JP3510250B2 - 円錐形吸着フィルタ - Google Patents

円錐形吸着フィルタ

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JP3510250B2 JP50713494A JP50713494A JP3510250B2 JP 3510250 B2 JP3510250 B2 JP 3510250B2 JP 50713494 A JP50713494 A JP 50713494A JP 50713494 A JP50713494 A JP 50713494A JP 3510250 B2 JP3510250 B2 JP 3510250B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明は吸着(coalescing)技術に関し、特に、実質
的にあらゆる種類の吸着フィルタアセンブリに用いられ
得る吸着フィルタ素子の改良に関する。より詳しくは、
本発明は、気体や他の液体から液滴成分を分離するため
に用いられる円錐形吸着フィルタ素子に関する。円錐形
状は、吸着素子の外側面とフィルタアセンブリの内側面
との間の領域における被処理流体に支持ないし再連行さ
れる液滴成分の最大径を減少させる。これにより、吸着
された液滴を被処理流体から分離することがより効率化
される。同時に、吸着フィルタ素子内の圧力低下を小さ
くする。
従来技術の説明 液適成分を気体や他の液体から分離する要求は、長年
にわたって続いている。空気や気流中に一般的に見られ
る流体は、潤滑油、水、塩水、酸、苛性液、炭化水素、
グリコール、アミン等である。これらの流体は通常、小
さな液滴ないしエーロゾルの形で存在する。エーロゾル
のサイズ分布は、流体汚染物質の表面張力とその発生過
程とに主に依存する。表面張力が小さくなると、エーロ
ゾルのサイズもそれにしたがって小さくなる。これは、
分子間結合力(エーロゾルの表面分子を内部に引き寄せ
て、体積に関して表面積を極小化しようとする力)が弱
くなるためである。
オイルエーロゾルの50重量%以上が1ミクロンよりも
小さいことが知られている。その表面張力の近似性から
して、グリコール、アミンおよび炭化水素についても同
様のことが言える。
沈殿室、ワイヤメッシュ(衝撃)分離機、遠心(機械
的)分離機、粗いガラスやセルロースのフィルタ等に代
表される従来の濾過/分離装置は、1ミクロンの液体を
不十分ながら分離するのがやっとであり、ミクロン以下
のエーロゾルや粒子を除去することは実際上不可能であ
る。これらの汚染原因となる問題を解決するためには、
より高度の効率性を有する吸着フィルタを用いなければ
ならない。
本発明に関連するタイプの既存の吸着フィルタおよび
吸着素子のすべては、チューブ状ないし円筒形に形成さ
れており、その内側から外側へ、あるいは外側から内側
へと流体を流動させるように構成されている。多くの濾
過の場合には外側から内側へと流動させることが有利で
あるが、気体から液滴やエーロゾルを吸着し、あるいは
混合できない2つの液相の吸着にあっては、内側から外
側へと流動させることが特に有利である。
これらの適用においては、一般に、圧力収容容器ある
いはハウジングの内部に吸着素子を固定して吸着フィル
タアセンブリを形成していた。連続相の気体あるいは液
体は、分散状態の液体エーロゾルないし液滴を含み、こ
れらはしばしば不連続相と呼ばれる。混合物は入口から
アセンブリに入り、吸着素子の内部に流入する。流体が
吸着素子のフィルタ媒体を通って流動するとき、液滴が
媒体内の樹脂に接触し、流体から除去される。媒体内に
おいて、液滴は他の液滴と合着して成長し、素子の下流
側において大きな液滴として出現する。この大きな液滴
は、重力作用によって連続相流体から分離される。液滴
の密度が流体密度よりも大きい場合、すなわちたとえば
空気中の油滴である場合、該液滴は、その重力のゆえ
に、空気の上昇流に逆らってフィルタアセンブリの底部
に滞留する。逆に液滴密度が流体密度よりも小さなと
き、すなわちたとえば水中の油滴のような場合、該液滴
は、下降する水流に逆らってアセンブリ上方に向けて上
昇する。
液滴のサイズ、液滴の密度、流体の速度および流体の
密度によって、フィルタアセンブリ内における液滴の滞
留または上昇およびその速度が決定される。吸着フィル
タの設計において、分離効率を低減させることなく、ア
センブリ内の流体の流速を最大にすることが有利であ
る。これにより、所定流速を得るために必要なハウジン
グのサイズが小さなもので済み、したがって製造コスト
が減少される。しかしながら、従来の円筒形吸着素子に
は、フィルタハウジング設計に実質的な制約を与えると
いう問題があった。吸着素子が円筒形状であることは、
素子とハウジング壁との間に固定的な環状スペースが形
成されることを意味する。したがって、 円筒形の素子設計の場合、素子の軸長に沿ったすべて
の地点において環流速度が異なっている。たとえば気体
から油滴を分離する場合、気体は上昇流となって素子か
ら排出され、液滴は下流側に滞留する。素子の底部にお
いては流動が見られず、したがって環流速度は実質的に
ゼロとなる。素子の頂部においては、気体の全量が上昇
しながら素子から排出されるため、断面オープン領域
(素子と容器壁との間の領域)によって分割される流体
の環流速度は100%となる。同様に、素子の中間地点に
おける環流速度は、断面オープン領域によって分割され
る全流量の50%となる。
更に、素子の開放端に入る気体に起因する圧力低下
は、素子の内径の作用として考えられる。円筒形素子の
内径は、ハウジング径、素子の壁厚および環状スペース
の大きさによって制限される。液滴の再連行を防止する
ためには、環流速度を十分に低い値に維持する必要があ
る。内径を小さくすることは、所定流速に対する圧力低
下が増大することを意味する。
環流速度を低減して液滴の再連行を防止するための手
法について多くの研究を重ねた結果、実質的に円錐形状
に形成された吸着フィルタの開発に成功した。この場
合、ハウジング壁面とフィルタ素子との間のオープン領
域は流動方向において増大する。流速をQ、オープン領
域の断面積をAとすると、環流速度Vaは、Va=Q/Aで表
される。これから、流速の増大につれてフィルタ素子と
ハウジングとの間の領域が増大するならば、環流速度を
一定に保持し、あるいは望まれる場合には逆に低下させ
ることができるということが理解されるであろう。
円錐形吸着フィルタの概念が開発された後、この概念
が新規なものであることを確認するために、米国特許商
標局における従来技術の調査を行った。円錐形吸着素子
を開示する唯一のものは米国特許第2823760号であっ
た。他の特許についても調査中に確認したが、本発明の
概念に関連するものではなかった。上記米国特許につい
て詳細に検討したところ、共通性が見い出されるのはそ
の外観においてのみであった。この従来技術は一定の圧
力を維持するものである。これは、内側から外側へと流
動させて吸着を行うものではなく、遠心分離機に関する
ものである。これは、流体を外側から内側に流動させ
て、遠心力と、それによって得られる一定方向の流体速
度とに依存して、被処理流体から吸着液滴を分離するも
のである。したがって、上記従来技術には円錐形吸着フ
ィルタカートリッジを作ることが開示されているもの
の、完全に異なる目的に供するものであり、本発明が目
的とする吸着フィルタにおける問題点の解決には何ら寄
与することのできないものである。
発明の要約 本発明は、円錐形吸着フィルタ素子を提供することに
よって従来技術の問題点を解決する。本発明による円錐
形吸着フィルタ素子は、いかなる種類の吸着フィルタア
センブリに用いることができ、その適用に応じて、液滴
を気体または他の種類の液体から分離する。かかる形状
的特徴により、吸着素子の外側面とフィルタアセンブリ
の内側面との間の領域における被処理流体の流速を小さ
くし、吸着された液体が気流に再連行されることを防止
することができる。
本発明の好適な実施例において、円錐形素子は通常の
T型フィルタハウジング内に配置される。円錐形素子の
小さいほうの端部がフィルタハウジングの入口に通じ
て、空気から油滴を吸着する。同様の円錐形フィルタ素
子は複合要素ハウジングに用いることができ、この場
合、流体は素子の底部または幅広部分から導入される。
これらの実施例において、流体は内側から外側へと移動
し、フィルタ素子とフィルタハウジング壁面との間の環
流速度は実質的に一定となる。特定の適用に依存して、
他の形状を採用することができるが、円錐形フィルタの
最小端は、いかなる場合であっても、被処理流体の流動
方向に向けて配置されなければならない。フィルタ素子
に用いられる媒体は、形成され、プリートされ(pleate
d)あるいはラップされ(wrapped)た真空とすることが
できる。本発明の円錐形吸着素子は、液体成分を気体か
ら分離し、あるいは特定の液体成分を他の液体から分離
するために用いられ得る。
すなわち、本発明は、同一容器サイズの場合に、従来
の同様の流体速度の円筒形素子よりも小さな環流速度を
与えることのできる吸着フィルタ素子および吸着フィル
タアセンブリを提供することを目的とする。
本発明の別の目的は、フィルタ素子の軸方向に沿った
すべての地点において実質的に同一の環流速度を与える
ことのできる吸着フィルタ素子および吸着フィルタアセ
ンブリを提供することにある。
本発明の更に別の目的は、フィルタ素子の底部から頂
部に向けて流体が移動するにつれて環流速度を低減させ
ることのできる吸着フィルタ素子および吸着フィルタア
センブリを提供することにある。
本発明の更に別の目的は、吸着フィルタアセンブリ内
における全体的な圧力低下を小さくすることのできる吸
着フィルタ素子および吸着フィルタアセンブリを提供す
ることにある。
本発明の更に別の目的は、所定の流速および圧力低下
のために、吸着素子および吸着フィルタアセンブリのサ
イズを減少しあるいは最小限にするのできる手段を提供
することにある。
本発明の他の目的および利点は、下記記述および添付
請求の範囲から明らかとされるが、明細書の一部を構成
する添付図面を参照されたい。添付図面において同一符
号は同一部分ないし要素を示す。
図面の簡単な説明 図1は、円筒形フィルタハウジング内に配置された従
来の円筒形吸着カートリッジを示す概略図である。
図2は、円筒形フィルタハウジング内に配置された本
発明の円錐形吸着フィルタを示す概略図である。
図3は、本発明の円筒形吸着フィルタをT型フィルタ
ハウジングに適用した実施例であり、円筒形ハウジング
内においてエンドキャップ間に配置された本発明の円筒
形吸着フィルタを部分的に断面で示す正面図である。
図4は、本発明の円筒形吸着フィルタを複合要素から
なる高効率吸着フィルタに適用した実施例を部分的に断
面で示す正面図である。
図5は、図4の5−5線による断面図である。
本発明は添付図面に示される特定の構成および部品配
置に限定されるものと解釈してはならない。本発明は他
の実施例をとることができ、請求の範囲に記載された範
囲内において様々な変形態様をとり得る。また、明細書
で用いられている語法、表現および術語は、本発明の説
明を目的としたものであり、何ら限定の意図を伴わない
ことを理解すべきである。
好適な実施例の説明 吸着フィルタアセンブリの設計において、所定の流速
のために要求されるハウジングサイズを小さくして製造
コストを低減するために、分離効率を損なうことなく、
アセンブリ内の流体速度の最小化に意を配することが求
められる。ここでは次の3つの重要事項を考慮しなけれ
ばならない。
1)フィルタ媒体を横切る表面速度 2)連続相流体の環流速度 3)吸着フィルタアセンブリを横切る圧力低下 フィルタ性能に対する表面速度の影響は、表面速度が
増大するにつれてフィルタ効率が低下するという事実に
よって支配される。加えて、表面速度の増大はフィルタ
媒体および素子を横切る圧力低下の増大をもたらす。
分散した液滴がフィルタ媒体内の樹脂によって捕捉さ
れると、該液滴が下流側表面に向けて移動する際の速度
は、液敵上の媒体を通って流れる連続相の牽引力(drag
force)の作用として考えられる。液滴に働く牽引力が
液滴の樹脂への付着力を上回るとき、液滴は流体に再連
行される。牽引力は連続相流体の粘性と流速および液滴
の大きさとに依存し、付着力は液滴と樹脂との間の表面
張力に依存する。
吸着フィルタの設計上の他の目的は、可能な限り大き
な液滴を生成させて、その滞留(あるいは上昇)を確保
し、流体への再連行を防止することである。連続相流体
の表面速度の増大につれて牽引力も増大する。増大した
牽引力は、小さな液滴を樹脂から剥奪する傾向を増す。
吸着フィルタ素子を通って流動した流体は、その後、素
子の外側面と容器の内側面との間を流動する。素子とハ
ウジング壁面との間の環状スペースを流動する流体速度
は環流速度と呼ばれる。流体の環流速度が液滴の滞留速
度を上回る場合、液滴はもはや滞留することができず、
流体に再連行される。
更に、フィルタアセンブリを横切る圧力低下を最小限
に抑えることが有利である。圧力低下あるいは圧力損失
は、一次的にはフィルタ媒体を通る流体の制限によって
もたらされ、流体が素子内側に入るときの素子開放端を
通る流体の制限によってもたらされる。フィルタアセン
ブリ内の圧力低下は、ハウジング内の圧力低下と吸着素
子内の圧力低下との総和である。素子内の圧力低下は、
媒体の透過性と表面積とに依存する。ハウジング内の圧
力低下は、主として、入口と出口の制限および素子内側
への開口ないし制限とによってもたらされる。本発明の
円錐形吸着フィルタ素子の設計においては、以上の事項
を考慮に入れなければならない。
流速をQ、フィルタ素子とフィルタアセンブリ壁面と
の間の環状領域をAとして、環流速度はVa=Q/Aで表さ
れる。これは近似式であることを理解されたい。フィル
タの長さ方向において還流速度を一定にするものとして
フィルタ素子を設計すると、フィルタには若干の放物線
形状を与えることになる。これは本発明の範囲内ではあ
るが、好適な実施例ではない。
上記したパラメータのすべてを勘案した上で、本発明
の円錐形吸着フィルタ素子は従来の吸着フィルタと同様
にして製造することができる。かかる吸着フィルタは、
1またはそれ以上の支持コアと、支持層と、エンドキャ
ップと、弾性シールとを有して構成され得る。米国特許
第4836931号および同第4052316号に記述されるように、
多孔質のマンドレル内部を真空吸引し、このマンドレル
を様々な樹脂組成物のスラリー中に浸漬することによ
り、フィルタ媒体をシームレスチューブに製造すること
ができる。
平板状の媒体から円錐形フィルタを製造し、これを米
国特許第3802160号、同第4157968号および同第3708965
号に開示される装置のような中央コアの回りに何度も巻
いてもよい。
また、平板状の媒体を円筒形マンドレルの回りに何度
も巻き付け、樹脂バインダを含浸させて剛性を高めた後
に、該マンドレルを除去するようにして製造することも
できる。この方法は、米国特許第4006054号、同第41027
85号および同第4376675号に開示されている。
フィルタ媒体はプリーツ処理してもよい。プリーツ処
理技術は当業界において公知である。
円錐形吸着素子の利点は、これを従来の円筒形吸着素
子と比較することによって明確に理解され得る。以下に
示す例は、2種類の大きさ(外径2.75''×長さ30''およ
び外径6''×長さ36'')の円筒形吸着素子を、これら各
々の円筒形吸着素子と同一内径のフィルタ容器内にフィ
ットする円錐形吸着素子と比較したものである。これら
の例において、流体には1,000psig、60゜Fの天然ガスが
用いられている。
例1 所定のフィルタ容器径において、改良された円筒形吸
着フィルタ素子は、従来の円筒形吸着素子に比べて、還
流速度を低下させ、圧力低下を小さくする。例1におい
て、同一流速で円錐形吸着素子を円筒形吸着素子と比較
した。円錐形吸着素子の寸法は、比較する円筒形吸着素
子と周面積が略同一となるように選択し、したがってフ
ィルタ媒体内の圧力低下は同一である。比較の結果を次
表に示す。
これら2つの場合において、同一の流速および表面速
度でありながら、円錐形吸着素子の方が円筒形吸着素子
よりも小さな還流速度(10に対して6.13、また10に対し
て5.83)を与えていることが分かる。加えて、エンドキ
ャップ(基部内径)を通る圧力低下もかなり小さくなっ
ている(円筒形吸着素子の0.24に対して0.24、また0.10
に対して0.02)。
例2 改良された円錐形吸着フィルタ素子の設計は、所定径
のフィルタ容器においてより多くの気体を流動させるこ
とができる利点を有する。例2においては、円錐形吸着
素子の長さを増大させて比較対象の円筒形吸着素子より
も大きな表面積を与え、容器内の圧力低下(表面速度に
関連する)および還流速度を同一とした条件下におい
て、より多くの気体をフィルタ媒体に通過させるものと
した。
これら2つの場合において、同一の還流速度でありな
がら、円錐形吸着素子は円筒形吸着素子よりも高い流速
を与えている(27.6に対して45、また91.5に対して15
7)。更に、端部(基部内径)を通る圧力低下も実質的
に小さくなっている(0.24psidに対して0.08psid、また
0.1psidに対して0.06psid)。
図1には、従来技術によるフィルタ構造の典型例が示
されている。この構造においては、中空の円筒形フィル
タ素子20が円筒形ハウジング21内に配置されている。濾
過すべき流体あるいは気体は入口22に導入され、フィル
タ20内部からその外部へと流通し、フィルタ素子20と円
筒形ハウジング21との間を移動し、ついにはフィルタハ
ウジングから出てゆく。還流速度Vaは、フィルタ素子20
とフィルタハウジング21との間の領域Aによって分割さ
れる流れQの指数として表現されるので、領域が各横断
面において一定である場合、流れがフィルタ素子20の底
部における0%から頂部における100%にまで増大する
につれて速度も増大する。したがって、速度が大きくな
りすぎると、一般にフィルタ素子20の底部に向けて移動
する吸着液滴が気流に再連行されてしまい、分離効率を
低減させる傾向がある。
これに対して、図2には、同様のフィルタハウジング
21内に本発明による円錐形吸着フィルタ素子25が配置さ
れたものが示されている。同様に、気流は入口22から導
入されて上方に向けて流動する。このとき、フィルタ素
子25とフィルタハウジング21との間の領域が上方に向か
うにつれて増大しているので、適切なフィルタ設計によ
って還流速度を一定に保持し、実質的に一定とし、ある
いはフィルタ設計者によって選択された特定のパラメー
タによっては還流速度を低下させるようにすることがで
きる。
図3には、典型的なT型フィルタアセンブリ30が示さ
れている。このフィルタアセンブリは、中央開口37を含
む入口36を有している。この構成は、当業界においてT
型ヘッド35として知られている。このフィルタヘッドは
また、環状スペース39と連通する出口38を有する。これ
ら入口36と出口38は、濾過すべき流体をフィルタアセン
ブリ内部に導入するための手段を構成している。ヘッド
35の下端には、保持リング41を螺着可能な螺刻部40が設
けられる。保持リング41には、リム43を有するフィルタ
ボウル42が保持されている。リム43は、ヘッド35におけ
る適当な溝46内に設けられるOリング45に対して圧接さ
れる。以上から理解されるように、ヘッド35、保持リン
グ41およびOリング45によって密閉された内部空間46が
形成される。入口36と出口38とは密閉内部空間46に通じ
ている。
フィルタ保持手段47がフィルタヘッド35の中央に設け
られ、密閉内部空間46の内部に収容されている。
下端50Aおよび上端50Bを有する円錐形フィルタ素子50
が、保持手段47に螺着されたエンドキャップ51と中央開
口37を取り巻くように形成された環状シール面48との間
に気密状態に設けられている。この本発明実施例におい
て、環状シール面48はフィルタヘッド35と一体に設けら
れ、T型フィルタハウジングにおいてしばしば用いられ
る上端エンドキャップを省略している。
このように、円錐形フィルタ素子50は、その両端50A
および50Bが一対の閉塞部材、すなわち本例にあっては
環状シール面48とエンドキャップ51との間に実質的に閉
塞された状態で配置され、フィルタ内部に気密状態で通
ずる入口手段と大気に通ずる出口手段とを有する適当な
フィルタハウジングの内部に設けられている。
図4および図5には、複合要素からなる高効率の吸着
フィルタが示されている。このフィルタは本出願人によ
って製造されるタイプのものであるが、本発明の円錐形
吸着フィルタ素子を受容するように若干変形されてい
る。この実施例において、複合要素フィルタアセンブリ
60は、入口62および出口63が設けられたフィルタハウジ
ング61を有している。入口62と出口63との間にはチュー
ブシート64が配置されている。このチューブシートに
は、ライザー(riser)65に通じる開口が複数形成され
ている。ライザーの上端には一体的にエンドキャップ部
65Aが設けられ、この上に複数の細長い円錐形フィルタ
素子67が配置されている。既述した設計上の考慮事項に
依存して、細長い円錐形フィルタ素子67は、図示しない
が、丸められた頂点を有する直円錐形とすることができ
る。あるいは、図示されるように、上端および下端にシ
ール面(67A、67B)を有して、ライザーのシール面65A
と保持ロッド69によって所定位置に保持されるエンドキ
ャップアセンブリ68との間に閉塞挟持される円錐形フィ
ルタ素子67であってもよい。
入口62から入り込んだ大きな汚染物質および液体スラ
グは下方の排水だめ72に収容され、下方排水口73から排
出される。残る液体エーロゾルは吸着素子67によって気
流から分離され、上方排水だめ70に収容される。上方排
水だめからは必要に応じて上方排水口71を介して排出さ
れる。
このようにして、従来の吸着フィルタ素子が有してい
た問題点を注意深く研究することにより、上記した新規
な円錐形吸着フィルタ素子および従来のフィルタアセン
ブリに用いてより優れた効率を発揮することのできる様
々なフィルタアセンブリが開発された。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 39/00 - 39/20

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランダムに配向されたグラスファイバより
    円錐形に形成されて内側から外側へと濾過すべき流体を
    流動させる多孔質フィルタ素子を有し、該多孔質フィル
    タ素子の回りに密接して巻き付けた薄いシート状物から
    なる少なくとも1つの層が設けられることを特徴とする
    円錐形吸着フィルタ。
  2. 【請求項2】上方環状シール面と下方環状シール面とを
    有する請求項1の吸着フィルタ。
  3. 【請求項3】前記多孔質フィルタ素子および前記薄いシ
    ート状物を径方向に支持するべく、十分な剛性を有する
    シームレス外側支持構造体を有し、該外側支持構造体
    は、前記多孔質フィルタ素子および前記薄いシート状物
    の外側層との複合体の外径よりも若干小さな内径を有
    し、前記複合体を完全に囲繞していることを特徴とする
    請求項1の吸着フィルタ。
  4. 【請求項4】前記多孔質フィルタ素子が平板状フィルタ
    媒体から製造されたものであることを特徴とする請求項
    1の吸着フィルタ。
  5. 【請求項5】前記多孔質フィルタ媒体が製造過程におい
    てプリーツ処理されていることを特徴とする請求項1の
    吸着フィルタ。
  6. 【請求項6】一端または両端にシール面を有することを
    特徴とする請求項1の吸着フィルタ。
  7. 【請求項7】前記薄いシート状物が前記多孔質フィルタ
    素子よりも大きな孔を有することを特徴とする請求項1
    の吸着フィルタ。
  8. 【請求項8】a)円錐形の内側支持構造体と、 b)前記内側支持構造体の回りに巻き付けられたシート
    状物からなる内側層と、 c)ランダムに配向されたグラスファイバからなる円錐
    形の多孔質フィルタ素子と、 d)前記多孔質フィルタ素子の回りに密接して巻き付け
    られた薄いシート状物からなる少なくとも1つの外側層
    と、 e)前記多孔質フィルタ素子および前記外側層を径方向
    に支持するべく十分な剛性を有する円錐形のシームレス
    外側支持構造体と、を有してなり、前記外側支持構造体
    は、前記内側支持構造体と前記内側層と前記多孔質フィ
    ルタ素子と前記外側層とからなる複合体の外径よりも若
    干小さな内径を有し、前記複合体を完全に囲繞している
    ことを特徴とするフィルタ。
  9. 【請求項9】a)ランダムに配向されたグラスファイバ
    からなり、上方環状シール面と下方環状シール面とを有
    する円錐形多孔質フィルタ素子と、 b)濾過すべき流体を前記フィルタ素子の内側から外側
    へと流動せしめるように、該フィルタ素子の内部に導入
    する手段と、を有してなり、前記フィルタ素子の両端は
    一対の閉塞部材によって実質的に閉塞され、前記フィル
    タ素子は、該フィルタ素子の内部と気密的に通ずる入口
    手段を有するフィルタハウジング内に配置されることを
    特徴とするフィルタアセンブリ。
  10. 【請求項10】a)入口と出口とを有するフィルタハウ
    ジングと、 b)前記入口と出口との間に配置される複数の開口を有
    するチューブシートと、 c)前記開口と前記チューブシートとに気密的に接続さ
    れ、その上端に一体的にフィルタシール面を有する複数
    の立上げ部材と、 d)前記立上げ部材に装着される複数の細長い円錐形フ
    ィルタ素子と、 e)前記細長い円錐形フィルタ素子に対して軸方向に圧
    力を与えるエンドキャップアセンブリであって、該フィ
    ルタ素子を前記一体的フィルタシール面と該エンドキャ
    ップアセンブリとの間にシールするものであるエンドキ
    ャップアセンブリと、 f)前記チューブシートの直上に設けられる上方排水だ
    めと、 g)前記上方排水だめに流通する上方ドレーンと、 h)前記フィルタハウジングの入口の下方に設けられる
    下方排水だめと、 i)前記下方排水だめに流通する下方ドレーンと、を有
    してなることを特徴とする吸着フィルタアセンブリ。
  11. 【請求項11】a)上方環状シール面と下方環状シール
    面とを有する円錐形多孔質フィルタ素子と、 b)濾過すべき流体を前記フィルタ素子の内側から外側
    へと流動せしめるように、該フィルタ素子の内部に導入
    する手段と、を有してなり、前記フィルタ素子の両端は
    一対の閉塞部材によって実質的に閉塞され、前記フィル
    タ素子は、該フィルタ素子の内部と気密的に通ずる入口
    手段と、大気または該フィルタ素子の内側に通ずる出口
    手段とを有するフィルタハウジング内に配置されること
    を特徴とする吸着フィルタアセンブリ。
  12. 【請求項12】a)入口と出口とを有するフィルタハウ
    ジングと、 b)前記入口と出口との間に配置される複数の開口を有
    するチューブシートと、 c)前記開口に装着される複数の細長い円錐形フィルタ
    素子と、 d)前記フィルタ素子の内部に気密的に通ずる入口手段
    と、 e)大気に通ずる出口手段と、を有することを特徴とす
    る吸着フィルタアセンブリ。
  13. 【請求項13】a)入口と出口とを有するフィルタハウ
    ジングと、 b)前記入口と出口との間に配置される複数の開口を有
    するチューブシートと、 c)前記開口と前記チューブシートとに気密的に接続さ
    れ、その上端に一体的にフィルタシール面を有する複数
    の立上げ部材と、 d)前記立上げ部材に装着する複数の細長い円錐形フィ
    ルタ素子と、 e)前記細長い円錐形フィルタ素子に対して軸方向に圧
    力を与えるエンドキャップアセンブリであって、該フィ
    ルタ素子を前記一体的フィルタシール面と該エンドキャ
    ップアセンブリとの間にシールするものであるエンドキ
    ャップアセンブリと、 f)前記チューブシートの直上に設けられて吸着液を回
    収する排水だめと、 g)前記排水だめに流通して回収液を排出するドレーン
    と、を有することを特徴とする吸着フィルタアセンブ
    リ。
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