JP3505822B2 - 光学結晶素子の製造方法 - Google Patents

光学結晶素子の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体レーザ光で励起
する固体レーザ発振器を構成する光学結晶素子をウェハ
状の光学結晶から切り出して製造する光学結晶素子の製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、第2高調波レーザ光を発生す
る、いわゆるSHGレーザ光発生装置には、外部共振型
のSHGレーザ光発生装置や、内部共振型で共振器内部
の非線形光学結晶素子によるSHGレーザ光発生装置等
が存在する。
【0003】一般的な小型集積型のSHGレーザ光発生
装置は、図9に示すように、半導体レーザチップ71を
温度検出素子79が接続されている台座の上面部に取り
付け、また、この半導体レーザチップ71から出射され
るレーザ光の光軸上で半導体レーザチップ71側から順
に、レンズ72、1/4波長板73、Nd:YAG(ネ
オジム:イットリウム−アルミニウム−ガーネット)7
4及びKTiOPO4(以下、KTPとする)75を配
設し、さらに、上記レーザ光の光軸を90度曲げるよう
にミラー78を配設したものである。
【0004】また、上記1/4波長板73、Nd:YA
G74及びKTP75は同一の台座上に取り付けられて
おり、この台座と、上記半導体レーザチップ71が取り
付けられている台座と、上記レンズ72が取り付けられ
ている台座と、上記ミラー78とはベース76上に取り
付けられている。さらに、上記ベース76には、電子冷
熱素子77が接続されている。
【0005】さらに、上述の各構成は、外筐体80の内
部の所定の位置に設けられている。
【0006】また、上記小型集積型のレーザ光発生装置
によれば、上記半導体レーザチップ71から波長略81
0nmの赤外光が出射され、この赤外光の増幅、あるい
は発振が行われるようにNd:YAG74が励起、すな
わちポンピングされる。これにより、波長1064nm
の赤外光が発振する。この波長1064nmのレーザ光
が非線形光学素子結晶であるKTP75により波長変換
されると、波長532nmの緑色光が得られる。この緑
色光は、上記外筐体80の上面部に設けられたウィンド
ウ81から矢印dに示される方向に出射される。
【0007】上記温度検出素子79は、上記半導体レー
ザチップ71が取り付けられている台座の温度を検出す
ることで上記半導体レーザチップ71の温度を検出して
いる。また、電子冷熱素子77は、上記ベース76及び
各台座を介して、上述の各光学素子を冷却している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな、小型集積型のレーザ光発生装置においては、配置
される各光学結晶素子が適切な加工方法にて加工処理さ
れた後、適切な方向にて組立られなくてはならない。
【0009】上記光学結晶素子、例えば非線形光学結晶
素子であるKTP素子は、例えば薄板状、あるいはウェ
ハ状のKTiOPO4 の光学結晶から切り出して得られ
る。上記光学結晶から切り出すのには、通常、内周刃カ
ッター、外周刃カッター、ワイヤソー、バンドソー、超
音波加工機等が用いれている。
【0010】上述の各切断装置にて上記光学結晶を切断
する際には、上記光学結晶を作業基板に固定してから行
うため、切断作業時に砥粒や切り粉と共に、上記作業基
板に固定するのに用いた接着剤や粘着剤等が付着する。
このため、上記光学結晶から光学結晶素子を切り出した
後、付着した砥粒、切り粉、接着剤や粘着剤等を洗い落
とす工程を設けている。
【0011】ところが、洗浄作業後、各光学結晶素子の
方位がわからなくなる虞がある。従って、上記光学結晶
から光学結晶素子を切り出して洗浄した後、上記各光学
結晶素子の方位を測定して所定の位置に目印、いわゆる
マーキングを付ける作業を行ったり、または、上記光学
結晶から光学結晶素子を切り出して、上記光学結晶素子
を上記作業基板から外す前に各光学結晶素子にマーキン
グを付けてから上記各光学結晶素子の洗浄作業を行った
り、または、上記光学結晶から光学結晶素子を切り出し
て、上記光学結晶素子を上記作業基板から外した後、こ
れら光学結晶素子を方向の確認が容易である治具等に移
し換えてこの治具に固定してから上記光学結晶素子の洗
浄を行ったりしている。
【0012】しかし、以上のような作業は、非常に手間
が掛かり、光学結晶素子の量産性に欠けたり、洗浄操作
の効率が悪くなるといった欠点が挙げられる。
【0013】そこで、本発明は、上述した実情の鑑みて
なされたものであり、結晶の方位の確認が容易である光
学結晶素子の量産化が可能な光学結晶素子の製造方法を
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光学結晶素
子の製造方法は、上述した問題を解決するために、半導
体レーザ光で励起する固体レーザ発振器を構成する光学
結晶素子をウェハ状の光学結晶から切り出して製造する
光学結晶素子の製造方法において、上記光学結晶素子の
製造作業を行うための基板に上記光学結晶を固定する結
晶固定工程と、上記基板に固定された上記光学結晶の切
断面をレーザ光入射方向と位相整合角が一致するように
設けた光学結晶素子に分割する結晶分割工程と、上記結
晶分割工程にて分割された各光学結晶素子の切断面を光
学研磨する光学研磨工程と、上記結晶分割工程にて分割
された各光学結晶素子が上記基板に固定された状態で、
上記光学研磨工程により光学研磨される面を示す切り込
みを上記各光学結晶素子の表面上の所定の箇所に入れる
マーキング工程とを有している。
【0015】なお、本発明は、上記光学研磨工程と、上
記マーキング工程とは、いずれの工程を先に行っても、
あるいは同時に行っても差し支えないものである。
【0016】
【0017】また、本発明は、上記結晶固定工程と、上
記結晶分割工程と、上記光学研磨工程と、上記マーキン
グ工程とを有すると共に、上記マーキング工程は、上記
結晶分割工程にて分割された光学結晶素子を上記作業基
板に固定させた状態で行われる工程である光学結晶素子
の製造方法において、上記マーキング工程は、上記結晶
分割工程にて分割された光学結晶素子全てに対して同時
に行う工程であるものである。
【0018】また、本発明は、上記結晶固定工程と、上
記結晶分割工程と、上記光学研磨工程と、上記マーキン
グ工程とを有する光学結晶素子の製造方法において、上
記光学結晶素子は、固体レーザ発振器を構成する非線形
光学結晶素子であるKTiOPO4 結晶から成る光学結
晶素子であるものである。
【0019】
【作用】本発明に係る光学結晶素子の製造方法によれ
ば、結晶固定工程にて光学結晶素子を切り出すための作
業基板にウェハ状の光学結晶に固定し、結晶分割工程に
て上記作業基板に固定された上記光学結晶の切断面をレ
ーザ光入射方向と位相接合角が一致するように設けた光
学結晶素子に分割し、光学研磨工程にて上記結晶分割工
程にて分割された各光学結晶素子の切断面を光学研磨
し、マーキング工程にて上記結晶分割工程にて分割され
た各光学結晶素子が上記基板に固定された状態で光学研
磨工程により光学研磨される面を示す切り込みを上記各
光学結晶素子の表面上の所定の箇所に入れるので、この
マーキング工程にて上記各光学結晶素子に上記切り込み
を入れることが容易になる。
【0020】
【0021】また、上記マーキング工程が上記結晶分割
工程にて分割された光学結晶素子を上記作業基板に固定
させた状態で行われる工程である上記光学結晶素子の製
造方法において、上記マーキング工程は、上記結晶分割
工程にて分割された光学結晶素子全てに対して同時に行
う工程であるとした場合、このマーキング工程にて上記
各光学結晶素子に上記切り込みを入れることが容易にな
ると共に、この切り込みを上記各光学結晶素子の表面上
で高い位置精度を保ちながら設けることが可能である。
【0022】また、上記光学結晶素子の製造方法によれ
ば、固体レーザ発振器を構成する非線形光学結晶素子で
あるKTiOPO4 結晶から成る光学結晶素子の製造を
行うことができる。
【0023】
【実施例】以下、第2高調波レーザ光発生(SHG:se
cond harmonic generation)を行う小型集積型SHGレ
ーザ光発生装置を構成する非線形光学結晶素子であるK
TiOPO4 (以下、KTPとする)素子を製造する例
に適用した本発明に係る光学結晶素子の製造方法につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0024】上記光学結晶素子の製造方法の結晶固定工
程は、図1に示すように、薄板状、あるいはウェハ状の
KTPの光学結晶1の一面に、接着剤や粘着剤のような
固定材料を塗布してこの面と作業基板2の表面とを貼り
合わせて固定する工程である。なお、この作業基板2
は、上記KTPの光学結晶1に対して切断処理や光学研
磨処理等の処理を行うための作業用基板である。
【0025】また、上記光学結晶素子の製造方法の結晶
分割工程は、図2に示すように、上記結晶固定工程にて
固定されたKTPの光学結晶1の上方方向から上面部5
1に対して垂直に、ブレード21にて所定の間隔をおい
て切断し、KTP素子11に分割する工程である。ここ
で分割された各KTP素子11の切断面31、32は位
相整合角になっている。なお、この位相整合角は、レー
ザ光がこの面に対して略垂直に入射した場合、前述の波
長変換効率が最大になるように設けられるものである。
【0026】また、上記光学結晶素子の製造方法の光学
研磨工程は、上記結晶分割工程にて分割された上記各K
TP素子11の切断面31、32を光学研磨する工程で
ある。切断面31は、切断面32に対して略1度の傾き
を持つように研磨される。また、切断面32は、表面が
上記位相整合角を保つように研磨される。なお、この切
断面31に付けられる略1度の傾きは、加工した後のK
TP素子11を小型集積型SHGレーザ光発生装置に用
いるときに、このKTP素子11の位置によって、KT
P素子11による複屈折量を調節し、発生するレーザ光
を安定に保つために設けられるものである。
【0027】また、上記光学結晶素子の製造方法のマー
キング工程は、図3に示すように、KTP素子11の切
断面32に対して略1度の傾きを持つ面、すなわち複屈
折量調節面61及び上面部51の側縁部に切り込み41
を設ける工程である。この切り込み41は、例えばブレ
ード21を上記結晶分割工程にて用いた位置から矢印a
に示す方向に、僅かな距離、例えば200マイクロメー
トル(ミクロン)ずらして、このブレード21を垂直に
下ろすことで入れられる。なお、このずらす距離を予め
決めておけば、この切り込みを入れる作業を自動的に行
わせることが可能である。
【0028】上記マーキング工程が終わった後、上記K
TP素子11を作業基板2から固定材料を剥がして取り
出して、このKTP素子11を超音波洗浄機等にて洗浄
する。洗浄操作後、例えば光学研磨した面上に所定の膜
を被着させる被着工程、光学結晶素子を配置する工程等
のレーザ共振器を組み立てる工程において、上記切り込
み41の位置を確認することで、上記KTP素子11の
方位、すなわち上記複屈折量調節面61の方向や上記切
断面32の方向等がわかる。
【0029】また、上記光学結晶素子の製造方法にて加
工したKTP素子11は、図4及び図5に示すように、
レーザ共振器を組み立てる際に、レーザ共振器用基板6
2上の所定の位置に調整し、固定される。なお、この調
整は、矢印bで示す方向にずらして、切断面32に対し
て略1度の複屈折角で生じる複屈折量調節面61と切断
面32との間におけるKTP素子11の結晶の厚さの変
化、すなわち矢印cで示す方向から入射されるレーザ光
のKTP素子11中での複屈折量を変化させながら行わ
れる。
【0030】また、KTP素子11の切断面32の表面
は、上記洗浄操作後、例えば1064nmのレーザ光に
対して、高反射のミラーとなるように誘電体の多層膜が
被着され、また、KTP素子11の複屈折量調節面61
の表面は、上記1064nmのレーザ光に対して高透過
となるように無反射の膜が被着される。
【0031】また、マーキング操作に用いるブレードの
形状は、図3に示したような、断面が直方体のもので限
らず、例えば図6に示すように、ブレード22の先端部
分にKTPの光学結晶をKTP素子12に分割するため
に設けられる突出部64を支持する部分に傾斜部65を
設けて、上記結晶分割工程において、上記KTPの光学
結晶を切断する際に上記各KTP素子12に切断面3
1、32が生じると共に、切断面31及び上面部51の
側縁部に角がとれたような形状の切り込み42が生成さ
れるようにしてもよい。すなわち、結晶分割工程とマー
キング工程とを先ず行って、それから光学研磨工程を行
っても差し支えない。
【0032】さらに、上述の各ブレードに限らず、図7
に示すような複数のワイヤから成るマルチワイヤ23を
用いて、上記結晶分割工程にて上記光学結晶を切断し、
上記光学研磨工程にて各KTP素子13の切断面31、
32の光学研磨を行った後、上記マーキング工程にて上
記マルチワイヤ23を用いて上記各KTP素子13の切
断面31及び上面部51の側縁部に円筒型の切り込み4
3を生成するようにしてもよい。また、図8に示すよう
な先端部が尖った形状であるブレード24を用いて、上
記結晶分割工程にて上記光学結晶に切断し、上記光学研
磨工程にて各KTP素子14の切断面31、32を光学
研磨した後、上記マーキング工程にて各KTP素子14
の上面部51上に複数の角柱状の切り込み44を設ける
ようにしてもよい。なお、この場合、予め上記光学結晶
の位置に応じて上記切り込み44の数を決めておけば、
切り出され、洗浄されたKTP素子14が上記光学結晶
のどの部分から切り出され、加工されたものであるか
を、上記切り込み44の数を確認することでわかるよう
にすることができる。
【0033】以上のように、光学結晶素子の製造方法を
構成することで、例えば非線形光学結晶素子であるKT
P素子11を製造する場合、結晶固定工程にて作業基板
2に固定されたKTPの光学結晶1を結晶分割工程にて
KTP素子11に分割し、さらに光学研磨工程にて上記
各KTP素子11の切断面31、32を光学研磨した
後、このKTP素子11を上記作業基板2から切り出す
前に、例えば各KTP素子11の切断面31と上面部5
1との側縁部に直方体状の切り込み41を入れること
で、上記各KTP素子11を上記作業基板2から切り出
して洗浄後、各KTP素子11の結晶の方位の確認を容
易に行うことができると共に、上記切り込みが容易に入
れられることから自動化が可能であり、量産化を図るこ
とも可能である。
【0034】なお、本実施例において、光学結晶素子の
製造方法を、小型集積型SHGレーザ光発生装置を構成
する非線形光学結晶素子であるKTP素子を製造する方
法に適用した例を挙げたが、これに限定されることはな
く、例えばNd:YAG素子のような他の光学結晶素子
を製造する方法としても本発明と同様の効果を得ること
ができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明に係る
光学結晶素子の製造方法によれば、結晶固定工程、結晶
分割工程、光学研磨工程の他に、マーキング工程を設け
て、ウェハ状の光学結晶から得られた各光学結晶素子の
所定の箇所に切り込みを入れることで、この切り込みの
方向を確認することで、製造された光学結晶素子の結晶
の方位の確認を容易に行うことができる。
【0036】また、上記光学結晶素子の製造方法におい
て、上記結晶分割工程にて分割された光学結晶素子を作
業基板上に固定させた状態で上記マーキング工程を行う
ことで、上記各光学結晶素子に上記切り込みを入れるこ
とが容易になるため、結晶の方位を容易に確認すること
ができる光学結晶素子の量産化を図ることが可能にな
る。
【0037】また、上記マーキング工程が上記結晶分割
工程にて分割された光学結晶素子を上記作業基板に固定
させた状態で行われる工程である上記光学結晶素子の製
造方法において、上記結晶分割工程にて分割された光学
結晶素子全てに対して同時に上記マーキング工程を行う
ことで、上記各光学結晶素子に上記切り込みを入れるこ
とが容易になるため、結晶の方位を容易に確認すること
ができる光学結晶素子の量産化を図ることが可能になる
と共に、高い位置精度にてこの切り込みを設けることが
可能になるので、以下に続くレーザ発振器を構成するた
めの工程の自動化を図ることができる。
【0038】また、上記光学結晶素子の製造方法におい
て、例えばKTiOPO4 結晶から成る光学結晶素子の
製造を行うことで、このKTiOPO4 結晶を有して成
る小型集積型レーザ発生装置の構成する作業が正確、か
つ容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】KTiOPO4 結晶を加工する例に適用した本
発明に係る光学結晶素子の製造方法の結晶固定工程を説
明する図である。
【図2】上記光学結晶素子の製造方法の結晶分割工程を
説明する図である。
【図3】上記光学結晶素子の製造方法のマーキング工程
の第一の例を説明する図である。
【図4】上記光学結晶素子の製造方法にて製造されたK
TiOPO4 結晶をレーザ共振器用基板の上面から見た
図である。
【図5】上記光学結晶素子の製造方法にて製造されたK
TiOPO4 結晶をレーザ共振器用基板の側面から見た
図である。
【図6】上記光学結晶素子の製造方法のマーキング工程
の第二の例を説明する図である。
【図7】上記光学結晶素子の製造方法のマーキング工程
の第三の例を説明する図である。
【図8】上記光学結晶素子の製造方法のマーキング工程
の第四の例を説明する図である。
【図9】レーザ共振器の構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 KTPの光学結晶 2 作業基板 11、12、13、14 KTP素子 21、22、24 ブレード 23 マルチワイヤ 31、32 切断面 41、42、43、44 切り込み 61 複屈折量調節面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/37 G02F 1/355 501 H01S 3/109 H01S 5/30

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザ光で励起する固体レーザ発
    振器を構成する光学結晶素子をウェハ状の光学結晶から
    切り出して製造する光学結晶素子の製造方法において、 上記光学結晶素子の製造作業を行うための基板に上記光
    学結晶を固定する結晶固定工程と、 上記基板に固定された上記光学結晶の切断面をレーザ光
    入射方向と位相整合角が一致するように設けた光学結晶
    素子に分割する結晶分割工程と、 上記結晶分割工程にて分割された光学結晶素子の切断
    面を光学研磨する光学研磨工程と、上記結晶分割工程にて分割された各光学結晶素子が上記
    基板に固定された状態で、 上記光学研磨工程により光学
    研磨される面を示す切り込みを上記各光学結晶素子の表
    面上の所定の箇所に入れるマーキング工程とを有する光
    学結晶素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記マーキング工程は、上記結晶分割工
    程にて分割された光学結晶素子全てに対して同時に行う
    工程である請求項1記載の光学結晶素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記光学結晶素子は、固体レーザ発振器
    を構成する非線形光学結晶素子であるKTioPO
    晶から成る光学結晶素子である請求項1記載の光学結晶
    素子の製造方法。
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