使用したが、この他にもジャンル
や番組タイトル名や、番詳細情報等の番組識別情報があ
るため、これらを利用すれば、さらにユーザの嗜好に合
った検索を行うことができる。 【0033】以上の実施例では、番組視聴傾向演算部1
13にて登録する度に回数情報をカウントアップしてい
たが、これでは際限なくカウントアップしていくため、
何年も使用していった場合に回数情報が飽和してしまう
不具合がある。また、古い情報をいつまでも保持してし
まうため、ユーザの好みが変化しても以前の傾向を引き
ずってしまい、正しい追従ができないという欠点もあ
る。そこで、対象を一定期間、例えば過去1ヶ月の情報
に絞り、ユーザの番組視聴傾向を算出するようにした。
図6は、選局回数情報演算部の実施例による演算処理フ
ローを示した図である。 【0034】この選局回数情報演算部は図2登録CH選
局回数情報カウントアップ処理部203に相当するもの
であって、その演算処理動作を順に説明すると、まず、
登録CH検出部601にて番組視聴傾向情報606のど
の時間帯でどのCHに登録するか判別し、次に、登録C
Hの登録日付情報をメモリ110に格納し、同時に、1
ヶ月以上前の登録日付情報を持つ登録CH情報は削除す
る602。そして、登録情間帯に該当する登録CH情報
の過去1ヶ月分の視聴回数履歴情報を取得する603。
その情報を使って単純に総和をとり、過去1ヶ月分の視
聴回数の総和を算出する604。算出した総和を登録C
H検出部601で検出した登録CH選局回数情報に反映
(登録)し605、メモリ110に格納する。こうする
ことにより、過去1ヶ月分のみの視聴傾向を割り出すこ
とができ、古い情報を引きずったり回数情報が飽和して
しまうことを防ぐ。そして、常に、最近1ヶ月のユーザ
の視聴傾向に追従することができる。 【0035】図7は、選局回数情報演算部の別の実施例
による演算処理を示すフロー図であって、これも図6に
関連して説明した実施例におけると同様に、前述の実施
例における欠点、即ち、番組視聴傾向演算部にて登録す
る度に回数情報をカウントアップしていたため、これで
は際限なくカウントアップするため、何年も使用してい
った場合には回数情報が飽和してしまう不具合があり、
また、古い情報をいつまでも保持してしまうため、ユー
ザの好みが変化しても以前の傾向を引きずってしまい、
正しい追従ができないという欠点を考慮したものであ
る。この実施例では、番組視聴回数情報を1日毎にII
Rフィルタを通してユーザの番組視聴傾向を算出するよ
うにしたものである。 【0036】この選局回数情報演算部も図2の登録CH
選局回数情報カウントアップ処理部203に相当する。
図7を参考にしてその演算処理動作を説明すると、ま
ず、登録CH検出部701にて番組視聴傾向情報709
のどの時間帯でどのCHに登録するかを判別し、次に、
登録CHの登録日付情報をメモリ110に格納し、同時
に、一定期間、例えば、1日以上前の登録日付を持つ登
録CH情報は削除する705。そして、その日の切り替
わり(午前0時)まで、登録CHの登録日情報をメモリ
110に格納する処理を続ける。その日の切り替わり
(午前0時)になった時点で、全ての時間帯に分けて、
視聴傾向を算出するためのIIRフィルタ710で演算
を行う。その処理は、まず、前日までの登録CH選局頻
度演算結果情報をメモリ110から読み出し702、フ
ィルタ係数(0.95)を掛け合わせる706。この処
理は、IIRフィルタ構成710でいうと、1クロック
遅延させたデータに対応する。 【0037】そして、登録時間帯に該当する登録CHの
視聴回数情報を取得し703、フィルタ係数(0.0
5)を掛け合わせる707。これは、IIRフィルタ構
成710でいうと、入力データに対応する。そして、算
出した値を足し合わせ708、時間帯別選局頻度情報を
算出する。そして、算出した選局頻度情報を番組視聴傾
向情報709に反映(登録)し704、メモリ110に
格納する。あとは同様に全ての時間帯に対して同じ演算
を組り返す。こうすることにより、古い情報を引きずっ
たり、回数情報が飽和してしまうことを防ぐことができ
る。 【0038】図8は、選局回数情報演算部の別の実施例
による演算処理を示すフロー図であって、これも図6,
図7に関連して説明した実施例におけると同様に、前述
の実施例における欠点、即ち、番組視聴傾向演算部にて
登録する度に回数情報をカウントアップしていたため、
これでは際限なくカウントアップするため、何年も使用
していった場合には回数情報が飽和してしまう不具合が
あり、また、古い情報をいつまでも保持してしまうた
め、ユーザの好みが変化しても以前の傾向を引きずって
しまい、正しい追従ができないという欠点を考慮したも
のである。つまり、一定期間例えば、過去1ヶ月の情報
に絞り、さらにその1ヶ月分の情報をFIRフィルタに
かけてユーザの番組視聴傾向を算出するようにしたもの
である。 【0039】この選局回数情報演算部も、図2の登録C
H選局回数情報カウントアップ処理部203に相当して
いる。図8を参考にしてその演算処理動作を説明する
と、まず、登録CH検出部801にて番組視聴傾向情報
806のどの時間帯でどのCHに登録するかを判別し、
次に、登録CHの登録日付情報をメモリ110に格納
し、同時に1ヶ月以前の登録日付情報を持つ登録CH情
報は削除する802。そして、登録時間帯に該当する登
録CH情報の過去1ヶ月分の視聴回数履歴情報を取得す
る803。その情報を使って現在日時に近いものほど重
み付けをしたFIRフィルタ807に通し、番組選局頻
度情報を算出する804。こうして算出した番組選局頻
度情報を番組視聴傾向情報806に登録し805、メモ
リ110に格納する。こうすることにより、過去1ヶ月
分のみの視聴傾向を割り出すことができ、古い情報を引
きずったり、回数情報が飽和してしまうことを防ぐ。そ
して、最近のユーザの視聴傾向に追従することができ
る。 【0040】以上の実施例では、ユーザが選局する度、
または番組が切り替わる度に番組視聴傾向情報を更新す
るため、例えば、CH順送り等で見る番組を探すような
CHサーチ操作を行った場合においても登録が行われ、
ユーザが見る意志がない番組についても番組視聴傾向情
報に反映されてしまう不具合がある。そこで、番組の選
局が行われた時、または番組が時間で切り替わった時に
すぐに登録するのではなく、一定時間、例えば5分間の
待ち時間を入れて、5分以内で切り替われた番組につい
ては登録しないようにした。図9は、番組視聴傾向演算
部の更に他の実施例の構成をブロックで示した図であ
る。 【0041】図9を参考にしてその動作を順に説明する
と、まず、番組切り替わり検出部112により、番組が
選局または切り替わったことが検出されると、視聴番組
情報取り込み部905にて、番組情報復調部111から
送られてくる視聴番組情報(番組開始時間,CH番号)
を取り込み、5分間待ち時間処理部906に視聴番組情
報を渡す。そして、5分間待ち時間処理部906では、
受け取った視聴番組情報を取り込む。このとき、決めら
れた場所に格納し、次に取り込んだときも上書きするよ
うにする907。次に、5分タイマーのカウンターをリ
セットし908、時間カウントが始まる909。そし
て、カウントの度に5分を経過したかをチェックし91
0、超えていない場合は時間カウントを続ける909。
この間に新しい視聴番組情報が入力された場合は、90
7の処理により上書きされ、タイマカウンタもリセット
される908。 【0042】取り込んだ視聴番組情報は、5分を経過し
たとき始めてメモリに登録されて911、メモリ110
に格納つまり蓄えられる。あとは図2に関連して説明し
た実施例におけると同様の処理で、番組視聴傾向情報用
読みだし部201でメモリ110に格納していた番組視
聴傾向情報を読み出し、登録する番組情報を視聴番組情
報読みだし部904で読み出し、登録CH検出部902
で番組視聴傾向情報のどこに登録するのかを検出し、登
録CH選局回数情報カウントアップ処理部903にて回
数情報が更新され、番組視聴傾向情報がメモリ110に
蓄えられる。以上の処理にて、視聴時間が5分以内の番
組は番組視聴傾向情報に反映されないため、ユーザがC
Hサーチ等で短時間視聴した番組については番組視聴傾
向情報に登録されず、正確な傾向判別が可能となる。 【0043】 【発明の効果】ーザにより視聴された番組情報をもと
に、ユーザの好む番組の傾向を判別し、ユーザに合った
番組ガイドを提示することができるため、番組検索にか
かる手間を省き、効率の良い番組検索環境を提供でき
る。特に、ユーザにより視聴された番組のCH番号情報
をもとに、ユーザの好むCH番号の傾向をIIRフィル
タを使用して判別することで、例えば曜日毎の時間帯別
にユーザに合った番組ガイドを提示することができ、ユ
ーザの最新のユーザの好みに合った番組ガイドを提示す
ることができるため、番組検索にかかる手間を省き、効
率の良い番組検索環境を提供できる。 【0044】 【0045】 【0046】 【0047】 【0048】 【0049】 【0050】 【0051】 【0052】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のディジタル放送受信機の実施例の構成
を示すブロック図である。 【図2】番組視聴傾向演算部の実施例の構成を示すブロ
ック図である。 【図3】組視聴傾向演算部の他の実施例の構成を示すブ
ロック図である。 【図4】番組視聴傾向演算部の他の実施例の構成を示す
ブロック図である。 【図5】番組視聴傾向演算部の他の実施例の構成を示す
ブロック図である。 【図6】選局回数情報演算部の実施例による演算処理を
説明するフロー図である。 【図7】選局回数情報演算部の他の実施例による演算処
理を説明するフロー図である。 【図8】選局回数情報演算部の他の実施例による演算処
理を説明するフロー図である。 【図9】番組視聴傾向演算部の他の実施例の構成を示す
図である。 【図10】番組視聴傾向分析部の実施例の構成を示すブ
ロック図である。 【図11】従来のディジタル放送受信機の構成のブロッ
ク図である。 【符号の説明】 100,1100…ディジタル放送受信機、101,1
101…アンテナorケーブル、102,1102…チ
ューナ、103,1103…QPSK復調&FEC、1
04,1104…トランスポート、105,1105…
MPEG音声復調部、106,1106…音声D/A、
107,1107…MPEG映像復調部、108,11
08…ビデオエンコーダ、109,1109…OSD処
理&表示部、110,1110…メモリ、111,11
11…番組情報復調部、112…番組切り替わり検出
部、113…番組視聴傾向演算部、114,1112…
番組選局処理部、115,1113…番組ガイド表示処
理部、116,1114…コントロールコード復調部、
117,1115…コントロールパネルorリモコン、
118,1116…CPU、119,1117…TVモ
ニター、120…番組視聴傾向分析部、201,30
1,401,501,901…番組視聴傾向情報読みだ
し部、202,405,502,601,701,80
1,902…登録CH検出部、203,406,50
3,903…登録CH選局回数情報カウントアップ処理
部、204,304,404,504,904…視聴番
組情報読みだし部、205,305,407,505,
905…視聴番組情報取り込み部、206,306,4
08,506…視聴番組情報メモリ格納イメージ、20
7,307,409,507,606,709,806
…番組視聴傾向情報メモリ格納イメージ、301…登録
ジャンル検出部、303…登録ジャンル回数情報カウン
トアップ処理部、402…登録ジャンル検出部、403
…登録ジャンル回数情報カウントアップ処理部、710
…IIRフィルタ構成、807…FIRフィルタ構成、
906…5分待ち時間処理部。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/38 - 5/46 H04N 7/00 - 7/088

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 放送番組情報を蓄える手段と、ユーザに
    より視聴された番組の視聴番組情報を検出し蓄える手段
    と、前記蓄えられた視聴番組情報からユーザの視聴傾向
    を判別する判別手段と、前記判別されたユーザの視聴傾
    向に基づき、前記蓄えられた放送番組情報から番組ガイ
    ドを作成する手段を有し、前記ユーザの視聴傾向に応じ
    た番組を紹介する機能を持つディジタル放送受信機にお
    いて、前記判別手段が前記視聴番組情報について一定期
    間の番組選択回数情報を該一定期間毎にIIRフィルタ
    にかけ、該視聴番組情報の選択頻度からユーザの視聴傾
    向を判別する手段であることを特徴とするディジタル放
    送受信機。
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