JP3511320B2 - 乗算回路 - Google Patents
乗算回路Info
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- JP3511320B2 JP3511320B2 JP26112294A JP26112294A JP3511320B2 JP 3511320 B2 JP3511320 B2 JP 3511320B2 JP 26112294 A JP26112294 A JP 26112294A JP 26112294 A JP26112294 A JP 26112294A JP 3511320 B2 JP3511320 B2 JP 3511320B2
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- Japan
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- capacitive coupling
- inverting amplifier
- opening
- switching means
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06J—HYBRID COMPUTING ARRANGEMENTS
- G06J1/00—Hybrid computing arrangements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
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- Fuzzy Systems (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Software Systems (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は乗算回路に係り、特に、
乗算結果をアナログ演算のためのアナログ電圧として生
成し得る乗算回路に関する。
乗算結果をアナログ演算のためのアナログ電圧として生
成し得る乗算回路に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明の発明者等は特願平05−020
676号において、図2に示す乗算回路を提案してい
る。この乗算回路は、容量結合の重みによりアナログ入
力電圧に対してデジタル乗数を乗じたアナログ電圧を出
力し、この出力を2段階の反転増幅器INV1、INV
2あるいはINV3、INV2に入力し、その出力の安
定性と精度を確保している。これら反転増幅器は3段の
MOSインバータよりなり、その出力をフィードバック
キャパシタンスを介して入力に接続してなる。反転増幅
器は、MOSインバータのゲインを3重に掛けた大きな
オープンゲインにより出力の線形性と安定性を確保して
いる。
676号において、図2に示す乗算回路を提案してい
る。この乗算回路は、容量結合の重みによりアナログ入
力電圧に対してデジタル乗数を乗じたアナログ電圧を出
力し、この出力を2段階の反転増幅器INV1、INV
2あるいはINV3、INV2に入力し、その出力の安
定性と精度を確保している。これら反転増幅器は3段の
MOSインバータよりなり、その出力をフィードバック
キャパシタンスを介して入力に接続してなる。反転増幅
器は、MOSインバータのゲインを3重に掛けた大きな
オープンゲインにより出力の線形性と安定性を確保して
いる。
【0003】この乗算回路はアナログデータに対するデ
ジタル乗数の乗算を行うものであり、デジタルデータ相
互の乗算は実行できない。
ジタル乗数の乗算を行うものであり、デジタルデータ相
互の乗算は実行できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の問題点を解消すべく創案されたもので、デジタルデ
ータ相互の乗算を実行しその結果をアナログデータとし
て出力し得る乗算回路を提供することを目的とする。
来の問題点を解消すべく創案されたもので、デジタルデ
ータ相互の乗算を実行しその結果をアナログデータとし
て出力し得る乗算回路を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る乗算回路
は、所定のアナログ入力電圧に対して容量結合による重
み付けを2段階以上行い、この容量結合の重みを、デジ
タルデータに基づいた開閉手段コントールにより設定す
るものである。
は、所定のアナログ入力電圧に対して容量結合による重
み付けを2段階以上行い、この容量結合の重みを、デジ
タルデータに基づいた開閉手段コントールにより設定す
るものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、デジタルデータ相互の乗算結
果をアナログデータとして出力でき、その後のアナログ
演算のためのデータあるいはその他のアナログ入力とし
て使用できる。
果をアナログデータとして出力でき、その後のアナログ
演算のためのデータあるいはその他のアナログ入力とし
て使用できる。
【0007】
【実施例】次に本発明に係る乗算回路の1実施例を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0008】図1において、乗算回路は複数の第1開閉
手段SW11、SW12、SW13、SW14を有し、
これら開閉手段の出力には第1容量結合CP1が接続さ
れている。容量結合CP1はキャパシタンスC11、C
12、C13、C14、C15を並列接続してなり、キ
ャパシタンスC11〜C14の1端子は開閉手段SW1
1、SW12、SW13、SW14にそれぞれ接続され
ている。またキャパシタンスC15の1端子は接地され
ている。
手段SW11、SW12、SW13、SW14を有し、
これら開閉手段の出力には第1容量結合CP1が接続さ
れている。容量結合CP1はキャパシタンスC11、C
12、C13、C14、C15を並列接続してなり、キ
ャパシタンスC11〜C14の1端子は開閉手段SW1
1、SW12、SW13、SW14にそれぞれ接続され
ている。またキャパシタンスC15の1端子は接地され
ている。
【0009】容量結合CP1の出力は3段のMOSイン
バータI1、I2、I3よりなる反転増幅器INV1に
入力され、反転増幅器INV1の出力はフィードバック
キャパシタンスCf1を介してその入力に接続されてい
る。INV1は各MOSインバータのゲインを3重に掛
けた大きなゲインにより、出力の線形性と安定性を確保
している。
バータI1、I2、I3よりなる反転増幅器INV1に
入力され、反転増幅器INV1の出力はフィードバック
キャパシタンスCf1を介してその入力に接続されてい
る。INV1は各MOSインバータのゲインを3重に掛
けた大きなゲインにより、出力の線形性と安定性を確保
している。
【0010】開閉手段SW11〜SW14は2入力1出
力のスイッチであり、共通のアナログ入力電圧Vdまた
はグランドを対応するキャパシタンスC1iに接続す
る。開閉手段SW11〜SW14は4ビットのデジタル
信号Aによって制御され、信号Aの各ビットをa1、a
2、a3、a4とすると、ai(i=1〜4)が「1」
のときC1iをVdに、「0」のときグランドに接続す
る。ここでINV1の出力をVoとすると、
力のスイッチであり、共通のアナログ入力電圧Vdまた
はグランドを対応するキャパシタンスC1iに接続す
る。開閉手段SW11〜SW14は4ビットのデジタル
信号Aによって制御され、信号Aの各ビットをa1、a
2、a3、a4とすると、ai(i=1〜4)が「1」
のときC1iをVdに、「0」のときグランドに接続す
る。ここでINV1の出力をVoとすると、
【数1】
である。また開閉手段SW21〜SW24は2入力1出
力のスイッチであり、4ビットのデジタル信号Bによっ
て制御されている。信号Bの各ビットをb1、b2、b
3、b4とし、「1」のときVoに接続、「0」のとき
グランドに接続するものとすると、INV2の出力をV
outは、
力のスイッチであり、4ビットのデジタル信号Bによっ
て制御されている。信号Bの各ビットをb1、b2、b
3、b4とし、「1」のときVoに接続、「0」のとき
グランドに接続するものとすると、INV2の出力をV
outは、
【数2】
となる。
【0011】上記式(2)に式(1)を代入すると、
【数3】
となり、
【数4】
とすると、
Vout=Vd(A/16)(B/16) (5)
であり、Vdで正規化されたデジタル乗算結果となる。
【0012】なお容量結合CP1、CP2の規模を拡大
すればより大きいデジタルデータの乗算が可能であり、
また容量結合、反転増幅器の段数をさらに設ければより
多くのデジタル変数の乗算を実現し得る。また反転増幅
器に替えて単なる増幅器を使用すれば個々に非反転の出
力が得られる。但し、経験上3段インバータで充分な線
形性が得られており、乗数1個ごとに反転出力を生じさ
せる構成が、回路規模最小化の上で有効である。
すればより大きいデジタルデータの乗算が可能であり、
また容量結合、反転増幅器の段数をさらに設ければより
多くのデジタル変数の乗算を実現し得る。また反転増幅
器に替えて単なる増幅器を使用すれば個々に非反転の出
力が得られる。但し、経験上3段インバータで充分な線
形性が得られており、乗数1個ごとに反転出力を生じさ
せる構成が、回路規模最小化の上で有効である。
【0013】
【発明の効果】本発明に係る乗算回路は、所定のアナロ
グ入力電圧に対して容量結合による重み付けを2段階以
上行い、この容量結合の重みを、デジタルデータに基づ
いた開閉手段コントールにより設定するので、デジタル
データ相互の乗算結果をアナログデータとして出力で
き、その後のアナログ演算のためのデータあるいはその
他のアナログ入力として使用できるという優れた効果を
有する。
グ入力電圧に対して容量結合による重み付けを2段階以
上行い、この容量結合の重みを、デジタルデータに基づ
いた開閉手段コントールにより設定するので、デジタル
データ相互の乗算結果をアナログデータとして出力で
き、その後のアナログ演算のためのデータあるいはその
他のアナログ入力として使用できるという優れた効果を
有する。
【図1】本発明に係る乗算回路の1実施例を示す平面図
である。
である。
【図2】比較例示す回路図である。
INV1、INV2...反転増幅器
I1、I2、I3、I4、I5、I6...MOSイン
バータ CP1、CP2...容量結合 SW11、SW12、SW13、SW14、SW21、
SW22、SW23、SW24...開閉手段 C11、C12、C13、C14、C21、C22、C
23、C24... キャパシタンス A、B...デジタル信号 Vd...ドレイン電圧 Vo、Vout...出力電圧。
バータ CP1、CP2...容量結合 SW11、SW12、SW13、SW14、SW21、
SW22、SW23、SW24...開閉手段 C11、C12、C13、C14、C21、C22、C
23、C24... キャパシタンス A、B...デジタル信号 Vd...ドレイン電圧 Vo、Vout...出力電圧。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 高取 直
東京都世田谷区北沢3−5−18 鷹山ビ
ル 株式会社鷹山内
(72)発明者 山本 誠
東京都世田谷区北沢3−5−18 鷹山ビ
ル 株式会社鷹山内
(56)参考文献 特開 昭49−107650(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G06G 7/16
G06J 1/00
Claims (3)
- 【請求項1】 所定のアナログ入力電圧が共通に接続
された複数の開閉手段と、この開閉手段の出力が接続さ
れた容量結合と、この容量結合の出力が接続された高い
オープンゲインの増幅器と、この増幅器の出力を入力に
接続するフィードバックキャパシタンスとを有する重み
付け回路を複数直列に接続し、各重み付け回路の開閉手
段をデジタル信号により制御することを特徴とする乗算
回路。 - 【請求項2】 所定のアナログ入力電圧が共通に接続
された複数の第1開閉手段と、これら第1開閉手段の出
力が接続された第1容量結合と、この第1容量結合の出
力に接続された第1反転増幅器と、この反転増幅器の出
力を入力に接続する第1フィードバックキャパシタンス
と、前記第1反転増幅器の出力に接続された複数の第2
開閉手段と、この第2開閉手段の出力に接続された第2
容量結合と、この第2容量結合の出力に接続された第2
反転増幅器と、この第2反転増幅器の出力を入力に接続
する第2フィードバックキャパシタンスとを備えて、第
1、第2反転増幅器は奇数個のMOSインバータを直列
接続してなることを特徴とする乗算回路。 - 【請求項3】 アナログ入力電圧は反転増幅器のドレ
イン電圧であることを特徴とする請求項2記載の乗算回
路。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26112294A JP3511320B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 乗算回路 |
EP19950114823 EP0707274B1 (en) | 1994-09-30 | 1995-09-20 | Multiplication circuit |
DE1995616624 DE69516624T2 (de) | 1994-09-30 | 1995-09-20 | Multiplikationsschaltung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26112294A JP3511320B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 乗算回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08101876A JPH08101876A (ja) | 1996-04-16 |
JP3511320B2 true JP3511320B2 (ja) | 2004-03-29 |
Family
ID=17357410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26112294A Expired - Fee Related JP3511320B2 (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 乗算回路 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0707274B1 (ja) |
JP (1) | JP3511320B2 (ja) |
DE (1) | DE69516624T2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0741366B1 (en) * | 1995-04-26 | 2001-02-14 | Yozan Inc. | Multiplication circuit |
CN1090838C (zh) * | 1996-05-21 | 2002-09-11 | 株式会社鹰山 | 反相放大电路 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4654815A (en) * | 1985-02-07 | 1987-03-31 | Texas Instruments Incorporated | Analog signal conditioning and digitizing integrated circuit |
JPH0520676A (ja) | 1991-07-12 | 1993-01-29 | Sony Corp | 強磁性金属微粒子 |
JP2985996B2 (ja) * | 1992-11-27 | 1999-12-06 | 株式会社高取育英会 | 乗算回路 |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP26112294A patent/JP3511320B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-09-20 DE DE1995616624 patent/DE69516624T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-09-20 EP EP19950114823 patent/EP0707274B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08101876A (ja) | 1996-04-16 |
EP0707274B1 (en) | 2000-05-03 |
DE69516624T2 (de) | 2000-08-31 |
EP0707274A1 (en) | 1996-04-17 |
DE69516624D1 (de) | 2000-06-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20031224 |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080116 Year of fee payment: 4 |
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