JP3508418B2 - 遠隔切断装置 - Google Patents

遠隔切断装置

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JP3508418B2
JP3508418B2 JP25823496A JP25823496A JP3508418B2 JP 3508418 B2 JP3508418 B2 JP 3508418B2 JP 25823496 A JP25823496 A JP 25823496A JP 25823496 A JP25823496 A JP 25823496A JP 3508418 B2 JP3508418 B2 JP 3508418B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子炉内の構造
物、特に炉心支持板をシュラウドに固定するスタッドボ
ルトを切断除去する遠隔切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原子炉においては、炉心支持板が圧力容
器に多数のスタッドボルトにて固定されている。建築時
に炉心支持板を据付後、スタッドボルトは脱落防止のた
め溶接固定されている。このため、原子炉の解体作業や
補修作業において炉心支持板を取り外す場合、スタッド
ボルトを切断し炉外に回収する必要がある。
【0003】従来の原子炉の解体作業や補修作業におい
ては、炉内の放射線汚染物質を洗浄の上、作業環境に放
射線隔壁を施設し作業者を投入して手作業により炉内構
造物の切断作業を行った。あるいは、例えば特開昭62
−228986号公報で開示されているように、炉内に
切断装置を投入し、切断作業を行っていた。一方、炉内
での遠隔切断装置を用いたスタッドボルトの切断回収手
段としては、次の2つの方法が考えられる。
【0004】1)炉心支持板の端部とシュラウド内壁面
との間に切断工具を挿入しスタッドボルトの中間部を切
断分離して、スタッドボルトの上部切断片を炉心支持板
に残留させ、スタッドボルトの下部切断片は、炉底部に
向い落下させる。
【0005】2)炉心支持板上面で、切断工具によりス
タッドボルトのボルトヘッド部を切断分離して、スタッ
ドボルトの上部切断片を炉心支持板より回収し、スタッ
ドボルトの下部切断片は、炉底部に向い落下させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】まず、スタッドボルト
の切断回収を従来の炉内での人手作業を前提として行う
場合、炉心支持板が炉内でも放射化の影響が最も高く、
かつスタッドボルトの数が多数なため、人手作業が不可
能かあるいは作業者一人当たりの作業時間を著しく制限
され人件費の増大及び工期の長期化を招く。
【0007】一方遠隔切断装置を用いた切断回収手段に
ついては、下記の点についての考慮が不十分である。
【0008】従来の技術1)で指摘したスタッドボルト
の切断方法では、スタッドボルトの上部切断片を炉心支
持板にぶら下げたまま同時に回収できる利点があるが、
炉心支持板の端部とシュラウド内壁面との間の隙間が数
cm程度であり、挿入可能な切断工具に限界がある。
【0009】一方、従来の技術2)で指摘したスタッド
ボルトの切断方法では、ワッシャ等の付属部品を伴うボ
ルトヘッドの切断片の個別回収が必要であり、回収に手
間取る
【0010】さらに、従来の技術1)、2)共に、炉心
支持板の下部でスタッドボルトの下部切断片を回収する
必要があるが、下部切断片を回収する手段は炉心支持板
のCRD通過孔を通り越して炉心支持板の下部に据え付
ける必要がある。さらに、工期短縮のため、多数のスタ
ッドボルトに対し遠隔切断装置を効率良く据え付ける必
要がある。
【0011】本発明の目的は、炉心支持板の上面からの
切断工具のアプローチによりスタッドボルトを切断し、
切断した後のボルトヘッド等を効率よく回収することに
ある。すなわち、ボルトヘッド等を安定に炉心支持板に
残留させるか、もしくは切断作業と同時にボルトヘッド
及びワッシャ等の周辺部品を消滅させるかして効率よく
回収する。本発明ではまた、遠隔操でスタッドボルトの
下部切断片を回収するとともに、スタッドボルト切断装
置を容易に据付できることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の特徴は、原子炉の炉心支持板を固定するスタッドボ
ルトを切断する遠隔切断装置において、板状の放電加工
電極とこの放電加工電極を繰り出す繰出機構とを有する
切断ヘッドと、この切断ヘッドを保持する支持機構と、
切断されたスタッドボルトを収納するバケットと、この
バケットを鉛直軸周りには回動させ水平方向には往復動
させる切片捕獲装置とを備え、スタッドボルト切断時は、
前記支持機構を炉心支持板に着座させるとともに前記放
電加工電極の繰り出し方向を炉心支持板の上面に対して
所定角度傾斜させ、前記バケットを炉心支持板の下部に
配置することにある。
【0013】上記目的を達成する本発明の他の特徴は、
原子炉の炉心支持板を固定するスタッドボルトを切断す
る遠隔切断装置において、切断媒体を射出して対象物を
切断する切断ヘッドと、この切断ヘッドを保持する支持
機構と、切断されたスタッドボルトを収納するバケット
と、このバケットを鉛直軸周りには回動させ水平方向に
は往復動させる切片捕獲装置とを備え、スタッドボルト
切断時は、前記支持機構を炉心支持板に着座させるとと
もに切断媒体の射出方向を炉心支持板の上面に対して所
定角度傾斜させ、前記バケットを炉心支持板の下部に配
置することにある。
【0014】上記目的を達成するための本発明のさらに
他の特徴は、原子炉の炉心支持板を固定するスタッドボ
ルトを切断する遠隔切断装置において、板状の放電加工
電極とこの放電加工電極を繰り出す繰出機構とを有する
切断ヘッドと、この切断ヘッドを保持する支持機構と、
切断されたスタッドボルトを収納するバケットと、この
バケットを鉛直軸周りには回動させ水平方向には往復動
させる切片捕獲装置とを備え、スタッドボルト切断時は、
前記支持機構を炉心支持板に着座させるとともに前記放
電加工電極の繰り出し方向をスタッドボルトの軸方向に
ほぼ平行にし、前記バケットを炉心支持板の下部に配置
することにある。
【0015】そして上記いずれかの特徴において、前記
支持機構は、炉心支持板のCRD通過穴に着座する多関
節機構であることが望ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施例の構成を図1〜図
3を用いて説明する.図1は、本実施例の遠隔切断装置
1の全体構成を示す図である。図2は、本実施例の切断
ヘッド2の詳細構造及び切断作業状況を示す図である。
図3は、本実施例の切片捕獲装置4の作業状況を示す図
である。図1、図2及び図3において同じ構成要素に対
して同じ番号を記してある。
【0017】図1に示すように、上部格子板100は、
シュラウド101の突起部102の上面に載せられた状
態で保持され、上部格子板100から突起部102を貫
くスタッドボルト103及びナット105により締結固
定している。ここで、スタッドボルト103上部のボル
トヘッド104は、スタッドボルト103に対し脱落防
止のため溶接固定されている。
【0018】図1に示すように、遠隔切断装置1は、切
断加工を行う切断ヘッド2、切断ヘッド2の位置および
姿勢を切断対象に対して位置決めを行う支持機構3及び
スタッドボルト103の下部切断片108を捕獲回収す
るための切片捕獲装置4から構成されている。
【0019】図2に示すように、切断ヘッド2は、支持
板31に設けられた板状の放電加工電極30を備え、支
持板31は、ベースフレーム34上のレール35とスラ
イドベアリング32及び33を介して、ベースフレーム
34に対し摺動支持されている。さらに、放電加工電極
30は、電極送りモータ37により回転駆動されるボー
ルスクリュー38と、支持板31に設けたナット36に
より、ベースフレーム34に対して送りだし及び引き込
み駆動される。さらに、切断ヘッド2は、放電加工電極
30の繰り出し方向が炉心支持板100の上面に対し所
定の角度を以て傾斜するように、フランジ11を介して
支持機構3に対し結合している。
【0020】図1に示すように、支持機構3は、据え付
け部12と、回転自由度を有する第一関節5と、第一の
リンク8と、回転自由度を有する第二関節6と、第二の
リンク9と、手首関節7から構成されており、手首関節
7は、ボールスプラインシャフト10を垂直方向及び垂
直軸回りに旋回させる自由度を持つ。切断ヘッド2と支
持機構3は、ボールスプラインシャフト10の先端に設
けられたフランジ11によって連結されている。据え付
け部12はCRD通過孔106に着座する着座部13を
有し、ねじ14を回転することによりクランプ15を押
し広げ、炉心支持板100に固定される。
【0021】切断ヘッド2の水平面内の位置決めは、第
一関節5および第二関節6を駆動し、第一のリンク8お
よび第二のリンク9を操作することにより実施される。
さらに、切断ヘッド2の垂直方向の位置決め及び水平面
内の姿勢決めは、手首関節7を駆動し、ボールスプライ
ンシャフト10を旋回上下運動することにより実施され
る。
【0022】つぎに、切片捕獲装置4は、据え付け部1
2の下端部に設けられており、遠隔切断装置1を炉心支
持板100上に据え付けた状態で、炉心支持板100の
下に位置する。切片捕獲装置4は、スタッドボルト10
3の下部切断片108を捕獲するためのバケット16
と、据え付け部12の下端部に設けられバケット16を
鉛直方向回りに旋回させる旋回機構17と、バケット1
6をシュラウド101に向け押し出す繰り出し機構18
とから構成される。繰り出し機構18は、旋回機構17
に設けられた支持ポール19と、支持ポール19の長手
方向に摺動支持されアクチュエータ20によって直動駆
動される駆動ブロック21と、リンク22及び23から
構成される。リンク23は、回転ヒンジ24で駆動ブロ
ック21に連結され、回転ヒンジ25で、バケット16
の上端部に連結されている。さらに、リンク22は、回
転ヒンジ26で支持ポール19に連結され、回転ヒンジ
27でリンク22上の回転ヒンジ24及び25の軸間中
心に連結される。
【0023】この構成により、アクチュエータ20を駆
動することにより、バケット16を水平方向に駆動でき
る。
【0024】なお、図3に示す様に、バケット16を支
持ポール19側に引き寄せた状態では、切片捕獲装置4
の断面領域は、CRD通過孔を通過できる形状となって
いる。さらに、バケット16の下部には、下部切断片1
08を排出するためのハッチ28が設けられており、ア
クチェータ29によりハッチ28を開閉できる構成とな
っている。
【0025】次に本実施例の動作について図1、図2及
び図3を用いて説明する。
【0026】まず、遠隔切断装置1の据え付けについて
は、図3に示すように、バケット16を引き込んだ状態
で、切片捕獲装置4をCRD通過孔を通過させ、図1に
示すように、遠隔切断装置を炉心支持板100上に着座
固定する。その後、図3に示すように、旋回機構17と
繰り出し機構18を遠隔操作し、バケット16を切断対
象のスタッドボルト103の直下に位置決めする。この
とき、図1に示すように、バケット16は回転ヒンジ2
5の自由度によりシュラウド101の傾斜部107の内
壁面に馴染み密着して据え付けられる。
【0027】次に、切断作業については、図2に示すよ
うに、支持機構3を遠隔操作することにより、放電加工
電極30のをボルトヘッド104の近傍に位置決めし、
放電加工を実施し、炉心支持板100とスタッドボルト
103を傾斜方向に両断する。この操作に於て、スタッ
ドボルト103が切断された時点で、切断された下部切
断片108が落下し、バケット16に捕獲される。
【0028】次に、切断作業が終了した後、バケット1
6を次の切断対象であるスタッドボルト103の下に位
置決めし、さらに、支持機構3により切断ヘッド2を切
断対象であるスタッドボルト103のをボルトヘッド1
04の近傍に位置決めし、切断作業を繰り返す。この操
作を反復し、バケット16に下部切断片108を蓄積
し、所定量蓄積した時点で、バケット16を収納し、遠
隔切断装置1を、炉心支持板100から他所に設けた下
部切断片108の回収領域の上まで移動し、ハッチ28
を開放することで、バケット16に蓄積した下部切断片
108を排出する。
【0029】この後、遠隔切断装置1を他のCRD通過
孔106に据え付け同様な操作を繰り返すことで、炉心
支持板100を固定する全てのスタッドボルト103を
切断する。さらに、遠隔切断装置1を撤去した後、炉心
支持板100を水平に吊上げ、炉内への物品の落下が起
きない位置まで移動し、炉心支持板100の上に残存す
るスタッドボルト103の回収を行う。
【0030】以上説明した本実施例によれば、スタッド
ボルト103を切断した後、上部切断片が炉心支持板1
00のボルト孔に挿入されたまま残存するため、炉内部
に取り落とすことなく炉心支持板100と共に炉外に回
収できる。
【0031】さらに、下部切断片108は、バケット1
6により蓄積し炉外に回収できる。さらに、スタッドボ
ルト103の切断ヘッド2へのアプローチは、干渉物の
少ない上部格子板100の上部空間で行われるので、切
断ヘッド2の寸法形状に対する制約が少ない。
【0032】さらに、切断ヘッド2の据え付け位置決め
は、多自由度機構からなる支持機構3により実行するこ
と、さらに、バケット16を炉心支持板100の下で任
意に位置決めできることから、1回の遠隔切断装置1の
炉心支持板100上での据付に伴い複数のスタッドボル
ト103の切断作業を実行できる。
【0033】本発明の他の実施例を、図4を用いて説明
する。
【0034】図4は、本実施例の遠隔切断装置39の切
断ヘッド40の切断状況を説明した図である。図4にお
いて、図1−図3と同じ構成要素に対しては同じ番号を
記してある。
【0035】図4に示すように、本実施例の切断ヘッド
40は、プラズマトーチ、ウォータージェット切断工具
等の切断媒体41を射出し対象物を切断する構成のもの
であり、切断ヘッド40は、フランジ11に対し、切断
媒体41の射出方向が炉心支持板100の上面に対し所
定の角度傾斜するように据え付けられている。このよう
な構成に於て、支持機構3により、切断ヘッド40の姿
勢を一定に保ち、図4紙面の法線方向に移動させること
により、炉心支持板100とスタッドボルト103を斜
めに両断する。
【0036】以上説明した本実施例によれば、切断工具
としてプラズマトーチ、ウォータージェット等を用いる
ため、放電加工により切断加工を行う図1の実施例に比
べより高速に切断作業を実施できる。
【0037】本発明の他の実施例を、図5を用いて説明
する。
【0038】図5は、本実施例の遠隔切断装置42の切
断ヘッド43の切断状況を説明した図である。図4にお
いて、図1−図3と同じ構成要素に対しては同じ番号を
記してある。
【0039】本実施例の切断ヘッド43では、放電加工
電極44がブロック状の形状をしており、ベースフレー
ム45は、放電加工電極44の繰出し方向がほぼ鉛直方
向となるように、フランジ11に結合する構成となって
いる。このような構成に於て、支持機構3により放電加
工電極44の底面をボルトヘッド104の直上に位置す
るように、切断ヘッド43を位置決めした後、放電加工
電極44を降下させ、放電加工によりボルトヘッド10
4全体を溶融除去する。炉心支持板100上のボルトヘ
ッド104が完全に除去された時点で、スタッドボルト
103の下部切断片108はバケット16にて回収され
る。
【0040】以上説明した本実施例によれば、図1に示
した実施例のように、炉心支持板100上にスタッドボ
ルト103の上部切断片を残すことなく、炉心支持板1
00の移動ができるため炉底部への切断片の落下の危険
性をより軽減できる。
【0041】本発明の他の実施例を、図6を用いて説明
する。
【0042】図6は、本実施例の切断装置46の全体構
成を説明した図である。図6において、図1−図3と同
じ構成要素に対しては同じ番号を記してある。
【0043】本実施例の切断ヘッド47は、ベースフレ
ーム48の構成を除き機能及び構造共に図2に示す切断
ヘッド2と同様である。本実施例の支持機構46は2つ
のボルトヘッド104に被さる位置決めキャップ50及
び51を足場に炉心支持板100に着座し、ベースフレ
ーム48を介して結合された切断ヘッド47の位置及び
姿勢を一意に規定する。
【0044】以上説明した本実施例によれば、図1に示
した実施例のように、多自由度機構により支持機構を構
成するのに比べ、装置の構成を簡単にでき、切断ヘッド
47の位置決め精度をより高くでき切断作業の信頼性を
高めることができる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、原子炉の補修工事もし
くは廃炉解体工事において発生する炉心支持板の除去作
業に於て、炉心支持板をシュラウドに固定するスタッド
ボルトを、炉底部への取り落とし無しに切断除去するこ
とができる。さらに、複数のスタッドボルトに対する切
断ヘッド及び切片捕獲装置の据え付け作業を、多自由度
機構によりフレキシブルに実行できるため、切断毎の装
置の再据え付けに要する時間が短縮でき効率の良い切断
作業が実現できる。さらに、遠隔切断装置の炉内投入、
切断作業、炉心支持板、スタッドボルトの回収等の一連
の解体作業を遠隔操作で炉外より実施できるため、作業
工程の短縮が図られ、工事コストも低減される効果を持
つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例の切断ヘッドの説明図である。
【図3】本発明の実施例の切片捕獲装置の説明図であ
る。
【図4】本発明の他の実施例の切断ヘッドの説明図であ
る。
【図5】本発明の他の実施例の切断ヘッドの説明図であ
る。
【図6】本発明の他の実施例の全体構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1、39、42、46…遠隔切断装置、2、40、4
3、47…切断ヘッド、3、49…支持機構、4…切片
捕獲装置、5…第一関節、6…第二関節、7…手首関
節、8…第一のリンク、9…第二のリンク、10…ボー
ルスプラインシャフト、11…フランジ、12…据え付
け部、13…着座部、14…ねじ、15…クランプ、1
6…バケット、17…旋回機構、18…繰り出し機構、
19…支持ポール、20、29…アクチュエータ、21
…駆動ブロック、22、23…リンク、24、25、2
6、27…回転ヒンジ、28…ハッチ、30、44…放
電加工電極、31…支持板、32、33…スライドベア
リング、34、45、48…ベースフレーム、35…レ
ール、36…ナット、37…電極送りモータ、38…ボ
ールスクリュー、41…切断媒体、50、51…キャッ
プ、100…炉心支持板、101…シュラウド、102
…突起部、103…スタッドボルト、104…ボルトヘ
ッド、105…ナット、106…CRD通過孔、107
…傾斜部、108…下部切断片。
フロントページの続き (72)発明者 志村 孝夫 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 (72)発明者 大森 信哉 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 (72)発明者 多田 伸雄 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 (72)発明者 武藤 寛 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23H 9/00 B23H 7/00 G21F 9/30

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原子炉の炉心支持板を固定するスタッドボ
    ルトを切断する遠隔切断装置において、板状の放電加工
    電極とこの放電加工電極を繰り出す繰出機構とを有する
    切断ヘッドと、この切断ヘッドを保持する支持機構と、
    切断されたスタッドボルトを収納するバケットと、この
    バケットを鉛直軸周りには回動させ水平方向には往復動
    させる切片捕獲装置とを備え、スタッドボルト切断時は、
    前記支持機構を炉心支持板に着座させるとともに前記放
    電加工電極の繰り出し方向を炉心支持板の上面に対して
    所定角度傾斜させ、前記バケットを炉心支持板の下部に
    配置することを特徴とする遠隔切断装置。
  2. 【請求項2】原子炉の炉心支持板を固定するスタッドボ
    ルトを切断する遠隔切断装置において、切断媒体を射出
    して対象物を切断する切断ヘッドと、この切断ヘッドを
    保持する支持機構と、切断されたスタッドボルトを収納
    するバケットと、このバケットを鉛直軸周りには回動さ
    せ水平方向には往復動させる切片捕獲装置とを備え、ス
    タッドボルト切断時は、前記支持機構を炉心支持板に着
    座させるとともに切断媒体の射出方向を炉心支持板の上
    面に対して所定角度傾斜させ、前記バケットを炉心支持
    板の下部に配置することを特徴とする遠隔切断装置。
  3. 【請求項3】原子炉の炉心支持板を固定するスタッドボ
    ルトを切断する遠隔切断装置において、ブロック状の放
    電加工電極とこの放電加工電極を繰り出す繰出機構とを
    有する切断ヘッドと、この切断ヘッドを保持する支持機
    構と、切断されたスタッドボルトを収納するバケットと、
    このバケットを鉛直軸周りには回動させ水平方向には往
    復動させる切片捕獲装置とを備え、スタッドボルト切断
    時は、前記支持機構を炉心支持板に着座させるとともに
    前記放電加工電極の繰り出し方向をスタッドボルトの
    方向にほぼ平行にし、前記バケットを炉心支持板の下
    部に配置することを特徴とする遠隔切断装置。
  4. 【請求項4】前記支持機構は、炉心支持板のCRD通過
    穴に着座する多関節機構であることを特徴とする特許請
    求項ないし3のいずれか1項に記載の遠隔切断装置。
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