JP3506028B2 - 流れさび低減耐候性鋼材 - Google Patents
流れさび低減耐候性鋼材Info
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し、とくに、山間部、田園部、工業地帯等塩分の比較的
少ない環境下で流れさび発生を有利に低減できる流れさ
び低減耐候性鋼材に関する。
加し、大気中における耐食性を向上させた耐候性鋼は、
橋梁等の構造物に広く利用されている。耐候性鋼は屋外
において、腐食の原因である酸素、水を通しにくい安定
さびと呼ばれるさびを数年で形成し、その後の腐食を抑
制している。このため耐候性鋼は防錆塗料の塗布が不要
であり、いわゆる裸使用が可能な高耐食性材料である。
形成されるまでに数年という長い年月を要し、その間で
は流れさびの発生があるため、景観を損ね、また環境汚
染の原因にもなるという問題があった。このような問題
に対し、例えば特開平6−136557号公報には、硫酸クロ
ム水溶液あるいは硫酸銅水溶液を塗布し、水分乾燥後さ
らに有機樹脂被覆を行う鋼材の表面処理方法が提案され
ている。さらに、特開平8−13158 号公報には、アルミ
ニウムイオンを含む水溶液を塗布し、水分乾燥後さらに
有機樹脂被膜を形成する鋼材の表面処理方法が提案され
ている。
6−136557号公報や特開平8−13158 号公報に記載され
た技術では、安定さびが短時間で育成されるものの、工
程が複雑であるうえ使用する表面処理剤が高価であるな
どの問題を残しており、表面処理を必要としない耐候性
鋼材の開発が要望されていた。
用の耐候性鋼にあって安定さび形成途上での流れさび発
生を低減することができる流れさび低減耐候性鋼材を提
供することを目的とする。
流れさびを低減しうる方策を鋭意検討し、その結果、B
を添加し、さらにB含有量とP,Cu,Ni,Cr,Moのうち
1種以上の含有量とをある相互関係に基づいて調整する
ことにより、流れさび量を飛躍的に低減できる耐候性鋼
材が得られることを見いだした。
あり、その要旨とするところは、重量%で、C:0.001
〜0.050 %、Si:0.60%以下、Mn:0.50〜3.00%、S:
0.01%以下、Al:0.10%以下、B:0.0003〜0.0050%を
含み、さらにP:0.005 〜0.15%、Cu:0.1 〜2.0 %、
Ni:0.1 〜6.0 %、Cr:0.005 〜1.0 %、Mo:0.005 〜
1.0 %のうちから選ばれる1種または2種以上を含有
し、かつ、次の(1) 式 (20P+3Cu+3Ni+6Cr+Mo)/(1− 0.2(10000B)0.4)≧18 ……(1) 〔ここに、P,Cu,Ni,Cr,Mo,B:各元素の含有量
(重量%)〕を満足し、残部Feおよび不可避的不純物か
らなる組成を有することを特徴とする流れさび低減耐候
性鋼材にある。
に、重量%で、Nb:0.005 〜0.20%、Ti:0.005 〜0.20
%、V:0.005 〜0.20%のうちから選ばれる1種または
2種以上を含有してもよい。また、本発明では、前記組
成に加えてさらに、重量%で、Ca:0.02%以下、REM :
0.02%以下のうちから選ばれる1種または2種を含有し
てもよい。
について説明する。 C:0.001 〜0.050 %………Cは、鋼の強度を増加させ
る元素であり、所望の強度を得るためには0.001 %以上
の含有を必要とするが、0.050 %を超えて多量に含有す
ると靱性が劣化するため、本発明では0.001 〜0.050 %
に限定した。なお、好ましくは0.005 〜0.030 %であ
る。
作用し、さらに鋼の強度を増加させる元素であるが、多
量に含有すると靱性および溶接性を劣化させるため、0.
60%以下に限定した。なお、好ましくは0.15〜0.50%で
ある。 Mn:0.50〜3.00%………Mnは、鋼の強度および靱性の増
加に大きく寄与する元素であり、所望の強度を確保する
ために本発明では0.50%以上の含有を必要とするが、3.
00%を超えて多量に含有すると靱性、溶接性に悪影響を
及ぼすため、0.50〜3.00%の範囲に限定した。なお、好
ましくは0.50〜1.80%である。
させ、さらに溶接性、靱性を劣化させるため、0.01%以
下に限定した。 Al:0.10%以下………Alは、脱酸剤として作用するが、
0.10%を超えて含有すると溶接性に悪影響を及ぼすた
め、0.10%を上限とした。 B:0.0003〜0.0050%………Bは、焼入性を向上させ、
さらに耐候性を向上させる元素であり、本発明で重要な
元素である。このような効果は0.0003%以上の含有で認
められるが、0.0050%を超えて含有しても含有量に見合
う効果は期待できない。このため、Bは0.0003〜0.0050
%の範囲に限定した。好ましくは、0.0003〜0.0030%の
範囲である。
は明確でないが、概ね次のように考えられる。一般に、
流れさびを低減するためには地鉄から早期にさびを生成
させ、さらにさびを緻密化する必要がある。緻密化の目
的は、さび層による防食作用向上と、地鉄へのさび層の
密着性向上にある。地鉄へのさび粒子の密着はアンカー
効果によるものと考えられ、したがって、さび粒子が緻
密なほどアンカー効果が大きい。ところで、降雨、結露
水によって鉄がアノード溶解して生成したさび粒子は、
水によって粗大化し、pHの上昇に伴い緻密化する。こ
のことから、Bは浸水さび層のpHを上昇させ、さび粒
子の緻密化を助長するものと考えられる。
食初期におけるアノード溶解を促進し、かつさび粒子を
緻密化させる元素であり、本発明では積極的に含有させ
るのが好ましいが、P含有量が0.005 %未満では、これ
らの効果が認められない。しかし、0.15%を超えると耐
候性向上効果も飽和しさらに溶接性が劣化する。このた
め、Pは0.005 〜0.15%の範囲に限定するのが良い。な
お、好ましくは0.020〜0.120 %である。
果を有する。すなわち、地鉄の腐食初期におけるアノー
ド溶解を促進し、かつさび粒子を緻密化させる元素であ
る。しかし、Cu含有量が0.1 %未満ではその効果が小さ
く、一方、2.0 %を超えると熱間加工性を阻害するとと
もに、耐候性向上効果も飽和し、経済的に不利となる。
このためCu含有量は0.1 〜2.0 %の範囲が良い。
緻密化し耐候性を向上させるが、0.1 %未満ではその効
果が少ない。一方、6.0 %を超えて含有しても効果が飽
和し含有量に見合う効果が認められず、経済的に不利と
なる。このため、Niは0.1 〜6.0 %の範囲が良い。な
お、耐候性の観点から0.1 〜3.5 %の範囲が望ましい。 Cr:0.005 〜1.0 %………Crは塩分の少ない環境に限っ
て言えば、耐候性を向上させる元素である。その効果
は、0.005 %未満の含有では少ない。一方、1.0%を超
えて含有しても耐候性向上効果は飽和し、経済的に不利
となる。このため、Cr含有量は0.005 〜1.0 %の範囲が
好適である。
向上させ、さらに強度を増加させるが、0.005 %未満の
含有ではその効果が少ない。一方、1.0 %を超えて含有
しても効果が飽和し含有量に見合う効果が認められず、
経済的に不利となる。このため、Moは0.005 〜1.0 %の
範囲が好ましい。なお、靱性の観点から0.005 〜0.5%
の範囲が好ましい。
のうちの1種または2種以上を選択し、それぞれ上記範
囲で含有せしめることにより、上記の効果を奏する。た
だし、これら5元素は、Bとの関係において次の(1) 式 (20P+3Cu+3Ni+6Cr+Mo)/(1− 0.2(10000B)0.4)≧18 ……(1) 〔ここに、P,Cu,Ni,Cr,Mo,B:各元素の含有量
(重量%)〕を満足するように含有量を調整する必要が
ある。これにより、流れさびの発生量を飛躍的に減少さ
せることができる。
鋼板を用いた田園地帯での1年間大気暴露試験により得
た結果を、横軸に(1) 式左辺の値(A値と称す)をと
り、縦軸に試験片からの流れさび(Fe2+)量をとってグ
ラフにしたものであり、この図からも明らかなように、
A値を18以上とすることで、流れさび量が劇的に低減す
る。
%、V:0.005 〜0.20%のうちから選ばれる1種または
2種以上………Nb,V,Tiは鋼の強度を増加させる元素
であり、必要に応じて1種または2種以上を添加でき
る。Nb,V,Tiはいずれも0.005%以上の含有で効果が
認められるが、それぞれ0.20%を超えて含有しても効果
が飽和する。このため、Nb,V,Tiはいずれも0.005 〜
0.20%とするのが望ましい。
から選ばれる1種または2種………REM,Caは溶接性を向
上させる作用を有し、必要に応じ添加できる。REM,Caは
いずれも0.0005%以上の添加で効果が認められるが、多
量の添加は鋼材の清浄度を劣化させるため、0.02%を上
限とした。その他、本発明の鋼材は、残部Feおよび不可
避的不純物からなるが、不可避的不純物として、N:0.
010 %以下、O:0.010 %以下が許容できる。
する。本発明鋼材は、転炉法、電気炉法等通常公知の溶
製方法で溶製され、連続鋳造法あるいは造塊法により鋼
素材とされる。また、溶製工程では真空脱ガス精錬等を
実施してもよい。次いで、これら鋼素材は、加熱炉等で
加熱され、あるいは加熱なしで直接、熱間圧延により所
望の形状に圧延される。なお、本発明の鋼材には、厚鋼
板、薄鋼板、棒鋼、形鋼などが含まれる。
続鋳造法でスラブとし、これらのスラブを加熱したのち
熱間圧延により25mm厚×2500mm幅の鋼板とした。これら
の鋼板の引張特性および衝撃特性を調査した。また、溶
接性として、入熱100kJ/cm溶接熱影響部1mm相当の再現
熱サイクルを付与し、-5℃におけるシャルピー衝撃試験
の吸収エネルギー VE-5を求めた。その結果を表2に示
す。
0mm の腐食試験片を採取した。これらの試験片はショッ
トブラスト後、大気暴露試験に供した。大気暴露試験は
飛来塩分量0.02mg/dm2/dayの田園地帯を選定し、それぞ
れの試験片を南面に向け、地面から30°の角度で設置し
1年間暴露した。同時に試験片からの流れさびをポリタ
ンクで受け、流れさび(Fe+2)量を測定した。暴露試験
後、地鉄表面に形成されたさび層を除去し、試験片の重
量減少量を測定し、板厚減少量に換算した。その結果を
表2に示す。
とも優れている。一方、比較例(鋼種No.12 〜21)、従
来例(鋼種No.22 )の靱性、溶接性は、S,Cu,P含有
量が本発明範囲の上限を外れるもの(鋼種No.13,17,18
)で劣化している以外は本発明例と同等の特性を有し
ている。本発明例(鋼種No.1〜11)の流れさび量は29〜
67μg/cm2 と少なく、B添加せずA値も低い従来例(鋼
種No.22 )の 420μg/cm2 に比べて著しく減少してお
り、また、本発明例の板厚減少量は8〜23μm で、従来
例の38μm に比べて小さく、本発明の鋼材は優れた耐候
性を有していることがわかる。
No.12 〜16,20,21)の流れさび量は300 〜390 μg/cm2
と本発明例に比べて大きくなっている。すなわち、No.1
2 ではP含有量とA値が低すぎ、No.13 ではS含有量が
高すぎかつA値が低すぎ、No.14 ではCu含有量とA値が
低すぎ、No.16 ではB含有量とA値が低すぎ、No.20,21
ではA値が低すぎるために、いずれも流れさび量が大き
い。また、P含有量が高すぎる比較例(鋼種No.17 )、
およびCu含有量が高すぎる比較例(鋼種No.18)では、
耐候性(流れさび量、板厚減少量)の面では本発明例と
同格であるが靱性および溶接性が劣化し、Ni含有量が高
すぎる比較例(鋼種No.19 )では、耐候性、靱性、溶接
性の面で本発明例に比肩しうるものの強度が高すぎて伸
びが小さい。
候性鋼材を提供することができる。これらの鋼材を橋梁
などの構造物へ使用すると、塗装、表面処理等の省略が
可能となり、保守費用の削減という経済的効果も期待で
き、産業上格段の効果を奏する。
示すグラフである。
Claims (3)
- 【請求項1】 重量%で、C:0.001 〜0.050 %、Si:
0.60%以下、Mn:0.50〜3.00%、S:0.01%以下、Al:
0.10%以下、B:0.0003〜0.0050%を含み、さらにP:
0.005 〜0.15%、Cu:0.1 〜2.0 %、Ni:0.1 〜6.0
%、Cr:0.005〜1.0 %、Mo:0.005 〜1.0 %のうちか
ら選ばれる1種または2種以上を含有し、かつ、下記
(1) 式を満足し、残部Feおよび不可避的不純物からなる
組成を有することを特徴とする流れさび低減耐候性鋼
材。 記 (20P+3Cu+3Ni+6Cr+Mo)/(1− 0.2(10000B)0.4)≧18 ……(1) ここに、P,Cu,Ni,Cr,Mo,B:各元素の含有量(重
量%) - 【請求項2】 前記組成に加えてさらに、重量%で、N
b:0.005 〜0.20%、Ti:0.005 〜0.20%、V:0.005
〜0.20%のうちから選ばれる1種または2種以上を含有
することを特徴とする請求項1記載の流れさび低減耐候
性鋼材。 - 【請求項3】 前記組成に加えてさらに、重量%で、C
a:0.02%以下、REM:0.02%以下のうちから選ばれる1
種または2種を含有することを特徴とする請求項1また
は2に記載の流れさび低減耐候性鋼材。
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CN115110006A (zh) * | 2022-07-28 | 2022-09-27 | 日照钢铁控股集团有限公司 | 一种具有高耐腐蚀性能的耐候钢及制备方法 |
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