JP3504239B2 - 燃焼制御装置 - Google Patents

燃焼制御装置

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JP3504239B2 JP2001139489A JP2001139489A JP3504239B2 JP 3504239 B2 JP3504239 B2 JP 3504239B2 JP 2001139489 A JP2001139489 A JP 2001139489A JP 2001139489 A JP2001139489 A JP 2001139489A JP 3504239 B2 JP3504239 B2 JP 3504239B2
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幸雄 藤山
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阪神エレクトリック株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼制御装置のフ
ァンモータの制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のファンモータのFF量制御は、フ
ァンモータ制御部のみで実施しており、ファンモータの
代用として抵抗器を使用していた。この抵抗器に電圧
1,2を供給し、その場合の電流値を測定し、その値を
EEPROM(Electrically ErasablePROM)等の不揮発性記
憶装置に記憶させ、電圧と電流によるFF量補正の関係
式を取得していた。これにより、ファンモータ制御部を
構成する素子のばらつきを考慮することが可能である。
【0003】また、ファンモータの異常は、ファンモー
タ制御装置に設けられている回転数検知部により検知
し、点火後のファンモータの回転数が既定範囲にない場
合に、モータを停止するか、または、ファンモータの回
転数が最低回転数と最高回転数の範囲にない場合に、フ
ァンモータの動作を停止させるという方法でファンモー
タ動作の異常を監視していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のように
構成された従来の燃焼制御装置においては、ファンモー
タ制御装置のみでFF量補正を行うために、実際に製品
に組み込んだ場合にファンモータの特性値のばらつき
や、器具の閉塞度のばらつきにより、前述の電圧と電流
によるFF量補正の関係式に合致しない虞があった。
【0005】また、目標のファンモータ電流に到達させ
るには、フィードバック制御が必要であり、制御に時間
を要すると共に、ファンモータ動作が安定しないと云う
問題があった。
【0006】また、ファンモータの異常検知は、回転数
を検出することにより行っているが、FF量補正を電圧
と電流値を使用して行っているために、電圧とファンモ
ータの風量との関係を把握することができない。したが
って、異常と判断しない風量の範囲を広く設定する必要
があり、その範囲内であれば適正な風量でなくとも異常
と判断できなかった。また、ファンモータやファンモー
タ制御部が故障した場合、燃焼制御装置が使用不能とな
り、ユーザーは不便を強いられることとなる。本発明は
上記実情に鑑み提案されたもので、燃焼を司るファンモ
ータのFF量補正精度を向上させ、突然の燃焼停止に至
らない様、ファンモータ異常を的確に検出できる燃焼制
御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、燃焼装置に適切な風量を
供給するべくファンモータを目標風量にて動作させるた
めのフィードフォワード量(以下単にFF量)を補正す
る機能を有する燃焼制御装置であって、前記ファンモー
タの風量を検出する風量検出部を備え、前記ファンモー
タとその制御部を燃焼装置本体に組み込み、FF量の補
正モードに移行させ、前記ファンモータを第1の条件及
び第2の条件のもとで回転させ、それぞれの条件下にお
けるファンモータの風量を不揮発性記憶装置に記憶さ
せ、的確なファンモータのFF量補正の関係式を得るこ
とを特徴としている。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、前記関係
式に従って所定の許容範囲1を設定し、通常動作中にフ
ァンモータの風量が許容範囲1内にない場合に回転異常
を報知することをことを特徴としている。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、上記した
請求項1に記載の発明の構成に加えて、通常動作中に前
記許容範囲1内にファンモータの風量がない場合、前記
許容範囲1より広く設定した許容範囲2内に有るか否か
を判別し、その判別結果が許容範囲にないとき、ファン
モータ制御装置が故障寸前であるとみなしてファンモー
タの動作を停止することを特徴としている。
【0010】また、請求項4に記載の発明は、前記ファ
ンモータのFF量補正の関係式を得るための第1、第2
の条件は、電圧値であることを特徴とする。
【0011】また、前記ファンモータのFF量補正の関
係式を得るための第1、第2の条件は、電流値であるこ
とを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、一実施の形態を示す図面に
基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係
る燃焼制御装置を給湯器のファンモータ制御に使用する
場合の概略構成図である。ここで、実際の製品にファン
モータ10とその制御部であるFM制御部11を組み付
け、FF量補正モードに移行させる。ファンモータ10
をFF量補正モードに移行するには、外部からの命令を
マイコン12に与える必要がある。また、外部通信手段
としてパソコン13をマイコン12と接続する。
【0013】ファンモータ10を作動させるマイコン1
2の信号は、PWM(Pluse WidthModulation)にて行
い、一定周波数でONデユーテイーを可変させることに
より、ファンモータ10に電圧を供給する。FF量補正
モードに移行させた後、ファンモータ10に一定電圧を
供給するため、PWMのONデューティ15%(最小風
量)をファンモータ制御部11に与え、その時の風量を
風量検出部14で検知し、不揮発性記憶装置であるEE
PROM15に記憶させる。次に、PWMのONデュー
ティ65%(最大風量)時の風量を先程と同様に、EE
PROM15に記憶させる。
【0014】以上のようにして得られたファンモータ電
圧指示信号が15%、65%時の風量により、図2に示
す関係式が得られる。この関係式を基にファンモータの
目標風量に応じたPWMをマイコン12から出力するこ
とができる。また、このようにして得られた関係式に所
定の許容範囲1を設定し、この許容範囲1内に風量が無
い場合、ファンモータの風量が異常であると判断し報知
する。
【0015】また、通常動作中に前記許容範囲1内にフ
ァンモータの風量がない場合、前記許容範囲1より広く
設定した許容範囲2内に有るか否かを判別し、その判別
結果が許容範囲にないとき、ファンモータ制御装置が故
障寸前であるとみなしてファンモータの動作を停止す
る。
【0016】図3は、本発明の他の実施形態を示す概略
構成図である。ここで、FF量補正モードに移行させた
後、ファンモータ10に一定電流を供給すため、PWM
のONデューティ15%(最小風量)をファンモータ制
御部11に与え、その時の風量を風量検出部14で検知
し、不揮発性記憶装置であるEEPROM15に記憶さ
せる。次に、PWMのONデューティ65%(最大風
量)時の風量を先程と同様に、EEPROM15に記憶
させる。
【0017】以上のようにして得られたファンモータ電
流指示信号が15%、65%時の風量により、図3に示
す関係式が得られる。この関係式を基にファンモータの
目標風量に応じたPWMをマイコン12から出力するこ
とができる。また、このようにして得られた関係式に所
定の許容範囲1を設定し、この許容範囲1内に風量が無
い場合、ファンモータの風量が異常であると判断し報知
する。
【0018】また、通常動作中に前記許容範囲1内にフ
ァンモータの風量がない場合、前記許容範囲1より広く
設定した許容範囲2内に有るか否かを判別し、その判別
結果が許容範囲にないとき、ファンモータ制御装置が故
障寸前であるとみなしてファンモータの動作を停止す
る。
【0019】
【発明の効果】この発明は上記した構成からなるので、
以下に説明するような効果を奏することができる。
【0020】請求項1に記載の発明では、燃焼装置のフ
ァンモータを目標風量にて動作させるためのFF量を補
正する機能を有する燃焼制御装置であって、前記ファン
モータと制御部を燃焼制御装置本体に組み込み、FF量
の補正モードに移行させ、前記ファンモータを第1の条
件及び第2の条件のもとで回転させ、それぞれの条件に
おけるファンモータの風量を不揮発性記憶装置に記憶さ
せ、的確なファンモータのFF量補正の関係式を得るの
で、突然の燃焼停止に至らないように検知することがで
きる。
【0021】また、請求項2に記載の発明では、上記し
た請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記関係式に
従って所定の許容範囲1を設定し、通常動作中にファン
モータの風量が許容範囲1内にない場合に回転異常を報
知するので、ファンモータの動作異常を監視することが
できる。
【0022】また、請求項3に記載の発明では、通常動
作中に前記許容範囲1内にファンモータの風量がない場
合、前記許容範囲1より広く設定した許容範囲2内に有
るか否かを判別し、その判別結果が許容範囲にないと
き、ファンモータ制御装置が故障寸前であるとみなして
ファンモータの動作を停止するので、ファンモータの異
常を的確に検知できる。
【0023】また、請求項4に記載の発明は、前記ファ
ンモータのFF量補正の関係式を得るための条件は、電
圧値であるので電圧によってFF量制御ができる。
【0024】また、請求項5に記載の発明は、前記ファ
ンモータのFF量補正の関係式を得るための条件は電流
値であるので、電流によってFF量制御ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る燃焼制御装置の回路構成例を示す
説明図である。
【図2】同燃焼制御装置の一例を示す概略構成図であ
る。
【図3】同燃焼制御装置の他の実施形態を示す概略構成
図である。
【符号の説明】
10 ファンモータ 11 FM制御部 12 マイコン 13 パソコン 14 風量検出部 15 EEPROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−141649(JP,A) 特開 平8−75146(JP,A) 特開 昭64−39281(JP,A) 特開 平8−178265(JP,A) 特開 平8−159082(JP,A) 特開 平5−164323(JP,A) 特開 平5−196229(JP,A) 特開 平5−118532(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23N 3/08 F23N 5/24 104

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼装置に適切な風量を供給するべくフ
    ァンモータを目標風量にて動作させるためのフィードフ
    ォワード量(以下単にFF量)を補正する機能を有する
    燃焼制御装置であって、前記ファンモータの風量を検出
    する風量検出部を備え、前記ファンモータとその制御部
    を燃焼装置本体に組み込み、FF量の補正モードに移行
    させ、前記ファンモータを第1の条件及び第2の条件の
    もとで回転させ、それぞれの条件下におけるファンモー
    タの風量を不揮発性記憶装置に記憶させ、的確なファン
    モータのFF量補正の関係式を得ることを特徴とする燃
    焼制御装置。
  2. 【請求項2】 前記関係式に従って所定の許容範囲1を
    設定し、通常動作中にファンモータの風量が許容範囲1
    内にない場合にファンモータ風量異常を報知することを
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃焼制御装置。
  3. 【請求項3】 通常動作中に前記許容範囲1内にファン
    モータの風車がない場合、前記許容範囲1より広く設定
    した許容範囲2内に有るか否かを判別し、その判別結果
    が許容範囲にないとき、ファンモータ制御装置が故障寸
    前であるとみなしてファンモータの動作を停止すること
    を特徴とする請求項1に記載の燃焼制御装置。
  4. 【請求項4】 前記ファンモータのFF量補正の関係式
    を得るための条件は、電圧値であることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか1に記載の燃焼制御装置。
  5. 【請求項5】 前記ファンモータのFF量補正の関係式
    を得るための条件は、電流値であることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか1に記載の燃焼制御装置。
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