JP3508186B2 - 番組配信システム及び記録再生装置 - Google Patents
番組配信システム及び記録再生装置Info
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Description
てテレビジョン信号からなる番組を配信する番組配信シ
ステム、及び、その際に使用されて好適な記録再生装置
に関するものである。
組を配信する番組配信システムが考えられている。しか
しながら従来のシステムでは、配信された番組は、送信
側からの連絡に応じて受信側で手動によりVTR(記録
再生装置)に記録される。また再生も手動により行われ
るか、受信側で入力された再生スケジュール等に従って
行われているものである。
Rを操作できるオペレーターが必要である。また再生ス
ケジュール等を入力するための複雑な操作を行えるオペ
レーターが必要であった。このため従来のシステムで
は、例えば社内放送等で本社で制作された番組を支社に
配信して再生するような場合に、各支社ごとにオペレー
ターを養成する必要があり、容易に実施できるものでは
なかった。
点は、番組を配信する際には受信側にオペレーターを養
成する必要があり、システムを容易に実施できるもので
はなかったというものである。
もので、送信側で番組の配信に必要な操作を制御できる
ようにした番組配信システムを提供するものである。ま
たその際に使用されて好適な記録再生装置を提供するも
のである。
は、送信側装置で、テレビジョン信号からなる番組を配
信すると共に、送信側装置で、少なくともテレビジョン
信号の記録または再生及びそれに関連する動作を示す動
作データと、再生動作の開始時刻を示す時刻データと、
再生動作の繰り返し間隔を示す時間データとを含むデー
タ信号を配信し、受信側装置で、配信されたデータに基
づいて配信された番組が記録されると共に、受信側装置
で、配信されたデータに基づいて記録された番組が再生
されるようにした番組配信システムである。
部から供給される少なくとも記録または再生及びそれに
関連する動作を示す動作データと、再生動作の開始時刻
を示す時刻データと、再生動作の繰り返し間隔を示す時
間データとを含むデータ信号が格納される第1の記憶手
段と、データ信号と共に通信により外部から供給される
テレビジョン信号からなる番組を記憶する第2の記憶手
段と、現時刻のデータを発生する時計手段と、この時計
手段から発生される現時刻のデータと、第1の記憶手段
に格納されたデータ信号とに基づいて装置全体の制御を
行う制御手段とを備え、再生動作の開始時刻を示す時刻
データと時計手段から発生される現時刻のデータとに基
づいて、動作データに従った第2の記憶手段に記憶され
た番組の再生動作を実行すると共に、再生動作の繰り返
し間隔を示す時間データに従って再生動作データに従っ
た第2の記憶手段に記憶された番組の再生動作が繰り返
されるようにした記録再生装置である。
載の記録再生装置において、再生動作の繰り返しは、再
生動作の開始時刻を示す時刻データに再生動作の繰り返
し間隔を示す時間データを加算したデータを生成するこ
とにより行われるようにした記録再生装置である。
の手段記載の記録再生装置において、再生動作の開始時
刻を示す時刻データは、予め設定された通信の送信地点
との時差を加減算したデータが生成されるようにした記
録再生装置である。
の制御のためのデータ信号が伝送され、これにより番組
の記録再生が行われると共に、このデータ信号として動
作の繰り返し間隔を示す時間データが伝送されることに
より、繰り返しの度にデータ信号を伝送する必要がなく
なり、効率の良いシステムの運用を行うことができる。
ン番組を配信する番組配信システムの構成を示す。この
図1において、10は全体としての送信側の構成(アッ
プリンクシステム)を示す。このアップリンクシステム
10には、制作された番組の収録された送信側のVTR
11が設けられる。この送信側のVTR11からの映像
信号V及び音声信号Aが盗視聴防止のための信号の変換
を施すエンコーダ12に供給される。この変換された信
号が送信するための変調器/エキサイタ13に供給され
る。そしてこの変調器/エキサイタ13からの信号がア
ンテナ14に供給されて、通信衛星20に送信される。
である。このコンピュータ15からの制御信号がVTR
11及びエンコーダ12に供給され、これらの動作の制
御が行われる。それと共にこのコンピュータ15にて、
受信側の動作制御のための、少なくとも記録または再生
及びそれに関連する動作を示す動作データと、動作の開
始時刻を示す時刻データと、動作の繰り返し間隔を示す
時間データとを含む、データ信号Dが作成される。そし
てこのコンピュータ15で作成されたデータ信号Dがエ
ンコーダ12に供給され、後述するように送信される信
号の中に挿入される。
ウンリンクシステム)を示す。このダウンリンクシステ
ム30では、通信衛星20からの信号がアンテナ31で
受信される。このアンテナ31からの信号がチューナ及
びデコーダ32に供給されて、上述の映像信号V及び音
声信号Aが復調されると共に、コンピュータ15で作成
されたデータ信号Dが取り出される。この映像信号V、
音声信号A及びデータ信号DがVTR(記録再生装置)
33に供給される。
解読され、この解読されたデータ信号Dに従って、復調
された映像信号V及び音声信号AがVTR33に記録さ
れる。さらにこの解読されたデータ信号Dに従ってVT
R33が再生される。そしてこの再生された映像信号V
及び音声信号Aが受像機34に供給される。またこの解
読されたデータ信号Dに従って、VTR33から受像機
34にコントロール信号が供給される。
この図2において、VTR33は本体33Aと制御部3
3Bから構成される。そしてVTR本体33Aには、チ
ューナ及びデコーダ32(図示せず)で復調された映像
信号V及び音声信号Aが供給される。また制御部33B
には、制御用のCPU331、チューナ及びデコーダ3
2からのデータ信号Dを受け取ったり、受像機34にコ
ントロール信号を送り出すシリアルポートインターフェ
イス332、不揮発性RAM333、現時刻のデータを
発生する時計部334、及びVTR本体33Aとの通信
をする内部インターフェイス335が設けられる。これ
により上述の動作が行われる。
の映像信号V及び音声信号Aからなるテレビジョン信号
の番組が、通信衛星20を通じてダウンリンクシステム
30に配信される。
はディジタル信号で伝送される。すなわち図3はディジ
タル信号に変換された音声信号Aの構成を示す。この図
3において、変換された音声信号Aは毎秒2.048M
ビットで構成され、この信号が図示のように1msごと
に毎秒1000フレームに分割されている。そしてこの
1フレーム(2048ビット)について、音声信号のモ
ードに応じてそれぞれ以下のような構成が設けられる。
初に各16ビットのフレーム同期信号と制御符号が設け
られ、これらに続いて32ビットのレンジビットが設け
られる。これに続いて10ビット×32サンプルの音声
信号が4チャンネル独立に設けられる。その後に480
ビットの独立データが設けられ、最後に7×32ビット
の誤り訂正符号が設けられる。
初に各16ビットのフレーム同期信号と制御符号が設け
られ、これらに続いて16ビットのレンジビットと16
ビットの独立データが設けられる。これに続いて16ビ
ット×48サンプル×2チャンネルの音声信号が設けら
れる。その後に224ビットの独立データが設けられ、
最後に7×32ビットの誤り訂正符号が設けられる。
る。そしてこのディジタル信号に変換された信号中の、
Aモードでは480ビットの独立データ、Bモードでは
2か所合計240ビットの独立データに、上述のコンピ
ュータ13で作成されたデータ信号Dが挿入される。
に構成される。すなわち図4において、最初に後述する
18バイトのヘッダが設けられる。このヘッダに続いて
34バイト×n個のスケジュールコマンドからなるモジ
ュールパケットが設けられ、さらにモジュールパケット
の終了を示す1バイトのエンドオブテキスト信号ETX
が設けられる。この後にモジュールパケット及びエンド
オブテキスト信号に付加された1バイトの誤り訂正符号
ECCが設けられる。さらに1バイトの同期信号SYN
Cが設けられ、最後に送信データの終了を示す1バイト
のエンドオブトランスミッション信号E0Tが設けられ
る。
同期信号SYNC及びスタートオブヘッダSOH(00
H +01H )が設けられる。なおサフィックスの(H )
は数値が16進数であることを示す。この後に、後続す
るモジュールパケットについて同一のパケットを連続し
て繰り返し送信する回数を示す1バイトの総回数データ
が設けられ、さらにこの総回数の内の現在の回数を示す
1バイトの現回数データが設けられる。
ドオブトランスミッション信号E0Tまでのバイト数を
示す2バイトの総データ長データが設けられる。さらに
データの区切4を示す1バイトのスタートオブテキスト
信号STX(02H )が設けられる。この後に同期信号
SYNCからスタートオブテキスト信号STXまでに対
して1バイトのチェックサムが設けられる。なおここま
でのデータはバイナリーデータで形成される。
示す2バイトのデータ転送カテゴリーデータが設けられ
る。この後に、後続するモジュールパケットのスケジュ
ールコマンドの個数nを示す2バイトの転送コマンド数
データが設けられる。さらにモジュールパケットのデー
タ形式がバイナリであるかアスキーであるかを示す2バ
イトのデータ形式データが設けられる。この後に2バイ
トの未使用のデータ領域が設けられ、最後にデータの区
切りを示す1バイトのスタートオブテキスト信号STX
が設けられる。なおデータ転送カテゴリーデータ以降の
ヘッダ部分のデータはアスキーデータで形成される。
れる。そしてこのデータ信号Dのモジュールパケットに
設けられる34バイト×n個のスケジュールコマンドに
付いて、以下に述べるようなデータが設けられる。
個の共通のフォーマットを示す。この図5において、3
4バイトの内の0〜1番目の2バイトには、後述する動
作の内容を示すファンクションコードが設けられる。2
〜8番目の7バイトには、動作を行う日時のデータが2
バイトの年、以下1バイトずつの月、日、時、分、秒の
数値で設けられる。さらに9番目の1バイトは未使用
(00H )とされる。
R33に装填されたカセットテープ上の動作開始位置
が、各1バイトずつの時、分、秒、フレームのタイムコ
ードで示される。14〜17番目の4バイトには、VT
R33に装填されたカセットテープ上の動作終了位置
が、各1バイトずつの時、分、秒、フレームのタイムコ
ードで示される。
作の対象とされるグループが示される。すなわちグルー
プは例えば0〜29の30のグループが設定され、その
内の4グループが4バイトにてそれぞれ選択される。ま
た値(30H )は未定とされる。さらに4バイトのそれ
ぞれに(31H )が設定されたときは全てのグループが
動作の対象とされる。
ードが示される。動作モードは設定される動作が受信を
伴うときと伴わないときとで異なる意味を持たされる。
図6のAに示すようにされる。値(01H )はRECと
呼ばれて録画(記録)だけが行われる。値(02H )は
LIVEと呼ばれて録画(記録)は行わず、ミュート制
御と受像機の制御だけが行われる。値(03H )はRE
C/LIVEと呼ばれて録画(記録)し且つミュート制
御と受像機の制御が行われる。
ときは記録チェックが行われる。すなわち値(81H )
及び(83H )のときは、それぞれ上述の値(01H )
及び(03H )の動作の最後に記録チェックが行われ
る。なお記録チェックは録画(記録)の終了後に所定時
間分テープを巻き戻し、再生を行ってその再生出力が所
定の範囲に入っていればOK、入っていなければNGと
される。
図6のBに示すようにされる。値(01H )はNORM
ALと呼ばれて再生だけが行われて、ミュート制御と受
像機の制御は行われない。値(02H )はPOWER
ONと呼ばれて再生し且つミュート制御と受像機の制御
だけが行われる。値(03H )はAUTOと呼ばれて再
生し且つミュート制御と受像機の制御が行われる。
ときはそれぞれ上述の動作の最後に記録チェックが行わ
れる。なお記録チェックは再生の終了前の所定時間に再
生出力を検出し、再生出力が所定の範囲に入っていれば
OK、入っていなければNGとされる。このようにして
それぞれの動作モードが設定される。なお記録チェック
がNGのときはその事実が動作履歴に記録される。
作される対象の機器の識別コードが示される。すなわち
対象の機器としてのVTR33が複数設置されている場
合に、例えば第1のVTR、第2のVTR、第3のVT
R、第4のVTRがそれぞれの識別コード(00H )〜
(03H )により設定される。そしてその内の2つの機
器が2バイトにてそれぞれ選択される。
される回数が示される。回数は0〜225の数値で設定
される。なお0は実行しないことを示している。また2
7番目の1バイトは未使用(00H )とされる。
作を繰り返す間隔が、各1バイトずつの日、時、分、秒
の数値で設けられる。また32番目の1バイトには、0
〜31番目のバイトに対するチェックサムが設けられ
る。そして33番目の1バイトは未使用(00H )とさ
れる。以上により0〜33の34バイトのデータが形成
される。
01H )は、タイマーセットのスケジュールコマンドで
ある。従ってこのファンクションコード(0101H )
がVTR33の制御部33BのCPU331で解読され
ると、タイマーセットのモードとされる。そしてVTR
33の時計部334に、2〜8番目のバイトに設けられ
た年、月、日、時、分、秒の数値がロードされ、タイマ
ーセットされる。
ステム10の所在地と、ダウンリンクシステム30の所
在地との時差が設定される。これによりタイマーセット
はこの時差を加減算した値で行われる。
ーセットされるグループが指定される。なおタイマーセ
ットのスケジュールコマンド(0101H )では、上述
以外の各バイトの値は32番目のチェックサムのバイト
を除いて無視される。
は、タイムコードによる録画(記録=インサート編集)
のスケジュールコマンドである。従ってこのファンクシ
ョンコード(0102H )がVTR33の制御部33B
のCPU331で解読されると、録画(記録)のモード
とされる。そして2〜8番目のバイトに設けられた動作
開始の日時に従って、10〜13番目及び14〜17番
目のバイトに示されたタイムコードによる自動録画(記
録)が行われる。
始の日時の5分前に、カセットテープ上の動作開始位置
のタイムコードが頭出しされる。そして動作開始の日時
から記録が行われ、カセットテープ上の動作終了位置の
タイムコードで記録が停止される。
ステム10の所在地と、ダウンリンクシステム30の所
在地との時差が設定される。これにより動作開始の日時
はこの時差を加減算した値で行われる。
画されるグループが指定される。また22〜23番目の
2バイトにて動作モードが設定される。なおこの場合は
上述の受信を伴うときの動作が行われる。さらに24〜
25番目の2バイトにて自動録画される機器が設定され
る。さらに26番目の1バイトにて動作の実行される回
数が設定される。さらに28〜31番目の4バイトにて
動作を繰り返す間隔が設定される。
は、タイムコードによる再生のスケジュールコマンドで
ある。従ってこのファンクションコード(0103H )
がVTR33の制御部33BのCPU331で解読され
ると、再生のモードとされる。そして2〜8番目のバイ
トに設けられた動作開始の日時に従って、10〜13番
目及び14〜17番目のバイトに示されたタイムコード
による自動再生が行われる。
始の日時の5分前に、カセットテープ上の動作開始位置
のタイムコードが頭出しされる。そして動作開始の日時
から再生が行われ、カセットテープ上の動作終了位置の
タイムコードで再生が停止される。
ステム10の所在地と、ダウンリンクシステム30の所
在地との時差が設定される。これにより動作開始の日時
はこの時差を加減算した値で行われる。
れるグループが指定される。また22〜23番目の2バ
イトにて動作モードが設定される。なおこの場合は上述
の受信を伴わないときの動作が行われる。さらに24〜
25番目の2バイトにて自動再生される機器が設定され
る。さらに26番目の1バイトにて動作の実行される回
数が設定される。さらに28〜31番目の4バイトにて
動作を繰り返す間隔が設定される。
は、テープへのタイムコードの書き込みのスケジュール
コマンドである。従ってこのファンクションコード(0
104H )がVTR33の制御部33BのCPU331
で解読されると、タイムコードの書き込みのモードとさ
れる。そして2〜8番目のバイトに設けられた動作開始
の日時に従ってタイムコードの書き込みが行われる。
には書き込まれるタイムコードのプリセット値が、各1
バイトずつの時、分、秒、フレームで示される。14〜
17番目の4バイトは無視される。
の日時の5分前に、カセットテープがテープトップに巻
き戻される。そして動作開始の日時から、上述のタイム
コードのプリセット値を初期値として書き込みが行われ
る。書き込みはカセットテープ上の動作終了位置のタイ
ムコードは無視して、テープエンドまで行われる。
ステム10の所在地と、ダウンリンクシステム30の所
在地との時差が設定される。これにより動作開始の日時
はこの時差を加減算した値で行われる。
れるグループが指定される。また22〜23番目の2バ
イトにて動作モードが設定される。なおこの場合は上述
の受信を伴わないときの動作が行われる。さらに24〜
25番目の2バイトにて自動再生される機器が設定され
る。さらに26番目の1バイトにて動作の実行される回
数が設定される。さらに28〜31番目の4バイトにて
動作を繰り返す間隔が設定される。
5H )は、テープトップからの録画(記録)のスケジュ
ールコマンドである。この動作は上述のファンクション
コード(0102H )のタイムコードによる録画(記
録)に準じて行われる。ただしこの場合に10〜13番
目及び14〜17番目のバイトに示されるタイムコード
は無視される。
は、テープトップからの再生のスケジュールコマンドで
ある。この動作は上述のファンクションコード(010
3H)のタイムコードによる再生に準じて行われる。た
だしこの場合に10〜13番目及び14〜17番目のバ
イトに示されるタイムコードは無視される。
7H )は、テープの現在位置からの録画(記録)のスケ
ジュールコマンドである。この動作は上述のファンクシ
ョンコード(0102H )のタイムコードによる録画
(記録)に準じて行われる。ただしこの場合に10〜1
3番目及び14〜17番目のバイトに示されるタイムコ
ードは無視される。
は、テープの現在位置からの再生のスケジュールコマン
ドである。この動作は上述のファンクションコード(0
103H )のタイムコードによる再生に準じて行われ
る。ただしこの場合に10〜13番目及び14〜17番
目のバイトに示されるタイムコードは無視される。
9H )は、スケジュールコマンドの全消去のスケジュー
ルコマンドである。従ってこのファンクションコード
(0109 H )がVTR33の制御部33BのCPU3
31で解読されると、スケジュールコマンドの全消去の
モードとされる。そしてVTR33の不揮発性RAM3
33に記憶された全てのスケジュールコマンドが消去さ
れる。
ュールコマンドが消去されるグループが指定される。な
おスケジュールコマンドの全消去のスケジュールコマン
ド(0109H )では、上述以外の各バイトの値は32
番目のチェックサムのバイトを除いて無視される。
マンドの28〜31番目の4バイトには、動作を繰り返
す間隔が、各1バイトずつの日、時、分、秒の数値で設
けられている。そこで例えばファンクションコード(0
103H )のタイムコードによる自動再生では、この動
作を繰り返す間隔が設定されることにより、次のような
動作が行われる。
たものである。この図7において、最初にスケジュール
コマンドが受け取られる。これによりこのスケジュール
コマンドの2〜8番目のバイトに設定された動作開始の
日時の5分前に、10〜13番目のバイトに設定された
カセットテープ上の動作開始位置のタイムコードが頭出
しされる。さらに動作開始の日時の5秒前にプリロール
が行われ、再生が開始される。また動作モードが値(0
3H )のときは、動作開始の日時の20秒前に受像機が
オンされ、動作開始位置のタイムコードの3フレーム前
にミュート制御されて再生信号が出力される。
番目のバイトに設定された動作終了位置のタイムコード
になると受像機がオフされ、ミュート制御されて再生信
号が遮断され、VTR33が停止モードとされる。これ
により1回目の自動再生が終了される。それと共に、こ
のVTR33内で次の動作のスケジュールコマンドの生
成が行われる。
において、自動再生が終了と同時に、動作されたスケジ
ュールコマンドの2〜8番目のバイトに設定された動作
開始の日時に、28〜31番目のバイトに設定された動
作を繰り返す間隔の日、時、分、秒の数値が加算され
る。これによりこの新たに生成されたスケジュールコマ
ンドの2〜8番目のバイトに設定された動作開始の日時
の5分前に、10〜13番目のバイトに設定されたカセ
ットテープ上の動作開始位置のタイムコードが頭出しさ
れ、以降は上述の動作が繰り返される。
と共に記録再生装置の制御のためのデータ信号(スケジ
ュールコマンド)が伝送され、これにより番組の記録再
生が行われると共に、このデータ信号として動作の繰り
返し間隔を示す時間データが伝送されることにより、繰
り返しの度にデータ信号を伝送する必要がなくなり、効
率の良いシステムの運用を行うことができるものであ
る。
組を毎正時に繰り返し再生するような動作を、1回のデ
ータ信号(スケジュールコマンド)の伝送で行うことが
できる。あるいは複数のVTRを順次に制御することに
より、例えば図9に示すように1本のカセットテープで
は足りないような長時間の番組も、1回のデータ信号
(スケジュールコマンド)の伝送で繰り返し再生を行う
ことができる。
時、分、秒の数値(28〜31番目のバイト)は、他の
スケジュールコマンドにおいても設定される。これによ
り例えば図10に示すように、例えば7日(1週間)ご
とに番組を記録し、この番組を1日置きに再生するよう
な動作を、記録及び再生のスケジュールコマンドを1回
ずつ伝送するだけで行うことができる。
1回行うようにする。これにより毎月所定の日にカセッ
トテープを入れ換えるだけで、タイムコードの書き込み
を行わせるようにすることもできる。
ドの生成は、動作が終了された現時刻に28〜31番目
のバイトに設定された動作を繰り返す間隔の日、時、
分、秒の数値が加算されるようにしてもよい。
テープを終端まで巻き上げ、始端に巻き戻す、いわゆる
テープリテンションの動作に適用することもできる。さ
らにスケジュールコマンドで伝送される動作は、受像機
のオンオフだけでなく、スイッチャーの制御等にも拡張
することができる。
用いるものに限らず、地上回線を用いるものにも適用で
きる。さらに上述の記録再生装置は、番組配信システム
だけでなく、コンピュータを用いて記録再生装置の制御
を行うような場合にも適用できるものである。
録再生装置の制御のためのデータ信号が伝送され、これ
により番組の記録再生が行われると共に、このデータ信
号として動作の繰り返し間隔を示す時間データが伝送さ
れることにより、繰り返しの度にデータ信号を伝送する
必要がなくなり、効率の良いシステムの運用を行うこと
ができるようになった。
である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 送信側装置で、テレビジョン信号からな
る番組を配信すると共に、上記送信側装置で、 少なくとも上記テレビジョン信号の
記録または再生及びそれに関連する動作を示す動作デー
タと、上記再生動作の開始時刻を示す時刻データと、上
記再生動作の繰り返し間隔を示す時間データとを含むデ
ータ信号を配信し、受信側装置で、 上記配信されたデータに基づいて上記配
信された番組が記録されると共に、上記受信側装置で、 上記配信されたデータに基づいて上
記記録された番組が再生されるようにした番組配信シス
テム。 - 【請求項2】 通信により外部から供給される少なくと
も記録または再生及びそれに関連する動作を示す動作デ
ータと、上記再生動作の開始時刻を示す時刻データと、
上記再生動作の繰り返し間隔を示す時間データとを含む
データ信号が格納される第1の記憶手段と、上記データ信号と共に通信により外部から供給されるテ
レビジョン信号からなる番組を記憶する第2の記憶手段
と、 現時刻のデータを発生する時計手段と、 この時計手段から発生される現時刻のデータと、上記第
1の記憶手段に格納されたデータ信号とに基づいて装置
全体の制御を行う制御手段とを備え、 上記再生動作の開始時刻を示す時刻データと上記時計手
段から発生される現時刻のデータとに基づいて、上記動
作データに従った上記第2の記憶手段に記憶された番組
の再生動作を実行すると共に、 上記再生動作の繰り返し間隔を示す時間データに従って
上記再生動作データに従った上記第2の記憶手段に記憶
された番組の再生動作が繰り返されるようにした記録再
生装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の記録再生装置において、 上記再生動作の繰り返しは、上記再生動作の開始時刻を
示す時刻データに上記再生動作の繰り返し間隔を示す時
間データを加算したデータを生成することにより行われ
るようにした記録再生装置。 - 【請求項4】 請求項2または3記載の記録再生装置に
おいて、 上記再生動作の開始時刻を示す時刻データは、予め設定
された上記通信の送信地点との時差を加減算したデータ
が生成されるようにした記録再生装置。
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1993
- 1993-11-29 JP JP29858293A patent/JP3508186B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JPH07154347A (ja) | 1995-06-16 |
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