JP3509387B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/12—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
- B60C11/1204—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe
- B60C2011/1213—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe sinusoidal or zigzag at the tread surface
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- Tires In General (AREA)
Description
し、更に詳しくは、オフロードでの高いトラクション性
を維持しつつ、オンロードでの旋回排水性を高めるよう
にした、特にRV用に好適な空気入りタイヤに関する。
は、トレッド面のショルダー部にタイヤ幅方向に延びる
溝幅を広くしたラグ溝を配置すると共に、該ラグ溝で区
分されるブロックを比較的大きくしてブロック剛性を高
め、砂や泥濘地等のオフロードにおける高いトラクショ
ン性を確保するようにしている。
ロードで使用されることも多く、上記のようにブロック
を大きくしてブロック剛性を高めると、オンロードでの
旋回排水性が低くなる。そこで、上記対策として、ブロ
ックにタイヤ接地端を越えてタイヤ幅方向に延びる細溝
を配置し、排水性能を高める提案がある。しかし、該細
溝により排水性を確保するためには、その溝深さを或る
程度深くする必要があるが、そのように細溝を深くする
と、ブロック剛性が大きく低下し、それによって、オフ
ロードでの高いトラクション性を確保することができな
いという問題があった。
ロードでの高いトラクション性を確保しながら、オンロ
ードでの旋回排水性を高めることが可能な、特にRV用
に適した空気入りタイヤを提供することにある。
明は、トレッド面にタイヤ周方向に延びる主溝を設ける
と共に、トレッド面のショルダー部にタイヤ接地端を越
えてタイヤ幅方向に延びるラグ溝をタイヤ周方向に沿っ
て所定のピッチで配置し、タイヤ周方向に隣接するラグ
溝間にタイヤ接地端を越えてタイヤ幅方向に延びる細溝
を設けた空気入りタイヤにおいて、前記細溝のうち前記
タイヤ接地端からタイヤ幅方向内側に延長する細溝部分
の溝底を底上げして浅溝部に形成すると共に、該浅溝部
の溝深さを前記ラグ溝の溝深さの15〜25%にし、か
つ該浅溝部の溝底面に該細溝の延びる方向に沿って延在
するサイプを設けると共に、該サイプを前記タイヤ接地
端よりタイヤ幅方向外側に延長する細溝部分に連通させ
たことを特徴とする。
内側に位置する細溝の溝底を底上げし、溝深さを浅くす
ることにより、細溝をラグ溝間に配置しても該ラグ溝で
区分されるトレッド面に形成された陸部の剛性を大きく
低下させることがなく、その陸部の高い剛性によりオフ
ロードでの高いトラクション性を確保することができ
る。しかも、細溝の底上げした浅溝部の底面にサイプを
設けると共に、該サイプをタイヤ接地端よりタイヤ幅方
向外側の細溝部分に連通させることにより、溝底を浅く
したことによる排水性の低下をサイプにより補うことが
できる。そのため、オンロードでの旋回排水性を高める
ことができる。
の図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明
の空気入りタイヤのトレッドパターンの一例で、特にR
V用に適した空気入りタイヤの一例を示す。トレッド面
1には、タイヤ周方向Tに沿って延びる2本のストレー
ト状溝(主溝)2が設けられている。このストレート状
溝2は、その溝中心Oがトレッド展開幅Wを3等分する
位置を中心に、その左右にトレッド展開幅Wの5%内と
なるようにそれぞれ配置され、それら2本のストレート
状溝2により、トレッド面1は、ストレート状溝2間の
センター部1Aと、両ストレート状溝2よりタイヤ外側
の両ショルダー部1Bとに区分されている。ストレート
状溝2の溝幅は、泥濘地等での排水性を一層良好にする
ため、トレッド展開幅Wの10〜15%と、一般に用い
られる溝幅よりも広くしている。
トレッド面を展開した時に、トレッド表面において、そ
の溝の端から端まで見通すことができる、所謂シースル
ーの状態の溝のことである。従って、多少ジグザグ状に
蛇行した溝であっても、トレッド表面において、溝の端
から端まで見通し可能であれば、それはここでいうスト
レート状溝に属するものである。
ョルダー部1Bには、それぞれタイヤ幅方向に延びる横
溝3Aとラグ溝3Bが、タイヤ周方向Tに沿って所定の
ピッチで配置されている。これら横溝3Aとラグ溝3B
は、ストレート状溝2よりも溝幅は狭く形成されている
が、その溝深さはストレート状溝2と同じになってい
る。
その両端を該ストレート状溝2に連通させた蛇行する曲
線状に形成されると共に、タイヤ幅方向に対し同じ方向
で傾斜するように配置されている。横溝3Aは1本置き
に溝幅を狭くした狭溝3A'に形成され、その狭溝3A'
は、ストレート状溝2に連通する部分、及びタイヤ赤道
線CL付近で溝幅が広くなるようにしている。
は、タイヤ周方向Tに沿ってストレートに延びる副溝5
が設けられている。この副溝5は、タイヤ赤道線CLを
挟んで交互に配置され、これら副溝5と横溝3A、及び
ストレート状溝2により多数のブロック(陸部)4Aが
トレッド面1のセンター部1Aに区画形成されている。
これらの各ブロック4Aには、タイヤ幅方向に延びる切
込み状の複数のサイプ6が設けられている。ブロック4
Aのタイヤ周方向中央部に両端がストレート状溝2と副
溝5とにそれぞれ連通するサイプ6aが1本配置され、
その前後に、一端のみがストレート状溝2に連通するサ
イプ6bと細溝5に連通するサイプ6cとがそれぞれ配
設されている。
するストレート状溝2の位置からタイヤ外側に向けてタ
イヤ展開幅Wを越えるように延設されると共に、狭溝3
A'とハ字状になるように傾斜して配置され、また、傾斜
側を凸とする曲線状に形成されている。各ラグ溝3Bに
は、そのストレート状溝2側の中途部から分岐するラグ
溝3Bよりも溝幅を狭くした副ラグ溝3B'が連設されて
いる。この副ラグ溝3B'は、ラグ溝3Bの傾斜側に向け
て分岐し、そのラグ溝3Bと傾斜方向を同じにしながら
タイヤ外側に向けてタイヤ展開幅を越えて延在し、ま
た、傾斜側を凸とする曲線状に形成されている。
外側に向けて溝幅を次第に広くするように構成され、ラ
グ溝3Bは、副ラグ溝3B'よりタイヤ外側に位置する溝
幅がストレート状溝2間に配置された横溝3Aよりも幅
広に形成されている。これにより、砂地等を走行した際
に砂等の掻出を良好にすると共にセルフクリーニング性
を高めるようにしている。
トレート状溝2により、トレッド面1の両ショルダー部
1Bには多数のブロック(陸部)4B1,4B2が区画形成
されている。これらブロック4B1,4B2は、比較的大き
なブロックで(タイヤ周方向に長く)ブロック剛性を高
めるように形成され、砂や泥濘地等のオフロードにおけ
る高いトラクション性を確保するようにしている。
ック4B1には、このブロックを2つに分割する細溝7が
各1本設けられている。この細溝7の内端は、上記横溝
3Aの太い方の溝と対面するようにストレート状溝2に
連通し、外端は副ラグ溝3B'に連通し、ブロック4B1を
大小のブロック4B11,4B12 に2分割している。細溝7
の溝深さは、ストレート状溝2の溝深さよりも浅く、そ
の半分程度の深さになっている。
と副ラグ溝3B'により区画されたブロック4B2には、上
記細溝7よりも溝幅を多少大きくした細溝8がそれぞれ
設けられている。各小ブロック4B11 には、一端のみが
ストレート状溝2に連通する細溝8aが1本形成され、
各大ブロック4B12 には、そのタイヤ周方向中央部に、
タイヤ内側からタイヤ外側に向けてタイヤ接地端Eを越
えると共にタイヤ展開幅Wを越えて延在し、その内端を
溝に連通させずにブロック内に配置させた細溝8bが1
本それぞれ配設されている。
おける長さを長くした各ブロック4B2には、2本の細溝
8cが形成されている。この細溝8cは、そのブロック
をタイヤ周方向で略3等分する位置にそれぞれ配置さ
れ、タイヤ内側からタイヤ外側に向けてタイヤ接地端E
を越えると共にタイヤ展開幅Wを越えて延在し、その内
端を溝に連通させずにブロック内に配置させている。
B,3B',7,8の溝面積比率は、上述したセンター部
1Aに配置した溝部3A,5の溝面積比率よりも大きく
なっている。本発明では、上記のような構成の空気入り
タイヤにおいて、図1,2に示すように、タイヤ接地端
Eからタイヤ内側に位置する細溝8b,8cの細溝部分
b1,c1の溝底が底上げされた浅溝部に形成され、タ
イヤ接地端Eよりタイヤ外側に延びる細溝部分b2,c
2よりも溝深さが浅くなっている。
cの延びる方向に沿って延在する1本の切込み状のサイ
プ9がそれぞれ設けられている。このサイプ9は、タイ
ヤ接地端Eよりタイヤ外側の細溝部分b2,c2に連通
している。このように本発明では、タイヤ周方向Tに隣
接するラグ溝3B,3B'間に位置するブロック4B12 ,
4B2に、その内側からタイヤ接地端Eを越えてタイヤ幅
方向に延びる細溝8b,8cを設けた空気入りタイヤに
おいて、タイヤ接地端よりタイヤ内側に位置する細溝部
分b1,c1の溝底を底上げし、溝深さを浅くしたの
で、排水用の細溝8b,8cを配置してもブロック4B
12 ,4B2の剛性を大きく低下させることがないため、
オフロードでの高いトラクション性を確保することがで
きる。
面xにタイヤ接地端Eよりタイヤ外側の細溝部分b2,
c2に連通させて設けたので、溝底を浅くしたことによ
る排水性の低下を該サイプ9により補うことが可能にな
り、それによって、オンロードでの旋回排水性を効果的
に高めることができる。上記細溝8b,8c(細溝部分
b2,c2)の溝深さとしては、旋回走行時の排水性を
確保するため、ストレート状溝2の溝深さの35〜60
%にすることができるが、それに対して、底上げされた
浅溝部(細溝部分b1,c1)は、ラグ溝3Bの溝深さ
の15〜25%にすることができる。
%未満であっても、また、細溝部分b2,c2の溝深さ
がストレート状溝2の溝深さの35%未満であっても、
良好な排水効果を得ることが難しくなる。逆に、両者が
上記上限値を越えると、ブロック剛性の低下が大きくな
って、オフロードでのトラクション性が大きく低下す
る。
ストレート状溝2の溝深さの35〜60%に位置させる
ことができる。好ましくは、サイプ9を底上げする前の
細溝の溝底面(細溝部分b2,c2の溝底面)yまで達
するように形成するのがよい。上記サイプ9の幅として
は、細溝8b,8cの溝幅の20〜30%にすることが
できる。なお、細溝8b,8cの溝幅としては、2〜5
mmにすることができる。
する小ブロック4B11 にも、一端がストレート状溝2に
連通する細溝8aが設けれらているが、この細溝8aも
上記と同様にして溝底を底上げし、図に示すようにその
浅くした溝部底面xにサイプ9を配置することができ
る。このサイプ9は、ストレート状溝2に連通するよう
に配設される。
て、センター部1に配置した溝部3A,5の溝面積比率
を、センター部1Aの全表面(センター部1Aに位置す
るトレッド面)の面積に対し25〜35%の範囲、各シ
ョルダー部1Bに配置した溝部3B,3B',7,8の溝
面積比率を、各ショルダー部1Bの全表面(各ショルダ
ー部1Bに位置するトレッド面)に対し36〜45%の
範囲にすることができる。
するトレッド面1のセンター部1Aに、その溝面積比率
を上記のような範囲にしたオンロード用の溝部を設ける
一方、オフロード走行時に大きく作用する両ショルダー
部1Bには、一般のRV用の溝面積比率以上となる溝部
を上記の範囲にして配置することにより、オンロード走
行時の操縦安定性を高めながら、オフロード走破性を実
用許容範囲以上確保することができる。
ストレート状溝2の溝深さの75〜85%にするのが好
ましく、このように溝底を底上げすることにより、セン
ター部1Aに形成したブロック4Aの剛性を高め、オン
ロードでの操縦安定性を一層高めることができる。各シ
ョルダー部1Bには、図1に示すように、タイヤ周方向
に沿って延びる周方向溝は何ら設けられることなく、タ
イヤ幅方向に延びる溝部のみを設けるのが好ましい。
ロック壁面)2aには、図3に示すように、その溝壁面
2aから張り出した棚部10を設けるのがよい。この棚
部10は、溝底から延びる2段の階段状に形成され、タ
イヤ周方向Tに延びるストレート状溝2に沿って、図1
に示すように、両側の溝壁面2aに交互となるように配
置されている。このように棚部10を交互に配設するこ
とにより、棚部10に面したブロックエッジ部の剛性を
交互に高め、そのエッジ効果によってオンロードでのト
ラクション性を高めることができる。
状溝2の溝幅をトレッド展開幅Wの10〜15%とした
のは、トレッド展開幅Wの10%よりも小さくなると、
RV用タイヤとしての高い排水性能を得ることが困難と
なり、逆に15%よりも大きくなると、ブロック剛性に
悪影響を及ぼすためである。また、ストレート状溝2の
溝中心Oがトレッド展開幅Wを3等分する位置の左右に
トレッド展開幅Wの5%内としたのは、その範囲よりタ
イヤ内側に位置すると、センター部1Aが占める面積が
狭くなるため、RV用タイヤにおいて良好なオンロード
性能を得ることができず、逆に、タイヤ外側に位置する
と、ショルダー部1Bが占める面積が小さくなるため、
オフロード性能が大きく低下するためである。
ッド面1にブロック4A,4B1,4B2を配置した空気入
りタイヤについて説明したが、それに限定されず、ブロ
ックやリブ等の陸部を配置した空気入りタイヤであって
も好適に用いることができ、本発明は、特に、トレッド
面のショルダー部に溝幅を広くしたラグ溝を配置すると
共にショルダー部の溝面積比率をセンター部より大きく
したRV用の空気入りタイヤに好ましく採用することが
できる。
Sで共通にし、図1に示す構成の発明タイヤと、図1の
構成において、ショルダー部のブロック内に細溝を設け
ていない従来タイヤ1、及び細溝を底上げしていない従
来タイヤ2とをそれぞれ作製した。
深さ(本発明タイヤではタイヤ接地端における細溝部分
b2,c2の深さ)は、ストレート状溝の溝深さの50
%、細溝の溝幅は3mm、本発明タイヤにおいて、細溝の
底上げした浅溝部の深さはラグ溝の溝深さの21%、サ
イプの下端はストレート状溝の溝深さの50%に位置
し、そのサイプの幅は細溝幅の27%である。
JJのリムに装着し、空気圧を200kPa にしてパジェ
ロワゴン(三菱自動車製)に取付け、以下に示す測定条
件により、オフロードでのトラクション性とオンロード
での旋回排水性の評価試験を行ったところ、表1に示す
結果を得た。 トラクション性 粘土質からなるオフロードコースにおいて、テストドラ
イバーによるフィーリングテストでトラクション性を評
価し、その結果を従来タイヤ1を100とする指数値で
示した。この値が大きい程オフロードでのトラクション
性が優れている。 旋回排水性 水深平均10mmのウェット路面を半径100mの円弧を
描きながら速度を上げてゆき、ハイドロプレーニング現
象が発生するまでの限界速度を測定し、その結果を従来
タイヤ1を100とする指数値で評価した。この値が大
きい程オンロードでの旋回排水性が優れている。
での高いトラクション性を確保しながら、オンロードで
の旋回排水性を高めることができるのが判る。なお、ト
ラクション性は95以上であれば、オフロードでの高い
トラクション性が確保される。
イヤ周方向に延びる主溝を設けると共に、トレッド面の
ショルダー部にタイヤ接地端を越えてタイヤ幅方向に延
びるラグ溝をタイヤ周方向に沿って所定のピッチで配置
し、タイヤ周方向に隣接するラグ溝間にタイヤ接地端を
越えてタイヤ幅方向に延びる細溝を設けた空気入りタイ
ヤにおいて、前記タイヤ接地端からタイヤ内側に位置す
る細溝の溝底を底上げした浅溝部に形成し、該浅溝部の
溝底面に該細溝の延びる方向に沿って延在するサイプを
設けると共に、該サイプをタイヤ接地端よりタイヤ外側
の細溝部分に連通させたので、オフロードでの高いトラ
クション性を確保しながら、オンロードでの旋回排水性
を向上することができる。
面の要部展開図である。
部 1B ショルダー部 2 ストレート
状溝(主溝) 3A 横溝 3B ラグ溝 4A,4B1,4B2 ブロック(陸部) 8(8a,8
b,8c)細溝 9 サイプ E タイヤ接地
端 T タイヤ周方向 b1,c1 細
溝部分(浅溝部) b2,c2 細溝部分 x 浅溝部の溝
底面 y 細溝の溝底面
Claims (5)
- 【請求項1】 トレッド面にタイヤ周方向に延びる主溝
を設けると共に、トレッド面のショルダー部にタイヤ接
地端を越えてタイヤ幅方向に延びるラグ溝をタイヤ周方
向に沿って所定のピッチで配置し、タイヤ周方向に隣接
するラグ溝間にタイヤ接地端を越えてタイヤ幅方向に延
びる細溝を設けた空気入りタイヤにおいて、前記細溝のうち 前記タイヤ接地端からタイヤ幅方向内側
に延長する細溝部分の溝底を底上げして浅溝部に形成す
ると共に、該浅溝部の溝深さを前記ラグ溝の溝深さの1
5〜25%にし、かつ該浅溝部の溝底面に該細溝の延び
る方向に沿って延在するサイプを設けると共に、該サイ
プを前記タイヤ接地端よりタイヤ幅方向外側に延長する
細溝部分に連通させた空気入りタイヤ。 - 【請求項2】 前記細溝のうち前記浅溝部が形成されな
い部分の溝深さを前記主溝の溝深さの35〜60%にし
た請求項1に記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項3】 前記主溝とラグ溝の溝深さを同じにした
請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項4】 前記サイプの下端を前記主溝の溝深さの
35〜60%に位置させた請求項1、2または3に記載
の空気入りタイヤ。 - 【請求項5】 前記サイプの幅を前記細溝の溝幅の20
〜30%にした請求項1乃至4のいずれかに記載の空気
入りタイヤ。
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JP11928696A Expired - Lifetime JP3509387B2 (ja) | 1996-05-14 | 1996-05-14 | 空気入りタイヤ |
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-
1996
- 1996-05-14 JP JP11928696A patent/JP3509387B2/ja not_active Expired - Lifetime
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