JP3504462B2 - ポインティング・デバイス生成指示方法及びコンピュータ・システム - Google Patents
ポインティング・デバイス生成指示方法及びコンピュータ・システムInfo
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Description
バイス及びポインタに関し、特に、タッチ画面システム
において使用されるポインティング・デバイスに関す
る。
ュータ・システムのデスクトップ及びオペレーティング
・システムと対話する。マウスはワイヤーまたは赤外線
信号によりコンピュータ・システムに接続される特殊な
ハードウェア入力装置である。通常、マウスはその上部
に1つ以上の押しボタンと、その底部にローラを有し、
ローラがコンピュータ・システムに隣接する表面に沿っ
て回転するように設計される。ユーザがマウスのローラ
をこの表面上で移動するとき、コンピュータ・システム
の表示装置上に位置決めされるマウス・ポインタがマウ
スのローラの移動を追跡する。ユーザがポインタをオブ
ジェクト上などの所望の位置に位置決めすると、ユーザ
はマウスがプログラムされる仕様に依存して、マウス押
しボタンの1つをクリックし、そのオブジェクトを呼び
出したり開いたりする。
操作を個別化すなわちカストマイズしてもよい。幾つの
かの従来のオペレーティング・システムにより保守され
るカストマイズ化メニューを通じて、ユーザは例えば、
第1のマウス・ボタンの単一のクリックを第1の機能の
呼び出しに割当て、第2のマウス・ボタンの単一のクリ
ックを第2の機能の呼び出しに割当てるようにカストマ
イズし得る。更に、ユーザは表示画面上のマウス・ポイ
ンタの外観をカストマイズし得る。例えばあるユーザは
マウス・ポインタとして小さな矢印を好み、別のユーザ
は大きな点滅する矢印を好み得る。同様に、あるユーザ
は高速のマウス・ポインタ(すなわちマウスのローラの
小さな動きがマウス・ポインタの大きな移動を生じる)
を好むのに対して、他のユーザはゆっくりしたマウス・
ポインタを好んだりする。この機構は、マウス・ポイン
タの"感度"として参照される。
ンタの振舞いは、各個々のユーザに対してカストマイズ
され得る。しかしながら、ほとんどのオペレーティング
・システムはシステム上の1ユーザに対してのみ、カス
トマイズ化を提供する。従ってマルチユーザ・システム
では、ユーザは以前の設定からマウスを再度カストマイ
ズしなければならない。このためには通常、ユーザはボ
タンの振舞いを特定の機能にマップするマウス設定ファ
イルまたはローカル・データベースを編集する。X11
などの幾つかのシステムは、これを行うための特殊な初
期(init)ファイルを有する。
る。例えばマウスが無骨で、サイズが固定されているた
めに、非常に小さな手または非常に大きな手の者にはマ
ウスが適切に適合せず、コンピュータ・システムに永久
的に接続されずに無駄になってしまったり、或いはユー
ザが特定のマウスの振舞いを知ることが要求されたりす
る(例えば、どのマウス・ボタンを何回クリックすれ
ば、ある機能を呼び出せるかなど)。従って、多くの顧
客(カストマ)指向のシステム(例えばATMマシン)
及びマルチユーザ・システムはマウスを使用しない。む
しろ、マルチユーザ・システムの傾向はタッチ画面を使
用することである。
ンティング・デバイスが、従来のマウス及びマウス・ポ
インタを置換することを可能にする。従来のタッチ画面
は、例えば熱感応、音感応、圧力感応または動き感応グ
リッド/検出器を用いて、タッチ画面上に配置される
手、指、またはオブジェクトを検出する。しかしなが
ら、従来のタッチ画面は特定の制限及び欠点を被る。例
えばマウス・ポインタと異なり、指は大きさが様々であ
り、従ってデスクトップは大きな指にも対応するため
に、連続的なオブジェクト・アイコン及びテキストを大
きく離して配置しなければならない。またユーザは、従
来のマウス及びマウス・ポインタにおいて見い出される
ような、カストマイズ化機構を選択することができな
い。
号、同第654487号、同第654484号、同第6
64038号、同第664037号、同第664036
号、同第672519号、同第672521号、同第6
72520号に関連するものである。
術を使用する上で、オブジェクト・アイコン及びテキス
トを互いに接近して配置することを可能にし、ポインテ
ィング・デバイス及びポインタのユーザ・カストマイズ
化を可能にする、新たなポインティング・デバイスが待
望される。
ともプロセッサ、メモリ及びタッチスクリーンを有する
コンピュータ・システムに、再構成可能なポインティン
グ・デバイスを生成するように指示する方法及び装置が
提供される。本方法は、ポインティング・デバイスをタ
ッチスクリーン上に表示するステップと、ポインティン
グ・デバイス上に配置される少なくとも1つの指の検出
に応答して、ポインティング・デバイスを指のサイズに
従い再構成するステップとを含む。
コンピュータ・システム100などの、タッチ画面を使
用する任意の好適なハードウェア構成、またはラップト
ップまたはノートパッド・コンピュータ・システムにお
いて実現され得る。コンピュータ・システム100は標
準のマイクロプロセッサなどの、任意の好適な中央処理
装置10、及びシステム・バス12により相互接続され
る任意の数の他のオブジェクトを含む。説明の都合上、
コンピュータ・システム100は読出し専用メモリ(R
OM)16、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)1
4、及びI/Oアダプタ18を介してシステム・バス1
2に接続される周辺メモリ装置(例えばディスクまたは
テープ・ドライブ20)などのメモリを含む。コンピュ
ータ・システム100は更に、システム・バス12を従
来のタッチ画面表示装置38に接続するタッチ画面表示
アダプタ36を含む。また、ユーザ・インタフェース・
アダプタ22が、システム・バス12をキーボード2
4、スピーカ28、マウス26、及びタッチパッド(図
示せず)などの他のユーザ制御に接続する。
用し、如何に従来のタッチ画面デバイス・ドライバがオ
ペレーティング・システムと通信し、また如何にユーザ
がタッチ画面を用いてグラフィカル・ユーザ・インタフ
ェース内でオブジェクトの操作を開始するかが容易に理
解されよう。例えばタッチ画面技術は、コンピュータ画
面を覆う柔軟な皮膜の内側に配置される電子センサ、赤
外線信号のグリッド、或いはガラスまたはプラスチック
を通じる反射音波の変化をセンスすることによるタッチ
の検出方法を含む。現タッチ画面技術の使用により、ユ
ーザはタッチ画面に触れることによりプルダウン・メニ
ューの表示を開始することができ、続いてプルダウン・
メニューに沿って指を下方にドラッグすることにより、
そのメニュー内のオブジェクトを選択することができ
る。
ンタフェース(GUI)及びオペレーティング・システ
ム(OS)は、コンピュータ読出し可能媒体内に存在し
て、タッチ画面デバイス・ドライバを含む。タッチ画面
デバイス・ドライバは1人以上のユーザがタッチ画面表
示装置上に表示されたオブジェクト・アイコン及びテキ
ストの操作を開始することを可能にする。任意の好適な
コンピュータ読出し可能媒体がGUI及びオペレーティ
ング・システムを保存し得る。こうした媒体には、RO
M16、RAM14、ディスク及び(または)テープ・
ドライブ20(例えば磁気ディスケット、磁気テープ、
CD−ROM、光ディスク、または他の好適な記憶媒体
など)が含まれる。
通オペレーティング・システム環境)デスクトップGU
Iが、ユーザとAIX(商標)オペレーティング・シス
テムとをインタフェースする。GUIはオペレーティン
グ・システム内に組み込まれ、埋め込まれているものと
見なされる。代わりに任意の好適なオペレーティング・
システム及びデスクトップ環境が使用され得る。他のG
UI及び(または)オペレーティング・システムの例に
は、X11(商標)(Xウィンドウ)グラフィカル・ユ
ーザ・インタフェース、サン社のソラリス(商標)・オ
ペレーティング・システム、及びマイクロソフト社のウ
ィンドウズ95(商標)オペレーティング・システムが
含まれる。GUI及びオペレーティング・システムは、
単にCPU10に命令及び指令するだけであるが、ここ
では説明の都合上、GUI及びオペレーティング・シス
テムが、次の機構及び機能を実行するように述べられ
る。
意の従来の好適なタッチ画面を含み、これは例えば掌及
び指紋の熱、圧力または音に感応する。この図では、ユ
ーザは右手(図示せず)をタッチ画面200上に置いて
いる。任意の好適なタッチ画面技術が使用され得るが、
説明の都合上、好適な実施例は音のパターンを検出する
タッチ画面を使用するように述べられる。ユーザが彼
(または彼女)の手をタッチ画面上に置いたことに応答
して、タッチ画面200はユーザの手の音パターンを検
出する。これには掌紋領域210、親指指紋領域21
5、及び指紋領域220、230、235、240、及
び領域280からの音が含まれる。或いは、手の一部だ
け(例えば指だけ)、及び(または)特定のオブジェク
ト(例えばスタイラス)が手形の検出に代用され得る。
更に、複数の手またはオブジェクトが一度に検出され得
る。
類似の1つ以上の手または指のパターンを検出するとO
Sがユーザを識別しようとする。そのために、OSは掌
紋領域210から各指紋領域215、220、230及
び240までの距離を掌紋領域210のX、Y座標、並
びに掌紋領域210のX、Y限界と一緒に測定する。O
Sは掌紋領域210の最左端と最上点との交差点を第1
の基準点255として定義する。OSは親指の指紋21
5から第1の基準点までの最長距離を測定する。同様に
OSは指紋領域220及び230から、第1の基準点2
55までのそれぞれの最長距離を測定する。
最上点との交差点を第2の基準点260として定義し、
それにより指紋領域240から第2の基準点260まで
の最長距離が決定される。最後にOSは掌紋領域210
のX、Y座標、それぞれ265及び270を測定する。
更に精度を上げるために各指紋のサイズが測定され得
る。
あらゆる既存の測定との一致の検出のために、メモリに
記憶されるユーザ・ファイル・データベース(図示せ
ず)を探索し、手形に対応して記憶される人物が存在す
るか否かを判断する。特に、OSは4つの距離測定値及
び掌紋210のX、Y座標を、ユーザ・ファイル・デー
タベースに記憶されるあらゆる既存の測定値と比較す
る。しかしながら、当業者には、本発明の範囲及び趣旨
から逸脱すること無しに、特定のユーザ(またはユーザ
のオブジェクト)の手形(またはオブジェクトの跡)を
識別する様々な手段が存在することが理解されよう。図
では、掌紋領域210の幅だけが一致が存在するか否か
を判断するために使用され得る。
ォルト指定)の受諾可能な公差内であると見い出すと、
OSはユーザ・ファイルから定義済みのカストマイズ化
機構を読出し、そのカストマイズ化機構を用いて、タッ
チスクリーン200上に位置決めされた手(または手の
一部)の下に仮想ポインティング・デバイスを生成す
る。更に、当業者には、例えば仮想ポインティング・デ
バイスの隣に表示されるユーザIDラベル、或いは仮想
ポインティング・デバイスの特定の色陰影により、ユー
ザ一致の確認が達成されることが理解できよう。従っ
て、例えばユーザの親指の下のタッチスクリーン200
の領域(すなわち親指の指紋領域215)、指の下の領
域(すなわち指紋領域220、230、235及び24
0)、及び掌の下の領域(すなわち掌紋領域210)
が"活動化"され、これらの"活動化"領域上でのユーザの
指、親指及び(または)掌の特定の定義された動きが特
定の機能を呼び出すことになる。しかしながら、OSが
手形を認識しない場合、OSはデフォルト指定の機能セ
ットを用いて、手またはその一部の下に、デフォルト指
定の仮想ポインティング・デバイスを生成するか、ユー
ザがカストマイズされた仮想ポインティング・デバイス
を生成する。
グ・デバイスを移動し操作するかを示す。ユーザが彼
(または彼女)の手を実質的にタッチ画面200に接し
たまま、手をタッチ画面上でスライドするとき、OSは
タッチ画面上で移動するユーザの手の位置を検出し、そ
れに応答して仮想ポインティング・デバイスの"活動化"
領域を、手(または手の一部)の下の領域として連続的
に再定義する。従って、仮想ポインティング・デバイス
がユーザの手の移動と共に、及びそれに追従して移動す
る。例えば"活動化"領域が、タッチ画面画素座標[X
1、Y1、X2、Y2、X3、Y3及びX4、Y4]
(図示せず)内に含まれる領域として最初に定義され、
ユーザが指をその領域からタッチ画面画素座標[X5、
Y5、X6、Y6、X7、Y7及びX8、Y8]に移動
する場合、"活動化"領域はこれらの新たな座標に移動す
る。
ング・デバイスとロック・ステップの関係で移動するよ
うにポインタ250を仮想ポインティング・デバイスの
活動領域の近く(この場合、指紋領域230の上方)に
位置決めする。従って、ユーザは例えば仮想ポインティ
ング・デバイス、従ってポインタ250を移動すること
ができ、ポインタ250が所望のオブジェクト・アイコ
ン上に位置決めされる。或いはユーザは単に彼の手を持
ち上げ、それを所望の位置に配置してもよい。それによ
りOSは、ユーザの手の下の新たな位置に仮想ポインテ
ィング・デバイスを再生する。
ユーザの指、親指及び(または)掌の移動を介して操作
する。例証的にユーザは"フォーカス機能"245を呼び
出し、それによりポインタ250の下に位置決めされる
オブジェクト・アイコンがフォーカスを獲得する。これ
はユーザが彼の親指を持ち上げ、次に親指を親指の指紋
領域215に所定時間(例えば2秒)以内に再配置する
ことにより、達成される("シングル・クリック"として
参照される)。同様にユーザは彼の第3の指(薬指)を
持ち上げ、第3の指紋領域235上に所定時間以内に再
配置することにより、"ペースト"機能を呼び出すことが
できる。
能/コマンドは、特定の機能を呼び出すために特殊に定
義され、また後に再定義され得る(以降で詳述され
る)。OSは各指紋/親指の指紋領域上にダイアログを
表示し、指の振舞い("(1)"はシングル・クリックを
表す;"(2)"はダブル・クリックを表すなど)及び対
応する機能/コマンド(例えばフォーカス245、オー
プン257、解除されるまでの選択259、ペースト2
61及びデフォルト指定メニュー262)を示す。
い及びポインタは、好適な実施例では次のように定義さ
れる。親指の指紋領域215上での親指のシングル・ク
リックは、OSにポインタ250下に配置される任意の
オブジェクト・アイコンまたはテキスト上でフォーカス
機能245を呼び出すように指示する。指紋領域220
上での指のシングル・クリック、または親指の指紋領域
215のダブル・クリックは、OSにポインタ250下
に配置される任意のオブジェクト・アイコンまたはテキ
スト上でオープン機能245を呼び出すように指示す
る。指紋領域230上でのシングル・クリックは、ポイ
ンタ250下に配置される任意のオブジェクト・アイコ
ンまたはテキスト上で、解除されるまでの選択機能25
9を呼び出す。また指紋領域235上でのシングル・ク
リックは、ポインタ250下に配置される任意のオブジ
ェクト・アイコンまたはテキスト上でペースト機能26
1を呼び出す。最後に、指紋領域240上でのシングル
・クリックは、デフォルト指定メニュー機能263を呼
び出す。デフォルト指定ポインタ250は矢印形状であ
り、指紋領域230の近傍に位置決めされる。しかしな
がら、当業者には、デフォルト指定機能、ポインタ位置
及び(または)指の振舞い(例えば複数クリック)の任
意の組み合わせが、デフォルト指定の仮想ポインティン
グ・デバイスを定義するために使用され得ることが容易
に理解されよう。更に、2つ以上の指の同時シングル・
クリック(または多重クリック)が機能/コマンドを含
み得る。
細論理を含むフローチャートである。302で、タッチ
スクリーン200が手形(またはオブジェクト)または
手形の一部から、音、熱、圧力などを検出する。306
で、OSが手形を読取り、図2に示される前述の測定を
計算する。310で、OSはデータベース内のユーザ・
ファイルを探索し、手形測定を追跡する。312で、O
Sは10%のデフォルト指定の公差(これは後にユーザ
により変更され得る)内のあらゆる既存の手形測定を突
き止め、320で、OSはユーザ・ファイル内の全ての
情報を読出す。そして322で、ユーザ・ファイル内で
見い出される定義済みの特性にもとづき、ユーザの手
(または手の一部)の下のタッチスクリーン上に、仮想
ポインティング・デバイスを描く。更に将来的にオブジ
ェクト及び(または)テキストが仮想ポインティング・
デバイスにより選択されていれば、それらが仮想ポイン
ティング・デバイスに対するそれらの以前の位置に関連
する位置に描画される。333で、OSはユーザ一致が
正しいことの確認を要求する。ユーザが仮想ポインティ
ング・デバイスの使用を継続する場合、OSはこの使用
を確認として解釈する。OSは仮想ポインティング・デ
バイスの隣にユーザIDラベルを表示するか、或いは仮
想ポインティング・デバイスを特定の色陰影として表示
してもよい。それ以外では誤ったユーザが仮定され、制
御は310に戻り、OSは別の可能な一致を求めて、デ
ータベースを探索する。
例な振舞いまたは未定義の振舞いが存在するか否かを判
断する。こうした振舞いには、例えば指紋、親指の指紋
の検出の失敗、またはタッチスクリーン上で手形が検出
されない場合が含まれる。OSが異例な振舞いを検出す
る場合、OSは326で作業事象ループ(図9参照)を
実行し、制御が324に復帰する。図9を参照すると、
902で、OSはタッチスクリーンを横断する手の任意
の動きが発生したか否かを判断し、発生した場合、90
4で、OSは仮想ポインティング・デバイスを手の動き
に従い移動する。906で、OSは機能/コマンドを呼
び出すための指または親指の動きが発生したか否かを判
断し、発生した場合、908で、OSはポインタの下に
配置される任意のオブジェクト/テキストに対してその
機能/コマンドを呼び出す。その後、制御が324に復
帰する。
時間長(例えば4秒間)の異例の振舞いまたは未定義の
振舞いを検出する場合、328で、OSは掌がタッチス
クリーン上に留まったまま、全ての指がタッチスクリー
ンから持ち上げられたか否かを判断する。或いは当業者
には、"全ての指が持ち上げられた"ことを示す標識とし
て、多くの他の標識が代用され得ることが理解されよ
う。例えば、指の組み合わせが持ち上げられたか否かを
判断したり、指紋がタッチスクリーンに接したまま、掌
が持ち上げられたか否かを判断したりしてもよい。OS
が全ての指がタッチスクリーンから持ち上げられたと判
断すると、330で、OSはメイン・メニュー600を
表示し(図6参照)、ユーザに仮想ポインティング・デ
バイスの任意の再カストマイズ化を提供するように促
す。344で、OSは330で実行されたあらゆる変更
に従い、新たな仮想ポインティング・デバイスを表示
し、制御が324に戻る。
したまま、指が持ち上げられたことが検出されなかった
場合、342で制御が図8に移行する。図8を参照する
と、810で、OSは手全体(またはオブジェクト)が
タッチスクリーンから持ち上げられたか否かを判断す
る。手全体がタッチスクリーンから持ち上げられずに、
指、親指及び(または)掌の組み合わせ(その振舞いが
対応する定義済み機能を有さない)が持ち上げられるな
どして、異例の振舞いまたは未定義の振舞いが発生した
場合、制御は814に移行し、OSはユーザ・ファイル
にもとづき手の下に仮想ポインティング・デバイスを再
描画する。これはユーザに直前の手/指の振舞いが定義
済み機能を有さないことを示す。手全体がタッチスクリ
ーンから持ち上げられた場合、811で、OSは仮想ポ
インティング・デバイスをタッチスクリーン上の現位置
に、所定期間(例えば5秒間)、明白な不活発状態(hi
bernated state)で表示し続ける。これは、指紋及び掌
紋領域がタッチスクリーン上の半透明領域として見られ
ることを意味する。仮想ポインティング・デバイスが明
らかに不活発状態であるとき、機能はそれが活動化され
るまで(すなわち不活発状態から脱出されるまで)呼び
出されない。812で、OSは手がタッチスクリーン上
に5秒以内に再配置されたか否かを判断し、手の除去を
検出する。手がタッチスクリーン上に5秒以内に再配置
されなかった場合、制御は826に移行する。しかしな
がら、OSが手がタッチスクリーン上に5秒以内に再配
置されたことを検出する場合、816で、OSは複数の
仮想ポインティング・デバイスが同時に使用されている
か否かを判断し、使用されている場合、タッチスクリー
ンに手が再配置されたときに、複数のユーザが現在彼
(または彼女)の手をタッチスクリーンから持ち上げた
か否かを判断する。否定の場合、814で制御は図3の
322に移行し、OSはユーザ・ファイルにより識別さ
れる仮想ポインティング・デバイスを活動化し、それを
再配置された手の下に移動する。更に、手が持ち上げら
れたときに、任意のオブジェクト及び(または)テキス
トが仮想ポインティング・デバイスにより選択された場
合、それらが仮想ポインティング・デバイスに対してそ
れらの以前の位置に関連する位置に再描画される。
ら手を持ち上げた場合、820で、OSは再配置された
手の手形を読出し、図2に示される前述の測定を計算す
る。822で、OSは検出された持ち上げられた手に測
定が一致する仮想ポインティング・デバイスのユーザ・
ファイルを探索する。一致が見い出されない場合、82
3で、OSは検出された持ち上げられた手を有する仮想
ポインティング・デバイスの1つのユーザ識別を求め
て、ユーザ・ファイル・データベースを探索する。OS
は次にダイアログ(図示せず)を表示し、ユーザに彼
(または彼女)がユーザ識別により識別されるユーザか
否かを尋ねる。825で、ユーザが彼(または彼女)が
ユーザ識別により識別されるユーザであることを示す
と、827で、制御が図3の322に移行し、OSはユ
ーザ・ファイルにより識別される仮想ポインティング・
デバイスを再配置された手の下に移動する。そして、任
意のオブジェクト及び(または)テキストが仮想ポイン
ティング・デバイスにより選択されていれば、それらが
仮想ポインティング・デバイスに対してそれらの以前の
位置に関連する位置に再描画される。しかしながら、8
25で、ユーザがユーザ識別がユーザを識別しないこと
を示す場合、OSはその識別が検出された持ち上げられ
た手を有する仮想ポインティング・デバイスの最後のユ
ーザ・ファイルか否かを判断する。否定の場合、制御は
823に戻り、OSは検出された持ち上げられた手を有
する仮想ポインティング・デバイスの次のユーザ・ファ
イルを探索する。このプロセスはユーザとユーザ識別と
の一致、従って検出された持ち上げられた手を有する対
応する仮想ポインティング・デバイスが見い出されるま
で、繰り返される。OSが最後のユーザ・ファイルを探
索し、一致が見い出されなかった場合、839で、制御
は図3の310に移行し、OSはユーザの手を求めて全
てのユーザ・ファイルを探索する。
5秒以内に再配置されなかった場合、826で、OSは
仮想ポインティング・デバイスを明白な不活発状態で表
示し続け、828で、ダイアログ(図示せず)により、
ユーザに終了を希望するか否かを尋ねる。ユーザが終了
を希望する場合、制御は830に移行し、OSは仮想ポ
インティング・デバイスを表示から除去する。ユーザが
終了を希望しない場合、832で、OSはマウスを"隠
れ不活発(hidden hibernation)"状態にする。これは
タッチスクリーン上に明白な不活発状態で(すなわち半
透明に)表示されるマウス画像が時間と共に消去し始め
たことを意味するが、ユーザが次にタッチスクリーンに
触れるとき、マウス画像は即時活動化され得る。従っ
て、OSは仮想ポインティング・デバイスを明白な不活
発状態(例えば半透明形式の表示)から、隠れ不活発状
態に変換する。ユーザ指定時間(例えば30分)の経過
後、OSはこの時間遅延を仮想ポインティング・デバイ
スがもはや必要とされないことを意味するものとして解
釈する。836で、OSが30分以内に手がタッチスク
リーン上に配置されたことを検出すると、840で、O
Sは仮想ポインティング・デバイスを隠れ不活発状態か
ら戻し、それを手の下に再描画し、制御が図3の324
に復帰する。それ以外では、838で、OSは現在隠れ
不活発状態の仮想ポインティング・デバイスをメモリ
(例えばRAM)から除去する。
ーン上に置かれ測定された手と、既存のユーザ・ファイ
ルとの間に一致が見い出されたか否かを判断する。OS
が問題の手形と近似する手形測定を有する複数のユーザ
・ファイルを検出する場合、316でOSはタッチスク
リーン上のドロップ・ダウン・メニュー(図示せず)内
に、最も近い一致を有するユーザを表示する。318で
OSはユーザが(彼の他方の手を用いて、)ドロップ・
ダウン・メニューからユーザ識別の一致または不一致を
選択するのを待機する。一致が発生した場合、制御が前
述の320に移行される。一致が発生しなかった場合、
制御は314に移行され、OSはタッチスクリーン上に
メニュー(図5の510参照)を表示し、ユーザにカス
トマイズされた仮想ポインティング・デバイスの生成を
希望するか否かを尋ねる。ユーザがカストマイズされた
仮想ポインティング・デバイスの生成を希望しない場
合、OSはユーザに彼(または彼女)の手をタッチスク
リーン上に置くように促し、それに応答して、OSはユ
ーザの手の下に図5に示されるような、前述のデフォル
ト指定の指/掌の振舞い及び指紋機能を有する総称的
(generic)仮想ポインティング・デバイスを生成す
る。制御は324に移行する。
ィング・デバイスの生成を希望する場合、332で、O
Sはユーザ・ファイルをオープンする。334で、OS
は指紋及び掌紋のサイズをユーザ・ファイルに記憶す
る。336で、OSは第1の基準点(図2に関連して上
述)と、最初の3つの指の各指紋の最も遠い点との距離
を計算する。更に、OSは第2の基準点を計算し、そこ
から第4の指紋までの距離を計算する。338で、OS
はユーザにユーザ識別を催促し、メイン・メニュー60
0を表示することにより、ユーザに仮想ポインティング
・デバイス形状、ポインタ位置、振舞い及び感度、並び
に指紋機能(これらについては図6に関連して後述す
る)などの、仮想ポインティング・デバイス特性を入力
するように促す。340で、OSは全ての情報をユーザ
・ファイルに記憶する。制御が322に移行し、OSは
ユーザ・ファイルに記憶される情報にもとづき、手(ま
たは手の一部)の下に、仮想ポインティング・デバイス
を描画する。
生したか否かを判断する。発生した場合、328で、O
Sは手の全ての指がタッチ画面から持ち上げられたか否
かを判断する。肯定の場合、330で、OSは図6に示
されるようなメイン・メニュー600を表示し、ユーザ
に仮想ポインティング・デバイスの任意のカストマイズ
化を提供するように促す。
ー600を表示した後、ユーザは彼(または彼女)の手
をタッチ画面から取り除く。ユーザが形状ボタン620
を選択する場合、"形状"メニュー(図7の700参照)
が現れ、ユーザが仮想ポインティング・デバイスの形状
を定義/再定義することを可能にする。図7の形状メニ
ュー700を参照すると、OSは幾つかの任意選択をユ
ーザに表示する。例えばユーザは"指専用"の仮想ポイン
ティング・デバイス(図4参照)を選択することがで
き、この場合、仮想ポインティング・デバイスを移動す
るために指だけがタッチ画面に接する必要がある。或い
は、掌及び親指専用の仮想ポインティング・デバイスを
選択することも可能であり、この場合、仮想ポインティ
ング・デバイスを移動するために、親指及び掌だけがタ
ッチ画面に接する必要がある。後者の場合、指の動きは
機能に割当てられない。更に、"親指と1つの指"また
は"掌"の仮想ポインティング・デバイスが生成され得
る。しかしながら、OSは掌をタッチ画面に接したま
ま、全ての指を持ち上げるとき、メイン・メニュー60
0(図6参照)を呼び出すので、ユーザが掌を含まない
新たな仮想ポインティング・デバイスを定義する場合、
ユーザは後に、その特殊な仮想ポインティング・デバイ
スの機能を再プログラムすることができない。むしろ、
ユーザは新たなデバイスを生成するための総称的仮想ポ
インティング・デバイスから開始する必要がある。或い
は、本発明の範囲から逸脱すること無しに、メイン・メ
ニュー600を活動化するための異なる技術が使用され
得る。
%から、多数の事前にプログラム済みの値に変更しても
よい。そのために、ユーザは精度ボタン702を押下
し、それに応答してユーザ選択用に幾つかの値(例えば
4%、8%、20%)のドロップ・ダウン・リスト(図
示せず)が現れる。ユーザはボタン704を押下するこ
とにより、全ての選択を入力/保管する。それに応答し
て、図6に示されるメイン・メニュー600が再度現れ
る。
ン625を選択する場合、ユーザが指紋/掌紋領域の機
能を定義/再定義することを可能にする"機能定義"メニ
ューが現れる。特に、図7の機能定義メニュー730
は、ユーザが適切な指の隣の関連ボタンを押下すること
により、各指紋及び親指の指紋領域の機能を変更するこ
とを可能にする。例えばユーザがボタン732を押下す
ると、これはユーザが第2の指である中指(すなわち指
紋領域230)の機能を変更することを希望することを
示す。それに応答してOSはメモリに記憶される定義済
みの機能のドロップ・ダウン・リスト740を表示す
る。ユーザがオープン機能742を選択すると、それに
応答してOSは別のドロップ・ダウン・リスト746を
表示する。ユーザは機能を呼び出すために中指のダブル
・クリック744を選択している。ユーザは次に保管ボ
タン748を押下し、エントリをユーザ・ファイルに保
管する。それに応答して図6に示されるメイン・メニュ
ー600が現れる。しかしながら当業者には、本実施例
の範囲及び趣旨から逸脱すること無しに、指の振舞い及
び指紋領域の機能の他の変更も可能であることが容易に
理解されよう。
タン630を選択する場合、"ポインタ定義"メニューが
現れ、ユーザが仮想ポインティング・デバイス上のポイ
ンタの形状、感度及び位置を定義/再定義することを可
能にする。図7のポインタ定義メニュー760を参照す
ると、ユーザはポインタに関する多数の選択を有する。
例えばユーザは小さい、中間の、または大きい矢印及び
(または)点滅する矢印を選択することができる。ユー
ザはまた、小さなまたは大きなポインタ感度及び仮想ポ
インティング・デバイスに関するポインタの位置を選択
することができる。例えばポインタは第3の指(薬指)
上(デフォルト指定位置)、若しくは第1の指(人差し
指)上、または掌の下に位置決めされ得る。しかしなが
ら、当業者には、本実施例の範囲及び趣旨から逸脱する
こと無しに、ポインタの振舞いの様々な変更が可能であ
ることが容易に理解されよう。ユーザは保管ボタン76
2を押下してエントリを保管し、それに応答してメイン
・メニュー600が現れる。
了ボタン635を押下することにより、保管及び終了す
るための任意選択をまた取り消しボタン615を押下す
ることにより全ての変更を取り消し、デフォルト指定の
仮想ポインティング・デバイスに復帰する任意選択を有
する。
Sが定義済みの標準のサイズの指紋領域420、43
0、435及び440、並びにポインタ450を、非活
動状態("明白な不活発状態"としても参照される)の仮
想ポインティング・デバイスとして表示する。仮想ポイ
ンティング・デバイスの指紋領域が半透明状態に表示さ
れ、従ってオブジェクト・アイコンがそれを透過して見
える。仮想ポインティング・デバイスを活動化するため
にユーザは1つ以上の指をタッチスクリーン400上の
指紋領域420、430、435または440上に配置
する。活動化されるとOSは各指紋領域にデフォルト指
定の機能を割当てる(例えば各指紋領域上に、デフォル
ト指定機能が表示される)。
との検出に応答して、OSは指紋領域のサイズを指紋領
域上に配置された指のサイズに変更する。従って、例え
ば、指が指紋領域よりも小さいと、その指紋領域が指の
サイズに縮小される。逆に、指が指紋領域よりも大きい
と、指紋領域が指のサイズに拡大される。
域420、430、435及び440上で、音パターン
(または熱、圧力など)を検出する場合、OSは指が配
置された仮想ポインティング・デバイスのそれらの領域
だけを活動化する。この場合、OSは指が配置された各
指紋領域に、デフォルト指定の機能(例えば各指紋領域
上に表示されるデフォルト指定機能)を割当てる。しか
しながら、指を配置されない指紋領域は活動化されず、
それらは活動化されるまで、デフォルト指定の機能を割
当てられない。各指紋領域はいつでも活動化され得る。
面400上でスライドするとき、OSはユーザの移動す
る指の下のタッチ画面画素座標を検出し、それに応答し
て、仮想ポインティング・デバイスの"活動化"領域を、
指の下のタッチ画面領域として連続的に再定義する。従
って、仮想ポインティング・デバイスはユーザの指の動
きと一緒にそれに追従して移動する。しかしながら、全
ての指紋領域が直ちに活動化されなくてもよく、全ての
指紋領域が1つのオブジェクトとして一緒に移動する。
ング・デバイスの動きに追従して移動するように、ポイ
ンタ450を指紋領域420の近くに位置決めする。従
って、ユーザは例えばポインタ450が所望のオブジェ
クト・アイコン上に位置決めされるように、仮想ポイン
ティング・デバイスを移動することができる。或いは、
ユーザは単に彼の手を持ち上げ、それを所望の位置に配
置してもよく、それによりOSが仮想ポインティング・
デバイスをユーザの指の下の新たな位置に再生する。更
に、手が持ち上げられたときに、仮想ポインティング・
デバイスにより選択された任意のオブジェクトまたはテ
キストが新たな位置に再描画される。
・デバイスのその領域を活動化するために、彼(または
彼女)の第1の指(人差し指)を指紋領域420上に配
置している。ユーザが仮想ポインティング・デバイスの
指紋領域間の距離を再設定することを希望する場合、ユ
ーザは単に別の指を1つずつ、各表示される指紋領域上
に配置し(それによりそれらを活動化する)、各指を適
当に外側または内側に、或いは上方または下方にスライ
ドすることにより、仮想ポインティング・デバイスの指
紋領域間の距離をカストマイズすればよい。このよう
に、ユーザは仮想ポインティング・デバイスの形状/サ
イズを、彼(または彼女)の指の形状/サイズにカスト
マイズする。しかしながら、ユーザは仮想ポインティン
グ・デバイスを使用する度に、その形状/サイズを積極
的にカストマイズしなければならない。
クト・アイコン422上に位置決めすると、ユーザは例
えば、指紋領域420上で彼の第1の指(人差し指)を
シングル・クリックして、フォーカスをオブジェクト・
アイコン422に移す。しかしながら、この実施例で
は、総称的機能だけ(または前述の確立された機能)が
使用され得る。
べられてきたが、当業者には、本発明の趣旨及び範囲か
ら逸脱すること無しに、その形態及び詳細における他の
変更が可能であることが理解されよう。
の事項を開示する。
タッチスクリーンを有するコンピュータ・システムに、
再構成可能なポインティング・デバイスを生成するよう
に指示する方法であって、 a)前記タッチスクリーン上に前記ポインティング・デ
バイスを表示するステップと、 b)前記ポインティング・デバイス上に配置される少な
くとも1つの指の検出に応答して、前記ポインティング
・デバイスを前記指のサイズに従い再構成するステップ
と、を含む、方法。 (2)前記ステップa)が、前記タッチスクリーン上に
第1のサイズの少なくとも1つの半透明領域を表示する
ステップを含む、前記(1)記載の方法。 (3)前記ステップb)が、前記半透明領域上に配置さ
れる第2のサイズの指の検出に応答して、前記半透明領
域を前記第1のサイズに再構成するステップを含む、前
記(2)記載の方法。 (4)前記タッチスクリーン上に、第1の距離離れる少
なくとも2つの半透明領域を表示するステップと、各前
記半透明領域上に配置される少なくとも1つの指の検出
に応答して、各半透明領域を活動化するステップと、前
記指の1つが他の前記指に対して、第2の距離離れるよ
うに移動することに応答して、前記半透明領域が前記第
2の距離離れるように調整するステップと、を含む、前
記(1)記載の方法。 (5)前記半透明領域上に配置される少なくとも1つの
指の検出に応答して、前記ポインティング・デバイスを
活動化するステップを含む、前記(2)記載の方法。 (6)前記半透明領域上に配置される少なくとも1つの
指の検出に応答して、前記半透明領域を活動化するステ
ップを含む、前記(2)記載の方法。 (7)前記ステップb)が、前記指から熱、圧力または
音を検出し、前記指の第2のサイズを決定するステップ
を含む、前記(3)記載の方法。 (8)少なくともプロセッサ、メモリ及びタッチスクリ
ーンを有し、再構成可能なポインティング・デバイスを
生成するコンピュータ・システムであって、前記タッチ
スクリーン上に前記ポインティング・デバイスを表示す
る手段と、前記ポインティング・デバイス上に配置され
る少なくとも1つの指の検出に応答して、前記ポインテ
ィング・デバイスを前記指のサイズに従い再構成する手
段と、を含む、コンピュータ・システム。 (9)前記タッチスクリーン上に第1のサイズの少なく
とも1つの半透明領域を表示する手段を含む、前記
(8)記載のコンピュータ・システム。 (10)前記タッチスクリーン上の前記半透明領域上に
配置される第2のサイズの指の検出に応答して、前記半
透明領域を前記第1のサイズに再構成する手段を含む、
前記(2)記載のコンピュータ・システム。 (11)前記タッチスクリーン上に、第1の距離離れる
少なくとも2つの半透明領域を表示する手段と、各前記
半透明領域上に配置される少なくとも1つの指の検出に
応答して、各前記半透明領域を活動化する手段と、前記
指の1つが他の前記指に対して、第2の距離離れるよう
に移動することに応答して、前記半透明領域が前記第2
の距離離れるように調整する手段と、を含む、前記
(8)記載のコンピュータ・システム。 (12)コンピュータ読出し可能プログラム・コード手
段を埋め込んだコンピュータ使用可能媒体を含む装置で
あって、前記コンピュータ読出し可能プログラム・コー
ド手段が、少なくともタッチスクリーンを有するコンピ
ュータ・システムに、前記タッチスクリーン上にポイン
ティング・デバイスを表示するように指示する、コンピ
ュータ読出し可能プログラム・コード手段と、前記ポイ
ンティング・デバイス上に配置される少なくとも1つの
指の検出に応答して、前記コンピュータ・システムに、
前記ポインティング・デバイスを前記指のサイズに従い
再構成するように指示する、コンピュータ読出し可能プ
ログラム・コード手段と、を含む、装置。
成を示す図である。
示す図である。
ローチャート形式で示す図である。
の変形を示す図である。
の別の態様を示す図である。
特性を定義するメニューを示す図である。
ー、及びポインタ定義メニューを示す図である。
ローチャート形式で示す図である。
ローチャート形式で示す図である。
30、435、440指紋領域 245 フォーカス機能 250、450 ポインタ 255 第1の基準点 257 オープン 259 解除まで選択 260 第2の基準点 261 ペースト 262 デフォルト指定メニュー 265 X座標 270 Y座標 280 領域 422 オブジェクト・アイコン 600 メイン・メニュー 615 取り消し 620 形状ボタン 625 機能定義ボタン 630 ポインタ定義ボタン 635 保管/終了ボタン 700 形状メニュー 702 精度ボタン 704 ボタン 730 機能定義ボタン 732 ボタン 740、746 ドロップ・ダウン・リスト 742 オープン機能 744 ダブル・クリック 748、762 保管ボタン 760 ポインタ定義メニュー
Claims (6)
- 【請求項1】少なくともプロセッサ、メモリ及びタッチ
スクリーンを有するコンピュータ・システムにおいて、
再構成可能なポインティング・デバイスを生成する方法
であって、 前記タッチスクリーン上に前記ポインティング・デバイ
スを表示するステップと、 前記タッチスクリーン上に配置される少なくとも1つの
指の検出に応答して、前記少なくとも1つの指を有する
ユーザーを特定するステップとを含み、 前記ユーザーを特定するステップが更に、 前記ユーザーの手の寸法を決定し、 前記決定された手の寸法を、記憶された複数の寸法であ
って、様々なユーザーに対する寸法と比較し、 前記複数の記憶された寸法の一つと略等しい、前記決定
された手の寸法に基づいて、ユーザーを特定し、 前記特定されたユーザーに基づいて、当該ユーザーつい
て予めカスタマイズされた、ポインティング・デバイス
の形状にしたがって、当該ポインティングデバイスを再
表示するステップ、 を含む、方法。 - 【請求項2】前記決定された手の寸法は、前記特定され
たユーザーの掌の寸法を含む、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】前記決定された手の寸法は、前記特定され
たユーザーの掌から,少なくとも1の指の間の寸法を含
む、請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】前記特定されたユーザーがタッチスクリー
ンを使用している間は、前記予め定められたカスタマイ
ズされた形状の使用を継続するステップを更に含む、請
求項1に記載の方法。 - 【請求項5】少なくともプロセッサ、メモリ及びタッチ
スクリーンを有し、再構成可能なポインティング・デバ
イスを生成するコンピュータ・システムであって、 前記タッチスクリーン上に前記ポインティング・デバイ
スを表示する手段と、 前記タッチスクリーン上に配置される少なくとも1つの
指の検出に応答して、前記少なくとも1つの指を有する
ユーザーを特定する手段とを含み、 前記ユーザーを特定する手段が更に、 前記ユーザーの手の寸法を決定する手段と、 前記決定された手の寸法を、記憶された複数の寸法であ
って、様々なユーザーに対する寸法と比較する手段と、 前記複数の記憶された寸法の一つと略等しい、前記決定
された手の寸法に基づいて、ユーザーを特定する手段
と、 前記特定されたユーザーに基づいて、当該ユーザーつい
て予めカスタマイズされた、ポインティング・デバイス
の形状にしたがって、当該ポインティング・デバイスを
再表示する手段と、を含む、前記コンピュータ・システ
ム。 - 【請求項6】前記特定されたユーザーがタッチスクリー
ンを使用している間は、前記予め定められたカスタマイ
ズされた形状の使用を継続する手段を更に含む、請求項
5に記載のシステム。
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